この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Nexus Cloud Services Platform ソフトウェアのインストール手順を説明します。内容は次のとおりです。
• 「前提条件」
• 「Cisco Host Upgrade Utility に関する情報」
• 「Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認」
• 「プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定」
• 「セカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定」
• 「Cisco Nexus Cloud Services Platform 設定の確認」
• 「Cisco Nexus Cloud Services Platform の準備」
(注) 仮想サービス ブレード(VSB)としての Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのアップグレードについては、『Cisco Nexus 1000V Software Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV2(2.1)』を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリの概要と、インストール後のソフトウェアの設定手順については、『 Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Configuration Guide 』を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform ソフトウェアは、ISO イメージとしてあらかじめインストールされています。
ステップ 1 正しいバージョンの Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ソフトウェアがインストールされていることを確認します。「Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認」を参照してください。
ステップ 2 管理ソフトウェアについての情報を収集します。「管理ソフトウェアについての情報の収集」を参照してください。
ステップ 3 プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform を設定します。「プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定」を参照してください。
ステップ 4 セカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform を設定します。「セカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定」を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform Release 4.2(1)SP1(6.2) をインストールする前に、次の点を理解または実行しておく必要があります。
• 次の Cisco Integrated Management Controller(CIMC)ソフトウェアをインストールします。
– Cisco Nexus 1110 製品ファミリのバージョン 1.5(1f)
– Cisco Nexus 1010 製品ファミリのバージョン 1.4(3s)4
• 正しいバージョンの CIMC がインストールされていることを確認するには、 Cisco CIMC ソフトウェアのバージョンの確認を参照してください。
(注) • 1.4(3) より前のファームウェア リリースの場合、Cisco HUU は Cisco Nexus 1010 および Cisco Nexus 1010-X をサポートしません。このような場合、Cisco Virtual Services Appliance CIMC GUI を使用して手動で CIMC バージョン 1.4(3) にアップデートしてから、Cisco Host Upgrade Utility を使用してファームウェア バージョン 1.4(3s)4 にアップグレードします。
– 最新の CIMC バージョンにアップグレードするには、『Cisco UCS C-Series Servers Integrated Management Controller CLI Configuration Guide, Release 1.4.』にある手動の手順に従います。
– BIOS ファームウェア バージョンをアップグレードするには、『Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server BIOS Upgrade Guide』にある手動の手順に従います。
• ファームウェア リリース 1.4(3) 以降では、Cisco UCS Host Upgrade Utility ツールで Cisco Nexus Virtual Services Appliance がサポートされます。詳細については、 Cisco UCS Host Upgrade Utility ツールのマニュアルを参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリの制約事項およびガイドラインは次のとおりです。
• ドメイン ID は制御 VLAN 内で一意である必要があります。
• 他の Cisco Nexus Cloud Services Platform または Cisco Nexus 1000V が同じ制御 VLAN に存在する場合も、ドメイン ID は全体で一意である必要があります。
• ソフトウェアの設定時に、使用しているシステムのアップリンク タイプを設定します。アップリンク タイプを設定した場合、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
• HA スタンドアロン ロールは Cisco Nexus Cloud Services Platform ではサポートされていません。
• Cisco Nexus Cloud Services Platform は HA モード以外ではサポートされていません。
• プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform をセカンダリ バックアップと同時に設定することを推奨します。プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform は、セカンダリ バックアップなしで設定してもかまいませんが、この設定は実働環境ではサポートされていません。
• プライマリおよびセカンダリの両方の Cisco Nexus Cloud Services Platform で、ドメイン ID、アップリンク タイプ、制御 VLAN、管理 VLAN、制御アップリンク、管理アップリンクを同じものに設定する必要があります。
• Cisco Nexus Cloud Services Platform のペアリングは、ハードウェア プラットフォームと一致している必要があります。たとえば、Cisco Nexus 1010-X は別の Cisco Nexus 1010-X に限りペアを組み、Cisco Nexus 1110-X は Cisco Nexus 1110-X に限りペアを組みます。Cisco Nexus 1010 と Cisco Nexus 1010-X をペアにすることや、Cisco Nexus 1110-S と Cisco Nexus 1110-X または他のモデルをペアにすることはできません。
Cisco Host Upgrade Utility(HUU)は、1 つまたは複数の Cisco UCS C シリーズ サーバ上でファームウェアをアップグレードするツールです。HUU はすでにインストールした次のコンポーネントの現在バージョンを検出し、これらを最新バージョンにアップグレードするように促します。
• Cisco Integrated Management Controller(CIMC)
• Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス カード(VIC)
Cisco HUU の最低限必要なバージョンおよび HUU ISO のダウンロード方法に関する情報は、次の入手先から入手できます。
• Cisco Nexus 1010 製品ファミリについては、『 Cisco Host Upgrade Utility Release 1.4(3) Quick Start Guide 』を参照してください。
• Cisco Nexus 1110 製品ファミリについては、『 Cisco Host Upgrade Utility 1.5(1) User Guide 』を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform リリース 4.2(1)SP1(6.2) をインストールする前に、ファームウェアをアップグレードするには、HUU のマニュアルの手順を使用する必要があります。
CIMC ソフトウェア バージョンが Cisco Nexus Cloud Services Platform にインストールされていることを確認します。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• コマンドライン インターフェイス(CLI)または Web ブラウザから、Cisco Nexus Cloud Services Platform にログインします。
• CIMC ソフトウェア 1.4(3s)4 以降がインストールされている場合、show hardware コマンドの出力で、Cisco Nexus 1010 では製品 ID N1K-C1010、Cisco Nexus 1010-X では製品 ID N1K-C1010X が得られます。
• CIMC ソフトウェア バージョン 1.5(1f) 以降がインストールされている場合、show hardware コマンドの出力で、Cisco Nexus 1110-S では製品 ID N1K-1110-S、Cisco Nexus 1110-X では製品 ID N1K-1110-X が得られます。
ステップ 1 Cisco Nexus Cloud Services Platform から、次のいずれかを実行して製品 ID(PID)を表示します。
• コマンドライン インターフェイス(CLI)から、 show hardware コマンドを入力します。
「Switch Hardware ID information」の下にある PID を探します。
• Web ブラウザで、[Server Summary] ウィンドウを開いてサーバ プロパティを表示します。例については、図 2-1 を参照してください。
図 2-1 CIMC のウィンドウに表示される製品 ID(PID)
• 表示される PID が、Cisco Nexus 1110-S で N1K-1110-S、Cisco Nexus 1110-X で N1K-1110-X、Cisco Nexus 1010 で N1K-C1010、あるいは Cisco Nexus 1010-X で N1K-C1010-X の場合は、Cisco Nexus Cloud Services Platform Release 4.2(1)SP1(6.2) のインストールまたはアップグレードに進みます。
• 表示された PID が上記のものでない場合は、Release 4.2(1)SP1(6.2) のインストールまたはアップグレードに進まないでください。代わりに、RMA プロセスを使用して Cisco Nexus Cloud Services Platform を置き換える必要があります。詳細については、Cisco Nexus Cloud Services Platform の交換の項を参照してください。
インストールを開始する前に、Cisco Nexus Cloud Services Platform について以下の情報が必要です。
• 「High Availability(HA; ハイ アベイラビリティ)冗長ロール」
• 「VLAN」
システム ソフトウェアを設定する場合は、管理者パスワードを作成する必要があります。 表 2-1 に、パスワード強化のためのガイドラインを示します。
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Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリは、ハイ アベイラビリティを実現するために冗長なペアで提供されます。デバイスを設定する場合に、ハイ アベイラビリティ ロール(プライマリまたはセカンダリ)を設定します。 表 2-2 に、これらのロールの説明を示します。
(注) HA スタンドアロン ロールは Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリではサポートされていません。Cisco Nexus Cloud Services Platform は HA モード以外ではサポートされていません。
表 2-3 に、HA 冗長ステートの説明を示します。
プライマリおよびセカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform は、ドメイン ID を使用してお互いを識別します。Cisco Nexus Cloud Services Platform は同じスイッチング ドメインに属し、同じ管理 IP アドレスを共有する必要があります。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリは、ネットワークに接続するため次の 2 つのタイプのネットワーク アップリンク設定をサポートします。
• フレキシブル ネットワーク アップリンク:フレキシブル ネットワーク設定により、Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリをネットワークに接続する完全な柔軟性が得られ、最大 6 個のアップリンクを設置できるようになります。
• スタティック ネットワーク アップリンク:スタティック ネットワーク アップリンク設定では、Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリは 4 個の固定ネットワーク アップリンク設定を使用してネットワークに接続します。「ネットワーク アップリンク タイプ」 を参照してください。
上記の設定により、サポート対象の次の 5 つのアップリンク タイプのいずれかを使用してシステムをネットワークに接続できます。
• 共通の管理および制御トラフィックを持つ 2 つのアップリンク
• 共通の制御およびデータ トラフィックを持つ 2 つのアップリンク
(注) アップリンク タイプを設定後に、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ネットワーク アップリンクのタイプについて詳しくは、『 Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Configuration Guide 』を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリのインストール時に、フレキシブル ネットワーク アップリンク タイプかスタティック ネットワーク アップリンク タイプのいずれかを設定できます。アップリンク タイプを変更する場合、アップリンク タイプを変更するたびにリロードして変更内容を反映させる必要があります。
ネットワーク アップリンクのタイプの移行について詳しくは、『 Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Configuration Guide 』を参照してください。
表 2-4 に、サポートされた 4 つのネットワーク アップリンク タイプと各タイプの VLAN トラフィックを伝送するポートを示します。
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Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリでは、仮想サービス ブレードに対する管理と通信を行うために制御 VLAN と管理 VLAN が使用されます。これらの VLAN は、管理ソフトウェアの初期設定の一部として追加されます。制御 VLAN とパケット VLAN も、VSB が作成されたときに各仮想サービス ブレードに追加されます。管理 VLAN は、各仮想サービス ブレードによって Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリから継承されます。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリで制御 VLAN、パケット VLAN、または管理 VLAN を変更する場合、変更はすぐに反映されます。制御 VLAN および管理 VLAN へのすべての変更を Cisco Nexus Cloud Services Platform で適用するには、スイッチをリロードする必要があります。ただし、サービスの持続性のため、ホストされた Virtual Supervisor Module(VSM)で同じ制御 VLAN とパケット VLAN を設定する必要があります。このように設定しないと、Cisco Nexus Cloud Services Platform が VSM との通信を失います。
管理 VLAN は、Cisco Nexus Cloud Services Platform の管理ポートに対するトラフィックを転送する VLAN です。仮想サービス ブレードがトラフィックの管理クラスを使用する場合、仮想サービス ブレードは Cisco Nexus Cloud Services Platform から管理 VLAN を継承します。
管理 VLAN は外部から使用され、Cisco Nexus Cloud Services Platform の管理 0 インターフェイスに到達します。
Cisco Nexus Cloud Services Platform とそれにホストされた Cisco Nexus 1000 Virtual Supervisor Module(VSM)は、スタティック トポロジで同じ管理 VLAN を共有します。仮想サービス ブレードの作成時に設定される制御 VLAN およびパケット VLAN とは異なり、管理 VLAN は継承されます。スタティック トポロジでは、VSB の管理 VLAN は変更できません。管理 VLAN は Cisco Nexus Cloud Services Platform から継承されるため、Cisco Nexus Cloud Services Platform の管理 VLAN を変更すると、変更は次回のリロードで Cisco Nexus Cloud Services Platform とそれにホストされたすべての Cisco Nexus 1000 VSM とに適用されます。
ただし、フレキシブル トポロジにはこの制約は存在せず、VSB の管理 VLAN が Cisco Nexus Cloud Services Platform ホストと異なっていても問題ありません。
制御 VLAN は、冗長な Cisco Nexus Cloud Services Platform 間の通信に使用されるレイヤ 2 インターフェイスです。このインターフェイスは、ハートビートなどの下位の制御パケットと Cisco Nexus Cloud Services Platform 間で交換する必要があるすべての設定データを処理します。
• 冗長 HA ペアのプライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform
プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform をセカンダリ バックアップと同時に設定することを推奨します。プライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform は、セカンダリ バックアップなしで設定してもかまいませんが、この設定は実働環境ではサポートされていません。
• この Cisco Nexus Cloud Services Platform に対して次の情報が利用可能であること。
– HA ロール(プライマリまたはセカンダリ)
HA ロールを指定しないと、ロールはプライマリとして設定されます。
ステップ 1 次のいずれかの方法を使用して、Cisco Nexus Cloud Services Platform CLI にログインします。
---- System Admin Account Setup ----
Enter the password for "admin":
Confirm the password for "admin":
• CIMC で Serial over LAN(SoL)接続からログインします。
---- System Admin Account Setup ----
Enter the password for "admin":
Confirm the password for "admin":
---- System Admin Account Setup ----
Confirm the password for
Enter the password for "admin":
"admin":
ステップ 3 HA ロールを入力します。ロールを指定しない場合は、プライマリ ロールが割り当てられます。
Enter HA role[primary/secondary]:
primary
(注) HA スタンドアロン ロールは Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリではサポートされていません。Cisco Nexus Cloud Services Platform は HA モード以外ではサポートされていません。
ステップ 4 アップリンク タイプを入力します。スタティック ネットワーク アップリンクを指定するには、1 ~ 4 の値を入力します。フレキシブル ネットワーク アップリンクを指定するには、5 の値を入力します。
(注) アップリンク タイプを設定後に、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ステップ 5 制御 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 8 管理 VLAN の VLAN ID を入力します。
このプロセスを完了すると、Cisco Nexus Cloud Services Platform ソフトウェアは設定を保存し、ネットワーク アップリンクを設定するために自動的にリブートします。
新しい設定が不揮発性ストレージに保存された後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
スイッチのリブート後、デフォルトのスタティック トポロジまたはフレキシブル トポロジが設定されます。vPC および VSS を含まないデフォルトのフレキシブル ネットワーク アップリンク設定の例については、図 2-2 を参照してください。vPC および VSS を含むデフォルトのフレキシブル ネットワーク設定の例については、図 2-3 を参照してください。
図 2-2 デフォルトのフレキシブル ネットワーク アップリンク設定(vPC および VSS を含まない)
図 2-3 デフォルトのフレキシブル ネットワーク アップリンク設定(vPC および VSS を含む)
詳細については、『 Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Configuration Guide 』を参照してください。
ステップ 10 基本設定ダイアログボックスを開始する場合は、yes と入力します。
ステップ 11 別のログイン アカウントを作成しない場合は、no と入力します。
Create another login account (yes/no) [n]: no
ステップ 12 読み取り専用 SNMP コミュニティ ストリングを設定しない場合は、no と入力します。
Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: no
ステップ 13 読み取りと書き込み SNMP コミュニティ ストリングを設定しない場合は、no と入力します。
Configure read-write SNMP community string (yes/no) [n]:
ステップ 15 アウトオブバンド管理を設定する場合は、yes と入力します。続いて管理 0 IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。
この IP アドレスは、アプライアンスで mgmt0 ポートとして扱われます。
Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no] [y]: yes
Mgmt0 IP address type V4/V6? (V4): V4
ステップ 16 デフォルト ゲートウェイを設定する場合は、yes 答えます。
Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
IPv4 address of the default gateway: 45.45.45.1
ステップ 17 拡張 IP オプションを設定しない場合は、no と入力します。
Configure Advanced IP options (yes/no)? [n]: no
ステップ 18 Telnet サービスをイネーブルにしない場合は、no と入力します。
Enable the telnet service? (yes/no) [y]: no
ステップ 19 SSH サービスをイネーブルにするには、yes と入力します。続いてキー タイプとキー ビット数を入力します。
Enable the ssh service? (yes/no) [y]: yes
Type of ssh key you would like to generate (dsa/rsa) : rsa
Number of key bits <768-2048> : 1024
ステップ 20 HTTP サーバを設定する場合は、yes と入力します。
ステップ 21 NTP サーバを設定しない場合は、no と入力します。
Configure NTP server? (yes/no) [n]: no
• 設定を編集しない場合は、 no と入力して次のステップに進みます。
• 設定を編集する場合は、 yes と入力してステップ 11 に戻り、各コマンドを再度実行します。
ステップ 23 この設定を使用および保存するには、yes と入力します。
Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes
新しい設定が不揮発性ストレージに保存された後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
(注) EXEC モードで setup コマンドを入力すると、ステップ 23 からステップ 11 で実行した設定を更新するセットアップ ルーチンをいつでも使用できます。セットアップが開始されたら、Enter キーを押してコマンドをスキップします。Ctrl キーを押した状態で C キーを押して、残りのコマンドをスキップします。
冗長ペアのセカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform に対して管理ソフトウェアを設定できます。
プライマリおよびセカンダリの両方の Cisco Nexus Cloud Services Platform で、ドメイン ID、アップリンク タイプ、制御 VLAN、管理 VLAN、制御アップリンク、管理アップリンクを同じものに設定することをお勧めします。
---- System Admin Account Setup ----
Enter the password for "admin":
Enter HA role[primary/secondary]:
secondary
(注) アップリンク タイプを設定後に、アップリンク タイプを変更するにはソフトウェアをリロードする必要があります。
ステップ 4 制御 VLAN の VLAN ID を入力します。
ステップ 7 管理 VLAN の VLAN ID を入力します。
• 新しい設定が不揮発性ストレージに保存された後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
• ネットワーク アップリンクを設定するためにシステムがリブートします。
• システムが再起動し、プライマリ Cisco Nexus 1000V と設定を同期します。
この例では、インストール時にフレキシブル ネットワーク アップリンクを設定する方法を示します。
この例では、インストール時にスタティック ネットワーク アップリンクを設定する方法を示します。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 設定を確認するには、次のコマンドを使用します。
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Cisco Nexus Cloud Services Platform の実行コンフィギュレーションを表示します。 例 2-1(P.2-19) を参照してください。 |
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Cisco Nexus Cloud Services Platform の冗長ステート(アクティブまたはスタンバイ)と冗長ロール(プライマリまたはセカンダリ)を表示します。 例 2-2(P.2-21) を参照してください。 |
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Cisco Nexus Cloud Services Platform のドメイン情報を表示します。 例 2-3(P.2-22) を参照してください。 |
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アクティブまたはスタンバイ Cisco Nexus Cloud Services Platform のアップリンク接続を表示します。 例 2-4(P.2-22) を参照してください。 |
次に、Cisco Nexus Cloud Services Platform 設定を表示および確認する例を示します。
ソフトウェアのインストールが完了すると、Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリを設定することができます。
ステップ 1 フレキシブル ネットワーク アップリンク用ポート チャネルを設定します。フレキシブル ネットワーク アップリンク タイプの設定後、ポート チャネルを設定するにはこの手順を使用します。
ステップ 2 リモート管理を設定します。到達不能 Cisco Nexus Cloud Services Platform のリカバリで使用するスタートアップ コンフィギュレーションにリモート管理を設定するにはこの手順を使用します。
ステップ 3 新規 Cisco Nexus Cloud Services Platform にサービス ブレードを追加するには、以下のいずれかを実行します。
• 既存の VSM を VM から Cisco Nexus Cloud Services Platform に移行する。
詳細については、『 Cisco Nexus Cloud Services Platform Software Configuration Guide 』を参照してください。
ここでは、ソフトウェア インストールおよびアップグレードのリリース履歴について説明します。
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