rmon collection stats
イーサネット グループの統計(ブロードキャスト パケットおよびマルチキャスト パケットに関する使用率の統計と巡回冗長検査 [CRC] 整合性エラーおよび衝突に関するエラー統計を含む)を収集するには、 rmon collection stats インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
rmon collection stats index [ owner name ]
no rmon collection stats index [ owner name ]
シンタックスの説明
index |
Remote Network Monitoring(RMON)収集制御インデックス。指定できる範囲は 1 ~ 65535 です。 |
owner name |
(任意)RMON 収集の所有者。 |
デフォルト
RMON 統計情報収集はディセーブルです。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
RMON 統計情報収集コマンドはハードウェア カウンタに基づいています。
例
次の例では、所有者 root の RMON 統計情報を収集する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet0/1
Switch(config-if)# rmon collection stats 2 owner root
設定を確認するには、 show rmon statistics 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
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|
show rmon statistics |
RMON 統計情報を表示します。 構文情報については、「Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2」>「System Management Commands」>「RMON Commands」を選択してください。 |
sdm prefer
Switch Database Management(SDM)リソース割り当てで使用されるテンプレートを設定するには、 sdm prefer グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。テンプレートを使用して、システム リソースがアプリケーションで使用されている機能をフルにサポートできるように割り当てたり、IPv6 フォワーディングをサポートするためにデュアル IPv4 および IPv6 テンプレートを選択したりすることができます(スイッチで LAN Base イメージが実行されている場合にのみサポートされます)。デフォルトのテンプレートに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
(注) このコマンドは、Catalyst 2960 スイッチのみでサポートされています。
sdm prefer { default | dual-ipv4-and-ipv6 default | qos }
no sdm prefer
(注) このコマンドは、Catalyst 2960-S スイッチでは必要ありません。LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチは、サポートされるすべての機能の最大リソースが含まれるデフォルトのテンプレートを使用します。
シンタックスの説明
default |
すべての機能に対してバランスを取ります。 |
dual-ipv4-and-ipv6 default |
デュアル スタック環境でのスイッチの使用を可能にします(IPv4 および IPv6 両方のフォワーディングをサポート)。このテンプレートを設定して、IPv6 Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピング機能または IPv6 ホスト機能をイネーブルにする必要があります。 |
qos |
最大限のシステム リソースを QoS(Quality of Service)アクセス コントロール エントリ(ACE)に割り当てます。 |
デフォルト
default テンプレートはすべての機能を均等に動作させます。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(40)SE |
dual-ipv4-and-ipv6 default キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
この設定を有効にするには、スイッチをリロードする必要があります。
reload 特権 EXEC コマンドを入力する前に、 show sdm prefer コマンドを入力すると、 show sdm prefer により、現在使用しているテンプレートおよびリロード後にアクティブになるテンプレートが表示されます。
スイッチをデフォルトのテンプレートに設定するには、 no sdm prefer コマンドを使用します。
スイッチで IPv6 機能をイネーブルにしない場合は、IPv4/IPv6 テンプレートを使用しないでください。 sdm prefer ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力すると、リソースを IPv4 と IPv6 に振り分けて、IPv4 フォワーディングに割り当てられたリソースを制限します。
表 2-17 に、各テンプレートでサポートされているリソースの概算を示します。
表 2-17 各テンプレートに割り当てられた機能のリソースの概算
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ユニキャスト MAC アドレス |
8 K |
8 K |
8 K |
IPv4 IGMP グループ |
256 |
256 |
256 |
IPv4 ユニキャスト ルート |
0 |
0 |
0 |
IPv6 マルチキャスト グループ |
0 |
0 |
0 |
直接接続された IPv6 アドレス |
0 |
0 |
0 |
間接 IPv6 ユニキャスト ルート |
0 |
0 |
0 |
IPv4 ポリシー ベース ルーティング ACE |
0 |
0 |
0 |
IPv4 MAC QoS ACE |
128 |
384 |
0 |
IPv4 MAC セキュリティ ACE |
384 |
128 |
256 |
IPv6 ポリシー ベース ルーティング ACE |
0 |
0 |
0 |
IPv4 MAC QoS ACE |
0 |
0 |
0 |
IPv4 MAC セキュリティ ACE |
0 |
0 |
0 |
例
次の例では、QoS テンプレートの使用方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer qos
次の例では、スイッチ上でデフォルトのデュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定する方法を示します。
Switch(config)# sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 default
設定を確認するには、 show sdm prefer 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
|
|
show sdm prefer |
現在使用されている SDM テンプレート、または機能ごとのリソース割り当ての概算による使用可能なテンプレートを表示します。 |
service password-recovery
パスワード回復メカニズムをイネーブル(デフォルト)にするには、 service password-recovery グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。このメカニズムでは、スイッチに物理的にアクセスするエンド ユーザは、スイッチの電源投入時に Mode ボタンを押して起動プロセスを中断し、新しいパスワードを割り当てることができます。パスワード回復機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。パスワード回復メカニズムがディセーブルになると、ユーザがシステムをデフォルト設定に戻すことに同意した場合にのみブート プロセスを中断できます。
service password-recovery
no service password-recovery
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
パスワード回復メカニズムはイネーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
システム管理者は no service password-recovery コマンドを使用して、パスワード回復機能の一部をディセーブルにできます。これによりエンド ユーザは、システムをデフォルト設定に戻すことに同意した場合のみ、パスワードをリセットすることが可能です。
パスワード回復手順を実行する場合、スイッチに物理的にアクセスするユーザは、スイッチの電源投入時とポート 1X の上にある LED が消灯してから 1 ~ 2 秒後に Mode ボタンを押します。ボタンを放すと、システムは初期化を続けます。
パスワード回復メカニズムがディセーブルの場合、次のメッセージが表示されます。
The password-recovery mechanism has been triggered, but
is currently disabled.Access to the boot loader prompt
through the password-recovery mechanism is disallowed at
this point.However, if you agree to let the system be
reset back to the default system configuration, access
to the boot loader prompt can still be allowed.
Would you like to reset the system back to the default configuration (y/n)?
(注) ユーザがシステムをデフォルト設定にリセットしない場合、Mode ボタンを押さない場合と同じように通常の起動プロセスが続行します。システムをデフォルト値に戻すように設定すると、フラッシュ メモリ内のコンフィギュレーション ファイルが削除され、VLAN データベース ファイル flash:vlan.dat が存在する場合は、そのファイルも削除されます。no service password-recovery コマンドを使用してパスワードへのエンド ユーザのアクセスを制御する場合は、エンド ユーザがパスワード回復手順を実行してシステムをデフォルト値に戻す状況を考慮し、スイッチとは別の場所に config ファイルのコピーを保存しておくことを推奨します。スイッチ上に config ファイルのバックアップを保存しないでください。
スイッチが VTP 透過モードで動作している場合、vlan.dat ファイルもスイッチとは別の場所にコピーを保存しておくことを推奨します。
パスワードの回復がイネーブルかどうか確認するには、 show version 特権 EXEC コマンドを入力します。
例
次の例では、スイッチ上でパスワード回復をディセーブルにする方法を示します。ユーザはデフォルト設定に戻すことに同意が得られた場合のみパスワードをリセットできます。
Switch(config)# no service-password recovery
関連コマンド
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|
show version |
ハードウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示します。 |
service-policy
policy-map コマンドで定義されたポリシー マップを物理ポートの入力に適用するには、service-policy インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用します。ポリシー マップとポートの対応付けを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
service-policy input policy-map-name
no service-policy input policy-map-name
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
input policy-map-name |
物理ポートの入力に、指定したポリシー マップを適用します。 |
(注) history キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。このキーワードが収集した統計情報は無視します。output キーワードもサポートされていません。
デフォルト
ポートにポリシー マップは適用されていません。
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップは、物理ポート上に設定できます。
物理ポート上の着信トラフィックにポリシー マップを適用できます。
ポート信頼状態を使用した分類(たとえば、 mls qos trust [ cos | dscp | ip-precedence ])とポリシー マップ(たとえば、 service-policy input policy-map-name )は同時に指定できません。最後に行われた設定により、前の設定が上書きされます。
例
次の例では、物理入力ポートに plcmap1 を適用する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet0/1
Switch(config-if)# service-policy input plcmap1
次の例では、物理ポートから plcmap2 を削除する方法を示します。
Switch(config)# interface gigabitethernet0/1
Switch(config-if)# no service-policy input plcmap2
設定を確認するには、 show running-config 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
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|
policy-map |
複数のポートに適用することによってサービス ポリシーを指定できるポリシー マップを作成または変更します。 |
show policy-map |
QoS ポリシー マップを表示します。 |
show running-config |
スイッチの実行コンフィギュレーションを表示します。構文情報については、「Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2」>「File Management Commands」>「Configuration File Management Commands」を選択してください。 |
session
指定のスタック メンバーにアクセスするには、スタック マスター上で session 特権 EXEC コマンドを使用します。
session stack-member-number
(注) このコマンドは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
シンタックスの説明
stack-member-number |
メンバー番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4 です。 |
(注) processor キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(53)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
メンバーにアクセスすると、メンバーの番号がシステム プロンプトの末尾に追加されます。
session コマンドは、マスターからメンバー スイッチにアクセスする場合に使用します。
マスターまたはスタンドアロン スイッチで session コマンドに processor 1 を指定すると、内部コントローラにアクセスできます。スタンドアロン スイッチは常にメンバー 1 です。
例
次の例では、メンバー 6 にアクセスする方法を示します。
Switch(config)# session 6
関連コマンド
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|
reload |
メンバーをリロードし、設定の変更を有効にします。 |
switch |
メンバーのプライオリティ値を変更します。 |
switch renumber |
メンバー番号を変更します。 |
show switch |
スタックとそのメンバーの情報を表示します。 |
set
パケットの Differentiated Service Code Point(DSCP)値または IP precedence 値を設定して IP トラフィックを分類するには、set ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用します。トラフィックの分類を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
set { dscp new-dscp | [ ip ] precedence new-precedence }
no set { dscp new-dscp | [ ip ] precedence new-precedence }
シンタックスの説明
dscp new-dscp |
分類されたトラフィックに割り当てられる新しい DSCP 値です。指定できる範囲は 0 ~ 63 です。よく使用する値の場合は、ニーモニック名を入力することもできます。 |
[ip] precedence new-precedence |
分類されたトラフィックに割り当てられる新しい IP precedence 値です。指定できる範囲は 0 ~ 7 です。よく使用する値の場合は、ニーモニック名を入力することもできます。 |
デフォルト
トラフィックの分類は定義されていません。
コマンド モード
ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション
コマンドの履歴
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12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SED |
ip キーワードは任意です。 |
使用上のガイドライン
set ip dscp ポリシー マップ クラス コンフィギュレーション コマンドを使用すると、スイッチによってこのコマンドがスイッチ コンフィギュレーションの set dscp に変更されます。 set ip dscp ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドを入力すると、スイッチ コンフィギュレーションではこの設定は set dscp として表示されます。
set ip precedence または set precedence ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドのいずれかを使用できます。スイッチ コンフィギュレーションではこの設定は set ip precedence として表示されます。
同じポリシーマップ内では、set コマンドと trust ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドを同時に指定できません。
set dscp new-dscp コマンドまたは set ip precedence new-precedence コマンドについては、一般的な値にニーモニック名を入力できます。たとえば、 set dscp af11 コマンドを入力できます。これは set dscp 10 コマンドの入力と同じです。 set ip precedence critical コマンドを入力できます。これは set ip precedence 5 コマンドの入力と同じです。サポートされているニーモニックのリストについては、 set dscp ? または set ip precedence ? コマンドを入力して、コマンドライン ヘルプ ストリングを参照してください。
ポリシーマップ コンフィギュレーション モードに戻るには、 exit コマンドを使用します。特権 EXEC モードに戻るには、 end コマンドを使用します。
例
次の例では、ポリサーが設定されていないすべての FTP トラフィックに DSCP 値 10 を割り当てます。
Switch(config)# policy-map policy_ftp
Switch(config-pmap)# class ftp_class
Switch(config-pmap-c)# set dscp 10
Switch(config-pmap)# exit
設定を確認するには、 show policy-map 特権 EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
|
|
class |
指定されたクラスマップ名のトラフィック分類一致条件( police 、 set 、および trust ポリシーマップ クラス コンフィギュレーション コマンドによる)を定義します。 |
police |
分類したトラフィックにポリサーを定義します。 |
policy-map |
複数のポートに適用することによってサービス ポリシーを指定できるポリシー マップを作成または変更します。 |
show policy-map |
QoS ポリシー マップを表示します。 |
trust |
class ポリシーマップ コンフィギュレーション コマンドまたは class-map グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して分類されたトラフィックの信頼状態を定義します。 |
setup
スイッチを初期設定に設定するには、 setup 特権 EXEC コマンドを使用します。
setup
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
setup コマンドを使用する場合、次の情報が必要になります。
• IP アドレスおよびネットワーク マスク
• 使用環境に対するパスワードの方針
• スイッチがクラスタ コマンド スイッチおよびクラスタ名として使用されるかどうか
setup コマンドを入力すると、System Configuration Dialog という対話形式のダイアログが表示されます。コンフィギュレーション プロセスが開始され、情報を求めるプロンプトが表示されます。各プロンプトの隣のカッコに表示される値は、 setup コマンド機能または configure 特権 EXEC コマンドを使用して設定された最後のデフォルト値です。
各プロンプトでヘルプ テキストが提供されます。ヘルプ テキストにアクセスするには、プロンプトで疑問符( ? )のキーを入力します。
変更を中断し、System Configuration Dialog を最後まで実行せずに特権 EXEC プロンプトに戻るには、 Ctrl-C を押します。
変更が完了した場合、セットアップ プログラムにより、セットアップ セッション中に作成されたコンフィギュレーション コマンド スクリプトが表示されます。設定を NVRAM(不揮発性 RAM)に保存するか、あるいは設定を保存せずにセットアップ プログラムまたはコマンドライン プロンプトに戻ることができます。
例
次の例では、 setup コマンドの出力を示します。
--- System Configuration Dialog ---
Continue with configuration dialog? [yes/no]: yes
At any point you may enter a question mark '?' for help.
Use ctrl-c to abort configuration dialog at any prompt.
Default settings are in square brackets '[]'.
Basic management setup configures only enough connectivity
for management of the system, extended setup will ask you
to configure each interface on the system.
Would you like to enter basic management setup? [yes/no]: yes
Configuring global parameters:
Enter host name [Switch]:host-name
The enable secret is a password used to protect access to
privileged EXEC and configuration modes. This password, after
entered, becomes encrypted in the configuration.
Enter enable secret: enable-secret-password
The enable password is used when you do not specify an
enable secret password, with some older software versions, and
Enter enable password: enable-password
The virtual terminal password is used to protect
access to the router over a network interface.
Enter virtual terminal password: terminal-password
Configure SNMP Network Management? [no]: yes
Community string [public]:
Current interface summary
Any interface listed with OK? value “NO” does not have a valid configuration
Interface IP-Address OK? Method Status Protocol
Vlan1 172.20.135.202 YES NVRAM up up
GigabitEthernet6/0/1 unassigned YES unset up up
GigabitEthernet6/0/2 unassigned YES unset up down
Port-channel1 unassigned YES unset up down
Enter interface name used to connect to the
management network from the above interface summary: vlan1
Configuring interface vlan1:
Configure IP on this interface? [yes]: yes
IP address for this interface: ip_address
Subnet mask for this interface [255.0.0.0]: subnet_mask
Would you like to enable as a cluster command switch? [yes/no]: yes
Enter cluster name: cluster-name
The following configuration command script was created:
enable secret 5 $1$LiBw$0Xc1wyT.PXPkuhFwqyhVi0
enable password enable-password
password terminal-password
snmp-server community public
interface GigabitEthernet6/0/1
interface GigabitEthernet6/0/2
cluster enable cluster-name
Use this configuration? [yes/no]: yes
[0] Go to the IOS command prompt without saving this config.
[1] Return back to the setup without saving this config.
[2] Save this configuration to nvram and exit.
Enter your selection [2]:
関連コマンド
|
|
show running-config |
スイッチの実行コンフィギュレーションを表示します。構文情報については、「Cisco IOS Configuration Fundamentals Command Reference, Release 12.2」>「File Management Commands」>「Configuration File Management Commands」を選択してください。 |
show version |
ハードウェアおよびファームウェアのバージョン情報を表示します。 |
setup express
Express Setup モードをイネーブルにするには、 setup express グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。Express Setup モードをディセーブルにする場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
setup express
no setup express
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
Express Setup はイネーブルです。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
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12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
新しいスイッチ(未設定)上で Express Setup をイネーブルにする場合、Mode ボタンを 2 秒間押すことで Express Setup を開始できます。IP アドレス 10.0.0.1 を使用するとイーサネット ポート経由でスイッチにアクセスできます。そのあと、スイッチを Web ベースの Express Setup プログラム、または CLI(コマンドライン インターフェイス)ベースのセットアップ プログラムで設定できます。
設定したスイッチで Mode ボタンを 2 秒間押すと、Mode ボタンの上にある LED が点滅し始めます。Mode ボタンを 10 秒間押すと、スイッチの設定は削除され、スイッチが再起動します。その場合、スイッチは新規の状態になり、Web ベースの Express Setup または CLI ベースのセットアップ プログラムで、設定しなおすことができます。
(注) 設定の変更(CLI ベースのセットアップ プログラムの始めで no を入力することを含む)を行うとすぐに、Express Setup による設定を利用できなくなります。Mode ボタンを 10 秒間押し続けると、再度 Express Setup のみを稼動できます。これにより、設定は削除され、スイッチが再起動します。
スイッチ上で Express Setup がアクティブな場合に、 write memory または copy running-configuration startup-configuration 特権 EXEC コマンドを入力すると、Express Setup は稼動しなくなります。スイッチの IP アドレス 10.0.0.1 は有効ではなくなり、この IP アドレスを使用している接続も終了します。
no setup express コマンドの主な目的は、Mode ボタンを 10 秒間押すことによってスイッチの設定が削除されるのを防ぐことです。
例
次の例では、Express Setup モードをイネーブルにする方法を示します。
Switch(config)# setup express
Mode ボタンを押すと、Express Setup モードがイネーブルであることを確認できます。
• 未設定のスイッチでは、Mode ボタンの上にある LED は 3 秒後にグリーンになります。
• 設定されたスイッチ上では、Mode の LED が 2 秒後に点滅し、10 秒後にグリーンになります。
注意 Mode ボタンを 10 秒間
押し続けると、設定が削除され、スイッチが再起動します。
次の例では、Express Setup モードをディセーブルにする方法を示します。
Switch(config)# no setup express
Mode ボタンを押すと、Express Setup モードがディセーブルであることを確認できます。Express Setup モードがスイッチでイネーブルでない場合、モード LED はグリーンに点灯しない、 または グリーンに点滅し始めます。
関連コマンド
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|
show setup express |
Express Setup モードがアクティブかどうか表示します。 |
shell trigger
イベント トリガーを作成するには、 shell trigger グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用します。イベント トリガーを削除する場合は、このコマンドの no 形式を使用します。
shell trigger identifier description
no shell trigger identifier description
シンタックスの説明
identifier |
イベント トリガー ID を指定します。 この ID を指定する場合は、文字間にスペースやハイフンを入れないでください。 |
description |
イベント トリガーの説明文を指定します。 |
デフォルト
次のシステム定義のイベント トリガーが用意されています。
• CISCO_PHONE_EVENT
• CISCO_SWITCH_EVENT
• CISCO_ROUTER_EVENT
• CISCO_WIRELESS_AP_EVENT
• CISCO_WIRELESS_LIGHTWEIGHT_AP_EVENT
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドでは、 macro auto execute グローバル コンフィギュレーション コマンドで使用されるユーザ定義のイベント トリガーを作成できます。
802.1x 認証を使用している場合にダイナミック デバイス検出に対応できるようにするには、Cisco 属性と値(AV)のペア auto-smart-port=event trigger をサポートするように RADIUS 認証サーバを設定します。
例
次の例では、RADIUS_MAB_EVENT というユーザ定義のイベント トリガーを作成する方法を示します。
Switch# configure terminal
Switch(config)# shell trigger RADIUS_MAB_EVENT MAC_AuthBypass Event
show access-lists
スイッチ上に設定されたアクセス コントロール リスト(ACL)を表示するには、 show access-lists 特権 EXEC コマンドを使用します。
show access-lists [name | number | hardware counters | ipc ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
name |
(任意)ACL の名前です。 |
number |
(任意)ACL の番号です。指定できる範囲は 1 ~ 2699 です。 |
hardware counters |
(任意)スイッチングおよびルーティングされたパケットのグローバル ハードウェア ACL 統計情報を表示します。 |
ipc |
(任意)Interprocess Communication(IPC; プロセス間通信)プロトコル アクセス リスト コンフィギュレーションのダウンロード情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
(注) rate-limit キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されていますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチは IP 標準および拡張アクセス リストのみをサポートします。したがって、1 ~ 199 と 1300 ~ 2699 のみが許可されます。
このコマンドでは、設定された MAC ACL も表示します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show access-lists コマンドの出力を示します。
Switch# show access-lists
Standard IP access list 1
40 permit 0.255.255.255, wildcard bits 12.0.0.0
Standard IP access list videowizard_1-1-1-1
Standard IP access list videowizard_10-10-10-10
Extended IP access list 121
10 permit ahp host 10.10.10.10 host 20.20.10.10 precedence routine
Extended IP access list CMP-NAT-ACL
Dynamic Cluster-HSRP deny ip any any
10 deny ip any host 19.19.11.11
20 deny ip any host 10.11.12.13
Dynamic Cluster-NAT permit ip any any
10 permit ip host 10.99.100.128 any
20 permit ip host 10.46.22.128 any
30 permit ip host 10.45.101.64 any
40 permit ip host 10.45.20.64 any
50 permit ip host 10.213.43.128 any
60 permit ip host 10.91.28.64 any
70 permit ip host 10.99.75.128 any
80 permit ip host 10.38.49.0 any
次の例では、 show access-lists hardware counters コマンドの出力を示します。
Switch# show access-lists hardware counters
Drop: All frame count: 855
Drop: All bytes count: 94143
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 2121
Forwarded: All bytes count: 180762
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 13586
Forwarded: All bytes count: 1236182
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 232983
Forwarded: All bytes count: 16825661
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
Drop And Log: All frame count: 0
Drop And Log: All bytes count: 0
Bridge Only: All frame count: 0
Bridge Only: All bytes count: 0
Bridge Only And Log: All frame count: 0
Bridge Only And Log: All bytes count: 0
Forwarding To CPU: All frame count: 0
Forwarding To CPU: All bytes count: 0
Forwarded: All frame count: 514434
Forwarded: All bytes count: 39048748
Forwarded And Log: All frame count: 0
Forwarded And Log: All bytes count: 0
関連コマンド
|
|
access-list |
スイッチに標準または拡張番号アクセス リストを設定します。構文情報については、「Cisco IOS IP Command Reference, Volume 1 of 3:Addressing and Services, Release 12.2」>「IP Services Commands」を選択してください。 |
ip access-list |
スイッチに指定された IP アクセス リストを設定します。構文情報については、「Cisco IOS IP Command Reference, Volume 1 of 3:Addressing and Services, Release 12.2」>「IP Services Commands」を選択してください。 |
mac access-list extended |
スイッチに、指定されたまたは番号のついた MAC(メディア アクセス制御)アクセス リストを設定します。 |
show archive status
HTTP または TFTP プロトコルでスイッチにダウンロードされた新しいイメージのステータスを表示するには、 show archive status 特権 EXEC コマンドを使用します。
show archive status [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
archive download-sw 特権 EXEC コマンドを使用してイメージを TFTP サーバにダウンロードする場合、 archive download-sw コマンドの出力では、ダウンロードのステータスが表示されます。
TFTP サーバがない場合、HTTP を使用してイメージをダウンロードするには、Network Assistant または組み込みデバイス マネージャを使用します。 show archive status コマンドでは、ダウンロードの進捗状況が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show archive status コマンドの出力を示します。
Switch# show archive status
IDLE: No upgrade in progress
Switch# show archive status
LOADING: Upgrade in progress
Switch# show archive status
EXTRACT: Extracting the image
Switch# show archive status
VERIFY: Verifying software
Switch# show archive status
RELOAD: Upgrade completed. Reload pending
関連コマンド
|
|
archive download-sw |
TFTP サーバからスイッチに新しいイメージをダウンロードします。 |
show arp access-list
アドレス解決プロトコル(ARP)アクセス コントロール リスト(1 つまたは複数)の詳細を表示するには、 show arp access-list ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show arp access-list [ acl-name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
acl-name |
(任意)ACL の名前です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show arp access-list コマンドの出力を示します。
Switch> show arp access-list
permit ip 10.101.1.1 0.0.0.255 mac any
permit ip 20.3.1.0 0.0.0.255 mac any
関連コマンド
|
|
arp access-list |
ARP ACL を定義します。 |
deny(ARP アクセスリスト コンフィギュレーション) |
Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)バインディングと一致した ARP パケットを拒否します。 |
ip arp inspection filter vlan |
スタティック IP アドレスが設定されたホストからの ARP 要求と ARP 応答を許可します。 |
permit(ARP アクセス リスト コンフィギュレーション) |
DHCP バインディングと一致した ARP パケットを許可します。 |
show authentication
スイッチ上の認証マネージャ イベントに関する情報を表示するには、show authentication コマンド(ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードのいずれか)を使用します。
show authentication {interface interface-id | registrations | sessions [session-id session-id] [handle handle] [interface interface-id] [mac mac] [method method]}
シンタックスの説明
interface interface-id |
(任意)指定したインターフェイスの認証マネージャ詳細をすべて表示します。 |
method method |
(任意)指定した認証方式(dot1x、mab、または webauth)で認証されたクライアントがすべて表示されます。 |
registrations |
(任意)認証マネージャのレジストレーションを表示します。 |
sessions |
(任意)現在の認証マネージャ セッションの詳細(クライアント デバイスなど)を表示します。任意の指定子を入力しないと、現在アクティブなセッションがすべて表示されます。1 つの指定子を入力して特定のセッションを表示するか、または指定子の組み合わせを入力して 1 組のセッションを表示することができます。 |
session-id session-id |
(任意)認証マネージャ セッションを指定します。 |
handle handle |
(任意)1 ~ 4294967295 の範囲を指定します。 |
mac mac |
(任意)特定の MAC アドレスの認証マネージャ情報を表示します。 |
コマンドのデフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
特権 EXEC およびユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表 2-18 に、show authentication コマンドの出力に表示される重要なフィールドを示します。
(注) セッションのステートとして表示される可能性のある値を次に示します。終端ステートのセッションでは、結果を生成する方式が存在しない場合に No methods と同時に Authz Success または Authz Failed が表示されます。
表 2-18 show authentication コマンドの出力
|
|
Idle |
該当するセッションがすでに初期化されており、どの方式もまだ実行されていません。 |
Running |
該当するセッションに対して 1 つの方式が実行されています。 |
No methods |
該当するセッションに対して結果を生成する方式が存在しません。 |
Authc Success |
1 つの方式により、該当するセッションの認証に成功しました。 |
Authc Failed |
1 つの方式により、該当するセッションの認証に失敗しました。 |
Authz Success |
該当するセッションへのすべての機能の適用に成功しました。 |
Authz Failed |
該当するセッションへの機能の適用に失敗しました。 |
表 2-19 に、方式のステートとして表示される可能性のある値を示します。終端ステートのセッションでは、Authc Success、Authc Failed、または Failed over が表示されます。Failed over は、ある認証方式が実行されたあとで次の方式にフェールオーバーされたことを示します(結果は生成されません)。Not run は、スタンバイ上で同期化されたセッションに対して表示されます。
表 2-19 方式のステートを表す値
|
|
|
Not run |
終端 |
該当するセッションに対してこの方式が実行されていません。 |
Running |
中間 |
該当するセッションに対してこの方式が実行されています。 |
Failed over |
終端 |
この方式に失敗したため、次の方式で結果が生成されることになります。 |
Authc Success |
終端 |
この方式により、該当するセッションの認証に成功しました。 |
Authc Failed |
終端 |
この方式により、該当するセッションの認証に失敗しました。 |
例
次の例では、show authentication registrations コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication registrations
Auth Methods registered with the Auth Manager:
次の例では、show authentication interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication interface gigabitethernet0/23
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet0/23
次の例では、show authentication sessions コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication sessions
Interface MAC Address Method Domain Status Session ID
Gi3/45 (unknown) N/A DATA Authz Failed 0908140400000007003651EC
Gi3/46 (unknown) N/A DATA Authz Success 09081404000000080057C274
次の例では、特定のインターフェイスに対する show authentication sessions コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication sessions int gigabitethernet 0/46
Interface: GigabitEthernet0/46
Oper host mode: multi-host
Authorized By: Guest Vlan
Common Session ID: 09081404000000080057C274
Acct Session ID: 0x0000000A
次の例では、特定の MAC アドレスに対する show authentication sessions コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication sessions mac 000e.84af.59bd
Interface: GigabitEthernet0/46
MAC Address: 000e.84af.59bd
Oper host mode: single-host
Authorized By: Authentication Server
次の例では、特定の方式に対する show authentication session method コマンドの出力を示します。
Switch# show authentication sessions method mab
No Auth Manager contexts match supplied criteria
Switch# show authentication sessions method dot1x
MAC Address Domain Status Handle Interface
000e.84af.59bd DATA Authz Success 0xE0000000 GigabitEthernet1/23
show auto qos
Automatic QoS(auto-QoS)がイネーブルのインターフェイスで入力された QoS(Quality of Service)コマンドを表示するには、 show auto qos ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show auto qos [ interface [ interface-id ]]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
interface [ interface-id ] |
(任意)指定されたポートまたはすべてのポートの auto-QoS 情報を表示します。指定できるインターフェイスとして、物理ポートも含まれます。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(40)SE |
コマンド出力の情報が変更されました。 |
使用上のガイドライン
show auto qos コマンドの出力には、各インターフェイスで入力された auto-QoS コマンドだけが表示されます。 show auto qos interface interface-id コマンド出力は、特定のインターフェイスに入力された auto-QoS コマンドを表示します。
auto-QoS 設定およびユーザ変更を表示する場合は、 show running-config 特権 EXEC コマンドを使用します。
show auto qos コマンドの出力には、Cisco IP Phone のサービス ポリシー情報も表示されます。
auto-QoS の影響を受ける可能性のある現在の QoS の設定情報を表示するには、次のいずれかのコマンドを使用します。
• show mls qos
• show mls qos maps cos-dscp
• show mls qos interface [ interface-id ] [ buffers | queueing ]
• show mls qos maps [ cos-dscp | cos-input-q | cos-output-q | dscp-cos | dscp-input-q | dscp-output-q ]
• show mls qos input-queue
• show running-config
例
次の例では、 auto qos voip cisco-phone および auto qos voip cisco-softphone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos コマンドの出力を示します。
auto qos voip cisco-softphone
auto qos voip cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface gigabitethernet 2/0/5
auto qos voip cisco-phone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone および auto qos voip cisco-softphone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show running-config 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show running-config
Building configuration...
mls qos map policed-dscp 24 26 46 to 0
mls qos map cos-dscp 0 8 16 26 32 46 48 56
mls qos srr-queue input bandwidth 90 10
mls qos srr-queue input threshold 1 8 16
mls qos srr-queue input threshold 2 34 66
mls qos srr-queue input buffers 67 33
mls qos srr-queue input cos-map queue 1 threshold 2 1
mls qos srr-queue input cos-map queue 1 threshold 3 0
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 1 2
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 2 4 6 7
mls qos srr-queue input cos-map queue 2 threshold 3 3 5
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 2 9 10 11 12 13 14 15
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 3 0 1 2 3 4 5 6 7
mls qos srr-queue input dscp-map queue 1 threshold 3 32
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 1 16 17 18 19 20 21 22 23
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 33 34 35 36 37 38 39 48
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 49 50 51 52 53 54 55 56
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 2 57 58 59 60 61 62 63
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 3 24 25 26 27 28 29 30 31
mls qos srr-queue input dscp-map queue 2 threshold 3 40 41 42 43 44 45 46 47
mls qos srr-queue output cos-map queue 1 threshold 3 5
mls qos srr-queue output cos-map queue 2 threshold 3 3 6 7
mls qos srr-queue output cos-map queue 3 threshold 3 2 4
mls qos srr-queue output cos-map queue 4 threshold 2 1
mls qos srr-queue output cos-map queue 4 threshold 3 0
mls qos srr-queue output dscp-map queue 1 threshold 3 40 41 42 43 44 45 46 47
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 24 25 26 27 28 29 30 31
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 48 49 50 51 52 53 54 55
mls qos srr-queue output dscp-map queue 2 threshold 3 56 57 58 59 60 61 62 63
mls qos srr-queue output dscp-map queue 3 threshold 3 16 17 18 19 20 21 22 23
mls qos srr-queue output dscp-map queue 3 threshold 3 32 33 34 35 36 37 38 39
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 1 8
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 2 9 10 11 12 13 14 15
mls qos srr-queue output dscp-map queue 4 threshold 3 0 1 2 3 4 5 6 7
mls qos queue-set output 1 threshold 1 100 100 100 100
mls qos queue-set output 1 threshold 2 75 75 75 250
mls qos queue-set output 1 threshold 3 75 150 100 300
mls qos queue-set output 1 threshold 4 50 100 75 400
mls qos queue-set output 2 threshold 1 100 100 100 100
mls qos queue-set output 2 threshold 2 35 35 35 35
mls qos queue-set output 2 threshold 3 55 82 100 182
mls qos queue-set output 2 threshold 4 90 250 100 400
mls qos queue-set output 1 buffers 15 20 20 45
mls qos queue-set output 2 buffers 24 20 26 30
class-map match-all AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
class-map match-all AutoQoS-VoIP-Control-Trust
policy-map AutoQoS-Police-SoftPhone
class AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
police 320000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
class AutoQoS-VoIP-Control-Trust
police 32000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
policy-map AutoQoS-Police-CiscoPhone
class AutoQoS-VoIP-RTP-Trust
police 320000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
class AutoQoS-VoIP-Control-Trust
police 32000 8000 exceed-action policed-dscp-transmit
interface GigabitEthernet0/4
interface GigabitEthernet0/4
switchport port-security maximum 400
service-policy input AutoQoS-Police-SoftPhone
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
auto qos voip cisco-softphone
interface GigabitEthernet2/0/5
switchport port-security maximum 1999
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
interface GigabitEthernet2/0/6
switchport trunk encapsulation dot1q
switchport trunk native vlan 2
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
auto qos voip cisco-phone
interface GigabitEthernet4/0/1
srr-queue bandwidth share 10 10 60 20
mls qos trust device cisco-phone
mls qos trust device cisco-phone
service-policy input AutoQoS-Police-CiscoPhone
次の例では、 auto qos voip cisco-phone インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを入力した場合の show auto qos interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface fastethernet0/2
auto qos voip cisco-softphone
次の例では、スイッチ上で Auto-QoS がディセーブルになっている場合の show auto qos コマンドの出力を示します。
AutoQoS not enabled on any interface
次の例では、Auto-QoS がインターフェイスでディセーブルの場合の show auto qos i nterface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show auto qos interface gigabitethernet3/0/1
関連コマンド
|
|
auto qos voip |
QoS ドメイン内の Voice over IP(VoIP)に QoS を自動設定します。 |
debug auto qos |
Auto-QoS 機能のデバッグをイネーブルにします。 |
show boot
BOOT 環境変数の設定を表示するには、 show boot 特権 EXEC コマンドを使用します。
show boot [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show boot コマンドの出力を示します。 表 2-20 に、表示される各フィールドの説明を示します。
BOOT path-list :flash:/image
Config file :flash:/config.text
Private Config file :flash:/private-config.text
スイッチ スタックの場合、スタック内の各スイッチについて情報が表示されます。
スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
表 2-20 show boot の出力に表示される各フィールドの説明
|
|
BOOT path-list |
自動起動時にロードおよび実行しようとする実行可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。 BOOT 環境変数が設定されていない場合、システムは、フラッシュ ファイル システム全体に再帰的な縦型検索を行って、最初に見つかった実行可能イメージをロードして実行しようとします。ディレクトリの縦型検索では、検出した各サブディレクトリを完全に検索してから元のディレクトリでの検索を続けます。 BOOT 環境変数が設定されていても指定されたイメージをロードできない場合は、システムはフラッシュ ファイル システムで最初に見つかったブート ファイルを起動しようとします。 |
Config file |
Cisco IOS がシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Private Config file |
Cisco IOS がシステム コンフィギュレーションの不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を表示します。 |
Enable Break |
起動中のブレークがイネーブルか、またはディセーブルかを表示します。yes、on、または 1 に設定されている場合は、フラッシュ ファイル システムの初期化後にコンソール上で Break キーを押すと、自動起動プロセスを中断できます。 |
Manual Boot |
スイッチが自動で起動するか、または手動で起動するかを表示します。no または 0 に設定されている場合、ブートローダはシステムを自動的に起動しようとします。他の値に設定されている場合は、ブート ローダ モードから手動でスイッチを起動する必要があります。 |
Helper path-list |
ブートローダの初期化中に動的にロードされるロード可能ファイルのセミコロン区切りリストを表示します。ヘルパー ファイルは、ブート ローダの機能を拡張したり、パッチを当てます。 |
Auto upgrade |
スイッチ スタックが、互換性のないスイッチがスタックに加入できるよう、ソフトウェア バージョンの自動コピーが設定されているかどうかを表示します。 バージョンミスマッチ モードにあるスイッチは、スタックとは異なるスタック プロトコルのバージョンが適用されています。そのため、バージョンミスマッチ モードのスイッチはスタックに加入できません。スタックがバージョンミスマッチ モードのスイッチにコピーできるイメージを保有し、 boot auto-copy-sw 機能がイネーブルの場合は、他のスタック メンバーのイメージがバージョンミスマッチ モードのスイッチに自動的にコピーされます。その場合、スイッチはバージョンミスマッチ モードでなくなり、再起動後にスタックに加入します。 |
NVRAM/Config ファイルのバッファ サイズ |
Cisco IOS がメモリ内のコンフィギュレーション ファイルのコピーを保持するために使用するバッファ サイズを表示します。コンフィギュレーション ファイルは、バッファ サイズ割り当てを超えることはできません。 |
関連コマンド
|
|
boot auto-copy-sw |
バージョンミスマッチ モードのスイッチを自動的にアップグレードするには、自動アップグレード(auto-upgrade)プロセスをイネーブルにします。 |
boot config-file |
Cisco IOS がシステム設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を指定します。 |
boot enable-break |
自動起動プロセスを中断できます。 |
boot manual |
次の起動サイクル時の手動スイッチ起動をイネーブルにします。 |
boot private-config-file |
Cisco IOS がプライベート設定の不揮発性コピーの読み書きに使用するファイル名を指定します。 |
boot system |
次の起動サイクル中にロードする Cisco IOS イメージを指定します。 |
show cable-diagnostics tdr
Time Domain Reflector(TDR)結果を表示するには、 show cable-diagnostics tdr 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cable-diagnostics tdr interface interface-id [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface-id |
TDR が実行されているインターフェイスを指定します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
TDR は、銅線のイーサネット 10/100 および 10/100/1000 ポートでサポートされます。SFP モジュール ポートではサポートされません。TDR の詳細については、このリリースに対応するソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet1/0/2
TDR test last run on: March 01 20:15:40
Interface Speed Local pair Pair length Remote pair Pair status
--------- ----- ---------- ------------------ ----------- --------------------
Gi1/0/2 auto Pair A 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair B 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair C 0 +/- 2 meters N/A Open
Pair D 0 +/- 2 meters N/A Open
表 2-21 に、 show cable-diagnostics tdr コマンドで出力されるフィールドの説明を示します。
表 2-21 show cable-diagnostics tdr コマンドでの出力されるフィールドの説明
|
|
Interface |
TDR が実行されたインターフェイス |
Speed |
接続速度 |
Local pair |
ローカル インターフェイスで TDR がテストを実行するワイヤ ペア名 |
Pair length |
使用するスイッチについて、問題が発生したケーブルの場所。次の場合に、TDR は場所を特定します。 • ケーブルが正しく接続され、リンクがアップ状態で、インターフェイス速度が 1000Mb/s である場合 • ケーブルが断線している場合 • ケーブルがショートしている場合 |
Remote pair |
ローカル ペアが接続されたワイヤ ペア名。ケーブルが正しく接続されリンクがアップ状態である場合にのみ、TDR はリモート ペアについて確認します。 |
Pair status |
TDR が稼動しているワイヤ ペアのステータス • Normal:ワイヤ ペアが正しく接続されています。 • Not completed:テストが実行され、まだ完了していません。 • Not supported:インターフェイスは TDR をサポートしません。 • Open:ワイヤ ペアが断線しています。 • Shorted:ワイヤ ペアがショートしています。 • ImpedanceMis:インピーダンスが一致しません。 • Short/Impedance Mismatched:インピーダンスが一致していないか、ケーブルの長さが足りません。 • InProgress:診断テストが実行中です。 |
次の例では、TDR が動作している場合の show interfaces interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet0/2
gigabitethernet0/2 is up, line protocol is up (connected: TDR in Progress)
次の例では、TDR が動作していない場合の show cable-diagnostics tdr interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show cable-diagnostics tdr interface gigabitethernet0/2
% TDR test was never issued on Gi1/0/2
インターフェイスが TDR をサポートしていない場合、次のメッセージが表示されます。
% TDR test is not supported on switch 1
関連コマンド
|
|
test cable-diagnostics tdr |
インターフェイスで TDR をイネーブルにし、実行します。 |
show cisp
特定のインターフェイスの CISP 情報を表示するには、show cisp 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cisp { [ interface interface-id ] | clients | summary} | {[begin | exclude | include } expression ]}
シンタックスの説明
clients |
(任意)CISP クライアントの詳細を表示します。 |
interface interface-id |
(任意)指定したインターフェイスの CISP 情報を表示します。有効なインターフェイスは、物理ポートおよびポート チャネルです。 |
summary |
(任意)概要を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、show cisp interface コマンドの出力を示します。
WS-C3750E-48TD#show cisp interface fast 0
CISP not enabled on specified interface
次の例では、show cisp summary コマンドの出力を示します。
CISP is not running on any interface
関連コマンド
|
|
dot1x credentials profile |
サプリカント スイッチのプロファイルを設定します。 |
cisp enable |
Client Information Signalling Protocol(CISP)をイネーブルにします。 |
show class-map
show class-map ユーザ EXEC コマンドは、トラフィックを分類するための一致基準を定義する QoS(Quality of Service)クラス マップを表示します。
show class-map [ class-map-name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
class-map-name |
(任意)指定されたクラス マップの内容を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show class-map コマンドの出力を示します。
Class Map match-all videowizard_10-10-10-10 (id 2)
Match access-group name videowizard_10-10-10-10
Class Map match-any class-default (id 0)
Class Map match-all dscp5 (id 3)
関連コマンド
|
|
class-map |
名前を指定したクラスとパケットとの比較に使用されるクラス マップを作成します。 |
match(クラスマップ コンフィギュレーション) |
トラフィックを分類するための一致条件を定義します。 |
show cluster
スイッチが属しているクラスタのステータスとサマリーを表示するには、 show cluster ユーザ EXEC コマンドを使用します。このコマンドは、クラスタ コマンド スイッチとクラスタ メンバー スイッチでのみ入力できます。
show cluster [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クラスタのメンバーでないスイッチ上でこのコマンドを入力すると、エラー メッセージ Not a management cluster member
が表示されます。
クラスタ メンバー スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ コマンド スイッチの ID、そのスイッチ メンバーの番号、およびクラスタ コマンド スイッチとの接続状態が表示されます。
クラスタ コマンド スイッチのスタックまたはクラスタ コマンド スイッチ上でこのコマンドを入力すると、クラスタ名およびメンバーの総数が表示されます。また、ステータス変更後のクラスタのステータスおよび時間も表示されます。冗長構成がイネーブルの場合は、プライマリおよびセカンダリ コマンド スイッチの情報が表示されます。
(注) スタックは、Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、アクティブなクラスタ コマンド スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Command switch for cluster “Ajang”
Total number of members: 7
Status: 1 members are unreachable
Time since last status change: 0 days, 0 hours, 2 minutes
Standby command switch: Member 1
Standby Group: Ajang_standby
Standby Group Number: 110
Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ メンバー スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
次の例では、スタンバイ クラスタ コマンド スイッチとして設定されたクラスタ メンバー スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Member number: 3 (Standby command switch)
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
次の例では、メンバー 1 との接続が切断されたクラスタ コマンド スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Command switch for cluster “Ajang”
Total number of members: 7
Status: 1 members are unreachable
Time since last status change: 0 days, 0 hours, 5 minutes
Extended discovery hop count: 3
次の例では、クラスタ コマンド スイッチとの接続が切断されたクラスタ メンバー スイッチ上で show cluster コマンドを入力した場合の出力を示します。
Member switch for cluster “hapuna”
Management IP address: 192.192.192.192
Command switch mac address: 0000.0c07.ac14
関連コマンド
|
|
cluster enable |
コマンド対応スイッチをクラスタ コマンド スイッチとしてイネーブルにし、クラスタ名、およびオプションとしてメンバー番号を割り当てます。 |
show cluster candidates |
候補スイッチのリストを表示します。 |
show cluster members |
クラスタ メンバーに関する情報を表示します。 |
show cluster candidates
候補スイッチのリストを表示するには、 show cluster candidates 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cluster candidates [ detail | mac-address H.H.H. ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
detail |
(任意)すべての候補に関する詳細を表示します。 |
mac-address H.H.H. |
(任意)クラスタ候補の MAC(メディア アクセス制御)アドレスです。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
(注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
スイッチがクラスタ コマンド スイッチでない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
出力内の SN は、 スイッチ メンバー番号 を意味します。SN 列の値に E が表示された場合、スイッチは拡張検出によって検出されています。SN 列の値が E でない場合、 スイッチ メンバー番号 のスイッチは、候補スイッチのアップストリーム側ネイバーです。ホップ数は、クラスタ コマンド スイッチから候補スイッチまでのデバイス数です。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates
MAC Address Name Device Type PortIf FEC Hops SN PortIf FEC
00d0.7961.c4c0 StLouis-2 WS-C2960-12T Gi0/1 2 1 Fa0/11
00d0.bbf5.e900 ldf-dist-128 WS-C3524-XL Fa0/7 1 0 Fa0/24
00e0.1e7e.be80 1900_Switch 1900 3 0 1 0 Fa0/11
00e0.1e9f.7a00 Surfers-24 WS-C2924-XL Fa0/5 1 0 Fa0/3
00e0.1e9f.8c00 Surfers-12-2 WS-C2912-XL Fa0/4 1 0 Fa0/7
00e0.1e9f.8c40 Surfers-12-1 WS-C2912-XL Fa0/1 1 0 Fa0/9
次の例では、クラスタ コマンド スイッチに直接接続された、クラスタ メンバー スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates mac-address 00d0.7961.c4c0
Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0
Device type: cisco WS-C2960-12T
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 0)
Local port: Gi0/1 FEC number:
Upstream port: GI0/11 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 1
次の例では、クラスタ エッジからのホップ数が 3 である、クラスタ メンバー スイッチの MAC アドレスを使用した場合の show cluster candidates コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates mac-address 0010.7bb6.1cc0
Device 'Ventura' with mac address number 0010.7bb6.1cc0
Device type: cisco WS-C2912MF-XL
Upstream MAC address: 0010.7bb6.1cd4
Local port: Fa2/1 FEC number:
Upstream port: Fa0/24 FEC Number:
Hops from cluster edge: 3
Hops from command device: -
次の例では、 show cluster candidates detail コマンドの出力を示します。
Switch> show cluster candidates detail
Device 'Tahiti-12' with mac address number 00d0.7961.c4c0
Device type: cisco WS-C3512-XL
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 1)
Local port: Fa0/3 FEC number:
Upstream port: Fa0/13 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
Device '1900_Switch' with mac address number 00e0.1e7e.be80
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 2)
Local port: 3 FEC number: 0
Upstream port: Fa0/11 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
Device 'Surfers-24' with mac address number 00e0.1e9f.7a00
Device type: cisco WS-C2924-XL
Upstream MAC address: 00d0.796d.2f00 (Cluster Member 3)
Local port: Fa0/5 FEC number:
Upstream port: Fa0/3 FEC Number:
Hops from cluster edge: 1
Hops from command device: 2
関連コマンド
|
|
show cluster |
スイッチが属するクラスタのステータスおよびサマリーを表示します。 |
show cluster members |
クラスタ メンバーに関する情報を表示します。 |
show cluster members
クラスタ メンバーの情報を表示するには、 show cluster members 特権 EXEC コマンドを使用します。
show cluster members [ n | detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
n |
(任意)クラスタ メンバーを識別する番号。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
detail |
(任意)すべてのクラスタ メンバーに関する詳細を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドが利用できるのは、クラスタ コマンド スイッチ スタックまたはクラスタ コマンド スイッチに限られます。
(注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
クラスタ内にメンバーがない場合は、プロンプトに空行が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show cluster members コマンドの出力を示します。出力内の SN は、 スイッチ番号 を意味します。
Switch# show cluster members
SN MAC Address Name PortIf FEC Hops SN PortIf FEC State
0 0002.4b29.2e00 StLouis1 0 Up (Cmdr)
1 0030.946c.d740 tal-switch-1 Fa0/13 1 0 Gi0/1 Up
2 0002.b922.7180 nms-2820 10 0 2 1 Fa0/18 Up
3 0002.4b29.4400 SanJuan2 Gi0/1 2 1 Fa0/11 Up
4 0002.4b28.c480 GenieTest Gi0/2 2 1 Fa0/9 Up
次の例では、クラスタ メンバー 3 に対する show cluster members の出力を示します。
Switch# show cluster members 3
Device 'SanJuan2' with member number 3
Device type: cisco WS-C2960
MAC address: 0002.4b29.4400
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi0/1 FEC number:
Upstream port: GI0/11 FEC Number:
Hops from command device: 2
次の例では、 show cluster members detail コマンドの出力を示します。
Switch# show cluster members detail
Device 'StLouis1' with member number 0 (Command Switch)
Device type: cisco WS-C2960
MAC address: 0002.4b29.2e00
Upstream port: FEC Number:
Hops from command device: 0
Device 'tal-switch-14' with member number 1
Device type: cisco WS-C3548-XL
MAC address: 0030.946c.d740
Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0)
Local port: Fa0/13 FEC number:
Upstream port: Gi0/1 FEC Number:
Hops from command device: 1
Device 'nms-2820' with member number 2
MAC address: 0002.b922.7180
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: 10 FEC number: 0
Upstream port: Fa0/18 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'SanJuan2' with member number 3
Device type: cisco WS-C2960
MAC address: 0002.4b29.4400
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi0/1 FEC number:
Upstream port: Fa0/11 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'GenieTest' with member number 4
Device type: cisco SeaHorse
MAC address: 0002.4b28.c480
Upstream MAC address: 0030.946c.d740 (Cluster member 1)
Local port: Gi0/2 FEC number:
Upstream port: Fa0/9 FEC Number:
Hops from command device: 2
Device 'Palpatine' with member number 5
Device type: cisco WS-C2924M-XL
MAC address: 00b0.6404.f8c0
Upstream MAC address: 0002.4b29.2e00 (Cluster member 0)
Local port: Gi2/1 FEC number:
Upstream port: Gi0/7 FEC Number:
Hops from command device: 1
関連コマンド
|
|
show cluster |
スイッチが属するクラスタのステータスおよびサマリーを表示します。 |
show cluster candidates |
候補スイッチのリストを表示します。 |
show controllers cpu-interface
CPU ネットワーク インターフェイス ASIC(特定用途向け集積回路)のステートを表示し、CPU に達するパケットに関する統計情報を送受信するには、 show controllers cpu-interface 特権 EXEC コマンドを使用します。
show controllers cpu-interface [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用することで、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show controllers cpu-interface コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers cpu-interface
cpu-queue-frames retrieved dropped invalid hol-block
----------------- ---------- ---------- ---------- ----------
routing protocol 96145 0 0 0
igmp snooping 68411 0 0 0
cpu heartbeat 1710501 0 0 0
Supervisor ASIC receive-queue parameters
----------------------------------------
queue 0 maxrecevsize 5EE pakhead 1419A20 paktail 13EAED4
queue 1 maxrecevsize 5EE pakhead 15828E0 paktail 157FBFC
queue 2 maxrecevsize 5EE pakhead 1470D40 paktail 1470FE4
queue 3 maxrecevsize 5EE pakhead 19CDDD0 paktail 19D02C8
Supervisor ASIC Mic Registers
------------------------------
MicDirectPollInfo 80000800
MicIndicationsReceived 00000000
MicInterruptsReceived 00000000
MicPlbMasterConfiguration 00000000
MicRxFifosAvailable 00000000
MicTimeOutPeriod: FrameTOPeriod: 00000EA6 DirectTOPeriod: 00004000
Fifo0: StartPtrs: 038C2800 ReadPtr: 038C2C38
WritePtrs: 038C2C38 Fifo_Flag: 8A800800
Fifo1: StartPtr: 03A9BC00 ReadPtr: 03A9BC60
WritePtrs: 03A9BC60 Fifo_Flag: 89800400
Fifo2: StartPtr: 038C8800 ReadPtr: 038C88E0
WritePtrs: 038C88E0 Fifo_Flag: 88800200
Fifo3: StartPtr: 03C30400 ReadPtr: 03C30638
WritePtrs: 03C30638 Fifo_Flag: 89800400
Fifo4: StartPtr: 03AD5000 ReadPtr: 03AD50A0
WritePtrs: 03AD50A0 Fifo_Flag: 89800400
Fifo5: StartPtr: 03A7A600 ReadPtr: 03A7A600
WritePtrs: 03A7A600 Fifo_Flag: 88800200
Fifo6: StartPtr: 03BF8400 ReadPtr: 03BF87F0
WritePtrs: 03BF87F0 Fifo_Flag: 89800400
関連コマンド
|
|
show controllers ethernet-controller |
ハードウェアまたはインターフェイスの内部レジスタから読み込まれる、各インターフェイスの送受信の統計情報を表示します。 |
show interfaces |
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの管理ステータスおよび動作ステータスを表示します。 |
show controllers ethernet-controller
ハードウェアから読み込んだ送受信に関するインターフェイス単位の統計情報をキーワードなしで表示するには、 show controllers ethernet-controller 特権 EXEC コマンドを使用します。 phy キーワードはインターフェイス内部レジスタを表示し、 port-asic キーワードはポート ASIC(特定用途向け集積回路)に関する情報を表示します。
show controllers ethernet-controller [ interface-id ] [ phy [ detail ]] [ port-asic { configuration | statistics }] [ fastethernet 0 ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface-id |
物理インターフェイス(タイプ、スタック メンバー、モジュール、ポート番号を含む) |
phy |
(任意)デバイス、またはインターフェイスのスイッチの物理層(PHY)デバイスの内部レジスタ ステータスを表示します。インターフェイスの Automatic Medium-Dependent Interface Crossover(Auto-MDIX)機能の動作ステートを表示に含めます。 |
detail |
(任意)PHY 内部レジスタの詳細情報を表示します。 |
port-asic |
(任意)ポートの ASIC 内部レジスタの情報を表示します。 |
configuration |
ポートの ASIC 内部レジスタの設定を表示します。 |
statistics |
ポートの ASIC 統計情報(Rx/Sup キューおよびその他の統計情報を含む)を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC(ユーザ EXEC モードの interface-id キーワードでのみサポート)
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの基本的な RMON 統計情報を含むトラフィック統計情報をキーワードなしで表示します。
phy または port-asic キーワードを入力した場合は、主にシスコのテクニカル サポート担当のスイッチのトラブルシューティングに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、特定のインターフェイスに対する show controllers ethernet-controller コマンドの出力を示します。 表 2-22 に Transmit のフィールド、 表 2-23 に Receive のフィールドの説明をそれぞれ示します。
Switch# show controllers ethernet-controller gigabitethernet6/0/1
Transmit GigabitEthernet6/0/1 Receive
0 Unicast frames 0 Unicast frames
0 Multicast frames 0 Multicast frames
0 Broadcast frames 0 Broadcast frames
0 Too old frames 0 Unicast bytes
0 Deferred frames 0 Multicast bytes
0 MTU exceeded frames 0 Broadcast bytes
0 1 collision frames 0 Alignment errors
0 2 collision frames 0 FCS errors
0 3 collision frames 0 Oversize frames
0 4 collision frames 0 Undersize frames
0 5 collision frames 0 Collision fragments
0 7 collision frames 0 Minimum size frames
0 8 collision frames 0 65 to 127 byte frames
0 9 collision frames 0 128 to 255 byte frames
0 10 collision frames 0 256 to 511 byte frames
0 11 collision frames 0 512 to 1023 byte frames
0 12 collision frames 0 1024 to 1518 byte frames
0 13 collision frames 0 Overrun frames
0 14 collision frames 0 Pause frames
0 15 collision frames 0 Symbol error frames
0 Late collisions 0 Invalid frames, too large
0 VLAN discard frames 0 Valid frames, too large
0 Excess defer frames 0 Invalid frames, too small
0 64 byte frames 0 Valid frames, too small
0 255 byte frames 0 Too old frames
0 511 byte frames 0 Valid oversize frames
0 1023 byte frames 0 System FCS error frames
0 1518 byte frames 0 RxPortFifoFull drop frame
表 2-22 Transmit のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で送信されたバイトの総数。 |
Unicast Frames |
ユニキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Multicast frames |
マルチキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
ブロードキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため出力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Deferred frames |
時間が 2* 最大パケット時間を超えたあとで送信されなかったフレームの数。 |
MTU exceeded frames |
最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
1 collision frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
2 collision frames |
2 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
3 collision frames |
3 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
4 collision frames |
4 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
5 collision frames |
5 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
6 collision frames |
6 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
7 collision frames |
7 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
8 collision frames |
8 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
9 collision frames |
9 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
10 collision frames |
10 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
11 collision frames |
11 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
12 collision frames |
12 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
13 collision frames |
13 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
14 collision frames |
14 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
15 collision frames |
15 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
Excessive collisions |
16 回の衝突後、インターフェイス上で送信できなかったフレームの数。 |
Late collisions |
フレームが送信されたあとで、フレームの送信時に検出されたレイト コリジョンによってドロップされたフレームの数。 |
VLAN discard frames |
CFI ビットが設定されたことによりインターフェイス上でドロップされたフレームの数。 |
Excess defer frames |
時間が最大パケット時間を超えたあとで送信されなかったフレームの数。 |
64 byte frames |
インターフェイス上で送信された 64 バイトのフレームの総数。 |
127 byte frames |
インターフェイス上で送信された 65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
255 byte frames |
インターフェイス上で送信された 128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
511 byte frames |
インターフェイス上で送信された 256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
1023 byte frames |
インターフェイス上で送信された 512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1518 byte frames |
インターフェイス上で送信された 1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Too large frames |
インターフェイス上で送信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Good (1 coll) frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。この値には 1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されなかったフレームの数は含まれません。 |
表 2-23 Receive のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で受信されたフレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Unicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたユニキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Multicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたマルチキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたブロードキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Unicast bytes |
インターフェイス上で受信されたユニキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Multicast bytes |
インターフェイス上で受信されたマルチキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Broadcast bytes |
インターフェイス上で受信されたブロードキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Alignment errors |
インターフェイス上で受信されたアライメント エラーを持つフレームの総数。 |
FCS errors |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数 |
Oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Undersize frames |
インターフェイス上で受信された 64 バイト未満のフレームの数。 |
Collision fragments |
インターフェイス上で受信されたコリジョン フラグメントの数。 |
Minimum size frames |
最小フレーム サイズのフレームの総数。 |
65 to 127 byte frames |
65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
128 to 255 byte frames |
128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
256 to 511 byte frames |
256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
512 to 1023 byte frames |
512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1024 to 1518 byte frames |
1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Overrun frames |
インターフェイス上で受信されたオーバーラン フレームの総数。 |
Pause frames |
インターフェイス上で受信されたポーズ フレームの数。 |
Symbol error frames |
インターフェイス上で受信されたシンボル エラーを持つフレームの数。 |
Invalid frames, too large |
許可 MTU サイズ(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)を超え、FCS エラーまたはアライメント エラーのどちらかを持つ受信されたフレームの数。 |
Valid frames, too large |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Invalid frames, too small |
64 バイト(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)未満で、FCS エラーまたはアライメント エラーのどちらかを持つ受信されたフレームの数。 |
Valid frames, too small |
64 バイト(または VLAN タグ付きフレームでは 68 バイト)未満で、有効な FCS 値を持つインターフェイスで受信されたフレームの数。フレーム サイズには、FCS ビットが含まれ、フレーム ヘッダー ビットは含まれません。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため入力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Valid oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超え、有効な FCS 値を持つフレームの数。フレーム サイズには、FCS 値が含まれ、VLAN タグは含まれません。 |
System FCS error frames |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数。 |
RxPortFifoFull drop frames |
入力キューが満杯であるためドロップされた、インターフェイス上で受信されたフレームの総数。 |
次の例では、特定のインターフェイスに対する show controllers ethernet-controller phy コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller gigabitethernet0/2 phy
GigabitEthernet1/0/2 (gpn: 2, port-number: 2)
-----------------------------------------------------------
============================================================
Port Conf-Media Active-Media Attached
------- ------------ ------------ --------------------------
Gi1/0/1 auto-select none 0 -Not Present
Gi1/0/2 auto-select none 0 -Not Present
============================================================
-------------------------------------------------------
Embedded PHY : not present
SFP failed oper flag : 0x00000000
次の例では、 show controllers ethernet-controller port-asic configuration コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller port-asic configuration
========================================================================
Switch 1, PortASIC 0 Registers
------------------------------------------------------------------------
SupervisorReceiveFifoSramInfo : 000007D0 000007D0 40000000
SupervisorTransmitFifoSramInfo : 000001D0 000001D0 40000000
IndicationStatus : 00000000
IndicationStatusMask : FFFFFFFF
InterruptStatus : 00000000
InterruptStatusMask : 01FFE800
SupervisorDiag : 00000000
SupervisorFrameSizeLimit : 000007C8
SupervisorBroadcast : 000A0F01
GeneralIO : 000003F9 00000000 00000004
StackPcsInfo : FFFF1000 860329BD 5555FFFF FFFFFFFF
FF0FFF00 86020000 5555FFFF 00000000
StackRacInfo : 73001630 00000003 7F001644 00000003
24140003 FD632B00 18E418E0 FFFFFFFF
StackControlStatus : 18E418E0
stackControlStatusMask : FFFFFFFF
TransmitBufferFreeListInfo : 00000854 00000800 00000FF8 00000000
0000088A 0000085D 00000FF8 00000000
TransmitRingFifoInfo : 00000016 00000016 40000000 00000000
0000000C 0000000C 40000000 00000000
TransmitBufferInfo : 00012000 00000FFF 00000000 00000030
TransmitBufferCommonCount : 00000F7A
TransmitBufferCommonCountPeak : 0000001E
TransmitBufferCommonCommonEmpty : 000000FF
NetworkActivity : 00000000 00000000 00000000 02400000
DroppedStatistics : 00000000
FrameLengthDeltaSelect : 00000001
SneakPortFifoInfo : 00000000
MacInfo : 0EC0801C 00000001 0EC0801B 00000001
00C0001D 00000001 00C0001E 00000001
次の例では、 show controllers ethernet-controller port-asic statistics コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers ethernet-controller port-asic statistics
===========================================================================
Switch 1, PortASIC 0 Statistics
---------------------------------------------------------------------------
0 RxQ-0, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-0 drop frames
4118966 RxQ-0, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-1 drop frames
0 RxQ-0, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-2 drop frames
0 RxQ-1, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-0 drop frames
296 RxQ-1, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-1 drop frames
2836036 RxQ-1, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-1, wt-2 drop frames
0 RxQ-2, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-0 drop frames
0 RxQ-2, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-1 drop frames
158377 RxQ-2, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-2, wt-2 drop frames
0 RxQ-3, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-0 drop frames
0 RxQ-3, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-1 drop frames
0 RxQ-3, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-3, wt-2 drop frames
15 TxBufferFull Drop Count 0 Rx Fcs Error Frames
0 TxBufferFrameDesc BadCrc16 0 Rx Invalid Oversize Frames
0 TxBuffer Bandwidth Drop Cou 0 Rx Invalid Too Large Frames
0 TxQueue Bandwidth Drop Coun 0 Rx Invalid Too Large Frames
0 TxQueue Missed Drop Statist 0 Rx Invalid Too Small Frames
74 RxBuffer Drop DestIndex Cou 0 Rx Too Old Frames
0 SneakQueue Drop Count 0 Tx Too Old Frames
0 Learning Queue Overflow Fra 0 System Fcs Error Frames
0 Learning Cam Skip Count
15 Sup Queue 0 Drop Frames 0 Sup Queue 8 Drop Frames
0 Sup Queue 1 Drop Frames 0 Sup Queue 9 Drop Frames
0 Sup Queue 2 Drop Frames 0 Sup Queue 10 Drop Frames
0 Sup Queue 3 Drop Frames 0 Sup Queue 11 Drop Frames
0 Sup Queue 4 Drop Frames 0 Sup Queue 12 Drop Frames
0 Sup Queue 5 Drop Frames 0 Sup Queue 13 Drop Frames
0 Sup Queue 6 Drop Frames 0 Sup Queue 14 Drop Frames
0 Sup Queue 7 Drop Frames 0 Sup Queue 15 Drop Frames
===========================================================================
Switch 1, PortASIC 1 Statistics
---------------------------------------------------------------------------
0 RxQ-0, wt-0 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-0 drop frames
52 RxQ-0, wt-1 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-1 drop frames
0 RxQ-0, wt-2 enqueue frames 0 RxQ-0, wt-2 drop frames
関連コマンド
|
|
show controllers cpu-interface |
CPU ネットワーク ASIC の状態、および CPU に届くパケットの送受信の統計情報を表示します。 |
show controllers tcam |
システム内のすべての Ternary CAM(TCAM)と CAM コントローラである TCAM インターフェイス ASIC のレジスタ ステートを表示します。 |
show controllers ethernet-controller stack port
スタック ポート カウンタ(またはハードウェアから読み込んだ送受信に関するインターフェイス単位およびスタック ポート単位の統計情報)を表示するには、 show controllers ethernet-controller stack port 特権 EXEC コマンドを使用します。
show controllers ethernet-controller stackport [ stack-port-number ] [ | { begin | exclude | include} expression]
(注) このコマンドは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
シンタックスの説明
stack-port-number |
インターフェイスのスタック ポート番号です。指定できる範囲は 1 ~ 2 です。スタック ポート番号を指定しないと、両方のスタック ポートの情報が表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(53)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
指定されたインターフェイス上の両方のスタック ポートのスタック ポート情報を表示するには、スタック ポート番号を指定せずに show controllers ethernet-controller stackport 特権 EXEC コマンドを入力します。このコマンドを使用して、スタック ポート上で送信されたさまざまなパケット タイプのカウンタを表示します。スタック ポート カウンタおよびイーサネット カウンタをクリアするには、 clear controllers ethernet-controllers 特権 EXEC コマンドを入力します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、output を含む行は表示されませんが、Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、スタック ポート 1 に対する show controllers ethernet-controller stackport コマンドの出力を示します。 表 2-22 に Transmit FastEthernet0 のフィールド、 表 2-23 に Receive のフィールドの説明をそれぞれ示します。
switch# show controllers ethernet-controller stack port 1
Transmit StackPort1 Receive
13226803644 Bytes 10704476071 Bytes
27647287 Unicast frames 20878836 Unicast frames
12728665 Multicast frames 10258136 Multicast frames
0 Broadcast frames 0 Broadcast frames
0 Too old frames 6287969588 Unicast bytes
0 Deferred frames 3233301547 Multicast bytes
0 MTU exceeded frames 0 Broadcast bytes
0 1 collision frames 0 Alignment errors
0 2 collision frames 0 FCS errors
0 3 collision frames 0 Oversize frames
0 4 collision frames 0 Undersize frames
0 5 collision frames 0 Collision fragments
0 7 collision frames 0 Minimum size frames
0 8 collision frames 22103015 65 to 127 byte frames
0 9 collision frames 685 128 to 255 byte frames
0 10 collision frames 5778 256 to 511 byte frames
0 11 collision frames 5703871 512 to 1023 byte frames
0 12 collision frames 3323623 1024 to 1518 byte frames
0 13 collision frames 0 Overrun frames
0 14 collision frames 0 Pause frames
0 Excessive collisions 0 Symbol error frames
0 Late collisions 0 Invalid frames, too large
0 VLAN discard frames 0 Valid frames, too large
0 Excess defer frames 0 Invalid frames, too small
0 64 byte frames 0 Valid frames, too small
4302 255 byte frames 0 Too old frames
5814 511 byte frames 0 Valid oversize frames
5790695 1023 byte frames 0 System FCS error frames
4410598 1518 byte frames 0 RxPortFifoFull drop frame
表 2-24 Transmit FastEthernet および Stack Port のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で送信されたバイトの総数。 |
Unicast Frames |
ユニキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Multicast frames |
マルチキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
ブロードキャスト アドレスに送信されたフレームの総数。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため出力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Deferred frames |
時間が 2* 最大パケット時間を超えたあとで送信されなかったフレームの数。 |
MTU exceeded frames |
最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
1 collision frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
2 collision frames |
2 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
3 collision frames |
3 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
4 collision frames |
4 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
5 collision frames |
5 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
6 collision frames |
6 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
7 collision frames |
7 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
8 collision frames |
8 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
9 collision frames |
9 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
10 collision frames |
10 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
11 collision frames |
11 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
12 collision frames |
12 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
13 collision frames |
13 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
14 collision frames |
14 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
15 collision frames |
15 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。 |
Excessive collisions |
16 回の衝突後、インターフェイス上で送信できなかったフレームの数。 |
Late collisions |
フレームが送信されたあとで、フレームの送信時に検出されたレイト コリジョンによってドロップされたフレームの数。 |
VLAN discard frames |
CFI ビットが設定されたことによりインターフェイス上でドロップされたフレームの数。 |
Excess defer frames |
時間が最大パケット時間を超えたあとで送信されなかったフレームの数。 |
64 byte frames |
インターフェイス上で送信された 64 バイトのフレームの総数。 |
127 byte frames |
インターフェイス上で送信された 65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
255 byte frames |
インターフェイス上で送信された 128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
511 byte frames |
インターフェイス上で送信された 256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
1023 byte frames |
インターフェイス上で送信された 512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1518 byte frames |
インターフェイス上で送信された 1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Too large frames |
インターフェイス上で送信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Good (1 coll) frames |
1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。この値には 1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されなかったフレームの数は含まれません。 |
Good (>1 coll) frames |
2 回以上の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されたフレームの数。この値には 1 回の衝突後、インターフェイス上で正常に送信されなかったフレームの数は含まれません。 |
表 2-25 Receive のフィールドの説明
|
|
Bytes |
インターフェイス上で受信されたフレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Unicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたユニキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Multicast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたマルチキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Broadcast frames |
インターフェイス上で正常に受信されたブロードキャスト アドレスに向けられたフレームの総数。 |
Unicast bytes |
インターフェイス上で受信されたユニキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Multicast bytes |
インターフェイス上で受信されたマルチキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Broadcast bytes |
インターフェイス上で受信されたブロードキャスト フレームによって使用されたメモリ(バイト)の総量。FCS 値および正常形式でないフレームも含まれます。この値には、フレーム ヘッダー ビットが含まれません。 |
Alignment errors |
インターフェイス上で受信されたアライメント エラーを持つフレームの総数。 |
FCS errors |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数 |
Oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Undersize frames |
インターフェイス上で受信された 64 バイト未満のフレームの数。 |
Collision fragments |
インターフェイス上で受信されたコリジョン フラグメントの数。 |
Minimum size frames |
最小フレーム サイズのフレームの総数。 |
65 to 127 byte frames |
65 ~ 127 バイトのフレームの総数。 |
128 to 255 byte frames |
128 ~ 255 バイトのフレームの総数。 |
256 to 511 byte frames |
256 ~ 511 バイトのフレームの総数。 |
512 to 1023 byte frames |
512 ~ 1023 バイトのフレームの総数。 |
1024 to 1518 byte frames |
1024 ~ 1518 バイトのフレームの総数。 |
Overrun frames |
インターフェイス上で受信されたオーバーラン フレームの総数。 |
Pause frames |
インターフェイス上で受信されたポーズ フレームの数。 |
Symbol error frames |
インターフェイス上で受信されたシンボル エラーを持つフレームの数。 |
Invalid frames, too large |
許可 MTU サイズ(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)を超え、FCS エラーまたはアライメント エラーのどちらかを持つ受信されたフレームの数。 |
Valid frames, too large |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超えたフレームの数。 |
Invalid frames, too small |
64 バイト(FCS ビットを含み、フレーム ヘッダーを含まない)未満で、FCS エラーまたはアライメント エラーのどちらかを持つ受信されたフレームの数。 |
Valid frames, too small |
64 バイト(または VLAN タグ付きフレームでは 68 バイト)未満で、有効な FCS 値を持つインターフェイスで受信されたフレームの数。フレーム サイズには、FCS ビットが含まれ、フレーム ヘッダー ビットは含まれません。 |
Too old frames |
パケットが有効期限切れのため入力ポートでドロップされたフレームの数。 |
Valid oversize frames |
インターフェイス上で受信された最大許可フレーム サイズを超え、有効な FCS 値を持つフレームの数。フレーム サイズには、FCS 値が含まれ、VLAN タグは含まれません。 |
System FCS error frames |
インターフェイス上で受信された有効な長さ(バイト)を持ち、正常な FCS 値を持たないフレームの総数。 |
RxPortFifoFull drop frames |
入力キューが満杯であるためドロップされた、インターフェイス上で受信されたフレームの総数。 |
関連コマンド
|
|
clear controllers ethernet-controllers |
イーサネット コントローラおよびスタック ポート カウンタをクリアします。 |
show controllers ethernet-controller |
ハードウェアから読み込んだ送受信に関するインターフェイス単位の統計情報を表示します。 |
show controllers power inline
指定した Power over Ethernet(PoE)コントローラのレジスタの値を表示するには、 show controllers power inline ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show controllers power inline [ instance] [module switch-number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
instance |
(任意)電源コントローラのインスタンス。各インスタンスは 4 つのポートに対応します。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。インスタンスを指定しない場合は、すべてのインスタンスが表示されます。 |
module switch- number |
(任意)指定のスタック メンバーのポートだけを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4 です。 (注) スタックは、Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(44)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
インスタンスの範囲は 0 ~ 1 です。0 と 1 以外のインスタンスの場合は、スイッチから出力が生成されません。
このコマンドは、すべてのスイッチで表示されますが、PoE スイッチのみで使用可能です。PoE をサポートしないスイッチの情報は提供されません。
このコマンドを使用すると、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、Catalyst 2960 または 2960-S スイッチ上での show controllers power inline コマンドの出力を示します。
Switch> show controllers power inline
Alchemy instance 0, address 0
Pending event flag :N N N N N N N N N N N N
Current State :00 05 10 51 61 11
Current Event :00 01 00 10 40 00
Timers :00 C5 57 03 12 20 04 B2 05 06 07 07
Error State :00 00 00 00 10 00
Error Code :00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
Power Status :N Y N N Y N N N N N N N
Auto Config :N Y Y N Y Y Y Y Y Y Y Y
Disconnect :N N N N N N N N N N N N
Detection Status :00 00 00 30 00 00
Current Class :00 00 00 30 00 00
Tweetie debug :00 00 00 00
POE Commands pending at sub:
Command 0 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 1 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 2 on each port :00 00 00 00 00 00
Command 3 on each port :00 00 00 00 00 00
関連コマンド
|
|
logging event power-inline-status |
PoE イベントのロギングをイネーブルにします。 |
power inline |
指定した PoE ポートまたはすべての PoE ポートの電力管理モードを設定します。 |
show power inline |
指定した PoE ポートまたはすべての PoE ポートの PoE ステータスを表示します。 |
show controllers tcam
システムのすべての Ternary CAM(TCAM)、および CAM コントローラである TCAM インターフェイス Application Specific Integrated Circuit(ASIC; 特定用途向け IC)のレジスタのステートを表示するには、 show controllers tcam 特権 EXEC コマンドを使用します。
show controllers tcam [ asic [ number ]] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
asic |
(任意)ポートの ASIC TCAM 情報を表示します。 |
number |
(任意)指定のポート ASIC 番号の情報を表示します。指定できる範囲は 0 ~ 15 です。 |
detail |
(任意)TCAM レジスタの詳細情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用することで、シスコのテクニカル サポート担当がスイッチのトラブルシューティングを行うのに役立つ情報が表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show controllers tcam コマンドの出力を示します。
Switch# show controllers tcam
------------------------------------------------------------------------
------------------------------------------------------------------------
GMR31: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
GMR32: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
GMR33: FF_FFFFFFFF_FFFFFFFF
=============================================================================
TCAM related PortASIC 1 registers
=============================================================================
LookupType: 89A1C67D_24E35F00
ForwardingRamBaseAddress:
00022A00 0002FE00 00040600 0002FE00 0000D400
00000000 003FBA00 00009000 00009000 00040600
00000000 00012800 00012900
関連コマンド
|
|
show controllers cpu-interface |
CPU ネットワーク ASIC の状態、および CPU に届くパケットの送受信の統計情報を表示します。 |
show controllers ethernet-controller |
ハードウェアまたはインターフェイスの内部レジスタから読み込まれる、各インターフェイスの送受信の統計情報を表示します。 |
show controllers utilization
スイッチまたは特定のポートの帯域利用率を表示するには、 show controllers utilization ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show controllers [ interface-id ] utilization [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface-id |
(任意)スイッチ インターフェイスの ID です。 |
| begin |
(任意)指定した expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意)指定した expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例は、 show controllers utilization コマンドの出力を示しています。
Switch> show controllers utilization
Port Receive Utilization Transmit Utilization
Switch Receive Bandwidth Percentage Utilization : 0
Switch Transmit Bandwidth Percentage Utilization : 0
Switch Fabric Percentage Utilization : 0
次の例は、特定のポートでの show controllers utilization コマンドの出力を示します。
Switch> show controllers gigabitethernet1/0/1 utilization
Receive Bandwidth Percentage Utilization : 0
Transmit Bandwidth Percentage Utilization : 0
表 2-26 show controllers utilization のフィールドの説明
|
|
Receive Bandwidth Percentage Utilization |
スイッチの受信帯域利用率を表示します。これは、すべてのポートの受信トラフィックの合計をスイッチの受信容量で割ったものです。 |
Transmit Bandwidth Percentage Utilization |
スイッチの送信帯域利用率を表示します。これは、すべてのポートの送信トラフィックの合計をスイッチの送信容量で割ったものです。 |
Fabric Percentage Utilization |
スイッチの送信と受信の両方の帯域利用率の平均を表示します。 |
関連コマンド
|
|
show controllers ethernet-controller |
インターフェイスの内部レジスタを表示します。 |
show diagnostic
オンライン診断テストの結果およびサポートされるテスト スイートを表示するには、 show diagnostic ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show diagnostic content switch [ num | all ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic result switch [ num | all ] [ detail | test { test-id | test-id-range | all } [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic schedule switch [ num | all ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic status [ | { begin | exclude | include } expression ]
show diagnostic switch [ num | all ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
シンタックスの説明
content |
各テストおよびすべてのモジュールに関して、テスト ID、テスト属性、およびサポートされるカバレッジ テスト レベルを含むテスト情報を表示します。 |
switch num |
スイッチ番号を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 4 です。 |
switch all |
スイッチ スタック内のすべてのスイッチを指定します。 |
post |
Power-on Self-Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)の結果を表示します。コマンドの出力は show post コマンドと同じです。 |
result |
テスト結果を表示します。 |
detail |
(任意)すべてのテスト統計を表示します。 |
test |
テストを指定します。 |
test-id |
テストの識別番号。その他の情報については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
test-id-range |
テストの識別番号の範囲。その他の情報については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
all |
すべてのテスト |
schedule |
現在スケジュールされている診断タスクを表示します。 |
status |
テスト ステータスを表示します。 |
| begin |
(任意)expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意)expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(53)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
switch num を入力しない場合は、すべてのスイッチの情報が表示されます。
コマンド出力では、表示されるテスト結果は次のとおりです。
• Passed(.)
• Failed(F)
• Unknown(U)
例
次の例では、スイッチに設定されているオンライン診断を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic content switch 3
Diagnostics test suite attributes:
B/* - Basic ondemand test / NA
P/V/* - Per port test / Per device test / NA
D/N/* - Disruptive test / Non-disruptive test / NA
S/* - Only applicable to standby unit / NA
X/* - Not a health monitoring test / NA
F/* - Fixed monitoring interval test / NA
E/* - Always enabled monitoring test / NA
A/I - Monitoring is active / Monitoring is inactive
R/* - Switch will reload after test list completion / NA
P/* - will partition stack / NA
ID Test Name attributes day hh:mm:ss.ms shold
==== ================================== ============ =============== =====
1) TestPortAsicStackPortLoopback B*N****A** 000 00:01:00.00 n/a
2) TestPortAsicLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
3) TestPortAsicCam B*D*X**IR* not configured n/a
4) TestPortAsicRingLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
5) TestMicRingLoopback B*D*X**IR* not configured n/a
6) TestPortAsicMem B*D*X**IR* not configured n/a
次の例では、スイッチのオンライン診断結果を表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic result switch 1
Overall diagnostic result: PASS
Test results: (.= Pass, F = Fail, U = Untested)
1) TestPortAsicStackPortLoopback ---> .
2) TestPortAsicLoopback ------------> .
3) TestPortAsicCam -----------------> .
4) TestPortAsicRingLoopback --------> .
5) TestMicRingLoopback -------------> .
6) TestPortAsicMem -----------------> .
次の例では、オンライン診断テスト ステータスを表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic status
<BU> - Bootup Diagnostics, <HM> - Health Monitoring Diagnostics,
<OD> - OnDemand Diagnostics, <SCH> - Scheduled Diagnostics
====== ================================= =============================== ======
Card Description Current Running Test Run by
------ --------------------------------- --------------------- ------
2 TestPortAsicStackPortLoopback <OD>
TestPortAsicLoopback <OD>
TestPortAsicRingLoopback <OD>
====== ================================= =============================== ======
次の例では、スイッチのオンライン診断テスト スケジュールを表示する方法を示します。
Switch# show diagnostic schedule switch 1
Current Time = 14:39:49 PST Tue Jul 5 2005
Test ID(s) to be executed: 1.
関連コマンド
|
|
clear arp inspection log |
ヘルス モニタリング診断テストを設定します。 |
diagnostic schedule |
テストベースのオンライン診断テストをスケジューリングします。 |
diagnostic start |
オンライン診断テストを開始します。 |
show dot1x
スイッチまたは指定されたポートの IEEE 802.1x 統計情報、管理ステータス、および動作ステータスを表示するには、 show dot1x ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show dot1x [{ all [ summary ] | interface interface-id } [ details | statistics ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
all [ summary ] |
(任意)すべてのポートの IEEE 802.1x ステータスを表示します。 |
interface interface-id |
(任意)指定のポート(タイプ、スタック メンバー、モジュール、ポート番号を含む)の IEEE 802.1x のステータスを表示します。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
details |
(任意)IEEE 802.1x インターフェイスの詳細を表示します。 |
statistics |
指定されたポートの IEEE 802.1x 統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
12.2(25)SED |
認証ステートのマシン ステートおよびポート ステータス フィールドに auth-fail-vlan が含まれるように表示が拡張されました。 |
12.2(25)SEE |
コマンド構文が変更され、コマンド出力が修正されました。 |
使用上のガイドライン
ポートを指定しない場合は、グローバル パラメータおよびサマリーが表示されます。 ポートを指定する場合、ポートの詳細が表示されます。
単一方向または双方向としてポート制御が設定され、この設定がスイッチの設定と対立する場合、 show dot1x { all | interface interface-id } 特権 EXEC コマンド出力にその情報が表示されます。
ControlDirection = In (Inactive)
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show dot1x ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Critical Recovery Delay 100
次の例では、 show dot1x all ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Critical Recovery Delay 100
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/1
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
次の例では、 show dot1x all summary ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Interface PAE Client Status
--------------------------------------------------------
Gi2/0/1 AUTH none UNAUTHORIZED
Gi2/0/2 AUTH 00a0.c9b8.0072 AUTHORIZED
Gi0/3 AUTH none UNAUTHORIZED
次の例では、 show dot1x interface interface-id ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show dot1x interface gigabitethernet1/0/2
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/2
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
次の例では、 show dot1x interface interface-id details ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show dot1x interface gigabitethernet1/0/2 details
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/2
-----------------------------------
ReAuthentication = Disabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
Dot1x Authenticator Client List Empty
次の例では、ポートがゲスト VLAN に割り当てられ、ホスト モードが multiple-hosts モードに変更された場合の show dot1x interface interface-id details コマンドの出力を示します。
Switch# show dot1x interface gigabitethernet1/0/1 details
Dot1x Info for GigabitEthernet1/0/1
-----------------------------------
ReAuthentication = Enabled
ReAuthPeriod = 3600 (Locally configured)
Dot1x Authenticator Client List Empty
Authorized By = Guest-Vlan
Operational HostMode = MULTI_HOST
次の例では、 show dot1x interface interface-id statistics コマンドの出力を示します。 表 2-27 に、表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show dot1x interface gigabitethernet0/2 statistics
Dot1x Authenticator Port Statistics for GigabitEthernet0/2
--------------------------------------------
RxStart = 0 RxLogoff = 0 RxResp = 1 RxRespID = 1
RxInvalid = 0 RxLenErr = 0 RxTotal = 2
TxReq = 2 TxReqID = 132 TxTotal = 134
RxVersion = 2 LastRxSrcMAC = 00a0.c9b8.0072
表 2-27 show dot1x statistics のフィールドの説明
|
|
RxStart |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)-Start フレームの個数 |
RxLogoff |
受信された EAPOL-Logoff フレームの数 |
RxResp |
受信された有効な Extensible Authentication Protocol(EAP)-Response フレーム(Response/Identity フレーム以外)の個数 |
RxRespID |
受信された EAP-Response/Identity フレームの数 |
RxInvalid |
受信された EAPOL フレームのうち、フレーム タイプを認識できないフレームの数 |
RxLenError |
受信された EAPOL フレームのうち、パケット本体の長さを示すフィールドが無効なフレームの数 |
RxTotal |
受信されたすべてのタイプの有効な EAPOL フレームの数 |
TxReq |
送信された EAP-Request フレーム(Request/Identity フレーム以外)の数 |
TxReqId |
送信された EAP-Request/Identity フレームの個数 |
TxTotal |
送信されたすべてのタイプの Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)フレームの個数 |
RxVersion |
IEEE 802.1x バージョン 1 形式で受信されたパケットの数 |
LastRxSrcMac |
最後に受信した EAPOL フレームで伝送された送信元 MAC(メディア アクセス制御)アドレス |
関連コマンド
|
|
dot1x default |
IEEE 802.1x パラメータをデフォルト値に戻します。 |
show dtp
スイッチまたは指定されたインターフェイスのダイナミック トランキング プロトコル(DTP)を表示するには、 show dtp 特権 EXEC コマンドを使用します。
show dtp [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスのポート セキュリティ設定を表示します。有効なインターフェイスは物理ポート(タイプ、スタック メンバー、モジュール、ポート番号を含む)を含みます。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show dtp コマンドの出力を示します。
Sending DTP Hello packets every 30 seconds
Dynamic Trunk timeout is 300 seconds
次の例では、 show dtp interface コマンドの出力を示します。
Switch# show dtp interface gigabitethernet1/0/1
DTP information for GigabitEthernet1/0/1:
TOS/TAS/TNS: ACCESS/AUTO/ACCESS
TOT/TAT/TNT: NATIVE/NEGOTIATE/NATIVE
Neighbor address 1: 000943A7D081
Neighbor address 2: 000000000000
Hello timer expiration (sec/state): 1/RUNNING
Access timer expiration (sec/state): never/STOPPED
Negotiation timer expiration (sec/state): never/STOPPED
Multidrop timer expiration (sec/state): never/STOPPED
3160 packets received (3160 good)
0 nonegotiate, 0 bad version, 0 domain mismatches, 0 bad TLVs, 0 other
6320 packets output (6320 good)
1 link ups, last link up on Mon Mar 01 1993, 01:02:29
関連コマンド
|
|
show interfaces trunk |
インターフェイス トランク情報を表示します。 |
show eap
スイッチまたは特定のポートの Extensible Authentication Protocol(EAP)レジストレーション情報およびセッション情報を表示するには、 show eap 特権 EXEC コマンドを使用します。
show eap {{ registrations [ method [ name ] | transport [ name ]]} | { sessions [ credentials name [ interface interface-id ] | interface interface-id | method name | transport name ]}} [ credentials name | interface interface-id | transport name ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
registrations |
EAP レジストレーション情報を表示します。 |
method name |
(任意)EAP 方式のレジストレーション情報を表示します。 |
transport name |
(任意)EAP 伝送のレジストレーション情報を表示します。 |
sessions |
EAP セッション情報を表示します。 |
credentials name |
(任意)EAP 方式のレジストレーション情報を表示します。 |
interface interface-id |
(任意)指定のポート(タイプ、スタック メンバー、モジュール、ポート番号を含む)の EAP 情報を表示します。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)SEE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
次のキーワードとともに show eap registrations 特権 EXEC コマンドを使用する場合、Aコマンド出力には次の情報が表示されます。
• None:EAP および登録された EAP 方式で使用されるすべての下位レベル
• method name キーワード:登録された特定の方式
• transport name キーワード:登録された特定の下位レベル
次のキーワードを含む show eap sessions 特権 EXEC コマンドを使用する場合、コマンド出力には次の情報が表示されます。
• None:すべてのアクティブな EAP セッション
• credentials name キーワード:特定の証明書プロファイル
• interface interface-id キーワード:特定のインターフェイスのパラメータ
• method name キーワード:特定の EAP 方式
• transport name キーワード:特定の下位レベル
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show eap registrations 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap registrations
Registered EAP Lower Layers:
2 Authenticator Dot1x-Authenticator
次の例では、 show eap registrations transport 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap registrations transport all
Registered EAP Lower Layers:
2 Authenticator Dot1x-Authenticator
次の例では、 show eap sessions 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show eap sessions
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi0/1
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 0 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 2s)
EAP handle: 0x5200000A Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x93000004 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi0/2
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 0 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 2s)
EAP handle: 0xA800000B Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x0D000005 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
次の例では、 show eap sessions interface interface-id 特権 EXEC コマンドの出力を示します。
Switch# show eap sessions gigabitethernet1/0/1
Role: Authenticator Decision: Fail
Lower layer: Dot1x-AuthenticaInterface: Gi0/1
Current method: None Method state: Uninitialised
Retransmission count: 1 (max: 2) Timer: Authenticator
ReqId Retransmit (timeout: 30s, remaining: 13s)
EAP handle: 0x5200000A Credentials profile: None
Lower layer context ID: 0x93000004 Eap profile name: None
Method context ID: 0x00000000 Peer Identity: None
Start timeout (s): 1 Retransmit timeout (s): 30 (30)
Current ID: 2 Available local methods: None
関連コマンド
|
|
clear eap sessions |
スイッチまたは特定のポートの EAP のセッション情報を表示します。 |
show env
スイッチのファン、温度、Redundant Power System(RPS; 冗長電源システム)の可用性、および電源情報を表示するには、 show env ユーザ EXEC コマンドを使用します。
スイッチ(スタンドアロン スイッチ、スタック マスター、スタック メンバー)のファン、温度、冗長電源システム(RPS)の可用性、および電源情報を表示するには、 show env ユーザ EXEC コマンドを使用します。 stack キーワードを使用すると、スタックまたはスタック内の指定したスイッチの情報がすべて表示されます。
show env { all | fan | power | rps | stack [ switch-number ] | temperature } [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
all |
ファンと温度環境の両方の状態を表示します。 |
fan |
スイッチ ファンの状態を表示します。 |
power |
スイッチの電源の状態を表示します。 |
rps |
RPS 300 冗長電源システム(RPS 300)および Cisco RPS675 冗長電源システム(RPS 675)がスイッチに接続されているかどうかを表示します。 |
stack [ switch-number ] |
スタック内の各スイッチまたは指定したスイッチのすべての環境ステータスを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4 です(スタックのスイッチ番号に対応)。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
temperature |
スイッチの温度ステータスを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
マスター以外の特定のスイッチから情報にアクセスするには、 session 特権 EXEC コマンドを使用します。
任意のメンバー スイッチからスタック内のすべてのスイッチに関する情報を表示するには、 show env stack [ switch-number ] コマンドを使用します。
(注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、マスター スイッチまたはスタンドアロン スイッチから入力した show env all コマンドの出力を示します。
次の例では、 show env fan コマンドの出力を示します。
次の例では、Catalyst 2960-S スイッチ上での show env stack コマンドの出力を示します。
Temperature Value: 32 Degree Celsius
Yellow Threshold : 49 Degree Celsius
Red Threshold : 59 Degree Celsius
次の例では、マスター スイッチからスタック メンバー 3 に関する情報を表示する方法を示します。
show errdisable detect
errdisable の検出状態を表示するには、 show errdisable detect ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable detect [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表示された gbic-invalid
エラーの理由は、無効な Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールを意味します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show errdisable detect コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable detect
ErrDisable Reason Detection Mode
----------------- --------- ----
arp-inspection Enabled port
channel-misconfig Enabled port
community-limit Enabled port
dhcp-rate-limit Enabled port
gbic-invalid Enabled port
inline-power Enabled port
invalid-policy Enabled port
psecure-violation Enabled port/vlan
security-violatio Enabled port
sfp-config-mismat Enabled port
storm-control Enabled port
関連コマンド
|
|
errdisable detect cause |
特定の原因、またはすべての原因に対して errdisable 検出をイネーブルにします。 |
show errdisable flap-values |
認識されている状態のエラー情報を表示します。 |
show errdisable recovery |
errdisable 回復タイマーの情報を表示します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show errdisable flap-values
ある原因をエラーとして認識させる条件を表示するには、 show errdisable flap-values ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable flap-values [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Flaps 列では、指定のインターバル以内にステートへの変更を何回行うと、エラーが検出されてポートがディセーブルになるのかを表示します。たとえば、3 つの Dynamic Trunking Protocol(DTP)ステート(ポート モード アクセス/トランク)、またはポート集約プロトコル(PAgP)フラップが 30 秒間隔で変更された場合、または 5 つのリンク ステート(リンク アップ/ダウン)が 10 秒間隔で変更された場合は、エラーと見なされてポートがシャットダウンします。
ErrDisable Reason Flaps Time (sec)
----------------- ------ ----------
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show errdisable flap-values コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable flap-values
ErrDisable Reason Flaps Time (sec)
----------------- ------ ----------
関連コマンド
|
|
errdisable detect cause |
特定の原因、またはすべての原因に対して errdisable 検出をイネーブルにします。 |
show errdisable detect |
errdisable 検出ステータスを表示します。 |
show errdisable recovery |
errdisable 回復タイマーの情報を表示します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show errdisable recovery
errdisable 回復タイマー情報を表示するには、 show errdisable recovery ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show errdisable recovery [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
gbic-invalid error-disable の理由は、無効な Small Form-factor Pluggable(SFP)インターフェイスを意味します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show errdisable recovery コマンドの出力を示します。
Switch> show errdisable recovery
ErrDisable Reason Timer Status
----------------- --------------
security-violatio Disabled
channel-misconfig Disabled
psecure-violation Disabled
Timer interval:300 seconds
Interfaces that will be enabled at the next timeout:
Interface Errdisable reason Time left(sec)
--------- ----------------- --------------
(注) unicast-flood フィールドは出力に表示されますが、無効になっています。
関連コマンド
|
|
errdisable recovery |
回復メカニズム変数を設定します。 |
show errdisable detect |
errdisable 検出ステータスを表示します。 |
show errdisable flap-values |
認識されている状態のエラー情報を表示します。 |
show interfaces status |
インターフェイスのステータスまたは errdisable ステートにあるインターフェイスのリストを表示します。 |
show etherchannel
チャネルの EtherChannel 情報を表示するには、 show etherchannel ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show etherchannel [ channel-group-number { detail | port | port-channel | protocol | summary }] { detail | load-balance | port | port-channel | protocol | summary } [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
channel-group - number |
(任意)チャネル グループの番号です。指定できる範囲は 1 ~ 6 です。 |
detail |
EtherChannel の詳細を表示します。 |
load-balance |
ポート チャネル内のポート間の負荷分散方式、またはフレーム配布方式を表示します。 |
port |
EtherChannel ポート情報を表示します。 |
port-channel |
ポートチャネル情報を表示します。 |
protocol |
EtherChannel で使用されるプロトコルを表示します。 |
summary |
各チャネル グループのサマリーを 1 行で表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
channel-group を指定しない場合は、すべてのチャネル グループが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show etherchannel 1 detail コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 detail
Port-channels: 1 Max Port-channels = 16
Port state = Up Mstr In-Bndl
Channel group = 1 Mode = Active Gcchange = -
Port-channel = Po1 GC = - Pseudo port-channel = Po1
Port index = 0 Load = 0x00 Protocol = LACP
Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending fast LACPDU
A - Device is in active mode. P - Device is in passive mode.
LACP port Admin Oper Port Port
Port Flags State Priority Key Key Number State
Gi1/0/1 SA bndl 32768 0x1 0x1 0x101 0x3D
Gi1/0/2 SA bndl 32768 0x0 0x1 0x0 0x3D
Gi0/1 SA bndl 32768 0x0 0x1 0x0 0x3D
Age of the port in the current state: 01d:20h:06m:04s
Port-channels in the group:
Port-channel: Po1 (Primary Aggregator)
Age of the Port-channel = 01d:20h:20m:26s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 2
Port state = Port-channel Ag-Inuse
Ports in the Port-channel:
Index Load Port EC state No of bits
------+------+------+------------------+-----------
Time since last port bundled: 01d:20h:20m:20s Gi1/0/2
次の例では、 show etherchannel 1 summary コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 summary
Flags: D - down P - in port-channel
I - stand-alone s - suspended
H - Hot-standby (LACP only)
u - unsuitable for bundling
U - in use f - failed to allocate aggregator
Number of channel-groups in use: 1
Group Port-channel Protocol Ports
------+-------------+-----------+----------------------------------------
1 Po1(SU) LACP Gi1/0/1(P) Gi1/0/2(P)
1 Po1(SU) LACP Gi0/1(P) Gi0/2(P)
次の例では、 show etherchannel 1 port-channel コマンドの出力を示します。
Switch> show etherchannel 1 port-channel
Port-channels in the group:
Port-channel: Po1 (Primary Aggregator)
Age of the Port-channel = 01d:20h:24m:50s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 2
Port state = Port-channel Ag-Inuse
Ports in the Port-channel:
Index Load Port EC state No of bits
------+------+------+------------------+-----------
Time since last port bundled: 01d:20h:24m:44s Gi1/0/2
次の例では、 show etherchannel protocol コマンドの出力を示します。
Switch# show etherchannel protocol
関連コマンド
|
|
channel-group |
EtherChannel グループにイーサネット ポートを割り当てます。 |
channel-protocol |
チャネリングを管理するため、ポート上で使用されるプロトコルを制限します。 |
interface port-channel |
ポート チャネルへのアクセスや、ポート チャネルの作成を行います。 |
show fallback profile
スイッチに設定されたフォールバック プロファイルを表示するには、 show fallback profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show fallback profile [ append | begin | exclude | include | { [redirect | tee] url } expression ]
シンタックスの説明
| append |
(任意)指定 URL にリダイレクト出力を付加します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
| redirect |
(任意)指定 URL に出力をコピーします。 |
| tee |
(任意)指定 URL に出力をコピーします。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
url |
出力を誘導する URL。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチで設定されたプロファイルを表示するには、show fallback profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show fallback profile コマンドの出力を示します。
switch# show fallback profile
------------------------------------
IP Admission Rule : webauth-fallback
IP Access-Group IN: default-policy
Profile Name: dot1x-www-lpip
------------------------------------
IP Admission Rule : web-lpip
IP Access-Group IN: default-policy
------------------------------------
show flowcontrol
フロー制御ステータスおよび統計情報を表示するには、 show flowcontrol ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show flowcontrol [ interface interface-id | module number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイスのフロー制御ステータスおよび統計情報を表示します。 |
module number |
(任意)指定のスタック メンバー スイッチ上のすべてのインターフェイスのフロー制御のステータスと統計情報を表示します。8有効なモジュール番号は 1 のみです。このオプションは、特定のインターフェイス ID を入力した場合に使用できなくなります。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定のインターフェイスのフロー制御ステータスおよび統計情報を表示するには、このコマンドを使用します。
スイッチ インターフェイス情報をすべて表示するには、 show flowcontrol コマンドを使用します。スタンドアロン スイッチでは、 show flowcontrol コマンドの出力結果は、 show flowcontrol module number コマンドの出力結果と同じになります。
特定のインターフェイスの情報を表示するには、 show flowcontrol interface interface-id コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show flowcontrol コマンドの出力を示します。
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi2/0/1 Unsupp. Unsupp. off off 0 0
Gi2/0/2 desired off off off 0 0
Gi2/0/3 desired off off off 0 0
次の例では、 show flowcontrol interface interface-id コマンドの出力を示します。
Switch> show flowcontrol gigabitethernet2/0/2
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------- -------- -------- -------- -------- ------- -------
Gi2/0/2 desired off off off 0 0
Gi0/2 desired off off off 0 0
関連コマンド
|
|
flowcontrol |
インターフェイスの受信フロー制御ステートを設定します。 |
show interfaces
すべてのインターフェイスまたは指定されたインターフェイスの管理ステータスおよび動作ステータスを表示するには、 show interfaces 特権 EXEC コマンドを使用します。
show interfaces [ interface-id | vlan vlan-id ] [ accounting | capabilities [ module number ] | counters | description | etherchannel | flowcontrol | pruning | stats | status [ err-disabled ] | switchport [ backup | module number ] | transceiver | properties | detail [ module number ] | trunk ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface-id |
(任意)有効なインターフェイスは、物理ポート(タイプ、スタック メンバー、モジュール、およびポート番号を含む)やポート チャネルなどです。ポート チャネル範囲は 1 ~ 6 です。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID です。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
accounting |
(任意)インターフェイスのアカウント情報(アクティブ プロトコル、入出力のパケット、オクテットを含む)を表示します。 (注) ソフトウェアで処理されたパケットのみが表示されます。ハードウェアでスイッチングされるパケットは表示されません。 |
capabilities |
(任意)すべてのインターフェイスまたは指定のインターフェイスの性能(機能、インターフェイス上で設定可能なオプションを含む)を表示します。このオプションはコマンドラインのヘルプに表示されますが、VLAN ID に使用できません。 |
module number |
(任意)指定したスタック メンバーまたはスイッチのすべてのインターフェイスの capabilities 、 switchport コンフィギュレーション、または transceiver 特性(前に指定されたキーワードによる)を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4です。このオプションは、特定のインターフェイス ID を入力するときは利用できません。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。その他のすべての Catalyst 2960 スイッチでは、有効なモジュール番号は 1 のみです。 |
counters |
(任意) show interfaces counters コマンドを参照してください。 |
description |
(任意)特定のインターフェイスに設定された管理ステータスおよび説明を表示します。 |
etherchannel |
(任意)インターフェイス EtherChannel 情報を表示します。 |
flowcontrol |
(任意)インターフェイスのフロー制御情報を表示します。 |
pruning |
(任意)インターフェイス トランク VTP プルーニング情報を表示します。 |
stats |
(任意)インターフェイスのスイッチング パスによる入出力パケットを表示します。 |
status |
(任意)インターフェイスのステータスを表示します。Type フィールドの unsupported のステータスは、他社製の Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールがモジュール スロットに装着されていることを示しています。 |
err-disabled |
(任意)errdisable ステートのインターフェイスを表示します。 |
switchport |
(任意)ポート ブロッキング、ポート保護設定など、スイッチング ポートの管理ステータスおよび動作ステータスを表示します。 |
backup |
(任意)スイッチ スタック上の指定したインターフェイスまたはすべてのインターフェイスの Flex Link バックアップ インターフェイス コンフィギュレーションおよびステータスを表示します。 |
transceiver [ detail | properties ] |
(任意)低密度波長分割多重(CWDM) または高密度波長分割多重(DWDM) SFP モジュール インターフェイスの物理プロパティを表示します。キーワードの意味は次のとおりです。 • detail : (任意)高低の番号、アラーム情報を含む較正プロパティを表示します。 • properties :( 任意)インターフェイスの速度とデュプレックスの設定を表示します。 |
trunk |
インターフェイス トランク情報を表示します。インターフェイスを指定しない場合は、アクティブなトランキング ポートの情報のみが表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
(注) crb、fair-queue、irb、mac-accounting、precedence、random-detect、rate-limit、および shape キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングに表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show interfaces capabilities コマンドに異なるキーワードを指定することで、次のような結果になります。
• スタック内の特定のスイッチ上のすべてのインターフェイスの機能を表示するには、 show interfaces capabilities module number コマンドを使用します。スタック内に該当するモジュール番号を持つスイッチがない場合は、スイッチ上のすべてのインターフェイスの機能を表示する出力 1 はありません。これ以外の番号の入力は無効です。
(注) スタックは、Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
• 特定のインターフェイスの機能を表示するには、 show interfaces interface-id capabilities を使用します。
• スイッチ上またはスタック内のすべてのインターフェイスの機能を表示するには、 show interfaces capabilities (モジュール番号またはインターフェイス ID は指定しない)を使用します。
LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチで、スタック内の特定のスイッチ上のすべてのインターフェイスのスイッチ ポート特性を表示するには、 show interfaces switchport module number コマンドを使用します。スタック内に該当するモジュール番号を持つスイッチがない場合は、何も出力されません 。
その他のすべての Catalyst 2960 スイッチで、スイッチ上のすべてのインターフェイスのスイッチ ポート特性を表示するには、 show interfaces switchport module 1 を使用します。これ以外の番号の入力は無効です。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、スタック メンバー 3 のインターフェイスに対する show interfaces コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet3/0/2 0/2
GigabitEthernet0/2is down, line protocol is down
Hardware is Gigabit Ethernet, address is 0009.43a7.d085 (bia 0009.43a7.d085)
MTU 1500 bytes, BW 10000 Kbit, DLY 1000 usec,
reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
Encapsulation ARPA, loopback not set
input flow-control is off, output flow-control is off
ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00 Last input never, output never, output hang never
Last clearing of "show interfaces" counters never
Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
Output queue :0/40 (size/max)
5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
2 packets input, 1040 bytes, 0 no buffer
Received 0 broadcasts, 0 runts, 0 giants, 0 throttles
0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
0 watchdog, 0 multicast, 0 pause input
0 input packets with dribble condition detected
4 packets output, 1040 bytes, 0 underruns
0 output errors, 0 collisions, 3 interface resets
0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
0 lost carrier, 0 no carrier, 0 PAUSE output
0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out
次の例では、 show interfaces accounting コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces accounting
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
IP 1094395 131900022 559555 84077157
Spanning Tree 283896 17033760 42 2520
ARP 63738 3825680 231 13860
Interface Vlan2 is disabled
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
Protocol Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
No traffic sent or received on this interface.
次の例では、インターフェイスの show interfaces capabilities コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 capabilities
Trunk encap.type: 802.1Q,ISL
Trunk mode: on,off,desirable,nonegotiate
Broadcast suppression: percentage(0-100)
Flowcontrol: rx-(off,on,desired),tx-(none)
QoS scheduling: rx-(not configurable on per port basis),tx-(4q2t)
Multiple Media Types: rj45, sfp, auto-select
次の例では、 description インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、インターフェイスを Connects to Marketing として指定した場合の show interfaces interface description コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 description
Interface Status Protocol Description
Gi1/0/2 up down Connects to Marketing
Gi0/2 up down Connects to Marketing
次の例では、スイッチにポート チャネルが設定されている場合の show interfaces etherchannel コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces etherchannel
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/1 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/2 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
Age of the Port-channel = 03d:20h:17m:29s
Logical slot/port = 10/3 Number of ports = 0
GC = 0x00000000 HotStandBy port = null
Port state = Port-channel Ag-Not-Inuse
次の例では、VTP ドメイン内でプルーニングがイネーブルになっている場合の show interfaces interface-id pruning コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigibitethernet1/0/2 pruning
Port Vlans pruned for lack of request by neighbor
Port Vlans traffic requested of neighbor
次の例では、指定した VLAN インターフェイスの show interfaces stats コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces vlan 1 stats
Switching path Pkts In Chars In Pkts Out Chars Out
Processor 1165354 136205310 570800 91731594
Total 1165354 136205310 570800 91731594
次の例では、 show interfaces status コマンドの出力の一部を示します。すべてのインターフェイスのステータスが表示されます。
Switch# show interfaces status
Port Name Status Vlan Duplex Speed Type
Gi0/1 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi0/2 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi0/3 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi0/4 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi0/5 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
Gi0/6 notconnect 1 auto auto 10/100/1000BaseTX
次の例では、 show interfaces status err-disabled コマンドの出力を示します。errdisable ステートのインターフェイスのステータスを表示します。
Switch# show interfaces status err-disabled
Gi0/2 err-disabled dtp-flap
次の例では、ポートに対する show interfaces switchport コマンドの出力を示します。 表 2-28 に、表示されるフィールドの説明を示します。
(注) プライベート VLAN はこのリリースではサポートされないので、フィールドは適用されません。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/1 switchport
Administrative Mode: dynamic auto
Operational Mode: static access
Administrative Trunking Encapsulation: negotiate
Operational Trunking Encapsulation: native
Negotiation of Trunking: On
Access Mode VLAN: 1 (default)
Trunking Native Mode VLAN: 1 (default)
Administrative private-vlan host-association:10 (VLAN0010) 502 (VLAN0502)
Administrative private-vlan mapping: none
Administrative private-vlan trunk native VLAN: none
Administrative private-vlan trunk encapsulation: dot1q
Administrative private-vlan trunk normal VLANs: none
Administrative private-vlan trunk private VLANs: none
Operational private-vlan: none
Trunking VLANs Enabled: ALL
Pruning VLANs Enabled: 2-1001
Capture VLANs Allowed: ALL
Unknown unicast blocked: disabled
Unknown multicast blocked: disabled
Voice VLAN: none (Inactive)
表 2-28 show interfaces switchport のフィールドの説明
|
|
Name |
ポートの名前を表示します。 |
Switchport |
ポートの管理ステータスおよび動作ステータスを表示します。この出力の場合、ポートはスイッチポート モードです。 |
Administrative Mode Operational Mode |
管理モードおよび動作モードを表示します。 |
Administrative Trunking Encapsulation Operational Trunking Encapsulation Negotiation of Trunking |
管理上および運用上のカプセル化方式、およびトランキング ネゴシエーションがイネーブルかどうかを表示します。 |
Access Mode VLAN |
ポートを設定する VLAN ID を表示します。 |
Trunking Native Mode VLAN Trunking VLANs Enabled Trunking VLANs Active |
ネイティブ モードのトランクの VLAN ID を一覧表示します。トランク上の許可 VLAN を一覧表示します。トランク上のアクティブ VLAN を一覧表示します。 |
Pruning VLANs Enabled |
プルーニングに適格な VLAN を一覧表示します。 |
Protected |
インターフェイス上で保護ポートがイネーブルになっているか(True)ディセーブルになっているか(False)を表示します。 |
Unknown unicast blocked Unknown multicast blocked |
不明なマルチキャストおよび不明なユニキャスト トラフィックがインターフェイス上でブロックされているかどうかを表示します。 |
Voice VLAN |
音声 VLAN がイネーブルである VLAN ID を表示します。 |
Appliance trust |
IP Phone のデータ パケットのサービス クラス(CoS)設定を表示します。 |
1次の例では、 show interfaces switchport backup コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
--------------------------------------------------------------
Fa0/1 Fa0/2 Active Up/Backup Standby
Fa0/3 Fa0/5 Active Down/Backup Up
Po1 Po2 Active Standby/Backup Up
次の例では、 show interfaces switchport backup コマンドの出力を示します。この例では、スイッチで VLAN 1 ~ 50、60、100 ~ 120 が設定されています。
Switch(config)#interface gigabitEthernet 0/6
Switch(config-if)#switchport backup interface gigabitEthernet 0/8 prefer vlan 60,100-120
両方のインターフェイスが動作中の場合は、Gi0/8 が VLAN 60 および VLAN 100 ~ 120 のトラフィックを転送し、Gi0/6 が VLAN 1 ~ 50 のトラフィックを転送します。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6: 1-50
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 60, 100-120
Flex Link インターフェイスがダウンすると(LINK_DOWN)、このインターフェイスで優先される VLAN は Flex Link ペアのピア インターフェイスに移動します。この例では、インターフェイス Gi2/0/6 がダウンした場合、Flex Link ペアのすべての VLAN が Gi2/0/8 で伝送されます。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6:
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 1-50, 60, 100-120
Flex Link インターフェイスがアップになると、このインターフェイスで優先される VLAN はピア インターフェイスでブロックされ、アップしたインターフェイスでフォワーディング ステートになります。この例では、インターフェイス Gi2/0/6 がアップ状態に戻ると、このインターフェイスの優先 VLAN はピア インターフェイスの Gi2/0/8 上でブロックされ、Gi2/0/6 上で転送されます。
Switch#show interfaces switchport backup
Switch Backup Interface Pairs:
Active Interface Backup Interface State
------------------------------------------------------------------------
GigabitEthernet2/0/6 GigabitEthernet2/0/8 Active Down/Backup Up
Vlans on Interface Gi 2/0/6: 1-50
Vlans on Interface Gi 2/0/8: 60, 100-120
次の例では、 show interfaces interface-id pruning コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigibitethernet1/0/2 0/2 pruning
Port Vlans pruned for lack of request by neighbor
次の例では、 show interfaces interface-id trunk コマンドの出力を示します。ポートのトランキング情報が表示されます。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 0/2 trunk
Port Mode Encapsulation Status Native vlan
Gi1/0/1 auto negotiate trunking 1
Port Vlans allowed on trunk
Port Vlans allowed and active in management domain
Port Vlans in spanning tree forwarding state and not pruned
次の例では、 show interfaces interface-id transceiver properties コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet1/0/2 0/2 transceiver properties
Administrative Speed: auto
Administrative Duplex: auto
Administrative Power Inline: N/A
Administrative Auto-MDIX: off
Operational Auto-MDIX: off
Attached: 10/100/1000BaseTX SFP-10/100/1000BaseTX
次の例では、 show interfaces interface-id transceiver detail コマンドの出力を示します。
Switch# show interfaces gigabitethernet2/0/3 0/3 transceiver detail
ITU Channel not available (Wavelength not available),
Transceiver is externally calibrated.
mA:milliamperes, dBm:decibels (milliwatts), N/A:not applicable.
++:high alarm, +:high warning, -:low warning, -- :low alarm.
A2D readouts (if they differ), are reported in parentheses.
The threshold values are uncalibrated.
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Temperature Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius) (Celsius)
------- ------------------ ---------- --------- --------- ---------
Gi0/3 41.5 110.0 103.0 -8.0 -12.0
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Voltage Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (Volts) (Volts) (Volts) (Volts) (Volts)
------- --------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi0/3 3.20 4.00 3.70 3.00 2.95
High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Current Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (milliamperes) (mA) (mA) (mA) (mA)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi0/3 31.0 84.0 70.0 4.0 2.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Transmit Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi0/3 -0.0 ( -0.0) -0.0 -0.0 -0.0 -0.0
Optical High Alarm High Warn Low Warn Low Alarm
Receive Power Threshold Threshold Threshold Threshold
Port (dBm) (dBm) (dBm) (dBm) (dBm)
------- ----------------- ---------- --------- --------- ---------
Gi0/3 N/A ( -0.0) -- -0.0 -0.0 -0.0 -0.0
関連コマンド
|
|
switchport access |
ポートをスタティック アクセス ポートまたはダイナミック アクセス ポートとして設定します。 |
switchport block |
インターフェイス上で未知のユニキャスト、または未知のマルチキャスト トラフィックをブロックします。 |
switchport backup interface |
相互バックアップを提供するレイヤ 2 インターフェイスのペアである Flex Link を設定します。 |
switchport mode |
ポートの VLAN メンバシップ モードを設定します。 |
switchport protected |
同じスイッチの他の保護されたポートからレイヤ 2 のユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト トラフィックを分離します。 |
switchport trunk pruning |
トランキング モードのポートの VLAN プルーニング適格リストを設定します。 |
show interfaces counters
スイッチまたは指定されたインターフェイスの各カウンタを表示するには、 show interfaces counters 特権 EXEC コマンドを使用します。
show interfaces [ interface-id | vlan vlan-id ] counters [ errors | etherchannel | module switch- number | protocol status | trunk ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface-id |
(任意)物理インターフェイスの ID です。 |
errors |
(任意)エラー カウンタを表示します。 |
etherchannel |
(任意)送受信されたオクテット、ブロードキャスト パケット、マルチキャスト パケット、およびユニキャスト パケットなど、EtherChannel カウンタを表示します。 |
module switch- number |
(任意)指定のスタック メンバーのカウンタを表示します。指定できる範囲は 1 ~ 4 です(スタックのスイッチ番号に対応)。 このコマンドの module キーワードは、スタック メンバー番号(1 ~ 4)を参照しています。インターフェイス ID に含まれるモジュール番号は、常に 0 です。 (注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。 |
protocol status |
(任意)インターフェイスでイネーブルになっているプロトコルのステータスを表示します。 |
trunk |
(任意)トランク カウンタを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
(注) vlan vlan-id キーワードは、コマンドラインのヘルプ ストリングには表示されますが、サポートされていません。
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
キーワードを指定しない場合は、すべてのインターフェイスのすべてのカウンタが表示されます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show interfaces counters コマンドの出力の一部を示します。スイッチのすべてのカウンタが表示されます。
Switch# show interfaces counters
Port InOctets InUcastPkts InMcastPkts InBcastPkts
次の例では、スタック メンバー 2 に対する show interfaces counters module コマンドの出力の一部を示します。スタック内の指定したスイッチのカウンタがすべて表示されます。
(注) この例は、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみに適用されます。
Switch# show interfaces counters module 2
Port InOctets InUcastPkts InMcastPkts InBcastPkts
次の例では、すべてのインターフェイスに対する show interfaces counters protocol status コマンドの出力の一部を示します。
Switch# show interfaces counters protocol status
FastEthernet0/1: Other, IP, ARP, CDP
FastEthernet0/2: Other, IP
FastEthernet0/3: Other, IP
FastEthernet0/4: Other, IP
FastEthernet0/5: Other, IP
FastEthernet0/6: Other, IP
FastEthernet0/7: Other, IP
FastEthernet0/8: Other, IP
FastEthernet0/9: Other, IP
FastEthernet0/10: Other, IP, CDP
次の例では、 show interfaces counters trunk コマンドの出力を示します。すべてのインターフェイスのトランク カウンタが表示されます。
Switch# show interfaces counters trunk
Port TrunkFramesTx TrunkFramesRx WrongEncap
関連コマンド
|
|
show interfaces |
追加のインターフェイスの特性を表示します。 |
show inventory
ハードウェアの Product Identification(PID; 製品識別)情報を表示するには、 show inventory ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show inventory [ entity-name | raw ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
entity-name |
(任意)指定のエンティティを表示します。たとえば、Small Form-factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)モジュールが取り付けられているインターフェイス( gigabitethernet0/1 など)を入力します。 |
raw |
(任意)デバイスのすべてのエンティティを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
コマンドでは大文字と小文字が区別されます。引数がない場合、 show inventory コマンドは製品識別情報を持つすべての識別可能なエンティティのコンパクト ダンプを生成します。コンパクト ダンプには、エンティティの場所(スロット ID)、エンティティの説明、およびそのエンティティの Unique Device Identifier(UDI)(PID、VID、および SN)が表示されます。
(注) PID がない場合は、show inventory コマンドを入力しても出力は表示されません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show inventory コマンドの出力を示します。
NAME: "1", DESCR: "WS-C2960-48TC-L"
PID: WS-C2960-24TC-L , VID: 02 , SN: FHH0923D075
NAME: "GigabitEthernet0/1", DESCR: "100BaseBX-10D SFP"
PID: , VID: , SN: NEC09050251
NAME: "GigabitEthernet0/2", DESCR: "100BaseBX-10U SFP"
PID: , VID: , SN: NEC09050020
show ip arp inspection
ダイナミック アドレス解決プロトコル(ARP)インスペクションの設定と動作ステートを表示したり、すべての VLAN または指定したインターフェイス/VLAN に関してダイナミック ARP インスペクションのステータスを表示したりするには、 show ip arp inspection 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip arp inspection [ interfaces [ interface-id ] | log | statistics [ vlan vlan-range ] | vlan vlan-range ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interfaces [ interface-id ] |
(任意)指定したインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに関して ARP パケットの信頼状態とレート制限を表示します。有効なインターフェイスは、物理ポートおよびポート チャネルです。 |
log |
(任意)ダイナミック ARP インスペクション ログ バッファの設定と内容を表示します。 |
statistics [ vlan vlan-range ] |
(任意)指定した VLAN に関して転送されたパケット、廃棄されたパケット、MAC 検証で不合格となったパケット、IP 検証で不合格となったパケット、アクセス コントロール リスト(ACL)で許可および拒否されたパケット、および DHCP で許可および拒否されたパケットの統計情報を表示します。VLAN が指定されていない場合や範囲が指定されている場合は、ダイナミック ARP インスペクションがイネーブル(アクティブ)になっている VLAN に関してのみ情報が表示されます。 VLAN ID 番号で識別された 1 つの VLAN、それぞれをハイフンで区切った VLAN 範囲、またはカンマで区切った一連の VLAN を指定することができます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
vlan vlan-range |
(任意)指定した VLAN に関してダイナミック ARP インスペクションの設定と動作ステートを表示します。VLAN が指定されていない場合や範囲が指定されている場合は、ダイナミック ARP インスペクションがイネーブル(アクティブ)になっている VLAN に関してのみ情報が表示されます。 VLAN ID 番号で識別された 1 つの VLAN、それぞれをハイフンで区切った VLAN 範囲、またはカンマで区切った一連の VLAN を指定することができます。指定できる範囲は 1 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip arp inspection コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection
Source Mac Validation : Disabled
Destination Mac Validation : Disabled
IP Address Validation : Enabled
Vlan Configuration Operation ACL Match Static ACL
---- ------------- --------- --------- ----------
1 Enabled Active deny-all No
Vlan ACL Logging DHCP Logging Probe Logging
---- ----------- ------------ -------------
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Probe Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- ------------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures Invalid Protocol Data
---- ----------------- ---------------------- ---------------------
次の例では、 show ip arp inspection interfaces コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces
Interface Trust State Rate (pps) Burst Interval
--------------- ----------- ---------- --------------
次の例では、 show ip arp inspection interfaces interface-id コマンドの出力を示します。
Switch# show ip arp inspection interfaces gigabitethernet0/1
Interface Trust State Rate (pps) Burst Interval
--------------- ----------- ---------- --------------
次の例では、 show ip arp inspection log コマンドの出力を示します。ここでは、クリアされる前のログ バッファの内容が表示されます。
Switch# show ip arp inspection log
Total Log Buffer Size : 32
Syslog rate : 10 entries per 300 seconds.
Interface Vlan Sender MAC Sender IP Num Pkts Reason Time
---------- ---- -------------- --------------- --------- ----------- ----
Gi0/1 5 0003.0000.d673 192.2.10.4 5 DHCP Deny 19:39:01 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.0000.d774 128.1.9.25 6 DHCP Deny 19:39:02 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.c940.1111 10.10.10.1 7 DHCP Deny 19:39:03 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.c940.1112 10.10.10.2 8 DHCP Deny 19:39:04 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.c940.1114 173.1.1.1 10 DHCP Deny 19:39:06 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.c940.1115 173.1.1.2 11 DHCP Deny 19:39:07 UTC Mon Mar 1 1993
Gi0/1 5 0001.c940.1116 173.1.1.3 12 DHCP Deny 19:39:08 UTC Mon Mar 1 1993
ログ バッファのオーバーフローが発生すると、ログ イベントがログ バッファと整合しなくなり、 show ip arp inspection log 特権 EXEC コマンドの出力表示に影響が及びます。出力表示で、パケット数と時刻を除くすべてのデータが -- と表示されます。このエントリに関してそれ以外の統計情報は表示されません。このエントリに関する情報が表示されるようにするには、 ip arp inspection log-buffer グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、ログ バッファ内のエントリの数を増やすか、またはロギング レートを高くします。
次の例では、 show ip arp inspection statistics コマンドの出力を示します。ここでは、すべてのアクティブ VLAN に関してダイナミック ARP インスペクションで処理されたパケットの統計情報が表示されます。
Switch# show ip arp inspection statistics
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures
---- ----------------- ----------------------
show ip arp inspection statistics コマンドの場合、スイッチは信頼できるダイナミック ARP インスペクション ポート上の ARP 要求と ARP 応答ごとに、転送されたパケットの数を増分します。スイッチは、送信元 MAC、宛先 MAC、または IP 検証チェックによって拒否された各パケットの ACL または DHCP 許可済みパケット数を増分し、適切な失敗数を増分します。
次の例では、 show ip arp inspection statistics vlan 5 コマンドの出力を示します。ここでは、VLAN 5 に関してダイナミック ARP インスペクションで処理されたパケットの統計情報が表示されます。
Switch# show ip arp inspection statistics vlan 5
Vlan Forwarded Dropped DHCP Drops ACL Drops
---- --------- ------- ---------- ---------
Vlan DHCP Permits ACL Permits Source MAC Failures
---- ------------ ----------- -------------------
Vlan Dest MAC Failures IP Validation Failures Invalid Protocol Data
---- ----------------- ---------------------- ---------------------
次の例では、 show ip arp inspection vlan 5 コマンドの出力を示します。ここでは、VLAN 5 に関してダイナミック ARP インスペクションの設定と動作ステートが表示されます。
Switch# show ip arp inspection vlan 5
Source Mac Validation :Enabled
Destination Mac Validation :Enabled
IP Address Validation :Enabled
Vlan Configuration Operation ACL Match Static ACL
---- ------------- --------- --------- ----------
5 Enabled Active second No
Vlan ACL Logging DHCP Logging
---- ----------- ------------
関連コマンド
|
|
arp access-list |
ARP ACL を定義します。 |
clear ip arp inspection log |
ダイナミック ARP インスペクションのログ バッファをクリアします。 |
clear ip arp inspection statistics |
ダイナミック ARP インスペクションの統計情報をクリアします。 |
ip arp inspection log-buffer |
ダイナミック ARP インスペクションのログ バッファを設定します。 |
ip arp inspection vlan logging |
VLAN ごとにロギングされるパケットのタイプを制御します。 |
show arp access-list |
ARP アクセス リストの詳細を表示します。 |
show ip dhcp snooping
DHCP スヌーピング設定を表示するには、 show ip dhcp snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip dhcp snooping コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping
Switch DHCP snooping is enabled
DHCP snooping is configured on following VLANs:
Insertion of option 82 is enabled
Option 82 on untrusted port is allowed
Verification of hwaddr field is enabled
Interface Trusted Rate limit (pps)
------------------------ ------- ----------------
GigabitEthernet0/1 yes unlimited
GigabitEthernet0/2 yes unlimited
関連コマンド
|
|
show ip dhcp snooping binding |
DHCP スヌーピング バインディング情報を表示します。 |
show ip dhcp snooping binding
スイッチ上にあるすべてのインターフェイスの DHCP スヌーピング バインディング データベースと設定情報を表示するには、 show ip dhcp snooping binding ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
ip-address |
(任意)バインディング エントリ IP アドレスを指定します。 |
mac-address |
(任意)バインディング エントリ MAC(メディアアクセス制御)アドレスを指定します。 |
interface interface-id |
(任意)バインディング入力インターフェイスを指定します。 |
vlan vlan-id |
(任意)バインディング エントリ VLAN を指定します。 |
| begin |
expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show ip dhcp snooping binding コマンドの出力は、ダイナミックに設定されたバインディングだけを表示します。DHCP スヌーピング バインディング データベース内のダイナミックおよびスタティックに設定されたバインディングを表示するには、 show ip source binding 特権 EXEC コマンドを使用します。
DHCP スヌーピングがイネーブルでインターフェイスがダウン ステートに変更された場合、静的に設定されたバインディングは削除されません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、スイッチの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9837 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/1
00:D0:B7:1B:35:DE 10.1.2.151 237 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/2
Total number of bindings: 2
次の例では、特定の IP アドレスの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding 10.1.2.150
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9810 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/1
Total number of bindings: 1
次の例では、特定の MAC アドレスの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding 0102.0304.0506
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9788 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/2
Total number of bindings: 1
次の例では、ポートの DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding interface gigabitethernet0/2
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:30:94:C2:EF:35 10.1.2.151 290 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/2
Total number of bindings: 1
次の例では、VLAN 20 の DHCP スヌーピング バインディング エントリを表示する方法を示します。
Switch> show ip dhcp snooping binding vlan 20
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
------------------ --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
01:02:03:04:05:06 10.1.2.150 9747 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/1
00:00:00:00:00:02 10.1.2.151 65 dhcp-snooping 20 GigabitEthernet0/2
Total number of bindings: 2
表 2-29 に、 show ip dhcp snooping binding コマンドの出力に表示される各フィールドの説明を示します。
表 2-29 show ip dhcp snooping binding コマンド出力
|
|
MacAddress |
クライアント ハードウェアの MAC アドレス |
IpAddress |
DHCP サーバに割り当てられたクライアント IP アドレス |
Lease(sec) |
IP アドレスに対する残りのリース時間 |
Type |
バインディング タイプ |
VLAN |
クライアント インターフェイスの VLAN 番号 |
Interface |
DHCP クライアント ホストに接続するインターフェイス |
Total number of bindings |
スイッチに設定される合計バインディング数 (注) コマンド出力では、合計バインディング数が表示されないこともあります。たとえば、200 バインディングがスイッチに設定されてすべてのバインディングが表示される前に表示を停止させた場合、合計数は変更されません。 |
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping binding |
DHCP スヌーピング バインディング データベースを設定します。 |
show ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピング設定を表示します。 |
show ip dhcp snooping database
DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェントのステータスを表示するには、 show ip dhcp snooping database ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping database [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
detail |
(任意)詳細なステータスと統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、 show ip dhcp snooping database コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping database
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : Not Running
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Reason : No failure recorded.
Total Attempts : 0 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 0
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 0
次の例では、 show ip dhcp snooping database detail コマンドの出力を示します。
Switch# show ip dhcp snooping database detail
Agent URL : tftp://10.1.1.1/directory/file
Write delay Timer : 300 seconds
Abort Timer : 300 seconds
Delay Timer Expiry : 7 (00:00:07)
Abort Timer Expiry : Not Running
Last Succeded Time : None
Last Failed Time : 17:14:25 UTC Sat Jul 7 2001
Last Failed Reason : Unable to access URL.
Total Attempts : 21 Startup Failures : 0
Successful Transfers : 0 Failed Transfers : 21
Successful Reads : 0 Failed Reads : 0
Successful Writes : 0 Failed Writes : 21
First successful access: Read
Last ignored bindings counters :
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
Total ignored bindings counters:
Binding Collisions : 0 Expired leases : 0
Invalid interfaces : 0 Unsupported vlans : 0
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping |
VLAN 上で DHCP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip dhcp snooping database |
DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェントまたはバインディング ファイルを設定します。 |
show ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピング情報を表示します。 |
show ip dhcp snooping statistics
DHCP スヌーピング統計情報をサマリー形式または詳細形式で表示するには、 show ip dhcp snooping statistics ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip dhcp snooping statistics [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
detail |
(任意)詳細な統計情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(37)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
スイッチ スタックでは、すべての統計情報がスタック マスター上に生成されます。新しいスタック マスターを選択すると、統計カウンタがリセットされます。
(注) スタックは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
例
次の例では、 show ip dhcp snooping statistics コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping statistics
Packets Dropped From untrusted ports = 0
次の例では、 show ip dhcp snooping statistics detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ip dhcp snooping statistics detail
Packets Processed by DHCP Snooping = 0
Interface is in errdisabled = 0
Received on untrusted ports = 0
Source mac not equal to chaddr = 0
Insertion of opt82 fail = 0
Unknown output interface = 0
Reply output port equal to input port = 0
Packet denied by platform = 0
表 2-30 に、DHCP スヌーピング統計情報とその説明を示します。
表 2-30 DHCP スヌーピング統計情報
|
|
Packets Processed by DHCP Snooping |
DHCP スヌーピングで処理されるパケットの合計数。転送パケットと廃棄されたパケットを含みます。 |
Packets Dropped Because IDB not known |
パケットの入力インターフェイスが不明なために発生したエラー数。 |
Queue full |
パケット生成に使用する内部キューが満杯のために発生したエラー数。DHCP パケットが非常に高いレートで受信され、レート リミットが入力ポートでイネーブルになっていない場合に、このようなエラーが発生することがあります。 |
Interface is in errdisabled |
errdisable としてマークされたポートでパケットを受信した回数。これが発生する可能性があるのは、ポートが errdisable ステートである場合にパケットが処理キューに入り、そのパケットがあとで処理される場合です。 |
Rate limit exceeded |
ポートで設定されているレート制限を超えて、インターフェイスが errdisable ステートになった回数。 |
Received on untrusted ports |
信頼できないポートで DHCP サーバ パケット(OFFER、ACK、NAK、LEASEQUERY のいずれか)を受信してドロップした回数。 |
Nonzero giaddr |
信頼できないポートで受信した DHCP パケットのリレー エージェント アドレス フィールド(giaddr)がゼロ以外だった回数。または no ip dhcp snooping information option allow-untrusted グローバル コンフィギュレーション コマンドを設定しておらず、信頼できないポートでパケットにオプション 82 データが含まれていた回数。 |
Source mac not equal to chaddr |
DHCP パケットのクライアント MAC アドレス フィールド(chaddr)がパケットの送信元 MAC アドレスと一致せず、 ip dhcp snooping verify mac-address グローバル コンフィギュレーション コマンドが設定されている回数。 |
Binding mismatch |
MAC アドレスと VLAN のペアのバインディングになっているポートとは異なるポートで、RELEASE パケットまたは DECLINE パケットを受信した回数。これは、誰かが本来のクライアントをスプーフィングしようとしている可能性があることを示しますが、クライアントがスイッチの別のポートに移動して RELEASE または DECLINE を実行したことを表すこともあります。MAC アドレスは、イーサネット ヘッダーの送信元 MAC アドレスではなく、DHCP パケットの chaddr フィールドから採用されます。 |
Insertion of opt82 fail |
パケットへのオプション 82 挿入がエラーになった回数。オプション 82 データを含むパケットがインターネットの単一物理パケットのサイズを超えた場合、挿入はエラーになることがあります。 |
Interface Down |
パケットが DHCP リレー エージェントへの応答であるが、リレー エージェントの SVI インターフェイスがダウンしている回数。DHCP サーバへのクライアント要求の送信と応答の受信の間で SVI がダウンした場合に発生するエラーですが、めったに発生しません。 |
Unknown output interface |
オプション 82 データまたは MAC アドレス テーブルのルックアップのどちらかで、DHCP 応答パケットの出力インターフェイスを判断できなかった回数。パケットは廃棄されます。オプション 82 が使用されておらず、クライアント MAC アドレスが期限切れになった場合に発生することがあります。ポートセキュリティ オプションで IPSG がイネーブルであり、オプション 82 がイネーブルでない場合、クライアントの MAC アドレスは学習されず、応答パケットは廃棄されます。 |
Reply output port equal to input port |
DHCP 応答パケットの出力ポートが入力ポートと同じであり、ループの可能性の原因となった回数。ネットワークの設定の誤り、またはポートの信頼設定の誤用の可能性を示します。 |
Packet denied by platform |
プラットフォーム固有のレジストリによってパケットが拒否された回数。 |
関連コマンド
|
|
clear ip dhcp snooping |
DHCP スヌーピング バインディング データベース カウンタ、DHCP スヌーピング バインディング データベース エージェント統計情報カウンタ、DHCP スヌーピング統計情報カウンタをクリアします。 |
show ip igmp profile
すべての設定済インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)プロファイルまたは指定した IGMP プロファイルを表示するには、 show ip igmp profile 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp profile [ profile number ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
profile number |
(任意)表示する IGMP プロファイル番号。指定できる範囲は 1 ~ 4294967295 です。プロファイル番号が入力されていない場合は、すべての IGMP プロファイルが表示されます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、| exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、プロファイル番号を指定した場合と指定しない場合の show ip igmp profile 特権 EXEC コマンドの出力を示します。プロファイル番号が入力されていない場合、表示にはスイッチ上で設定されたすべてのプロファイルが含まれます。
Switch# show ip igmp profile 40
range 233.1.1.1 233.255.255.255
Switch# show ip igmp profile
range 230.9.9.0 230.9.9.0
range 229.9.9.0 229.255.255.255
関連コマンド
|
|
ip igmp profile |
特定の IGMP プロファイル番号を設定します。 |
show ip igmp snooping
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピング設定を表示するには、 show ip igmp snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping [ groups | mrouter | querier ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
groups |
(任意) show ip igmp snooping groups コマンドを参照してください。 |
mrouter |
(任意) show ip igmp snooping mrouter コマンドを参照してください。 |
querier |
(任意) show ip igmp snooping querier コマンドを参照してください。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です(特権 EXEC モードでのみ使用可能)。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN のスヌーピングの設定を表示するのにこのコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping vlan 1 コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のスヌーピング特性を表示します。
Switch# show ip igmp snooping vlan 1
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping (minimal) :Enabled
Report suppression :Enabled
TCN solicit query :Disabled
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 100
次の例では、 show ip igmp snooping コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上の VLAN すべてのスヌーピング特性を表示します。
Switch> show ip igmp snooping
Global IGMP Snooping configuration:
-----------------------------------
IGMPv3 snooping (minimal) : Enabled
Report suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 100
Immediate leave :Disabled
Multicast router learning mode :pim-dvmrp
Source only learning age timer :10
CGMP interoperability mode :IGMP_ONLY
Last member query interval : 333
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping last-member-query-interval |
IGMP スヌーピングの設定可能な Leave タイマーをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping querier |
レイヤ 2 ネットワークの IGMP クエリア機能をイネーブルにします。 |
ip igmp snooping report-suppression |
IGMP レポート抑制をイネーブルにします。 |
ip igmp snooping tcn |
IGMP トポロジ変更通知動作を設定します。 |
ip igmp snooping tcn flood |
IGMP トポロジ変更通知動作としてマルチキャスト フラッディングを指定します。 |
ip igmp snooping vlan immediate-leave |
VLAN の IGMP スヌーピング即時脱退処理をイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan mrouter |
マルチキャスト ルータ ポートを追加、またはマルチキャストの学習方式を設定します。 |
ip igmp snooping vlan static |
レイヤ 2 ポートをマルチキャスト グループのメンバーとして静的に追加します。 |
show ip igmp snooping groups |
スイッチの IGMP スヌーピング マルチキャスト テーブルを表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter |
スイッチまたは指定のマルチキャスト VLAN の IGMP スヌーピング マルチキャスト ルータ ポートを表示します。 |
show ip igmp snooping querier |
スイッチ上に設定された IGMP クエリアの設定および動作情報を表示します。 |
show ip igmp snooping groups
スイッチの IGMP スヌーピング マルチキャスト テーブルを表示するか、またはマルチキャスト情報を表示するには、 show ip igmp snooping groups 特権 EXEC コマンドを使用します。指定されたマルチキャスト VLAN のマルチキャスト テーブル、または特定のマルチキャスト情報を表示するには、 vlan キーワードを使用します。
show ip igmp snooping groups [count | dynamic [count] | user [count]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
show ip igmp snooping groups vlan vlan-id [ip_address | count | dynamic [ count ] | user [ count ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
count |
(任意)実エントリの代わりに、指定のコマンド オプションのエントリ総数を表示します。 |
dynamic |
(任意)IGMP スヌーピングにより学習したエントリを表示します。 |
user |
(任意)ユーザ設定のマルチキャスト エントリのみ表示します。 |
ip_address |
(任意)指定グループ IP アドレスのマルチキャスト グループの特性を表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
マルチキャスト情報またはマルチキャスト テーブルを表示するには、このコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、キーワードの指定をしない show ip igmp snooping groups コマンドの出力を示します。スイッチのマルチキャスト テーブルが表示されます。
Switch# show ip igmp snooping groups
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
104 224.1.4.2 igmp v2 Gi0/1, Gi0/2
104 224.1.4.3 igmp v2 Gi0/1, Gi0/2
次の例では、 show ip igmp snooping groups count コマンドの出力を示します。スイッチ上のマルチキャスト グループの総数が表示されます。
Switch# show ip igmp snooping groups count
Total number of multicast groups: 2
次の例では、 show ip igmp snooping groups dynamic コマンドの出力を示します。IGMP スヌーピングにより学習したエントリのみを表示します。
Switch# show ip igmp snooping groups vlan 1 dynamic
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
104 224.1.4.2 igmp v2 Gi0/1, Fa0/15
104 224.1.4.3 igmp v2 Gi0/1, Fa0/15
次の例では、 show ip igmp snooping groups vlan vlan-id ip-address コマンドの出力を示します。指定の IP アドレスのグループのエントリを表示します。
Switch# show ip igmp snooping groups vlan 104 224.1.4.2
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
104 224.1.4.2 igmp v2 Gi0/1, Fa0/15
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan mrouter |
マルチキャスト ルータ ポートを設定します。 |
ip igmp snooping vlan static |
レイヤ 2 ポートをマルチキャスト グループのメンバーとして静的に追加します。 |
show ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピング設定を表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter |
スイッチまたは指定のマルチキャスト VLAN の IGMP スヌーピング マルチキャスト ルータ ポートを表示します。 |
show ip igmp snooping mrouter
スイッチまたは指定されたマルチキャスト VLAN に対して動的に学習された IGMP スヌーピングと手動で設定されたマルチキャスト ルータ ポートを表示するには、 show ip igmp snooping mrouter 特権 EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping mrouter [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN 上のマルチキャスト ルータ ポートを表示するには、このコマンドを使用します。
VLAN ID 1002 ~ 1005 は、トークンリングおよび FDDI VLAN に予約されていて、IGMP スヌーピングでは使用できません。
Multicast VLAN Registration(MVR; マルチキャスト VLAN レジストレーション)がイネーブルの場合、 show ip igmp snooping mrouter コマンドは MVR マルチキャスト ルータの情報および IGMP スヌーピング情報を表示します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping mrouter コマンドの出力を示します。スイッチ上でマルチキャスト ルータ ポートを表示します。
Switch# show ip igmp snooping mrouter
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping vlan mrouter |
マルチキャスト ルータ ポートを追加します。 |
ip igmp snooping vlan static |
レイヤ 2 ポートをマルチキャスト グループのメンバーとして静的に追加します。 |
show ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピング設定を表示します。 |
show ip igmp snooping groups |
スイッチまたは指定のパラメータの IGMP スヌーピング マルチキャスト情報を表示します。 |
show ip igmp snooping querier
スイッチ上に設定された IGMP クエリアの設定と動作情報を表示するには、 show ip igmp snooping querier detail ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip igmp snooping querier [ detail | vlan vlan-id [ detail ]] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
detail |
(任意)IGMP クエリアの詳細情報を表示します。 |
vlan vlan-id [ detail ] |
(任意)指定された VLAN の IGMP クエリア情報を表示します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 または 1006 ~ 4094 です。詳細を表示するには、 detail キーワードを使用します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クエリア とも呼ばれ、IGMP クエリー メッセージを送信する検出装置の IGMP バージョンおよび IP アドレスを表示するには、 show ip igmp snooping querier コマンドを使用します。サブネットは複数のマルチキャスト ルータを保有できますが、IGMP クエリアは 1 つしか保有できません。IGMPv2 を実行しているサブネットでは、マルチキャスト ルータの 1 つがクエリアとして設定されます。クエリアには、レイヤ 3 スイッチを指定できます。
show ip igmp snooping querier コマンド出力でも、検出されたクエリアの VLAN およびインターフェイスを表示します。クエリアがスイッチの場合は、コマンド出力の Port フィールドに Router と表示されます。クエリアがルータの場合は、出力の Port フィールドに、クエリアを学習したポートの番号が表示されます。
show ip igmp snooping querier detail ユーザ EXEC コマンドは、 show ip igmp snooping querier コマンドに類似しています。ただし、 show ip igmp snooping querier コマンド では、スイッチ クエリアにより直前に検出されたデバイス IP アドレスのみが表示されます。
show ip igmp snooping querier detail コマンド は、スイッチ クエリアによって最後に検出されたデバイスの IP アドレスのほか、次の追加情報を表示します。
• VLAN で選択されている IGMP クエリア
• VLAN で設定されたスイッチ クエリア(ある場合)に関連する設定および動作情報
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip igmp snooping querier コマンドの出力を示します。
Switch> show ip igmp snooping querier
Vlan IP Address IGMP Version Port
---------------------------------------------------
次の例では、 show ip igmp snooping querier detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ip igmp snooping querier detail
Vlan IP Address IGMP Version Port
-------------------------------------------------------------
Global IGMP switch querier status
--------------------------------------------------------
source IP address : 0.0.0.0
query-interval (sec) : 60
max-response-time (sec) : 10
querier-timeout (sec) : 120
tcn query interval (sec) : 10
Vlan 1: IGMP switch querier status
--------------------------------------------------------
elected querier is 1.1.1.1 on port Fa0/1
--------------------------------------------------------
source IP address : 10.1.1.65
query-interval (sec) : 60
max-response-time (sec) : 10
querier-timeout (sec) : 120
tcn query interval (sec) : 10
operational state : Non-Querier
tcn query pending count : 0
関連コマンド
|
|
ip igmp snooping |
スイッチまたは VLAN の IGMP スヌーピングをイネーブルにします。 |
ip igmp snooping querier |
レイヤ 2 ネットワークの IGMP クエリア機能をイネーブルにします。 |
show ip igmp snooping |
スイッチまたは指定のマルチキャスト VLAN の IGMP スヌーピング マルチキャスト ルータ ポートを表示します。 |
show ip source binding
スイッチ上の IP ソース バインディングを表示するには、 show ip source binding ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip source binding [ ip-address ] [ mac-address ] [ dhcp-snooping | static ] [ interface interface-id ] [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
ip-address |
(任意)特定の IP アドレスの IP ソース バインディングを表示します。 |
mac-address |
(任意)特定の MAC アドレスの IP ソース バインディングを表示します。 |
dhcp-snooping |
(任意)DHCP スヌーピングで学習された IP ソース バインディングを表示します。 |
static |
(任意)スタティック IP ソース バインディングを表示します。 |
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイス上の IP ソース バインディングを表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)特定の VLAN 上の IP ソース バインディングを表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show ip source binding コマンドの出力には、DHCP スヌーピング バインディング データベース内のダイナミックおよびスタティックに設定されたバインディングが表示されます。ダイナミックに設定されたバインディングだけを表示するには、 show ip dhcp snooping binding 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip source binding コマンドの出力を示します。
Switch> show ip source binding
MacAddress IpAddress Lease(sec) Type VLAN Interface
-------------- --------------- ---------- ------------- ---- --------------------
00:00:00:0A:00:0B 11.0.0.1 infinite static 10 GigabitEthernet0/1
00:00:00:0A:00:0A 11.0.0.2 10000 dhcp-snooping 10 GigabitEthernet0/1
関連コマンド
|
|
ip dhcp snooping binding |
DHCP スヌーピング バインディング データベースを設定します。 |
ip source binding |
スイッチ上のスタティック IP ソース バインディングを表示します。 |
show ip verify source
スイッチまたは特定のインターフェイス上の IP ソース ガード設定を表示するには、 show ip verify source ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ip verify source [ interface interface-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
interface interface-id |
(任意)特定のインターフェイス上の IP ソース ガード設定を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(50)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ip verify source コマンドの出力を示します。
Switch> show ip verify source
Interface Filter-type Filter-mode IP-address Mac-address Vlan
--------- ----------- ----------- --------------- -------------- ---------
gi0/1 ip active 10.0.0.1 10
gi0/1 ip active deny-all 11-20
gi0/2 ip inactive-trust-port
gi0/3 ip inactive-no-snooping-vlan
gi0/4 ip-mac active 10.0.0.2 aaaa.bbbb.cccc 10
gi0/4 ip-mac active 11.0.0.1 aaaa.bbbb.cccd 11
gi0/4 ip-mac active deny-all deny-all 12-20
gi0/5 ip-mac active 10.0.0.3 permit-all 10
gi0/5 ip-mac active deny-all permit-all 11-20
上記の例にある IP ソース ガード設定は次のとおりです。
• ギガビット イーサネット 1 インターフェイス上で、VLAN 10 ~ 20 に対して DHCP スヌーピングがイネーブルになっています。VLAN 10 では、IP アドレス フィルタリングによる IP ソース ガードがインターフェイスに対して設定されており、バインディングがインターフェイス上に存在します。VLAN 11 ~ 20 では、2 番目のエントリに、デフォルト ポート アクセス コントロール リスト(ACL)が IP ソース ガードが設定されていない VLAN のインターフェイスに適用されていることが示されています。
• ギガビット イーサネット 2 インターフェイスは、DHCP スヌーピングを実行するための信頼できるインターフェイスとして設定されています。
• ギガビット イーサネット 3 インターフェイス上で、インターフェイスが属している VLAN に対して DHCP スヌーピングがイネーブルになっていません。
• ギガビット イーサネット 4 インターフェイス上で、送信元 IP アドレス フィルタリングと送信元 MAC アドレス フィルタリングによる IP ソース ガードがイネーブルになっており、VLAN 10 と VLAN 11 に対してスタティック IP ソース バインディングが設定されています。VLAN 12 ~ 20 では、デフォルト ポートの ACL が、インターフェイス上で IP ソース ガードが設定されていない VLAN に適用されます。
• ギガビット イーサネット 5 インターフェイス上で、送信元 IP アドレス フィルタリングと送信元 MAC アドレス フィルタリングによる IP ソース ガードがイネーブルになっており、スタティック IP バインディングが設定されていますが、ポート セキュリティがディセーブルになっています。スイッチは、送信元 MAC アドレスをフィルタリングできません。
次の例では、IP ソース ガードがディセーブルになっているインターフェイスに対する出力を示します。
Switch> show ip verify source gigabitethernet 0/6
IP source guard is not configured on the interface gi0/6.
関連コマンド
|
|
ip verify source |
インターフェイス上で IP ソース ガードをイネーブルにします。 |
show ipv6 mld snooping
スイッチまたは VLAN の IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピング設定を表示するには、 show ipv6 mld snooping ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。Catalyst 2960 スイッチには、デュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている必要があります(Catalyst 2960-S スイッチには必要ありません)。
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(40)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピングの設定を表示するのにこのコマンドを使用します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします(Catalyst 2960 スイッチのみ)。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping vlan コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のスヌーピング特性を表示します。
Switch> show ipv6 mld snooping vlan 100
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
次の例では、 show ipv6 mld snooping コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上の VLAN すべてのスヌーピング特性を表示します。
Switch
>
show ipv6 mld snooping
Global MLD Snooping configuration:
-------------------------------------------
MLDv2 snooping (minimal) : Enabled
Listener message suppression : Enabled
TCN solicit query : Disabled
TCN flood query count : 2
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
MLDv1 immediate leave : Disabled
Explicit host tracking : Enabled
Multicast router learning mode : pim-dvmrp
Last listener query count : 2
Last listener query interval : 1000
show ipv6 mld snooping address
Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピングで保持されるすべての IP Version 6(IPv6)マルチキャスト アドレス情報または指定の IPv6 マルチキャスト アドレス情報を表示するには、 show ipv6 mld snooping address ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping address [[ vlan vlan-id ] [ ipv6 address ]] [ vlan vlan-id ] [ count | dynamic | user ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。Catalyst 2960 スイッチには、デュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている必要があります(Catalyst 2960-S スイッチには必要ありません)。
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)MLD スヌーピング マルチキャスト アドレス情報を表示する VLAN を指定します。指定できる VLAN ID 範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
ipv6-multicast-address |
(任意)指定された IPv6 マルチキャスト アドレスに関する情報を表示します。このキーワードは、VLAN ID を指定した場合にのみ使用できます。 |
count |
(任意)スイッチ上または指定の VLAN のマルチキャスト グループ数を表示します。 |
dynamic |
(任意)MLD スヌーピング学習グループ情報を表示します。 |
user |
(任意)MLD スヌーピング ユーザ設定グループ情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(40)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 マルチキャスト アドレス情報を表示するのに、このコマンドを使用します。
VLAN ID を入力したあとでのみ、IPv6 マルチキャスト アドレスを入力できます。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
学習されたグループに関する情報のみを表示するには、 dynamic キーワードを使用します。設定されたグループに関する情報のみを表示するには、 user キーワードを使用します。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします(Catalyst 2960 スイッチのみ)。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show snooping address ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
2 FF12::3 user Fa0/2, Gi0/2, Gi0/1,Gi0/3
次の例では、 show snooping address count ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address count
Total number of multicast groups: 2
次の例では、 show snooping address user ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping address user
Vlan Group Type Version Port List
-------------------------------------------------------------
2 FF12::3 user v2 Fa0/2, Gi0/2, Gi0/1,Gi0/3
show ipv6 mld snooping mrouter
スイッチまたは VLAN に対して動的に学習され、手動で設定された IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)ルータ ポートを表示するには、 show ipv6 mld snooping mrouter ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping mrouter [ vlan vlan-id ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。Catalyst 2960 スイッチには、デュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている必要があります(Catalyst 2960-S スイッチには必要ありません)。
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)SED |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
スイッチまたは特定の VLAN の MLD スヌーピング ルータ ポートを表示するには、このコマンドを使用します。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします(Catalyst 2960 スイッチのみ)。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter コマンドの出力を示します。ここでは、スイッチ上で MLD スヌーピングに参加しているすべての VLAN のスヌーピング特性が表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter
次の例では、 show ipv6 mld snooping mrouter vlan コマンドの出力を示します。ここでは、特定の VLAN のマルチキャスト ルータ ポートが表示されます。
Switch> show ipv6 mld snooping mrouter vlan 100
関連コマンド
|
|
ipv6 mld snooping |
スイッチ上または VLAN 上の MLD スヌーピングをイネーブルにし、設定を行います。 |
ipv6 mld snooping vlan mrouter interface interface-id | static ipv6-multicast-address interface interface-id ] |
VLAN のマルチキャスト ルータ ポートを設定します。 |
sdm prefer |
スイッチの使用方法に基づきシステム リソースを最適化するよう SDM テンプレートを設定します。 |
show ipv6 mld snooping querier
スイッチまたは VLAN が受信した最新の IP Version 6(IPv6)Multicast Listener Discovery(MLD)スヌーピング クエリア関連情報を表示するには、 show ipv6 mld snooping querier ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 mld snooping querier [ vlan vlan-id ] [ detail ] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。Catalyst 2960 スイッチには、デュアル IPv4/IPv6 Switch Database Management(SDM)テンプレートが設定されている必要があります(Catalyst 2960-S スイッチには必要ありません)。
シンタックスの説明
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1001 および 1006 ~ 4094 です。 |
detail |
(任意)スイッチまたは VLAN の MLD スヌーピングの詳細なクエリア情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(40)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
MLD クエリー メッセージを送信する検出された装置( クエリア とも呼ばれる)の MLD バージョンおよび IPv6 アドレスを表示するには、 show ipv6 mld snooping querier コマンドを使用します。サブネットは複数のマルチキャスト ルータを持つことができますが、MLD クエリアは 1 つだけです。クエリアには、レイヤ 3 スイッチを指定できます。
show ipv6 mld snooping querier コマンド出力は、クエリアが検出された VLAN およびインターフェイスも表示します。クエリアがスイッチの場合は、コマンド出力の Port フィールドに Router と表示されます。クエリアがルータの場合は、出力の Port フィールドに、クエリアを学習したポートの番号が表示されます。
show ipv6 mld snoop querier vlan コマンドの出力では、外部または内部クエリアからのクエリー メッセージに応答して受信された情報を表示します。特定の VLAN 上のスヌーピング ロバストネス変数などのユーザ設定の VLAN 値は表示されません。このクエリア情報は、スイッチが送信する MASQ メッセージ上でのみ使用します。クエリー メッセージに応答しないメンバーを期限切れにするのに使用するユーザ設定のロバストネス変数は無効にはなりません。
1002 ~ 1005 の VLAN 番号は、トークンリング VLAN および FDDI VLAN のために予約されているため、MLD スヌーピングには使用できません。
デュアル IPv4/IPv6 テンプレートを設定するには、 sdm prefer dual-ipv4-and-ipv6 グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力し、スイッチをリロードします(Catalyst 2960 スイッチのみ)。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier
Vlan IP Address MLD Version Port
-------------------------------------------------------------
2 FE80::201:C9FF:FE40:6000 v1 Gi0/1
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier detail コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier detail
Vlan IP Address MLD Version Port
-------------------------------------------------------------
2 FE80::201:C9FF:FE40:6000 v1 Gi0/1
次の例では、 show ipv6 mld snooping querier vlan コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 mld snooping querier vlan 2
IP address : FE80::201:C9FF:FE40:6000
Max response time : 1000s
show ipv6 route updated
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示するには、 show ipv6 route updated ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show ipv6 route [ protocol ] updated [ boot-up ]{ hh:mm | day { month [ hh:mm ]} [{ hh:mm | day { month [ hh:mm ]}] [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドを使用するには、スイッチが LAN Base イメージを実行している必要があります。
シンタックスの説明
protocol |
(任意)次のいずれかのキーワードを使用して指定したルーティング プロトコルのルートを表示します。 • bgp • isis • ospf • rip または、次のいずれかのキーワードを使用して指定したルート タイプのルートを表示します。 • connected • local • static • interface interface id |
boot-up |
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。 |
hh:mm |
24 時間表記の 2 桁の数値で時刻を入力します。必ずコロン(:)を使用してください。たとえば、 13:32 のように入力します。 |
day |
日にちを入力します。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。 |
month |
月を大文字または小文字で入力します。 January または august のように月の名前を完全に入力することも、 jan または Aug のように最初の 3 文字だけを入力することもできます。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(40)SE |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示するには、show ipv6 route 特権 EXEC コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show ipv6 route updated rip コマンドの出力を示します。
Switch> show ipv6 route rip updated
IPv6 Routing Table - 12 entries
Codes: C - Connected, L - Local, S - Static, U - Per-user Static route
B - BGP, R - RIP, I1 - ISIS L1, I2 - ISIS L2
IA - ISIS interarea, IS - ISIS summary
O - OSPF Intra, OI - OSPF Inter, OE1 - OSPF ext 1, OE2 - OSPF ext 2
ON1 - OSPF NSSA ext 1, ON2 - OSPF NSSA ext 2
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:8D01, GigabitEthernet0/1
Last updated 10:31:10 27 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet0/2
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet0/3
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet0/4
Last updated 17:23:05 22 February 2007
via FE80::A8BB:CCFF:FE00:9001, GigabitEthernet0/5
Last updated 17:23:05 22 February 2007
関連コマンド
|
|
show ipv6 route |
Ipv6 ルーティング テーブルの現在の内容を表示します。構文情報については、「Cisco IOS Software」>「Command References for the Cisco IOS Software Releases 12.3 Mainline」>「Cisco IOS IPv6 Command Reference」>「IPv6 Commands: show ipv6 nat translations through show ipv6 protocols」を選択してください。 |
show lacp
Link Aggregation Control Protocol(LACP)チャネル グループ情報を表示するには、 show lacp ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show lacp [ channel-group-number ] { counters | internal | neighbor | sys-id } [ | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
channel-group-number |
(任意)チャネル グループの番号です。指定できる範囲は 1 ~ 6 です。 |
counters |
トラフィック情報を表示します。 |
internal |
内部情報を表示します。 |
neighbor |
ネイバー情報を表示します。 |
sys-id |
LACP で使用されるシステム ID を表示します。システム ID は、LACP システム プライオリティおよびスイッチ MAC(メディア アクセス制御)アドレスで構成されています。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show lacp コマンドを入力すると、アクティブなチャネル グループの情報が表示されます。指定のチャネル情報を表示するには、チャネル グループ番号を指定して show lacp コマンドを入力します。
チャネル グループを指定しない場合は、すべてのチャネル グループが表示されます。
channel-group-number オプションを入力することで、 sys-id 以外のすべてのキーワードでチャネル グループを指定できます。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show lacp counters ユーザ EXEC コマンドの出力を示します。 表 2-31 に、表示されるフィールドの説明を示します。
Switch> show lacp counters
LACPDUs Marker Marker Response LACPDUs
Port Sent Recv Sent Recv Sent Recv Pkts Err
---------------------------------------------------------------------
表 2-31 show lacp counters のフィールドの説明
|
|
LACPDUs Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP パケット数 |
Marker Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP Marker パケット数 |
Marker Response Sent および Recv |
ポートによって送受信された LACP Marker 応答パケット数 |
LACPDUs Pkts および Err |
ポートの LACP によって受信された、未知で不正なパケット数 |
次の例では、 show lacp internal コマンドの出力を示します。
Switch> show lacp 1 internal
Flags: S - Device is requesting Slow LACPDUs
F - Device is requesting Fast LACPDUs
A - Device is in Active mode P - Device is in Passive mode
LACP port Admin Oper Port Port
Port Flags State Priority Key Key Number State
Gi0/1 SA bndl 32768 0x3 0x3 0x4 0x3D
Gi0/2 SA bndl 32768 0x3 0x3 0x5 0x3D
表 2-32 に、この出力で表示される各フィールドの説明を示します。
表 2-32 show lacp internal のフィールドの説明
|
|
State |
指定のポートの状態。次に使用可能な値を示します。 • -:ポートが unknown ステートです。 • bndl :ポートがアグリゲータに接続され、他のポートとバンドルされています。 • susp :ポートが中断されている状態で、アグリゲータには接続されていません。 • hot-sby :ポートがホットスタンバイの状態です。 • indiv :ポートをその他ポートとともにバンドルできません。 • indep :ポートは independent ステートです。バンドルされませんがデータ トラフィックを切り替えます。この場合、LACP は相手側ポートで稼動していません。 • down :ポートがダウンしています。 |
LACP Port Priority |
ポートのプライオリティ設定。互換性のあるすべてのポートが集約することを回避するため、ハードウェアの制限がある場合、LACP はポート プライオリティによりポートをスタンバイ モードにします。 |
Admin Key |
ポートに割り当てられた管理用のキー。LACP は自動的に管理用のキー値を生成します(16 進数)。管理用のキーは、ポートが他のポートと集約できる能力を定義します。他のポートと集約できるポートの能力は、ポートの物理特性(データ転送速度やデュプレックス機能など)と設定した制限によって決まります。 |
Oper Key |
ポートで使用されるランタイムの操作キー。LACP は自動的に値を生成します(16 進数)。 |
Port Number |
ポート番号。 |
Port State |
ポートの状態変数。1 つのオクテット内で個々のビットとしてエンコードされ、メッセージは次のようになります。 • bit0: LACP のアクティビティ • bit1: LACP のタイムアウト • bit2: 集約 • bit3: 同期 • bit4: 収集 • bit5: 配信 • bit6: デフォルト • bit7: 期限切れ (注) 上のリストでは、bit7 が MSB で bit0 は LSB です。 |
次の例では、 show lacp neighbor コマンドの出力を示します。
Switch> show lacp neighbor
Flags: S - Device is sending Slow LACPDUs F - Device is sending Fast LACPDUs
A - Device is in Active mode P - Device is in Passive mode
Channel group 3 neighbors
Port System ID Port Number Age Flags
Gi0/1 32768,0007.eb49.5e80 0xC 19s SP
LACP Partner Partner Partner
Port Priority Oper Key Port State
Port System ID Port Number Age Flags
Gi0/2 32768,0007.eb49.5e80 0xD 15s SP
LACP Partner Partner Partner
Port Priority Oper Key Port State
次の例では、 show lacp sys-id コマンドの出力を示します。
システム ID は、システム プライオリティおよびシステム MAC アドレスで構成されています。最初の 2 バイトはシステム プライオリティ、最後の 6 バイトはグローバルに管理されているシステム関連の個々の MAC アドレスです。
関連コマンド
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|
clear lacp |
LACP チャネル グループ情報を消去します。 |
lacp port-priority |
LACP ポート プライオリティを設定します。 |
lacp system-priority |
LACP システム プライオリティを設定します。 |
show location
エンドポイントのロケーション情報を表示するには、 show location ユーザ EXEC コマンドを使用します。
show location admin-tag | [ | { begin | exclude | include } expression ]
show location civic-location { identifier id number | interface interface-id | static } | { begin | exclude | include } expression ]
show location elin-location { identifier id number | interface interface-id | static } | { begin | exclude | include } expression ]
シンタックスの説明
admin-tag |
管理タグまたはサイト情報を表示します。 |
civic-location |
都市ロケーション情報を表示します。 |
elin-location |
緊急ロケーション情報(ELIN)を表示します。 |
identifier id |
都市ロケーションまたは elin ロケーションの ID を指定します。指定できる ID 範囲は 1 ~ 4095 です。 |
interface interface-id |
(任意)指定されたインターフェイスまたはすべてのインターフェイスに対するロケーション情報を表示します。指定できるインターフェイスとして、物理ポートも含まれます。 |
static |
スタティック コンフィギュレーション情報を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
ユーザ EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(25)FX |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
エンドポイントのロケーション情報を表示するには、 show location コマンドを使用します。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude output と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、インターフェイスのロケーション情報を表示する show location civic-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location civic interface gigibitethernet0/1
Civic location information
--------------------------
Primary road name : Cisco Way
次の例では、すべての都市ロケーション情報を表示する show location civic-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location civic-location static
Civic location information
--------------------------
Primary road name : Cisco Way
--------------------------
Street number suffix : West
Landmark : Golden Gate Bridge
Primary road name : 19th Ave
--------------------------
次の例では、緊急ロケーション情報を表示する show location elin-location コマンドの出力を示します。
Switch> show location elin-location identifier 1
Elin location information
--------------------------
次の例では、すべての緊急ロケーション情報を表示する show location elin static コマンドの出力を示します。
Switch> show location elin static
Elin location information
--------------------------
--------------------------
--------------------------
関連コマンド
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|
location(グローバル コンフィギュレーション) |
エンドポイントにグローバル ロケーション情報を設定します。 |
location(インターフェイス コンフィギュレーション) |
インターフェイスにロケーション情報を設定します。 |
show logging onboard
On-board Failure Logging(OBFL; オンボード障害ロギング)情報を表示するには、 show logging onboard 特権 EXEC コマンドを使用します。
show logging onboard [ module [ switch-number ]] {{ clilog | environment | message | poe | temperature | uptime | voltage } [ continuous | detail | summary ] [ start hh:mm:ss day month year ] [ end hh:mm:ss day month year ]} [ | { begin | exclude | include } expression ]
(注) このコマンドは、LAN Base イメージを実行している Catalyst 2960-S スイッチのみでサポートされています。
シンタックスの説明
module [ switch-number ] |
(任意)指定したスイッチの OBFL 情報を表示します。 スイッチ番号(スタック メンバー番号)を指定するには、 switch-number パラメータを使用します。スイッチがスタンドアロン スイッチの場合、スイッチ番号は 1 です。スイッチがスタック内にある場合、スタック内のスイッチ メンバー番号に応じて 1 ~ 8 を指定できます。 このパラメータの詳細については、このコマンドの「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
clilog |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーに入力された OBFL CLI コマンドを表示します。 |
environment |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバー、および接続されているすべての FRU デバイスの Unique Device Identifier(UDI)情報を表示します。この情報には、Product Identification(PID)、Version Identification(VID)、およびシリアル番号が含まれます。 |
message |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーによって生成されたハードウェア関連のシステム メッセージを表示します。 |
poe |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーの PoE ポートの消費電力を表示します。 |
temperature |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーの温度を表示します。 |
uptime |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーの起動時刻、スタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーの再起動の理由、およびスタンドアロン スイッチまたは指定したスタック メンバーの最後の再起動からの稼動時間を表示します。 |
voltage |
スタンドアロン スイッチまたは指定したスイッチ スタック メンバーのシステム電圧を表示します。 |
continuous |
(任意) 連続 ファイルのデータを表示します。 |
summary |
(任意) サマリー ファイルのデータを表示します。 |
start hh:mm:ss day month year |
(任意)指定した日時からのデータを表示します。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
start hh:mm:ss day month year |
(任意)指定した日時からのデータを表示します。詳細については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
detail |
(任意)連続データおよびサマリー データの両方を表示します。 |
| begin |
(任意) expression と一致する行から表示を開始します。 |
| exclude |
(任意) expression と一致する行を表示から除外します。 |
| include |
(任意)指定された expression と一致する行を表示に含めます。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の式です。 |
コマンド モード
特権 EXEC
コマンドの履歴
|
|
12.2(53)SE1 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
OBFL がイネーブルの場合、スイッチはすべてのデータが格納される連続ファイルに OBFL データを記録します。連続ファイルは循環式です。連続ファイルがいっぱいになると、スイッチはサマリー ファイル(別名、履歴ファイル)にデータをまとめます。サマリー ファイルを作成すると、連続ファイルのスペースが解放されるので、スイッチは新しいデータを書き込めます。
module キーワードを入力し、スイッチ番号を入力しなかった場合、OBFL をサポートするスタック メンバーに関する OBFL 情報が表示されます。
特定の時間内にだけ収集されたデータを表示するには、 start キーワードと end キーワードを使用します。 start 時刻および end 時刻を指定するときには、次の注意事項に従ってください。
• hh:mm:ss :24 時間表記の 2 桁の数値で時刻を入力します。必ずコロン(:)を使用してください。たとえば、 13:32:45 のように入力します。
• day :日にちを入力します。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。
• month :月を大文字または小文字で入力します。 January または august のように月の名前を完全に入力することも、 jan または Aug のように最初の 3 文字だけを入力することもできます。
• year :4 桁の数字で年を入力します(例、2008)。指定できる範囲は 1993 ~ 2035 です。
文字列では、大文字と小文字が区別されます。たとえば、 | exclude outpu t と入力した場合、 output を含む行は表示されませんが、 Output を含む行は表示されます。
例
次の例では、 show logging onboard clilog continuous コマンドの出力を示します。
Switch# show logging onboard clilog continuous
--------------------------------------------------------------------------------
CLI LOGGING CONTINUOUS INFORMATION
--------------------------------------------------------------------------------
MM/DD/YYYY HH:MM:SS COMMAND
--------------------------------------------------------------------------------
06/05/12 15:33:17 show logging onboard temperature detail
06/05/12 15:33:21 show logging onboard voltage detail
06/05/12 15:33:32 show logging onboard poe detail
06/05/12 16:14:09 show logging onboard temperature summary
06/05/16 13:07:53 no hw-module module logging onboard message level
06/05/16 13:16:13 show logging onboard uptime continuous
06/05/16 13:39:18 show logging onboard uptime summary
06/05/16 13:45:57 show logging onboard clilog summary
--------------------------------------------------------------------------------
次の例では、 show logging onboard message コマンドの出力を示します。
Switch# show logging onboard message
--------------------------------------------------------------------------------
ERROR MESSAGE SUMMARY INFORMATION
--------------------------------------------------------------------------------
Facility-Sev-Name | Count | Persistence Flag
--------------------------------------------------------------------------------