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目次
このパートの構成は、次のとおりです。
従来のサーバは、たとえば CPU、ネットワーク アダプタ、ローカル ストレージなど、複数のサーバで共有できないキャプティブ リソースを持ちます。 Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバは、これらのリソースの一部をシャーシ内で共有することが可能な、新しいクラスの Cisco UCS サーバです。 従来はサーバ専用とされてきた、ハード ディスク ドライブ、I/O、アダプタなどのリソースが、シャーシ レベルで集約されて、そのシャーシ内の複数のサーバで共有されるようになっています。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバは、サーバのネットワーク コンポーネントとストレージ コンポーネントを切り離し、シャーシ内のサーバで必要に応じて配分できる、柔軟に設定可能なリソースとして提供します。 Cisco UCS M シリーズでは、CPU およびメモリはサーバにローカルです。 サーバはシャーシのリソースに標準 PCIe で接続します。 シャーシ内で共有されるのは、電源、管理、冷却、ストレージ、およびネットワーク コンポーネントです。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバでは、次の機能を導入しています。
モジュラ サーバ アーキテクチャには、たとえば次の主要機能があります。
コンピュート カートリッジ:新しいモジュラ型シャーシの各スロットに、コンピュート カートリッジを収容できます。 コンピュート カートリッジごとに、1 台以上のサーバを収容できます。
モジュラ サーバの 3 タプル参照:新しいアーキテクチャでは、コンピューティング サーバはカートリッジに格納され、カートリッジはシャーシに収容されます。 したがって、Cisco M シリーズ サーバのすべての参照は、chassis-id/cartridge-id/server-id という 3 タプルの形になります。
一元化されたリソース:ストレージ、I/O、ストレージ コントローラなどのリソースがシャーシに一元化されてホストされます。
共有アダプタ:共有アダプタはモジュラ型シャーシに収容されます。 これは、サーバのネットワークおよびストレージ リソースにアクセスするための集約ポイントでもあります。
一元化されたストレージ リソースの使用法を柔軟に設定できるよう、ストレージ プロファイルが導入されています。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバで使用される Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)は、複数のサーバに同時に接続する複数の PCe バスを提供します。 VIC で使用するシステム リンク テクノロジーは、PCIe バスをそれぞれのサーバまで拡張し、ローカル CPU が使用する PCIe ホスト インターフェイス上に仮想デバイスを作成します。 OS はこの仮想デバイスをローカル PCIe デバイスとして認識し、I/O トラフィックをホスト PCIe レーンに渡します。これにより、I/O トラフィックは適切な共有リソース(ローカル ストレージまたはネットワーク インターフェイス)にマップされます。
シャーシ内の共有ストレージ コントローラとハード ドライブを介してサーバに提供される仮想ドライブへのアクセスは、仮想ストレージ コントローラによって提供されます。 仮想ストレージ コントローラは、SCSI NIC(sNIC)と呼ばれる、OS に提示される新しい PCIe デバイスを導入します。 OS はこれらのアイテムをローカル接続された SCSI デバイスとみなします。
ファブリック インターコネクトとモジュラ シャーシ間は、常にポート チャネル モードで接続されるため、シャーシポート チャネル モードにあるため、シャーシ ディスカバリ ポリシーは適用されません。
Cisco UCS Manager でサポートされているすべての機能および設定タスクについては、『Cisco UCS Manager CLI Configuration Guide, Release 2.2』で詳しく説明しています。
このパートの構成は、次のとおりです。
Cisco UCS M シリーズについて
従来のサーバは、たとえば CPU、ネットワーク アダプタ、ローカル ストレージなど、複数のサーバで共有できないキャプティブ リソースを持ちます。 Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバは、これらのリソースの一部をシャーシ内で共有することが可能な、新しいクラスの Cisco UCS サーバです。 従来はサーバ専用とされてきた、ハード ディスク ドライブ、I/O、アダプタなどのリソースが、シャーシ レベルで集約されて、そのシャーシ内の複数のサーバで共有されるようになっています。
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバは、サーバのネットワーク コンポーネントとストレージ コンポーネントを切り離し、シャーシ内のサーバで必要に応じて配分できる、柔軟に設定可能なリソースとして提供します。 Cisco UCS M シリーズでは、CPU およびメモリはサーバにローカルです。 サーバはシャーシのリソースに標準 PCIe で接続します。 シャーシ内で共有されるのは、電源、管理、冷却、ストレージ、およびネットワーク コンポーネントです。
新機能
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバでは、次の機能を導入しています。
モジュラー サーバ アーキテクチャ
モジュラ サーバ アーキテクチャには、たとえば次の主要機能があります。
コンピュート カートリッジ:新しいモジュラ型シャーシの各スロットに、コンピュート カートリッジを収容できます。 コンピュート カートリッジごとに、1 台以上のサーバを収容できます。
モジュラ サーバの 3 タプル参照:新しいアーキテクチャでは、コンピューティング サーバはカートリッジに格納され、カートリッジはシャーシに収容されます。 したがって、Cisco M シリーズ サーバのすべての参照は、chassis-id/cartridge-id/server-id という 3 タプルの形になります。
一元化されたリソース:ストレージ、I/O、ストレージ コントローラなどのリソースがシャーシに一元化されてホストされます。
共有アダプタ:共有アダプタはモジュラ型シャーシに収容されます。 これは、サーバのネットワークおよびストレージ リソースにアクセスするための集約ポイントでもあります。
Cisco システム リンク テクノロジー
Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバで使用される Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)は、複数のサーバに同時に接続する複数の PCe バスを提供します。 VIC で使用するシステム リンク テクノロジーは、PCIe バスをそれぞれのサーバまで拡張し、ローカル CPU が使用する PCIe ホスト インターフェイス上に仮想デバイスを作成します。 OS はこの仮想デバイスをローカル PCIe デバイスとして認識し、I/O トラフィックをホスト PCIe レーンに渡します。これにより、I/O トラフィックは適切な共有リソース(ローカル ストレージまたはネットワーク インターフェイス)にマップされます。