Enhanced IGRP(EIGRP)のグレースフル リスタートをイネーブルにするには、 eigrp graceful-restart コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp graceful-restart コマンドを使用し、EIGRP がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。このコマンドは nsf コマンドと同じです。
次の例では、グレースフル リスタートをイネーブルにする方法を示します。
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Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用します。EIGRP ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用してネイバールータとの隣接関係の変更をロギングし、ルーティング システムの安定性を監視し、問題を検出します。デフォルトでは、ロギングはイネーブルです。ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
次に、EIGRP プロセス 209 のネイバー変更のロギングをイネーブルにする例を示します。
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Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバーの警告メッセージのロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用します。EIGRP ネイバーの警告メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
eigrp log-neighbor-warnings [ seconds ]
no eigrp log-neighbor-warnings
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用してネイバーの警告メッセージをイネーブルにし、繰り返されるネイバー警告メッセージ間の間隔を設定します。
次に、EIGRP プロセス 209 のネイバー警告メッセージをロギングし、5 分(300 秒)間隔で警告メッセージを繰り返す例を示します。
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Enhanced IGRP(EIGRP)がネイバーと通信する際に使用するルータ ID を設定するには、 eigrp router-id コマンドを使用します。設定されたルータ ID を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
EIGRP は、EIGRP プロセスが開始されたときにルータ ID として使用する IP アドレスを自動的に選択します。最も高いローカル IP アドレスが選択され、ループバック インターフェイスが優先されます。EIGRP プロセスが no router eigrp コマンドによって削除されないかぎり、またはルータ ID が eigrp router-id コマンドによって手動で設定された場合、ルータ ID は変更されません。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp router-id コマンドを使用し、EIGRP にルータ ID を手動で設定します。ルータ ID は、外部ルートの発信元ルータを識別するために使用されます。外部ルートがローカル ルータ ID によって受信された場合、そのルートは破棄されます。ルータ ID は、2 つの例外を除く任意の IP アドレスによって設定できます。0.0.0.0 と 255,255,255,255 は有効な値ではなく、入力できません。各ルータに一意の値を設定する必要があります。
次に、固定されたルータ ID として 172.16.1.3 を設定する例を示します。
ルータを Enhanced IGRP(EIGRP)を使用するスタブとして設定するには、 eigrp stub コマンドを使用します。EIGRP スタブ ルーティング機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]
no eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]]
(任意)ほかのプロトコルおよび Autonomous System(AS; 自律システム)から再配布されたルートをアドバタイズします。 |
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp stub コマンドを使用し、ルータをルータがすべての IP トラフィックを配信ルータに導くスタブとして設定します。
direct キーワードを使用すると、EIGRP スタブ ルーティングは接続されたルートをアドバタイズできます。デフォルトでは、このオプションはディセーブルです。
receive-only キーワードを使用すると、ルータがその EIGRP AS 内のほかのルータとルートを共有するのを制限します。また、 receive-only キーワードは、あらゆるタイプのルートの送信を阻止するため、ほかのオプションが指定されるのを許可しません。
redistributed キーワードを使用すると、EIGRP スタブ ルーティング機能によって、ほかのルーティング プロトコルおよび AS を送信できます。このオプションが設定されていない場合、EIGRP は再配布されたルートをアドバタイズしません。
これらの 4 つのキーワード( direct 、 leak-map 、 receive-only 、 redistributed )のいずれかを eigrp stub コマンドと同時に使用すると、特定のキーワードによって指定されたルート タイプのみがアドバタイズされます