show access-group mode interface
レイヤ 2 インターフェイスの ACL コンフィギュレーションを表示するには、 show access-group mode interface コマンドを使用します。
show access-group mode interface [ interface interface-number ]
構文の説明
interface |
(任意)インターフェイス タイプです。有効な値は 、 ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 および port-channel です。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポート番号の有効な値は、使用するシャーシによって異なります。
例
次の例では、ファスト イーサネット インターフェイス 6/1 の ACL コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
Switch# show access-group mode interface fa6/1
Interface FastEthernet6/1:
Access group mode is: merge
関連コマンド
|
|
access-group mode |
優先モード(たとえば、VACL は PACL よりも優先されます)および非優先モード(たとえば、マージ モードまたはストリクト モード)を指定します。 |
show adjacency
レイヤ 3 スイッチング隣接関係テーブルに関する情報を表示するには、 show adjacency コマンドを使用します。
show adjacency [{ interface interface-number } | { null interface-number } | { port-channel number } | { vlan vlan-id } | detail | internal | summary ]
構文の説明
interface |
(任意)インターフェイス タイプです。使用できる有効な値は、 ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 pos 、 ge-wan 、 および atm です。 |
interface-number |
(任意)モジュールおよびポート番号です。有効な値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効な値は 0 です。 |
port-channel number |
(任意)チャネル インターフェイスを指定します。有効な値は、1 ~ 256 の範囲の最大 64 個の値です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
detail |
(任意)プロトコル詳細およびタイマーに関する情報を表示します。 |
internal |
(任意)内部データ構造に関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)CEF-adjacency 情報の要約を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスを含めるように拡張されました。 |
使用上のガイドライン
interface-number 引数では、モジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効な値は、指定するインターフェイス タイプと、使用するシャーシおよびモジュールによって異なります。たとえば、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定し、13 スロット シャーシに設置された 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールを使用する場合、モジュール番号の有効値の範囲は 1 ~ 13 であり、ポート番号の有効値の範囲は 1 ~ 48 です。
ハードウェア レイヤ 3 スイッチングの隣接統計情報は、60 秒ごとに更新されます。
show adjacency コマンドには、次の情報が含まれています。
• プロトコル インターフェイス。
• インターフェイスで設定されているルーティング プロトコルのタイプ。
• インターフェイス アドレス。
• 学習された隣接の方式。
• 隣接ルータの MAC アドレス。
• 隣接が隣接関係テーブルからロールアウトするまでに残された時間。ロールアウト後、パケットは宛先への同じネクスト ホップを使用する必要があります。
例
次の例では、隣接情報を表示する方法を示します。
Protocol Interface Address
IP FastEthernet2/3 172.20.52.1(3045)
IP FastEthernet2/3 172.20.52.22(11)
次の例では、隣接情報のサマリーを表示する方法を示します。
Switch# show adjacency summary
Adjacency Table has 2 adjacencies
Interface Adjacency Count
次の例では、プロトコル詳細およびタイマー情報を表示する方法を示します。
Switch# show adjacency detail
Protocol Interface Address
IP FastEthernet2/3 172.20.52.1(3045)
000000000FF920000380000000000000
00000000000000000000000000000000
00605C865B2800D0BB0F980B0800
IP FastEthernet2/3 172.20.52.22(11)
000000000FF920000380000000000000
00000000000000000000000000000000
00801C93804000D0BB0F980B0800
次の例では、特定のインターフェイスの隣接情報を表示する方法を示します。
Switch# show adjacency fastethernet2/3
Protocol Interface Address
IP FastEthernet2/3 172.20.52.1(3045)
IP FastEthernet2/3 172.20.52.22(11)
関連コマンド
|
|
debug adjacency |
隣接のデバッグに関する情報を表示します。 |
show arp access-list
ARP アクセス リストの詳細を表示するには、 show arp コマンドを使用します。
show arp access-list
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、スイッチの ARP ACL 情報を表示する方法を示します。
Switch# show arp access-list
permit ip 10.101.1.1 0.0.0.255 mac any
permit ip 20.3.1.0 0.0.0.255 mac any
関連コマンド
|
|
access-group mode |
優先モード(たとえば、VACL は PACL よりも優先されます)および非優先モード(たとえば、マージ モードまたはストリクト モード)を指定します。 |
arp access-list |
ARP アクセス リストを定義したり、定義済みリストの最後に句を追加したりします。 |
ip arp inspection filter vlan |
DAI がイネーブルの場合にスタティック IP 用に設定されているホストからの ARP を許可し、ARP アクセス リストを定義し、アクセス リストを VLAN に適用します。 |
show authentication
認証マネージャ情報を表示するには、EXEC モードまたは特権 EXEC モードで show authentication コマンドを使用します。
show authentication { interface interface | registrations | sessions [ session-id session-id ] [ handle handle ] [ interface interface ] [ mac mac ] [ method method ]
構文の説明
interface interface |
指定したインターフェイスに関連付けられている認証マネージャの詳細をすべて表示します。 |
registrations |
認証マネージャに登録されているすべての方式の詳細を表示します。 |
sessions |
現在の認証マネージャ セッションの詳細を表示します(クライアント デバイスなど)。任意の指定子を入力しないと、現在アクティブなセッションがすべて表示されます。1 つの指定子を入力して特定のセッションを表示するか、または指定子の組み合わせを入力して 1 組のセッションを表示することができます。 |
session-id session-id |
(任意)認証マネージャ セッションを指定します。 |
handle handle |
(任意)範囲:1 ~ 4294967295。 |
mac mac |
(任意)指定した MAC アドレスの認証マネージャ セッション情報を表示します。 |
method method |
(任意)指定した認証方式で許可されているすべてのクライアントを表示します。有効な値は次のとおりです。 • dot1x • mab • webauth |
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(50)SG |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表 2-13 に、show authentication の出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
(注) セッションのステートとして表示される可能性のある値を次に示します。終端ステートのセッションの場合、「Authz Success」または「Authz Failed」が表示されます。結果を生成する方式がない場合は、「No methods」が表示されます。
表 2-13 show authentication コマンドの出力
|
|
Idle |
該当するセッションがすでに初期化されており、どの方式もまだ実行されていません。 |
Running |
該当するセッションに対して 1 つの方式が実行されています。 |
No methods |
該当するセッションに対して結果を生成する方式が存在しません。 |
Authc Success |
1 つの方式により、該当するセッションの認証に成功しました。 |
Authc Failed |
1 つの方式により、該当するセッションの認証に失敗しました。 |
Authz Success |
該当するセッションへのすべての機能の適用に成功しました。 |
Authz Failed |
該当するセッションへの機能の適用に失敗しました。 |
表 2-14 に、方式のステートとして表示される可能性のある値を示します。終端ステートのセッションの場合、「Authc Success」、「Authc Failed」、または「Failed over」が表示されます(後者は、1 つの方式が実行され、結果を生成しなかった次の方式にフェールオーバーしたことを示します)。スタンバイで同期化されるセッションの場合は「Not run」が表示されます。
表 2-14 方式のステートを表す値
|
|
|
Not run |
終端 |
該当するセッションに対してこの方式が実行されていません。 |
Running |
中間 |
該当するセッションに対してこの方式が実行されています。 |
Failed over |
終端 |
この方式に失敗したため、次の方式で結果が生成されることになります。 |
Authc Success |
終端 |
この方式により、該当するセッションの認証に成功しました。 |
Authc Failed |
終端 |
この方式により、該当するセッションの認証に失敗しました。 |
例
次の例では、認証マネージャに登録されている認証方式を表示する方法を示します。
Switch# show authentication registrations
Auth Methods registered with the Auth Manager:
次の例では、特定のインターフェイスの認証マネージャ詳細を表示する方法を示します。
Switch# show authentication interface gigabitethernet1/23
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet1/0/23
次の例では、スイッチでのすべての認証マネージャ セッションを表示する方法を示します。
Switch# show authentication sessions
Interface MAC Address Method Domain Status Session ID
Gi3/45 (unknown) N/A DATA Authz Failed 0908140400000007003651EC
Gi3/46 (unknown) N/A DATA Authz Success 09081404000000080057C274
次の例では、インターフェイスでのすべての認証マネージャ セッションを表示する方法を示します。
Switch# show authentication sessions int gi 3/46
Interface: GigabitEthernet3/46
Oper host mode: multi-host
Authorized By: Guest Vlan
Common Session ID: 09081404000000080057C274
Acct Session ID: 0x0000000A
次の例では、指定した MAC アドレスの認証マネージャ セッションを表示する方法を示します。
Switch# show authentication sessions mac 000e.84af.59bd
Interface: GigabitEthernet1/23
MAC Address: 000e.84af.59bd
Oper host mode: single-host
Authorized By: Authentication Server
次の例では、指定した認証方式によって許可されたすべてのクライアントを表示する方法を示します。
Switch# show authentication sessions method mab
No Auth Manager contexts match supplied criteria
Switch# show authentication sessions method dot1x
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet1/23
関連コマンド
|
|
authentication control-direction |
ポート制御を単方向または双方向に変更します。 |
authentication critical recovery delay |
802.1X クリティカル認証パラメータを設定します。 |
authentication event |
認証イベントのアクションを設定します。 |
authentication fallback |
Webauth フォールバックをイネーブルにし、Webauth にフェールオーバーするときに使用するフォールバック プロファイルを指定します。 |
authentication host-mode |
ホスト モード コンフィギュレーションを使用して、アクセス ポリシーを適用するときに使用されるセッションの分類を定義します。 |
authentication port-control |
ポート制御値を設定します。 |
authentication open |
このポートでオープン アクセスをイネーブルにします。 |
authentication order |
インターフェイスでクライアントの認証方式を試行する順序を指定します。 |
authentication priority |
インターフェイスでの認証方式のプライオリティを指定します。 |
authentication periodic |
このポートの再認証をイネーブルにします。 |
authentication timer |
認証タイマーを設定します。 |
authentication violation |
ポートにセキュリティ違反が存在する場合に実行するアクションを指定します。 |
show auto install status
自動インストールのステータスを表示するには、show auto install status コマンドを使用します。
show auto install status
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(20)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、TFTP サーバの IP アドレスを表示し、スイッチが現在 TFTP サーバ上のコンフィギュレーション ファイルを取得しているかどうかを表示する方法を示します。
Switch# show auto install status
Status : Downloading config file
Config File Fetched : Undetermined
出力の最初の IP アドレスは、自動インストールに使用されているサーバを示しています。2 番目の IP アドレスは、コンフィギュレーション ファイルを提供した TFTP サーバを示しています。
show auto qos
適用される Automatic Quality of Service(Auto-QoS)コンフィギュレーションを表示するには、 show auto qos ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show auto qos [ interface [ interface-id ]] [ { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)指定したインターフェイスまたはすべてのインターフェイスの Auto-QoS 情報を表示します。指定できるインターフェイスとして、物理ポートも含まれます。 |
begin |
(任意)expression と一致する行から開始します。 |
exclude |
(任意)expression と一致する行を除外します。 |
include |
(任意)指定された expression と一致する行を含めます。 |
expression |
(任意)参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
show auto qos interface interface-id コマンドでは、Auto-QoS コンフィギュレーションが表示されます。有効である可能性がある、コンフィギュレーションに対するユーザ変更は表示されません。
Supervisor Engine 6-E 以外で Auto-QoS の影響を受ける可能性がある QoS コンフィギュレーションに関する情報を表示するには、次のコマンドのいずれかを使用します。
• show qos
• show qos map
• show qos interface interface-id
• show running-config
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、Auto-QoS がイネーブルの場合の show auto qos コマンドの出力を示します。
auto qos voip cisco-phone
関連コマンド
|
|
auto qos voip |
QoS ドメイン内の Voice over IP(VoIP)の Quality of Service を自動的に設定します(Auto-QoS)。 |
show bootflash:
bootflash: ファイル システムに関する情報を表示するには、 show bootflash: コマンドを使用します。
show bootflash: [ all | chips | filesys ]
構文の説明
all |
(任意)可能なすべてのフラッシュ情報を表示します。 |
chips |
(任意)フラッシュ チップ情報を表示します。 |
filesys |
(任意)ファイル システム情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、ファイル システムのステータス情報を表示する方法を示します。
Switch>
show bootflash: filesys
-------- F I L E S Y S T E M S T A T U S --------
DEVICE INFO BLOCK: bootflash
Magic Number = 6887635 File System Vers = 10000 (1.0)
Length = 1000000 Sector Size = 40000
Programming Algorithm = 39 Erased State = FFFFFFFF
File System Offset = 40000 Length = F40000
MONLIB Offset = 100 Length = C628
Bad Sector Map Offset = 3FFF8 Length = 8
Squeeze Log Offset = F80000 Length = 40000
Squeeze Buffer Offset = FC0000 Length = 40000
Bytes Used = 917CE8 Bytes Available = 628318
Bad Sectors = 0 Spared Sectors = 0
OK Files = 2 Bytes = 917BE8
Deleted Files = 0 Bytes = 0
Files w/Errors = 0 Bytes = 0
次の例では、システム イメージ情報を表示する方法を示します。
-# - ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1 .. image 8C5A393A 237E3C 14 2063804 Aug 23 1999 16:18:45 c4-boot-mz
2 .. image D86EE0AD 957CE8 9 7470636 Sep 20 1999 13:48:49 rp.halley
次の例では、すべてのブートフラッシュ情報を表示する方法を示します。
Switch>
show bootflash: all
-# - ED --type-- --crc--- -seek-- nlen -length- -----date/time------ name
1 .. image 8C5A393A 237E3C 14 2063804 Aug 23 1999 16:18:45 c4-boot-
2 .. image D86EE0AD 957CE8 9 7470636 Sep 20 1999 13:48:49 rp.halley
6456088 bytes available (9534696 bytes used)
-------- F I L E S Y S T E M S T A T U S --------
DEVICE INFO BLOCK: bootflash
Magic Number = 6887635 File System Vers = 10000 (1.0)
Length = 1000000 Sector Size = 40000
Programming Algorithm = 39 Erased State = FFFFFFFF
File System Offset = 40000 Length = F40000
MONLIB Offset = 100 Length = C628
Bad Sector Map Offset = 3FFF8 Length = 8
Squeeze Log Offset = F80000 Length = 40000
Squeeze Buffer Offset = FC0000 Length = 40000
Bytes Used = 917CE8 Bytes Available = 628318
Bad Sectors = 0 Spared Sectors = 0
OK Files = 2 Bytes = 917BE8
Deleted Files = 0 Bytes = 0
Files w/Errors = 0 Bytes = 0
show bootvar
BOOT 環境変数情報を表示するには、 show bootvar コマンドを使用します。
show bootvar
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、BOOT 環境変数情報を表示する方法を示します。
CONFIG_FILE variable does not exist
BOOTLDR variable does not exist
Configuration register is 0x0
show cable-diagnostics tdr
TDR ケーブル診断のテスト結果を表示するには、 show cable-diagnostics tdr コマンドを使用します。
show cable-diagnostics tdr { interface { interface interface-number }}
(注) このコマンドは、将来の Cisco IOS リリースでは廃止される予定です。diagnostic start コマンドを使用してください。
構文の説明
interface interface |
インターフェイス タイプです。有効値は fastethernet および gigabitethernet です。 |
interface-number |
モジュールおよびポート番号です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SG |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
TDR テストは、Cisco IOS Release 12.2(25)SG を実行する Catalyst 4500 シリーズ スイッチにおいて、次のライン カードのみでサポートされます。
• WS-X4548-GB-RJ45
• WS-X4548-GB-RJ45V
• WS-X4524-GB-RJ45V
• WS-X4013+TS
• WS-C4948
• WS-C4948-10GE
障害までの距離はメートル(m)単位で表示されます。
例
次の例では、TDR テストに関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gi4/13
Interface Speed Local pair Cable length Remote channel Status
Gi4/13 0Mbps 1-2 102 +-2m Unknown Fault
3-6 100 +-2m Unknown Fault
4-5 102 +-2m Unknown Fault
7-8 102 +-2m Unknown Fault
表 2-15 に、 show cable-diagnostics tdr コマンドの出力に表示される各フィールドの説明を示します。
表 2-15 show cable-diagnostics tdr コマンドの出力フィールド
|
|
Interface |
テストされたインターフェイスです。 |
Speed |
現在の回線速度です。 |
Pair |
ローカル ペアの名前です。 |
Cable Length |
障害までの距離(メートル(m)単位)です。 |
Channel |
ペア指定(A、B、C、または D)です。 |
Status |
次のいずれかで表示されるペアのステータスです。 • Terminated:リンクは確立されています。 • Fault:ケーブル障害(オープンまたはショート)です。 |
関連コマンド
|
|
test cable-diagnostics tdr |
48 ポート 10/100/1000 BASE-T モジュールの銅ケーブルの状態をテストします。 |
show call-home
設定されている Call Home 情報を表示するには、特権 EXEC モードで show call-home コマンドを使用します。
show call-home [ alert-group | detail | mail-server | profile { all | name } | statistics ]
構文の説明
alert-group |
(任意)使用可能なアラート グループを表示します。 |
detail |
(任意)詳細な Call Home コンフィギュレーションを表示します。 |
mail-server |
(任意)Call Home メール サーバ関連情報を表示します。 |
profile all |
(任意)すべての既存のプロファイルの設定情報を表示します。 |
profile name |
(任意)特定の宛先プロファイルの設定情報を表示します。 |
statistics |
(任意)Call Home 統計情報を表示します。 |
コマンド デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC(#)
コマンド履歴
|
|
12.2(52)SG |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチ、Supervisor Engine 6-E、および Catalyst 4900M シャーシに追加されました。 |
例
次の例では、設定されている Call Home 設定を表示します。
Current call home settings:
call home feature : disable
call home message's from address: switch@example.com
call home message's reply-to address: support@example.com
vrf for call-home messages: Not yet set up
contact person's email address: technical@example.com
contact person's phone number: +1-408-555-1234
street address: 1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2
Rate-limit: 20 message(s) per minute
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
設定されている詳細な Call Home 情報
Switch# show call-home detail
Current call home settings:
call home feature : disable
call home message's from address: switch@example.com
call home message's reply-to address: support@example.com
vrf for call-home messages: Not yet set up
contact person's email address: technical@example.com
contact person's phone number: +1-408-555-1234
street address: 1234 Picaboo Street, Any city, Any state, 12345
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2
Rate-limit: 20 message(s) per minute
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
Preferred Message Format: long-text
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Email address(es): noc@example.com
HTTP address(es): Not yet set up
------------------------ ------------
------------------------ ------------
Preferred Message Format: xml
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Email address(es): callhome@cisco.com
HTTP address(es): https://tools.cisco.com/its/service/oddce/services/DDCEService
Periodic configuration info message is scheduled every 1 day of the month at 09:27
Periodic inventory info message is scheduled every 1 day of the month at 09: 12
------------------------ ------------
------------------------ ------------
使用可能な Call Home アラート グループ
Switch# show call-home alert-group
Keyword State Description
------------------------ ------- -------------------------------
configuration Disable configuration info
diagnostic Disable diagnostic info
environment Disable environmental info
inventory Enable inventory info
syslog Disable syslog info
電子メール サーバ ステータス情報
Switch# show call-home mail-server status
Please wait. Checking for mail server status ...
Translating "smtp.example.com"
Mail-server[1]: Address: smtp.example.com Priority: 1 [Not Available]
Mail-server[2]: Address: 192.168.0.1 Priority: 2 [Not Available]
すべての宛先プロファイル(事前定義またはユーザ定義)の情報
Switch# show call-home profile all
Preferred Message Format: long-text
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Email address(es): noc@example.com
HTTP address(es): Not yet set up
------------------------ ------------
------------------------ ------------
Preferred Message Format: xml
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Email address(es): callhome@cisco.com
HTTP address(es): https://tools.cisco.com/its/service/oddce/services/DDCEService
Periodic configuration info message is scheduled every 1 day of the month at 09:27
Periodic inventory info message is scheduled every 1 day of the month at 09:12
------------------------ ------------
------------------------ ------------
ユーザ定義の宛先プロファイルの情報
Switch# show call-home profile CiscoTAC-1
Preferred Message Format: xml
Message Size Limit: 3145728 Bytes
Email address(es): callhome@cisco.com
HTTP address(es): https://tools.cisco.com/its/service/oddce/services/DDCEService
Periodic configuration info message is scheduled every 11 day of the month at 11:25
Periodic inventory info message is scheduled every 11 day of the month at 11:10
------------------------ ------------
------------------------ ------------
Call Home 統計情報
Switch# show call-home statistics
Message Types Total Email HTTP
------------- -------------------- -------------------- ------------------
Last call-home message sent time: n/a
関連コマンド
|
|
call-home(グローバル コンフィギュレーション) |
Call Home コンフィギュレーション モードを開始します。 |
call-home send alert-group |
特定のアラート グループ メッセージを送信します。 |
service call-home (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
Call Home をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
show cdp neighbors
CDP で検出されたネイバー デバイスの詳細を表示するには、 show cdp neighbors コマンドを使用します。
show cdp neighbors [ type number ] [ detail ]
構文の説明
type |
(任意)情報が必要なネイバーに接続されているインターフェイス タイプです。使用できる有効な値は、 ethernet 、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 port-channel 、および vlan です。 |
number |
(任意)情報が必要なネイバーに接続されているインターフェイス番号です。 |
detail |
(任意)ネイバーの詳細を表示します(ネットワーク アドレス、イネーブルなポート、ホールド タイム、ソフトウェア バージョンなど)。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスを含めるように拡張されました。 |
使用上のガイドライン
vlan キーワードは、Supervisor Engine 2を使用して構成されている Catalyst 4500 シリーズ スイッチでサポートされます。
port-channel values の範囲は 0 ~ 282 です。257 ~ 282 の値は CSM および FWSM だけでサポートされます。
例
次の例では、CDP ネイバーに関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show cdp neighbors
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater, P - Phone
Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID
lab-7206 Eth 0 157 R 7206VXR Fas 0/0/0
lab-as5300-1 Eth 0 163 R AS5300 Fas 0
lab-as5300-2 Eth 0 159 R AS5300 Eth 0
lab-as5300-3 Eth 0 122 R AS5300 Eth 0
lab-as5300-4 Eth 0 132 R AS5300 Fas 0/0
lab-3621 Eth 0 140 R S 3631-telcoFas 0/0
008024 2758E0 Eth 0 132 T CAT3000 1/2
表 2-16 に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
表 2-16 show cdp neighbors のフィールドの説明
|
|
Device ID |
ネイバー デバイスの設定されている ID(名前)、MAC アドレス、またはシリアル番号です。 |
Local Intrfce |
(ローカル インターフェイス)接続メディアによって使用されているプロトコルです。 |
Holdtme |
(ホールド タイム)現在のデバイスが送信ルータからの CDP アドバタイズメントを廃棄するまでに保持する残り時間(秒)です。 |
Capability |
デバイスで検出される機能コードです。このデバイス タイプは、CDP ネイバー テーブルにリストされます。表示される可能性のある値は次のとおりです。 R:ルータ T:トランスペアレント ブリッジ B:ソース ルーティング ブリッジ S:スイッチ H:ホスト I:IGMP デバイス r:リピータ P:電話 |
Platform |
デバイスの製品番号です。 |
Port ID |
デバイスのプロトコルおよびポート番号です。 |
次の例では、CDP ネイバーの詳細を表示する方法を示します。
Switch# show cdp neighbors detail
-------------------------
IP address: 172.19.169.83
Platform: cisco 7206VXR, Capabilities: Router
Interface: Ethernet0, Port ID (outgoing port): FastEthernet0/0/0
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) 5800 Software (C5800-P4-M), Version 12.1(2)
Copyright (c) 1986-2002 by Cisco Systems, Inc.
-------------------------
IP address: 172.19.169.87
表 2-17 に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
表 2-17 show cdp neighbors detail のフィールドの説明
|
|
Device ID |
ネイバー デバイスの名前と、このデバイスの MAC アドレスまたはシリアル番号です。 |
Entry address(es) |
ネイバー デバイスのネットワーク アドレスのリストです。 |
[network protocol] address |
ネイバー デバイスのネットワーク アドレスです。アドレスは、IP、IPX、AppleTalk、DECnet、または CLNS プロトコルの表記法で記載されます。 |
Platform |
ネイバー デバイスの製品名および番号です。 |
Capabilities |
ネイバーのデバイス タイプです。このデバイスは、ルータ、ブリッジ、トランスペアレント ブリッジ、ソース ルーティング ブリッジ、スイッチ、ホスト、IGMP デバイス、またはリピータです。 |
Interface |
現在のデバイス上のポートのプロトコルおよびポート番号です。 |
Holdtime |
現在のデバイスが送信ルータからの CDP アドバタイズメントを廃棄するまでに保持する残り時間(秒)です。 |
Version: |
ネイバー デバイスで実行されているソフトウェア バージョンです。 |
advertisement version: |
CDP アドバタイズメントに対して使用されている CDP のバージョンです。 |
Duplex: |
現在のデバイスとネイバー デバイス間の接続のデュプレックス ステートです。 |
関連コマンド
|
|
show cdp (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
グローバル CDP 情報を表示します(タイマー、ホールド タイム情報など)。 |
show cdp entry (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)を使用して検出された特定のネイバー デバイスに関する情報を表示します。 |
show cdp interface (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)がイネーブルになっているインターフェイスに関する情報を表示します。 |
show cdp traffic (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
CDP テーブルからトラフィック情報を表示します。 |
show class-map
クラス マップ情報を表示するには、 show class-map コマンドを使用します。
show class-map class_name
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)SG |
完全なフロー オプションの結果を表示します。 |
例
次の例では、すべてのクラス マップのクラス マップ情報を表示する方法を示します。
Class Map match-any class-default (id 0)
Class Map match-any class-simple (id 2)
Class Map match-all ipp5 (id 1)
Class Map match-all agg-2 (id 3)
次の例では、特定のクラス マップのクラス マップ情報を表示する方法を示します。
Switch# show class-map ipp5
Class Map match-all ipp5 (id 1)
ファスト イーサネット インターフェイス 6/1 に、次に示すように 2 つのアクティブ フローがあるとします。
SrcIp DstIp IpProt SrcL4Port DstL4Port
--------------------------------------------------------
192.168.10.10 192.168.20.20 20 6789 81
192.168.10.10 192.168.20.20 20 6789 21
次のコンフィギュレーションでは、各フローは 1000000 bps にポリシングされ、9000 バイトのバースト値が許可されます。
(注) match flow ip source-address|destination-address コマンドを使用すると、これら 2 つのフローは 1 つのフローに統合され、同じ送信元アドレスおよび宛先アドレスを持ちます。
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Switch(config)# class-map c1
Switch(config-cmap)# match flow ip source-address ip destination-address ip protocol l4 source-port l4 destination-port
Switch(config-cmap)# exit
Switch(config)# policy-map p1
Switch(config-pmap)# class c1
Switch(config-pmap-c)# police 1000000 9000
Switch(config-pmap-c)# exit
Switch(config-pmap)# exit
Switch(config)# interface fastEthernet 6/1
Switch(config-if)# service-policy input p1
Switch# show policy-map interface
match flow ip source-address ip destination-address ip protocol l4 source-port l4 destination-port
police 1000000 bps 9000 byte conform-action transmit exceed-action drop
interface FastEthernet 6/1
Switch# show class-map c1
Class Map match-all c1 (id 2)
Match flow ip source-address ip destination-address ip protocol l4 source-port l4 destination-port
関連コマンド
|
|
class-map |
名前を指定するクラスとパケットの照合に使用され、クラスマップ コンフィギュレーション モードの開始に使用されるクラス マップを作成します。 |
show policy-map |
ポリシー マップ情報を表示します。 |
show policy-map interface |
インターフェイスに対応付けられた入力および出力ポリシーの統計情報およびコンフィギュレーションを表示します。 |
show diagnostic content
各テストおよびすべてのモジュールについて、テスト ID、テスト属性、およびサポートされているカバレッジ テスト レベルに関するテスト情報を表示するには、 show diagnostic content コマンドを使用します。
show diagnostic content module { all | num }
構文の説明
all |
シャーシ上のすべてのモジュールを表示します。 |
num |
モジュール番号。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(20)EWA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、シャーシのすべてのモジュールについて、テスト スイート、モニタリング間隔、およびテスト属性を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic content module all
Diagnostics test suite attributes:
B/* - Basic ondemand test / NA
P/V/* - Per port test / Per device test / NA
D/N/* - Disruptive test / Non-disruptive test / NA
S/* - Only applicable to standby unit / NA
X/* - Not a health monitoring test / NA
F/* - Fixed monitoring interval test / NA
E/* - Always enabled monitoring test / NA
A/I - Monitoring is active / Monitoring is inactive
m/* - Mandatory bootup test, can't be bypassed / NA
o/* - Ongoing test, always active / NA
ID Test Name Attributes (day hh:mm:ss.ms)
==== ========================================== ============ =================
1) supervisor-bootup -----------------------> **D****I** not configured
2) packet-memory-bootup --------------------> **D****I** not configured
3) packet-memory-ongoing -------------------> **N****I*o not configured
Diagnostics test suite attributes:
B/* - Basic ondemand test / NA
P/V/* - Per port test / Per device test / NA
D/N/* - Disruptive test / Non-disruptive test / NA
S/* - Only applicable to standby unit / NA
X/* - Not a health monitoring test / NA
F/* - Fixed monitoring interval test / NA
E/* - Always enabled monitoring test / NA
A/I - Monitoring is active / Monitoring is inactive
m/* - Mandatory bootup test, can't be bypassed / NA
o/* - Ongoing test, always active / NA
ID Test Name Attributes (day hh:mm:ss.ms)
==== ========================================== ============ =================
1) linecard-online-diag --------------------> **D****I** not configured
関連コマンド
|
|
show diagnostic result module |
モジュールベースの診断テスト結果を表示します。 |
show diagnostic result module test 2 |
起動時パケット メモリ テストの結果を表示します。 |
show diagnostic result module test 3 |
実行中パケット メモリ テストの結果を表示します。 |
show diagnostic result module
モジュールベースの診断テスト結果を表示するには、 show diagnostic result module コマンドを使用します。
show diagnostic result module [ slot-num | all ] [ test [ test-id | test-id-range | all ]] [ detail ]
構文の説明
slot-num |
(任意)診断が表示されるスロットを指定します。 |
all |
(任意)すべてのスロットの診断を表示します。 |
test |
(任意)指定したモジュールで選択されたテストを表示します。 |
test-id |
(任意)単一のテスト ID を指定します。 |
test-id-range |
(任意)テスト ID の範囲を指定します。 |
all |
(任意)すべてのテストの診断を表示します。 |
detail |
(任意)完全なテスト結果を表示します。 |
デフォルト
シャーシのすべてのモジュールについてテスト結果の要約を表示します。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(18)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、シャーシのすべてのモジュールについて結果の要約を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module
Current bootup diagnostic level: minimal
Overall diagnostic result: PASS
Diagnostic level at card bootup: bypass
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
1) supervisor-bootup -----------------------> U
2) packet-memory-bootup --------------------> U
3) packet-memory-ongoing -------------------> U
Overall diagnostic result: PASS
Diagnostic level at card bootup: minimal
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
1) linecard-online-diag --------------------> .
Overall diagnostic result: PASS
Diagnostic level at card bootup: minimal
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
1) linecard-online-diag --------------------> .
Overall diagnostic result: PASS
Diagnostic level at card bootup: minimal
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
1) linecard-online-diag --------------------> .
次の例では、モジュール 1 のオンライン診断を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 1 detail
Current bootup diagnostic level: minimal
Overall diagnostic result: PASS
Diagnostic level at card bootup: minimal
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
___________________________________________________________________________
1) supervisor-bootup -----------------------> .
Error code --------------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count ---------------------> 0
Last test execution time ------------> n/a
First test failure time -------------> n/a
Last test failure time --------------> n/a
Last test pass time -----------------> n/a
Total failure count -----------------> 0
Consecutive failure count -----------> 0
Power-On-Self-Test Results for ACTIVE Supervisor
Power-on-self-test for Module 1: WS-X4014
Port/Test Status: (. = Pass, F = Fail)
Reset Reason: PowerUp Software/User
Port Traffic: L2 Serdes Loopback ...
0: . 1: . 2: . 3: . 4: . 5: . 6: . 7: . 8: . 9: . 10: . 11: .
12: . 13: . 14: . 15: . 16: . 17: . 18: . 19: . 20: . 21: . 22: . 23: .
24: . 25: . 26: . 27: . 28: . 29: . 30: . 31: .
Port Traffic: L2 Asic Loopback ...
0: . 1: . 2: . 3: . 4: . 5: . 6: . 7: . 8: . 9: . 10: . 11: .
12: . 13: . 14: . 15: . 16: . 17: . 18: . 19: . 20: . 21: . 22: . 23: .
24: . 25: . 26: . 27: . 28: . 29: . 30: . 31: .
Port Traffic: L3 Asic Loopback ...
0: . 1: . 2: . 3: . 4: . 5: . 6: . 7: . 8: . 9: . 10: . 11: .
12: . 13: . 14: . 15: . 16: . 17: . 18: . 19: . 20: . 21: . 22: . 23: .
24: . 25: . 26: . 27: . 28: . 29: . 30: . 31: . au: .
Switch Subsystem Memory ...
1: . 2: . 3: . 4: . 5: . 6: . 7: . 8: . 9: . 10: . 11: . 12: .
13: . 14: . 15: . 16: . 17: . 18: . 19: . 20: . 21: . 22: . 23: . 24: .
25: . 26: . 27: . 28: . 29: . 30: . 31: . 32: . 33: . 34: . 35: . 36: .
37: . 38: . 39: . 40: . 41: . 42: . 43: . 44: . 45: . 46: . 47: . 48: .
49: . 50: . 51: . 52: . 53: . 54: .
___________________________________________________________________________
2) packet-memory-bootup --------------------> .
Error code --------------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count ---------------------> 0
Last test execution time ------------> n/a
First test failure time -------------> n/a
Last test failure time --------------> n/a
Last test pass time -----------------> n/a
Total failure count -----------------> 0
Consecutive failure count -----------> 0
packet buffers on free list: 64557 bad: 0 used for ongoing tests: 979
Number of errors found: 0
Cells with hard errors (failed two or more tests): 0
Cells with soft errors (failed one test, includes hard): 0
Suspect bad cells (uses a block that tested bad): 0
good buffers: 65536 (100.0%)
___________________________________________________________________________
3) packet-memory-ongoing -------------------> U
Error code --------------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count ---------------------> 0
Last test execution time ------------> n/a
First test failure time -------------> n/a
Last test failure time --------------> n/a
Last test pass time -----------------> n/a
Total failure count -----------------> 0
Consecutive failure count -----------> 0
packet buffers on free list: 64557 bad: 0 used for ongoing tests: 979
Packet memory errors: 0 0
Current alert level: green
Per 5 seconds in the last minute:
Per minute in the last hour:
Per hour in the last day:
Per day in the last 30 days:
Direct memory test failures per minute in the last hour:
Potential false positives: 0 0
Ignored because of rx errors: 0 0
Ignored because of cdm fifo overrun: 0 0
Ignored because of oir: 0 0
Ignored because isl frames received: 0 0
Ignored after writing hw stats: 0 0
Ignored on high gigaport: 0
Ongoing diag action mode: Normal
Last 1000 Memory Test Failures:
Last 1000 Packet Memory errors:
First 1000 Packet Memory errors:
___________________________________________________________________________
show diagnostic result module test
起動時パケット メモリ テストの結果を表示するには、 show diagnostic result module test コマンドを使用します。出力には、テストが成功したか、失敗したか、または実行されなかったかが表示されます。
show diagnostic result module [ N | all ] [ test test-id ] [ detail ]
構文の説明
N |
モジュール番号を指定します。 |
all |
すべてのモジュールを指定します。 |
test test-id |
プラットフォームでの tdr テストの番号を指定します。 |
detail |
(任意)分析の詳細情報の表示を指定します。 これは推奨オプションです。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(25)SG |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
detail キーワードは、障害分析時のシスコのサポート担当者による使用を目的としています。
例
次の例では、起動時パケット メモリ テストの結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 6 detail
Overall diagnostic result:PASS
Test results:(. = Pass, F = Fail, U = Untested)
___________________________________________________________________________
1) linecard-online-diag --------------------> .
Error code --------------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count ---------------------> 1
Last test execution time ------------> Jan 21 2001 19:48:30
First test failure time -------------> n/a
Last test failure time --------------> n/a
Last test pass time -----------------> Jan 21 2001 19:48:30
Total failure count -----------------> 0
Consecutive failure count -----------> 0
Slot Ports Card Type Diag Status Diag Details
---- ----- -------------------------------------- ---------------- ------------
6 48 10/100/1000BaseT (RJ45)V, Cisco/IEEE Passed None
L = Loopback failure S = Stub failure
I = Ilc failure P = Port failure
E = SEEPROM failure G = GBIC integrity check failure
Ports 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
. . . . . . . . . . . . . . . .
Ports 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32
. . . . . . . . . . . . . . . .
Ports 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
. . . . . . . . . . . . . . . .
___________________________________________________________________________
Port 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
----------------------------------------------------------------------------
. U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U
Port 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
----------------------------------------------------------------------------
U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U U
Error code --------------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count ---------------------> 1
Last test execution time ------------> Jan 22 2001 03:01:54
First test failure time -------------> n/a
Last test failure time --------------> n/a
Last test pass time -----------------> Jan 22 2001 03:01:54
Total failure count -----------------> 0
Consecutive failure count -----------> 0
TDR test is in progress on interface Gi6/1
___________________________________________________________________________
関連コマンド
|
|
diagnostic start |
指定した診断テストを実行します。 |
show diagnostic result module test 2
起動時パケット メモリ テストの結果を表示するには、 show diagnostic result module test 2 コマンドを使用します。出力には、テストが成功したか、失敗したか、または実行されなかったかが表示されます。
show diagnostic result module N test 2 [ detail ]
構文の説明
N |
モジュール番号を指定します。 |
detail |
(任意)分析の詳細情報の表示を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(18)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
detail キーワードは、障害分析時のシスコのサポート担当者による使用を目的としています。
例
次の例では、起動時パケット メモリ テストの結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 1 test 2
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
2) packet-memory-bootup ------------> .
次の例では、起動時パケット メモリ テストの詳細な結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 2 test 2 detail
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
___________________________________________________________________________
2) packet-memory-bootup ------------> .
Error code ------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count -------------> 0
Last test execution time ----> n/a
First test failure time -----> n/a
Last test failure time ------> n/a
Last test pass time ---------> n/a
Total failure count ---------> 0
Consecutive failure count ---> 0
packet buffers on free list: 64557 bad: 0 used for ongoing tests: 979
Number of errors found: 0
Cells with hard errors (failed two or more tests): 0
Cells with soft errors (failed one test, includes hard): 0
Suspect bad cells (uses a block that tested bad): 0
good buffers: 65536 (100.0%)
関連コマンド
|
|
diagnostic monitor action |
スイッチがパケット メモリ障害を検出したときのアクションを指定します。 |
show diagnostic result module test 3 |
実行中パケット メモリ テストの結果を表示します。 |
show diagnostic result module test 3
実行中パケット メモリ テストの結果を表示するには、 show diagnostic result module test 3 コマンドを使用します。出力には、テストが成功したか、失敗したか、または実行されなかったかが表示されます。
show diagnostic result module N test 3 [ detail ]
構文の説明
N |
モジュール番号。 |
detail |
(任意)分析の詳細情報の表示を指定します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(18)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
detail キーワードは、障害分析時のシスコのサポート担当者による使用を目的としています。
例
次の例では、実行中パケット メモリ テストの結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 1 test 3
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
3) packet-memory-ongoing -----------> .
次の例では、実行中パケット メモリ テストの詳細な結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result module 1 test 3 detail
Test results: (. = Pass, F = Fail, U = Untested)
___________________________________________________________________________
3) packet-memory-ongoing -----------> .
Error code ------------------> 0 (DIAG_SUCCESS)
Total run count -------------> 0
Last test execution time ----> n/a
First test failure time -----> n/a
Last test failure time ------> n/a
Last test pass time ---------> n/a
Total failure count ---------> 0
Consecutive failure count ---> 0
packet buffers on free list: 64557 bad: 0 used for ongoing tests: 979
Packet memory errors: 0 0
Current alert level: green
Per 5 seconds in the last minute:
Per minute in the last hour:
Per hour in the last day:
Per day in the last 30 days:
Direct memory test failures per minute in the last hour:
Potential false positives: 0 0
Ignored because of rx errors: 0 0
Ignored because of cdm fifo overrun: 0 0
Ignored because of oir: 0 0
Ignored because isl frames received: 0 0
Ignored after writing hw stats: 0 0
Ignored on high gigaport: 0
Ongoing diag action mode: Normal
Last 1000 Memory Test Failures: v
Last 1000 Packet Memory errors:
First 1000 Packet Memory errors:
関連コマンド
|
|
diagnostic monitor action |
スイッチがパケット メモリ障害を検出したときのアクションを指定します。 |
show diagnostic result module test 2 |
起動時パケット メモリ テストの結果を表示します。 |
show dot1x
スイッチ全体および指定したインターフェイスについて、802.1X 統計情報および動作ステータスを表示するには、 show dot1x コマンドを使用します。
show dot1x [ interface interface-id ] | [ statistics [ interface interface-id ]] | [ all ]
構文の説明
interface interface-id |
(任意)指定したポートの 802.1X ステータスを表示します。 |
statistics |
(任意)スイッチまたは指定したインターフェイスの 802.1X 統計情報を表示します。 |
all |
(任意)デフォルト以外の 802.1X コンフィギュレーションを持つすべてのインターフェイスについて、インターフェイスごとの 802.1X コンフィギュレーション情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(12c)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
ゲスト VLAN 値を表示するように拡張されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EWA |
現在割り当てられている再認証タイマー(Session-Timeout 値に従うようにタイマーが設定されている場合)のサポートが追加されました。 |
12.2(31)SG |
ポートの方向制御およびクリティカル回復のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
インターフェイスを指定しない場合は、グローバル パラメータおよびサマリーが表示されます。インターフェイスを指定した場合は、そのインターフェイスの詳細が表示されます。
interface オプション を指定しないで statistics キーワードを入力した場合は、すべてのインターフェイスについて統計情報が表示されます。 interface オプション を指定して statistics キーワードを入力した場合は、指定したインターフェイスについて統計情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
再認証がイネーブルの場合、 show dot1x コマンドでは、現在割り当てられている再認証タイマーおよび再認証までの残り時間が表示されます。
例
次の例では、 show dot1x コマンドの出力を表示する方法を示します。
Sysauthcontrol = Disabled
Dot1x Protocol Version = 2
Dot1x Oper Controlled Directions = Both
Dot1x Admin Controlled Directions = Both
Critical Recovery Delay = 500
次の例では、特定のポートの 802.1X 統計情報を表示する方法を示します。
Switch# show dot1x interface fastethernet6/1
Dot1x Info for FastEthernet6/1
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
Dot1x Authenticator Client List
-------------------------------
Supplicant = 0000.0000.ab01
Auth SM State = AUTHENTICATED
Authentication Method = Dot1x
Authorized By = Authentication Server
Supplicant = 0060.b057.4687
Auth SM State = AUTHENTICATED
Authentication Method = Dot1x
Authorized By = Authentication Server
(注) 表 2-18 に、表示されるフィールドの一部を示します。出力の残りのフィールドには、内部状態の情報が表示されます。これらのステート マシンおよび設定の詳細については、802.1X 仕様を参照してください。
表 2-18 show dot1x interface のフィールドの説明
|
|
PortStatus |
ポートのステータス(許可または無許可)です。 dot1x port-control インターフェイス コンフィギュレーション コマンドが auto に設定されており、認証が正常に完了した場合、ポートのステータスは許可として表示されます。 |
Port Control |
dot1x port-control インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの設定です。 |
MultiHosts |
dot1x multiple-hosts インターフェイス コンフィギュレーション コマンドの設定です(許可または無許可)。 |
次の例では、 show dot1x statistics interface gigabitethernet1/1 コマンドの出力を示します。 表 2-19 に、表示されるフィールドの説明を示します。
Switch# show dot1x statistics interface gigabitethernet1/1
PortStatistics Parameters for Dot1x
--------------------------------------------
TxReqId = 0 TxReq = 0 TxTotal = 0
RxStart = 0 RxLogoff = 0 RxRespId = 0 RxResp = 0
RxInvalid = 0 RxLenErr = 0 RxTotal= 0
RxVersion = 0 LastRxSrcMac 0000.0000.0000
表 2-19 show dot1x statistics のフィールドの説明
|
|
TxReq/TxReqId |
送信された EAP-request/identity フレームの数。 |
TxTotal |
送信されたすべてのタイプの EAPOL フレームの数。 |
RxStart |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)-Start フレームの個数 |
RxLogoff |
受信された EAPOL-Logoff フレームの数 |
RxRespId |
受信された EAP-Response/Identity フレームの数 |
RxResp |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol(EAP)-Response フレーム(Response/Identity フレーム以外)の個数 |
RxInvalid |
受信された EAPOL フレームのうち、フレーム タイプを認識できないフレームの数 |
RxLenError |
受信された EAPOL フレームのうち、パケット本体の長さを示すフィールドが無効なフレームの数 |
RxTotal |
受信されたすべてのタイプの有効な EAPOL フレームの数 |
RxVersion |
最後に受信した EAPOL フレームで伝送されたプロトコル バージョン番号。 |
LastRxSrcMac |
最後に受信した EAPOL フレームで伝送された送信元 MAC(メディア アクセス制御)アドレス |
関連コマンド
|
|
dot1x critical |
ポートで 802.1X クリティカル認証をイネーブルにします。 |
dot1x critical eapol |
EAP 交換の途中でポートがクリティカル認証を受けた場合の EAPOL 成功パケットの送信をイネーブルにします。 |
dot1x critical recovery delay |
ポートの再初期化が行われる時間間隔を設定します。 |
dot1x critical vlan |
クリティカル認証を受けたポートを特定の VLAN に割り当てます。 |
dot1x guest-vlan |
ポートごとにゲスト VLAN をイネーブルにします。 |
dot1x max-reauth-req |
認証プロセスを再開する前に、スイッチが EAP-Request/Identity フレームをクライアントに再送信する最大回数を設定します。 |
dot1x port-control |
ポートの許可ステートの手動制御をイネーブルにします。 |
mac-address-table notification |
スイッチで MAC アドレス通知をイネーブルにします。 |
show energywise
show energywise 特権 EXEC コマンドを使用して、エンティティと Power over Ethernet(PoE)ポートの EnergyWise の設定およびステータスを表示します。
show energywise [ categories | children | domain | events | level [ children | current [ children ] | delta children ] | neighbors | recurrences | statistics | usage [ children ] | version ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
構文の説明
categories |
(任意)電力レベルを表示します。 |
children |
(任意)エンティティと PoE ポートのステータスを表示します。 |
domain |
(任意)エンティティが属するドメインを表示します。 |
events |
(任意)ドメイン内の他のエンティティに送信された最近の 10 件のイベント(メッセージ)を表示します。 |
level [ children | current [ children ] | delta | delta children ] |
(任意)エンティティに使用可能な電力レベルを表示します。 • children :エンティティと PoE ポートに使用可能な電力レベル • current :エンティティの現在の電力レベル。 (任意) children :エンティティと PoE ポートの現在の電力レベル • delta :エンティティの現在の電力レベルと使用可能な電力レベルの差 (任意) children :エンティティと PoE ポートの現在の電力レベルと使用可能な電力レベルの差 |
neighbors |
(任意)エンティティが属するドメインのネイバー テーブルを表示します。 |
recurrence |
(任意)EnergyWise 設定と繰り返しのステータスを表示します。 |
statistics |
(任意)イベントとエラーのカウンタを表示します。 |
usage [ children ] |
(任意)エンティティの電力を表示します。 • children :PoE ポートの電力を表示します。 |
version |
(任意)EnergyWise のバージョンを表示します。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(52)SG |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
Interface Role Name Usage Lvl Imp Type
--------- ---- ---- ----- --- --- ----
Switch lobby.1 558.0 (W) 10 1 parent
Switch# show energywise children
Interface Role Name Usage Lvl Imp Type
--------- ---- ---- ----- --- --- ----
Switch lobby.1 558.0 (W) 10 1 parent
Gi3/3 interface Gi3.3 0.0 (W) 10 1 child
Gi3/4 interface Gi3.4 0.0 (W) 10 1 child
Switch# show energywise domain
Switch# show energywise events
--------------------------------------------
Sequence: 246818 References: 0:1 Errors:
Action: PN_ACTION_CPQR_POWERNET_QUERY_SET
--------------------------------------------
Sequence: 246827 References: 0:1 Errors:
Class: PN_CLASS_DISCOVERY
Action: PN_ACTION_CPQR_POWERNET_DISCOVERY_DISCOVERY_UPDATE
--------------------------------------------
Switch# show energywise level
Levels (Watts)
Interface Name 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
--------- ---- --------------------------------------------------------------
lobby.1 0.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0
Switch# show energywise level children
Levels (Watts)
Interface Name 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
--------- ---- --------------------------------------------------------------
lobby.1 0.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0 558.0
Gi1/0/1 Gi1.0.1 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/2 Gi1.0.2 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/3 Gi1.0.3 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/4 Gi1.0.4 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/5 Gi1.0.5 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/1 Gi1.0.1 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
<output truncated>
Switch# show energywise level current
Interface Name Level Value
--------- ---- ----- -----
Switch# show energywise level current children
Interface Name Level Value
--------- ---- ----- -----
Gi1/0/1 Gi1.0.1 1 15.4 (W)
Gi1/0/2 Gi1.0.2 1 15.4 (W)
Gi1/0/3 Gi1.0.3 1 15.4 (W)
Gi1/0/4 Gi1.0.4 1 15.4 (W)
Gi1/0/5 Gi1.0.5 1 15.4 (W)
Switch# show energywise level delta
Levels (Watts)
Interface Name 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
--------- ---- ------------------------------------------------------------------------
lobby.1 -558.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
Switch# show energywise level delta child
Levels (Watts)
Interface Name 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
--------- ---- ------------------------------------------------------------------------
lobby.1 -558.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
Gi1/0/1 Gi1.0.1 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/2 Gi1.0.2 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/3 Gi1.0.3 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4
Gi1/0/4 Gi1.0.4 0.0 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 15.4 <output truncated>
Switch# show energywise neighbors
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater, P - Phone
Id Neighbor Name Ip:Port Prot Capability
-- ------------- ------- ---- ----------
1 Switch.A 2.2.2.29:43440 cdp S I
5 Switch.B 2.2.2.22:43440 udp S I
Switch# show energywise recurrences
Id Addr Class Action Lvl Cron
-- ---- ----- ------ --- ----
2 Gi1/0/17 QUERY SET 3 minutes: 0 hour: 8 day: * month: * weekday: *
3 Gi1/0/18 QUERY SET 3 minutes: 0 hour: 8 day: * month: * weekday: *
4 Gi1/0/19 QUERY SET 3 minutes: 0 hour: 8 day: * month: * weekday: *
Switch# show energywise statistics
Children: 48 Errors: 2 Drops: 0 Events: 14
Switch# show energywise usage
Interface Name Usage Caliber
--------- ---- _____ _______
Switch# show energywise usage child
Interface Name Usage Caliber
--------- ---- _____ _______
Gi1/0/1 Gi1.0.1 0.0 (W) presumed
Gi1/0/2 Gi1.0.2 0.0 (W) presumed
Gi1/0/3 Gi1.0.3 0.0 (W) presumed
Gi1/0/4 Gi1.0.4 0.0 (W) presumed
Gi1/0/5 Gi1.0.5 0.0 (W) presumed
Switch# show energywise version
IOS Version: 12.2(52)SG(0.91)
EnergyWise Specification: (t_nrgyz_v122_52_sg_throttle)1.0.14
関連コマンド
|
|
energywise(グローバル コンフィギュレーション) |
エンティティで EnergyWise をイネーブルにして、設定します。 |
energywise(インターフェイス コンフィギュレーション) |
PoE ポートで EnergyWise を設定します。 |
show environment
シャーシの環境アラーム、動作ステータス、および示度を表示するには、 show environment コマンドを使用します。
show environment [ alarm ] | [ status [ chassis | fantray | powersupply | supervisor ]] | [ temperature ]
構文の説明
alarm |
(任意)シャーシのアラーム ステータスを指定します。 |
status |
(任意)動作ステータス情報を指定します。 |
chassis |
(任意)シャーシの動作ステータスを指定します。 |
fantray |
(任意)ファン トレイのステータスを指定し、ファン トレイの電力消費を表示します。 |
powersupply |
(任意)電源装置のステータスを指定します。 |
supervisor |
(任意)スーパーバイザ エンジンのステータスを指定します。 |
temperature |
(任意)現在のシャーシ温度示度を指定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(12c)EW |
show environment コマンドによる一般的な環境情報の表示機能のサポートが追加されました。 |
例
次の例では、シャーシの環境アラーム、動作ステータス、および現在の温度示度に関する情報を表示する方法を示します。
Chassis Temperature = 32 degrees Celsius
Chassis Over Temperature Threshold = 75 degrees Celsius
Chassis Critical Temperature Threshold = 95 degrees Celsius
Supply Model No Type Status Sensor
------ --------------- --------- ----------- ------
PS1 PWR-C45-1400AC AC 1400W good good
Power Supply Max Min Max Min Absolute
(Nos in Watts) Inline Inline System System Maximum
-------------- ------ ------ ------ ------ --------
Power supplies needed by system : 1
Supervisor Led Color : Green
Fantray removal timeout: 240
Power consumed by Fantray : 50 Watts
次の例では、環境アラームに関する情報を表示する方法を示します。
Switch#
show environment alarm
次の例では、電源装置、シャーシ タイプ、およびファン トレイに関する情報を表示する方法を示します。
Switch#
show environment status
Supply Model No Type Status Sensor
------ --------------- --------- ----------- ------
PS1 PWR-C45-1400AC AC 1400W good good
Power Supply Max Min Max Min Absolute
(Nos in Watts) Inline Inline System System Maximum
-------------- ------ ------ ------ ------ --------
Power supplies needed by system : 1
Supervisor Led Color : Green
Power consumed by Fantray : 50 Watts
次の例では、シャーシに関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show environment status chassis
次の例では、ファン トレイに関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show environment status fantray
Power consumed by Fantray : 50 Watts
次の例では、電源装置に関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show environment status powersupply
Supply Model No Type Status Sensor
------ --------------- --------- ------- ------
PS1 WS-X4008 AC 400W good good
PS2 WS-X4008 AC 400W good good
次の例では、スーパーバイザ エンジンに関する情報を表示する方法を示します。
Switch# show environment status supervisor
Supervisor Led Color :Green
次の例では、シャーシの温度に関する情報を表示する方法を示します。
Switch#
show environment temperature
Chassis Temperature = 32 degrees Celsius
Chassis Over Temperature Threshold = 75 degrees Celsius
Chassis Critical Temperature Threshold = 95 degrees Celsius
show errdisable detect
errdisable 検出のステータスを表示するには、 show errdisable detect コマンドを使用します。
show errdisable detect
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
ストーム制御のステータスが表示に含まれました。 |
例
次の例では、errdisable 検出のステータスを表示する方法を示します。
Switch#
show errdisable detect
ErrDisable Reason Detection status
----------------- ----------------
security-violatio Enabled
channel-misconfig Disabled
psecure-violation Enabled
関連コマンド
|
|
errdisable detect |
errdisable 検出をイネーブルにします。 |
errdisable recovery |
回復メカニズム変数を設定します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show errdisable recovery
errdisable 回復タイマー情報を表示するには、 show errdisable recovery コマンドを使用します。
show errdisable recovery
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
ストーム制御のステータスが表示に含まれました。 |
例
次の例では、errdisable 回復タイマー情報を表示する方法を示します。
Switch# show errdisable recovery
ErrDisable Reason Timer Status
----------------- --------------
security-violatio Disabled
channel-misconfig Disabled
psecure-violation Disabled
Timer interval:30 seconds
Interfaces that will be enabled at the next timeout:
Interface Errdisable reason Time left(sec)
--------- ----------------- --------------
関連コマンド
|
|
errdisable detect |
errdisable 検出をイネーブルにします。 |
errdisable recovery |
回復メカニズム変数を設定します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show etherchannel
チャネルの EtherChannel 情報を表示するには、 show etherchannel コマンドを使用します。
show etherchannel [ channel-group ] { port-channel | brief | detail | summary | port | load-balance | protocol }
構文の説明
channel-group |
(任意)チャネル グループ数です。有効値の範囲は 1 ~ 64 です。 |
port-channel |
ポート チャネル情報を表示します。 |
brief |
EtherChannel 情報の要約を表示します。 |
detail |
詳細な EtherChannel 情報を表示します。 |
summary |
各チャネル グループのサマリーを 1 行で表示します。 |
port |
EtherChannel ポートの情報を表示します。 |
load-balance |
ロード バランス情報を表示します。 |
protocol |
イネーブルであるプロトコルを表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(13)EW |
LACP のサポートが、このコマンドに追加されました。 |
使用上のガイドライン
チャネル グループを指定しない場合は 、 すべてのチャネル グループが表示されます。
次の出力では、ポート リストの Passive フィールドはレイヤ 3 のポート チャネルだけで表示されます。このフィールドは、まだ起動していない物理インターフェイスがチャネル グループ内で設定されていること(および間接的にチャネル グループ内で唯一のポート チャネルであること)を意味します。
例
次の例では、特定のグループのポート チャネル情報を表示する方法を示します。
Switch#
show etherchannel 1 port-channel
Port-channels in the group:
Age of the Port-channel = 02h:35m:26s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports in agport = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Passive port list = Fa5/4 Fa5/5
Port state = Port-channel L3-Ag Ag-Not-Inuse
Ports in the Port-channel:
次の例では、ロード バランス情報を表示する方法を示します。
Switch#
show etherchannel load-balance
Source XOR Destination mac address
次の例では、特定のグループの情報のサマリーを表示する方法を示します。
Switch#
show etherchannel 1 brief
port-channels: 1 Max port-channels = 1
次の例では、特定のグループの詳細情報を表示する方法を示します。
Switch#
show etherchannel 1 detail
Port-channels: 1 Max Port-channels = 1
Port state = EC-Enbld Down Not-in-Bndl Usr-Config
Channel group = 1 Mode = Desirable Gcchange = 0
Port-channel = null GC = 0x00000000 Psudo-agport = Po1
Port indx = 0 Load = 0x00
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port.
Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running.
S - Switching timer is running. I - Interface timer is running.
Hello Partner PAgP Learning Group
Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex
Fa5/4 d U1/S1 1s 0 128 Any 0
Age of the port in the current state: 02h:33m:14s
Port state = EC-Enbld Down Not-in-Bndl Usr-Config
Channel group = 1 Mode = Desirable Gcchange = 0
Port-channel = null GC = 0x00000000 Psudo-agport = Po1
Port indx = 0 Load = 0x00
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port.
Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running.
S - Switching timer is running. I - Interface timer is running.
Hello Partner PAgP Learning Group
Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex
Fa5/5 d U1/S1 1s 0 128 Any 0
Age of the port in the current state: 02h:33m:17s
Port-channels in the group:
Age of the Port-channel = 02h:33m:52s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports in agport = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Passive port list = Fa5/4 Fa5/5
Port state = Port-channel L3-Ag Ag-Not-Inuse
Ports in the Port-channel:
次の例では、各チャネル グループのサマリーを 1 行で表示する方法を示します。
Switch# show etherchannel summary
U-in use I-in port-channel S-suspended D-down i-stand-alone d-default
----- ------------ ----------------------------------------------------------
1 Po1(U) Fa5/4(I) Fa5/5(I)
2 Po2(U) Fa5/6(I) Fa5/7(I)
次の例では、すべてのポートおよびすべてのグループの EtherChannel ポート情報を表示する方法を示します。
Switch#
show etherchannel port
Port state = EC-Enbld Down Not-in-Bndl Usr-Config
Channel group = 1 Mode = Desirable Gcchange = 0
Port-channel = null GC = 0x00000000 Psudo-agport = Po1
Port indx = 0 Load = 0x00
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port.
Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running.
S - Switching timer is running. I - Interface timer is running.
Hello Partner PAgP Learning Group
Port Flags State Timers Interval Count Priority Method Ifindex
Fa5/4 d U1/S1 1s 0 128 Any 0
Age of the port in the current state: 02h:40m:35s
Port state = EC-Enbld Down Not-in-Bndl Usr-Config
Channel group = 1 Mode = Desirable Gcchange = 0
Port-channel = null GC = 0x00000000 Psudo-agport = Po1
Port indx = 0 Load = 0x00
Flags: S - Device is sending Slow hello. C - Device is in Consistent state.
A - Device is in Auto mode. P - Device learns on physical port.
Timers: H - Hello timer is running. Q - Quit timer is running.
S - Switching timer is running. I - Interface timer is running.
次の例では、イネーブルであるプロトコルを表示する方法を示します。
Switch# show etherchannel protocol
関連コマンド
|
|
channel-group |
EtherChannel グループに EtherChannel インターフェイスを割り当てて設定します。 |
interface port-channel |
ポートチャネル インターフェイスへのアクセスまたはポートチャネル インターフェイスの作成を行います。 |
show flowcontrol
フロー制御に関連するインターフェイスごとのステータスおよび統計情報を表示するには、 show flowcontrol コマンドを使用します。
show flowcontrol [ module slot | interface interface ]
構文の説明
module slot |
(任意)表示を特定のモジュール上のインターフェイスに限定します。 |
interface interface |
(任意)特定のインターフェイスのステータスを表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
show flowcontrol コマンドの出力 に、 show flowcontrol コマンドの出力に表示される各フィールドの説明を示します。
表 2-20 show flowcontrol コマンドの出力
|
|
Port |
モジュールおよびポート番号です。 |
Send-Flowcontrol-Admin |
フロー制御の管理です。表示される可能性のある設定は次のとおりです。 on は、ローカル ポートがフロー制御を相手側に送信することを示します。 off は、ローカル ポートがフロー制御を相手側に送信しないことを示します。 desired は、相手側がサポートしている場合に、ローカル側がフロー制御を相手側に送信することを示します。 |
Send-Flowcontrol-Oper |
フロー制御の動作です。表示される可能性のある設定は次のとおりです。 disagree は、2 つのポートがリンク プロトコルに合意できなかったことを示します。 |
Receive-Flowcontrol-Admin |
フロー制御の管理です。表示される可能性のある設定は次のとおりです。 on は、ローカル ポートが相手側によるフロー制御の送信を必要とすることを示します。 off は、ローカル ポートが相手側によるフロー制御の送信を許可しないことを示します。 desired は、ローカル側が相手側によるフロー制御の送信を許可することを示します。 |
Receive-Flowcontrol-Oper |
フロー制御の動作です。表示される可能性のある設定は次のとおりです。 disagree は、2 つのポートがリンク プロトコルに合意できなかったことを示します。 |
RxPause |
受信されたポーズ フレーム数です。 |
TxPause |
送信されたポーズ フレーム数です。 |
例
次の例では、すべてのギガビット イーサネット インターフェイスのフロー制御ステータスを表示する方法を示します。
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi1/3 off off desired on 0 0
Gi1/4 off off desired on 0 0
Gi1/5 off off desired on 0 0
Gi1/6 off off desired on 0 0
Gi3/1 off off desired off 0 0
Gi3/2 off off desired off 0 0
Gi3/3 off off desired off 0 0
Gi3/4 off off desired off 0 0
Gi3/5 off off desired off 0 0
Gi3/6 off off desired off 0 0
次の例では、モジュール 1 のフロー制御ステータスを表示する方法を示します。
Switch# show flowcontrol module 1
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
----- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi1/1 desired off off off 0 0
Gi1/2 on disagree on on 0 0
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 3/4 のフロー制御ステータスを表示する方法を示します。
Switch# show flowcontrol interface gigabitethernet3/4
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
----- -------- -------- -------- -------- ------- -------
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイス 1/1 のフロー制御ステータスを表示する方法を示します。
Switch# show flowcontrol interface tengigabitethernet1/1
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
関連コマンド
|
|
channel-group |
ポーズ フレームを送信または受信するようにギガビット イーサネット インターフェイスを設定します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show hw-module port-group
モジュールの X2 ホールがどのようにグループ化されているかを表示するには、 show hw-module port-group コマンドを使用します。
show hw-module module number port-group
構文の説明
module |
回線モジュールを指定します。 |
number |
スロットまたはモジュール番号を指定します。 |
port-group |
スイッチのポート グループを指定します。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
12.2(40)SG |
WS-X4606-10GE-E Twin Gigabit コンバータのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
TwinGig コンバータをイネーブルまたはディセーブルにすると、ラインカード上のポートの番号とタイプがダイナミックに変わります。名前にはこの動作が反映されている必要があります。Cisco IOS では、10 ギガビット ポートには TenGigabit、1 ギガビット ポートには Gigabit という名前が付けられます。Cisco IOS Release 12.2(40)SG 以降では、ポートに TenGigabit1/1 と Gigabit1/1 という名前を付けないようにするために、10 ギガビットと 1 ギガビットのポート番号は独立しています。6 個の X2 ポートを持つ WS-X4606-10GE-E モジュールには TenGigabit<slot-num>/<1-6> という名前が付けられ、SFP ポートには Gigabit<slot-num>/<7-18> という名前が付けられます。
Supervisor Engine 6-E および Catalyst 4900M シャーシでは、ポートはスタブ ASIC によってスイッチング エンジンに接続されます。このスタブ ASIC によってポートに制限が発生します。ギガビット ポートと 10 ギガビット ポートを単一のスタブ ASIC 上で混在させることはできません。すべてが 10 ギガビット(X2)であるか、またはすべてがギガビット(TwinGig コンバータおよび SFP)である必要があります。X2 モジュールの前面プレートに、実際の物理的なグループ、またはグループの周囲に描かれたボックスによって、このスタブ ポートのグループが表示されます。
例
次の例では、WS-X4606-10GE-E でモジュールの X2 ホールがどのようにグループ化されているかの判別を示します。
Switch# show hw-module module 1 port-group
Module Port-group Active Inactive
-------------------------------------------------------------
関連コマンド
|
|
hw-module port-group |
モジュールでギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネット インターフェイスを選択します。 |
show hw-module uplink
現在のアップリンク モードを表示するには、 show hw-module uplink コマンドを使用します。
show hw-module uplink
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(25)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
アクティブなアップリンク モードが、設定されているモードと異なる場合は、出力にその変更が表示されます。
デフォルトでは、現在の(動作している)アップリンク選択が表示されます。
例
次の例では、現在の(アクティブな)アップリンクを表示する出力を示します。
Switch# show hw-module uplink
Active uplink configuration is TenGigabitEthernet
次の例では、10 ギガビット イーサネット アップリンクがアクティブで、ギガビット イーサネット アップリンクが選択されている場合の、SSO モードの冗長システムの出力を示します。
Switch# show hw-module uplink
Active uplink configuration is TenGigabitEthernet
(will be GigabitEthernet after next reload)
A 'redundancy reload shelf' or power-cycle of chassis is required to
apply the new configuration
次の例では、10 ギガビット イーサネット アップリンクがアクティブで、ギガビット イーサネット アップリンクが選択されている場合の、RPR モードの冗長システムの出力を示します。
Switch# show hw-module uplink
Active uplink configuration is TenGigabitEthernet
(will be GigabitEthernet after next reload)
A reload of active supervisor is required to apply the new configuration.
関連コマンド
|
|
hw-module uplink select |
W-C4510R シャーシ内の Supervisor Engine V-10GE で 10 ギガビット イーサネットまたはギガビット イーサネット アップリンクを選択します。 |
show idprom
シャーシ、スーパーバイザ エンジン、モジュール、電源装置、ファン トレイ、クロック モジュール、およびマルチプレクサ(mux)バッファの IDPROM を表示するには、 show idprom コマンドを使用します。
show idprom { all | chassis | module [ mod ] | interface int_name | supervisor | power-supply number | fan-tray }
構文の説明
all |
すべての IDPROM の情報を表示します。 |
chassis |
シャーシの IDPROM の情報を表示します。 |
module |
モジュールの IDPROM の情報を表示します。 |
mod |
(任意)モジュール名を指定します。 |
interface int_name |
GBIC または SFP IDPROM の情報を表示します。 |
supervisor |
スーパーバイザ エンジンの IDPROM の情報を表示します。 |
power-supply number |
電源装置の IDPROM の情報を表示します。 |
fan-tray |
ファン トレイの IDPROM の情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(12c)EW |
power-supply 、 fan-tray 、 clock-module 、 および mux-buffer キーワードのサポートが追加されました。 |
12.1(13)EW |
interface キーワードのサポートが追加されました。 |
12.2(18)EW |
GBIC/SFP SEEPROM の内容の 16 進表示を含めるように show idprom interface 出力が拡張されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
show idprom interface コマンドを入力すると、調整タイプおよび Rx(受信)電力測定の出力行がすべての GBIC については表示されない場合があります。
例
次の例では、モジュール 4 の IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom module 4
Common Block Signature = 0xABAB
Common Block Length = 144
Common Block Checksum = 4199
OEM String = Cisco Systems, Inc.
Product Number = WS-X4306
Manufacturing Bits = 0x0000
Engineering Bits = 0x0000
Snmp OID = 0.0.0.0.0.0.0.0
RMA Failure Code = 0 0 0 0
Linecard Block Signature = 0x4201
Linecard Block Version = 1
Linecard Block Length = 24
Linecard Block Checksum = 658
Feature Bits = 0x0000000000000000
MAC Base = 0010.7bab.9830
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 1/2 の GBIC の IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom interface gigabitethernet1/2
GBIC Serial EEPROM Contents:
Extended Id = Not specified/compliant with defined MOD_DEF [0x0]
Connector = SC connector [0x1]
Speed = Not available [0x0]
Media = Not available [0x0]
Technology = Not available [0x0]
Link Length = Not available [0x0]
GE Comp Codes = Not available [0x0]
SONET Comp Codes = Not available [0x0]
BR, Nominal = 1300000000 MHz
Length(9u) in km = GBIC does not support single mode fibre, or the length
must be determined from the transceiver technology.
Length(50u) = GBIC does not support 50 micron multi-mode fibre, or the
length must be determined from the transceiver technology.
Length(62.5u) = GBIC does not support 62.5 micron multi-mode fibre, or
the length must be determined from transceiver technology.
Length(Copper) = GBIC does not support copper cables, or the length must
be determined from the transceiver technology.
Vendor name = CISCO-FINISAR
Vendor Part No. = FTR-0119-CSC
Wavelength = Not available
Options = Loss of Signal implemented TX_FAULT signal implemented TX_DISABLE is implemented and disables the serial output [0x1A]
Vendor Serial No. = K1273DH
Diag monitoring = Implemented
Calibration type = Internal
Rx pwr measuremnt = Optical Modulation Amplitude (OMA)
Address change = Required
Vendor Specific ID Fields:
20944D30 29 00 02 80 22 33 38 3D C7 67 83 E8 DF 65 6A AF )..."38=Gg^Ch_ej/
20944D40 1A 80 ED 00 00 00 00 00 00 00 00 00 38 23 3C 1B ............8#<.
SEEPROM contents (hex) size 128:
0x0000 01 00 01 00 00 00 00 00 00 00 00 01 0D 00 00 FF ................
0x0010 00 00 00 00 43 49 53 43 4F 2D 46 49 4E 49 53 41 ....CISCO-FINISA
0x0020 52 20 20 20 00 00 90 65 46 54 52 2D 30 31 31 39 R ..^PeFTR-0119
0x0030 2D 43 53 43 20 20 20 20 42 20 20 20 00 00 00 1A -CSC B ....
0x0040 00 1A 00 00 4B 31 32 37 33 44 48 20 20 20 20 20 ....K1273DH
0x0050 20 20 20 20 30 33 30 34 30 39 20 20 64 00 00 B2 030409 d..2
0x0060 29 00 02 80 22 33 38 3D C7 67 83 E8 DF 65 6A AF )..^@"38=Gg^C._ej.
0x0070 1A 80 ED 00 00 00 00 00 00 00 00 00 38 23 3C 1B .^@m.........8#<.
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイス 1/1 の IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom interface tengigabitethernet1/1
X2 Serial EEPROM Contents:
Non-Volatile Register (NVR) Fields
X2 MSA Version supported :0xA
Number of bytes used :0xD0
Customer Field Address :0x77
Vendor Field Address :0xA7
Extended Vendor Field Address :0x100
Transceiver type :0x2 =X2
Optical connector type :0x1 =SC
Normal BitRate in multiple of 1M b/s :0x2848
Protocol Type :0x1 =10GgE
Standards Compliance Codes :
10GbE Code Byte 0 :0x2 =10GBASE-LR
SONET/SDH Code Byte 0 :0x0
SONET/SDH Code Byte 1 :0x0
SONET/SDH Code Byte 2 :0x0
SONET/SDH Code Byte 3 :0x0
Transmission range in 10m :0x3E8
Fibre Type Byte 0 :0x40 =NDSF only
Fibre Type Byte 1 :0x0 =Unspecified
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 0 :0x1 0xFF 0xB8
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 1 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 2 :0x0 0x0 0x0
Centre Optical Wavelength in 0.01nm steps - Channel 3 :0x0 0x0 0x0
Package Identifier OUI :0xC09820
Transceiver Vendor OUI :0x3400800
Transceiver vendor name :CISCO-OPNEXT,INC
Part number provided by transceiver vendor :TRT5021EN-SMC-W
Revision level of part number provided by vendor :00
Vendor serial number :ONJ08290041
Vendor manufacturing date code :2004072000
Reserved1 : 00 02 02 20 D1 00 00
Basic Field Checksum :0x10
0x00: 58 32 2D 31 30 47 42 2D 4C 52 20 20 20 20 20 20
0x10: 20 20 20 20 20 4F 4E 4A 30 38 32 39 30 30 34 31
0x20: 31 30 2D 32 30 33 36 2D 30 31 20 20 41 30 31 20
0x00: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x10: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x20: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
0x30: 00 00 00 00 11 E2 69 A9 2F 95 C6 EE D2 DA B3 FD
0x40: 9A 34 4A 24 CB 00 00 00 00 00 00 00 00 00 EF FC
0x50: F4 AC 1A D7 11 08 01 36 00
次の例では、スーパーバイザ エンジンの IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom supervisor
Common Block Signature = 0xABAB
Common Block Length = 144
Common Block Checksum = 4153
OEM String = Cisco Systems, Inc.
Product Number = WS-X4014
Serial Number = JAB05320CCE
Manufacturing Deviation String = 0
Manufacturing Bits = 0x0000
Engineering Bits = 0x0000
Snmp OID = 0.0.0.0.0.0.0.0
RMA Failure Code = 0 0 0 0
Supervisor Block Signature = 0x4101
Supervisor Block Version = 1
Supervisor Block Length = 24
Supervisor Block Checksum = 548
Feature Bits = 0x0000000000000000
MAC Base = 0007.0ee5.2a44
次の例では、シャーシの IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom chassis
Common Block Signature = 0xABAB
Common Block Length = 144
Common Block Checksum = 4285
OEM String = Cisco Systems, Inc.
Product Number = WS-C4507R
Serial Number = FOX04473737
Manufacturing Deviation String = 0x00
Manufacturing Bits = 0x0000
Engineering Bits = 0x0000
Snmp OID = 0.0.0.0.0.0.0.0
Chassis Block Signature = 0x4001
Chassis Block Version = 1
Chassis Block Length = 22
Chassis Block Checksum = 421
Feature Bits = 0x0000000000000000
MAC Base = 0004.dd42.2600
次の例では、電源装置 1 の IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom power-supply 1
Common Block Signature = 0xABAB
Common Block Length = 144
Common Block Checksum = 10207
OEM String = Cisco Systems, Inc.
Product Number = WS-CAC-1440W
Serial Number = ACP05180002
Manufacturing Deviation String =
Manufacturing Bits = 0x0000
Engineering Bits = 0x3031
Snmp OID = 9.12.3.65535.65535.65535.65535.65535
RMA Failure Code = 255 255 255 255
Power Supply Block Signature = 0xFFFF
PowerSupply Block Version = 255
PowerSupply Block Length = 255
PowerSupply Block Checksum = 65535
Feature Bits = 0x00000000FFFFFFFF
次の例では、ファン トレイの IDPROM 情報を表示する方法を示します。
Switch#
show idprom fan-tray
Common Block Signature = 0xABAB
Common Block Length = 144
Common Block Checksum = 19781
OEM String = "Cisco Systems"
Product Number = WS-X4502-fan
Manufacturing Deviation String =
Manufacturing Bits = 0xFFFF
Engineering Bits = 0xFFFF
Snmp OID = 65535.65535.65535.65535.65535.65535.65535.65535
RMA Failure Code = 255 255 255 255
show interfaces
特定のインターフェイスのトラフィックを表示するには、 show interfaces コマンドを使用します。
show interfaces [{{ fastethernet mod/interface-number } | { gigabitethernet mod/interface-number } | { tengigabitethernet mod/interface-number } | { null interface-number } | vlan vlan_id } | status }]
構文の説明
fastethernet mod/interface-number |
(任意)ファスト イーサネット モジュールおよびインターフェイスを指定します。 |
gigabitethernet mod/interface-number |
(任意)ギガビット イーサネット モジュールおよびインターフェイスを指定します。 |
tengigabitethernet mod/interface-number |
(任意)10 ギガビット イーサネット モジュールおよびインターフェイスを指定します。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスを指定します。有効な値は 0 です。 |
vlan vlan_id |
(任意)VLAN を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
status |
(任意)ステータス情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(12c)EW |
拡張 VLAN アドレスのサポートが追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(31)SGA |
Auto-MDIX のサポートがコマンド出力に反映されました。 |
12.2(52)SG |
VLAN 単位の errdisable 検出のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
統計情報は、レイヤ 2 スイッチド パケットおよびレイヤ 3 スイッチド パケットについて VLAN 単位で収集されます。統計情報はユニキャストとマルチキャスト両方で使用できます。レイヤ 3 スイッチド パケットのカウントは、入力方向と出力方向の両方で使用できます。VLAN 単位の統計情報は、5 秒ごとに更新されます。
show interfaces コマンドで表示されるデュプレックス モードが show running-config コマンドで表示されるものと異なる場合があります。 show interfaces コマンドで表示されるデュプレックス モードは、インターフェイスが実行している実際のデュプレックス モードです。 show interfaces コマンドはインターフェイスの動作モードを表示しますが、 show running-config コマンドはインターフェイスに対して設定されているモードを表示します。
キーワードを指定しない場合は、すべてのモジュールのすべてのカウンタが表示されます。
銅メディア ポートで Auto-MDIX コンフィギュレーションをサポートするラインカードは、WS-X4124-RJ45、WS-X4148-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降)、および WS-X4232-GB-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降)です。
例
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 2/5 のトラフィックを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet2/5
GigabitEthernet9/5 is up, line protocol is up (connected) (vlan-err-dis)
Hardware is C4k 1000Mb 802.3, address is 0001.64f8.3fa5 (bia 0001.64f8.3fa5)
Internet address is 172.20.20.20/24
MTU 1500 bytes, BW 1000000 Kbit, DLY 10 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input 00:00:00, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Output queue 0/40, 0 drops; input queue 0/75, 0 drops
5 minute input rate 1000 bits/sec, 2 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
L2 Switched: ucast: 8199 pkt, 1362060 bytes - mcast: 6980 pkt, 371952 bytes
L3 in Switched: ucast: 0 pkt, 0 bytes - mcast: 0 pkt, 0 bytes mcast
L3 out Switched: ucast: 0 pkt, 0 bytes - mcast: 0 pkt, 0 bytes
300114 packets input, 27301436 bytes, 0 no buffer
Received 43458 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
15181 packets output, 1955836 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 3 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイス 1/1 のトラフィックを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces tengigabitethernet1/1
Name: Tengigabitethernet1/1
Administrative Mode: private-vlan promiscuous trunk
Operational Mode: private-vlan promiscuous (suspended member of bundle Po1)
Administrative Trunking Encapsulation: negotiate
Operational Trunking Encapsulation: native
Negotiation of Trunking: Off
Trunking Native Mode VLAN: none
Administrative Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan host-association: none
Administrative private-vlan mapping: 202 (VLAN0202) 303 (VLAN0303) 304 (VLAN0304)
Administrative private-vlan trunk native VLAN: none
Administrative private-vlan trunk
Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan trunk encapsulation: 802.1q
Administrative private-vlan trunk normal VLANs: none
Administrative private-vlan trunk private VLANs: none
Administrative private-vlan mapping trunk: New 202 (VLAN0202) 303 (VLAN0303) 304 (VLAN0304) 204 (VLAN0204) 305 (VLAN0305) 306 (VLAN0306)
Operational private-vlan: 202 (VLAN0202) 303 (VLAN0303) 304 (VLAN0304)
Trunking VLANs Enabled: ALL
Pruning VLANs Enabled: 2-1001
Capture VLANs Allowed: ALL
次の例では、RJ-45 ポートの Auto-MDIX のステータスを確認する方法を示します。
(注) show interfaces EXEC コマンドを入力することで、インターフェイスの Auto-MDIX のコンフィギュレーション設定および動作ステートを確認できます。このフィールドは、サポートされているラインカード(WS-X4124-RJ45、WS-X4148-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降)、および WS-X4232-GB-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降))での 10/100/1000BaseT RJ-45 銅ポートの show interfaces コマンドの出力にのみ該当し、この出力にのみ表示されます。
FastEthernet6/3 is up, line protocol is up (connected)
Hardware is Fast Ethernet Port, address is 0003.6ba8.ee68 (bia 0003.6ba8.ee68)
MTU 1500 bytes, BW 100000 Kbit, DLY 100 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
Full-duplex, 100Mb/s, link type is auto, media type is 10/100BaseTX
input flow-control is unsupported output flow-control is unsupported
Auto-MDIX on (operational: on)
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interface" counters never
Input queue: 0/2000/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Output queue: 0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts (0 multicasts)
0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 input packets with dribble condition detected
157082 packets output, 13418032 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 0 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
1 lost carrier, 0 no carrier
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 1/2 のステータス情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/2 status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Gi1/2 notconnect 1 auto 1000 1000-XWDM-RXONLY
次の例では、スーパーバイザ エンジンのインターフェイスのステータス情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Te1/1 connected 1 full 10G 10GBase-LR
Te1/2 connected 1 full 10G 10GBase-LR
show interfaces capabilities
スイッチ上の 1 つのインターフェイスまたはすべてのインターフェイスのインターフェイス機能を表示するには、 show interfaces capabilities コマンドを使用します。
show interfaces capabilities [{ module mod }]
show interfaces [ interface interface-number ] capabilities
構文の説明
module mod |
(任意)指定したモジュールだけの情報を表示します。 |
interface |
(任意)インターフェイス タイプです。有効な値は、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、および port-channel です。 |
interface-number |
(任意)ポート番号です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが、Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(31)SGA |
Auto-MDIX のサポートがコマンド出力に反映されました。 |
使用上のガイドライン
interface-number 引数では、モジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効な値は、使用するシャーシおよびモジュールによって異なります。たとえば、Catalyst 4507 シャーシに設置された 48 ポート 10/100 Mbps の Fast Ethernet RJ-21(Telco コネクタ)スイッチング モジュールを使用する場合、スロット番号の有効値の範囲は 2 ~ 13 であり、ポート番号の有効値の範囲は 1 ~ 48 です。
銅メディア ポートで Auto-MDIX コンフィギュレーションをサポートするラインカードは、WS-X4124-RJ45、WS-X4148-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降)、および WS-X4232-GB-RJ(ハードウェア リビジョン 3.0 以降)です。
例
次の例では、モジュールのインターフェイス機能を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces capabilities module 1
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression:percentage(0-100), hw
Flowcontrol: rx-(off,on,desired),tx-(off,on,desired)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(4q1t, Sharing/Shaping)
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression:percentage(0-100), hw
Flowcontrol: rx-(off,on,desired),tx-(off,on,desired)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(4q1t, Sharing/Shaping)
次の例では、10 ギガビット イーサネット インターフェイス 1/1 のインターフェイス機能を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces tengigabitethernet1/1 capabilities
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression: percentage(0-100), hw
Flowcontrol: rx-(off,on),tx-(off,on)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(1p3q1t, Sharing/Shaping)
Maximum MTU: 9198 bytes (Jumbo Frames)
Diagnostic Monitoring: N/A
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 1/1 のインターフェイス機能を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/1 capabilities
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression:percentage(0-100), hw
Flowcontrol: rx-(off,on,desired),tx-(off,on,desired)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(4q1t, Sharing/Shaping)
MTU Supported: jumbo frames, baby giants
次の例では、ファスト イーサネット インターフェイス 3/1 のインターフェイス機能を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces fastethernet3/1 capabilities
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression:percentage(0-100), sw
Flowcontrol: rx-(none),tx-(none)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(4q1t, Shaping)
MTU Supported: no jumbo frames, baby giants
次の例では、ポートで Auto-MDIX コンフィギュレーションがサポートされていることを確認する方法を示します。
Switch# show interfaces fastethernet6/3 capabilities
Model: WS-X4232-GB-RJ-RJ-45
Trunk encap. type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression: percentage(0-100), hw
Flowcontrol: rx-(none),tx-(none)
VLAN Membership: static, dynamic
Queuing: rx-(N/A), tx-(1p3q1t, Sharing/Shaping)
Maximum MTU: 1552 bytes (Baby Giants)
Diagnostic Monitoring: N/A
関連コマンド
|
|
show interfaces counters |
物理インターフェイス上のトラフィックを表示します。 |
show interfaces counters
物理インターフェイス上のトラフィックを表示するには、 show interfaces counters コマンドを使用します。
show interfaces counters [ all | detail | errors | storm-control | trunk ] [ module mod]
構文の説明
all |
(任意)エラー、トランク、詳細などの、すべてのインターフェイス カウンタを表示します。 |
detail |
(任意)詳細なインターフェイス カウンタを表示します。 |
errors |
(任意)インターフェイス エラー カウンタを表示します。 |
storm-control |
(任意)インターフェイスでの抑制によって廃棄されたパケット数を表示します。 |
trunk |
(任意)インターフェイス トランク カウンタを表示します。 |
module mod |
(任意)表示を特定のモジュール上のインターフェイスに限定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
ストーム制御のサポート。 |
12.2(18)EW |
抑制による廃棄の合計表示のサポート。 |
使用上のガイドライン
キーワードを指定しない場合は、すべてのモジュールのすべてのカウンタが表示されます。
storm-control キーワードの表示には、抑制されたマルチキャスト バイトが含まれます。
例
次の例では、特定のモジュールのエラー カウンタを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces counters errors module 1
Port Align-Err FCS-Err Xmit-Err Rcv-Err UnderSize
Port Single-Col Multi-Col Late-Col Excess-Col Carri-Sen Runts Giants
次の例では、特定のモジュールによって認識されるトラフィックを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces counters module 1
Port InOctets InUcastPkts InMcastPkts InBcastPkts
Port OutOctets OutUcastPkts OutMcastPkts OutBcastPkts
次の例では、特定のモジュールのトランク カウンタを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces counters trunk module 1
Port TrunkFramesTx TrunkFramesRx WrongEncap
次の例では、抑制によって廃棄されるパケット数を表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces counters storm-control
Multicast Suppression : Enabled
Port BcastSuppLevel TotalSuppressionDiscards
関連コマンド
|
|
show interfaces capabilities |
スイッチ上の 1 つのインターフェイスまたはすべてのインターフェイスのインターフェイス機能を表示します。 |
show interfaces description
インターフェイスの説明およびステータスを表示するには、 show interfaces description コマンドを使用します。
show interfaces [ interface ] description
構文の説明
interface |
(任意)インターフェイスのタイプです。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、すべてのインターフェイスの情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces description
Interface Status Protocol Description
PO0/0 admin down down First interface
Gi1/1 up up GigE to server farm
関連コマンド
|
|
description (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
Digital Signal Processor(DSP; デジタル シグナル プロセッサ)インターフェイスの具体的な説明が含まれています。 |
show interfaces link
ケーブルがインターフェイスから切断されている時間を表示するには、 show interfaces link コマンドを使用します。
show interfaces link [ module mod_num ]
構文の説明
module mod_num |
(任意)表示をモジュール上のインターフェイスに限定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(18)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
インターフェイスが起動状態の場合、コマンドによって 0:00 が表示されます。インターフェイスがダウン状態の場合、時間(時間、分、秒)が表示されます。
例
次の例では、アクティブなリンクレベルの情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces link
次の例では、非アクティブなリンクレベルの情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces link
この例では、ケーブルはポートから 1 分 28 秒切断されています。
show interfaces mtu
スイッチ上のすべての物理インターフェイスおよび SVI の Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)サイズを表示するには、 show interfaces mtu コマンドを使用します。
show interfaces mtu [ module mod ]
構文の説明
module mod |
(任意)表示を特定のモジュール上のインターフェイスに限定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(13)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、モジュール 1 のすべてのインターフェイスの MTU サイズを表示する方法を示します。
Switch>
show interfaces mtu module 1
関連コマンド
|
|
mtu |
パケットの最大サイズまたは Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を調整することによって、インターフェイスでジャンボ フレームをイネーブルにします。 |
show interfaces private-vlan mapping
VLAN SVI の PVLAN マッピング情報を表示するには、 show interfaces private-vlan mapping コマンドを使用します。
show interfaces private-vlan mapping [ active ]
構文の説明
active |
(任意)アクティブなインターフェイス だけ を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドによって SVI 情報だけが表示されます。
例
次の例では、PVLAN のマッピング情報を表示する方法を示します。
Switch# show interfaces private-vlan mapping
Interface Secondary VLAN Type
--------- -------------- -----------------
関連コマンド
|
|
private-vlan |
プライベート VLAN およびプライベート VLAN とセカンダリ VLAN 間のアソシエーションを設定します。 |
private-vlan mapping |
同じプライマリ VLAN SVI を共有するように、プライマリ VLAN とセカンダリ VLAN 間のマッピングを作成します。 |
show interfaces status
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示するには、 show interfaces status コマンドを使用します。
show interfaces status [ err-disabled | inactive ] [ module { module }]
構文の説明
err-disabled |
(任意)errdisable ステートのインターフェイスを表示します。 |
inactive |
(任意)非アクティブ ステートのインターフェイスを表示します。 |
module module |
(任意)特定のモジュールのインターフェイスを表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(40)SG |
WS-X4606-10GE-E Twin Gigabit コンバータのサポートが追加されました。 |
12.2(52)SG |
Err-Disabled VLAN 列を出力に追加することによって、VLAN 単位の errdisable のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポートの少なくとも 1 つの VLAN が errdisable である場合、 show interfaces status コマンドの出力では VLAN 列に vl-err-dis が表示されます。
例
次の例では、すべてのインターフェイスのステータスを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Te1/1 connected 1 full 10G 10GBase-LR
Te1/2 connected vl-err-dis full 10G 10GBase-LR
次の例では、errdisable ステートにあるインターフェイスのステータスを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces status err-disabled
Port Name Status Reason Err-Disabled VLANs
---- ---- ------ ------- -------------------
Fa9/4 notconnect link-flap
Fa9/5 err-disabled psecure_violation 3-5
Fa9/6 connected psecure_violation 10,15
次の例では、TwinGig コンバータを使用する WS-X4606-10GE-E スイッチ上のギガビット イーサネット インターフェイスを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces status module 1
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Te1/1 inactive 1 full 10G No X2
Te1/2 inactive 1 full 10G No X2
Te1/3 inactive 1 full 10G No X2
Te1/4 notconnect 1 full 10G No X2
Te1/5 notconnect 1 full 10G No X2
Te1/6 notconnect 1 full 10G No X2
Gi1/7 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/8 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/9 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/10 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/11 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/12 notconnect 1 full 1000 No Gbic
Gi1/13 inactive 1 full 1000 No Gbic
Gi1/14 inactive 1 full 1000 No Gbic
Gi1/15 inactive 1 full 1000 No Gbic
Gi1/16 inactive 1 full 1000 No Gbic
Gi1/17 inactive 1 full 1000 No Gbic
Gi1/18 inactive 1 full 1000 No Gbic
関連コマンド
|
|
errdisable detect |
errdisable 検出をイネーブルにします。 |
hw-module port-group |
モジュールでギガビット イーサネットまたは 10 ギガビット イーサネット インターフェイスを選択します。 |
show errdisable recovery |
errdisable 回復タイマーの情報を表示します。 |
show interfaces switchport
スイッチング(非ルーティング)ポートの管理ステータスおよび動作ステータスを表示するには、 show interfaces switchport コマンドを使用します。
show interfaces [ interface-id ] switchport [ module mod ]
構文の説明
interface-id |
(任意)物理ポートのインターフェイス ID です。 |
module mod |
(任意)表示を、指定したモジュールのインターフェイスに制限します。有効値の範囲は 1 ~ 6 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
インターフェイスごとの表示のサポート。 |
12.2(18)EW |
コマンド出力でのネイティブ VLAN タギングのステータス表示のサポート。 |
例
次の例では、 begin 出力修飾子を使用してスイッチ ポート情報を表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces switchport | include VLAN
Access Mode VLAN: 200 (VLAN0200)
Trunking Native Mode VLAN: 1 (default)
Trunking VLANs Enabled: ALL
Pruning VLANs Enabled: ALL
次の例では、モジュール 1 のスイッチ ポート情報を表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces switchport module 1
Administrative Mode:dynamic auto
Administrative Trunking Encapsulation:negotiate
Negotiation of Trunking:On
Access Mode VLAN:1 (default)
Trunking Native Mode VLAN:1 (default)
Administrative private-vlan host-association:none
Administrative private-vlan mapping:none
Operational private-vlan:none
Trunking VLANs Enabled:ALL
Pruning VLANs Enabled:2-1001
Administrative Mode:dynamic auto
Administrative Trunking Encapsulation:negotiate
Negotiation of Trunking:On
Access Mode VLAN:1 (default)
Trunking Native Mode VLAN:1 (default)
Administrative private-vlan host-association:none
Administrative private-vlan mapping:none
Operational private-vlan:none
Trunking VLANs Enabled:ALL
Pruning VLANs Enabled:2-1001
次の例では、ポートのネイティブ VLAN タギングのステータスを表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces f3/1 switchport
show interface f3/1 switchport
Administrative Mode: private-vlan trunk promiscuous
Operational Mode: private-vlan trunk promiscuous
Administrative Trunking Encapsulation: negotiate
Operational Trunking Encapsulation: dot1q
Negotiation of Trunking: On
Access Mode VLAN: 1 (default)
Trunking Native Mode VLAN: 1 (default)
Administrative Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan host-association: none
Administrative private-vlan mapping: none
Administrative private-vlan trunk native VLAN: 1
Administrative private-vlan trunk Native VLAN tagging: enabled
Administrative private-vlan trunk encapsulation: dot1q
Administrative private-vlan trunk normal VLANs: 1
Administrative private-vlan trunk associations: none
Administrative private-vlan trunk mappings:
10 (VLAN0010) 100 (VLAN0100)
Operational private-vlan:
10 (VLAN0010) 100 (VLAN0100)
Trunking VLANs Enabled: ALL
Pruning VLANs Enabled: 2-1001
Capture VLANs Allowed: ALL
Unknown unicast blocked: disabled
Unknown multicast blocked: disabled
関連コマンド
|
|
show interfaces capabilities |
スイッチ上の 1 つのインターフェイスまたはすべてのインターフェイスのインターフェイス機能を表示します。 |
show interfaces counters |
物理インターフェイス上のトラフィックを表示します。 |
show interfaces transceiver
トランシーバが搭載されたすべてのインターフェイスの診断モニタリング データを表示するには、 show interfaces transceiver コマンドを使用します。
show interfaces {{[ int_name ] transceiver {[ detail ]} | { transceiver [ module mod ] | detail [ module mod ]}}
構文の説明
int_name |
(任意)インターフェイスです。 |
detail |
(任意)A/D 読み取り値が調整値と異なる場合は、調整値と読み取り値を表示します。また、high-alarm、high-warning、low-warning、および low-alarm しきい値も表示します。 |
module mod |
(任意)表示を特定のモジュール上のインターフェイスに限定します。 |
デフォルト
デフォルトでは、 show interfaces transceiver コマンドのインターフェイス非固有バージョンがイネーブルです。
指定したインターフェイスに診断モニタリング用に設定されたトランシーバ(GBIC または SFP)があり、診断モニタリングをサポートするモジュールにトランシーバがある場合、これらのコマンドのインターフェイス固有バージョンがデフォルトでイネーブルです。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(20)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(18)EW |
calibration キーワードのサポートが取り消されました。 |
使用上のガイドライン
show interfaces transceiver コマンドでは、次の条件のもとで役立つ情報が提供されます。
• 診断モニタリング用に設定されたシャーシに少なくとも 1 台のトランシーバが搭載されている。
• 診断モニタリングをサポートするモジュールにトランシーバがある。
アラームおよび警告フラグがトランシーバに設定されている場合は、確認のためにコマンドを再入力してください。
例
次の例では、スイッチにトランシーバが搭載されたすべてのインターフェイスの診断モニタリング データを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces transceiver
If device is externally calibrated, only calibrated values are printed.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
NA or N/A: not applicable, Tx: transmit, Rx: receive.
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts).
Temperature Voltage Current Tx Power Rx Power
Port (Celsius) (Volts) (mA) (dBm) (dBm)
------- ----------- ------- -------- -------- --------
Gi1/1 48.1 3.30 0.0 8.1 ++ N/A
Gi1/2 33.0 3.30 1.8 -10.0 -36.9
Gi2/1 43.7 5.03 50.6 + -16.7 -- N/A
Gi2/2 39.2 5.02 25.7 0.8 N/A
(注) Optical Tx Power(dBm 単位)の値は、log(Tx Power(mW 単位))の 10 倍です。Tx Power の値が 3 mW の場合、Optical Tx Power の値は 10 X log (3) であり、これは 10 X 0.477 つまり 4.77 dBm です。Optical Rx Power の値も同様です。Tx Power または Rx Power が 0 の場合、その dBm 値は未定義であり、N/A(該当なし)と表示されます。
次の例では、調整値、アラームおよび警告しきい値、A/D 読み取り値、アラームおよび警告フラグなど、詳細な診断モニタリング データを表示する方法を示します。A/D 読み取り値は、調整値と異なる場合にのみ、カッコ内で個別に表示されます。
Switch# show interfaces transceiver detail
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts), NA or N/A: not applicable.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are calibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Gi1/1 48.1 100.0 100.0 0.0 0.0
Gi1/2 34.9 100.0 100.0 0.0 0.0
Gi2/1 43.5 70.0 60.0 5.0 0.0
Gi2/2 39.1 70.0 60.0 5.0 0.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi1/1 3.30 6.50 6.50 N/A N/A
Gi1/2 3.30 6.50 6.50 N/A N/A
Gi2/1 5.03 5.50 5.25 4.75 4.50
Gi2/2 5.02 5.50 5.25 4.75 4.50
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi1/1 0.0 130.0 130.0 N/A N/A
Gi1/2 1.7 130.0 130.0 N/A N/A
Gi2/1 50.6 + 60.0 40.0 10.0 5.0
Gi2/2 25.8 60.0 40.0 10.0 5.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi1/1 8.1 ++ 8.1 8.1 N/A N/A
Gi1/2 -9.8 8.1 8.1 N/A N/A
Gi2/1 -16.7 (-13.0) -- 3.4 3.2 -0.3 -0.5
Gi2/2 0.8 ( 5.1) 3.4 3.2 -0.3 -0.5
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi1/1 N/A 8.1 8.1 N/A N/A
Gi1/2 -30.9 8.1 8.1 N/A N/A
Gi2/1 N/A (-28.5) 5.9 -6.7 -28.5 -28.5
Gi2/2 N/A (-19.5) 5.9 -6.7 -28.5 -28.5
次の例では、モジュール 2 にトランシーバが搭載されたインターフェイスのモニタリング データを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces transceiver module 2
If device is externally calibrated, only calibrated values are printed.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
NA or N/A: not applicable, Tx: transmit, Rx: receive.
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts).
Temperature Voltage Current Tx Power Rx Power
Port (Celsius) (Volts) (mA) (dBm) (dBm)
------- ----------- ------- -------- -------- --------
Gi2/1 43.7 5.03 50.6 + -16.7 -- N/A
Gi2/2 39.2 5.02 25.7 0.8 N/A
次の例では、モジュール 2 にトランシーバが搭載されたインターフェイスの詳細なモニタリング データを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces transceiver detail module 2
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts), NA or N/A: not applicable.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are calibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 43.5 70.0 60.0 5.0 0.0
Gi2/2 39.1 70.0 60.0 5.0 0.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 5.03 5.50 5.25 4.75 4.50
Gi2/2 5.02 5.50 5.25 4.75 4.50
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 50.6 + 60.0 40.0 10.0 5.0
Gi2/2 25.8 60.0 40.0 10.0 5.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 -16.7 (-13.0) -- 3.4 3.2 -0.3 -0.5
Gi2/2 0.8 ( 5.1) 3.4 3.2 -0.3 -0.5
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 N/A (-28.5) 5.9 -6.7 -28.5 -28.5
Gi2/2 N/A (-19.5) 5.9 -6.7 -28.5 -28.5
次の例では、インターフェイス Gi1/2 のトランシーバのモニタリング データを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces g1/2 transceiver
ITU Channel 23 (1558.98 nm),
Transceiver is externally calibrated.
If device is externally calibrated, only calibrated values are printed.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
NA or N/A: not applicable, Tx: transmit, Rx: receive.
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts).
Temperature Voltage Current Tx Power Rx Power
Port (Celsius) (Volts) (mA) (dBm) (dBm)
------- ----------- ------- -------- -------- --------
Gi2/1 43.7 5.03 50.6 + -16.7 -- N/A
次の例では、インターフェイス Gi1/2 のトランシーバの詳細なモニタリング データを表示する方法を示します。
Switch# show interfaces g1/2 transceiver detail
ITU Channel 23 (1558.98 nm),
Transceiver is externally calibrated.
mA: milliamperes, dBm: decibels (milliwatts), NA or N/A: not applicable.
++ : high alarm, + : high warning, - : low warning, -- : low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are calibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 43.5 70.0 60.0 5.0 0.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 5.03 5.50 5.25 4.75 4.50
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 50.6 + 60.0 40.0 10.0 5.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 -16.7 (-13.0) -- 3.4 3.2 -0.3 -0.5
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi2/1 N/A (-28.5) 5.9 -6.7 -28.5 -28.5
関連コマンド
|
|
show idprom |
シャーシの IDPROM を表示します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show interfaces trunk
ポートおよびモジュールのインターフェイス トランク情報を表示するには、 show interfaces trunk コマンドを使用します。
show interfaces trunk [ module mod ]
構文の説明
module mod |
(任意)表示を、指定したモジュールのインターフェイスに制限します。有効値の範囲は 1 ~ 6 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
キーワードを指定しない場合は、トランキング ポートの情報だけが表示されます。
例
次の例では、モジュール 5 のインターフェイス トランク情報を表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces trunk module 5
Port Mode Encapsulation Status Native vlan
Fa5/1 routed negotiate routed 1
Fa5/2 routed negotiate routed 1
Fa5/3 routed negotiate routed 1
Fa5/4 routed negotiate routed 1
Fa5/5 routed negotiate routed 1
Fa5/6 off negotiate not-trunking 10
Fa5/7 off negotiate not-trunking 10
Fa5/8 off negotiate not-trunking 1
Fa5/9 desirable n-isl trunking 1
Fa5/10 desirable negotiate not-trunking 1
Fa5/11 routed negotiate routed 1
Fa5/12 routed negotiate routed 1
Fa5/48 routed negotiate routed 1
Port Vlans allowed on trunk
Port Vlans allowed and active in management domain
Fa5/9 1-6,10,20,50,100,152,200,300,303-305,349-351,400,500,521,524,570,801-8
Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned
Fa5/9 1-6,10,20,50,100,152,200,300,303-305,349-351,400,500,521,524,570,801-8
次の例では、アクティブなトランキング ポートのトランキング情報を表示する方法を示します。
Switch#
show interfaces trunk
Port Mode Encapsulation Status Native vlan
Fa5/9 desirable n-isl trunking 1
Port Vlans allowed on trunk
Port Vlans allowed and active in management domain
Fa5/9 1-6,10,20,50,100,152,200,300,303-305,349-351,400,500,521,524,570,801-8
Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned
Fa5/9 1-6,10,20,50,100,152,200,300,303-305,349-351,400,500,521,524,570,801-8
show ip arp inspection
特定の範囲の VLAN についてダイナミック ARP インスペクションのステータスを表示するには、 show ip arp inspection コマンドを使用します。
show ip arp inspection {[ statistics ] vlan vlan-range | interfaces [ interface-name ]}
構文の説明
statistics |
(任意)この機能によって処理された、転送、ドロップ、MAC 検証障害、および IP 検証障害の各タイプのパケットの統計情報を表示します。 |
vlan vlan-range |
(任意)statistics キーワードとともに使用した場合は、選択した範囲の VLAN の統計情報を表示します。statistics キーワードを使用しない場合は、選択した範囲の VLAN の DAI の設定と動作ステートを表示します。 |
interfaces interface-name |
(任意)指定したインターフェイスに関して ARP パケットの信頼状態とレート制限を表示します。インターフェイス名を指定しない場合は、システムで適用可能なすべてのインターフェイスの信頼状態とレート制限を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、VLAN 3 の DAI によって処理されたパケットの統計情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection statistics vlan 3
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ----------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures
---- ----------------- ----------------------
次の例では、すべてのアクティブ VLAN の DAI によって処理されたパケットの統計情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection statistics
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ----------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures
---- ----------------- ----------------------
次の例では、VLAN 1 の DAI の設定と動作ステートを表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection vlan 1
Source Mac Validation : Disabled
Destination Mac Validation : Disabled
IP Address Validation : Disabled
Vlan Configuration Operation ACL Match Static ACL
---- ------------- --------- --------- ----------
Vlan ACL Logging DHCP Logging
---- ----------- ------------
次の例では、ファスト イーサネット インターフェイス 6/1 の信頼状態を表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces fastEthernet 6/1
Interface Trust State Rate (pps) Burst Interval
--------------- ----------- ---------- --------------
次の例では、スイッチ上のインターフェイスの信頼状態を表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces
Interface Trust State Rate (pps)
--------------- ----------- ----------
関連コマンド
|
|
arp access-list |
ARP アクセス リストを定義したり、定義済みリストの最後に句を追加したりします。 |
clear ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスをクリアします。 |
show ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスを表示します。 |
show ip arp inspection log
ログ バッファのステータスを表示するには、 show ip arp inspection log コマンドを使用します。
show ip arp inspection log
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、バッファをクリアする前後にログ バッファの最新の内容を表示する方法を示します。
Switch# show ip arp inspection log
Total Log Buffer Size : 10
Syslog rate : 0 entries per 10 seconds.
Interface Vlan Sender MAC Sender IP Num of Pkts
--------------- ----- ----------------- --------------- -----------
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.2 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.3 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.4 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.5 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.6 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.7 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.8 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.9 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.10 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
Fa6/3 1 0002.0002.0002 1.1.1.11 1(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
-- -- -- -- 5(12:02:52 UTC Fri Apr 25 2003)
次の例では、clear ip arp inspection log コマンドを使用してバッファをクリアする方法を示します。
Switch# clear ip arp inspection log
Switch# show ip arp inspection log
Total Log Buffer Size : 10
Syslog rate : 0 entries per 10 seconds.
No entries in log buffer.
関連コマンド
|
|
arp access-list |
ARP アクセス リストを定義したり、定義済みリストの最後に句を追加したりします。 |
clear ip arp inspection log |
ログ バッファのステータスをクリアします。 |
show ip cef vlan
IP CEF VLAN インターフェイスのステータスおよび設定情報を表示し、特定のインターフェイスのプレフィクスを表示するには、 show ip cef vlan コマンドを使用します。
show ip cef vlan vlan_num [ detail ]
構文の説明
vlan_num |
VLAN の番号です。 |
detail |
(任意)詳細情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、特定の VLAN のプレフィクスを表示する方法を示します。
Switch# show ip cef vlan 1003
Prefix Next Hop Interface
0.0.0.0/0 172.20.52.1 FastEthernet3/3
10.7.0.0/16 172.20.52.1 FastEthernet3/3
10.16.18.0/23 172.20.52.1 FastEthernet3/3
次の例では、特定の VLAN の詳細な IP CEF 情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip cef vlan 1003 detail
IP Distributed CEF with switching (Table Version 2364), flags=0x0
1383 routes, 0 reresolve, 0 unresolved (0 old, 0 new)
1383 leaves, 201 nodes, 380532 bytes, 2372 inserts, 989 invalidations
0 load sharing elements, 0 bytes, 0 references
universal per-destination load sharing algorithm, id 9B6C9823
3 CEF resets, 0 revisions of existing leaves
refcounts: 54276 leaf, 51712 node
Adjacency Table has 5 adjacencies
show ip dhcp snooping
DHCP スヌーピング設定を表示するには、 show ip dhcp snooping コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(12c)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EWA |
信頼できないポートでのオプション 82 のサポートが追加されました。 |
例
次の例では、DHCP スヌーピング設定を表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping
Switch DHCP snooping is enabled
DHCP snooping is configured on following VLANs:
DHCP snooping is operational on following VLANs:
DHCP snooping is configured on the following L3 Interfaces:
Insertion of option 82 is enabled
circuit-id default format: vlan-mod-port
remote-id: switch123 (string)
Option 82 on untrusted port is not allowed Verification of hwaddr field is enabled DHCP snooping trust/rate is configured on the following Interfaces:
Interface Trusted Rate limit (pps)
------------------------ ------- ----------------
FastEthernet2/1 no unlimited
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピングをグローバルにイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping information option |
DHCP オプション 82 データ挿入をイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping limit rate |
インターフェイスが 1 秒あたりに受信することのできる DHCP メッセージの数を設定します。 |
ip dhcp snooping trust |
信頼できる VLAN 上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping vlan |
VLAN または VLAN のグループ上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
show ip dhcp snooping binding
DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示するには、 show ip dhcp snooping binding コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ vlan vlan_num ]
[ interface interface_num ]
構文の説明
ip-address |
(任意)バインディング エントリの IP アドレスです。 |
mac-address |
(任意)バインディング エントリの MAC アドレスです。 |
vlan vlan_num |
(任意)VLAN を指定します。 |
interface interface_num |
(任意)インターフェイスを指定します。 |
デフォルト
引数を指定しない場合、スイッチには DHCP スヌーピング バインディング テーブル全体が表示されます。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(12c)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
グローバル スヌーピングおよび VLAN スヌーピングがどちらもイネーブルの場合にのみ、VLAN 上で DHCP スヌーピングがイネーブルになります。
VLAN の範囲を設定するには、任意の last_vlan 引数を使用して VLAN 範囲の最後を指定します。
例
次の例では、スイッチの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding
MacAddress IP Address Lease (seconds) Type VLAN Interface
----------- ----------- ---------------- ------------- ----- ------------
0000.0100.0201 10.0.0.1 1600 dhcp-snooping 100 FastEthernet3/1
Switch#
次の例では、DHCP スヌーピング バインディング エントリの IP アドレスを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding 172.100.101.102
MacAddress IP Address Lease (seconds) Type VLAN Interface
----------- ----------- ---------------- ------------- ----- ------------
0000.0100.0201 172.100.101.102 1600 dhcp-snooping 100 FastEthernet3/1
Switch#
次の例では、DHCP スヌーピング バインディング エントリの MAC アドレスを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding 55.5.5.2 0002.b33f.3d5f
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:02:B3:3F:3D:5F 55.5.5.2 492 dhcp-snooping 99 FastEthernet6/36
Switch#
次の例では、特定の VLAN の DHCP スヌーピング バインディング エントリの MAC アドレスを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding 55.5.5.2 0002.b33f.3d5f vlan 99
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:02:B3:3F:3D:5F 55.5.5.2 479 dhcp-snooping 99 FastEthernet6/36
Switch#
次の例では、ダイナミック DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding dynamic
MacAddress IP Address Lease (seconds) Type VLAN Interface
----------- ----------- ---------------- ------------ ----- ------------
0000.0100.0201 10.0.0.1 1600 dhcp-snooping 100 FastEthernet3/1
Switch#
次の例では、VLAN 100 の DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding vlan 100’
MacAddress IP Address Lease (seconds) Type VLAN Interface
----------- ----------- ---------------- ------------ ----- ------------
0000.0100.0201 10.0.0.1 1600 dhcp-snooping 100 FastEthernet3/1
Switch#
次の例では、イーサネット インターフェイス 0/1 の DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping binding interface fastethernet3/1
MacAddress IP Address Lease (seconds) Type VLAN Interface
----------- ----------- ---------------- ------------ ----- ------------
0000.0100.0201 10.0.0.1 1600 dhcp-snooping 100 FastEthernet3/1
Switch#
表 2-21 に、 show ip dhcp snooping コマンドの出力に表示される各フィールドの説明を示します。
表 2-21 show ip dhcp snooping コマンドの出力
|
|
Mac Address |
クライアント ハードウェアの MAC アドレス。 |
IP Address |
DHCP サーバから割り当てられたクライアント IP アドレス。 |
Lease (seconds) |
IP アドレス リース時間。 |
Type |
バインディング タイプ。CLI からスタティックに設定されるか、ダイナミックに学習されます。 |
VLAN |
クライアント インターフェイスの VLAN 番号。 |
Interface |
DHCP クライアント ホストに接続するインターフェイス。 |
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping information option |
DHCP オプション 82 データ挿入をイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping limit rate |
インターフェイスが 1 秒あたりに受信することのできる DHCP メッセージの数を設定します。 |
ip dhcp snooping trust |
信頼できる VLAN 上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping vlan |
VLAN または VLAN のグループ上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping |
IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan |
VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
show ip dhcp snooping database
DHCP スヌーピング データベース エージェントのステータスを表示するには、 show ip dhcp snooping database コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping database [ detail ]
構文の説明
detail |
(任意)追加の動作ステートおよび統計情報を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(12c)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
ステートおよび統計情報のサポートが追加されました。 |
例
次の例では、DHCP スヌーピング データベースを表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping database
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : Not Running
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Reason : No failure recorded.
Total Attempts : 0 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 0
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 0
次の例では、追加の動作統計情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip dhcp snooping database detail
Agent URL : tftp://10.1.1.1/directory/file
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : 7 (00:00:07)
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Time : 17:14:25 UTC Sat Jul 7 2001
Last Failed Reason : Unable to access URL.
Total Attempts : 21 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 21
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 21
First successful access: Read
Last ignored bindings counters :
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
Total ignored bindings counters:
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピングをグローバルにイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping database |
DHCP スヌーピングによって生成されるバインディングを保存します。 |
ip dhcp snooping information option |
DHCP オプション 82 データ挿入をイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping limit rate |
インターフェイスが 1 秒あたりに受信することのできる DHCP メッセージの数を設定します。 |
ip dhcp snooping trust |
信頼できる VLAN 上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping vlan |
VLAN または VLAN のグループ上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
show ip igmp interface
IP IGMP インターフェイスのステータスおよび設定情報を表示するには、 show ip igmp interface コマンドを使用します。
show ip igmp interface [ fastethernet slot/port | gigabitethernet slot/port |
tengigabitethernet slot/port | null interface-number | vlan vlan_id ]
構文の説明
fastethernet slot/port |
(任意)ファスト イーサネット インターフェイス、およびスロットとポートの番号を指定します。 |
gigabitethernet slot/port |
(任意)ギガビット イーサネット インターフェイス、およびスロットとポートの番号を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 9 です。 |
tengigabitethernet slot/port |
(任意)10 ギガビット イーサネット インターフェイス、およびスロットとポートの番号を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 2 です。 |
null interface-number |
(任意)ヌル インターフェイスおよびインターフェイスの番号を指定します。有効な値は 0 だけです。 |
vlan vlan_id |
(任意)VLAN および VLAN の番号を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
デフォルト
VLAN を指定しない場合は、VLAN 1 の情報が表示されます。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(12c)EW |
拡張 VLAN アドレスのサポートが追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
任意の引数を省略した場合、 show ip igmp interface コマンドではすべてのインターフェイスの情報が表示されます。
例
次の例では、VLAN 200 の IGMP 情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp interface vlan 200
IGMP snooping is globally enabled
IGMP snooping is enabled on this Vlan
IGMP snooping immediate-leave is disabled on this Vlan
IGMP snooping mrouter learn mode is pim-dvmrp on this Vlan
IGMP snooping is running in IGMP-ONLY mode on this VLAN
関連コマンド
|
|
clear ip igmp group |
IGMP グループ キャッシュ エントリを削除します。 |
show ip igmp snooping mrouter |
ダイナミックに学習され、手動で設定されたマルチキャスト スイッチ インターフェイスに関する情報を表示します。 |
show ip igmp profile
設定されているすべての IGMP プロファイルまたは指定した IGMP プロファイルを表示するには、 show ip igmp profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp profile [ profile number ]
構文の説明
profile number |
(任意)表示する IGMP プロファイル番号です。有効な範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(11b)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
プロファイル番号が入力されていない場合は、すべての IGMP プロファイルが表示されます。
例
次の例では、IGMP プロファイル 40 を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp profile 40
range 233.1.1.1 233.255.255.255
次の例では、すべての IGMP プロファイルを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp profile
range 230.9.9.0 230.9.9.0
range 229.9.9.0 229.255.255.255
関連コマンド
|
|
ip igmp profile |
IGMP プロファイルを作成します。 |
show ip igmp snooping
ダイナミックに学習され、手動で設定された VLAN スイッチ インターフェイスに関する情報を表示するには、 show ip igmp snooping コマンドを使用します。
show ip igmp snooping [ querier | groups | mrouter ] [ vlan vlan_id ] a.b.c.d [ summary | sources | hosts ] [ count ]
構文の説明
querier |
(任意)IP アドレスおよびバージョン情報が表示に含まれるように指定します。 |
groups |
(任意)VLAN メンバーがグループ IP アドレスでソートされて表示されるように指定します。 |
mrouter |
(任意)ダイナミックに学習され、手動で設定されたマルチキャスト スイッチ インターフェイスに関する情報が表示に含まれるように指定します。 |
vlan vlan_id |
(任意)VLAN を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
a.b.c.d |
グループ IP アドレスまたはマルチキャスト IP アドレスです。 |
summary |
(任意)v2 または v3 グループの詳細情報の表示を指定します。 |
sources |
(任意)指定したグループの送信元 IP のリストを指定します。 |
hosts |
(任意)指定したグループのホスト IP のリストを指定します。 |
count |
(任意)グローバルに、または VLAN 単位でシステムによって学習されたグループ アドレスの合計数の表示を指定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
拡張アドレッシングのサポートが追加されました。 |
12.1(20)EW |
IGMPv3 明示的ホスト トラッキングの設定ステートの表示のサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show mac-address-table multicast コマンドを使用して、IGMP スヌーピングがイネーブルである VLAN について MAC アドレス テーブルのエントリを表示することもできます。
show ip igmp snooping コマンド を入力して、VLAN インターフェイスの IGMP スヌーピング情報を表示できます。
例
次の例では、スイッチのグローバル スヌーピング情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping : Enabled
Report suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
IGMPv2 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
CGMP interoperability mode : IGMP_ONLY
IGMPv2 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
CGMP interoperability mode : IGMP_ONLY
次の例では、VLAN 2 のスヌーピング情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping vlan 2
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping : Enabled
Report suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
IGMPv2 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
CGMP interoperability mode : IGMP_ONLY
次の例では、スイッチのすべての VLAN の IGMP クエリア情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping querier
Vlan IP Address IGMP Version Port
---------------------------------------------------
次の例では、IGMPv2 の実行時に VLAN 5 の IGMP クエリア情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping querier vlan 5
次の例では、IGMPv3 の実行時に VLAN 5 の IGMP クエリア情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping querier vlan 5
次の例では、特定のグループのスヌーピング情報を表示する方法を示します。
Switch#
show ip igmp snooping group
---------------------------------------------------------
次の例では、VLAN 1 内のグループのホスト タイプおよびポートを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 1
Vlan Group Host Type Ports
---------------------------------------------------------
1 229.2.3.4 v3 fa2/1 fa2/3
次の例では、VLAN 1 内のグループのホスト タイプおよびポートを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 10 226.6.6.7
---------------------------------------------------------
10 226.6.6.7 v3 Fa7/13, Fa7/14
次の例では、送信元 IP アドレスについてグループの現在のステートを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 10 226.6.6.7 sources
Source information for group 226.6.6.7:
Timers: Expired sources are deleted on next IGMP General Query
SourceIP Expires Uptime Inc Hosts Exc Hosts
-------------------------------------------------------
2.0.0.1 00:03:04 00:03:48 2 0
2.0.0.2 00:03:04 00:02:07 2 0
次の例では、ホスト MAC アドレスについてグループの現在のステートを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 10 226.6.6.7 hosts
IGMPv3 host information for group 226.6.6.7
Timers: Expired hosts are deleted on next IGMP General Query
Host (MAC/IP) Filter mode Expires Uptime # Sources
-------------------------------------------------------------
175.1.0.29 INCLUDE stopped 00:00:51 2
175.2.0.30 INCLUDE stopped 00:04:14 2
次の例では、v3 グループのサマリー情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 10 226.6.6.7 summary
Group Address (Vlan 10) : 226.6.6.7
Member Ports : Fa7/13, Fa7/14
Reporters (Include/Exclude) : 2/0
次の例では、VLAN 1 のマルチキャスト ルータ情報を表示する方法を示します。
Switch#
show ip igmp snooping mrouter vlan 1
-----+----------------------------------------
1 Gi1/1,Gi2/1,Fa3/48,Router
次の例では、システムによってグローバルに学習されたグループ アドレスの合計数を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group count
Total number of groups: 54
次の例では、VLAN 5 で学習されたグループ アドレスの合計数を表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping group vlan 5 count
Total number of groups: 30
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan immediate-leave |
IGMP 即時脱退処理をイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan mrouter |
レイヤ 2 インターフェイスを VLAN のマルチキャスト ルータ インターフェイスとして設定します。 |
ip igmp snooping vlan static |
レイヤ 2 インターフェイスをグループのメンバーとして設定します。 |
show ip igmp interface |
IGMP インターフェイスのステータス情報およびコンフィギュレーション情報を表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter |
ダイナミックに学習され、手動で設定されたマルチキャスト スイッチ インターフェイスに関する情報を表示します。 |
show mac-address-table multicast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show ip igmp snooping membership
ホスト メンバーシップ情報を表示するには、 show ip igmp snooping membership コマンドを使用します。
show ip igmp snooping membership [ interface interface_num ] [ vlan vlan_id ]
[ reporter a.b.c.d ] [ source a.b.c.d group a.b.c.d ]
構文の説明
interface interface_num |
(任意)インターフェイスの IP アドレスおよびバージョン情報を表示します。 |
vlan vlan_id |
(任意)VLAN のグループ IP アドレスでソートされた VLAN メンバーを表示します。有効値の範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
reporter a.b.c.d |
(任意)指定したレポーターのメンバーシップ情報を表示します。 |
source a.b.c.d |
(任意)レポーター、送信元、またはグループ IP アドレスを指定します。 |
group a.b.c.d |
(任意)チャネルのすべてのメンバー(送信元、グループ)をインターフェイスまたは VLAN でソートして表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(20)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、スイッチで明示的ホスト トラッキングがイネーブルの場合にのみ有効です。
例
次の例では、ギガビット イーサネット インターフェイス 4/1 のホスト メンバーシップを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping membership interface gigabitethernet4/1
Source/Group Interface Reporter Uptime Last-Join Last-Leave
40.40.40.2/224.10.10.10 Gi4/1 20.20.20 .20 00:23: 37 00:06: 50 00:20:30
40.40.40.4/224.10.10.10 Gi4/1 20.20.20 .20 00:39: 42 00:09:17 -
次の例では、VLAN 20 およびグループ 224.10.10.10 のホスト メンバーシップを表示する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping membership vlan 20 source 40.40.40.2 group 224.10.10.10
Source/Group Interface Reporter Uptime Last-Join Last-Leave
40.40.40.2/224.10.10.10 Gi4/1 20.20.20 .20 00:23: 37 00:06: 50 00:20:30
次の例では、VLAN 20 のホスト メンバーシップ情報を表示し、明示的ホスト トラッキングを削除する方法を示します。
Switch# show ip igmp snooping membership vlan 20
Snooping Membership Summary for Vlan 20
------------------------------------------
Total number of channels:5
Total number of hosts :4
Source/Group Interface Reporter Uptime Last-Join/
Last-Leave
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
40.0.0.1/224.1.1.1 Fa7/37 0002.4ba0.a4f6 00:00:04 00:00:04 /
-
40.0.0.2/224.1.1.1 Fa7/37 0002.fd80.f770 00:00:17 00:00:17 /
-
40.0.0.3/224.1.1.1 Fa7/36 20.20.20.20 00:00:04 00:00:04 /
-
40.0.0.4/224.1.1.1 Fa7/35 20.20.20.210 00:00:17 00:00:17 /
-
40.0.0.5/224.1.1.1 Fa7/37 0002.fd80.f770 00:00:17 00:00:17 /
-
Switch# clear ip igmp snooping membership vlan 20
Switch#
関連コマンド
|
|
clear ip igmp snooping membership |
明示的ホスト トラッキング データベースをクリアします。 |
ip igmp snooping vlan explicit-tracking |
VLAN 単位の明示的ホスト トラッキングをイネーブルにします。 |
show ip igmp snooping |
ダイナミックに学習され、手動で設定された VLAN スイッチ インターフェイスに関する情報を表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter
ダイナミックに学習され、手動で設定されたマルチキャスト スイッチ インターフェイスに関する情報を表示するには、 show ip igmp snooping mrouter コマンドを使用します。
show ip igmp snooping mrouter [{ vlan vlan-id }]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。有効値の範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(19)EW |
拡張 VLAN アドレスのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show mac-address-table multicast コマンドを使用して、IGMP スヌーピングがイネーブルである VLAN について MAC アドレス テーブルのエントリを表示することもできます。
show ip igmp interface vlan vlan-num コマンド を入力して、VLAN インターフェイスの IGMP スヌーピング情報を表示できます。
例
次の例では、特定の VLAN のスヌーピング情報を表示する方法を示します。
Switch#
show ip igmp snooping mrouter vlan 1
-----+----------------------------------------
1 Gi1/1,Gi2/1,Fa3/48,Switch
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping vlan mrouter |
レイヤ 2 インターフェイスを VLAN のマルチキャスト ルータ インターフェイスとしてスタティックに設定します。 |
show ip igmp interface |
IGMP インターフェイスのステータス情報およびコンフィギュレーション情報を表示します。 |
show mac-address-table multicast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show ip igmp snooping vlan
ダイナミックに学習され、手動で設定された VLAN スイッチ インターフェイスに関する情報を表示するには、 show ip igmp snooping vlan コマンドを使用します。
show ip igmp snooping vlan vlan_num
構文の説明
vlan_num |
VLAN の番号です。有効値の範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.1(12c)EW |
拡張アドレッシングのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show mac-address-table multicast コマンドを使用して、IGMP スヌーピングがイネーブルである VLAN について MAC アドレス テーブルのエントリを表示することもできます。
例
次の例では、特定の VLAN のスヌーピング情報を表示する方法を示します。
Switch#
show ip igmp snooping vlan 2
IGMP snooping is globally enabled
IGMP snooping TCN solicit query is globally enabled
IGMP snooping global TCN flood query count is 2
IGMP snooping is enabled on this Vlan
IGMP snooping immediate-leave is disabled on this Vlan
IGMP snooping mrouter learn mode is pim-dvmrp on this Vlan
IGMP snooping is running in IGMP_ONLY mode on this Vlan
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan immediate-leave |
IGMP 即時脱退処理をイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan mrouter |
レイヤ 2 インターフェイスを VLAN のマルチキャスト ルータ インターフェイスとしてスタティックに設定します。 |
ip igmp snooping vlan static |
レイヤ 2 インターフェイスをグループのメンバーとして設定します。 |
show ip igmp interface |
IGMP インターフェイスのステータス情報およびコンフィギュレーション情報を表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter |
ダイナミックに学習され、手動で設定されたマルチキャスト スイッチ インターフェイスに関する情報を表示します。 |
show mac-address-table multicast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show ip interface
IP に対して設定されたインターフェイスのユーザビリティ ステータスを表示するには、 show ip interface コマンドを使用します。
show ip interface [ type number ]
構文の説明
type |
(任意)インターフェイス タイプです。 |
number |
(任意)インターフェイス番号です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
EXEC
コマンド履歴
|
|
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスを含めるように拡張されました。 |
使用上のガイドライン
インターフェイスが使用可能な場合、Cisco IOS ソフトウェアは、直接接続されているルートをルーティング テーブルに自動的に入力します。使用可能なインターフェイスによって、ソフトウェアはパケットを送受信できます。ソフトウェアは、インターフェイスが使用不可であると判断すると、直接接続されているルーティング エントリをルーティング テーブルから削除します。エントリを削除することにより、ソフトウェアはダイナミック ルーティング プロトコルを使用してネットワークへのバックアップ ルートを決定できます(存在する場合)。
インターフェイスで双方向通信が提供される場合、回線プロトコルは「up」とマークされます。インターフェイス ハードウェアが使用可能な場合、インターフェイスは「up」とマークされます。
任意のインターフェイス タイプを指定した場合、その特定のインターフェイスだけの情報が表示されます。
任意の引数を指定しない場合、すべてのインターフェイスの情報が表示されます。
PPP または Serial Line Internet Protocol(SLIP; シリアル ライン インターネット プロトコル)によって非同期インターフェイスがカプセル化されると、IP ファスト スイッチングがイネーブルになります。PPP または SLIP によってカプセル化された非同期インターフェイス上での show ip interface コマンドでは、IP ファスト スイッチングがイネーブルであることを示すメッセージが表示されます。
例
次の例では、特定の VLAN のユーザビリティ ステータスを表示する方法を示します。
Switch# show ip interface vlan 1
Vlan1 is up, line protocol is up
Internet address is 10.6.58.4/24
Broadcast address is 255.255.255.255
Address determined by non-volatile memory
Helper address is not set
Directed broadcast forwarding is disabled
Outgoing access list is not set
Inbound access list is not set
Local Proxy ARP is disabled
Security level is default
ICMP redirects are always sent
ICMP unreachables are always sent
ICMP mask replies are never sent
IP fast switching is enabled
IP fast switching on the same interface is disabled
IP Flow switching is disabled
IP CEF switching is enabled
IP Fast switching turbo vector
IP Normal CEF switching turbo vector
IP multicast fast switching is enabled
IP multicast distributed fast switching is disabled
IP route-cache flags are Fast, CEF
Router Discovery is disabled
IP output packet accounting is disabled
IP access violation accounting is disabled
TCP/IP header compression is disabled
RTP/IP header compression is disabled
Probe proxy name replies are disabled
Policy routing is disabled
Network address translation is disabled
WCCP Redirect outbound is disabled
WCCP Redirect inbound is disabled
WCCP Redirect exclude is disabled
BGP Policy Mapping is disabled
Sampled Netflow is disabled
IP multicast multilayer switching is disabled
Netflow Data Export (hardware) is enabled
表 2-22 に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
表 2-22 show ip interface のフィールドの説明
|
|
Ethernet0 is up |
インターフェイス ハードウェアが使用可能な場合、インターフェイスは「up」とマークされます。インターフェイスが使用可能となるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態である必要があります。 |
line protocol is up |
インターフェイスで双方向通信が提供される場合、回線プロトコルは「up」とマークされます。インターフェイスが使用可能となるには、インターフェイス ハードウェアと回線プロトコルの両方がアップ状態である必要があります。 |
Internet address and subnet mask |
インターフェイスの IP アドレスとサブネット マスク。 |
Broadcast address |
ブロードキャスト アドレス。 |
Address determined by... |
インターフェイスの IP アドレスがどのように決定されたかのステータス。 |
MTU |
インターフェイスで設定されている MTU 値。 |
Helper address |
ヘルパー アドレス(設定されている場合)。 |
Secondary address |
セカンダリ アドレス(設定されている場合)。 |
Directed broadcast forwarding |
指定ブロードキャスト転送のステータス。 |
Multicast groups joined |
このインターフェイスが属するマルチキャスト グループ。 |
Outgoing access list |
インターフェイスに発信アクセス リストが設定されているかどうかのステータス。 |
Inbound access list |
インターフェイスに着信アクセス リストが設定されているかどうかのステータス。 |
Proxy ARP |
プロキシ Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)がインターフェイスに対してイネーブルであるかどうかのステータス。 |
Security level |
このインターフェイスに対して設定されている IP Security Option(IPSO)セキュリティ レベル。 |
Split horizon |
スプリット ホライズンのステータス。 |
ICMP redirects |
このインターフェイス上のリダイレクト メッセージのステータス。 |
ICMP unreachables |
このインターフェイス上の到達不能メッセージのステータス。 |
ICMP mask replies |
このインターフェイス上のマスク応答のステータス。 |
IP fast switching |
このインターフェイスに対してファスト スイッチングがイネーブルであるかどうかのステータス。ファスト スイッチングは通常、このようなシリアル インターフェイス上ではイネーブルです。 |
IP SSE switching |
IP Silicon Switching Engine(SSE; シリコン スイッチング エンジン)のステータス。 |
Router Discovery |
このインターフェイスの検出プロセスのステータス。シリアル インターフェイス上では通常はディセーブルです。 |
IP output packet accounting |
このインターフェイスの IP アカウンティングのステータスおよびしきい値(エントリの最大数)。 |
TCP/IP header compression |
圧縮のステータス。 |
Probe proxy name |
HP プローブ プロキシ名応答が生成されるかどうかのステータス。 |
WCCP Redirect outbound is enabled |
インターフェイスで受信されたパケットがキャッシュ エンジンにリダイレクトされるかどうかのステータス。 |
WCCP Redirect exclude is disabled |
インターフェイスへ向かうパケットがキャッシュ エンジンへのリダイレクトから除外されるかどうかのステータス。 |
Netflow Data Export (hardware) is enabled |
インターフェイスの NDE ハードウェア フロー ステータス。 |
show ip mfib
アクティブな Multicast Forwarding Information Base(MFIB; マルチキャスト転送情報ベース)ルートをすべて表示するには、 show ip mfib コマンドを使用します。
show ip mfib [ all | counters | log [ n ]]
構文の説明
all |
(任意)MFIB 内のすべてのルートを指定します。ファスト スイッチングを高速化するために使用されるが、上位レイヤ ルーティング プロトコル テーブル内にあるとはかぎらないルートが含まれます。 |
counters |
(任意)MFIB 関連イベントのカウントを指定します。0 以外のカウンタだけが表示されます。 |
log |
(任意)MFIB 関連イベントの最新の番号のログを指定します。最新のイベントが最初に表示されます。 |
n |
(任意)イベントの番号です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(40)SG |
コマンドのサポートが Supervisor Engine 6-E および Catalyst 4900M シャーシに追加されました。 |
使用上のガイドライン
Supervisor Engine 6-E および Catalyst 4900M シャーシでは、 show ip mfib コマンドの出力にハードウェア カウンタは表示されません。
MFIB テーブルには、一連の IP マルチキャスト ルートが含まれています。MFIB テーブル内の各ルートには、ルートに関連する複数のフラグが含まれています。
ルート フラグは、ルートと一致したパケットがどのように転送されるかを示します。たとえば、MFIB ルートの IC フラグは、スイッチ上のプロセスがパケットのコピーを受信する必要があることを示します。次のフラグが MFIB ルートに関連付けられています。
• Internal Copy(IC)フラグ:スイッチ上のプロセスが、指定されたルートと一致するすべてのパケットのコピーを受信する必要がある場合に、ルートに設定します。
• Signaling(S)フラグ:ルートと一致するパケットが受信されたという通知をスイッチ プロセスが必要とする場合に、ルートに設定します。シグナリング インターフェイスでのパケットの受信に応答して、プロトコル コードによって MFIB ステートが更新されるという動作が考えられます。
• Connected(C)フラグ:C フラグをルートに設定すると、S フラグと同じ意味を持ちますが、C フラグは直接接続されたホストからルートに送信されたパケットだけがプロトコル プロセスに通知される必要があることを示す点が異なります。
ルートには、1 つまたは複数のインターフェイスに関連付けられた一連のフラグを設定することもできます。(S,G)ルートの場合、インターフェイス 1 のフラグは、入力パケットがどのように処理されるか、およびルートと一致するパケットがインターフェイス 1 に転送されるかどうかを示します。次のインターフェイスごとのフラグが MFIB ルートに関連付けられています。
• Accepting(A):インターフェイスに着信し、Accepting(A)としてマークされたパケットが、すべての Forwarding(F)インターフェイスに転送される場合に、RPF インターフェイスに設定します。
• Forwarding(F):上記のように A フラグとともに使用されます。一連の転送インターフェイスによって、マルチキャスト olist(出力インターフェイス リスト)が形成されます。
• Signaling(S):インターフェイスでの入力パケットについて Cisco IOS のマルチキャスト ルーティング プロトコル プロセスに通知する必要がある場合に、そのインターフェイスに設定します。
• Not Platform(NP)fast-switched:F フラグとともに使用します。出力インターフェイスをプラットフォーム ハードウェアによってファスト スイッチングできず、ソフトウェア転送が必要な場合に、転送インターフェイスは Not Platform fast-switched としてもマークされます。
たとえば、Supervisor Engine III を搭載した Catalyst 4506 スイッチは、トンネル インターフェイスをハードウェアでスイッチングできないため、これらのインターフェイスは NP フラグでマークされます。NP インターフェイスがルートに関連付けられている場合、Accepting インターフェイスに着信したすべての入力パケットのコピーは、ソフトウェア レプリケーションのためにスイッチ ソフトウェアの転送パスに送信されてから、NP インターフェイスに転送されます。
例
次の例では、アクティブなすべての MFIB ルートを表示する方法を示します。
IP Multicast Forwarding Information Base
Entry Flags: C - Directly Connected, S - Signal,
Interface Flags: A - Accept, F - Forward, NS - Signal,
NP - Not platform switched
Packets: Fast/Partial/Slow Bytes: Fast/Partial/Slow:
(171.69.10.13, 224.0.1.40), flags (IC)
Packets: 2292/2292/0, Bytes: 518803/0/518803
(*, 224.0.1.60), flags ()
Packets: 2292/0/0, Bytes: 518803/0/0
(*, 224.0.1.75), flags ()
(10.34.2.92, 239.192.128.80), flags ()
Packets: 24579/100/0, 2113788/15000/0 bytes
(*, 239.193.100.70), flags ()
Packets: 1/0/0, 1500/0/0 bytes
関連コマンド
|
|
clear ip mfib counters |
グローバル MFIB カウンタおよびアクティブなすべての MFIB ルートのカウンタをクリアします。 |
show ip mfib fastdrop
現在アクティブな高速ドロップ エントリをすべて表示し、高速ドロップがイネーブルかどうかを表示するには、 show ip mfib fastdrop コマンドを使用します。
show ip mfib fastdrop
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、現在アクティブな高速ドロップ エントリをすべて表示し、高速ドロップがイネーブルかどうかを表示する方法を示します。
Switch# show ip mfib fasttdrop
MFIB fastdrop is enabled.
(10.0.0.1, 224.1.2.3, Vlan9 ) 00:01:32
(10.1.0.2, 224.1.2.3, Vlan9 ) 00:02:30
(1.2.3.4, 225.6.7.8, Vlan3) 00:01:50
関連コマンド
|
|
clear ip mfib fastdrop |
MFIB 高速ドロップ エントリをすべてクリアします。 |
show ip mroute
IP マルチキャスト ルーティング テーブル情報を表示するには、 show ip mroute コマンドを使用します。
show ip mroute [ interface_type slot / port | host_name | host_address [ source ] | active [ kbps | interface_type num ] | count | pruned | static | summary ]
構文の説明
interface_type slot/port |
(任意)インターフェイス タイプおよびスロットとポートの番号です。 interface type の有効な値は、 fastethernet 、 gigabitethernet 、 tengigabitethernet 、 null 、 および vlan です。 |
host_name |
(任意)DNS ホスト テーブルで定義されている名前または IP アドレスです。 |
host_address source |
(任意)マルチキャスト送信元の IP アドレスまたは名前です。 |
active |
(任意)アクティブな送信元がマルチキャスト グループへ送信しているレートを表示します。 |
kbps interface_type num |
(任意)アクティブな送信元がマルチキャスト グループへ送信している最小レートです。このレート以上で送信しているアクティブな送信元が表示されます。有効値の範囲は 1 ~ 4294967295 kbps です。 |
count |
(任意)ルートおよびパケット数の情報を表示します。 |
pruned |
(任意)プルーニングされたルートを表示します。 |
static |
(任意)スタティック マルチキャスト ルートを表示します。 |
summary |
(任意)IP マルチキャスト ルーティング テーブル内の各エントリの概要を 1 行で表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(8a)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(25)EW |
10 ギガビット イーサネット インターフェイスのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
任意の引数およびキーワードをすべて省略した場合、 show ip mroute コマンドでは IP マルチキャスト ルーティング テーブル内のすべてのエントリが表示されます。
show ip mroute active kbps コマンドでは、 kbps 以上のレートで送信しているすべての送信元が表示されます 。
マルチキャスト ルーティング テーブルには、送信元、スターのグループ(S,G)エントリ、グループ(*,G)エントリを作成することで入力されます。スターはすべての送信元アドレス、「S」は単一の送信元アドレス、「G」は宛先マルチキャスト グループ アドレスを意味します。(S,G)エントリの作成では、(Reverse Path Forwarding(RPF; リバース パス転送)によって)ユニキャスト ルーティング テーブル内で見つかったその宛先グループへの最適パスが使用されます。
例
次の例では、IP マルチキャスト ルーティング テーブル内のすべてのエントリを表示する方法を示します。
IP Multicast Routing Table
Flags:D - Dense, S - Sparse, s - SSM Group, C - Connected, L - Local,
P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag, T - SPT-bit set,
J - Join SPT, M - MSDP created entry, X - Proxy Join Timer Running
A - Advertised via MSDP, U - URD, I - Received Source Specific Host
Outgoing interface flags:H - Hardware switched
Interface state:Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode
(*, 230.13.13.1), 00:16:41/00:00:00, RP 10.15.1.20, flags:SJC
Incoming interface:GigabitEthernet4/8, RPF nbr 10.15.1.20
GigabitEthernet4/9, Forward/Sparse-Dense, 00:16:41/00:00:00, H
(*, 230.13.13.2), 00:16:41/00:00:00, RP 10.15.1.20, flags:SJC
Incoming interface:GigabitEthernet4/8, RPF nbr 10.15.1.20, RPF-MFD
GigabitEthernet4/9, Forward/Sparse-Dense, 00:16:41/00:00:00, H
(10.20.1.15, 230.13.13.1), 00:14:31/00:01:40, flags:CJT
Incoming interface:GigabitEthernet4/8, RPF nbr 10.15.1.20, RPF-MFD
GigabitEthernet4/9, Forward/Sparse-Dense, 00:14:31/00:00:00, H
(132.206.72.28, 224.2.136.89), 00:14:31/00:01:40, flags:CJT
Incoming interface:GigabitEthernet4/8, RPF nbr 10.15.1.20, RPF-MFD
Outgoing interface list:Null
次の例では、アクティブな送信元がマルチキャスト グループへ送信しているレートを表示し、デフォルトを超えるレートで送信しているアクティブな送信元だけを表示する方法を示します。
Switch# show ip mroute active
Active IP Multicast Sources - sending > = 4 kbps
Group: 224.2.127.254, (sdr.cisco.com)
Source: 146.137.28.69 (mbone.ipd.anl.gov)
Rate: 1 pps/4 kbps(1sec), 4 kbps(last 1 secs), 4 kbps(life avg)
Group: 224.2.201.241, ACM 97
Source: 130.129.52.160 (webcast3-e1.acm97.interop.net)
Rate: 9 pps/93 kbps(1sec), 145 kbps(last 20 secs), 85 kbps(life avg)
Group: 224.2.207.215, ACM 97
Source: 130.129.52.160 (webcast3-e1.acm97.interop.net)
Rate: 3 pps/31 kbps(1sec), 63 kbps(last 19 secs), 65 kbps(life avg)
次の例では、ルートおよびパケット数の情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip mroute count
56 routes using 28552 bytes of memory
13 groups, 3.30 average sources per group
Forwarding Counts:Pkt Count/Pkts per second/Avg Pkt Size/Kilobits per second
Other counts:Total/RPF failed/Other drops(OIF-null, rate-limit etc)
Group:224.2.136.89, Source count:1, Group pkt count:29051
Source:132.206.72.28/32, Forwarding:29051/-278/1186/0, Other:85724/8/56665
次の例では、サマリー情報を表示する方法を示します。
Switch# show ip mroute summary
IP Multicast Routing Table
Flags: D - Dense, S - Sparse, s - SSM Group, C - Connected, L - Local,
P - Pruned, R - RP-bit set, F - Register flag, T - SPT-bit set,
J - Join SPT, M - MSDP created entry, X - Proxy Join Timer Running
A - Advertised via MSDP, U - URD, I - Received Source Specific Host
Outgoing interface flags: H - Hardware switched
Interface state: Interface, Next-Hop or VCD, State/Mode
表 2-23 に、この出力で表示されるフィールドの説明を示します。
表 2-23 show ip mroute のフィールドの説明
|
|
Flags: |
エントリに関する情報です。 |
D - Dense |
エントリはデンス モードで動作しています。 |
S - Sparse |
エントリはスパース モードで動作しています。 |
s - SSM Group |
エントリは SSM グループのメンバーです。 |
C - Connected |
マルチキャスト グループのメンバーは、直接接続されたインターフェイス上に存在します。 |
L - Local |
スイッチはマルチキャスト グループのメンバーです。 |
P - Pruned |
ルートがプルーニングされています。この情報は、ダウンストリーム メンバーが送信元に参加する場合に保持されます。 |
R - Rp-bit set |
(S,G)エントリのステータスであり、RP を指している(S,G)エントリです。R - Rp-bit set は、通常、特定の送信元に関する共有ツリーに沿ったプルーニング ステートです。 |
F - Register flag |
ソフトウェアのステータスであり、ソフトウェアがマルチキャスト送信元について登録されているかどうかを示します。 |
T - SPT-bit set |
パケットのステータスであり、パケットが最短パス送信元ツリーで受信されているかどうかを示します。 |
J - Join SPT |
(*, G)エントリの場合、共有ツリーの下方向に流れるトラフィックのレートが、グループに対して設定された SPT-Threshold を超えていることを示します(デフォルトの SPT-Threshold 設定は 0 kbps です)。J - Join SPT フラグが設定されている場合に、共有ツリーの下流で次の(S,G)パケットが受信されると、送信元の方向に(S,G)join がトリガーされ、これによりスイッチは送信元ツリーに参加します。 (S, G)エントリの場合、グループの SPT-Threshold を超えたためにエントリが作成されたことを示します。(S,G)エントリに J - Join SPT フラグが設定されている場合、スイッチは送信元ツリー上のトラフィック レートをモニタします。送信元ツリー上のトラフィック レートがグループの SPT-Threshold を 1 分を超えて下回った場合、スイッチはこの送信元の共有ツリーに再び切り替えようとします。 スイッチは共有ツリー上のトラフィック レートを測定し、測定したレートとグループの SPT-Threshold を 1 秒ごとに比較します。トラフィック レートが SPT-Threshold を超えた場合は、トラフィック レートの次の測定まで、(*, G)エントリに J- Join SPT フラグが設定されます。次のパケットが共有ツリーに着信し、新しい測定間隔が開始されると、フラグはクリアされます。 グループにデフォルトの SPT-Threshold 値(0 Kbps)が使用されている場合、(*, G)エントリには常に J- Join SPT フラグが設定され、クリアされません。デフォルトの SPT-Threshold 値が使用されている場合に、新しい送信元からのトラフィックが受信されると、スイッチはただちに最短パス ツリーに切り替えます。 |
Outgoing interface flag: |
発信エントリに関する情報です。 |
H - Hardware switched |
エントリはハードウェアによりスイッチングされます。 |
Timer: |
アップタイム/期限切れ。 |
Interface state: |
インターフェイス、ネクストホップまたは VCD、ステート/モード。 |
(*, 224.0.255.1) (198.92.37.100/32, 224.0.255.1) |
IP マルチキャスト ルーティング テーブルのエントリです。このエントリは、送信元スイッチの IP アドレスと、それに続くマルチキャスト グループの IP アドレスで構成されます。送信元スイッチの代わりにアスタリスク(*)がある場合は、すべての送信元を意味します。 最初の形式のエントリは、(*,G)または「スター カンマ G」エントリと呼ばれます。2 番目の形式のエントリは、(S,G)または「S カンマ G」エントリと呼ばれます。(*,G)エントリは、(S,G)エントリを作成するために使用されます。 |
uptime |
IP マルチキャスト ルーティング テーブル内にエントリが存在する時間(時間、分、秒)です。 |
expires |
発信インターフェイスの IP マルチキャスト ルーティング テーブルからエントリが削除されるまでの時間(時間、分、秒)です。 |
RP |
RP スイッチのアドレスです。スパース モードで動作するスイッチおよびアクセス サーバの場合、このアドレスは常に 0.0.0.0 です。 |
flags: |
エントリに関する情報です。 |
Incoming interface |
送信元からのマルチキャスト パケット用のインターフェイスです。このインターフェイスで受信されなかった場合、パケットは廃棄されます。 |
RPF neighbor |
送信元に対するアップストリーム スイッチの IP アドレスです。「Tunneling」は、このスイッチが RP へのデータを Register パケットにカプセル化して送信していることを示します。カッコ内の 16 進数は、登録先の RP を示します。1 つのグループに複数の RP が使用されている場合、各ビットは異なる RP を示します。 |
DVMRP または Mroute |
RPF 情報が、DVMRP ルーティング テーブルまたはスタティック mroute コンフィギュレーションのいずれから取得されるかを示すステータスです。 |
Outgoing interface list |
パケットが転送される際に通過したインターフェイスです。インターフェイスで ip pim nbma - mode コマンドがイネーブルの場合、PIM ネイバーの IP アドレスも表示されます。 |
Ethernet0 |
発信インターフェイスの名前および番号です。 |
Next hop または VCD |
Next hop は、ダウンストリーム ネイバーの IP アドレスを指定します。VCD は、仮想回線記述子番号を指定します。VCD0 は、グループがスタティックマップ仮想回線を使用していることを意味します。 |
Forward/Dense |
パケットのステータスであり、アクセス リストまたは TTL しきい値による制限がない場合に、パケットがインターフェイス上で転送されるかどうかを示します。スラッシュ(/)の後ろは、インターフェイスの動作モード(dense または sparse)です。 |
Forward/Sparse |
スパース モード インターフェイスが転送モードです。 |
time/time (uptime/expiration time) |
インターフェイスごとの、IP マルチキャスト ルーティング テーブル内にエントリが存在する時間(時間、分、秒)です。スラッシュ(/)の後ろは、IP マルチキャスト ルーティング テーブルからエントリが削除されるまでの時間(時間、分、秒)です。 |
関連コマンド
|
|
ip multicast-routing (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
IP マルチキャスト ルーティングをイネーブルにします。 |
ip pim (Cisco IOS のマニュアルを参照) |
インターフェイスで Protocol Independent Multicast(PIM)をイネーブルにします。 |
show ip source binding
システムで設定されている IP ソース バインディングを表示するには、 show ip source binding EXEC コマンドを使用します。
show ip source binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ dhcp-snooping | static ] [ vlan vlan-id ] [ interface interface-name ]
構文の説明
ip-address |
(任意)バインディング IP アドレスです。 |
mac-address |
(任意)バインディング MAC アドレスです。 |
dhcp-snooping |
(任意)DHCP スヌーピング タイプ バインディングです。 |
static |
(任意)スタティックに設定されたバインディングです。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN の番号です。 |
interface interface-name |
(任意)バインディング インターフェイスです。 |
デフォルト
スタティック バインディングと DHCP スヌーピング バインディングの両方を表示します。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
任意のパラメータによって、出力結果がフィルタリングされます。
例
次の例では、IP ソース バインディングを表示する方法を示します。
Switch# show ip source binding
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:00:00:0A:00:0B 11.0.0.1 infinite static 10 FastEthernet6/10
次の例では、IP アドレス 11.0.01 のスタティック IP バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch# show ip source binding 11.0.0.1 0000.000A.000B static vlan 10 interface Fa6/10
show ip source binding 11.0.0.1 0000.000A.000B static vlan 10 interface Fa6/10
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:00:00:0A:00:0B 11.0.0.1 infinite static 10 FastEthernet6/10 Switch#
関連コマンド
|
|
ip source binding |
スタティック IP ソース バインディング エントリを追加または削除します。 |
show ip verify source
特定のインターフェイスの IP ソース ガード設定およびフィルタを表示するには、 show ip verify source コマンドを使用します。
show ip verify source [ interface interface_num ]
構文の説明
interface interface_num |
(任意)インターフェイスを指定します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(19)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、show ip verify source interface コマンドを使用して、特定のインターフェイスの IP ソース ガード設定およびフィルタを表示する方法を示します。
• 次の出力は、VLAN 10 ~ 20 で DHCP スヌーピングがイネーブルであり、インターフェイス fa6/1 で IP ソース フィルタ モードが IP として設定されており、VLAN 10 に既存の IP アドレス バインディング 10.0.0.1 がある場合に表示されます。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/1 ip active 10.0.0.1 10
fa6/1 ip active deny-all 11-20
(注) 2 番目のエントリは、有効な IP ソース バインディングを持たないスヌーピング対応 VLAN のポートに、デフォルトの PVACL(すべての IP トラフィックを拒否)が設定されていることを示しています。
• 次の出力は、show ip verify source interface fa6/2 コマンドを入力したときに、VLAN 10 ~ 20 で DHCP スヌーピングがイネーブルであり、インターフェイス fa6/1 で IP ソース フィルタ モードが IP として設定されており、VLAN 10 に既存の IP アドレス バインディング 10.0.0.1 がある場合に表示されます。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/2 ip inactive-trust-port
• 次の出力は、show ip verify source interface fa6/3 コマンドを入力したときに、DHCP スヌーピングがイネーブルである VLAN がインターフェイス fa6/3 にない場合に表示されます。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/3 ip inactive-no-snooping-vlan
• 次の出力は、show ip verify source interface fa6/4 コマンドを入力したときに、インターフェイス fa6/4 で IP ソース フィルタ モードが IP MAC として設定されており、既存の IP MAC が VLAN 10 で 10.0.0.2/aaaa.bbbb.cccc をバインドし、VLAN 11 で 11.0.0.1/aaaa.bbbb.cccd をバインドする場合に表示されます。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/4 ip-mac active 10.0.0.2 aaaa.bbbb.cccc 10
fa6/4 ip-mac active 11.0.0.1 aaaa.bbbb.cccd 11
fa6/4 ip-mac active deny-all deny-all 12-20
• 次の出力は、show ip verify source interface fa6/5 コマンドを入力したときに、インターフェイス fa6/5 で IP ソース フィルタ モードが IP MAC として設定されており、既存の IP MAC が VLAN 10 で 10.0.0.3/aaaa.bbbb.ccce をバインドするが、fa6/5 でポート セキュリティがイネーブルではない場合に表示されます。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/5 ip-mac active 10.0.0.3 permit-all 10
fa6/5 ip-mac active deny-all permit-all 11-20
(注) DHCP セキュリティ MAC フィルタはポートまたは VLAN には適用できないため、最初にポート セキュリティをイネーブルにします。
• 次の出力は、show ip verify source interface fa6/6 コマンドを入力し、インターフェイス fa6/6 で IP ソース フィルタ モードが設定されていない場合に表示されます。
DHCP security is not configured on the interface fa6/6.
次の例では、show ip verify source コマンドを使用して、DHCP スヌーピング セキュリティと IP ポート セキュリティ トラッキングがイネーブルであるスイッチ上のすべてのインターフェイスを表示する方法を示します。
この出力は、インターフェイスごとの show CLI をまとめたものです。
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
fa6/1 ip active 10.0.0.1 10
fa6/1 ip active deny-all 11-20
fa6/2 ip inactive-trust-port
Fa6/3 ip trk active 40.1.1.24 10
Fa6/3 ip trk active 40.1.1.20 10
Fa6/3 ip trk active 40.1.1.21 10
fa6/4 ip-mac active 10.0.0.2 aaaa.bbbb.cccc 10
fa6/4 ip-mac active 11.0.0.1 aaaa.bbbb.cccd 11
fa6/4 ip-mac active deny-all deny-all 12-20
fa6/5 ip-mac active 10.0.0.3 permit-all 10
fa6/5 ip-mac active deny-all permit-all 11-20
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping information option |
DHCP オプション 82 データ挿入をイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping limit rate |
インターフェイスが 1 秒あたりに受信することのできる DHCP メッセージの数を設定します。 |
ip dhcp snooping trust |
信頼できる VLAN 上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping |
IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan |
VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip source binding |
スタティック IP ソース バインディング エントリを追加または削除します。 |
ip verify source |
信頼できないレイヤ 2 インターフェイス上で IP ソース ガードをイネーブルにします。 |
show ip source binding |
DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示します。 |
show ipc
IPC 情報を表示するには、 show ipc コマンドを使用します。
show ipc { nodes | ports | queue | status }
構文の説明
nodes |
参加ノードを表示します。 |
ports |
ローカル IPC ポートを表示します。 |
queue |
IPC 再送信キューの内容を表示します。 |
status |
ローカル IPC サーバのステータスを表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.1(12c)EW |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、参加ノードを表示する方法を示します。
There are 3 nodes in this IPC realm.
10000 Local IPC Master 0 0
2010000 Local GALIOS IPC:Card 1 0 0
2020000 Ethernet GALIOS IPC:Card 2 12 26
次の例では、ローカル IPC ポートを表示する方法を示します。
There are 11 ports defined.
Port ID Type Name (current/peak/total)
10000.1 unicast IPC Master:Zone
10000.2 unicast IPC Master:Echo
10000.3 unicast IPC Master:Control
10000.4 unicast Remote TTY Server Port
10000.5 unicast GALIOS RF :Active
index = 0 seat_id = 0x2020000 last sent = 0 heard = 1635 0/1/1635
10000.6 unicast GALIOS RED:Active
index = 0 seat_id = 0x2020000 last sent = 0 heard = 2 0/1/2
2020000.3 unicast GALIOS IPC:Card 2:Control
2020000.4 unicast GALIOS RFS :Standby
2020000.5 unicast Slave: Remote TTY Client Port
2020000.6 unicast GALIOS RF :Standby
2020000.7 unicast GALIOS RED:Standby
RPC packets: current/peak/total
次の例では、IPC 再送信キューの内容を表示する方法を示します。
There are 0 IPC messages waiting for acknowledgement in the transmit queue.
There are 0 IPC messages waiting for a response.
There are 0 IPC messages waiting for additional fragments.
There are 0 IPC messages currently on the IPC inboundQ.
There are 0 messages currently in use by the system.
次の例では、ローカル IPC サーバのステータスを表示する方法を示します。
This processor is the IPC master server.
6000 IPC message headers in cache
3363 messages in, 1680 out, 1660 delivered to local port,
1686 acknowledgements received, 1675 sent,
0 NACKS received, 0 sent,
0 messages dropped on input, 0 messages dropped on output
0 no local port, 0 destination unknown, 0 no transport
0 missing callback or queue, 0 duplicate ACKs, 0 retries,
0 ipc_output failures, 0 mtu failures,
0 msg alloc failed, 0 emer msg alloc failed, 0 no origs for RPC replies
0 pak alloc failed, 0 memd alloc failed
0 no hwq, 1 failed opens, 0 hardware errors
No regular dropping of IPC output packets for test purposes
show ipv6 mld snooping
スイッチまたは VLAN の IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピング設定を表示するには、 show ipv6 mld snooping コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping [ vlan vlan-id ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(40)SG |
このコマンドが、Catalyst 4500 に追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピングの設定を表示するのにこのコマンドを使用します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping vlan コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のスヌーピング特性を表示します。
Switch> show ipv6 mld snooping vlan 100
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
次の例では、 show ipv6 mld snooping コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上の VLAN すべてのスヌーピング特性を表示します。
Switch
>
show ipv6 mld snooping
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピングをグローバルに、または指定した VLAN でイネーブルにします。 |
show ipv6 mld snooping mrouter
スイッチまたは VLAN に対してダイナミックに学習され、手動で設定された IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スイッチ ポートを表示するには、 show ipv6 mld snooping mrouter コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping mrouter [ vlan vlan-id ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(40)SG |
このコマンドが、Catalyst 4500 に追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピング スイッチ ポートを表示します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上で MLD スヌーピングに参加しているすべての VLAN のスヌーピング特性が表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter vlan コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のマルチキャスト スイッチ ポートが表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter vlan 100
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピングをグローバルに、または指定した VLAN でイネーブルにします。 |
ipv6 mld snooping vlan |
VLAN インターフェイスで IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピング パラメータを設定します。 |
show ipv6 mld snooping querier
スイッチまたは VLAN によって受信された最新の IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピング クエリア関連情報を表示するには、 show ipv6 mld snooping querier コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping querier [ vlan vlan-id ]
構文の説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(40)SG |
このコマンドが、Catalyst 4500 に追加されました。 |
使用上のガイドライン
MLD クエリー メッセージを送信する検出された装置( クエリア とも呼ばれる)の MLD バージョンおよび IPv6 アドレスを表示するには、 show ipv6 mld snooping querier コマンドを使用します。サブネットは複数のマルチキャスト スイッチを持つことができますが、MLD クエリアは 1 つだけです。クエリアには、レイヤ 3 スイッチを指定できます。
show ipv6 mld snooping querier コマンド出力は、クエリアが検出された VLAN およびインターフェイスも表示します。クエリアがスイッチの場合は、コマンド出力の Port フィールドに Router と表示されます。クエリアがルータの場合は、出力の Port フィールドに、クエリアを学習したポートの番号が表示されます。
show ipv6 mld snoop querier vlan コマンドの出力では、外部または内部クエリアからのクエリー メッセージに応答して受信された情報を表示します。特定の VLAN 上のスヌーピング ロバストネス変数などのユーザ設定の VLAN 値は表示されません。このクエリア情報は、スイッチが送信する MASQ メッセージ上でのみ使用します。クエリー メッセージに応答しないメンバーを期限切れにするのに使用するユーザ設定のロバストネス変数は無効にはなりません。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier
Vlan IP Address MLD Version Port
-------------------------------------------------------------
2 FE80::201:C9FF:FE40:6000 v1 Gi3/0/1
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier vlan コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier vlan 2
IP address : FE80::201:C9FF:FE40:6000
Max response time : 1000s
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
IP version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD; マルチキャスト リスナー検出)スヌーピングをグローバルに、または指定した VLAN でイネーブルにします。 |
ipv6 mld snooping last-listener-query-count |
クライアントを期限切れにする前に送信される IP version 6(IPv6)マルチキャスト リスナー検出 Mulitcast Address Specific Queries(MASQ)を設定します。 |
ipv6 mld snooping last-listener-query-interval |
スイッチまたは VLAN 上の IP version 6(IPv6)MLD スヌーピングの last-listener クエリー間隔を設定します。 |
ipv6 mld snooping robustness-variable |
応答しないリスナーを削除する前にスイッチが送信する IP version 6(IPv6)MLD クエリーの数を設定します。 |
ipv6 mld snooping tcn |
IP version 6(IPv6)MLD Topology Change Notification(TCN; トポロジ変更通知)を設定します。 |
show issu capability
クライアントの ISSU 機能を表示するには、 show issu capability コマンドを使用します。
show issu capability { entries | groups | types } [ client_id ]
構文の説明
entries |
1 つの機能エントリに含まれている機能タイプおよび依存機能タイプのリストを表示します。エントリ内のタイプは独立である場合もあります。 |
groups |
機能エントリのリストをプライオリティ順(セッションでネゴシエートされる順序)で表示します。 |
types |
特定の機能を識別する ID を表示します。 |
client_id |
(任意)ISSU インフラストラクチャに登録されているクライアントを識別します。 クライアント ID のリストを取得するには、show issu clients コマンドを使用します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
ここでの機能とは、ISSU クライアントがサポートでき、ピアとの相互運用のために必要となる機能のことです。
ISSU-aware クライアントがピアとのセッションを確立すると、ISSU ネゴシエーションが開始されます。ISSU インフラストラクチャは、登録されている情報を使用して、セッション中に使用される機能およびメッセージ バージョンをネゴシエートします。
例
次の例では、IP ホスト ISSU クライアント(clientid=2082)の ISSU 機能タイプを表示する方法を示します。
Switch#show issu capability types 2082
Client_ID = 2082, Entity_ID = 1 :
次の例では、IP ホスト ISSU クライアント(clientid=2082)の ISSU 機能エントリを表示する方法を示します。
Switch#show issu capability entries 2082
Client_ID = 2082, Entity_ID = 1 :
次の例では、IP ホスト ISSU クライアント(clientid=2082)の ISSU 機能グループを表示する方法を示します。
Switch#show issu capability groups 2082
Client_ID = 2082, Entity_ID = 1 :
関連コマンド
|
|
show issu clients |
ISSU クライアントを表示します。 |
show issu clients
ISSU クライアントを表示するには、 show issu clients コマンドを使用します。
show issu clients [ peer_uid ]
構文の説明
peer_uid |
(任意)ピア スーパーバイザ エンジンの ISSU インフラストラクチャに登録されているクライアントのリストを表示します。 |
デフォルト
コマンドが入力されたスーパーバイザ エンジンの ISSU インフラストラクチャに登録されているクライアントのリストを表示します。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
ISSU バージョニング機能を実装するには、システムの初期化時に、クライアントは最初にクライアント自体、クライアント機能、およびクライアント メッセージ情報を ISSU インフラストラクチャに登録する必要があります。
例
次の例では、ISSU クライアントを表示する方法を示します。
Switch# show issu clients
Client_ID = 2, Client_Name = ISSU Proto client, Entity_Count = 1
Client_ID = 3, Client_Name = ISSU RF, Entity_Count = 1
Client_ID = 4, Client_Name = ISSU CF client, Entity_Count = 1
Client_ID = 5, Client_Name = ISSU Network RF client, Entity_Count = 1
Client_ID = 7, Client_Name = ISSU CONFIG SYNC, Entity_Count = 1
Client_ID = 8, Client_Name = ISSU ifIndex sync, Entity_Count = 1
Client_ID = 9, Client_Name = ISSU IPC client, Entity_Count = 1
Client_ID = 10, Client_Name = ISSU IPC Server client, Entity_Count = 1
Client_ID = 11, Client_Name = ISSU Red Mode Client, Entity_Count = 1
Client_ID = 100, Client_Name = ISSU rfs client, Entity_Count = 1
Client_ID = 110, Client_Name = ISSU ifs client, Entity_Count = 1
Client_ID = 200, Client_Name = ISSU Event Manager client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2002, Client_Name = CEF Push ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2003, Client_Name = ISSU XDR client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2004, Client_Name = ISSU SNMP client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2010, Client_Name = ARP HA, Entity_Count = 1
Client_ID = 2012, Client_Name = ISSU HSRP Client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2021, Client_Name = XDR Int Priority ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2022, Client_Name = XDR Proc Priority ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2023, Client_Name = FIB HWIDB ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2024, Client_Name = FIB IDB ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2025, Client_Name = FIB HW subblock ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2026, Client_Name = FIB SW subblock ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2027, Client_Name = Adjacency ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2028, Client_Name = FIB IPV4 ISSU client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2054, Client_Name = ISSU process client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2058, Client_Name = ISIS ISSU RTR client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2059, Client_Name = ISIS ISSU UPD client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2067, Client_Name = ISSU PM Client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2068, Client_Name = ISSU PAGP_SWITCH Client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2070, Client_Name = ISSU Port Security client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2071, Client_Name = ISSU Switch VLAN client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2072, Client_Name = ISSU dot1x client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2073, Client_Name = ISSU STP, Entity_Count = 1
Client_ID = 2077, Client_Name = ISSU STP MSTP, Entity_Count = 1
Client_ID = 2078, Client_Name = ISSU STP IEEE, Entity_Count = 1
Client_ID = 2079, Client_Name = ISSU STP RSTP, Entity_Count = 1
Client_ID = 2081, Client_Name = ISSU DHCP Snooping client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2082, Client_Name = ISSU IP Host client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2083, Client_Name = ISSU Inline Power client, Entity_Count = 1
Client_ID = 2084, Client_Name = ISSU IGMP Snooping client, Entity_Count = 1
Client_ID = 4001, Client_Name = ISSU C4K Chassis client, Entity_Count = 1
Client_ID = 4002, Client_Name = ISSU C4K Port client, Entity_Count = 1
Client_ID = 4003, Client_Name = ISSU C4K Rkios client, Entity_Count = 1
Client_ID = 4004, Client_Name = ISSU C4K HostMan client, Entity_Count = 1
Client_ID = 4005, Client_Name = ISSU C4k GaliosRedundancy client, Entity_Count = 1
Client_Name = ISSU Proto client
Client_Name = ISSU CF client
Client_Name = ISSU Network RF client
Client_Name = ISSU CONFIG SYNC
Client_Name = ISSU ifIndex sync
Client_Name = ISSU IPC client
Client_Name = ISSU IPC Server client
Client_Name = ISSU Red Mode Client
Client_Name = ISSU rfs client
Client_Name = ISSU ifs client
Client_Name = ISSU Event Manager client
Client_Name = CEF Push ISSU client
Client_Name = ISSU XDR client
Client_Name = XDR Int Priority ISSU client
Client_Name = XDR Proc Priority ISSU client
Client_Name = FIB HWIDB ISSU client
Client_Name = FIB IDB ISSU client
Client_Name = FIB HW subblock ISSU client
Client_Name = FIB SW subblock ISSU client
Client_Name = Adjacency ISSU client
Client_Name = FIB IPV4 ISSU client
Client_Name = ISSU process client
Client_Name = ISSU PM Client
Client_Name = ISSU C4K Chassis client
Client_Name = ISSU C4K Port client
Client_Name = ISSU C4K Rkios client
Client_Name = ISSU C4K HostMan client
Client_Name = ISSU C4k GaliosRedundancy client
関連コマンド
|
|
show issu capability |
クライアントの ISSU 機能を表示します。 |
show issu entities |
ISSU エンティティ情報を表示します。 |
show issu comp-matrix
In Service Software Upgrade(ISSU; インサービス ソフトウェア アップグレード)互換性マトリクスに関する情報を表示するには、 show issu comp-matrix コマンドを使用します。
show issu comp-matrix { negotiated | stored | xml }
構文の説明
negotiated |
ネゴシエートされた互換性マトリクス情報を表示します。 |
stored |
保存された互換性マトリクス情報を表示します。 |
xml |
ネゴシエートされた互換性マトリクス情報を XML 形式で表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
ISSU を試みる前に、アクティブおよびスタンバイ スーパーバイザ エンジンでの、新旧の Cisco IOS ソフトウェア バージョン間の互換性レベルを確認しておく必要があります。2 つのバージョンに互換性がないと、ISSU は機能しません。
互換性マトリクスは Cisco.com で参照できます。したがって、ISSU プロセスでアップグレードを実行できるかどうかも事前に確認できます。ISSU プロセス中、およびあとから互換性マトリクスを表示するには、 show issu comp-matrix コマンドを入力します。特定のシステムにおける 2 つのソフトウェア バージョン間の互換性マトリクス データのネゴシエーションの情報を表示するには、 show issu comp-matrix negotiated コマンドを使用します。
互換性マトリクス データは、ISSU 機能をサポートする各 Cisco IOS ソフトウェア イメージとともに保存されます。保存された互換性マトリクス情報を表示するには、 show issu comp-matrix stored コマンドを使用します。
互換性マトリクス情報は、あらゆる IOS ISSU イメージに組み込まれます。ISSU インフラストラクチャは、スタンバイ スーパーバイザ エンジンとの通信が確立されるとすぐに、マトリクス ルックアップを実行します。ルックアップ操作からは、次の 3 つの結果が考えられます。
• 互換性あり:基本レベルのシステム インフラストラクチャおよびすべての任意の HA-aware サブシステムに互換性があります。これらのバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードは成功し、サービスへの影響は最小限です。
• 基本レベルの互換性あり:任意の HA-aware サブシステムの 1 つ以上に互換性がありません。これらのバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードは成功しますが、一部のサブシステムはスイッチオーバー時にステートを維持できません。インサービス アップグレードまたはダウングレードを試みる前に、スイッチの動作およびサービスへの影響について慎重に検討する必要があります。
• 互換性なし:SSO が正しく機能するには、一連のコア システム インフラストラクチャがステートフルな形式で実行可能である必要があります。これらの「必須」の機能またはサブシステムのいずれかが、2 つの異なる IOS イメージ間で互換性がない場合、2 つのバージョンの Cisco IOS イメージは「互換性なし」と見なされます。つまり、これらのバージョン間のインサービス アップグレードまたはダウングレードは不可能です。アクティブ スーパーバイザ エンジンとスタンバイ スーパーバイザ エンジンで IOS のバージョンが異なる間、システムは RPR モードで動作します。
例
次の例では、ネゴシエートされた互換性マトリクス情報を表示します。
Switch# show issu comp-matrix negotiated
CardType: WS-C4507R(112), Uid: 2, Image Ver: 12.2(31)SGA
Image Name: cat4500-ENTSERVICES-M
Cid Eid Sid pSid pUid Compatibility
=======================================================
2 1 262151 3 1 COMPATIBLE
3 1 262160 5 1 COMPATIBLE
4 1 262163 9 1 COMPATIBLE
5 1 262186 25 1 COMPATIBLE
7 1 262156 10 1 COMPATIBLE
8 1 262148 7 1 COMPATIBLE
9 1 262155 1 1 COMPATIBLE
10 1 262158 2 1 COMPATIBLE
11 1 262172 6 1 COMPATIBLE
100 1 262166 13 1 COMPATIBLE
110 113 262159 14 1 COMPATIBLE
200 1 262167 24 1 COMPATIBLE
2003 1 262185 23 1 COMPATIBLE
2004 1 262175 16 1 COMPATIBLE
2008 1 262147 26 1 COMPATIBLE
2008 1 262168 27 1 COMPATIBLE
2010 1 262171 32 1 COMPATIBLE
2012 1 262180 31 1 COMPATIBLE
2021 1 262170 41 1 COMPATIBLE
2022 1 262152 42 1 COMPATIBLE
2054 1 262169 8 1 COMPATIBLE
2058 1 262154 29 1 COMPATIBLE
2059 1 262179 30 1 COMPATIBLE
2067 1 262153 12 1 COMPATIBLE
2068 1 196638 40 1 COMPATIBLE
2070 1 262145 21 1 COMPATIBLE
2071 1 262178 11 1 COMPATIBLE
2072 1 262162 28 1 COMPATIBLE
2073 1 262177 33 1 COMPATIBLE
2077 1 262165 35 1 COMPATIBLE
2078 1 196637 34 1 COMPATIBLE
2079 1 262176 36 1 COMPATIBLE
2081 1 262150 37 1 COMPATIBLE
2082 1 262161 39 1 COMPATIBLE
2083 1 262184 20 1 COMPATIBLE
2084 1 262183 38 1 COMPATIBLE
4001 101 262181 17 1 COMPATIBLE
4002 201 262164 18 1 COMPATIBLE
4003 301 262182 19 1 COMPATIBLE
4004 401 262146 22 1 COMPATIBLE
4005 1 262149 4 1 COMPATIBLE
Cid Eid GrpId Sid pSid pUid Nego Result
=============================================================
110 113 115 262159 14 1 Y
2002 1 2 - - - N - did not negotiate
2023 1 1 - - - N - did not negotiate
2024 1 1 - - - N - did not negotiate
2025 1 1 - - - N - did not negotiate
2026 1 1 - - - N - did not negotiate
2027 1 1 - - - N - did not negotiate
2028 1 1 - - - N - did not negotiate
Cid Client Name Base/Non-Base
================================================
5 ISSU Network RF client Base
10 ISSU IPC Server client Base
11 ISSU Red Mode Client Base
200 ISSU Event Manager clientBase
2002 CEF Push ISSU client Base
2003 ISSU XDR client Base
2004 ISSU SNMP client Non-Base
2008 ISSU Tableid Client Base
2012 ISSU HSRP Client Non-Base
2021 XDR Int Priority ISSU cliBase
2022 XDR Proc Priority ISSU clBase
2023 FIB HWIDB ISSU client Base
2024 FIB IDB ISSU client Base
2025 FIB HW subblock ISSU clieBase
2026 FIB SW subblock ISSU clieBase
2027 Adjacency ISSU client Base
2028 FIB IPV4 ISSU client Base
2054 ISSU process client Base
2058 ISIS ISSU RTR client Non-Base
2059 ISIS ISSU UPD client Non-Base
2068 ISSU PAGP_SWITCH Client Non-Base
2070 ISSU Port Security clientNon-Base
2071 ISSU Switch VLAN client Non-Base
2072 ISSU dot1x client Non-Base
2077 ISSU STP MSTP Non-Base
2078 ISSU STP IEEE Non-Base
2079 ISSU STP RSTP Non-Base
2081 ISSU DHCP Snooping clientNon-Base
2082 ISSU IP Host client Non-Base
2083 ISSU Inline Power client Non-Base
2084 ISSU IGMP Snooping clientNon-Base
4001 ISSU C4K Chassis client Base
4002 ISSU C4K Port client Base
4003 ISSU C4K Rkios client Base
4004 ISSU C4K HostMan client Base
4005 ISSU C4k GaliosRedundancyBase
次の例では、保存された互換性マトリクス情報を表示します。
Switch> show issu comp-matrix stored
Number of Matrices in Table = 1
(1) Matrix for cat4500-ENTSERVICES-M(112) - cat4500-ENTSERVICES-M(112)
==========================================
My Image ver: 12.2(31)SGA
Peer Version Compatibility
------------ -------------
関連コマンド
|
|
show issu clients |
ISSU クライアントを表示します。 |
show issu sessions |
指定したクライアントの ISSU セッション情報を表示します。 |
show issu endpoints
ISSU エンドポイント情報を表示するには、 show issu endpoints コマンドを使用します。
show issu endpoints
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
エンドポイントは、冗長ドメイン内の実行ユニットです。Catalyst 4500 シリーズ スイッチ冗長シャーシには、2 つのエンドポイント(1 および 2)だけがあります。これらはスーパーバイザ エンジンのスロット番号に対応しています。ISSU インフラストラクチャは、これら 2 つのエンドポイント間で通信を行って、セッションを確立し、ISSU クライアントのセッション ネゴシエーションを実行します。
例
次の例では、ISSU エンドポイントを表示する方法を示します。
Switch# show issu endpoints
My_Unique_ID = 1/0x1, Client_Count = 46
This endpoint communicates with 1 peer endpoints :
Peer_Unique_ID CAP VER XFORM ERP Compatibility
Shared Negotiation Session Info :
Nego_Session_Name = shared nego session
関連コマンド
|
|
show issu clients |
ISSU クライアントを表示します。 |
show issu entities
ISSU エンティティ情報を表示するには、 show issu entities コマンドを使用します。
show issu entities [ client_id ]
構文の説明
client_id |
(任意)ISSU クライアント ID です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
エンティティとは、いくつかの共通する属性(機能リスト、メッセージ タイプなど)を持つセッションの論理グループのことです。現在、Catalyst 4500 シリーズ スイッチのほとんどの ISSU クライアントのエンティティは 1 つだけです。
例
次の例では、指定した ISSU クライアントのエンティティ情報を表示する方法を示します。
Switch#show issu entities 2072
Entity_ID = 1, Entity_Name = ISSU dot1x entity :
MsgType MsgGroup CapType CapEntry CapGroup
Count Count Count count Count
関連コマンド
|
|
show issu clients |
ISSU クライアントを表示します。 |
show issu fsm
(注) このコマンドはエンドユーザ用ではありません。
ISSU セッションに対応する ISSU Finite State Machine(FSM; 有限状態マシン)情報を表示するには、 show issu fsm コマンドを使用します。
show issu fsm [ session_id ]
構文の説明
session_id |
(任意)指定したセッションの FSM の詳細を表示します。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
例
次の例では、LOADVERSION 後の ISSU の状態を表示および確認します。
FSM_Name Curr_State Old_State Error_Reason
FSM_L2_HELLO EXIT RCVD none
FSM_L2_A_CAP A_EXIT A_RSP none
FSM_L2_P_CAP P_INIT unknown none
FSM_L2_A_VER A_EXIT A_RES_RSP none
FSM_L2_P_VER P_INIT unknown none
FSM_L2_TRANS COMP COMP none
Current FSM is FSM_L2_TRANS
Negotiation started at 00:01:07.688, duration is 0.148 seconds
関連コマンド
|
|
show issu clients |
ISSU クライアントを表示します。 |
show issu sessions |
指定したクライアントの ISSU セッション情報を表示します。 |
show issu message
指定した ISSU クライアントのチェックポイント メッセージを表示するには、 show issu message コマンドを使用します。
show issu message { groups | types } [ client_id ]
構文の説明
groups |
指定したクライアントでサポートされているメッセージ グループの情報を表示します。 |
types |
指定したクライアントでサポートされているすべてのメッセージ タイプの情報を表示します。 |
client_id |
(任意)クライアント ID を指定します。 |
デフォルト
クライアント ID を指定しない場合は、ISSU インフラストラクチャに登録されているすべてのクライアントについてメッセージ グループまたはメッセージ タイプ情報が表示されます。
コマンド モード
ユーザ EXEC モード
コマンド履歴
|
|
12.2(31)SGA |
このコマンドが Catalyst 4500 シリーズ スイッチに追加されました。 |
使用上のガイドライン
メッセージは、2 つのエンドポイント間で送信された同期データ(チェックポイント データとも呼ばれる)です。
ISSU-aware クライアントがピアとのセッションを確立すると、ISSU ネゴシエーションが開始されます。ISSU インフラストラクチャは、登録されている情報を使用して、セッション中に使用される機能およびメッセージ バージョンをネゴシエートします。
例
次の例では、Client_id 2082 のメッセージ グループを表示する方法を示します。
Switch#show issu message groups 2082
Client_ID = 2082, Entity_ID = 1 :
Message_Type = 1, Version_Range = 1 ~ 2
Message_Type = 2, Version_Range = 1 ~ 2