この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)ドライバは、サポートされるオペレーティング システムと Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)との間の通信を容易にします。
Cisco UCS VIC ドライバ ISO バンドルには、eNIC ドライバと fNIC ドライバが含まれます。eNIC は Cisco UCS VIC イーサネット NIC 用のドライバです。fNIC はイーサネット HBA 上の Cisco UCS VIC ファイバ チャネル用のドライバです。
(注) | fNIC は Cisco UCS Manager リリース 2.5 ではサポートされていません。 |
Windows の場合、サーバが Microsoft iSCSI イニシエータを使用してシスコ VIC イーサネット インターフェイスから起動されたときの Windows のクラッシュ ダンプをサポートする iSCSI のクラッシュ ダンプ ドライバも ISO バンドルに含まれています。
Cisco UCS Manager リリース 2.5 では Cisco UCS M シリーズ サーバが導入されましたが、引き続き vNIC 機能を提供します。また、仮想共有ローカル ストレージにより新しい機能が提供されます。この仮想ストレージ コントローラは、シャーシ内の共有ストレージ コントローラとハード ドライブを通してサーバに提供される仮想ドライブへのアクセスを可能にします。仮想ストレージ コントローラは、SCSI NIC(sNIC)と呼ばれる、OS に提示される新しい PCIe デバイスを導入します。OS はこれらのアイテムをローカル接続された SCSI デバイスとみなします。
sNIC は、サーバから仮想ドライブへの SCSI コマンドの経路を提供します。このコントローラは、OS にとって新しいデバイスであり、OS にロードされる sNIC ドライバを使用します。sNIC は新しい PCIe デバイスであるため、一部の OS ディストリビューションには sNIC ドライバが含まれていないことがあります。その場合は、サーバのストレージ デバイスを認識するため、OS のインストール時に sNIC ドライバをロードする必要があります。sNIC ドライバは、eNIC ドライバや fNIC ドライバと同様に、OS ベンダーにより認定され、最終的にコア OS インストール パッケージに収容されます。ドライバが存在する場合、OS は仮想ドライブを認識し、仮想ドライブは RAID コントローラを介して接続している標準ハード ドライブとして提示されます。
サポートされているハードウェアおよびソフトウェアの完全なリストについては、次の URL にあるこのリリースの『Hardware and Software Interoperability Matrix』を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html