この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
標準インストール:このオプションでは、インストール ディスクから Unified CCX のソフトウェアをインストールできます。
無人インストール:このオプションでは、インストール ディスクと事前に設定された USB ディスクを使用して、Unified CCX のソフトウェアを無人でインストールできます。
仮想化:Unified CCX は仮想マシンでのインストールをサポートしています。 詳細については、docwiki.cisco.com/wiki/Virtualization_for_Cisco_Unified_Contact_Center_Express の仮想化に関する wiki を参照してください。
インストールのシナリオ |
タスク |
---|---|
スタンドアロン(単一ノード)の設定 |
|
ハイ アベイラビリティ(2 ノード)の設定 |
|
システム要件については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Compatibility_Matrix_for_Unified_CCX の『Cisco Unified Contact Center Express Software and Hardware Compatibility Guide』を参照してください。
インストールを進める前に、次の情報を注意してお読みください。
Unified CCX は仮想マシンのみにインストールできます。 Unified CCX はベア メタル サーバにはインストールされません。
Unified CCX のインストールでは、DNS 設定とドメインのフィールドは必須です。 正引きと逆引き参照の両方が必要です。 DNS は VoIP モニタ サブシステムと Unified CCX チャット機能が動作するために必要であり、また、Unified IP IVR でのホスト名による ICM との統合にも必要です。
既存のサーバに Unified CCX をインストールすると、ハードドライブがフォーマットされ、そのドライブ上の既存のすべてのデータが上書きされます。 また、システム BIOS、ファームウェア、および Redundant Array of Inexpensive Disk(RAID)の設定が古い場合は、それらもアップグレードします。
物理メディアを損傷させる想定外の停電から Unified CCX サーバを保護するために、各 Unified CCX ノードを必ず無停電電源(UPS)に接続してください。
クラスタ内のすべてのサーバは、同じリリースの Unified CCX を実行する必要があります。 ただし、クラスタ ソフトウェアのアップグレード中に限り、一時的な不一致は許可されます。
サーバの IP アドレスが変更されないように、スタティック IP アドレスを使用してサーバを設定します。
インストール中は、設定タスクを行わないでください。
インストール プログラムの実行中に入力するフィールド値(ホスト名とパスワード)は大文字と小文字が区別されることに注意してください。 ホスト名は小文字にする必要があり、最大文字数は 24 文字です。
USB ドライブを挿入または取り外したときに、コンソールに「sdb:ドライブ キャッシュはライトスルーでの動作を仮定(sdb: assuming drive cache: write through)」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。 これらのメッセージは無視しても差し支えありません。
ステップ 1 |
システム時刻がネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバの時刻である場合(VMware 展開では必須)、2 番目のノードをインストールする前に、最初のノードが NTP サーバと同期していることを確認します。
|
||
ステップ 2 | ファイアウォールがルーティング パスにある場合は、ノード間のファイアウォールを無効にします。 インストールが完了するまでは、ファイアウォールのタイムアウト設定を大きな値にしておきます。 | ||
ステップ 3 | 新しいサーバを接続するネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度とスイッチ ポートの二重化設定を記録します。 | ||
ステップ 4 |
シスコ サーバに接続されているスイッチ ポートでは、すべて PortFast を有効にしてください。
|
||
ステップ 5 | ライセンス ファイルを入手します。 詳細については、インストール前のライセンス MAC の取得を参照してください。 | ||
ステップ 6 | インストール中にパッチを適用する場合は、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を通じてシスコが認定したセキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)サーバを使用します。 サポートされている SFTP サーバに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/products_installation_and_configuration_guides_list.html の『Cisco Unified Contact Center Express Disaster Recovery System Administration Guide』の「System Requirements」の項を参照してください。 |
インストールのシナリオ
Unified CCX のインストールには、次のインストール オプションがあります。
標準インストール:このオプションでは、インストール ディスクから Unified CCX のソフトウェアをインストールできます。
無人インストール:このオプションでは、インストール ディスクと事前に設定された USB ディスクを使用して、Unified CCX のソフトウェアを無人でインストールできます。
仮想化:Unified CCX は仮想マシンでのインストールをサポートしています。 詳細については、docwiki.cisco.com/wiki/Virtualization_for_Cisco_Unified_Contact_Center_Express の仮想化に関する wiki を参照してください。
システム要件
システム要件については、http://docwiki.cisco.com/wiki/Compatibility_Matrix_for_Unified_CCX の『Cisco Unified Contact Center Express Software and Hardware Compatibility Guide』を参照してください。
インストール前の重要な考慮事項
インストールを進める前に、次の情報を注意してお読みください。
Unified CCX は仮想マシンのみにインストールできます。 Unified CCX はベア メタル サーバにはインストールされません。
Unified CCX のインストールでは、DNS 設定とドメインのフィールドは必須です。 正引きと逆引き参照の両方が必要です。 DNS は VoIP モニタ サブシステムと Unified CCX チャット機能が動作するために必要であり、また、Unified IP IVR でのホスト名による ICM との統合にも必要です。
既存のサーバに Unified CCX をインストールすると、ハードドライブがフォーマットされ、そのドライブ上の既存のすべてのデータが上書きされます。 また、システム BIOS、ファームウェア、および Redundant Array of Inexpensive Disk(RAID)の設定が古い場合は、それらもアップグレードします。
物理メディアを損傷させる想定外の停電から Unified CCX サーバを保護するために、各 Unified CCX ノードを必ず無停電電源(UPS)に接続してください。
クラスタ内のすべてのサーバは、同じリリースの Unified CCX を実行する必要があります。 ただし、クラスタ ソフトウェアのアップグレード中に限り、一時的な不一致は許可されます。
サーバの IP アドレスが変更されないように、スタティック IP アドレスを使用してサーバを設定します。
インストール中は、設定タスクを行わないでください。
インストール プログラムの実行中に入力するフィールド値(ホスト名とパスワード)は大文字と小文字が区別されることに注意してください。 ホスト名は小文字にする必要があり、最大文字数は 24 文字です。
USB ドライブを挿入または取り外したときに、コンソールに「sdb:ドライブ キャッシュはライトスルーでの動作を仮定(sdb: assuming drive cache: write through)」のようなエラー メッセージが表示されることがあります。 これらのメッセージは無視しても差し支えありません。
インストール前のタスク
手順
ステップ 1 システム時刻がネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバの時刻である場合(VMware 展開では必須)、2 番目のノードをインストールする前に、最初のノードが NTP サーバと同期していることを確認します。
(注) 最初のノードが NTP サーバと同期できない場合は、2 番目のノードのインストールも失敗します。
ステップ 2 ファイアウォールがルーティング パスにある場合は、ノード間のファイアウォールを無効にします。 インストールが完了するまでは、ファイアウォールのタイムアウト設定を大きな値にしておきます。 ステップ 3 新しいサーバを接続するネットワーク インターフェイス カード(NIC)の速度とスイッチ ポートの二重化設定を記録します。 ステップ 4 シスコ サーバに接続されているスイッチ ポートでは、すべて PortFast を有効にしてください。
注意 Unified CCX ノード間でネットワーク アドレス変換(NAT)またはポート アドレス変換(PAT)を実行しないでください。
ステップ 5 ライセンス ファイルを入手します。 詳細については、インストール前のライセンス MAC の取得を参照してください。 ステップ 6 インストール中にパッチを適用する場合は、Cisco Technology Developer Partner Program(CTDP)を通じてシスコが認定したセキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)サーバを使用します。 サポートされている SFTP サーバに関する詳細については、http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1846/products_installation_and_configuration_guides_list.html の『Cisco Unified Contact Center Express Disaster Recovery System Administration Guide』の「System Requirements」の項を参照してください。