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目次
Cisco Jabber for Windows の展開やトラブルシューティングを支援するその他の情報を確認します。
統合された通信インフラストラクチャを移行するには、Cisco Unified Presence バージョン 8.x から Cisco Unified Communications Manager IM and Presence バージョン 9.x 以降にプレゼンス サーバをアップグレードします。 また、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.x からバージョン 9.x 以降にアップグレードします。
移行作業を開始する前に、サーバのバージョンにおけるアーキテクチャの相違点と、この変更がクライアントにどのように影響を与えるかを理解しておく必要があります。
正常な移行の鍵は、サーバのインフラストラクチャの相違点、および、これらの相違点がクライアントにどのように影響するかを理解することです。
バージョン 8.x サーバのインフラストラクチャでは、Cisco Unified Presence は、認証と設定におけるプライマリ ソースです。
サービスでユーザをプロビジョニングし、TFTP、CCMCIP サービスなどを含むサーバのロケーションを Cisco Unified Presence で取得します。 これらの詳細は、サーバ データベースに存在しています。 クライアントが _cuplogin SRV レコードから Cisco Unified Presence のロケーションを取得する場合、クライアントはユーザを認証し、Cisco Unified Presence のインターフェイスを通じて、データベースから詳細を取得します。 このように、クライアントは、ユーザがログインした後で、プレゼンス サーバから設定とサービスを取得します。
バージョン 9.x サーバのインフラストラクチャでは、Cisco Unified Communications Manager がユーザの主な構成のソースです。
は、ユーザ、グループ、またはクラスタに適用されるサービス プロファイルの Cisco Unified Communications Manager で設定を定義します。 この設定では、ユーザや他のクライアントの特定の設定をプロビジョニングするサービスのロケーションを保持します。 これらの詳細は、サーバ データベースに存在しています。 クライアントが _cisco-uds SRV レコードを取得すると、ユーザのホーム クラスタを検出できます。 クライアントは、TFTP と CCMCIP サービスを検出し、ユーザに設定されたデバイスを入手し、設定されたデバイスを登録できます。 クライアントはまた、追加サービスの設定およびクライアント設定を含むサービス プロファイルを取得します。
クライアントがサービス プロファイルを取得した後で、ユーザがログインするオーセンティケータを確定することができます。
次の図は、バージョン 8.x インフラストラクチャとバージョン 9.x インフラストラクチャの違いを示しています。
バージョン 8.x サーバのインフラストラクチャ | バージョン 9.x のインフラストラクチャ |
---|---|
_cuplogin SRV レコードを配置します。 | _cisco-uds SRV レコードを配置します。 |
クライアントは、Cisco Unified Presence から設定を取得します。 | クライアントは、Cisco Unified Communications Manager から設定を取得します。 |
Cisco Unified Presence は、認証の主なプライマリ ソースです。 | Cisco Unified Communications Manager は、認証の主なプライマリ ソースです。
|
クライアント コンフィギュレーション ファイルのディレクトリ統合と追加クライアント設定を設定する必要があります。 | サービス プロファイルでディレクトリ統合といくつかのクライアント設定を設定することができます。 |
TFTP および CCMCIP サービスのテレフォニー機能を持つユーザをプロビジョニングします。 | クライアントは、ユーザのホーム クラスタを確認したら、TFTP と UDS サービスを検出します。
UDS は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x インフラストラクチャの CCMCIP に置き換えられます。 CCMCIP プロファイルを持つユーザをプロビジョニングする必要はありません。 |
クライアントは、デバイスの設定を取得し、ログイン後にデバイスの登録をします。 | クライアントは、デバイスの設定を取得し、ログイン前にデバイスの登録をします。 |
バージョン 8.x からバージョン 9.x 以降にサーバをアップグレードするために、段階的なアプローチを取る必要があります。 まずサーバのインフラストラクチャをアップグレードし、現在のコンフィギュレーションをそのままにします。 インフラストラクチャ全体のすべてのサーバをアップグレードした後、サービス プロファイルを Cisco Unified Presence から Cisco Unified Communications Manager に移行する必要があります。 すべてのユーザに Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のサービス プロファイルが存在する場合、_cisco-uds SRV レコードを配置できます。
統合された通信サーバのインフラストラクチャを移行する手順は次のとおりです。
Cisco Jabber for Windows では、Microsoft Active Directory Service Interfaces(ADSI)を使用し、ディレクトリ統合を行います。 ディレクトリ統合の問題をトラブルシューティングするには、ADSI エラー コードを参照してください。
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Cisco Jabber for Windows の展開やトラブルシューティングを支援するその他の情報を確認します。
Unified Communications Server インフラストラクチャの移行
統合された通信インフラストラクチャを移行するには、Cisco Unified Presence バージョン 8.x から Cisco Unified Communications Manager IM and Presence バージョン 9.x 以降にプレゼンス サーバをアップグレードします。 また、Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.x からバージョン 9.x 以降にアップグレードします。
移行作業を開始する前に、サーバのバージョンにおけるアーキテクチャの相違点と、この変更がクライアントにどのように影響を与えるかを理解しておく必要があります。
サーバのインフラストラクチャの相違点
正常な移行の鍵は、サーバのインフラストラクチャの相違点、および、これらの相違点がクライアントにどのように影響するかを理解することです。
バージョン 8.x サーバのインフラストラクチャ
バージョン 8.x サーバのインフラストラクチャでは、Cisco Unified Presence は、認証と設定におけるプライマリ ソースです。
サービスでユーザをプロビジョニングし、TFTP、CCMCIP サービスなどを含むサーバのロケーションを Cisco Unified Presence で取得します。 これらの詳細は、サーバ データベースに存在しています。 クライアントが _cuplogin SRV レコードから Cisco Unified Presence のロケーションを取得する場合、クライアントはユーザを認証し、Cisco Unified Presence のインターフェイスを通じて、データベースから詳細を取得します。 このように、クライアントは、ユーザがログインした後で、プレゼンス サーバから設定とサービスを取得します。
バージョン 9.x サーバのインフラストラクチャ
バージョン 9.x サーバのインフラストラクチャでは、Cisco Unified Communications Manager がユーザの主な構成のソースです。
は、ユーザ、グループ、またはクラスタに適用されるサービス プロファイルの Cisco Unified Communications Manager で設定を定義します。 この設定では、ユーザや他のクライアントの特定の設定をプロビジョニングするサービスのロケーションを保持します。 これらの詳細は、サーバ データベースに存在しています。 クライアントが _cisco-uds SRV レコードを取得すると、ユーザのホーム クラスタを検出できます。 クライアントは、TFTP と CCMCIP サービスを検出し、ユーザに設定されたデバイスを入手し、設定されたデバイスを登録できます。 クライアントはまた、追加サービスの設定およびクライアント設定を含むサービス プロファイルを取得します。
クライアントがサービス プロファイルを取得した後で、ユーザがログインするオーセンティケータを確定することができます。
サーバ インフラストラクチャの相違点の概要
次の図は、バージョン 8.x インフラストラクチャとバージョン 9.x インフラストラクチャの主な相違点を強調しています。
バージョン 8.x サーバのインフラストラクチャ バージョン 9.x のインフラストラクチャ _cuplogin SRV レコードを配置します。 _cisco-uds SRV レコードを配置します。 クライアントは、Cisco Unified Presence から設定を取得します。 クライアントは、Cisco Unified Communications Manager から設定を取得します。 Cisco Unified Presence は、認証の主なプライマリ ソースです。 Cisco Unified Communications Manager は、認証の主なプライマリ ソースです。 クライアントがサービス プロファイルを取得したら、次のいずれのオーセンティケータのユーザがログインする必要があるかを決定します。
- Cisco Unified Communications Manager IM and Presence
- フル UC と IM 導入のみ。
- Cisco Unified Communications Manager
- 電話モードの導入。
- Cisco WebEx サービス
- クラウドベースの導入。
クライアント コンフィギュレーション ファイルのディレクトリ統合と追加クライアント設定を設定する必要があります。 サービス プロファイルでディレクトリ統合といくつかのクライアント設定を設定することができます。 TFTP および CCMCIP サービスのテレフォニー機能を持つユーザをプロビジョニングします。 クライアントは、ユーザのホーム クラスタを確認したら、TFTP と UDS サービスを検出します。 メモ:UDS は、Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x インフラストラクチャの CCMCIP に置き換えられます。 CCMCIP プロファイルを持つユーザをプロビジョニングする必要はありません。
クライアントは、デバイスの設定を取得し、ログイン後にデバイスの登録をします。 クライアントは、デバイスの設定を取得し、ログイン前にデバイスの登録をします。 バージョン 8.x からバージョン 9.x 以降へのサーバのアップグレード
手順バージョン 8.x からバージョン 9.x 以降にサーバをアップグレードするために、段階的なアプローチを取る必要があります。 まずサーバのインフラストラクチャをアップグレードし、現在のコンフィギュレーションをそのままにします。 インフラストラクチャ全体のすべてのサーバをアップグレードした後、サービス プロファイルを Cisco Unified Presence から Cisco Unified Communications Manager に移行する必要があります。 すべてのユーザに Cisco Unified Communications Manager バージョン 9.x のサービス プロファイルが存在する場合、_cisco-uds SRV レコードを配置できます。
統合された通信サーバのインフラストラクチャを移行する手順は次のとおりです。
ADSI のエラー コード
Cisco Jabber for Windows では、Microsoft Active Directory Service Interfaces(ADSI)を使用し、ディレクトリ統合を行います。 ディレクトリ統合の問題をトラブルシューティングするには、ADSI エラー コードを参照してください。
ADSI エラー コードの詳細については、次の Microsoft ドキュメントを参照してください。
- ADSI Error Codes(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa772195(v=vs.85).aspx)
- Generic ADSI Error Codes(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa705940(v=vs.85).aspx)
- ADSI 2.5 のエラー コード(http://support.microsoft.com/kb/242076)