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目次
この章は、次の内容で構成されています。
サービス プロファイル内のファームウェア パッケージを使用して、サーバの BIOS など、サーバのファームウェアをアップグレードできます。そのためには、ホスト ファームウェア ポリシーを定義して、これをサーバに関連付けられているサービス プロファイルにインクルードします。
CMC、共有アダプタ、ストレージ コントローラ、ボード コントローラ、ファブリック インターコネクト、または Cisco UCS Manager のファームウェアについては、サービス プロファイルによるアップグレードはできません。 それらのエンドポイントのファームウェアは直接アップグレードする必要があります。
(注) |
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。 |
このポリシーでは、ホスト ファームウェア パッケージ(ホスト ファームウェア パック)を構成するファームウェア バージョンのセットを指定することができます。 ホスト ファームウェア パッケージには、サーバのエンドポイント用の次のファームウェアが含まれています。
ヒント |
同じホスト ファームウェア パッケージに複数のファームウェアを含めることができます。 たとえば、ホスト ファームウェア パッケージには、BIOS ファームウェアと CIMC ファームウェアの両方を含めることができます。システムはエンドポイントで必要なファームウェア バージョンを認識し、それ以外のファームウェア バージョンは無視します。 |
ファームウェア パッケージは、このポリシーが含まれるサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバにプッシュされます。
このポリシーにより、同じポリシーを使用しているサービス プロファイルが関連付けられているすべてのサーバでホスト ファームウェアが同一となります。 したがって、サービス プロファイルをあるサーバから別のサーバに移動した場合でも、ファームウェア バージョンはそのまま変わりません。 さらに、ファームウェア パッケージのエンドポイントのファームウェア バージョンを変更した場合、その影響を受けるサービス プロファイルすべてに新しいバージョンが適用されます。この結果、サーバがリブートされることがあります。
このポリシーはサービス プロファイルにインクルードする必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
このポリシーは他のどのポリシーにも依存していません。 しかし、ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認する必要があります。 Cisco UCS Manager によりサーバとサービス プロファイルの関連付けが実行される際にファームウェア イメージが使用できない場合、Cisco UCS Manager はファームウェア アップグレードを無視し、関連付けを終了します。
(注) |
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。 |
このポリシーでは、管理ファームウェア パッケージ(管理ファームウェア パック)を構成するファームウェア バージョンのセットを指定することができます。 管理ファームウェア パッケージには、サーバの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)が含まれています。 CIMC を直接アップグレードする場合は、このパッケージを使用する必要はありません。
ファームウェア パッケージは、このポリシーが含まれるサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバにプッシュされます。 このポリシーにより、同じポリシーを使用しているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバで CIMC ファームウェアが同一となります。 したがって、サービス プロファイルをあるサーバから別のサーバに移動した場合でも、ファームウェア バージョンはそのまま変わりません。
このポリシーはサービス プロファイルにインクルードする必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
このポリシーは他のどのポリシーにも依存していません。 しかし、ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認する必要があります。
サービス プロファイルのホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを使用して、サーバおよびアダプタ ファームウェアをアップグレードすることができます。
注意 |
メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしている場合を除き、エンドポイントを追加するか既存のエンドポイントのファームウェア バージョンを変更してホスト ファームウェア パッケージを変更した場合は、変更を保存するとすぐに Cisco UCS Managerによって、エンドポイントがアップグレードされます。そのファームウェア パッケージに関連付けられているすべてのサーバがリブートされるため、サーバ間のデータ トラフィックが中断します。 |
新しいサービス プロファイルの場合、このアップグレードは次のステージで行われます。
このステージでは、ホスト ファームウェア パッケージを作成します。
このステージで、サービス プロファイルにファームウェア パッケージを含め、サービス プロファイルとサーバとの関連付けを形成します。 システムによって、選択したファームウェア バージョンがエンドポイントにプッシュされます。 サーバをリブートし、ファームウェア パッケージで指定したバージョンがエンドポイントで確実に実行されるようにします。
サーバと関連付けられているサービス プロファイルの場合は、メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしている場合を除いて、ファームウェア パッケージへの変更を保存するとすぐに Cisco UCS Manager によってファームウェアがアップグレードされ、サーバがリブートされます。 メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしている場合は、Cisco UCS Managerによってその時間までアップグレードとサーバのリブートが延期されます。
サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用してファームウェアをアップデートするには、パッケージ内のファームウェアをアップデートする必要があります。 ファームウェア パッケージへの変更を保存した後の動作は、Cisco UCS ドメインの設定によって異なります。
次の表に、サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用するサーバのアップグレードに対する最も一般的なオプションを示します。
ヒント |
同じホスト ファームウェア パッケージに複数のファームウェアを含めることができます。 たとえば、1 つのホスト ファームウェア パッケージで BIOS ファームウェアとストレージ コントローラ ファームウェアの両方を使用したり、異なる 2 つのアダプタのモデル用のアダプタ ファームウェアを使用することができます。 ただし、同じ種類、ベンダー、モデル番号に対しては 1 つのファームウェア バージョンしか使用できません。 システムはエンドポイントで必要なファームウェア バージョンを認識し、それ以外のファームウェア バージョンは無視します。 |
ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 | ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Host Firmware Packages] を右クリックして [Create Host Firmware Package] を選択します。 |
ステップ 5 |
[Create Host Firmware Package] ダイアログボックスで、パッケージの一意の名前と説明を入力します。 この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。 |
ステップ 6 | ホスト ファームウェア パッケージ設定の [Advanced] を選択します。 |
ステップ 7 |
各サブタブで、パッケージに含める各タイプのファームウェアに対して次の手順を実行します。
|
ステップ 8 | 必要なすべてのファームウェアをパッケージに追加したら、[OK] をクリックします。 |
ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
ポリシーが、サーバに関連付けられている 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、それらのサービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれていない場合、メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしていないと、ホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを保存するとすぐに、Cisco UCS Manager によってサーバとアダプタのファームウェアが新しいバージョンで更新およびアクティブ化され、サーバがリブートされます。
ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 |
アップデートするポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Host Firmware Packages] を展開し、アップデートするポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 |
各サブタブで、パッケージに含める各タイプのファームウェアに対して次の手順を実行します。
|
ステップ 7 |
[Save Changes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はモデル番号とベンダーを、このポリシーが含まれているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバと照合します。 モデル番号とベンダーがポリシー内のファームウェア バージョンに一致する場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシー内の設定に従ってファームウェアが更新されます。 |
(注) |
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。 |
ポリシーが、サーバに関連付けられている 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、それらのサービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれていない場合、メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしていないと、管理ファームウェア パッケージ ポリシーを保存するとすぐに、Cisco UCS Manager によってサーバの管理ファームウェアが新しいバージョンで更新およびアクティブ化され、サーバがリブートされます。
ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認します。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 |
アップデートするポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | [Management Firmware Packages] を展開し、アップデートするポリシーを選択します。 |
ステップ 5 | [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 |
ステップ 6 |
ファームウェア テーブルで、次の手順を実行します。
|
ステップ 7 |
[Save Changes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はモデル番号とベンダーを、このポリシーが含まれているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバと照合します。 モデル番号とベンダーがポリシー内のファームウェア バージョンに一致する場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシー内の設定に従ってファームウェアが更新されます。 |
サービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれておらず、サーバに関連付けられている場合、Cisco UCS Manager はサーバのファームウェアを新しいバージョンに更新してからアクティブにし、サービス プロファイルに対する変更が保存されるとただちにサーバをリブートします。
ステップ 1 | [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 |
ステップ 2 | [Servers] タブで、 を展開します。 |
ステップ 3 |
アップデートするサービス プロファイルが含まれている組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。 |
ステップ 4 | ファームウェア パッケージを追加するサービス プロファイルをクリックします。 |
ステップ 5 | [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 |
ステップ 6 | 下矢印をクリックして、[Firmware Policies] セクションを展開します。 |
ステップ 7 | ホスト ファームウェア パッケージを追加するには、[Host Firmware] ドロップダウン リストから目的のポリシーを選択します。 |
ステップ 8 | 管理ファームウェア パッケージを追加するには、[Management Firmware] ドロップダウン リストから目的のポリシーを選択します。 |
ステップ 9 | [Save Changes] をクリックします。 |
目次
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージによるファームウェアのアップグレード
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージによるファームウェア アップグレード
- ホスト ファームウェア パッケージ
- 管理ファームウェア パッケージ
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用したファームウェアのアップグレードのステージ
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージに対するアップデートの影響
- ホスト ファームウェア パッケージの作成
- ホスト ファームウェア パッケージのアップデート
- 管理ファームウェア パッケージのアップデート
- 既存のサービス プロファイルへのファームウェア パッケージの追加
この章は、次の内容で構成されています。
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージによるファームウェア アップグレード
- ホスト ファームウェア パッケージの作成
- ホスト ファームウェア パッケージのアップデート
- 管理ファームウェア パッケージのアップデート
- 既存のサービス プロファイルへのファームウェア パッケージの追加
サービス プロファイルのファームウェア パッケージによるファームウェア アップグレード
サービス プロファイル内のファームウェア パッケージを使用して、サーバの BIOS など、サーバのファームウェアをアップグレードできます。そのためには、ホスト ファームウェア ポリシーを定義して、これをサーバに関連付けられているサービス プロファイルにインクルードします。
CMC、共有アダプタ、ストレージ コントローラ、ボード コントローラ、ファブリック インターコネクト、または Cisco UCS Manager のファームウェアについては、サービス プロファイルによるアップグレードはできません。 それらのエンドポイントのファームウェアは直接アップグレードする必要があります。
(注)
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。
- ホスト ファームウェア パッケージ
- 管理ファームウェア パッケージ
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用したファームウェアのアップグレードのステージ
- サービス プロファイルのファームウェア パッケージに対するアップデートの影響
ホスト ファームウェア パッケージ
このポリシーでは、ホスト ファームウェア パッケージ(ホスト ファームウェア パック)を構成するファームウェア バージョンのセットを指定することができます。 ホスト ファームウェア パッケージには、サーバのエンドポイント用の次のファームウェアが含まれています。
ヒント
同じホスト ファームウェア パッケージに複数のファームウェアを含めることができます。 たとえば、ホスト ファームウェア パッケージには、BIOS ファームウェアと CIMC ファームウェアの両方を含めることができます。システムはエンドポイントで必要なファームウェア バージョンを認識し、それ以外のファームウェア バージョンは無視します。
ファームウェア パッケージは、このポリシーが含まれるサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバにプッシュされます。
このポリシーにより、同じポリシーを使用しているサービス プロファイルが関連付けられているすべてのサーバでホスト ファームウェアが同一となります。 したがって、サービス プロファイルをあるサーバから別のサーバに移動した場合でも、ファームウェア バージョンはそのまま変わりません。 さらに、ファームウェア パッケージのエンドポイントのファームウェア バージョンを変更した場合、その影響を受けるサービス プロファイルすべてに新しいバージョンが適用されます。この結果、サーバがリブートされることがあります。
このポリシーはサービス プロファイルにインクルードする必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
このポリシーは他のどのポリシーにも依存していません。 しかし、ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認する必要があります。 Cisco UCS Manager によりサーバとサービス プロファイルの関連付けが実行される際にファームウェア イメージが使用できない場合、Cisco UCS Manager はファームウェア アップグレードを無視し、関連付けを終了します。
管理ファームウェア パッケージ
(注)
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。
このポリシーでは、管理ファームウェア パッケージ(管理ファームウェア パック)を構成するファームウェア バージョンのセットを指定することができます。 管理ファームウェア パッケージには、サーバの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)が含まれています。 CIMC を直接アップグレードする場合は、このパッケージを使用する必要はありません。
ファームウェア パッケージは、このポリシーが含まれるサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバにプッシュされます。 このポリシーにより、同じポリシーを使用しているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバで CIMC ファームウェアが同一となります。 したがって、サービス プロファイルをあるサーバから別のサーバに移動した場合でも、ファームウェア バージョンはそのまま変わりません。
このポリシーはサービス プロファイルにインクルードする必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
このポリシーは他のどのポリシーにも依存していません。 しかし、ファブリック インターコネクトに適切なファームウェアがダウンロードされていることを確認する必要があります。
サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用したファームウェアのアップグレードのステージ
サービス プロファイルのホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを使用して、サーバおよびアダプタ ファームウェアをアップグレードすることができます。
注意
メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしている場合を除き、エンドポイントを追加するか既存のエンドポイントのファームウェア バージョンを変更してホスト ファームウェア パッケージを変更した場合は、変更を保存するとすぐに Cisco UCS Managerによって、エンドポイントがアップグレードされます。そのファームウェア パッケージに関連付けられているすべてのサーバがリブートされるため、サーバ間のデータ トラフィックが中断します。
新しいサービス プロファイル
新しいサービス プロファイルの場合、このアップグレードは次のステージで行われます。
- ファームウェア パッケージ ポリシーの作成
このステージでは、ホスト ファームウェア パッケージを作成します。
- サービス プロファイルのアソシエーション
このステージで、サービス プロファイルにファームウェア パッケージを含め、サービス プロファイルとサーバとの関連付けを形成します。 システムによって、選択したファームウェア バージョンがエンドポイントにプッシュされます。 サーバをリブートし、ファームウェア パッケージで指定したバージョンがエンドポイントで確実に実行されるようにします。
サービス プロファイルのファームウェア パッケージに対するアップデートの影響
サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用してファームウェアをアップデートするには、パッケージ内のファームウェアをアップデートする必要があります。 ファームウェア パッケージへの変更を保存した後の動作は、Cisco UCS ドメインの設定によって異なります。
次の表に、サービス プロファイルのファームウェア パッケージを使用するサーバのアップグレードに対する最も一般的なオプションを示します。
サービス プロファイル メンテナンス ポリシー アップグレード処理 ファームウェア パッケージがサービス プロファイルまたはアップデート中のサービス プロファイル テンプレートに含まれていない。
または
既存のサービス プロファイルまたはアップデート中のサービス プロファイル テンプレートを変更せずにファームウェアをアップグレードする。
メンテナンス ポリシーなし
ファームウェア パッケージのアップデート後に、次のいずれかを実行します。
一部のサーバまたはすべてのサーバを同時にリブートおよびアップグレードするには、サーバに関連付けられている 1 つ以上のサービス プロファイルまたはアップデート中のサービス プロファイル テンプレートにファームウェア パッケージを追加します。
一度に 1 台のサーバをリブートおよびアップグレードするには、各サーバに対して次の手順を実行します。
注意 元のサービス プロファイルにスクラブ ポリシーが含まれている場合は、サービス プロファイルの関連付けを解除すると、ディスクまたは BIOS が新規サービス プロファイルに関連してスクラビング処理されるときにデータが失われることがあります。
ファームウェア パッケージが 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、このサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
または
ファームウェア パッケージがアップデート中のサービス プロファイル テンプレートに含まれており、このテンプレートから作成されたサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
メンテナンス ポリシーなし
または
即時アップデート用に設定されたメンテナンス ポリシー。
ファームウェア パッケージをアップデートすると、次のようになります。
ファームウェア パッケージの変更は、保存と同時に有効になります。
Cisco UCS によって、このポリシーをインクルードしているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバに照らして、モデル番号とベンダーが検証されます。 モデル番号とベンダーがポリシーのファームウェア バージョンと一致する場合は、Cisco UCS によりサーバがリブートされ、ファームウェアがアップデートされます。
ファームウェア パッケージを含むサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバが同時にリブートされます。
ファームウェア パッケージが 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、このサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
または
ファームウェア パッケージがアップデート中のサービス プロファイル テンプレートに含まれており、このテンプレートから作成されたサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
ユーザ確認応答に関して設定済み
ファームウェア パッケージをアップデートすると、次のようになります。
Cisco UCS によって、変更を確認するように要求され、ユーザ確認応答済みのサーバのリブートが必要であることが通知されます。
点滅している [Pending Activities] ボタンをクリックし、リブートして新規ファームウェアを適用するサーバを選択します。
Cisco UCS によって、このポリシーをインクルードしているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバに照らして、モデル番号とベンダーが検証されます。 モデル番号とベンダーがポリシーのファームウェア バージョンと一致する場合は、Cisco UCS によりサーバがリブートされ、ファームウェアがアップデートされます。
サーバを手動でリブートしても、Cisco UCS によってファームウェア パッケージが適用されたり、保留中のアクティビティがキャンセルされることはありません。 [Pending Activities] ボタンを使用して、保留中のアクティビティを確認応答するか、またはキャンセルする必要があります。
ファームウェア パッケージが 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、このサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
または
ファームウェア パッケージがアップデート中のサービス プロファイル テンプレートに含まれており、このテンプレートから作成されたサービス プロファイルが 1 つ以上のサーバに関連付けられている。
特定のメンテナンス ウィンドウ時に有効になる変更に関して設定済み。
ファームウェア パッケージをアップデートすると、次のようになります。
Cisco UCS によって、変更を確認するように要求され、ユーザ確認応答済みのサーバのリブートが必要であることが通知されます。
点滅している [Pending Activities] ボタンをクリックし、リブートして新規ファームウェアを適用するサーバを選択します。
Cisco UCS によって、このポリシーをインクルードしているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバに照らして、モデル番号とベンダーが検証されます。 モデル番号とベンダーがポリシーのファームウェア バージョンと一致する場合は、Cisco UCS によりサーバがリブートされ、ファームウェアがアップデートされます。
サーバを手動でリブートしても、Cisco UCS によってファームウェア パッケージが適用されたり、スケジュールされたメンテナンス アクティビティがキャンセルされることはありません。
ホスト ファームウェア パッケージの作成
手順
ヒント
同じホスト ファームウェア パッケージに複数のファームウェアを含めることができます。 たとえば、1 つのホスト ファームウェア パッケージで BIOS ファームウェアとストレージ コントローラ ファームウェアの両方を使用したり、異なる 2 つのアダプタのモデル用のアダプタ ファームウェアを使用することができます。 ただし、同じ種類、ベンダー、モデル番号に対しては 1 つのファームウェア バージョンしか使用できません。 システムはエンドポイントで必要なファームウェア バージョンを認識し、それ以外のファームウェア バージョンは無視します。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 ポリシーを作成する組織のノードを展開します。 ステップ 4 [Host Firmware Packages] を右クリックして [Create Host Firmware Package] を選択します。 ステップ 5 [Create Host Firmware Package] ダイアログボックスで、パッケージの一意の名前と説明を入力します。 この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。
ステップ 6 ホスト ファームウェア パッケージ設定の [Advanced] を選択します。 ステップ 7 各サブタブで、パッケージに含める各タイプのファームウェアに対して次の手順を実行します。
ステップ 8 必要なすべてのファームウェアをパッケージに追加したら、[OK] をクリックします。
次の作業
ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。
ホスト ファームウェア パッケージのアップデート
手順ポリシーが、サーバに関連付けられている 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、それらのサービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれていない場合、メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしていないと、ホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを保存するとすぐに、Cisco UCS Manager によってサーバとアダプタのファームウェアが新しいバージョンで更新およびアクティブ化され、サーバがリブートされます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 アップデートするポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 [Host Firmware Packages] を展開し、アップデートするポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 6 各サブタブで、パッケージに含める各タイプのファームウェアに対して次の手順を実行します。
ステップ 7 [Save Changes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はモデル番号とベンダーを、このポリシーが含まれているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバと照合します。 モデル番号とベンダーがポリシー内のファームウェア バージョンに一致する場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシー内の設定に従ってファームウェアが更新されます。
管理ファームウェア パッケージのアップデート
手順
(注)
Cisco UCS は、新しい管理ファームウェア パッケージの作成をサポートしなくなりました。 必要な場合は、既存の管理ファームウェア パッケージを変更および更新することができます。 ただし、管理ファームウェア パッケージをすべてのサービス プロファイルから削除し、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバ上の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を更新することをお勧めします。
ポリシーが、サーバに関連付けられている 1 つ以上のサービス プロファイルに含まれており、それらのサービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれていない場合、メンテナンス ウィンドウを設定およびスケジュールしていないと、管理ファームウェア パッケージ ポリシーを保存するとすぐに、Cisco UCS Manager によってサーバの管理ファームウェアが新しいバージョンで更新およびアクティブ化され、サーバがリブートされます。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 アップデートするポリシーを含む組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 [Management Firmware Packages] を展開し、アップデートするポリシーを選択します。 ステップ 5 [Work] ペインの [General] タブをクリックします。 ステップ 6 ファームウェア テーブルで、次の手順を実行します。
ステップ 7 [Save Changes] をクリックします。 Cisco UCS Manager はモデル番号とベンダーを、このポリシーが含まれているサービス プロファイルに関連付けられているすべてのサーバと照合します。 モデル番号とベンダーがポリシー内のファームウェア バージョンに一致する場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルに含まれているメンテナンス ポリシー内の設定に従ってファームウェアが更新されます。
既存のサービス プロファイルへのファームウェア パッケージの追加
手順サービス プロファイルにメンテナンス ポリシーが含まれておらず、サーバに関連付けられている場合、Cisco UCS Manager はサーバのファームウェアを新しいバージョンに更新してからアクティブにし、サービス プロファイルに対する変更が保存されるとただちにサーバをリブートします。
ステップ 1 [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。 ステップ 2 [Servers] タブで、 を展開します。 ステップ 3 アップデートするサービス プロファイルが含まれている組織のノードを展開します。 システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。
ステップ 4 ファームウェア パッケージを追加するサービス プロファイルをクリックします。 ステップ 5 [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。 ステップ 6 下矢印をクリックして、[Firmware Policies] セクションを展開します。 ステップ 7 ホスト ファームウェア パッケージを追加するには、[Host Firmware] ドロップダウン リストから目的のポリシーを選択します。 ステップ 8 管理ファームウェア パッケージを追加するには、[Management Firmware] ドロップダウン リストから目的のポリシーを選択します。 ステップ 9 [Save Changes] をクリックします。