この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章は、次の項で構成されています。
ドメイン グループ ルートまたはルートの下のドメイン グループでグローバル VSAN を定義できます。グローバル VSAN はファブリック インターコネクトに固有で、ファブリック A またはファブリック B に作成できます。グローバル VSAN は、共通 VSAN にはできません。
グローバル VSAN の解決は、グローバル サービス プロファイルの展開前に実行されます。グローバル サービス プロファイルがグローバル VSAN を参照し、その VSAN が存在しない場合、リソース不足が原因でそのグローバル サービス プロファイルの展開が失敗します。Cisco UCS Central アカウントで作成されたすべてのグローバル VSAN がそのグローバル サービス プロファイルの展開前に解決されている必要があります。
グローバル VSAN を参照するグローバル サービス プロファイルを削除しても、そのグローバル VSAN は削除されません。Cisco UCS Central アカウントからグローバル VSAN を削除します。
VSAN を参照するグローバル サービス プロファイルを展開する場合にのみ、グローバル VSAN は Cisco UCS Manager アカウントに表示されます。グローバル サービス プロファイルとともに展開される VSAN が Cisco UCS Manager アカウントで利用可能になると、その VSAN をローカルのサービス プロファイルとポリシーに含めることができます。グローバル VSAN をローカル VSAN に変えることはできません。
次の予約済み範囲の ID を除き、ID が 1 ~ 4093 の範囲のグローバル VSAN を作成できます。
Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する予定の場合は、ID が 3040 ~ 4078 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
Cisco UCS ドメインで FC エンドホスト モードを使用する予定の場合は、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にある VSAN を設定しないでください。
(注) |
SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN に同じ ID を使用すると、その VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。 |
WWNN(ワールド ワイド ノード名)プールは、WW(ワールド ワイド)ノード名だけを含む WWN(ワールド ワイド名)プールです。サービス プロファイルに WWNN プールを含める場合、関連付けられたサーバには、そのプールから WWNN が割り当てられます。[WWNN プール(WWNN Pools)] タブでプールをダブルクリックすると、WWNN プール内の WWN ブロックとイニシエータを表示できます。
WWXN プールは、WW ノード名および WW ポート名の両方を含む WWN プールです。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチドメインマネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCSセントラルアカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 5 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [WWXNプール(WWXN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 8 |
[WWXNプールの追加(Add WWXN Pool)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
WWPN(ワールド ワイド ポート名)プールは、WW ポート名だけを含む WWN プールです。サービス プロファイルに WWPN のプールを含めると、関連付けられたサーバの各 vHBA 上のポートは、そのプールから WWPN を割り当てられます。[WWPN プール(WWPN Pools)] タブでプールをダブルクリックすると、WWPN プール内の WWN ブロックとイニシエータを表示できます。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 5 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [WWPNプール(WWPN Pools)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 8 |
[WWPNプールの追加(Add WWPN Pool)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 9 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 5 | プールを変更する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 6 | 次のいずれかのタブをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 7 | WWN ブロックを追加するプールをクリックします。 | ||||||||||
ステップ 8 | [WWNブロックの作成(Create WWN Block)] をクリックします。 | ||||||||||
ステップ 9 |
[WWNブロックの作成(Create WWN Block)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
IQN プールは、iSCSI vNIC が Cisco UCS ドメインでイニシエータ ID として使用する iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。Cisco UCS Central で作成された IQN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。IQN プール メンバは、プレフィックス:サフィックス:数字の形式になります。ここで、プレフィックス、サフィックス、および数字のブロック(範囲)を指定することができます。IQN プールは複数の IQN ブロックを含むことができます。それらは、数字の範囲とサフィックスは異なりますが、同じプレフィックスを共有します。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチドメインマネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで [UCSセントラルアカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 |
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | プールを作成する組織をクリックし、[詳細の表示(View Details)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [IQN プール(IQN Pools)] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 8 | [IQNプール(IQN Pool)] 画面で、IQN プールの名前、説明およびプレフィックスを入力します。 |
ステップ 9 | [IQNプールブロック(IQNPool Block)] で、サフィックス、送信元、サイズ、および ID 範囲資格ポリシーの情報を入力します。 |
ステップ 10 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
このテンプレートは、サーバ上の vHBA(仮想ホスト バス アダプタ)と SAN の接続方法を定義するポリシーです。これは、vHBA SAN 接続テンプレートとも呼ばれます。
このポリシーを有効にするには、このポリシーをサービス プロファイルに含める必要があります。
次のリソースの 1 つ以上がすでに存在していることを前提としています。
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 | ||||||||||||
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [vHBAテンプレート(vHBA Templates)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 8 | [vHBAテンプレートの追加(Add vHBA Template)] ダイアログボックスに、ポリシーの一意の名前および説明を入力します。 | ||||||||||||
ステップ 9 | [ファブリックID(Fabric ID)] ドロップダウンリストから、このテンプレートから作成した vHBA に関連付けるファブリック インターコネクトを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 10 | [VSAN] ドロップダウンリストから、このテンプレートから作成した vHBA に関連付ける VSAN を選択します。 | ||||||||||||
ステップ 11 | [テンプレートタイプ(Template Type)] ドロップダウンリストから、次のいずれかのオプションを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 12 |
[データフィールドの最大サイズ(Max Data Field Size)] フィールドに、vHBA がサポートするファイバ チャネル フレームのペイロード バイトの最大サイズを入力します。 256 ~ 2112 の整数を入力します。デフォルトは 2048 です。 |
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ステップ 13 |
このテンプレートから作成された vNIC にポリシーを関連付ける場合は、次のフィールドに値を入力します。
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ステップ 14 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
vHBA テンプレートを vHBA ポリシーに含めます。
次のうち少なくとも 1 つが、このポリシーを適用する Cisco UCS Central アカウントと組織に存在することを確認します。
ステップ 1 | メニュー バーで、[ポリシー(Policies)] > [物理インフラストラクチャポリシー(Physical Infrastructure Policies)] > [UCSセントラル(UCS Central)] の順に選択します。 |
ステップ 2 | [vHBAポリシー(vHBA Policy)] タブをクリックします。 |
ステップ 3 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 4 |
[UCSセントラルvHBAポリシーの作成(Create UCS Central vHBA Policy)] ダイアログボックスで、次を実行します。
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vHBA ポリシーをストレージ ポリシーに含めます。
SAN 接続ポリシーは、ネットワーク上のサーバと LAN の間の接続およびネットワーク通信リソースを決定します。これらのポリシーは、プールを使用して WWN および WWPN をサーバに割り当て、サーバがネットワークと通信するために使用する vHBA を識別します。
(注) |
これらの接続ポリシーは、サービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートに含まれ、複数のサーバを設定するために使用できるので、静的 ID を接続ポリシーで使用することはお勧めしません。 |
ステップ 1 | メニューバーで の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチ ドメイン マネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで [UCS セントラル アカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。 |
ステップ 4 | 右側のペインで [組織(Organizations)] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | ポリシーを作成する組織をクリックして [詳細の表示(View Details)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policies)] タブをクリックします。 |
ステップ 7 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 8 | [SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policy)] ダイアログボックスに、ポリシーの名前と説明を入力します。 |
ステップ 9 | [WWNNプール(WWNN Pool)] ドロップダウン リストから、このポリシーと関連付ける WWNN プールを選択します。 |
ステップ 10 |
[vHBA] 表で、[追加(Add)] をクリックし、次の手順を実行します。
ポリシーにさらに vHBA を追加する場合は、この手順を繰り返します。 |
ステップ 11 | ポリシーに必要な vHBA をすべて作成したら、[送信(Submit)] をクリックします。 |
ストレージ ポリシーは Cisco UCS Director ポリシーであり、サーバに割り当てられたワールド ワイド ノード名(WWNN)やサーバで使用する仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)などの SAN ストレージとサーバの間の接続を設定します。選択した設定に応じて、このポリシーを使用して 2 つ以上のサーバ用 vHBA を設定できます。このポリシーで vHBA の作成を選択するか、SAN 接続ポリシーを使用して vHBA の設定を決定することができます。
このポリシーはサービス プロファイルに組み込む必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。
ステップ 1 | メニュー バーで、[ポリシー(Policies)] > [物理インフラストラクチャポリシー(Physical Infrastructure Policies)] > [UCSセントラル(UCS Central)] の順に選択します。 | ||||||||||||
ステップ 2 | [ストレージ ポリシー(Storage Policy)] タブをクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 3 | [追加(Add)] をクリックします。 | ||||||||||||
ステップ 4 | [UCSセントラルストレージポリシーの作成(Create UCS Central Storage Policy)] ダイアログボックスに、ポリシーの名前および説明を入力します。 | ||||||||||||
ステップ 5 | 次のフィールドに値を入力して、ポリシーの Cisco UCS Central 接続を指定します。 | ||||||||||||
ステップ 6 | [ローカルディスクの設定ポリシー(Local Disk Configuration Policy)] ドロップダウンリストから、このストレージ ポリシーに含めるローカル ディスクの設定ポリシーを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 7 |
[SAN接続タイプ(SAN Connectivity Type)] ドロップダウンリストから、次のいずれかの接続タイプを選択します。
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ステップ 8 |
[エキスパートSANストレージ(expert SAN storage)] オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。
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ステップ 9 |
[シンプルSANストレージ(simple SAN storage)] オプションを選択した場合は、次の手順を実行します。
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ステップ 10 | [SAN接続ポリシー(SAN connectivity policy)] オプションを選択した場合は、[SAN接続ポリシー(SAN Connectivity Policy)] ドロップダウンリストからサーバに関連付けるポリシーを選択します。 | ||||||||||||
ステップ 11 | [送信(Submit)] をクリックします。 |
ストレージ ポリシーをサービス プロファイルに含めます。
ID 範囲資格ポリシーにより、ポリシーを作成し、認定されたドメイン グループとドメイン IP アドレスに割り当てることができます。ID 範囲資格ポリシーは、これらのドメイン グループとドメイン IP アドレスに対して表示されます。また、ID 範囲資格ポリシーを作成し、認定されたドメイン グループまたは IP アドレスを割り当てないでおくこともできます。条件を設定しない場合、ポリシーはすべてのドメイン グループに対して使用可能になります。ID 解決は、他のグローバル ポリシーと同様に組織構造内で階層的に行われます。
ID 範囲資格ポリシーは以下に関連づけることができます。
ID 範囲資格ポリシーを作成したら、新しいプールまたは既存のプール内のブロックにそのポリシーを適用できます。
ステップ 1 | メニューバーで [物理(Physical)] > [コンピューティング(Compute)] の順に選択します。 |
ステップ 2 | 左側のペインで [マルチドメインマネージャ(Multi-Domain Managers)] を展開します。 |
ステップ 3 | 左側のペインで [UCSセントラルアカウント(UCS Central Accounts)] を展開し、UCS Central アカウントをクリックします。 |
ステップ 4 | 右側のペインで、[ID範囲資格ポリシー(ID Range Qualification Policies)] タブをクリックします。 |
ステップ 5 | [追加(Add)] をクリックします。 |
ステップ 6 | [ID範囲認定仕様の作成(Create ID Range Qualification Specification)] に、ポリシーの名前および説明を入力します。 |
ステップ 7 | [ドメイングループ(Domain Group)] テーブルで、適切なドメイン グループまたはグループのチェックボックスをオンにします。 |
ステップ 8 | [送信(Submit)] をクリックします。 |