イーサネット管理ポートの前提条件
PC をイーサネット管理ポートに接続するときに、最初に IP アドレスを割り当てる必要があります。
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PC をイーサネット管理ポートに接続するときに、最初に IP アドレスを割り当てる必要があります。
Gi0/0 または GigabitEthernet0/0 ポートとも呼ばれるイーサネット管理ポートは、PC を接続する VRF(VPN ルーティング/転送)インターフェイスです。ネットワークの管理に device コンソールポートの代わりとしてイーサネット管理ポートを使用できます。device スタックを管理するときに、PC をスタックメンバ上のイーサネット管理ポートに接続します。
スタック devices のみが含まれるスタックでは、スタックメンバーのイーサネット管理ポートはすべて、PC が接続されているハブに接続されます。active switchのイーサネット管理ポートからのアクティブ リンクは、ハブを経由して PC とつながっています。アクティブな device が失敗し、新しいアクティブな device が選択された場合、新しいアクティブな device 上のイーサネット管理ポートから PC へのリンクがアクティブリンクとなります。
1 | スイッチ スタック | 3 | ハブ |
2 | 管理ポート | 4 | PC |
デフォルトでは、イーサネット管理ポートは有効です。device は、イーサネット管理ポートからネットワークポートへ、およびその逆に、パケットをルーティングできません。イーサネット管理ポートはルーティングをサポートしていませんが、ポート上でルーティング プロトコルを有効にすることが必要となる場合もあります。
上記の図では、イーサネット管理ポートとネットワーク ポートが同じルーティング プロセスに関連付けられている場合、ルートは次のように伝播されます。
イーサネット管理ポートからのルートは、ネットワーク ポートを通してネットワークに伝播されます。
ネットワーク ポートからのルートは、イーサネット管理ポートを通してネットワークに伝播されます。
イーサネット管理ポートとネットワーク ポートの間ではルーティングはサポートされていないため、これらのポート間のトラフィックの送受信はできません。これが起こると、ポート間でデータパケットループが発生し、device とネットワークの動作が中断されます。このループを防止するには、イーサネット管理ポートとネットワーク ポートの間のルートを回避するためにルート フィルタを設定してください。
イーサネット管理ポートは次の機能をサポートします。
Express Setup(スイッチ スタックでのみ)
Network Assistant
パスワード付きの Telnet
TFTP
セキュア シェル(SSH)
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)ベースの自動設定
SNMP(ENTITY-MIB および IF-MIB のみ)
IP ping
速度:10 Mb/s、100 Mb/s、、および自動ネゴシエーション
デュプレックス モード:全二重、半二重、自動ネゴシエーション
ループバック検出
Cisco Discovery Protocol(CDP)
DHCP リレー エージェント
IPv4 および IPv6 アクセス コントロール リスト(ACL)
ルーティング プロトコル
注意 |
イーサネット管理ポートの機能をイネーブルにする前に機能がサポートされていることを確認してください。イーサネット管理ポートのサポートされていない機能を設定しようとすると、機能は正しく動作せず、device に障害が発生するおそれがあります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface gigabitethernet0/0 例:
|
CLI でイーサネット管理ポートを指定します。 |
ステップ 3 |
shutdown 例:
|
イーサネット管理ポートをディセーブルにします。 |
ステップ 4 |
no shutdown 例:
|
イーサネット管理ポートをイネーブルにします。 |
ステップ 5 |
exit 例:
|
インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 6 |
show interfaces gigabitethernet0/0 例:
|
リンク ステータスを表示します。 PC へのリンク ステータスを調べるには、イーサネット管理ポートの LED をモニタします。リンクがアクティブな場合、LED はグリーン(オン)であり、リンクが停止中の場合は、LED はオフです。POST エラーがある場合は、LED はオレンジです。 |
イーサネット管理ポートを使用したスイッチの管理または設定に進みます。Network Management Configuration Guide(Catalyst 3650 Switches)を参照してください。
関連項目 | マニュアル タイトル |
---|---|
ブートローダ設定 |
『System Management Configuration Guide (Catalyst 3650 Switches)』 |
ブートローダ コマンド |
『System Management Command Reference (Catalyst 3650 Switches)』 |
MIB | MIB のリンク |
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本リリースでサポートするすべての MIB |
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
説明 | リンク |
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リリース |
変更内容 |
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Cisco IOS XE 3.3SECisco IOS XE 3.3SE |
この機能が導入されました。 |