この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS Director PowerShell Agent をインストールする前に、次のソフトウェアがマシンにインストールされていることを確認します:
システム要件とサポート対象のソフトウェアに関する詳細については、『Compatibility Matrix for Cisco UCS Director』を参照してください。
(注) | Cisco UCS Director は、リモート実行を通じて、ターゲット サーバ上でスクリプト(コマンドレット)を実行します。ターゲット サーバのノースバウンド PowerShell API がリモート呼び出しをサポートしている必要があります。 |
Cisco UCS Director から PowerShell Agent のインストーラをダウンロードします。
ターゲット コンピュータに Cisco UCS Director PowerShell Agent をインストールします。
新しいバージョンの PowerShell Agent をインストールするには、古いバージョンをアンインストールしておく必要があります。古いバージョンの PowerShell Agent を削除するには、Cisco PSA サービスを停止してから、エージェントをアンインストールします。
(注) | 新しいバージョンの PowerShell Agent for Cisco UCS Director リリース 5.5 をインストールしないと、[PowerShell Agents] タブの [PowerShell タスクの実行(Execute Power Shell Task)] オプションおよび [コマンドの実行(Execute Command)] オプションが正しく動作しません。 |
このタスクを実行するには、システム管理者権限が必要です。
Cisco UCS Director PowerShell Agent を設定します。
PowerShell Agent は、ポート 43891(デフォルト)を使用し、定義済みの認証/アクセス キーを使用して Cisco UCS Director と通信します。これらの値は、プロパティ ファイルを変更することで必要に応じて変更できます。プロパティ(XML)ファイルは次のディレクトリにあります。
%AGENT_INSTALL_FOLDER%/props/properties.xml.
Cisco UCS Director PowerShell Agent のインストール プログラムをダウンロードし、正常にインストールする必要があります。
ファイアウォールを設定します。
デフォルトでは、PowerShell Agent は ポート 43891 の着信要求をリッスンします。マシンのファイアウォールは、ポート 43891(または使用するポート)の着信 TCP 要求を許可するように設定する必要があります。
PowerShell コマンドを使用するには、Windows Server 2008 R2、2012、または 2012 R2 用の Windows Remote Management(WinRM)を有効にする必要があります。WinRM を有効にすると、ハードウェアと運用システムの相互運用性が実現し、ターゲット サーバおよびターゲット サーバ ホストで Windows Remote Shell(WinRS)コマンドライン ツールを使用できるようになります。
PowerShell Agent は、PowerShell リモート セッション内のターゲット サーバでのみ、コマンドレットおよびスクリプトを実行します。PowerShell Agent がリモート セッションを受け入れるには、WinRM の設定が必要です。これは、Windows PowerShell リモート セッションの要件です。
ステップ 1 | ホストでコマンド プロンプトを開き、winrm quickconfig と入力します。
次のメッセージが表示されます。 WinRM is not set up to allow remote access to this machine for management. The following changes must be made: Create a WinRM listener on HTTP://* to accept WS-Man requests to any IP on this machine. Enable the WinRM firewall exception. Make these changes [y/n]? | ||
ステップ 2 | y と入力します。 WinRM がリモート管理用に更新され、リスナーが作成されて要求を受け付け、ファイアウォールの例外が有効になります。Make these changes [y/n]? y WinRM has been updated for remote management. Created a WinRM listener on HTTP://* to accept WS-Man requests to any IP on this machine. WinRM firewall exception enabled. | ||
ステップ 3 | コマンド プロンプトで winrm g winrm/config コマンドを入力し、WinRS が有効になっていることを確認します。 | ||
ステップ 4 | winrm set winrm/config/client @{TrustedHosts="*"} コマンドを入力して、WinRM の TrustedHosts テーブルに値「*」を設定します。
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ターゲット サーバの接続に使用するドメイン アカウントが、ターゲット サーバ ホストのローカル管理者グループに属していることを確認します。