シャーシの取り付け

安全性

スイッチの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory, Compliance, and Safety Information for the Cisco Nexus 9000 Series』を参照し、安全に関する重要な情報を確認してください。


警告


ステートメント 1071 - 警告の定義

安全上の重要な注意事項

装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。使用、設置、電源への接続を行う前にインストール手順を読んでください。各警告の冒頭に記載されているステートメント番号を基に、装置の安全についての警告を参照してください。

これらの注意事項を保管しておいてください。



(注)  


ステートメント 1089 - 教育を受けた担当者および熟練者の定義

教育を受けた担当者とは、熟練者から教育やトレーニングを受け、機器を操作する際に必要な予防措置を講じられる人です。

熟練者または資格保持者とは、機器の技術に関するトレーニングを受けているか経験があり、機器を操作する際に潜む危険を理解している人です。



警告


ステートメント 1074 - 地域および国の電気規則への適合

感電または火災のリスクを軽減するため、機器は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。



(注)  


ステートメント 407 - 日本語での安全上の注意

製品を使用する前に、安全上の注意事項を読むことを強くお勧めします。

https://www.cisco.com/web/JP/techdoc/pldoc/pldoc.html

製品を設置するときには、付属のまたは指定された接続ケーブル、電源コード、および AC アダプタを使用してください。

〈製品使用における安全上注意〉

www.cisco.com/web/JP/techdoc/index.html

続ケーブル、電源コードセットACアダプタバッテリなどの部品、必添付品または

指定品をご使用ください。添付品指定品以外をご使用になると故障動作不良、火災

原因となりますまた、電源コードセットは弊社指定する製品以外機器には使用

できないためご注意ください。

警告


ステートメント 1017 - 立ち入り制限区域

この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。熟練者、教育を受けた担当者、または資格保持者のみが立ち入り制限区域に入ることができます。



警告


ステートメント 1091 - 教育を受けた担当者による設置

この機器の設置、交換、または修理は、教育を受けた担当者または熟練者のみが実施できます。教育を受けた担当者または熟練者の定義については、「ステートメント 1089」を参照してください。



警告


ステートメント 1028 - 複数の電源

この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。感電の危険を減らすために、すべての接続を取り外してユニットの電源を切ります。



警告


ステートメント 1003 - DC 電源の切断

感電や怪我のリスクを軽減するために、コンポーネントの取り外しや交換、またはアップグレードを実行する前に、DC 電源を切断してください。



警告


ステートメント 1046 - 装置の設置または交換

感電のリスクを軽減するため、装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。

装置にモジュールがある場合は、提供されたネジで固定してください



警告


ステートメント 1022 - デバイスの切断

感電または火災のリスクを軽減するため、容易にアクセス可能な切断装置を固定配線に組み込む必要があります。



警告


ステートメント 1033 - 安全超低電圧(SELV):IEC 60950/ES1–IEC 62368 DC 電源

感電のリスクを軽減するため、この装置は、IEC 60950 に基づく安全基準の SELV 要件または IEC 62368 に基づく安全基準の ES1 および PS1 要件に適合した DC 電源、またはクラス 2 電源に接続してください。



警告


ステートメント 1024 - アース導体

この装置は、接地させる必要があります。感電のリスクを軽減するため、絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



警告


ステートメント 1032 - シャーシの持ち上げ

怪我またはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、カードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらのハンドルには、ユニットの重量を支える強度はありません。



警告


ステートメント 1006 - ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告

ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次の注意事項に従ってください。

  • ラックにこの装置を一基のみ設置する場合は、ラックの一番下方に設置します。

  • ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。

  • ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、装置をラックに設置するか、またはラック内の装置の保守作業を行ってください。



警告


ステートメント 1056 - 未終端の光ファイバ ケーブル

未終端の光ファイバの末端またはコネクタから、目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。光学機器で直接見ないでください。ある種の光学機器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡など)を使用し、100 mm 以内の距離でレーザー出力を見ると、目を傷めるおそれがあります。



注意    


入力電力の損失を防ぐには、スイッチに電力を供給する回路上の合計最大負荷が、配線とブレーカーの定格電流の範囲内となるようにしてください。



(注)  


AC 入力の用途の場合、以下のステートメントを参照してください。



警告


ステートメント 1005 - 遮断器

この製品は設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護デバイスの定格電流が 20A(北米)、16A(ヨーロッパ)、および 13A(英国)を超えていないことを確認します。


ラックマウント キットの設置オプション

ラックマウント キットを使用すると、スイッチをさまざまな深さのラックに設置できます。ポート接続端またはファンおよび電源モジュールのいずれかに容易にアクセスできるようにスイッチを配置します。

次のラックマウント オプションを使用して、スイッチを設置します。

  • Cisco から注文可能なラックマウント キット (N9K-C9300-RMK)

    4 本の支柱ラックの場合。

使用するラックまたはキャビネットは、キャビネットおよびラックの一般的な要件 セクションに記載されている要件を満たす必要があります。


(注)  


お客様には、このマニュアルで説明されているガイド ラインに準拠したラックおよびラックマウント ハードウェアを確認する責任があります。


ラックの設置

スイッチを取り付ける前に、「ラックの概要」に記載された要件を満たす、標準的な 4 支柱 19 インチ EIA データセンター ラック(またはこのようなラックを含むキャビネット)を設置する必要があります。

手順


ステップ 1

ラックにシャーシを移動する前に、コンクリート床にラックをボルトで固定します。

警告

 

ステートメント 1048:ラックの安定性

ラックの安定装置を取り付けるか、ラックを床にボルトで固定してから、設置または保守を行う必要があります。ラックを安定させないと、身体に傷害を負う可能性があります。

ステップ 2

ラックが接合構成になっている場合はアースに接続します。この操作により、スイッチとコンポーネントを簡単に接地し、静電気防止用リスト ストラップを接地して、取り付け前にアースされていないコンポーネントを扱うときに静電破壊を防止することができます。

ステップ 3

ラックに 1 つまたは 2 つの電源を取り付けます。AC 電源の場合は、電源コンセントを用意します。

ステップ 4

ラックに 1 つまたは 2 つの電源を取り付けます。DC 電源の場合は、電源コードを接続するための端子が付いた回路ブレーカーを用意します。

警告

 

ステートメント 1018:電源回路

感電および火災のリスクを軽減するため、装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。

(注)  

 

電源の冗長化を使用している場合、または n+1 冗長化を使用している場合は、必要な電源モジュールは 1 つのみです。n+n 冗長化を使用している場合は、2 つの電源モジュールが必要です。


新しいスイッチの開梱と検査

新しいシャーシを設置する前に開梱して点検し、注文したすべての品目があることを確認します。出荷中にスイッチが破損していないことを確認します。損傷または欠落しているものがある場合は、カスタマー サービス担当者にすぐに連絡してください。


注意    


シャーシまたはそのコンポーネントを取り扱うときには、常に静電気防止プロトコルに従って静電破壊を防止してください。この手順には、静電気防止用リスト ストラップを着用してアースに接続する作業が含まれますが、これに限定されません。



ヒント


スイッチを取り出したあと、梱包用の箱は廃棄しないでください。梱包用の箱はたたんで保存します。今後システムを移動するか輸送する必要がある場合、この箱が必要になります。


手順


ステップ 1

カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと梱包品の内容を照合します。すべての注文品を受け取っていることを確認します。

梱包品には次の内容が含まれています。

  • 次のコンポーネントが取り付けられたスイッチ シャーシ:

    • 2 台の電源モジュール(以下の任意の組み合わせ。エアーフロー方向はファン モジュールと同じ):

    • のファン モジュール(ファン モジュールおよび電源モジュールのエアーフロー方向はすべて同じである必要があります)

  • スイッチのアクセサリ キット

ステップ 2

箱の内容に損傷がないことを確認します。

ステップ 3

不一致または損傷がある場合は、この情報をカスタマー サービス担当者に電子メールで送信します。

  • 発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

  • 欠落または破損している装置のモデル番号およびシリアル番号

  • 問題の説明、およびその問題がどのように設置に影響するか


シャーシへのラックの取り付け方法の計画

スイッチは、次の方向のいずれかで冷却空気がスイッチを流れるように設計されています。

  • ポート側から入って電源モジュール側から抜ける(ポート側吸気エアーフロー)

  • 電源モジュール側から入ってポート側から抜ける(ポート側排気エアーフロー)

ポート側吸気エアーフローの場合、スイッチには、以下のカラーリングが 1 つ以上付いたポート側吸気ファンおよび AC 電源モジュールが必要です。
  • ファン モジュールおよび AC 電源モジュールの赤紫色のカラーリング

ポート側排気エアーフローの場合、スイッチには、以下のカラーリングが 1 つ以上付いたポート側排気ファンおよび AC 電源モジュールが必要です。

  • ファン モジュールおよび AC 電源モジュールの青色のカラーリング

スイッチのポートが接続先のデバイスのポートの近くに配置されるように、または、ファンと電源モジュールが都合よくメンテナンス アイル内に配置されるように、スイッチの配置を計画してから、コールド アイルからホット アイルへの適切な方向で冷却空気を移動させるモジュールを注文することができます。


(注)  


同じスイッチ内のすべてのファンおよび電源モジュールは同じエアーフロー方向で動作する必要があり、スイッチの空気取り入れ口はコールドアイルにある必要があります。


4 支柱ラックへのシャーシの設置

シャーシを取り付ける前に、ラックがデータセンターの床に完全に固定されていることを確認します。

表はラックマウントに含まれる品目をリストしています。

N9K-C9300-RMK ラックマウント キットを使用したスイッチの設置

ラックへの下部支持レールの取り付け

取り付けているスイッチ シャーシには、調整可能な 2 本の下部支持レールが付属しており、シャーシを支えるために 4 支柱ラックに接続できます。これらの下部支持レールにはそれぞれ 2 つの部品があります。一方は他方にスライドするので、間隔が 36 インチ(91 cm)未満の前面および背面の取り付けポストにラックを合わせることができます。各下部支持レールでは、もう一方のレールにスライドするレールの半分にシャーシの止め具があり、それはシャーシのモジュール端部に合致します。以下に示すように、シャーシのエアーフロー方向に応じて、ファン モジュールおよび電源モジュールが適切なアイルに配置されるように、シャーシ止め具があるレールの半分を配置します。

  • ポート側吸気(ファン モジュールの赤紫色のカラーリング)エアーフローでは、シャーシ止め具がある下部支持レールがラックのホットアイル側にある必要があります。

  • ポート側排気(ファン モジュールの青色のカラーリング)エアーフローでは、シャーシ止め具がある下部支持レールがラックのコールドアイル側にある必要があります。


警告


ステートメント 1074:地域および国の電気規則への適合

感電または火災のリスクを軽減するため、機器は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。


始める前に

シャーシに下部支持レールを取り付ける前に、次のことを行ってください。

  • 4 支柱ラックまたはキャビネットが設置されていることを確認します。

  • 他のデバイスがラックまたはキャビネットに格納されている場合は、重いスイッチが軽いスイッチの下に取り付けられることを確認します。

  • 下部支持レール キットがスイッチのアクセサリ キットに含まれていることを確認します。

  • ラックに下部支持ブラケットを取り付けるためのネジが 8 個あることを確認します(通常 M6 X 10 mm のネジ、またはラックの垂直取り付けレールに適したネジ)。


警告


ステートメント 1006:ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告

ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次の注意事項に従ってください。

  • ラックにこの装置を一基のみ設置する場合は、ラックの一番下方に設置します。

  • ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。

  • ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、装置をラックに設置するか、またはラック内の装置の保守作業を行ってください。


手順

ステップ 1

シャーシに取り付けられたファンと電源モジュールを確認して、下部支持レールをラックにどのように配置するかを決定します。

  • ファン モジュールに青色のカラーリングが付いている場合(ポート側排気モジュール)、シャーシ止め具がコールドアイルの近くに配置されるように下部支持レールを配置します。

  • ファン モジュールに赤紫色のカラーリングが付いている場合(ポート側吸気モジュール)、シャーシ止め具がホットアイルの近くに配置されるように下部支持レールを配置します。

ステップ 2

1 本の下部支持レールを構成する 2 つのスライダを切り離して、シャーシ止め具の付いた側をファンと電源モジュールに適切なアイルの近くに配置します。また、下部支持レールの上に少なくとも 1 台の空いているラック ユニットがあり、シャーシを容易に取り付けできるようにします。

ステップ 3

別途用意したネジ(通常 M6 X 10 mm のネジ)を 2 本使用して、下部支持レールの半分をラック支柱の垂直取り付けレールに取り付けます。ネジに適したトルクで各ネジを締めます(M6 X 10 mm のネジには 40 インチポンド(4.5 N·m)のトルクを使用)。

ステップ 4

下部支持レールのもう半分を、取り付けられているレールにスライドして合わせ、別途用意したネジ(通常 M6 X 10 mm のネジ)を 2 本使用して、ラックの垂直取り付けレールに固定します。ネジに適したトルクで各ネジを締めます(M6 X 10 mm のネジには 40 インチポンド(4.5 N·m)のトルクを使用)。

図 1. 拡張式下部支持レール セットの配置


1

下部支持ブラケットの一端をラックの背面に固定するためのネジ 2 本

3

下部支持ブラケットの一端をラックの前面に固定するためのネジ 2 本

2

拡張式下部支持ブラケットのシャーシ止め具

ステップ 5

ステップ 2 および 3 を繰り返して、もう一方の下部支持レールをラックの反対側に取り付けます。

(注)  

 

取り付けた 2 本の下部支持レールについて、両方のシャーシ止め具が同じアイル側にあることと(両方がホット アイル側にあるか、両方がコールド アイル側にあるかのいずれか)、および両方のレールが水平であり、互いに同じ高さになっていることを確認します。高さが異なる場合は、高いほうのレールを低いほうの高さに合わせます。


次のタスク

シャーシに 2 つのフロントマウント ブラケットを取り付けることができます。

シャーシへのフロントマウント ブラケットの取り付け

直角ブラケットをシャーシの各側面に取り付ける必要があります。このブラケットは、4 支柱ラック上でシャーシを適切な位置で支えます。

始める前に
  • 次のツールと部品が必要です。

    • 手動のプラス トルク ドライバ

    • 前面マウント ブラケット(2 個)とねじ(4 本)スイッチのアクセサリ キットを確認します。

手順

ステップ 1

2 つのフロントマウント ブラケットのうちの 1 つの、一方の面にある 2 つの穴をシャーシの左側または右側の 2 つの穴に合わせます(図を参照)。

ブラケットのもう一つの面がシャーシの前面(ポート側)に向くようにします。

1

2 個のネジ穴がシャーシの 2 個のネジ穴に合っていて、1 つのネジ穴がシャーシの前面(ポート側)を向いているフロントマウント ブラケット。

2

ブラケットをシャーシに固定するための 2 本の M4 x 6 mm のネジ。

ステップ 2

2 本の M4 X 6 mm のネジを使用してブラケットをシャーシに取り付けます。各ネジを 11 ~ 15 インチポンド(1.2 ~ 1.7 Nm)で締めます。

ステップ 3

ステップ 1 および 2 を繰り返し、2 つ目のセンターマウント ブラケットをシャーシの反対側に取り付けます。


次のタスク

4 支柱ラックにシャーシを取り付けることができます。

4 支柱ラックへのシャーシの設置

電源モジュールの端がレールの端にあるシャーシ止め具にロックされ、シャーシのフロントマウント ブラケットがラックのフロントマウント レールに接触するように、シャーシを下部支持レールにスライドさせます。


警告


ステートメント 1074:地域および国の電気規則への適合

感電または火災のリスクを軽減するため、機器は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。



警告


ステートメント 1032:シャーシの持ち上げ

怪我またはシャーシの破損を防ぐために、モジュール(電源装置、ファン、またはカードなど)のハンドルを持ってシャーシを持ち上げたり、傾けたりすることは絶対に避けてください。これらのハンドルは、シャーシの重さを支えるようには設計されていません。


始める前に
  • 4 支柱ラックが適切に設置され、コンクリート床に固定されていることを確認します。

  • ファン モジュールが適切なアイルに配置されるように下部支持レールが設置されていることを確認します。

    • 赤紫色(ポート側吸気エアーフロー)のファン モジュールは、ホットアイルに配置されます(下部支持レールのシャーシ止め具はホットアイルの近くに配置されます)。

    • 青色(ポート側排気エアーフロー)のファン モジュールは、コールドアイルに配置されます(下部支持レールのシャーシ止め具はコールドアイルの近くに配置されます)。

  • 2 つのフロントマウント ブラケットが、ポート端でシャーシの側面にしっかり固定されていることを確認します。

  • 別途用意したラックマウント ネジが 2 つあることを確認します(M6 X 10 mm のネジまたはラックの垂直取り付けレールに適切なネジ)。


警告


ステートメント 1006:ラックへの設置と保守に関するシャーシ警告

ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。次の注意事項に従ってください。

  • ラックにこの装置を一基のみ設置する場合は、ラックの一番下方に設置します。

  • ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。

  • ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、装置をラックに設置するか、またはラック内の装置の保守作業を行ってください。


手順

ステップ 1

シャーシの電源モジュール側の端を、ラックに設置されている下部支持レールにスライドさせます。

電源モジュールの近くのシャーシの両側が下部支持レールのシャーシ止め具に留まり、フロントマウント ブラケットがラックに接触することを確認します。図を参照してください。

(注)  

 

下部支持レールが長く延長されている場合、シャーシの設置時にレールが少し外側に曲げられていて、レールの遠端のシャーシ止め具がシャーシの端に収まらない可能性があります。この場合は、サイド レールをシャーシの側面に向けて押し、シャーシ止め具がシャーシ内に入りシャーシをラックの適切な位置で支えられるようにします。

1

シャーシがレールの端のシャーシ止め具でロックされるように、シャーシの電源モジュールの端を下部支持レールにスライドします。

3

シャーシの両側の受入穴(下部支持レールのシャーシ留め具に合致)

2

シャーシを支えるシャーシ止め具(ファンと電源モジュールに必要なアイルのそばに配置されている)。

4

シャーシの各面をラックに固定するための別途用意したラックマウント ネジ(M6 X 10 mm のネジまたはラックに適切な他のネジ)。

ステップ 2

別途用意したラックマウント ネジ(M6 X 10 mm のネジまたはラックに適切な他のネジ)を使用して、シャーシの 2 個の取り付けブラケットをラックに取り付け、それぞれのネジをそのネジに適したトルクまで締め付けます(M6 X 10 mm ネジの場合は、40 インチポンド(4.5 N·m)のトルクを使用します)。


シャーシのアース接続

スイッチとラックが金属間接続されたアースされたラックにスイッチを適切に取り付けると、スイッチ シャーシは自動的にアースされます。


(注)  


電導経路を必ず本製品のシャーシと製品を搭載するラックまたは筺体の金属面との間に設置するか、またはアース導体に接続するようにしてください。ネジ山を形成するタイプの取り付けネジを使用して塗料または非導電コートを除去し、金属間接点を作ることにより必ず電導経路を確保してください。取り付け金具と筺体またはラックとの接触面の塗料または非導電コートはすべて除去します。表面を清浄にし、取り付け前に腐食防止剤を塗布します。


LVDC 電源を使用する場合、ラックを接地します。AC または HVDC 電源モジュールを使用する場合、AC 電源の電源コードがシャーシのアースになります。補助アースまたはボンディングのために、お客様が用意したアースケーブルをシャーシのアースパッドに取り付けます。

シャーシを接地します。2 支柱ラックを使用する場合には、別途用意したアース ケーブルを接続します。ケーブルをシャーシのアース パッドおよび設置場所のアースに接続します。4 支柱ラックを使用する場合には、ラック マウント システムまたは電源ケーブル(AC または HVDC)を介してシャーシが接地されていることを確認します。


警告


ステートメント 1024:アース導体

この装置は、接地させる必要があります。感電のリスクを軽減するため、絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。



警告


ステートメント 1046:装置の設置または交換

感電のリスクを軽減するため、装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。


始める前に

シャーシをアースする前に、データセンター ビルディングのアースに確実に接続できるようになっていることを確認してください。

手順


ステップ 1

ワイヤ ストリッパを使用して、アース線の端から 0.75 インチ(19 mm)ほど、被膜をはがします。米国で設置する場合は、6-AWG 線をお勧めします。

ステップ 2

アース線の被覆をはぎとった端をアース ラグの開口端に挿入します。圧着工具を使用し、アース線をアース ラグに圧着します。図を参照してください。アース線をアース ラグから引っ張り、アース線がアース ラグにしっかりと接続されていることを確認します(タグ テスト)。

1

シャーシのアース パッド

3

2 本の M4 ネジを使用してアース ラグをシャーシに固定します

2

アース ケーブル。一方の端から 0.75 インチ(19 mm)絶縁体がはがされ、アース ラグに挿入され、所定の位置に圧着します

ステップ 3

2 本の M4 ネジでシャーシのアース パッドにアース ラグを固定します(図 1 を参照)。1.24 ~ 1.69 Nm(11 ~ 15 in-lb)のトルクでネジを締めます。

ステップ 4

アース線のもう一方の端を処理し、設置場所のアースに接続します。


スイッチの起動

スイッチを専用の電源に接続し起動します。n+n の冗長性が必要な場合は、スイッチの各電源モジュールを異なる電源に接続します。


(注)  


この機器は、隣接するデバイスが完全に起動して実行されているかどうかに応じて、30分 未満で起動するように設計されています。


Before you begin

  • スイッチは、ラックまたはキャビネットに取り付けて固定する必要があります。

  • スイッチは適切にアースされることが必要です。

  • 指定の電源ケーブルを使用してスイッチを電源に接続できるように、ラックは専用の電源の近くに配置する必要があります。

  • 専用の電源に接続している電源モジュールそれぞれに指定の電源ケーブルが必要です。


    (注)  


    AC 配電ユニットのコンセントの種類によっては、スイッチをコンセントに接続するために、オプションのジャンパ電源コードが必要となる場合があります。


  • スイッチはネットワークに接続しません(管理接続またはインターフェイス接続も含まれます)。

  • ファンおよび電源モジュールはシャーシ スロットにしっかりと固定されています。

手順


ステップ 1

AC 電源の場合は、次の手順を実行します。

  1. ご使用の国または地域に推奨される AC 電源ケーブルを使用して、電源ケーブルの一方の端を AC 電源モジュールに接続します。

  2. 電源ケーブルのもう一方の端を AC 電源に接続します。

ステップ 2

DC 電源の場合は、次の手順を実行します。

  1. 感電の危険を避けるために、電源の回路ブレーカーをオフにします。

  2. 電源の電源ケーブル線がコネクタ ブロックに接続されていることを確認します。

  3. 電源モジュールのコンセントにコネクタ ブロックを挿入します。カチッと音がするまで、コネクタ ブロックをコンセントに完全に挿入し、引き出せないことを確認します。

  4. 端子用の保護カバーがある場合は、感電の危険を避けるために端子にかぶせて締めます。

  5. DC 電源の回路ブレーカーで電源を入れます。

ステップ 3

電源の LED が点灯して緑色になっていることを確認します。

ステップ 4

ファンの動作音を確認します。電源モジュールに電力供給すると、ファンが動作を開始します。

ステップ 5

スイッチが起動したら、次の LED が点灯していることを確認します。

  • ファン モジュールのステータス(STA または STS)LED がグリーンになっている。

    ファン モジュールのステータス LED がグリーンでない場合は、ファン モジュールを取り付け直します。

  • 初期化後、スイッチ シャーシのステータス(STA または STS のラベル)LED がグリーンになっている。

ステップ 6

システム ソフトウェアが起動し、スイッチが初期化され、エラー メッセージが生成されていないことを確認します。

スイッチの初回アクセス時は、基本的な設定ができるように、セットアップ ユーティリティが自動的に起動します。スイッチの設定手順、およびモジュール接続の確認手順については、該当する Cisco Nexus 9000 シリーズ 構成ガイド を参照してください。