この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシの環境仕様については、「表 3-1」を参照してください。 Cisco UCS 6100 ファブリック インターコネクトの環境仕様については、「表 3-2」を参照してください。
ノイズ(音響出力レベル1 ) |
ノイズ(音圧レベル 2 ) |
Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシは、次のコンポーネントを含むパッケージで出荷されます。
Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトは、次のコンポーネントを含むパッケージで出荷されます。
Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトは、次のコンポーネントを含むパッケージで出荷されます。
これらのシステムを含むパッケージのサイズについては、「表 7」を参照してください。 これらのシャーシが開梱され、設置の準備ができた後のサイズについては、「表 8」を参照してください。
「表 8」には、開梱された Cisco UCS 機器の物理仕様を示します。
Cisco UCS 機器の各タイプのうち、Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシ シリーズの重量と数量については、「表 9」を、Cisco 6100 ファブリック インターコネクトの重量と数量については、「表 10」を参照してください。 次の表には、Cisco UCS 機器またはインターフェイスと電源ケーブルを格納するラックの重量は含まれていません。 これらの重量については、コンポーネントのメーカーが提供する資料を参照してください。
B22 M3 ブレード サーバ |
13.5 ポンド(6.1 kg)6 |
1 ~ 8 |
B200 M3 ブレード サーバ |
15.0 ポンド(6.8 kg)6 |
1 ~ 8 |
B420 M3 ブレード サーバ |
34.5 ポンド(15.65 kg)6 |
1 ~ 4 |
2 個の電源と 1 個の拡張モジュールが取り付けられた Cisco UCS 6120XP |
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2 個の電源と 2 個の拡張モジュールが取り付けられた Cisco UCS 6140XP |
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2 個の電源、3 個の拡張モジュール、4 個のファン モジュールが取り付けられた Cisco UCS 6296 UP |
50 ポンド(22.67 kg) |
ブレード サーバに必要な電源装置の数を指定するには、各シングルスロット サーバに最大 550 W が給電され、個々のフル幅サーバに最大 1100 W が給電されている必要があります。 見積もりの詳細については、シスコの営業部門にお問い合わせください。
1/0 AWG サイズの銅線を収容する Panduit LCD4-14AF-L または同等品の 90 度の角度付きバレル型ラグ端子、2 つ穴タングを受け付けます。 コネクタ タングの幅は 0.82 インチ、スタッド穴の間隔は 5/8 インチ、穴のサイズは 1/4 インチです。 |
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DC 配線は、各国の規定を満たす必要があり、必要な DC 配線を設置するには、ライセンスが付与された電気技師を使用することを推奨します。
ブレード サーバ シャーシ上の AC 電源装置コネクタは、IEC 320 C20 ソケットです。 AC 電源コンセントにブレード サーバの電源装置を接続するために使用する電源コードは、一方の端に IEC 320 C19 プラグ、もう一方の端には、国の AC 電源コンセント仕様に準拠するプラグを備えています。 ブレード サーバ シャーシの電源装置に発注するコードを指定するには、次の表を参照してください。 どの電源コードを発注する必要があるかを指定すると、その参照リンクをクリックして、電源コードのプラグがファシリティの電源コンセントに準拠していることを確認できます。
基本操作には 1 個の電源装置が必要です。2 個の電源装置で冗長性が備わります。
UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトのシャーシ上の AC 電源装置コネクタは、IEC C13 320 ソケットです。 AC 電源コンセントにファブリック インターコネクトの電源装置を接続するために使用する電源ケーブルは、一方の端に IEC 320 C14 プラグ、もう一方の端には、国の AC 電源コンセント仕様に準拠するプラグを備えています。 ファブリック インターコネクトの電源装置用に発注するケーブルを指定するには、「表 3-14」を参照してください。 どの電源コードを発注する必要があるかを指定すると、その参照リンクをクリックして、電源コードのプラグがファシリティの電源コンセントに準拠していることを確認できます。
基本操作には 1 個の電源装置が必要です。2 個の電源装置で冗長性が備わります。
基本操作には 1 個の電源装置が必要です。2 個の電源装置で冗長性が備わります。
DC コネクタの交換品が必要な場合は、Phoenix Contact の部品番号 PC 5/ 2-STF-7,62、オーダー番号 1975697、またはその適切な同等品をご使用ください。 コネクタの情報は、以下で入手できます。 http://eshop.phoenixcontact.de/phoenix/treeViewClick.do?UID=1975697 |
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各電源装置には個別の電源コードがあります。 IEC 60320 C19 コンセントの付いた配電ユニットへの接続には、標準の電源コードまたはジャンパ コードが使用できます。 キャビネット用のジャンパ電源コードは、標準の電源コードの代わりにオプションとして使用できます。
標準の電源コードには、電源モジュールとの接続側に IEC C19 コネクタが付いています。 オプションのジャンパ電源コードには、電源モジュールとの接続側に IEC C19 コネクタ、IEC C19 コンセントとの接続側に IEC C20 コネクタが付いています。
(注) |
使用できるのは、シャーシに付属の標準の電源コードまたはジャンパ電源コードだけです。 |
SFS-250V-10A-ID 電源コード、250 VAC 16A EL-208 プラグ 南アフリカ、アラブ首長国連邦、インド |
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次の図は、Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクト用のオプションのジャンパ電源コードでのプラグ コネクタを示します。 プラグは Cisco UCS 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトの電源モジュールに差し込み、コネクタはキャビネットの PDU のコンセントに差し込みます。
電源モードを設定して、取り付けた各電源モジュール ユニットから供給される電力を合わせて利用したり、停電が発生した際の電源の冗長性を備えたりできます。
電源装置は並列出力内ですべて動作します。 可用性(グリッド冗長性)を最大にするように 2 種類の入力電源(グリッド)に接続する必要があります。 システムは、Cisco UCS 5108 ブレード サーバ シャーシの 2 個の電源装置(2+2 冗長性)および Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトの 1 個の電源装置(1+1 冗長性)で動作します。 詳細については、以下を参照してください。
シャーシを設置し、モジュールを交換し、機器とのエアーフローを確保するためには、スペースを十分に確保する必要があります。 ブレード サーバ シャーシとファブリック インターコネクトでは、ブレードまたはファブリック インターコネクトの交換用に、前面に少なくとも 36.0 インチ(91.4 cm)のスペースが必要です。 また、コンポーネントの取り付けや交換用に、機器の背面に少なくとも 16 インチ(40.6 cm)のスペースが必要です。 シャーシ側面には交換するコンポーネントがないため、側面のスペースは必要はありません。 スペースまたは空のラック ユニットは機器間では必要ではありません。
(注) |
リフトのスペースがさらに必要な場合は、シャーシ前面の隙間を利用してその分のスペースを確保します。 |
ブレード サーバ シャーシとファブリック インターコネクトの場合、冷却空気を確保するためには、コンポーネントの設置と交換用のスペースがあれば十分です。 設置、交換、またはエアーフローに側面のスペースは必要ではありません。
Cisco UCS のコンポーネントは相当量の電力を消費し、大量の熱が発生します。 主要コンポーネントには、次の発熱量が必要です。
Cisco UCS 5108 シャーシおよび Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトは、それぞれ冷却用に前面から背面へのエアーフローを使用し、両方のコンポーネントは、ホット アイル/コールド アイル環境で機能するように設計されています。
ケーブル管理は、過熱の問題を防ぐ重要な要素になる可能性があります。 「図 36」の「前」の図には、シャーシの背面をふさぎ、シャーシから高温の空気が排出できなくなってしまうケーブルを示します。 この状況により、ブレード サーバで DIMM が失敗し、内部温度が仕様を超えると、ランダムなサーバのシャットダウンが発生する可能性があります。 ケーブル タイおよびその他の配線手順を使用して、「後」の図に示すように、シャーシの背面を障害物がない状態にします。