この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章の内容は、次のとおりです。
このマニュアルでは、シスコが検証したスケーラビリティの制限値を示します。
次の表では、リストされた機能すべてを同時にイネーブルにした状態での検証済みスケーリング能力を「検証済みトポロジ」列に示します。ここに示した数値は、ほとんどの顧客のトポロジで使用される数値を上回っています。ここに示したスケール数値は、各機能を単独で見た場合の検証済みの最大値ではありません。
「検証済み最大値」列には、対応する機能について個別にテストされた場合の最大スケーリング能力を示します。この数値は、対応する機能に対してその Cisco NX-OS リリースのソフトウェアが現在サポートしている絶対最大値です。ハードウェアがより大きなスケーリングに対応している場合、今後のソフトウェア リリースでは、この検証された最大制限値が増大する可能性があります。
次の表に、レイヤ 2 スイッチング展開の検証済みスケーラビリティを示します。
機能 |
検証されたトポロジ |
検証された最大値 |
||
---|---|---|---|---|
スイッチあたりのアクティブ VLAN/VSAN |
4000 |
4013(31 は VSAN 用に予約され、残りは VLAN 用) |
||
VLAN/VSAN ID スペース |
4013 |
未予約領域 4013 |
||
論理インターフェイス1 |
モード | 検証済みの値 | モード | 検証済みの値 |
PVST | 32000 | PVST | 48000 | |
MST | 64000 | MST | 96000 | |
RSTP | 32000 | RSTP | — | |
VLAN ACL(VACL) |
128(10 個の一意の VACL) |
1024(すべての VACL で 512 個の一意の VACL と最大 1024 個の ACE エントリ) |
||
EtherChannel あたりの最大インターフェイス |
16 |
16 |
||
IGMP スヌーピング グループ |
4000(FEX 展開の場合) 8000(非 FEX 展開の場合) |
4000(FEX 展開の場合) 16,000(非 FEX 展開の場合) |
||
スイッチあたりの FEX の最大数 |
|
24 |
||
vPC スイッチ ペアにデュアル ホーム接続された FEX の最大数 |
24 |
24 |
||
MAC テーブルのサイズ(エントリ) |
64,000 |
115,000 |
||
スイッチポート EtherChannel の数 |
48 |
次の 3 つの値は Cisco Nexus 5672 に適用されます。 次の 3 つの値は Cisco Nexus 56128 に適用されます。 |
||
HIF FEX ポート チャネルの数/VPC(FEX の最大数を超過) |
576 |
576 |
||
SPAN セッション |
4 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
16 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
||
SVI |
2 |
256 |
||
FabricPath VLAN |
40002 |
4000 |
||
FabricPath スイッチ ID |
500 |
500 |
||
FabricPath マルチキャスト ツリー |
1 |
1 |
||
FabricPath トポロジの数 |
2 |
2 |
||
FabricPath コア ポート チャネルの数 |
それぞれ 4 個のポートを備えた 4 個のコア リンク |
16 |
||
FEX ホスト インターフェイスのストーム制御 |
1936 3 |
1936 |
||
セグメンテーション ID |
3000(1000 グローバル セグメント、2000 ローカル セグメント) |
3000(1000 グローバル セグメント、2000 ローカル セグメント) |
(注) | 現在テストされた値はコントロール プレーンの最大の拡張性を表すものではありません。これらの数値は、ルーティング プロトコル、タイマー設定、およびその他の値に応じたシステムの負荷によって異なります。コンセプト テストの結果は、ご使用の環境での特定機能のスケーラビリティを決定するために使用する必要があります。 |
機能 |
検証されたトポロジ |
検証された最大値 |
|||
---|---|---|---|---|---|
スイッチあたりのアクティブ VLAN/VSAN |
1000 4 |
4013(31 は VSAN 用に予約され、残りは VLAN 用) |
|||
VLAN/VSAN ID スペース |
未予約領域 4013 |
未予約領域 4013 |
|||
STP インスタンス |
16,000 |
16,000 |
|||
EtherChannel あたりの最大インターフェイス |
16 |
16 |
|||
IGMP スヌーピング グループ |
4000(FEX 展開の場合) 8000(非 FEX 展開の場合) |
4000(FEX 展開の場合) 16,000(非 FEX 展開の場合) |
|||
スイッチあたりの FEX の最大数 |
24 |
||||
vPC スイッチ ペアにデュアル ホーム接続された FEX の最大数 5 |
24 |
||||
MAC テーブルのサイズ(エントリ) |
32,000 6 |
64,000 7 |
|||
FEX ポート チャネルの数/vPC(FEX の最大数を超過) |
691 |
768 |
|||
SPAN セッション |
4 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
16 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
|||
SVI の数 |
564 |
256 |
|||
ダイナミック IPv4 ルート 8 |
8000 |
24000 |
|||
ダイナミック IPv6 ルート 9 |
4000 10 |
6000 |
|||
マルチキャスト IPv4 ルート 11 |
4000 |
8000 |
|||
ARP(IPv4 ホスト) 12 |
32,000 |
64,000 |
|||
IPv6 ホスト |
16,000 |
32,000 |
|||
VRF |
25 |
1000 |
|||
RACL |
64 の入力 RACL(すべての RACL で最大 1152 個の ACE エントリ) |
896 の入力 RACL(すべての RACL で最大 1152 個の ACE エントリ) |
|||
HSRP グループ 13 |
256 |
500 |
|||
VRRP グループ 14 |
256 |
500 |
|||
CE モードの L3-intf 経由 BFD セッション
|
8 セッション(250ms intvl、750ms dead-intvl) |
30(250ms intvl、750ms dead intvl) |
|||
L2MP モードの SVI 経由 BFD セッション
|
64(250ms intvl、750ms dead intvl) |
64(250ms intvl、750ms dead intvl) |
|||
PBR IPv4 |
95 |
95 |
|||
PBR IPv6 |
95 |
95 |
次の表に、レイヤ 3 集約ルーティング展開の検証済みスケーラビリティを示します。
機能 |
検証されたトポロジ |
検証された最大値 |
||
---|---|---|---|---|
スイッチあたりのアクティブ VLAN/VSAN |
4000 15 |
4000 |
||
VLAN/VSAN ID スペース |
未予約領域 4013 |
未予約領域 4013 |
||
STP インスタンス |
64,000 |
64,000 |
||
EtherChannel あたりの最大インターフェイス |
16 |
16 |
||
IGMP スヌーピング グループ |
8000(非 FEX 展開の場合) |
16,000(非 FEX 展開の場合) |
||
MAC テーブル サイズ |
64,000 16 |
115,000 17 |
||
SPAN セッション |
4 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
16 つのアクティブ セッション RX 送信元として 32 の送信元 VLAN |
||
SVI |
1000 |
4000 |
||
ダイナミック IPv4 ルート 18 |
8000 |
24000 |
||
ダイナミック IPv6 ルート 19 |
4000 20 |
6000 |
||
マルチキャスト IPv4 ルート 21 |
8000 |
32,000 |
||
RACL |
64 の入力 RACL(すべての RACL で最大 1,152 個の ACE エントリ) |
512 の入力 RACL(すべての RACL で最大 1,152 個の ACE エントリ) |
||
VRF |
25 |
1,000 |
||
ARP(IPv4 ホスト) 22 |
64,000 |
64,000 |
||
IPv6 ホスト 23 |
10,000 24 |
32,000 |
||
IGP ピア |
64 |
100 |
||
HSRP グループ 25 |
1721(911 IPv4、810 IPv6) |
1721(911 IPv4、810 IPv6) |
||
VRRP グループ 26 |
500 |
500 |
||
FabricPath スイッチ ID |
500 |
500 |
||
FabricPath マルチキャスト ツリー |
2 |
2 |
||
FabricPath トポロジの数 |
2 |
2 |
||
FabricPath コア リンクの数 |
32 |
32 |
||
PBR IPv4 |
110 |
110 |
||
PBR IPv6 |
110 |
110 |
||
CE モードの L3-intf 経由 BFD セッション
|
100 セッション(150ms intvl、750ms dead-intvl) |
100 セッション(250ms intvl、750ms dead-intvl) |
||
L2MP モードの SVI 経由 BFD セッション
|
64 セッション(150ms intvl、750ms dead-intvl) |
64 セッション(250ms intvl、750ms dead-intvl) |
『Cisco Nexus 5000 and 6000 Series FC and FCoE Configuration Limits for NX-OS Release 7.3(0)N1(1)』を参照してください
次の表に、マルチキャスト ルーティングの検証済みスケーラビリティを示します。
機能 |
パラメータ |
検証された最大値 |
---|---|---|
プロトコルに依存しないマルチキャスト(PIM) |
ネイバーの数 |
500 |
アグレッシブ hello タイマー(5 秒)を含む、システム当たりのネイバー数/ルート合計 |
16/4,000 |
|
Multicast Source Discovery Protocol(MSDP) |
MSDP Source-Active(SA)キャッシュ エントリの数 |
6,000 |
次の表に、ユニキャスト ルーティングの検証済みスケーラビリティを示します。
機能 |
パラメータ |
検証された最大値 |
---|---|---|
OSPFv2 |
アクティブ インターフェイスの数 |
256 |
パッシブ インターフェイスの数 |
256 |
|
アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)を持つネイバー数/合計ルート数 |
16/6,000 |
|
OSPFv3 |
アクティブ インターフェイスの数 |
256 |
パッシブ インターフェイスの数 |
256 |
|
EIGRP |
アクティブ インターフェイスの数 |
50 |
BGP |
ピアの数(iBGP および eBGP、アクティブ) |
256 |
AS パス エントリの数 |
512 |
|
1 つのプレフィックス リスト内のプレフィックス リスト エントリの数 |
10,000 |
|
HSRP |
アグレッシブ タイマー(1 秒/3 秒)を持つグループ数 |
500 |
L3 ISIS |
隣接関係の数 |
100 |
機能 |
検証された最大値 |
---|---|
VTEP ピア 1K |
872 リモート ピアおよび 128 ピア。 |
ローカル VTEP ピア(ハイパーバイザ) |
128 |
マルチキャスト配信グループ |
200 |
VNI 数 |
1500 |
SVI |
900 |
MAC アドレス |
64000 |
L3 ルート |
8000 |
マルチキャスト グループ |
4000 |
VRF |
125 |
FEX |
24 |