Cisco ACI Virtual Edge への VDS ドメインの移行について
VMware VDS ドメインが設定されている場合は、そのドメインを Cisco ACI Virtual Edge に移行できます。移行により、Cisco ACI Virtual Edge 機能を利用することができます。これには、VXLAN カプセル化と分散ファイアウォールを使用する機能が含まれます。
VDS ドメインを移行すると、Cisco APIC は vCenter の DVS に内部および外部およびポート グループを作成します。ドメインは Cisco ACI Virtual Edge ドメインとして表示されます。ただし、一部のエンドポイントを native VDS モードで動作させ、他のエンドポイントを AVE (Cisco ACI Virtual Edge) モードで動作させることもできます。つまり、エンドポイントは VDS または Cisco ACI Virtual Edge を介して切り替えられます。
Cisco APIC GUI、NX-OS スタイルの CLI、または REST API を使用して、VMware VDS ドメインを Cisco ACI Virtual Edge に移行することができます。
(注) |
EPG のnativeから AVE (Cisco ACI Virtual Edge) への切り替えモードを変更するには、基盤となるスイッチングプラットフォームを通常の VMware DVS から Cisco ACI Virtual Edge に変更する必要があります。また、関連するすべてのポートを DVS から Cisco ACI Virtual Edge に移動する必要もあります。 この操作は、その EPG に関連するポート グループの再プログラミングを必要とします。そのためには、vCenter の操作が必要です。この操作が完了し、Cisco ACI Virtual Edge スイッチング プラットフォーム上でポートがフォワーディング状態で表示されるまで数秒かかります。時間の長さは、vCenter の負荷と、native モードから AVE モードに移行する EPG 上に存在するエンドポイントの数によって異なります。 |