mobility anchor
モビリティ スティッキ アンカリングを設定するには、mobility anchor sticky コマンドを使用します。スティッキ アンカリングを無効にするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ゲスト アンカリングを設定するには、mobility anchor ip-address コマンドを使用します。
ゲスト アンカーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
デバイスを自動アンカーとして設定するには、mobility anchor コマンドを使用します。
mobility anchor { ip-address | sticky }
no mobility anchor { ip-address | sticky }
構文の説明
sticky |
|
||
ip-address |
ゲスト アンカー スイッチの IP アドレスをこの WLAN に設定します。 |
コマンド デフォルト
スティッキ設定は、デフォルトでは有効になっています。
コマンド モード
WLAN の設定
コマンド履歴
リリース | 変更内容 |
---|---|
Cisco IOS XE 3.2SE、、、、、 |
このコマンドが導入されました。 |
Cisco IOS XE 3.3SE |
Cisco IOS XE 3.3SE リリースより前の自動アンカー設定ではデバイス IP アドレスを入力する必要がありました。このリリースでは、IP アドレスが指定されていない場合、デバイス自身がアンカーになります。明示的に IP アドレスを指定する必要はありません。 |
使用上のガイドライン
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wlan_id または guest_lan_id は必ず指定し、無効にする必要があります。
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1 つ目のモビリティ アンカーを設定するときに、WLAN または有線ゲスト LAN で自動アンカー モビリティを有効にします。
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最後のアンカーを削除すると、自動アンカー モビリティ機能は無効になり、新しいアソシエーションに対しては標準のモビリティが再度使用されるようになります。
-
モビリティは、ファイアウォールの通過が許可されている次のポートを使用します。
- 16666
- 16667
- 16668
例
Switch(config-wlan)# mobility anchor sticky
Switch(config-wlan)# mobility anchor 209.165.200.224
Switch(config-wlan)# mobility anchor