この章は、次の内容で構成されています。
Cisco Virtual Application Cloud Segmentation (VACS) Services は、データセンター内の複数の仮想サービスのランセンス認証、インストール、および導入の調整を自動化して仮想アプリケーションの簡単で効率的なセットアップを可能にするソフトウェア ソリューションです。
シスコ VACS は内部ネットワークと一連の事前設定されたネットワーク サービスにコレクションの仮想マシン(VM)の集合を導入するためのルールを定義した、すぐに使えるアプリケーション コンテナのテンプレートを提供します。アプリケーション コンテナは、さまざまなワークロードを導入するために、ルータ、ファイアウォール、その他のネットワーク デバイスを一貫した方法で設定する仮想サービスのセットです。アプリケーション コンテナを作成、インスタンス化する際に、シスコ VACS は VMs を導入し、ネットワーク、ネットワークサービス、仮想レイヤにおけるネットワーク、セキュリティのクイックプロビジョニングを設定してください。
Cisco UCS Director は、シスコ VACS ソリューションを導入、プロビジョン、およびモニタするための管理インターフェースとして機能します。
シスコ VACS ソフトウェア ソリューションのインストール方法、ライセンス要件の詳細については、『Cisco Virtual Application Cloud Segmentation Services Installation and Upgrade Guide』を参照してください。
Cisco UCS Director をインストールし、シスコ VACS ライセンス、シスコ VACS パッチを適用すると、シスコ VACS Cisco UCS Director UI に同梱されている UI が、 タブの下部に表示されます。
シスコ VACS パッチを適用すると表示されます。ただし、シスコ VACS メニュー オプションおよび対応する機能は、シスコ VACS ライセンスのインストール後にのみ使用することができます。シスコ VACS パッチの適用、またはシスコ VACS ライセンスのインストール後、手動で再起動する必要があります。
タブは、Cisco UCS Director にUCS Director サービスを手動で再起動するために、shelladmin クレデンシャルを使用して SSH アプリケーションにログインし、[Cisco UCS Director Shell Menu] に進み、[Cisco UCS Director Shell Menu] 内の下記番号のいずれかを入力してください。
テンプレートの追加
テンプレートの追加に関する詳細については、次の項目を参照してください。 Cisco VACS コンテナ テンプレートのタイプ
オプション
ASAv ライセンスの追加
PNSC のインストール
Nexus 1000V のインストール
ホストの追加
VACS について
シスコ VACS のバージョン番号、ビルドの詳細、オンラインヘルプがこのタブで閲覧可能です。
![]() (注) | シスコ VACS ライセンスとその基本コンポーネントをインストールする方法についての詳細な手順については、『Cisco Virtual Application Cloud Segmentation Services Installation and Upgrade Guide』を参照してください。 |
![]() (注) | 5.4STV3.0 リリースにて有効、アプリケーション コンテナ上の並列ポスト コンテナ アクションはブロックされます。コンテナ 1 つに対して、一度に 1 回のみポスト コンテナ アクションのみ実施することができますが、以前の動作が完了しないと、次のアクションに進むことはできません。 |
番号 | 説明 |
1 |
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2 |
[Menu] バーから UCS Director タブに沿って、Cisco VACS ソリューション ユーザ インターフェース タブを表示することができます。 |
3 |
[Application Container] タブはアプリケーション コンテナに対応したサブメニューを表示します [Application Container] タブに移動するには、 を選択します。 |
4 |
[Application Container] タブでは、レポートの表示、サービス VM パスワードの管理、コンテナ電源のオン/オフ、VM の追加または削除、ERSPAN の設定、ファイアウォール ポリシーの追加/編集、スタティック NAT の設定などを有効化するボタンが表示されます。 |
5 |
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6 |
[Application Container] エリアは、導入済みの Cisco VACS アプリケーション コンテナを表示します。 |
次の図は、シスコ VACS の物理トポロジを示しています。
次の図は、シスコ VACS の論理トポロジを示しています。
サービス エンド ユーザ:シスコ VACS コンテナをそれに関連したカタログとサービスからインスタンス化することができます。
システム管理者:アカウントの追加、ポリシーの定義、アプリケーション テンプレートの作成、テンプレートからのアプリケーション コンテナのインスタンス化、および問題のトラブルシューティングを含む、シスコ VACS で Cisco UCS Director を管理するためのフル権限を取得できます。
ユーザ ロールに応じて、シスコ VACS ソリューションの表示と Cisco UCS Director でタスクにアクセスして実行するためのアクセス許可が異なります。ユーザ ロールと権限の詳細については、『Cisco UCS Director Administration Guide』と『Cisco UCS Director Self-Service Portal Guide』を参照してください。
ここでは、シスコ VACS コンポーネントとともに使用されるマニュアルの一覧を示します。これらのマニュアルは、Cisco.com の次の URL で入手できます。
Cisco Virtual Application Cloud Segmentation (VACS) Services のマニュアル
『Cisco Virtual Application Container Services Release Notes』
『Cisco Virtual Application Container Services Installation and Upgrade Guide』
『Cisco Virtual Application Cloud Segmentation Configuration Guide』
『Cisco Virtual Application Container Self-Service Portal User Guide』
VMware vSphere 用 Cisco Nexus 1000V のマニュアル: