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目次
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 では、幅広い機能セットが提供されるようになりました。
iPhone、iPod、および iTouch ユーザの場合は、Cisco Jabber for iPhone and iPad アプリケーションをインストールして Cisco Jabber IM for iPhone と Cisco Jabber for iPhone を自動的に置き換えることができます。
(注) |
Cisco Jabber IM for iPhone と Cisco Jabber for iPhone リリース 9.5 のユーザは、App Store から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 へアップグレードする自動アップグレードの通知を受信します。 |
Cisco Jabber for iPhone and iPad へのアップグレードを希望する Cisco Jabber Voice for iPhone ユーザは、手動でアップグレードする必要があります。 以前のバージョンの Cisco Jabber Voice for iPhone をすでにセットアップしていてプレゼンス サーバのセットアップを行わない場合は、音声のみの構成に Cisco Jabber Voice for iPhone を引き続き使用することを推奨します。
Cisco Jabber Voice for iPhone の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11596/prod_release_notes_list.html のリリース ノートを参照してください。
Cisco Jabber for iPhone and iPad へのアップグレードを希望する iPad ユーザの場合は、最初に以前のバージョンの Cisco Jabber Video for iPad をアンインストールしてから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 をインストールすることを強く推奨します。 以前のバージョンの Cisco Jabber Video for iPad をすでにセットアップしていてプレゼンス サーバのセットアップを行わない場合は、ビデオのみの構成に Cisco Jabber Video for iPad を引き続き使用することを推奨します。 Cisco TelePresence® Video Communication Server(VCS)、Cisco Jabber VideoTM for TelePresence、または Cisco WebEx Telepresence サービスを使用する場合は、Cisco Jabber Video for iPad を引き続き使用し、必要に応じて Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 をインストールすることを推奨します。 2 つのアプリケーションが同時に存在すると競合が発生する可能性があるため、Cisco Unified Communications Manager をセットアップするときは注意してください。
Cisco Jabber Video for iPad の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12430/prod_release_notes_list.html のリリース ノートを参照してください。
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 では、ユーザのプライマリ認証は Cisco Unified Communications Manager の代わりにプレゼンス サーバに対して行われます。
少なくとも、Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 のユーザにインスタント メッセージとプレゼンス機能をプロビジョニングする必要があります。 また、ユーザに音声、ビデオ、ボイスメール、会議をプロビジョニングことも可能です。
現在、Cisco Unified Communications Manager で Cisco Jabber Voice for iPhone のみをサポートしていてプレゼンス サーバを追加しない場合は、Cisco.com で Cisco Jabber Voice for iPhone のドキュメントを参照してください。
シスコはプライマリ認証サーバとして Cisco Unified Communications Manager を使用する音声のみのバージョンのクライアントを引き続き提供します。
シスコは、ユニファイド コミュニケーションの製品バージョンと区別するために、音声のみのバージョンのクライアントの名前を Cisco Jabber Voice for iPhone に変更しました。
クライアントを Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードする手順は、現在の展開環境によって異なります。 次の表を使用して、展開環境に適した手順を探してください。
現在のクライアント | プライマリ認証サーバ | アップグレード手順 |
---|---|---|
Cisco Jabber Voice for iPhone | Cisco Unified Communications Manager | プライマリ認証サーバとして、次のプレゼンス サーバのいずれかを展開する必要があります。
|
Cisco Jabber Video for iPad | Cisco Unified Presence | Cisco Unified Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence | Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 | |
Cisco WebEx | Cisco WebEx での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 | |
Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)、Cisco Jabber Video for TelePresence(Movi)、または Cisco WebEx Telepresence サービス | サポートされていません。 |
プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco Unified Presence を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
このトピックでは、Cisco Unified Presence リリース 8.6 について述べます。
プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco Unified Communications Manager IM and Presence を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
このトピックは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence リリース 9.0 以降に該当します。
ステップ 1 |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サーバをインストールして設定します。 Cisco Unified Communications Manager IM and Presence のドキュメントを参照してください。 |
||||||||||||
ステップ 2 |
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence と Cisco Unified Communications Manager を連動させます。
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||||||||||||
ステップ 3 |
Cisco Unified Communications Manager で次の手順を実行します。
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||||||||||||
ステップ 4 |
セットアップした任意のプロファイルにユーザを追加します。
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ステップ 5 |
グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。 |
プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco WebEx を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
ステップ 1 |
Cisco WebEx にユニファイド コミュニケーションのクラスタを作成します。 詳細については、「Creating unified communications clusters」のトピックを参照してください。 |
ステップ 2 | クラスタをユーザにプロビジョニングします。 詳細については、『Cisco WebEx Connect Administrator's Guide』の「Cisco WebEx federation with other instant messaging providers」の章を参照してください。 |
ステップ 3 |
(任意)会議の統合を有効にします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing in Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。 |
ステップ 4 |
Cisco Unified Communications Manager で次の手順を実行します。
|
ステップ 5 |
(任意)ボイスメールに自動的にサインインするために電話機のクレデンシャルを使用するには、グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「サービス クレデンシャル パラメータ」のトピックを参照してください。 |
ご使用の Cisco Unified Presence の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 同じサービスを引き続き提供することができます。 必要に応じて、簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、会議を追加することができます。
このトピックでは、Cisco Unified Presence リリース 8.6 について述べます。
ステップ 1 |
(推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。 |
ステップ 2 |
(任意)音声およびビデオ通話をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章を参照してください。 |
ステップ 3 |
グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。 |
ステップ 4 |
CCMCIP または CTI プロファイルが設定されていないことを確認します。 CCMCIP または CTI プロファイルを設定した場合は、ユーザがクライアントにサインインしようとすると、デバイス構成エラーが表示されます。 |
ステップ 5 |
(任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing on Cisco Unified Presence」の章を参照してください。 |
ご使用の Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 同じサービスを引き続き提供することができます。 必要に応じて、簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、会議を追加することができます。
このトピックは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence リリース 9.0 以降に該当します。
ステップ 1 |
(推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。 |
ステップ 2 | (任意)音声およびビデオ通話をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章を参照してください。 |
ステップ 3 |
グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。 |
ステップ 4 |
CCMCIP または CTI プロファイルが設定されていないことを確認します。 CCMCIP または CTI プロファイルを設定した場合は、ユーザがクライアントにサインインしようとすると、デバイス構成エラーが表示されます。 |
ステップ 5 |
(任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager IM and Presence」の章を参照してください。 |
ご使用の Cisco WebEx の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 現在の展開環境に簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、または会議を追加するには、次の手順を必要に応じて実行します。
ステップ 1 |
(推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。 |
ステップ 2 |
(任意)音声およびビデオ通話を設定します。 音声およびビデオ通話は、Cisco WebEx の展開に必須ではありません。 音声およびビデオ通話を追加する場合は、最初に Cisco Unified Communications Manager を展開する必要があります。 音声およびビデオ機能のセットアップの詳細については、『Server Setup Guide』の「Provision Audio and Video Capabilities in Hybrid Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。 |
ステップ 3 |
(任意)ボイスメールをセットアップします。 ボイスメールは、Cisco WebEx の展開に必須ではありません。 ボイスメールを追加する場合は、最初に Cisco Unity Connection を展開する必要があります。 ボイスメールのセットアップの詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail in Hybrid Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。 |
ステップ 4 |
(任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing in Cloud-Based Deployment」の章を参照してください。 |
[スピード ダイヤル ラベル(Speed dial label)] が無効になり、[回線(line)] の制限が 26 から 1 に変更されます。
これ以外に、Cisco Jabber for iPhone リリース 9.5 と Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 の設定に違いはありません。
次の表は、Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(3) と Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 で使用する設定方法を比較します。
Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4) |
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 |
||
---|---|---|---|
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で、次を設定します。
|
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定が適用されなくなりました。
|
Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4) |
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 |
---|---|
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で、次を設定します。 |
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定が適用されなくなりました。
|
Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4) |
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 |
---|---|
次の [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で設定します。 |
次の [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定を使用して設定します。 |
Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4) |
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 |
---|---|
|
|
次の設定は、このリリースでは適用されなくなりました。
グローバル設定ファイルの詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] の設定方法の詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Product Specific Configuration Layout」のトピックを参照してください。
目次
- アップグレード
- アップグレードのシナリオ
- Cisco Unified Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco WebEx の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco Unified Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
- Cisco WebEx での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
- Cisco Jabber for iPhone and iPad をアップグレードするときの設定の相違点
アップグレードのシナリオ
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 では、幅広い機能セットが提供されるようになりました。
iPhone、iPod、および iTouch ユーザの場合は、Cisco Jabber for iPhone and iPad アプリケーションをインストールして Cisco Jabber IM for iPhone と Cisco Jabber for iPhone を自動的に置き換えることができます。
(注)
Cisco Jabber IM for iPhone と Cisco Jabber for iPhone リリース 9.5 のユーザは、App Store から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 へアップグレードする自動アップグレードの通知を受信します。Cisco Jabber for iPhone and iPad へのアップグレードを希望する Cisco Jabber Voice for iPhone ユーザは、手動でアップグレードする必要があります。 以前のバージョンの Cisco Jabber Voice for iPhone をすでにセットアップしていてプレゼンス サーバのセットアップを行わない場合は、音声のみの構成に Cisco Jabber Voice for iPhone を引き続き使用することを推奨します。
Cisco Jabber Voice for iPhone の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps11596/prod_release_notes_list.html のリリース ノートを参照してください。
Cisco Jabber for iPhone and iPad へのアップグレードを希望する iPad ユーザの場合は、最初に以前のバージョンの Cisco Jabber Video for iPad をアンインストールしてから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 をインストールすることを強く推奨します。 以前のバージョンの Cisco Jabber Video for iPad をすでにセットアップしていてプレゼンス サーバのセットアップを行わない場合は、ビデオのみの構成に Cisco Jabber Video for iPad を引き続き使用することを推奨します。 Cisco TelePresence® Video Communication Server(VCS)、Cisco Jabber VideoTM for TelePresence、または Cisco WebEx Telepresence サービスを使用する場合は、Cisco Jabber Video for iPad を引き続き使用し、必要に応じて Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 をインストールすることを推奨します。 2 つのアプリケーションが同時に存在すると競合が発生する可能性があるため、Cisco Unified Communications Manager をセットアップするときは注意してください。
Cisco Jabber Video for iPad の詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/ps12430/prod_release_notes_list.html のリリース ノートを参照してください。
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 では、ユーザのプライマリ認証は Cisco Unified Communications Manager の代わりにプレゼンス サーバに対して行われます。
少なくとも、Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 のユーザにインスタント メッセージとプレゼンス機能をプロビジョニングする必要があります。 また、ユーザに音声、ビデオ、ボイスメール、会議をプロビジョニングことも可能です。
重要:現在、Cisco Unified Communications Manager で Cisco Jabber Voice for iPhone のみをサポートしていてプレゼンス サーバを追加しない場合は、Cisco.com で Cisco Jabber Voice for iPhone のドキュメントを参照してください。
シスコはプライマリ認証サーバとして Cisco Unified Communications Manager を使用する音声のみのバージョンのクライアントを引き続き提供します。
シスコは、ユニファイド コミュニケーションの製品バージョンと区別するために、音声のみのバージョンのクライアントの名前を Cisco Jabber Voice for iPhone に変更しました。
クライアントを Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードする手順は、現在の展開環境によって異なります。 次の表を使用して、展開環境に適した手順を探してください。
表 1 さまざまな展開環境のアップグレード手順 現在のクライアント プライマリ認証サーバ アップグレード手順 Cisco Jabber Voice for iPhone Cisco Unified Communications Manager プライマリ認証サーバとして、次のプレゼンス サーバのいずれかを展開する必要があります。
- Cisco Unified Presence
Cisco Unified Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレードを参照してください。
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレードを参照してください。
- Cisco WebEx
Cisco WebEx の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレードを参照してください。
Cisco Jabber Video for iPad Cisco Unified Presence Cisco Unified Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 Cisco WebEx Cisco WebEx での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード を参照してください。 Cisco TelePresence Video Communication Server(VCS)、Cisco Jabber Video for TelePresence(Movi)、または Cisco WebEx Telepresence サービス サポートされていません。
- Cisco Unified Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco WebEx の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
- Cisco Unified Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
- Cisco WebEx での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
Cisco Unified Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
手順プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco Unified Presence を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
このトピックでは、Cisco Unified Presence リリース 8.6 について述べます。
ステップ 1 Cisco Unified Presence サーバをインストールして設定します。 Cisco Unified Presence のドキュメントを参照してください。
ステップ 2 Cisco Unified Presence と Cisco Unified Communications Manager を連動させます。
ステップ 3 Cisco Unified Communications Manager で次の手順を実行します。
ステップ 4 セットアップした任意のプロファイルにユーザを追加します。
オプション 説明 CCMCIP 詳細については、『Server Setup Guide』にある、ご使用のリリースに関する「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Create a CCMCIP Profile」のトピックを参照してください。
ボイスメール 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail on Cisco Unified Presence」の章にある「Create a Voicemail Profile」のトピックを参照してください。
メールストア(Mailstore) 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail on Cisco Unified Presence」の章にある「Create a Mailstore」のトピックを参照してください。
会議 次のいずれかのトピックに従います。
- Cisco WebEx Meetings Server:『Server Setup Guide』にある、ご使用のリリースに関する「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Add Cisco WebEx Meetings Server to a Profile」のトピックを参照してください。
- Cisco WebEx Meeting Center:『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Add Cisco WebEx Meeting Center to a Profile」のトピックを参照してください。
ステップ 5 グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
手順プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco Unified Communications Manager IM and Presence を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
このトピックは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence リリース 9.0 以降に該当します。
ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager IM and Presence サーバをインストールして設定します。 Cisco Unified Communications Manager IM and Presence のドキュメントを参照してください。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager IM and Presence と Cisco Unified Communications Manager を連動させます。
ステップ 3 Cisco Unified Communications Manager で次の手順を実行します。
ステップ 4 セットアップした任意のプロファイルにユーザを追加します。
オプション 説明 CCMCIP 詳細については、『Server Setup Guide』にある、ご使用のリリースに関する「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Create a CCMCIP Profile」のトピックを参照してください。
ボイスメール 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail on Cisco Unified Communications Manager Version 9 and Higher」の章にある、「Create a Voicemail Profile」のトピックを参照してください。
メールストア 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail on Cisco Unified Communications Manager Version 9 and Higher」の章にある、「Create a Mailstore」のトピックを参照してください。
ディレクトリ 詳細については、『Server Setup Guide』の「Create a Service Profile」のトピックを参照してください。
会議 次のいずれかのトピックに従います。
- Cisco WebEx Meetings Server:『Server Setup Guide』にある、ご使用のリリースに関する「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Add Cisco WebEx Meetings Server to a Profile」のトピックを参照してください。
- Cisco WebEx Meeting Center:『Server Setup Guide』にある、ご使用のリリースに関する「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Add Cisco WebEx Meeting Center to a Profile」のトピックを参照してください。
ステップ 5 グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
Cisco WebEx の追加による Cisco Jabber Voice for iPhone のアップグレード
手順プライマリ プレゼンス サーバとして Cisco WebEx を統合することによって Cisco Jabber Voice for iPhone の以前のリリースから Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。
ステップ 1 Cisco WebEx にユニファイド コミュニケーションのクラスタを作成します。 詳細については、「Creating unified communications clusters」のトピックを参照してください。
ステップ 2 クラスタをユーザにプロビジョニングします。 詳細については、『Cisco WebEx Connect Administrator's Guide』の「Cisco WebEx federation with other instant messaging providers」の章を参照してください。 ステップ 3 (任意)会議の統合を有効にします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing in Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。
ステップ 4 Cisco Unified Communications Manager で次の手順を実行します。
ステップ 5 (任意)ボイスメールに自動的にサインインするために電話機のクレデンシャルを使用するには、グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「サービス クレデンシャル パラメータ」のトピックを参照してください。
関連資料
Cisco Unified Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
手順ご使用の Cisco Unified Presence の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 同じサービスを引き続き提供することができます。 必要に応じて、簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、会議を追加することができます。
このトピックでは、Cisco Unified Presence リリース 8.6 について述べます。
ステップ 1 (推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。
ステップ 2 (任意)音声およびビデオ通話をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章を参照してください。
ステップ 3 グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
ステップ 4 CCMCIP または CTI プロファイルが設定されていないことを確認します。 CCMCIP または CTI プロファイルを設定した場合は、ユーザがクライアントにサインインしようとすると、デバイス構成エラーが表示されます。
ステップ 5 (任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing on Cisco Unified Presence」の章を参照してください。
関連資料
Cisco Unified Communications Manager IM and Presence での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
手順ご使用の Cisco Unified Communications Manager IM and Presence の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 同じサービスを引き続き提供することができます。 必要に応じて、簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、会議を追加することができます。
このトピックは、Cisco Unified Communications Manager IM and Presence リリース 9.0 以降に該当します。
ステップ 1 (推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。
ステップ 2 (任意)音声およびビデオ通話をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章を参照してください。 ステップ 3 グローバル設定ファイル(jabber-config.xml)を作成し、TFTP サーバにアップロードします。 詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
ステップ 4 CCMCIP または CTI プロファイルが設定されていないことを確認します。 CCMCIP または CTI プロファイルを設定した場合は、ユーザがクライアントにサインインしようとすると、デバイス構成エラーが表示されます。
ステップ 5 (任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing on Cisco Unified Communications Manager IM and Presence」の章を参照してください。
関連資料
Cisco WebEx での Cisco Jabber Video for iPad のアップグレード
手順ご使用の Cisco WebEx の展開で、クライアントを Cisco Jabber Video for iPad から Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 にアップグレードします。 現在の展開環境に簡単なプロビジョニング、音声とビデオ、ボイスメール、または会議を追加するには、次の手順を必要に応じて実行します。
ステップ 1 (推奨)ユーザがクライアントをインストールするときに必要なステップを簡略化するため、簡単なプロビジョニングを設定します。 詳細については、「プレゼンス サーバの検出」のトピックを参照してください。
ステップ 2 (任意)音声およびビデオ通話を設定します。 音声およびビデオ通話は、Cisco WebEx の展開に必須ではありません。 音声およびビデオ通話を追加する場合は、最初に Cisco Unified Communications Manager を展開する必要があります。
音声およびビデオ機能のセットアップの詳細については、『Server Setup Guide』の「Provision Audio and Video Capabilities in Hybrid Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。
ステップ 3 (任意)ボイスメールをセットアップします。 ボイスメールは、Cisco WebEx の展開に必須ではありません。 ボイスメールを追加する場合は、最初に Cisco Unity Connection を展開する必要があります。
ボイスメールのセットアップの詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Voicemail in Hybrid Cloud-Based Deployments」の章を参照してください。
ステップ 4 (任意)ユーザに会議機能をプロビジョニングします。 詳細については、『Server Setup Guide』の「Set Up Conferencing in Cloud-Based Deployment」の章を参照してください。
関連情報
Cisco Jabber for iPhone and iPad をアップグレードするときの設定の相違点
[スピード ダイヤル ラベル(Speed dial label)] が無効になり、[回線(line)] の制限が 26 から 1 に変更されます。
これ以外に、Cisco Jabber for iPhone リリース 9.5 と Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 の設定に違いはありません。
次の表は、Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(3) と Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6 で使用する設定方法を比較します。
表 2 ディレクトリの設定 Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4)
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で、次を設定します。
- 国コード(Country Code)
- ディレクトリ ルックアップ ルールの URL
- アプリケーション ダイヤル ルールの URL
- LDAP ユーザ認証の有効化(Enable LDAP User Authentication)
- LDAP ユーザ名(LDAP Username)
- LDAP パスワード(LDAP Password)
- LDAP サーバ(LDAP Server)
- LDAP SSL の有効化(Enable LDAP SSL)
- LDAP 検索ベース(LDAP Search Base)
- LDAP フィールド マッピング(LDAP Field Mappings)
- LDAP 画像の場所(LDAP Photo Location)
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定が適用されなくなりました。
- Cisco Unified Presence と Cisco Unified Communications Manager IM and Presence
グローバル設定ファイルを使用してディレクトリ サービスを設定します。
(注) これらのオプションは、このリリースではサポートされなくなりました。
- Cisco WebEx
グローバル設定は必要ありません。
表 3 ボイスメールの設定 Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4)
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で、次を設定します。
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定が適用されなくなりました。
- Cisco Unified Presence
現在は、Cisco Unified Presence サーバで設定されます。
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence
現在は、Cisco Unified Communications Manager リリース 9 以降で設定されます。
- Cisco WebEx
現在は、グローバル設定ファイルを使用して設定されます。
表 4 音声とビデオの設定 Cisco Jabber Video for iPad リリース 9.3(4)
Cisco Jabber for iPhone and iPad リリース 9.6
次の [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定で設定します。
次の [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 設定を使用して設定します。
- その他の機能設定
次の設定は、このリリースでは適用されなくなりました。
- Shake To Lock を許可しない(Disallow Shake To Lock)
- 標準モード コーデック(Normal Mode Codecs)
- 低帯域幅コーデック(Low Bandwidth Codecs)
- Meeting Place 番号(Meeting Place Numbers)
- WebEx 番号(WebEx Numbers)
- 連絡先(Contacts)
- XML オプション(XML Options)
- セキュア コネクト(Secure Connect)
- セキュア コネクトのゲートウェイ アドレス(Secure Connect Gateway Address)
- セキュア コネクト認証(Secure Connect Authentication)
- グループ(Group)
- セキュア コネクト証明書(Secure Connect Certificate)
- 登録グループ(SCEP)(Secure Connect Certificate Enrollment Group)
- セキュア コネクト ユーザ名(Secure Connect Username)
グローバル設定ファイルの詳細については、このマニュアルの「クライアントの設定」および「ディレクトリ ソースとの統合」の章を参照してください。
[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] の設定方法の詳細については、『Server Setup Guide』のご使用のリリースの「Provision Audio and Video Capabilities on Cisco Unified Communications Manager」の章の「Product Specific Configuration Layout」のトピックを参照してください。