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目次
Cisco IP Phone は、通常の電話機と同様に機能します。 ただし、コールの発信がより簡単になっています。
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ステップ 1 | キーパッドを使用して番号を入力します。 |
ステップ 2 | [スピーカフォン(speakerphone)] ボタン を押します。 |
ステップ 1 | ヘッドセットを接続します。 |
ステップ 2 | キーパッドを使用して番号を入力します。 |
ステップ 3 | [ヘッドセット(headset)]ボタン を押します。 |
URI ダイヤリングを使用してコールを発信できます。この方法では、電話番号として bob@example.com などの SIP アドレスが使用されます。 SIP アドレスを入力するときに、キーを押す間隔を 10 秒以上空けないでください。 入力のない状態が 10 秒続くと、電話機は完全なアドレスが入力されたと見なし、コールを発信しようとします。
ドメイン内部でコールを発信する場合は、SIP アドレスの @example.com の部分を含める必要がありません。 ドメイン外部でコールを発信する場合は、ドメイン名を含む SIP アドレス全体を入力します。 SIP アドレスの最大長は 254 文字です。
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最後にダイヤルした電話番号を呼び出すことができます。
ステップ 1 | (任意)回線を選択します。 |
ステップ 2 | [リダイヤル(Redial)] を押します。 |
頻繁に電話をかける人物の番号をすばやくダイヤルするためのボタンまたはコードを割り当てることができます。 電話機で短縮ダイヤル機能を使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルをセットアップします。
セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤル コードをセットアップします。
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セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤル コードをセットアップします。
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パーソナル ディレクトリでファスト ダイヤル コードをセットアップする必要があります。
ステップ 1 | [ファストダイヤル(Fast Dial)] を押します。 |
ステップ 2 | [パーソナルディレクトリ(Personal Directory)] にログインします。 |
ステップ 3 | [個人ファストダイヤル(Personal Fast Dials)] を選択します。 |
ステップ 4 | ファスト ダイヤル コードを選択して、[ダイヤル(Dial)] ソフトキーを押します。 |
ステップ 1 |
アスタリスク(*)を 1 秒以上押したままにします。 電話番号の先頭にプラス(+)記号が表示されます。 トーンが変化して * が + 記号に変わったことを示します。 オフフックの場合、トーンが流れます。 |
ステップ 2 |
番号を発信します。 最後のキーを押してから 10 秒後に、電話機が番号をダイヤルします。 |
誰かに電話をかけてその回線が使用中または相手が電話に出ない場合に、相手が対応可能になったら特殊な呼出音で知らせるように設定することができます。
ステップ 1 | 話中音または呼出音が聞こえている間に、[コールバック(Callback)] を押します。 |
ステップ 2 | 確認画面を終了するには、[終了(Exit)] を押します。 |
ステップ 3 | 相手が対応可能になったことを知らせる呼出音が鳴ったら、[発信(Call)] を押して電話をかけ直します。 |
電話番号をダイヤルした後に、管理者から請求コードと承認コードのどちらか(またはその両方)の入力を要求されることがあります。 クライアント識別コードと呼ばれる請求コードは、アカウンティングまたは請求に使用されます。 強制承認コードと呼ばれる承認コードは、特定の電話番号へのアクセスを制御します。
請求コードが要求された場合は、電話機に [クライアント識別コードを入力してください(Enter Client Matter Code)] と表示され、ダイヤルした番号が "********" に変更され、特殊なトーンが流れます。
承認コードが要求された場合は、電話機に [承認コードを入力してください(Enter Authorization Code)] と表示され、ダイヤルした番号が "********" に変更され、特殊なトーンが流れます。 セキュリティ上の理由から、入力した番号の代わりに "*" が電話機に表示されます。
請求コードと承認コードが両方が要求される場合は、先に承認コードの入力が要求されます。 その後で、請求コードの入力が要求されます。
管理者は、コールを社外の人物による改ざんから保護するための手順を実行することができます。 通話中に電話機に錠前アイコンが表示された場合は、管理者が安全に通話できることを保証する手順を実行したことを意味します。 電話機の設定によっては、誰かに電話をかける前にサインインしないとハンドセットからセキュリティ トーンが流れる場合があります。
Cisco IP Phone は、通常の電話機と同様に機能します。 ただし、コールへの応答がより簡単になっています。
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アクティブ コール中にコール ウェイティングが発生すると、ビープ音が1 回流れて回線ボタンがオレンジ色に点滅します。
Cisco IP Phone 7811 ではこの機能をサポートしていません。
ステップ 1 | [回線ボタン( line button)] を押す。 |
ステップ 2 | (任意)複数のコール ウェイティングが発生した場合は、着信コールを選択します。 |
アクティブ コールまたは呼び出し中のコールをボイスメール システムまたは所定の電話番号に送信することができます。 呼び出し中のコールをサイレントにすることもできます。
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電話に出たくない場合は、サイレント(DND)を使用して電話機をサイレントにし、着信コール通知を無視します。
DND を有効にすると、着信コールがボイスメールなどの別の番号(セットアップされている場合)に転送されます。
DND を有効にすると、電話機上のすべての回線に影響します。 ただし、DND がオンになっていても、インターコム コールと緊急コールは必ず受信されます。
ステップ 1 | [サイレント(Do not disturb)] を押すと、DND がオンになります。 |
ステップ 2 | もう一度、[サイレント(Do not disturb)] を押すと、DND がオフになります。 |
コール処理タスクを同僚と共有している場合は、同僚の電話機が鳴った場合にそのコールに応答することができます。 最初に、管理者が利用者を 1 つ以上のコール グループに割り当てておく必要があります。
コール ピックアップ グループ内の別の電話機で呼出音が鳴っているコールに応答できます。 ピックアップ対象のコールが複数存在する場合は、呼出音が最も長く鳴っているコールに応答します。
ステップ 1 | (任意)[回線ボタン( line button)] を押す。 |
ステップ 2 | [ピックアップ(PickUp)] を押して、ピックアップ グループ内の着信コールを電話機に転送します。 |
ステップ 3 | 呼出音が鳴ったら、[応答(Answer)] を押してコールに接続します。 |
グループ ピックアップを使用すれば、コール ピックアップ グループ以外の電話機でコールに応答することができます。 グループ ピックアップ番号を使用してコールをピックアップすることも、鳴っている電話回線の番号を使用することもできます。
ステップ 1 | (任意)[回線ボタン( line button)] を押す。 |
ステップ 2 | [グループピックアップ(Group PickUp)] を押します。 |
ステップ 3 | 次のいずれか 1 つの処理を実行します。 |
ステップ 4 | 呼出音が鳴ったら、[応答(Answer)] を押してコールに接続します。 |
ステップ 1 | (任意)回線ボタンを押します。 |
ステップ 2 | [ピックアップ(PickUp)] を押して、ピックアップ グループ内または電話機に関連付けられたグループ内のコールに応答します。 |
ステップ 3 | 呼出音が鳴ったら、[応答(Answer)] を押してコールに接続します。 |
ハント グループは、大量の着信コールを受ける組織のコール負荷を分散するために使用できます。
管理者が一連の電話番号を使用してハント グループをセットアップします。 ハント グループ内の最初の電話番号が使用中だった場合は、グループ内で次に使用可能な電話番号が選択されます。 システムがコールをその電話機に発信します。
ハント グループのメンバーは、コールを受けるときにハント グループにサインインします。 電話機でコールが鳴らないようにする場合は、グループからサインアウトします。
ハント グループ コールを受けるには、ハント グループにサインインする必要があります。
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ハント グループからログアウトしても、ダイレクト コールは引き続き電話機に着信します。
ステップ 1 | [ハントグループ(Hunt Group)] を押してログインします。 |
ステップ 2 | [ハントグループ(Hunt Group)] をもう一度押してログアウトします。 |
キューの統計情報を使用して、ハント グループ キューのステータスを確認することができます。 キュー ステータス画面には次の情報が表示されます。
ステップ 1 | [キューのステータス(Queue Status)] を押します。 |
ステップ 2 | [更新(Update)] を押して統計情報を更新します。 |
ステップ 3 | [終了(Exit)] を押します。 |
電話機がコールに自動的に応答するようにセットアップされている場合は、電話機の呼出音が鳴った際に特に何もする必要がありません。 1 回の呼出音の後に、スピーカフォンを使用してコールに自動的に接続されます。
ただし、ヘッドセットを使用してコールに応答する場合は、それを最初にセットアップしておく必要があります。
(注) |
Cisco IP Phone 7811 は [ヘッドセット(Headset)] をサポートしていません。 |
不要なまたは迷惑なコールを受信した場合は、迷惑呼 ID(MCID)を使用して管理者に通知します。 電話機は、コールに関する情報を含むサイレント通知メッセージを管理者に送信します。
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ステップ 1 | [ミュート(Mute)] を押します。 |
ステップ 2 | 再度 [ミュート(Mute)] を押すと、ミュートはオフになります。 |
アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを受けたりすることができます。
ステップ 1 | [保留(Hold)]ボタン を押します。 |
ステップ 2 | コールを保留から再開するには、もう一度、[保留(Hold)] を押します。 |
コールが保留中のままになっている場合は、通知を受け取ることができます。 この通知は、着信コール通知に似ており、次の現象が見られます。
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Cisco IP Phone 7811 には [回線ボタン(line button)] はありません。 保留中のコールとアクティブ コールがある場合は、[切り替え(Swap)] ソフトキーが表示されます。 3 つ以上のコールがある場合は、[発信(Calls)] ソフトキーが表示されます。
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電話機を使ってコールをパーク(一時保存)することができます。 これにより、別の電話機(同僚のデスクや会議室の電話機など)からのコールを受けることができます。
コールをパークするには、パークとダイレクト コール パークの 2 つの方法があります。 電話機で使用可能なコール パークの種類は 1 つだけです。
コールをパークしている時間が長すぎると、アラート トーンが流れます。 コールに応答することも、別の電話機からコールを受けることもできます。 所定の時間内にコールに応答しなかった場合は、管理者の設定に従ってコールは別の宛先(ボイスメールなど)にルーティングされます。
自分の電話機で応答したアクティブ コールをパークしてから、コール制御システム内の別の電話機を使用してそのコールを受けることができます。
コール パーク番号でパークできるコールは 1 つのみです。
コールをアクティブにする必要があります。
ステップ 1 | [パーク(Park)] を押してから、電話を切ります。 システムがコールを [パーク(Park)] した番号が電話機に表示されます。 パークされたコールは保留されています。[復帰(Resume)] を押すと、電話機でそのコールを再開できます。 |
ステップ 2 | (任意)コールに応答する必要のある人物にパークした番号を連絡します。 |
ネットワーク上のどこからでもパークされたコールをピックアップすることができます。
コールのパークに使用された番号が必要です。
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専用のコール パーク番号を使用してアクティブ コールをパークして受けることができます。 補助付きダイレクト コール パークを使用する場合は、ボタンを使用してアクティブ コールをパークします。 管理者は、そのボタンを短縮ダイヤル回線としてセットアップします。 この種のダイレクト コールでは、回線ステータス インジケータを使用して回線のステータス(使用中またはアイドル)をモニタできます。
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専用のコール パーク番号を使用してアクティブ コールをパークして受けることができます。 手動ダイレクト コール パークを使用して、管理者がセットアップしたダイレクト コール パーク番号にアクティブ コールを転送します。
ステップ 1 | [転送(Transfer)] を押します。 |
ステップ 2 | ダイレクト コール パーク番号を入力します。 |
ステップ 3 | もう一度、[転送(Transfer)] を押して、コールをパークします。 |
パークされたコールを専用のコール パーク番号でピックアップすることができます。
ダイレクト コール パーク番号とパーク取得プレフィックスが必要です。
ステップ 1 | パーク取得プレフィクスをダイヤルします。 |
ステップ 2 | ダイレクト コール番号をダイヤルします。 |
電話機上の任意の回線から別の番号にコールを転送することができます。 コール転送は、電話回線ごとに設定します。 コール転送が有効でない回線にコールがかかってきた場合、通常どおりコールの呼出音が鳴ります。
ステップ 1 | すべてのコールを転送するアイドル回線で [不在転送(Forward All)] を押します。 |
ステップ 2 | 電話機からダイヤルする場合とまったく同じようにコール転送ターゲット番号を入力するか、最近の通話のリストからエントリを選択します。 |
アクティブ コールを別の人に転送することができます。
コールを転送する場合は、別の相手が応答するまで元のコールを残しておくことができます。 これにより、電話を切る前に別の相手と個別に話す機会が得られます。 別の相手と話す必要がない場合は、その相手が応答するのを待たずにコールを転送します。
電話を切る前に両方の発信者を切り替えてそれぞれと会話することもできます。
ステップ 1 | 保留中でないコールから、[転送(Transfer)] を押します。 |
ステップ 2 | 別の相手の電話番号を入力します。 |
ステップ 3 | (任意)別の相手が電話に出るまで待機します。 |
ステップ 4 | (任意)[切替(Swap)] を押して保留中のコールに戻ります。 |
ステップ 5 | 再度 [転送ボタン(Transfer)] を押します。 |
コールを転送する前に、転送先の相手と会話することができます。 転送を行う前に、元のコールと転送するコールを切り替えることもできます。
アクティブ コールを転送しなければならない場合があります。
ステップ 1 | [転送(Transfer)] を押します。 |
ステップ 2 | [切替(Swap)] を押して保留中のコールに戻ります。 |
ステップ 3 | [転送(Transfer)] を押して転送を開始します。 |
1 回のコールで複数の相手と会話することができます。 別の人物にダイヤルしてその人をコールに追加することができます。 複数の電話回線を使用している場合は、2 つの回線をまたいで 2 つのコールに参加できます。
ステップ 1 | アクティブ コールから、[会議(Conference)] を押します。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で別のユーザをコールに追加します。 |
ステップ 1 | アクティブ コールから、[会議(Conference)] を押します。 |
ステップ 2 | 次のいずれかの方法で別のユーザをコールに追加します。 |
相手を会議に追加する前にその相手と会話することができます。 会議コールと他の相手とのコールを切り替えることもできます。
ステップ 1 |
新しいコール参加者にコールしますが、その参加者を会議には追加しないでください。 コールが接続されるまで待機します。 |
ステップ 2 | 参加者と会議の間で切り替えるには、[切替(Swap)] を押します。 |
会議を開催したら、会議に参加した最新の 16 人の参加者の詳細を表示できます。 参加者を削除することもできます。
ステップ 1 | 会議中に [詳細(Details)] を押して、参加者のリストを表示します。 |
ステップ 2 | (任意)会議から参加者を削除するには、その参加者を強調表示して、[削除(Remove)] を押します。 |
予定された時刻に会議コールを開始または参加することができます。
会議コールは、主催者がダイヤルインするまで開始せず、すべての参加者が電話を切った段階で終了します。 主催者が電話を切っても、会議は自動的に終了しません。
管理者からミートミー電話番号を取得して、会議の参加者にその番号を配布します。
ステップ 1 | ハンドセットを持ち上げてダイヤル トーンを聞き、[ミートミー(Meet Me)] を押します。 |
ステップ 2 | ミートミー電話番号をダイヤルします。 |
会議の主催者がダイヤルインするまでミートミー会議に参加することができません。話中音が流れている間は、主催者が会議にダイヤルインしていません。 電話を切ってかけ直します。
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インターコム回線を使用して一方向のコールを発信または受信することができます。
(注) |
Cisco IP Phone 7811 はインターコムをサポートしていません。 |
インターコム コールを発信すると、受信者の電話機が自動的にミュートが有効な状態(ウィスパー モード)でコールに応答します。メッセージは受信者のスピーカフォン、ヘッドセット、またはハンドセット(いずれかのデバイスがアクティブになっている場合)を通してブロードキャストされます。
インターコム コールを受信すると、受信者は双方向オーディオ(接続モード)を開始して会話を継続できます。
インターコム コールを発信すると、受信者がインターコム コールに出るまで電話機がウィスパー モードになります。 ウィスパー モードでは、他の人はあなたの声を聞くことができますが、あなたは他の人の声を聞くことができません。 アクティブ コールがある場合、そのコールは保留されます。
ステップ 1 | [インターコム(Intercom)] を押します。 |
ステップ 2 | (任意)[インターコム(Intercom)] コードを入力します。 |
ステップ 3 | インターコム アラート トーンが流れたら、話し始めてください。 |
ステップ 4 | コールを終了するには、[インターコム(Intercom)] を押します。 |
電話画面上のメッセージと可聴アラートを受信します。 電話機がウィスパー モードでインターコム コールに応答します。
ステップ 1 | [インターコム(Intercom)] を押して接続モードに切り替える。 [接続モード(connected mode)] では、インターコム発信者と会話ができます。 |
ステップ 2 | コールを終了するには、[インターコム(Intercom)] を押します。 |
コールを監視して録音することができます。 ただし、回線上に 3 人以上の人物(発信者、監察者、および着信者)が存在する必要があります。
コールを録音することができます。 コールの録音中は通知トーンが流れます。
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仕事中に、電話機を使用して緊急事態や危機的状況に対処しなければならない場合があります。 非常に重要なコールを識別して、通常のコールよりも高い優先度を割り当てることができます。 優先度の範囲はレベル 1(低)~レベル 5(高)です。 この優先度のシステムは、Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)と呼ばれています。
優先度は管理者がセットアップして、特殊なサインイン情報が必要かどうかを決定します。
高優先度コールが着信すると、電話画面に優先度レベルが表示され、そのコールがコール リストの一番上に表示されます。 高優先度コールの着信時に電話中だった場合は、高優先度コールが現在のコールに割り込んで、特殊なプリエンプション着信音が流れます。 現在のコールを中断して高優先度コールに応答する必要があります。
MLPP アイコン | 優先度レベル |
---|---|
レベル 1:優先度コール |
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レベル 2:中優先度(至急)コール |
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レベル 3:高優先度(緊急)コール |
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レベル 4:フラッシュ オーバーライド |
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レベル 5:エグゼクティブ オーバーライド |
優先度コールを発信するには、特殊なクレデンシャルを使ってサインインする必要があります。 このクレデンシャルは 3 回まで入力することができ、正しく入力されなかった場合は通知されます。
ステップ 1 | ハンドセットを取り上げます。 |
ステップ 2 | [優先レベル(PrecLevel)] を押します。 |
ステップ 3 | コールのプライオリティ レベルを選択します。 |
ステップ 4 | (任意)認証画面にクレデンシャルを入力します。 |
ステップ 5 | 接続先の番号を入力します。 電話画面に優先レベル アイコンが表示され、優先リングバック トーンが流れます。 |
通常よりも速い特殊な呼出音が流れたら、優先度コールが着信しています。
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コールに割り込む連続トーンが流れたら、自分または同僚が優先度コールを受信しています。 すぐに電話を切って、より優先度の高いコールを想定される相手につなげてください。
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電話番号を他の人と共有すると、1 つの電話機で複数の回線を利用することができます。 複数の回線を利用している場合は、使用可能なコール機能が増えます。
プライマリ回線上の現在のコールと不在着信のリストを表示することができます。
この機能は、複数の回線を使用しており、すべての回線上のすべてのコールを単一の画面で確認したい場合に使用します。 特定の回線をフィルタリングすることもできます。
管理者がこの機能をセットアップします。
すべての電話回線で使用可能な最も古いコールに応答できます。これには、アラート状態の保留復帰コールとパーク復帰コールも含まれます。 着信コールは、保留またはパーク復帰コールよりも常に優先されます。
複数の回線を利用している場合は、通常、応答する着信コールの回線ボタンを押します。 回線に関係なく最も古い着信コールに応答する場合は、[応答(Answer)] を押します。
時系列(古いものから)順に並べられた、すべての電話回線のすべてのアクティブ コールのリストを表示することができます。
リストは、すべてのコールがまとめて表示されるため、複数の回線を使用している場合や他のユーザと回線を共有している場合に便利です。
プライマリ回線上のアクティブ コールを表示することもできます。これは、1 つの画面にすべてのコールを表示したい場合に便利です。
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高優先度の電話番号または回線が呼び出されたときに通知を受け取るように、電話機を設定することができます。 たとえば、上級管理者の電話回線や顧客のヘルプ ラインなどです。 このツールは、複数の電話回線で大量のコールを処理する場合に便利です。
管理者が電話機をどのように設定したかに応じて、1 日の特定の時間帯に回線フィルタを使用できる場合があります。
ステップ 1 | [アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。 |
ステップ 2 | [設定(Settings)] > [コール通知(Call notifications)] を選択します。 |
ステップ 3 | 適用するフィルタを強調表示して、[選択(Select)] を押します。 |
制御する回線フィルタを変更できます。 管理者は、すべての通話フィルタと日次スケジュール フィルタを制御します。
ステップ 1 | [アプリケーション(Applications)] ボタン を押します。 |
ステップ 2 | [設定(Settings)] > [コール通知(Call notification)] を選択します。 |
ステップ 3 | フィルタを強調表示して、[編集(Edit)] を押し、既存のフィルタを変更します。 |
1 人以上の同僚と同じ電話番号を共有することができます。 たとえば、重役補佐の場合は、サポートしている人物のコールを取り次ぐ必要があります。
電話番号を共有する場合は、その電話回線を他の回線と同様に使用できますが、共有回線の特性を理解しておく必要があります。
共有電話番号がその番号を共有しているすべての電話機に表示されます。
同僚がコールに応答すると、あなたの電話機の共有回線ボタンとセッション ボタンが赤色に点灯します。
コールを保留にすると、回線ボタンが緑色に点灯し、セッション ボタンが緑色に点滅します。 ただし、同僚の回線ボタンは赤色に点灯し、セッション ボタンは赤色に点滅します。
デフォルトで、誰かが共有回線番号を呼び出すと、割り当てられたデバイス(会社の電話や携帯電話など)のすべてが鳴動します。
自分または同僚が共有回線上のコールに参加できます。
ステップ 1 |
共有回線用の回線ボタンを押すか、回線を選択して [割り込み(Barge)] を押します。
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ステップ 2 | (任意)[はい(Yes)] を押して自分自身をコールに追加します。 |
プライバシーを使用すると、回線を共有している他のユーザから自分のコール情報を隠すことができます。
[プライバシー(Privacy)] は、使用している電話機のすべての [共有回線(Shared Line)] に適用されます。 [共有回線(Shared Line)] が複数存在し、[プライバシー(Privacy)] が有効になっている場合は、他のユーザはすべての [共有回線(Shared Line)] を表示できません。
回線を共有している電話機で [プライバシー(Privacy)] 機能が有効になっていても、[共有回線(Shared Line)] を通常どおり使用して、コールを発信および受信できます。
この機能が有効な場合は、電話スクリーンに視覚的な通知が表示されます。
ステップ 1 | この機能を有効にするには、[プライバシー(Privacy)] を押します。 |
ステップ 2 | この機能をオフにするには、[プライバシー(Privacy)] をもう一度押します。 |
携帯電話を使用して、デスクの電話番号に関連付けられているコールを処理できます。 このサービスはモバイル コネクトと呼ばれています。
セルフ ケア ポータルで携帯電話を追加の電話機としてデスクの電話機に関連付けます。 携帯電話に送信されるコールを制御することができます。
デスクの電話機と追加の電話機が同時にコールを受信します。
デスクの電話機でコールに応答すると、追加の電話機で呼出音が停止して、回線が切断され、不在着信メッセージが表示されます。
1 台の追加の電話機でコールに応答すると、それ以外の追加の電話機とデスクの電話機で呼出音が停止して回線が切断されます。 他の追加の電話機に不在着信メッセージが表示されます。
1 台の追加の電話機でコールに応答して、そのコールを回線を共有しているデスクの電話機に切り替えることができます。 これを行う場合は、同じ回線を共有しているデスクの電話機に [リモートで使用中(Remote in Use)] というメッセージが表示されます。
ステップ 1 | [モビリティ(Mobility)] を押して、リモート接続先の現在のステータス(有効または無効)を表示します。 |
ステップ 2 | [選択(Select)] を押して、ステータスを変更します。 |
デスクの電話機から携帯電話にコールを移動することができます。 コールはデスクの電話機上の回線に接続されたままであるため、その回線を他のコールに使用することはできません。 回線はそのコールが終了するまで使用中のままです。
デスクの電話機のモバイル コネクトをイネーブルにする必要があります。
ステップ 1 | [モビリティ(Mobility)] を押します。 |
ステップ 2 | [選択(Select)] を押してコールを携帯電話に転送します。 |
ステップ 3 | アクティブなコールに携帯電話で応答します。 |
携帯電話からデスクの電話機にコールを移動することができます。 コールは携帯電話に接続されたままです。
デスクの電話機のモバイル コネクトを有効化する必要があります。
ステップ 1 | 携帯電話で通話を終了して携帯電話を切断します。ただし、コールは切断しないでおきます。 |
ステップ 2 | 5 ~ 10 秒以内にデスクの電話機の回線を押して、デスクの電話機でコールを再開します。 |
携帯電話からデスクの電話機にコールを転送することができます。
デスクの電話機のモバイル コネクトをイネーブルにする必要があります。
ステップ 1 | 携帯電話で、ハンドオフ機能用のアクセス コードを入力します。 |
ステップ 2 | 携帯電話で通話を終了して携帯電話を切断します。ただし、コールは切断しないでおきます。 |
ステップ 3 | デスクトップの電話機で 10 秒以内に [応答(Answer)] を押して、デスクフォンで会話を開始します。 |
目次
- コール
- コールの発信
- コールの発信
- スピーカフォンを使用したコールの発信
- ヘッドセットを使用したコールの発信
- URI ダイヤリングを使用したコールの発信
- 番号をリダイヤルする
- 短縮ダイヤル
- 短縮ダイヤル ボタンを使用したコールの発信
- 短縮ダイヤル コードを使用したコールの発信
- ファスト ダイヤル ボタンを使用したコールの発信
- 国際番号のダイヤル(Dial an International Number)
- 連絡先が対応可能な場合の通知の受信
- 請求コードまたは承認コードが必要なコール
- 安全なコール
- コールへの応答
- コールに応答する
- コール待機への応答
- コールの拒否
- サイレントをオンにする
- 同僚の電話機への応答(コール ピックアップ)
- グループ内のコールへの応答(ピックアップ)
- 別のグループからのコールへの応答(グループ ピックアップ)
- 関連グループからのコールへの応答(その他のピックアップ)
- ハント グループ内のコールへの応答
- ハント グループへのログインとハントグループからのログアウト
- ハント グループ内の通話キューの表示
- コールへの自動応答
- 不審なコールのトレース
- 音声のミュート
- コールの保留(Hold Calls)
- 通話を保留にする
- 長すぎる保留中のコールへの応答
- アクティブ コールと保留コールの切り替え
- Cisco IP Phone 7811 上でのアクティブ コールと保留中のコールの切り替え
- コール パーク
- コール パークを使用したコールの保留
- コール パークを使用した保留中のコールの取得
- 補助付きダイレクト コール パークを使用したコールの保留
- 補助付きダイレクト コール パークを使用した保留中のコールの取得
- 手動ダイレクト コール パークを使用したコールの保留
- 手動ダイレクト コール パークを使用した保留中のコールの取得
- コールの転送
- 通話の転送
- 別の相手へのコールの転送
- 転送を行う前の会話
- 会議コールとミーティング
- コールへの別のユーザの追加(7811)
- コールへの別のユーザの追加(7821、7841、7861)
- 会議を開始する前のコールの切り替え
- 会議参加者の表示と削除
- 予定された会議コール(ミートミー)
- ミートミー会議の開催
- ミートミー会議への参加
- インターコム コール
- インターコム コールの発信
- インターコム コールへの応答
- コールの監視と録音
- 監視対象コールのセットアップ
- コールの録音
- 優先コール
- 優先度コールの発信
- 優先度コールに応答する
- 別のコール中の優先度コールへの応答
- 複数の回線
- プライマリ回線でのすべてのコールの表示
- 最も古いコールから応答
- 電話機ですべてのコールを表示
- 回線フィルタを使用して回線を選択した場合のコール通知の表示
- 回線フィルタの作成
- 回線フィルタの使用
- 回線フィルタの変更
- 共有回線
- [共有回線(Shared Line)] のコールに参加する
- 共有回線でのプライバシーの有効化
- モバイル コネクトを使用した通話
- モバイル コネクトの有効化(Enable Mobile Connect)
- デスクの電話機から携帯電話へのコールの移動
- 携帯電話からデスクの電話機へのコールの移動
- 携帯電話からデスクの電話機へのコールの転送
コールの発信
Cisco IP Phone は、通常の電話機と同様に機能します。 ただし、コールの発信がより簡単になっています。
- コールの発信
- スピーカフォンを使用したコールの発信
- ヘッドセットを使用したコールの発信
- URI ダイヤリングを使用したコールの発信
- 番号をリダイヤルする
- 短縮ダイヤル
- 国際番号のダイヤル(Dial an International Number)
- 連絡先が対応可能な場合の通知の受信
- 請求コードまたは承認コードが必要なコール
- 安全なコール
URI ダイヤリングを使用したコールの発信
手順URI ダイヤリングを使用してコールを発信できます。この方法では、電話番号として bob@example.com などの SIP アドレスが使用されます。 SIP アドレスを入力するときに、キーを押す間隔を 10 秒以上空けないでください。 入力のない状態が 10 秒続くと、電話機は完全なアドレスが入力されたと見なし、コールを発信しようとします。
ドメイン内部でコールを発信する場合は、SIP アドレスの @example.com の部分を含める必要がありません。 ドメイン外部でコールを発信する場合は、ドメイン名を含む SIP アドレス全体を入力します。 SIP アドレスの最大長は 254 文字です。
短縮ダイヤル
頻繁に電話をかける人物の番号をすばやくダイヤルするためのボタンまたはコードを割り当てることができます。 電話機で短縮ダイヤル機能を使用する前に、セルフ ケア ポータルで短縮ダイヤルをセットアップします。
関連コンセプト
関連資料
請求コードまたは承認コードが必要なコール
電話番号をダイヤルした後に、管理者から請求コードと承認コードのどちらか(またはその両方)の入力を要求されることがあります。 クライアント識別コードと呼ばれる請求コードは、アカウンティングまたは請求に使用されます。 強制承認コードと呼ばれる承認コードは、特定の電話番号へのアクセスを制御します。
請求コードが要求された場合は、電話機に [クライアント識別コードを入力してください(Enter Client Matter Code)] と表示され、ダイヤルした番号が "********" に変更され、特殊なトーンが流れます。
承認コードが要求された場合は、電話機に [承認コードを入力してください(Enter Authorization Code)] と表示され、ダイヤルした番号が "********" に変更され、特殊なトーンが流れます。 セキュリティ上の理由から、入力した番号の代わりに "*" が電話機に表示されます。
請求コードと承認コードが両方が要求される場合は、先に承認コードの入力が要求されます。 その後で、請求コードの入力が要求されます。
関連資料
コールへの応答
Cisco IP Phone は、通常の電話機と同様に機能します。 ただし、コールへの応答がより簡単になっています。
- コールに応答する
- コール待機への応答
- コールの拒否
- サイレントをオンにする
- 同僚の電話機への応答(コール ピックアップ)
- ハント グループ内のコールへの応答
- コールへの自動応答
- 不審なコールのトレース
サイレントをオンにする
手順電話に出たくない場合は、サイレント(DND)を使用して電話機をサイレントにし、着信コール通知を無視します。
DND を有効にすると、着信コールがボイスメールなどの別の番号(セットアップされている場合)に転送されます。
DND を有効にすると、電話機上のすべての回線に影響します。 ただし、DND がオンになっていても、インターコム コールと緊急コールは必ず受信されます。
ステップ 1 [サイレント(Do not disturb)] を押すと、DND がオンになります。 ステップ 2 もう一度、[サイレント(Do not disturb)] を押すと、DND がオフになります。
関連コンセプト
同僚の電話機への応答(コール ピックアップ)
別のグループからのコールへの応答(グループ ピックアップ)
ハント グループ内のコールへの応答
手順ハント グループは、大量の着信コールを受ける組織のコール負荷を分散するために使用できます。
管理者が一連の電話番号を使用してハント グループをセットアップします。 ハント グループ内の最初の電話番号が使用中だった場合は、グループ内で次に使用可能な電話番号が選択されます。 システムがコールをその電話機に発信します。
ハント グループのメンバーは、コールを受けるときにハント グループにサインインします。 電話機でコールが鳴らないようにする場合は、グループからサインアウトします。
コールへの自動応答
手順電話機がコールに自動的に応答するようにセットアップされている場合は、電話機の呼出音が鳴った際に特に何もする必要がありません。 1 回の呼出音の後に、スピーカフォンを使用してコールに自動的に接続されます。
ただし、ヘッドセットを使用してコールに応答する場合は、それを最初にセットアップしておく必要があります。
(注)
Cisco IP Phone 7811 は [ヘッドセット(Headset)] をサポートしていません。
コールの保留(Hold Calls)
アクティブ コールを保留にしたり、保留中のコールを受けたりすることができます。
コール パーク
電話機を使ってコールをパーク(一時保存)することができます。 これにより、別の電話機(同僚のデスクや会議室の電話機など)からのコールを受けることができます。
コールをパークするには、パークとダイレクト コール パークの 2 つの方法があります。 電話機で使用可能なコール パークの種類は 1 つだけです。
コールをパークしている時間が長すぎると、アラート トーンが流れます。 コールに応答することも、別の電話機からコールを受けることもできます。 所定の時間内にコールに応答しなかった場合は、管理者の設定に従ってコールは別の宛先(ボイスメールなど)にルーティングされます。
コールの転送
手順電話機上の任意の回線から別の番号にコールを転送することができます。 コール転送は、電話回線ごとに設定します。 コール転送が有効でない回線にコールがかかってきた場合、通常どおりコールの呼出音が鳴ります。
ステップ 1 すべてのコールを転送するアイドル回線で [不在転送(Forward All)] を押します。 ステップ 2 電話機からダイヤルする場合とまったく同じようにコール転送ターゲット番号を入力するか、最近の通話のリストからエントリを選択します。
関連コンセプト
通話の転送
アクティブ コールを別の人に転送することができます。
別の相手へのコールの転送
手順コールを転送する場合は、別の相手が応答するまで元のコールを残しておくことができます。 これにより、電話を切る前に別の相手と個別に話す機会が得られます。 別の相手と話す必要がない場合は、その相手が応答するのを待たずにコールを転送します。
電話を切る前に両方の発信者を切り替えてそれぞれと会話することもできます。
ステップ 1 保留中でないコールから、[転送(Transfer)] を押します。 ステップ 2 別の相手の電話番号を入力します。 ステップ 3 (任意)別の相手が電話に出るまで待機します。 ステップ 4 (任意)[切替(Swap)] を押して保留中のコールに戻ります。 ステップ 5 再度 [転送ボタン(Transfer)] を押します。
会議コールとミーティング
1 回のコールで複数の相手と会話することができます。 別の人物にダイヤルしてその人をコールに追加することができます。 複数の電話回線を使用している場合は、2 つの回線をまたいで 2 つのコールに参加できます。
インターコム コール
インターコム回線を使用して一方向のコールを発信または受信することができます。
(注)
Cisco IP Phone 7811 はインターコムをサポートしていません。
インターコム コールを発信すると、受信者の電話機が自動的にミュートが有効な状態(ウィスパー モード)でコールに応答します。メッセージは受信者のスピーカフォン、ヘッドセット、またはハンドセット(いずれかのデバイスがアクティブになっている場合)を通してブロードキャストされます。
インターコム コールを受信すると、受信者は双方向オーディオ(接続モード)を開始して会話を継続できます。
コールの監視と録音
コールを監視して録音することができます。 ただし、回線上に 3 人以上の人物(発信者、監察者、および着信者)が存在する必要があります。
優先コール
仕事中に、電話機を使用して緊急事態や危機的状況に対処しなければならない場合があります。 非常に重要なコールを識別して、通常のコールよりも高い優先度を割り当てることができます。 優先度の範囲はレベル 1(低)~レベル 5(高)です。 この優先度のシステムは、Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)と呼ばれています。
優先度は管理者がセットアップして、特殊なサインイン情報が必要かどうかを決定します。
高優先度コールが着信すると、電話画面に優先度レベルが表示され、そのコールがコール リストの一番上に表示されます。 高優先度コールの着信時に電話中だった場合は、高優先度コールが現在のコールに割り込んで、特殊なプリエンプション着信音が流れます。 現在のコールを中断して高優先度コールに応答する必要があります。
複数の回線
電話番号を他の人と共有すると、1 つの電話機で複数の回線を利用することができます。 複数の回線を利用している場合は、使用可能なコール機能が増えます。
回線フィルタを使用して回線を選択した場合のコール通知の表示
高優先度の電話番号または回線が呼び出されたときに通知を受け取るように、電話機を設定することができます。 たとえば、上級管理者の電話回線や顧客のヘルプ ラインなどです。 このツールは、複数の電話回線で大量のコールを処理する場合に便利です。
管理者が電話機をどのように設定したかに応じて、1 日の特定の時間帯に回線フィルタを使用できる場合があります。
回線フィルタの作成
手順
共有回線
1 人以上の同僚と同じ電話番号を共有することができます。 たとえば、重役補佐の場合は、サポートしている人物のコールを取り次ぐ必要があります。
電話番号を共有する場合は、その電話回線を他の回線と同様に使用できますが、共有回線の特性を理解しておく必要があります。
共有電話番号がその番号を共有しているすべての電話機に表示されます。
同僚がコールに応答すると、あなたの電話機の共有回線ボタンとセッション ボタンが赤色に点灯します。
コールを保留にすると、回線ボタンが緑色に点灯し、セッション ボタンが緑色に点滅します。 ただし、同僚の回線ボタンは赤色に点灯し、セッション ボタンは赤色に点滅します。
デフォルトで、誰かが共有回線番号を呼び出すと、割り当てられたデバイス(会社の電話や携帯電話など)のすべてが鳴動します。
共有回線でのプライバシーの有効化
手順プライバシーを使用すると、回線を共有している他のユーザから自分のコール情報を隠すことができます。
[プライバシー(Privacy)] は、使用している電話機のすべての [共有回線(Shared Line)] に適用されます。 [共有回線(Shared Line)] が複数存在し、[プライバシー(Privacy)] が有効になっている場合は、他のユーザはすべての [共有回線(Shared Line)] を表示できません。
回線を共有している電話機で [プライバシー(Privacy)] 機能が有効になっていても、[共有回線(Shared Line)] を通常どおり使用して、コールを発信および受信できます。
この機能が有効な場合は、電話スクリーンに視覚的な通知が表示されます。
ステップ 1 この機能を有効にするには、[プライバシー(Privacy)] を押します。 ステップ 2 この機能をオフにするには、[プライバシー(Privacy)] をもう一度押します。
モバイル コネクトを使用した通話
携帯電話を使用して、デスクの電話番号に関連付けられているコールを処理できます。 このサービスはモバイル コネクトと呼ばれています。
セルフ ケア ポータルで携帯電話を追加の電話機としてデスクの電話機に関連付けます。 携帯電話に送信されるコールを制御することができます。
デスクの電話機と追加の電話機が同時にコールを受信します。
デスクの電話機でコールに応答すると、追加の電話機で呼出音が停止して、回線が切断され、不在着信メッセージが表示されます。
1 台の追加の電話機でコールに応答すると、それ以外の追加の電話機とデスクの電話機で呼出音が停止して回線が切断されます。 他の追加の電話機に不在着信メッセージが表示されます。
1 台の追加の電話機でコールに応答して、そのコールを回線を共有しているデスクの電話機に切り替えることができます。 これを行う場合は、同じ回線を共有しているデスクの電話機に [リモートで使用中(Remote in Use)] というメッセージが表示されます。
- モバイル コネクトの有効化(Enable Mobile Connect)
- デスクの電話機から携帯電話へのコールの移動
- 携帯電話からデスクの電話機へのコールの移動
- 携帯電話からデスクの電話機へのコールの転送
関連コンセプト