この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• タスクの概要
• ログの表示
• ログのソート
• ログのフィルタ
• ログ詳細の保存
• ログのクリア
SEL Viewer ユーティリティを使用すると、ログで次の作業を実行できます。
ユーティリティを起動する場合、オンライン モードで実行されている場合は、生成されたすべてのログを参照できます。右側のペインで、[Entries per page] フィールドが各ページに表示されているイベント数を表示します。このフィールドを使用して、各ページに表示されているイベント数を変更できます。次のいずれかのオプションを選択できます。
• [Timestamp]:イベントが発生した時刻。これは yyyy-mm-dd hh:mm:ss 形式で表示されます。
• [Severity]:Critical、Non-Recoverable、Informational、Warning、または Normal のいずれかになります。
• [Generator]:イベントのジェネレータ。BIOS、CIMC、OEM、または Unknown のいずれかになります。
OEM として表示されているジェネレータを持つイベントはデコードされておらず、16 進数値で表示されます。
特定のログの追加情報を表示するには、ログ エントリをダブルクリックします。[Record Information] ページが表示されます。
生成されたイベントのページ間を移動するには、[<< First]、[< Prev]、[Next >]、および [Last >>] オプションを使用できます。これらのオプションを使用すると、[Page] フィールドは、イベントが表示しているページ数を表示します。
ユーティリティの上部のペインに、生成されたすべてのイベントのサマリーが表示されます。ログの総数、クリティカルなログ数、および修正不可能なログ数などの情報が表示されます。
[SEL] > [SEL Info] をクリックして、現在の SEL 情報を表示することもできます。後続の画面は、次の情報を表示します。
(注) オフライン モードでは、[SEL Info] オプションはディセーブルです。
オンライン モードでユーティリティを開くと、生成されたすべてのログが表示されます。これらのログの詳細をソートして、適した形式で情報を表示できます。任意のカラム ヘッダーをクリックして、ログのリストをソートできます。
または、行を選択して、F9 を押して、センサー タイプに基づいてログをソートします。たとえば、センサー タイプとしてチップセットで表示されているエントリをクリックして、F9 を押すと、チップセットとしてセンサー タイプが指定されているすべてのログが表示されます。
ログのソートに加えて、[Filter] オプションを使用して、重要なログを表示できます。センサー タイプ、ジェネレータ、および重大度に基づいてログをフィルタ処理できます。
1 つの基準でログをフィルタ処理した後、後続のフィルタリング タスクが以前のフィルタリング タスクの検索結果内で行われます。たとえば、クリティカルな重大度としてマークされているログをフィルタ処理した後、ジェネレータとして BMC を選択して、[Go] をクリックすると、重大度がクリティカルとマークされ、かつジェネレータとして BMC を持つすべてのログが表示されます。元のログ セットのフィルタリング タスクを実行するには、[Clear Filter] をクリックします。
ステップ 1 ユーティリティの上部のペインで、[Filter] の下から [Severity]、[Generator]、または [Sensor Info] のいずれかのオプションを選択します。
ステップ 2 重大度に基づいてイベントのリストをフィルタ処理するには、次のいずれかのオプションを選択します。
ステップ 3 ジェネレータに基づいてイベントのリストをフィルタ処理するには、次のいずれかのオプションを選択します。
ステップ 4 センサー タイプに基づいてリストをフィルタ処理するには、テキスト ボックスにセンサーのタイプを入力します。
ステップ 5 [Go] をクリックします。経過表示バーにフィルタリング タスクが進行中であることが表示されます。
選択した基準に基づいてフィルタ処理されたログで画面が更新されます。ユーティリティの下部のペインに、フィルタリング条件に一致するレコードの合計数が表示されます。
ステップ 6 フィルタリング条件をクリアするには、[Clear Filter] をクリックします。
SEL Viewer ユーティリティを使用して、ユーティリティの外部にあるファイルにログ詳細を保存することができます。.csv ファイルまたは .bin ファイルとしてファイルを保存できます。.csv ファイルにログ詳細を保存する場合は、Microsoft Excel で開くことができます。.bin 拡張子を持つファイルを保存すると、後でこのユーティリティで開くことができます。
ステップ 1 [File] > [Save As] をクリックします。
ステップ 2 [Binary] または [Csv] を選択します。
ファイルを保存するか、プログラムを検索してファイルを開くようプロンプトが表示されます。
ステップ 4 ファイルを保存する場所を指定して、[OK] をクリックします。
ユーティリティがオフライン モードで実行されている場合、ログ ファイルを開き、このユーティリティ内で表示することができます。.csv または .bin 形式でログ詳細を保存できますが、このユーティリティでファイルからログ詳細を表示する場合、使用できるのは .bin ファイルのみです。
ユーティリティがオフライン モードの場合、すべてのログ情報が含まれるファイルを開くことができます。このユーティリティでは .bin ファイルのみを開くことができます。また、.bin ファイルは以前 GUI または CLI を通じて SEL Viewer ユーティリティに保存されている必要があります。
(注) オフライン モードでは、SEL Viewer ユーティリティの CIMC からログを含むファイルを開くと、[Save] オプションがディセーブルになります。
ステップ 1 [File] > [Open] の順にクリックします。
ステップ 2 表示されるダイアログボックスで、ファイルのパスを指定します。
任意で、[Browse] をクリックして、ファイルを特定します。
このユーティリティには、ユーティリティおよび CIMC からログをクリアするオプションが用意されています。ログがユーティリティおよび CIMC からクリアしたら、後で取得することはできません。CIMC からすべてのログを確実にクリアする場合にのみ、[Clear] オプションを使用することを推奨します。
ユーティリティからログをクリアするには、[SEL] > [Clear] の順にクリックします。すべての SEL レコードをクリアすることを確認するプロンプトが表示されます。[OK] をクリックして、すべてのログをクリアします。ユーティリティおよび CIMC からすべてのログがクリアされます。
ユーティリティが CIMC との通信チャネルを確立すると、オンライン モードで実行されます。このモードでは、生成された最新のログを表示して使用できます。通信チャネルが CIMC で確立されない場合、このユーティリティはオフライン モードで実行されます。さらに、Windows XP SP2 システムのオフライン モードでのみ SEL Viewer ユーティリティを実行できます。
また、サーバに GUI をインストールしない場合は、CLI を使用して、サーバからすべてのスナップショットをキャプチャし、.bin ファイルとして保存できます。その後、システムでこのユーティリティの GUI にログインし、オフライン モードでファイルを分析できます。
オフライン モードでは、最新のデータを表示することはできません。以前のユーティリティに表示されているログ ファイルを含む .bin ファイルしか開けません。オフライン モードでは、ほとんどのオプションがディセーブルです。ログを保存またはクリアすること、および [SEL Info] オプションを使用することはできません。ただし、[SEL] > [Reload] をクリックして、CIMC との接続の確立を試みることができます。
次の表は、SEL Viewer ユーティリティの CLI のイベント ログでの作業に使用するコマンドを表示します。
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