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Cisco IP Phone 8800 シリーズ アクセシビリティ機能
Cisco IP Phones 8811、8841、8845、8851、8851NR、8861、および 8865 には、視覚障害、聴覚障害、運動障害を持つユーザのためのアクセシビリティ機能があります。こうした機能の多くは標準搭載されているため、障がいを持つユーザは特別な設定を行うことなく使用できます。
このマニュアルの電話機のサポート ページという用語は、特定の機能を設定するためにユーザがアクセスできる Web ページのことをいいます。Cisco Unified Communications Manager(リリース 10.0 以降)では、これらのページは、セルフ ケア ポータルになっています。Cisco Unified Communications Manager(リリース 9.1 以前)では、これらのページはユーザ オプションという Web ページです。
詳細については、次の場所にある電話機のユーザ ガイドを参照してください。 http://www.cisco.com/c/en/us/support/collaboration-endpoints/unified-ip-phone-8800-series/products-user-guide-list.html
シスコでは、組織のニーズに合った、アクセシビリティ機能搭載の製品および技術の設計や提供に取り組んでいます。シスコおよびシスコによるアクセシビリティへの取り組みに関する詳細については、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/go/accessibility
聴覚障がい者向けのアクセシビリティ機能
電話には、設定の必要がほとんどない、あるいはまったくない標準のアクセシビリティ機能が付属しています。
視覚障がい者向けアクセシビリティ機能
電話には、設定の必要がほとんどない、あるいはまったくない標準のアクセシビリティ機能が付属しています。
運動障がい者向けアクセシビリティ機能
電話には、設定の必要がほとんどない、あるいはまったくない標準のアクセシビリティ機能が付属しています。
所有している電話機のモデルを確認するには、アプリケーション を押し、[電話の情報(Phone information)] を選択します。[モデル番号(Model number)] フィールドに、電話のモデルが表示されます。
Cisco IP Phone 8800 シリーズ壁面取り付けキットアクセシビリティ
Cisco IP Phone 8800 シリーズは、次のいずれかの壁面取り付けキットを使用して壁に取り付けることができます。
Cisco IP Phone 8800 シリーズ向け壁面取り付けキット:単一の電話機を壁に取り付けるために使用します。
単一 KEM 搭載の Cisco IP Phone 8800 シリーズ向け壁面取り付けキット:キー拡張モジュールが 1 つ搭載された単一の電話機を壁に取り付けるために使用されます。
Cisco IP Phone 8800 ビデオ シリーズ向け壁面取り付けキット:単一のビデオ電話を壁に取り付けるために使用します。
Cisco IP Phone 8800 向け壁面取り付けキットと単一の KEM を搭載した Cisco IP Phone 8800 シリーズ向け壁面取り付けキットは、電話機の壁面への取り付けについて、アメリカ障がい者法(ADA)の ADAAG の要件「307.2 Protrusion Limits」の項に準拠しています。
Cisco IP Phone 8800 ビデオ シリーズ向け壁面取り付けキットは少し大きいため、電話機の壁面への取り付けに関するアメリカ障がい者法(ADA)の ADAAG の要件「307.2 Protrusion Limits」の項に準拠していません。
下の図は、壁面取り付けキットを使用して取り付けられた電話機の側面図を示しています。
サードパーティ製のアクセシビリティ アプリケーション
シスコはパートナーと密接に連携し、シスコ製品とソリューションのアクセシビリティとユーザビリティを補完するソリューションを提供します。Cisco IP phones のリアルタイム キャプショニング、聴覚障がい者用テキスト電話(TDD / TTY)、リアルタイム テキスト(RTT)、Hearing Carry Over(HCO / VCO)、発信者 ID 音声、着信音量を上げるためのハンドセット用インライン アンプ、"busy lights"、Cisco IP phones 向け聴覚または視覚的な緊急表示(障がい者向けサポート)など、サードパーティのアプリケーションがあります。
Cisco Unified Communications 社製品のすべてのアクセシビリティ機能と、Cisco IP phones で動作するいくつかのサード パーティの補助的機能を紹介するリンクがあります。
サードパーティ製のアプリケーションについては、管理者にお問い合わせください。
Cisco Unified Communications Manager のアクセシビリティ機能
次の表に、Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified CM)のアクセシビリティ機能に関する情報を示します。詳細については、使用している電話機のユーザ ガイドを参照してください。
アクセシビリティ機能
説明
設定要件
プログラム可能な回線キー(PLK)
特定の回線で通話を開始、応答、または切り替えるには、回線ボタンを使用します。これらのボタンに、短縮ダイヤル、エクステンション モビリティ、プライバシー、話中ランプ フィールド(BLF)短縮ダイヤル、応答不可(DND)、サービス URL など、限られた数の機能を割り当てます。
PLK 機能により、回線ボタンに割り当てることができる機能が拡張され、通常ソフトキーで制御する機能(発信、折返し、終了、不在転送など)も対象にできます。これらの機能を回線ボタンに設定すると、それらは常に表示され、「固定の」発信キーを設定できます。
小さく、使いづらいソフトキーに通常は割り当てられている機能が簡単に利用できます。
すべての Cisco IP Phone で標準機能ですが、設定が必要です。
管理者が電話機に PLK を割り当てます。
オーディオ メッセージ受信インジケータ(AMWI)
Cisco Unified IP Phone では、ボイス メッセージが電話機で待機中の場合に、回線に固有のスタッター ダイヤル トーンを送信することができます。この音が聞こえるのは、使用中の回線でメッセージを受信した場合のみです。(ボイス メッセージが残されている回線で)オフフックになると、断続ダイヤル トーンが聞こえます。
電話機のサポート ページにログインし、オーディオ メッセージ インジケータの設定をオンまたはオフに変更することで、オーディオ ボイス メッセージ インジケータの設定を変更できます。
すべての Cisco IP Phone で標準機能です。
設定が必要で、詳細は次のとおりです。
サイレント(アラートおよび拒否)
管理者が電話機を設定して、すべてのオーディオ通知とビジュアル通知をオンにするか、または着信音のみをオンにする、あるいは着信コールに対して電話でアラートするタイプを選択します。
すべての Cisco IP Phone で標準機能ですが、設定が必要です。
ビジー ランプ フィールド
話中ランプ フィールド(BLF)機能を使用して、短縮ボタン、コール ログ、または電話に表示されるディレクトリに関連付けられた電話番号(DN)のコール状態をモニタします。
さらに、BLF ピックアップを使用して、ディレクトリ番号の着信コールをモニタすることができます。
DN が着信コールを受信すると、そのコールに応答できるようにシステムが通知します。
すべての Cisco IP Phone で標準機能ですが、設定が必要です。
電話機のサポート ページは次のとおりです。
Cisco IP Phone は、次のアクションを可能にするネットワーク デバイスです。
すべての Cisco IP Phone で標準機能ですが、設定が必要です。
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