はじめに
Cisco IOS XE リリース 16.10 では、Cisco Internet of Things（IoT）スイッチのサポートが強化されています。
詳細については、『Cisco IE 3200, 3300, and ESS 3300 Series Switches, Cisco IOS XE Gibralter 16.10.1 Software Configuration Guide』を参照してください。
新機能および変更された機能に関する情報
Cisco Catalyst IE 3200 および 3300 高耐久性シリーズ スイッチ
Cisco Catalyst IE 3x00 シリーズ スイッチは、シスコの次世代モジュラ式 DIN レール スイッチング プラットフォームです。
IOS XE リリース 16.10 の新しいソフトウェア機能
リリース 16.10 では、IoT デバイス用の次の新しいソフトウェア機能が導入されています。
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リリース 16.9.1 以降のすべての機能が Cisco IE 3x00 シリーズ スイッチでサポートされるようになりました
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VLAN 間ルーティング機能のサポートが追加されました
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CIP（Common Industrial Protocol）
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高精度時間プロトコル（PTP）
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Resilient Ethernet Protocol（REP）
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ドライブ交換
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Netflow
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注：IE3x00 プラットフォームのハードウェアの制限により、
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QoS メータリングと NetFlow は、同じインターフェイス上に共存できません。
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IE3x00 でサポートされるフローの数は 1700 です
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カウンタでは、初期パケットは考慮されません。
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RSPAN
既知の問題
ここでは、このリリースの既知の問題について説明します。
IGMP スヌーピングおよび未登録マルチキャストパケット転送
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症状：mrouter ポートが設定され、マルチキャストレシーバが登録されたマルチキャストストリームをリッスンするために igmp-join を送信しましたが、スイッチに入る未知のマルチキャストストリームがすべてのポートに転送されます。フラッディングにより、登録済みマルチキャストトラフィックの帯域幅が減少する可能性があります。
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条件：この問題は、スイッチが未登録のマルチキャストパケットを純粋な L2 設定で受信し、外部 IGMP スヌーピングクエリアが VLAN に設定されている場合に発生します。どの VLAN ポートでもメンバーシップ参加を受信できません。
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回避策：VLAN を停止するには、次の例に示すように、そのインターフェイスで switchport block multicast コマンドを実行します。
Switch#configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Switch(config)#interface gigabitEthernet 1/10 Switch(config-if)#switchport block ? multicast Block unknown multicast addresses unicast Block unknown unicast addresses Switch(config-if)#switchport block mu Switch(config-if)#switchport block multicast
未解決の注意事項
ここでは、このリリースの未解決の警告について説明します。
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ID |
説明 |
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一部のボードのアップリンクでの 100 MB SFP の挿入/取り外しの問題。 |
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ACL ロギングは IGMP パケットに対してのみ機能しないが、設定されたアクションは正しく適用される。 |
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ACE が制限（254 ACE）内でスケーリングされた ipv4 ACL の TCAM のインストールが失敗し、エントリが表示されない。 |
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REP：セグメントごとに管理 VLAN を構成できない。 |
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デバイストラッキング機能によって生成される ARP プローブはユニキャストではない。 |
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EtherChannel/PortChannel/LAG インターフェイスへの ACL の適用はブロックされない。しかし、効果はありません。 |
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ICMP フローは、netfow レコードで 2 回カウントされる。 |
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インターフェイス トランシーバを表示すると GLC-FE-100FX-RGD が表示されない。 |
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「show version installed」出力の情報が不完全で重複している。 |
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トラフィックレートが設定されたプライオリティレートよりも大きい場合、STP および REP リンクがフラッピングまたは破損する。 |
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一部の簡単設定の一時的な構成は、ケーブルをすばやく切断した後も残る。 |
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スヌーピング機能（IGMP、MLD、DHCP）を備えたデバイス分類子は、それぞれの制御パケットをドロップする。 |
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簡単設定の後、Gi1/3 はリロード後にモードアクセス、ip arp inspection コマンドを保持し続ける。 |
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cisco-ie-global ポリシーに産業用特殊 QoS 出力分類がない。 |
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QoS 出力帯域幅割り当ておよび EF フローが低プライオリティキューに配置される。 |
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高い CPU 使用率で REP インターフェイスがバウンスする。 |
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SG：スタンバイでの Subint プログラミングで、スイッチオーバー後に ERRORed out が表示される。 |
解決済みの問題
ここでは、このリリースの解決済みの警告について説明します。
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ID |
説明 |
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IGMP スヌーピングは、未知のマルチキャストトラフィックを mrouter インターフェイスに到達させない。 |
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MAC テーブルスペースが使用できない場合、DHCP クライアントが IP を取得していない。 |
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QoS 出力ポリシーマップカウンタが正しくない。 |
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CISCO-FLASH-MIB がフラッシュ情報を提供していない。 |
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ACL を設定解除した後でも、IPv6 ACL の古いエントリが TCAM に存在する。 |
マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート
マニュアルの入手、Cisco Bug Search Tool（BST）の使用、サービス要求の送信、追加情報の収集の詳細については、『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。
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シスコ サポート
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シスコサポートサイト（http://support.cisco.com/）にアクセスしてください。
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シスコサポートの電子メールアドレス：tac@cisco.com
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シスコサポート（1-408-526-7209 または 1-800-553-2447）にお電話ください。
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