この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、独自の Cisco ATA 設定ファイルを作成するために使用できるパラメータとデフォルト値について説明します。また、音声設定メニュー コードを、そのコードを持つパラメータごとに示しています。
Web Configuration 画面の一部のパラメータには、SCCP に使用されないものもあります。この章では、SCCP で使用されるものについてのみ取り上げます。
パラメータは、その機能に基づいてカテゴリに分類されます。この章では、次のカテゴリのパラメータを扱います。
• Cisco ATA は、次のパラメータのタイプを使用します。
–ビットマップ値:符号なし 16 進整数(32 ビット整数でビットを指定するため)
–拡張 IP アドレス:後にポート番号が続く IP アドレス(たとえば 192.168.2.170.9001)
(注) Cisco ATA という用語は、このマニュアルを通じて Cisco ATA 186 と Cisco ATA 188 の両方を示します。Cisco ATA 186 と Cisco ATA 188 に違いがある場合は、特に明記します。
(注) この章では、特定のパラメータの設定例として米国およびスウェーデン向けの推奨値を示しています。その他の国については、各国のシスコ製品の提供元にお問い合せください。
次に、Cisco ATA ソフトウェアに付属の sk_example.txt テキスト ファイルを、その注釈を除いて示します。
このファイルのコピーを作成し、独自のデフォルト設定ファイルまたは Cisco ATA 固有の設定ファイルを作成するためのテンプレートとして使用できます。これらの設定ファイルを作成する手順については、「Cisco ATA のデフォルト設定ファイルの作成」および「特定の Cisco ATA 設定ファイルの作成」を参照してください。
sk_example.txt ファイルは、すべての Cisco ATA のデフォルト値を含んでいます。このリストの後の項では、このファイルのすべてのパラメータについて説明します。
このパラメータ タイプには、UIPassword があります。
このパラメータは、Web ページまたは音声設定メニューのインターフェイスへのアクセスを制御します。パスワードを設定するには、ゼロ以外の値を入力します。
Cisco ATA の設定全体をリセットしない限り、忘れてしまったパスワードを回復することはできません(「Cisco ATA 出荷時のデフォルト値へのリセット」を参照してください)。パスワードを忘れてしまった場合は、Cisco の代理店に問い合せてください。
(注) UIPassword に文字が含まれている場合、電話機キーパッドからはパスワードを入力できません。
「OpFlags」(ビット 7)
この項では、TFTP サーバの検出および設定ファイルの暗号化を Cisco ATA に指示するパラメータについて説明します。次のパラメータがあります。
1:Cisco ATA の設定に TFTP サーバを使用します。
0:Cisco ATA の設定に TFTP サーバを使用しません。
• 「OpFlags」(ビット 0 および 3)
このパラメータを使用して TFTP サーバの IP アドレスまたは URL を指定します。この文字列は、DHCP サーバが TFTP サーバ IP アドレスを提供しない場合に必要です。TftpURL パラメータがゼロ以外の値に設定されている場合、このパラメータは DHCP サーバによって供給された TFTP サーバ IP アドレスより優先されます。
オプションで、ダウンロード対象 TFTP ファイルへのパスのプレフィクスを付けることができます。
たとえば、TFTP サーバの IP アドレスが 192.168.2.170 または www.cisco.com で、TFTP ファイルをダウンロードするパスが /ata186 にある場合は、URL を 192.168.2.170/ata186 または
www.cisco.com/ata186 と指定できます。
(注) 音声設定メニューからは IP アドレスのみを入力できます。Web 設定ページからは実際の URL を入力できます。
• 「Domain」
このパラメータは、TFTP サーバで Cisco ATA 設定ファイルを暗号化するために使用される暗号キーを指定します。
cfgfmt ツールは、Cisco ATA バイナリ設定ファイルを作成するために使用され(「EncryptKey パラメータと cfgfmt ツールの使用」を参照してください)、EncryptKey パラメータが 0 以外の値を持つときに、rc4 暗号化アルゴリズムを使用してバイナリ ファイルを自動的に暗号化します。
(注) Cisco ATA 設定ファイルが暗号化されない場合、値は 0 に設定する必要があります。
この項では、IP アドレス情報を取得するための DHCP サーバの使用を有効または無効にするパラメータ、および DHCP を無効にした場合にスタティックに設定する必要のあるパラメータについて説明します。
• 「DHCP」
DHCP サーバは、Cisco ATA IP アドレス、ネットワーク ルート IP アドレス、サブネット マスク、DNS、NTP、TFTP、その他のパラメータを自動的に設定するために使用できます。
• 「OpFlags」(ビット 3 および 11)
DHCP パラメータが 0 に設定されている場合、このパラメータを使用して Cisco ATA IP アドレスを設定します。
• 「DHCP」
DHCP パラメータが 0 に設定されている場合、Cisco ATA のスタティックに割り当てられたルートを、このパラメータで設定します。
• 「DHCP」
DHCP パラメータが 0 に設定されている場合、このパラメータを使用して、スタティックに割り当てられたサブネット マスクを設定します。
• 「DHCP」
• 「EPID0orSID0 および EPID1orSID1」
SIDx は、Cisco CallManager に登録するために Cisco ATA の Phone 1 や Phone 2 ポートを有効にするかどうかを指定します(EPIDx は SCCP 用ではありません)。SIDx は、次の値の 1 つにすることができます。
• 0:ポートを無効にします。ポートは Cisco CallManager への登録を試みません。
• ドット(.)または <mac_address>:デフォルトの Skinny ID を使用します。これは Phone 1 ポートでは Cisco ATA MAC アドレス(MAC)、Phone 2 ポートでは MAC[1-5]+01 です。ポートは Cisco CallManager への登録を試みます。
• たとえば、Cisco ATA の MAC アドレスが 0001.2D01.073D である場合、SID0 は 0001.2D01.073D であり、SID1 は 012D.0107.3D01 です。
CMx は、Cisco ATA が登録すべきプライマリまたはセカンダリ Cisco CallManager の IP アドレス(およびオプションでポート番号)または URL を指定します。プライマリ Cisco CallManager には CM0 パラメータを使用し、セカンダリ Cisco CallManager には CM1 パラメータを使用します(CAx は SCCP 用ではありません)。
(注) このパラメータは、デフォルトの Cisco CallManager TFTP 方法が Cisco CallManager IP アドレスの設定に望ましくない場合に限り使用します。この場合、UseTftp パラメータを 0 に設定する必要があります。
Cisco CallManager ポートを指定する場合、コロン(:)でポート番号とホスト IP アドレスを区切る必要があります。
• 「Domain」
このパラメータ(UseMGCP)は、Cisco ATA Web 設定ページの黄色い部分にあります。画面のこの部分にあるその他のパラメータは SCCP 用ではありません。
Cisco ATA を SCCP クライアントとして使用している場合、このパラメータを 0 に設定します(Cisco ATA を MGCP クライアントとして使用している場合は、このパラメータを 1 に設定します)。
この項で説明されるパラメータには、コーデック、ファックス機能、および VLAN の設定値を設定するためのパラメータが含まれます。
• 「DNS1IP」
• 「DNS2IP」
• 「Domain」
• 「UDPTOS」
このパラメータは、低ビットレート コーデックを選択するために使用されます。次の値が有効です。
• 0:G.723.1 を低ビットレート コーデックとして選択します(接続 0 および 2 のみに使用可能)。
• 3:G.729A を低ビットレート コーデックとして選択します(接続 0 のみに使用可能)。
LBRCodec=0 の場合、両方の Cisco ATA FXS ポートは次のコーデックで動作できます。
LBRCodec=3 の場合、ConnectMode パラメータのビット 21 の設定を調べて(「ConnectMode」を参照してください)、G.729 が Phone 1 FXS ポートまたは Phone 2 FXS ポートに対して有効になっているかどうか判別します。
LBRCodec=3 の場合、Phone 1 FXS ポートは次のコーデックで動作できます。
• Codec[2]=G.729(ConnectMode パラメータのビット 21 が 0 に設定されている場合のみ)
LBRCodec=3 の場合、Phone 2 FXS ポートは次のコーデックで動作できます。
• Codec[2]=G.729(ConnectMode パラメータのビット 21 が 1 に設定されている場合のみ)
「ConnectMode」(ビット 21)
「AudioMode」(ビット 1 および 17)
このパラメータは、オーディオ操作モードに使用されます。下位の 16 ビットは Phone 1 FXS ポート用であり、上位の 16 ビットは Phone 2 FXS ポート用です。 表5-1 に、各ビットの定義を示します。
このパラメータは、選択されているコール シグナリング プロトコルの接続モードを制御するための 32 ビットのビットマップです。 表5-2 に、このパラメータのビット定義を示します。
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0:ダイナミック ペイロード タイプ 126/127 を G.711 µ-law/G.711 A-law の RTP ペイロード タイプ(ファックス パススルー モード)として使用します。 1:標準ペイロード タイプ 0/8 を G.711 µ-law/G.711 A-law の RTP ペイロード タイプ(ファックス パススルー モード)として使用します。 |
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ファックス パススルーの NSE ペイロード タイプを指定します。値は 96 の NSE ペイロード基数に対するオフセットです。有効範囲は 0 ~ 23 です。デフォルトは 4 です。 |
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0:コール中サービスに Cisco ATA 形式を選択します。サービスは、コール保留と復帰、コール転送、および電話会議です。 1:コール中サービスに ベルコア形式を選択します。サービスは、コール転送および電話会議です。 2:コール中サービスに Cisco VG248 形式を選択します。サービスは、3 者間コール、コール転送、および電話会議です。 Cisco ATA が形式ごとにサポートする各サービスをエンドユーザが使用するための手順については、 付録A「通話前サービスおよび通話中サービスの使用方法」 を参照してください。 |
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0/1:Cisco IOS Telephony Solution(ITS)を無効/有効にします。Cisco ITS は IOS ルータで稼働する Cisco CallManager のサブセットです。Cisco ITS を備えている場合は、その製品のマニュアルを参照してください。 |
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0:XML 設定ファイルのサポートを無効にします(Cisco CallManager バージョン 3.0 を実行している場合に使用します)。 1:XML 設定ファイルのサポートを有効にします(Cisco CallManager バージョン 3.1 以降を実行している場合に使用します)。 |
この 32 ビット パラメータは、発信者 ID 形式を生成するために両方の FXS ポートに使用する信号形式を指定します。次の値が指定可能です。
• ビット 0 ~ 1(方法):0=Bellcore(FSK)、1=DTMF、値 2 および 3 は予約済みです。
• ビット 3 ~ 8:これらのビットは、電話番号部分の最大桁数を設定するために使用します(有効な値は 1 ~ 20 です)。
• ビット 9 ~ 14:これらのビットは、名前番号部分の最大桁数を設定するために使用します(有効な値は 1 ~ 20 です)。
• ビット 3 ~ 6:これらのビットは、開始桁用です(有効な値は、「A」では 12、「B」では 13、「C」では 14、「D」では 15 です)。
• ビット 7 ~ 10:これらのビットは、終了桁用です(有効な値は、「#」では 11、「A」では 12、「B」では 13、「C」では 14、「D」では 15 です)。
• ビット 11:このビットは、発信者 ID 信号の前後の極性反転を設定するためのものです(値 0/1 は極性反転を無効/有効にします)。
• ビット 12 ~ 16:これらのビットは、電話番号の最大桁数用です(有効な値は 1 ~ 20 です)。
このパラメータは、プライマリ ドメイン ネーム サーバ(DNS) IP アドレスを、DHCP サーバが供給しない場合に設定するためのものです。DHCP が DNS1IP を供給する場合(しかもゼロ以外である場合)、このパラメータは DHCP が供給した値を上書きします。ポート パラメータは指定できません。Cisco ATA は、デフォルトの DNS ポートのみを使用します。
このパラメータは、セカンダリ ドメイン ネーム サーバ(DNS) IP アドレスを、DHCP サーバが供給しない場合に設定するためのものです。DHCP が DNS2IP を供給する場合(ゼロ以外である場合)、このパラメータは DHCP が供給した値を上書きします。ポート パラメータは指定できません。Cisco ATA は、デフォルトの DNS ポートのみを使用します。
Cisco ATA は、TftpUrl と CM0orCA0 パラメータのいずれにも完全修飾ドメイン名が含まれない場合、DNS 検索にこのパラメータの値を使用します。たとえば、cm1 が Cisco CallManager URL として指定され、cisco.com が Domain パラメータの値である場合、Cisco ATA はその DNS 検索に cm1@cisco.com を使用します。
• ドット(.)またはブランク:DHCP が供給した IP アドレスを利用できる場合はそれを使用します。利用できない場合は、スタティック IP アドレスを使用します。
• 0:DHCP が供給したドメイン名を利用できる場合はそれを使用します。利用できない場合は、スタティック IP アドレスを使用します。
SCCP には使用されません。Cisco CallManager によって制御される RTP パケット サイズの設定については、Cisco CallManager のマニュアルを参照してください。
このパラメータを使用して UDP パケットのデフォルトの IP 優先度(ToS ビット)を指定します。下位の 8 ビットのみを次のように設定します。
• ビット 2:信頼性ビット:1=request high reliability
• ビット 3:スループット ビット:1=request high throughput
• ビット 4:遅延ビット:1=request low delay
このパラメータを使用して、さまざまな操作機能を有効/無効にします。
このパラメータのビット定義については、 表5-3 を参照してください。
• 「DHCP」
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Bit 0 = 0 の場合、DHCP サーバによって供給される TFTP 設定ファイル名は各 Cisco ATA のデフォルトのファイル名を上書きします。 |
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ビット 1 = 0 の場合、Cisco ATA は、電源投入プロセス中にスタティック ネットワーク ルータをプローブします。 |
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ビット 3=1 の場合、Cisco ATA は、DHCP 検出メッセージで DHCP オプション 150 を要求しません。一部の DHCP サーバはオプション 150 が要求された場合に応答しません。 |
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ビット 4 = 1 の場合、Cisco ATA は、VLAN IP カプセル化の VLANSetting パラメータで指定された VLAN ID を使用します(「VLANSetting」を参照してください)。 |
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ビット 11=0 の場合、Cisco ATA は DHCP サーバにデバイス ホスト名を要求します。 ビット 11=1 の場合、Cisco ATA は DHCP オプション 12 で指定されているデバイス ホスト名を使用します。 |
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このパラメータは、VLAN 関連の設定を指定するために使用されます。
ビットマップ定義は、VLANSetting パラメータに対して次のようになります。
• ビット 0 ~ 2:TCP パケットの VLAN CoS ビット値(802.1 P プライオリティ)を指定します。
• ビット 3 ~ 5:UDP パケットの VLAN CoS ビット値(802.1 P プライオリティ)を指定します。
この項には、さまざまなタイムアウト値とコール進行トーンを設定するために使用されるパラメータが含まれます。
このパラメータはさまざまなタイムアウトを制御します。 表5-4 に、このパラメータのビット定義を示します。
このパラメータを使用して、「a、b、c」という 3 つの整数の形式で、内部および外部の呼び出し音のリズムのパターンを指定します。
この項では、Cisco ATA がサポートするすべてのコール進行トーンを扱います。次のトピックについて説明します。
• 「推奨値」
ntone、freq0、freq1、level0、level1、steady、on-time、off-time、total-tone- time
• ntone は、周波数成分の数です(0、1 または 2)。
• freq[0] (Hz)は、第 1 の周波数成分の変換された周波数です(-32768 ~ 32767)。
(注) Cisco ATA 186 には正の値だけを設定できます。負の値の場合は、16 ビットの 2 の補数値を使用します。たとえば、-1 を設定するには 65535 または 0xffff を入力します。
• freq[1] (Hz)は、第 2 の周波数成分の変換された周波数です(-32768 ~ 32767)。
• level[0] は、第 1 の周波数成分の変換された振幅です(-32768 ~ 32767)。
• level[1] は、第 2 の周波数成分の変換された振幅です(-32768 ~ 32767)。
• steady は、トーンが継続的か断続的かを制御します。1 の値は、継続的なトーンを示し、
Cisco ATA は on-time および off-time パラメータを無視します。0 の値は、オン/オフのトーン パターンを示し、Cisco ATA は on-time および off-time パラメータを使用します。
• on-time は、トーンが聞こえる時間の長さを制御します。8000 サンプル/秒におけるサンプル数として整数 0 ~ 0xffff を指定します。
• off-time は、可聴トーン間の時間の長さを制御します。8000 サンプル/秒におけるサンプル数として整数 0 ~ 0xffff を指定します。
• total-tone-time は、トーンが聞こえる時間の長さを制御します(0 ~ 0xffff)。この値が 0 に設定されると、トーンは別のコール イベントによってトーンが停止するまで再生されます。DialTone、BusyTone、ReorderTone、および RingBackTone の場合、設定可能な値は 10 ms(100 = 1 秒)単位の数です。
その他のトーンの場合、値は 8000 サンプル/秒におけるサンプルの数です。ここで、次の項目が適用されます。
–変換された周波数 = 32767 ・ cos(2π ・ 周波数/8000)
–変換された振幅 = A ・ 32767 ・ sin(2π ・ 周波数/8000)
倍率 A により、トーンの音量レベルが決まります。倍率を計算するには、「倍率の計算方法」を参照してください。
(注) コール待機トーンと確認トーンを除くすべてのトーンは(Cisco ATA が状態を変更するまで)継続的です。ただし、コール待機トーンは、コール待機状態が存在する間、10 秒おきに 1 回自動的に繰り返します。
A=0.5 * 10^ ((k+10-(n-1)*3)/20)
この式で、k は dBm 単位の望ましい音量です。n は周波数成分の数です。^ は、累乗を意味します。
• DialTone = "2,31538,30831,3100,3885,1,0,0,1000"(約 -10 dBm)
• BusyTone = "2,30467,28959,1191,1513,0,4000,4000,0"(約 -21 dBm)
• ReorderTone = "2,30467,28959,1191,1513,0,2000,2000,0"(約 -21 dBm)
• RingBackTone = "2,30831,30467,1943,2111,0,16000,32000,0"(約 -16 dBm)
• CallWaitTone = "1,30831,0,5493,0,0,2400,2400,4800"(約 -10 dBm)
• ConfirmTone = "1,30467,0,5970,0,0,480,480,1920"(約 -10 dBm)
• DialTone = "1,30959,0,4253,0, 1, 0, 0,1500"(約 -5 dBm)
• BusyTone = "1,30959,0,2392,0, 0, 2000, 2000,0"(約 -10 dBm)
• ReorderTone = "1,30959,0,2392,0, 0, 2000, 6000,0"(約 -10 dBm)
• RingBackTone = "1,30959,0,2392,0, 0, 8000, 40000,0"(約 -10 dBm)
• CallWaitTone = "1,30959,0,2392,0, 0, 1600, 4000,11200"(約 -10 dBm)
• ConfirmTone = "1,30959,0,2392,0, 0, 480, 480,1920"(約 -10 dBm)
次の項で、それぞれの Cisco ATA トーン パラメータについて簡単に説明し、デフォルト値および音声設定メニュー コードのリストを示します。
Cisco ATA は、リモート アドレスの最初の桁を受け入れて発信コールを行う状態になったときにダイヤル トーンを再生します。
このパラメータは、SCCP の内部ダイヤルトーンを指定するためのものです。SCCP の外部ダイヤル トーンは、450Hz+540Hz@-6dBm で固定されています。内部ダイヤル トーンは、PBX 内の電話がオフフックになったときに電話機が再生するトーンです。外部ダイヤル トーンは、PBX 内の電話が PSTN に接続されたときに電話機が再生するトーンです。
Cisco ATA は、発信コールがビジー状態以外の原因で失敗した場合に、リオーダー トーン(輻輳トーンとも呼ばれます)を再生します。
Cisco ATA は、ユーザが別の相手に接続されている間に着信コールが届いたときに、コール待機トーンを再生します。
Cisco ATA は、コール転送またはブラインド転送などの補足サービスが起動されたときに、ユーザに電話番号を入力するよう求めるために確認トーンを再生します。
このパラメータを使用して、すべての Cisco ATA デバッグ メッセージが送信されるホストの IP アドレスとポートを指定します。デバッグ情報を取り込むには、Cisco ATA ソフトウェアに付属のプログラム prserv.exe が必要です。
プログラム prserv.exe が IP アドレス 192.168.2.170 およびリスニング ポート 9001 を持つホストで実行されている場合、NPrintf を 192.168.2.170.9001 に設定します。このように設定すると、Cisco ATA はすべてのデバッグ トレースをその IP アドレスに送信します。
このパラメータを使用して、Cisco ATA が RTP メディアを送受信する基本ポートを指定します。このパラメータは、偶数にする必要があります。各接続では、RTP に対して次に使用可能な偶数のポートが使用されます。
• 「UDPTOS」