CMP の設定
ここでは、次の内容について説明します。
• 「CP から CMP へのアクセス」
• 「CMP セッションのログアウト」
• 「CMP-MGMT インターフェイスの設定」
• 「CMP への IPv4 ACL の設定」
• 「CMP メッセージのロギング」
• 「通信設定の変更」
• 「フロー制御の設定」
• 「デュアル スーパーバイザ システムでの CMP の設定」
CP から CMP へのアクセス
CP を使用してコンソール、SSH、または Telnet セッションから CMP にアクセスできます。
(注) SSH または Telnet 経由で CMP にアクセスするには、それぞれのセッションを CMP(デフォルトでは、SSH サーバ セッションがイネーブル)でイネーブルにします。SSH または Telnet セッションをイネーブルまたはディセーブルにする方法については、表 1-2を参照してください。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp Connected Escape character is '~,' switch-cmp# |
アクティブなスーパーバイザ モジュールの CMP にアクセスします。 |
CMP セッションのログアウト
CMP セッションをログアウトする場合、セッションを終了してからモードを終了します。
設定作業を開始する前に
CMP にアクセスしている必要があります。
手順の概要
1. end
2. exit
詳細手順
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ステップ 1 |
end 例: switch-cmp# end switch-cmp# |
コンフィギュレーション セッションを終了します。 |
ステップ 1 |
exit 例: switch-cmp exit switch |
CMP コンフィギュレーション モードを終了します。 |
(注) 接続されたコンソールのセッションにアクセスしている場合、~, コマンドを使用して CMP を終了します。
CP のセットアップ スクリプトを使用した CMP-MGMT インターフェイスの設定
Cisco NX-OS セットアップ スクリプトが CMP-MGMT インターフェイスの設定を案内します。このスクリプトの使用方法については『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 4.1 』を参照してください。
CP の NX-OS CLI を使用した CMP-MGMT インターフェイスの設定
CP の NX-OS CLI を使用して CMP-MGMT インターフェイスを設定できます。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. configure terminal
2. interface cmp-mgmt module slot
3. ip address ip-address / length
4. ip default-gateway i p-address
5. show running-config cmp
詳細手順
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ステップ 1 |
configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface cmp-mgmt module slot 例: switch(config)# interface cmp-mgmt module 5 switch(config-if-cmp)# |
アクティブまたはスタンバイ スーパーバイザのどちらか一方の cmp-mgmt インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ip address ip-address/length 例: switch(config-if-cmp)# ip address 192.0.2.1/16 |
この cmp-mgmt インターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
ステップ 4 |
ip default-gateway ip-address 例: switch(config-if-cmp)# ip default-gateway 192.0.2.10 |
この cmp-mgmt インターフェイスのデフォルト ゲートウェイを設定します。 |
ステップ 5 |
show running-config cmp 例: switch(config-if-cmp)# show running-config cmp |
(任意)CMP インターフェイス設定のサマリーを表示します。 |
CMP の NX-OS CLI を使用した CMP-MGMT インターフェイスの設定
CP の NX-OS CLI を使用して CMP-MGMT インターフェイスを設定できます。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. ip default-gateway i p-address
4. interface cmp-mgmt
5. ip address ip-address/length
6. show running-config
7. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp5 login: admin Password: <password># |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ip default-gateway ip-address 例: switch-cmp(config)# ip default-gateway 192.0.2.10 |
cmp-mgmt インターフェイスのデフォルト ゲートウェイを設定します。 |
ステップ 4 |
interface cmp-mgmt 例: switch-cmp(config)# interface cmp-mgmt switch-cmp(config-if)# |
アクティブまたはスタンバイ スーパーバイザのどちらか一方の cmp-mgmt インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 5 |
ip address ip-address/length 例: switch-cmp(config-if)# ip address 192.0.2.1/16 |
この cmp-mgmt インターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
ステップ 6 |
show running-config 例: switch-cmp(config-if)# show running-config |
(任意)CMP の設定を表示します。 |
ステップ 7 |
~, 例: switch-cmp(config-if)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
CMP への IPv4 ACL の設定
IPv4 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を作成し、cmp-mgmt インターフェイスに適用できます。ACL の詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Security Configuration Guide, Release 4.1 』を参照してください。
(注) CMP に直接設定できるのは ACL だけです。スーパーバイザ モジュール CP の Cisco NX-OS ソフトウェアからは設定できません。
手順の概要
1. configure terminal
2. ip access-list name
3. { permit | deny } protocol source destination
4. exit
5. interface cmp-mgmt
6. ip access-group access-list in
7. show running-config
詳細手順
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ステップ 1 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
ip access-list name 例: switch-cmp(config)# ip access-list acl-01 switch-cmp(config-acl)# |
IPv4 ACL を作成し、IP ACL コンフィギュレーション モードを開始します。 name 引数に指定できる文字数は、最大 64 文字です。 |
ステップ 3 |
{permit | deny} protocol source destination 例: switch-cmp(config-acl)# permit ip 192.168.2.0/24 0.0.0.0/0 |
IPv4 ACL にルールを作成します。 permit コマンドと deny コマンドには、トラフィックを識別するための多くの方法が用意されています。詳細については、『 Cisco NX-OS Security Command Reference 』を参照してください。 |
ステップ 4 |
exit 例: switch-cmp(config-acl)# exit switch-cmp(config)# |
コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 5 |
interface cmp-mgmt 例: switch-cmp(config)# interface cmp-mgmt switch-cmp(config-if)# |
アクティブまたはスタンバイ スーパーバイザのどちらか一方の cmp-mgmt インターフェイスのインターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 6 |
ip access-group access-list in 例: switch-cmp(config-if)# ip access-group acl-01 in |
インターフェイスに流れるトラフィックに対して、IPv4 ACL を cmp-mgmt インターフェイスに適用します。 |
ステップ 7 |
show running-config 例: switch-cmp(config-if)# show running-config |
(任意)CMP の設定を表示します。 |
CMP メッセージのロギング
CMP メッセージはログ ファイルに 256 件まで保存できます。また、保存したメッセージに重大度のしきい値を指定できます。ファイルのメッセージが 256 件に到達すると、新しいメッセージが保存されるたびに、CMP によって、自動的に一番古いメッセージが削除されます。 表 1 に CMP で保存されるメッセージ レベルとメッセージ タイプを示します。重大度を指定した場合、CMP では、その重大度以下のメッセージすべてがログ ファイルに保存されます。
表 1 CMP メッセージの重大度
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0 - 緊急事態 |
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1 - アラート |
CP on this SUP has reset. |
CMP によって、CP でマスクできない中断が検出されました。 |
2 - クリティカル |
CP is not online (could not establish communication with CP). Connected with CP!LOG CP IS ONLINE. Connection reset with CP!! |
CMP が CP と通信できません。 CMP と CP は通信できます。 CMP で CP ハートビートの最大数を検出できません。 |
3 - エラー |
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4 - 警告 |
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5 - 通知 |
- |
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6 - 情報 |
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- |
7 - デバッグ |
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ここでは、次の内容について説明します。
• 「保存したメッセージの表示」
• 「ログ レベルの設定」
• 「ログ ファイルの消去」
保存したメッセージの表示
show logging コマンドを使用すると、CMP ログ ファイルに保存されたメッセージすべてまたは最近保存された特定の数のメッセージを表示できます。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. show logging logfile {number_of_messages}
3. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
show logging logfile { number_of_messages } 例: switch-cmp# show logging logfile switch-cmp(config)# |
保存されたログ ファイルのメッセージが表示されます。最近保存されたメッセージの件数を指定する場合は、値(1 ~ 256)をコマンドの最後に含めます。 |
ステップ 3 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
ログ レベルの設定
デフォルトでは、CMP によってレベル 2 以下のメッセージがログ ファイルに保存されます。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. show logging level
4. logging level [ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 ]
5. show logging level
6. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
show logging level 例: switch-cmp(config)# show logging level switch-cmp(config)# |
(任意)現在のログ レベルを表示します。 |
ステップ 4 |
logging level [ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 ] 例: switch-cmp(config)# logging level 3 switch-cmp(config)# |
ログ レベルのしきい値を新しく設定します。 |
ステップ 5 |
show logging level 例: switch-cmp(config)# show logging level switch-cmp(config)# |
(任意)現在のログ レベルを表示します。 |
ステップ 6 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
ログ ファイルの消去
ログ ファイルの内容を消去できます。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. clear logging logfile
4. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
clear logging logfile 例: switch-cmp(config)# clear logging logfile switch-cmp(config)# |
ログ ファイルの内容をクリアします。 |
ステップ 4 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
通信速度の変更
CP と CMP の通信速度(ボー レート)は同じでなければいけません。CP と CMP の通信速度が異なる場合、CMP の速度を CP の速度に合わせて変更します。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. line com1
4. show line
5. speed number
6. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
line com1 例: switch-cmp(config)# line com1 switch-cmp(config-com1)# |
メイン コンフィギュレーション ラインを設定します。 |
ステップ 4 |
show line 例: switch-cmp(config-com1)# show line |
(任意)通信の設定を表示します。 |
ステップ 5 |
speed number 例: switch-cmp(config-com1)# speed 9600 |
速度を 300、1200、2400、4800、9600、19200、38400、57600、または 115,200 ボーに変更します。 |
ステップ 6 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
伝送文字のビット数の変更
CP と CMP の伝送文字のビット数は、同じである必要があります。CP と CMP のデータ ビット数が異なる場合、CMP の数を CP の数に合わせて変更します。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. line com1
4. show line
5. databits number
6. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: Connected Escape character is '~,' switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
line com1 例: switch-cmp(config)# line com1 switch-cmp(config-com1)# |
メイン コンフィギュレーション ラインを設定します。 |
ステップ 4 |
show line 例: switch-cmp(config-com1)# show line |
(任意)通信の設定を表示します。 |
ステップ 5 |
databits number 例: switch-cmp(config-com1)# databits 8 |
文字のビット数の変更を設定します(5 ~ 8)。 |
ステップ 6 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
パリティ チェックの変更
CP と CMP で使用するパリティ チェックのタイプは同じでなければいけません。CP と CMP のタイプが異なる場合、CMP のタイプを CP のタイプに合わせて変更します。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. line com1
4. show line
5. parity {even | odd | none}
6. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
line com1 例: switch-cmp(config)# line com1 switch-cmp(config-com1)# |
メイン コンフィギュレーション ラインを設定します。 |
ステップ 4 |
show line 例: switch-cmp(config-com1)# show line |
(任意)通信の設定を表示します。 |
ステップ 5 |
parity { even | odd | none } 例: switch-cmp(config-com1)# parity none |
単一ビット パリティ チェックを偶数パリティ、奇数パリティ、またはパリティの無視に設定します。 |
ステップ 6 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
非同期ストップ ビットの変更
CP と CMP で使用するストップ ビット数は同じでなければいけません。CP と CMP のストップ ビット数が異なる場合、CMP の数を CP の数に合わせて変更します。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. line com1
4. stopbits { 1 | 2 }
5. exit
6. show line
7. ~,
詳細手順
|
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
CMP のコンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
line com1 例: switch-cmp(config)# line com1 switch-cmp(config-com1)# |
メイン コンフィギュレーション ラインを設定します。 |
ステップ 4 |
stopbits { 1 | 2 } 例: switch-cmp(config-com1)# stopbits 1 |
文字フレームに含まれるストップ ビット数の変更を設定します。 |
ステップ 5 |
exit 例: switch-cmp(config-com1)# exit switch-cmp(config)# |
COM1 コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 6 |
show line 例: switch-cmp(config-com1)# show line |
(任意)通信の設定を表示します。 |
ステップ 7 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
CMP のフロー制御のイネーブルおよびディセーブル
CMP で CP を併用してフロー制御ハードウェア バージョンをするかを、イネーブルまたはディセーブルにできます。
手順の概要
1. attach cmp
2. configure terminal
3. line com1
4. { flowcontrol hardware } | { no flowcontrol hardware }
5. exit
6. show line com1
7. ~,
詳細手順
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ステップ 1 |
attach cmp 例: switch# attach cmp switch-cmp# |
スーパーバイザ CP から CMP に接続します。 |
ステップ 2 |
configure terminal 例: switch-cmp# configure terminal switch-cmp(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
line com1 例: switch-cmp(config)# line com1 switch-cmp(config-com1)# |
CMP シリアル ラインを設定します。 |
ステップ 4 |
{ flowcontrol hardware } | { no flowcontrol hardware } 例: switch-cmp(config-com1)# flowcontrol hardware |
フロー制御をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 5 |
show line com1 例: switch-cmp(config-com1)# show line com1 |
(任意)インターフェイス ステータスを表示します。フロー制御パラメータもあわせて表示します。 |
ステップ 6 |
exit 例: switch-cmp(config-com1)# exit switch-cmp(config)# |
COM1 コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 7 |
~, 例: switch-cmp(config)# ~, switch# |
(任意)CMP コンソールを終了し、CP の Cisco NX-OS CLI に戻ります。 |
CP のフロー制御のイネーブルおよびディセーブル
CP で CMP を併用してフロー制御ハードウェア バージョンをするかを、イネーブルまたはディセーブルにできます。
手順の概要
1. configure terminal
2. line console
3. { flowcontrol hardware } | { no flowcontrol hardware }
4. show line console
5. exit
6. exit
詳細手順
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ステップ 1 |
configure terminal 例: switch# configure terminal switch(config)# |
コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
line console 例: switch(config)# line com1 switch(config-com1)# |
CMP にシリアル ラインを指定します。 |
ステップ 3 |
{ flowcontrol hardware } | { no flowcontrol hardware } 例: switch(config-com1)# flowcontrol hardware switch(config-com1)# |
フロー制御をイネーブルまたはディセーブルにします。 |
ステップ 4 |
show line console 例: switch(config-com1)# show line com1 switch(config-com1) |
(任意)インターフェイス ステータスを表示します。フロー制御パラメータもあわせて表示します。 |
ステップ 5 |
exit 例: switch(config-com1)# exit switch(config)# |
COM1 コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 6 |
exit 例: switch(config)# exit switch# |
コンフィギュレーション モードを終了します。 |
デュアル スーパーバイザ システムでの CMP の設定
アクティブなスーパーバイザ モジュールが 1 基の場合も含めて、CMP はいずれのスーパーバイザ モジュールでもアクティブ モードで稼動します。したがって、各 CMP は個別に設定してください。CLI またはスクリプト経由で NX-OS コマンドを使用してアクティブな CP から CMP それぞれの固有の IP アドレスを設定できます。その他の CMP 設定機能を実行するには、設定する CMP に直接接続します。
CMP イメージのアップグレード
Cisco NX-OS システム イメージの一部で、CMP 機能をサポートするコマンドのサブセットを含む CMP イメージをアップグレードできます。
(注) CMP イメージは CP イメージに依存しないので、CMP イメージのバージョンが CP イメージのバージョンと一致しない場合があります。CMP で最新の互換性のあるイメージが実行されていることを確認するには、CP の Cisco NX-OS CLI から install all コマンドを実行します。
Cisco NX-OS のキックスタート イメージ、システム イメージ、および CMP イメージを同時にアップグレードするには、CP の Cisco NX-OS CLI から install all コマンドを実行します。このコマンドによって、CMP のソフトウェアは自動的にいずれもアップグレードされます。ソフトウェアがアップグレードされたら、スーパーバイザそれぞれの CMP を手動でリロードしてください。ソフトウェア イメージの詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 4.1 』を参照してください。
CMP イメージのみをアップグレードする場合は、次の手順を使用します。
設定作業を開始する前に
デフォルトの VDC に属することを確認します(または switchback コマンドを使用します)。
手順の概要
1. copy {ftp | tftp} remote-location local-location
2. show module
3. install module active-slot cmp system local-location
4. install module standby-slot cmp system local-location
5. reload cmp module active-slot
6. reload cmp module standby-slot
7. show version
詳細手順
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ステップ 1 |
copy { ftp | tftp } remote-location local-location 例: switch# copy ftp://10.1.7.2/n7000-s1-dk9.4.0.3.bin bootflash:n7000-s1-dk9.4.0.3.bin |
FTP サーバからスーパーバイザ モジュールに CMP イメージをコピーします。 |
ステップ 2 |
show module 例: switch# show module |
デバイスに搭載されたモジュールの場所およびステータスの情報を表示します。 |
ステップ 3 |
install module active-slot cmp system location 例: switch# install module 5 cmp system bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.3.bin |
Cisco NX-OS システム イメージから CMP イメージを抽出し、アクティブなスーパーバイザ モジュールの CMP に CMP イメージをインストールします。ロケーションの引数は、ファイル ロケーションとファイル名で構成されます。 イメージのインストール方法の詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 4.1 』を参照してください。 |
ステップ 4 |
install module standby-slot cmp system location 例: switch# install module 6 cmp system bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.3.bin |
Cisco NX-OS システム イメージから CMP イメージを抽出し、スタンバイのスーパーバイザ モジュールの CMP に CMP イメージをインストールします(ある場合)。ロケーションの引数は、ファイル ロケーションとファイル名で構成されます。 イメージのインストール方法の詳細については、『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 4.1 』を参照してください。 |
ステップ 5 |
reload cmp module active-slot 例: switch# reload cmp module 5 |
アクティブなスーパーバイザ モジュールの CMP をリロードして、アップグレードを完了します。 |
ステップ 6 |
reload cmp module standby-slot 例: switch# reload cmp module 5 |
スタンバイのスーパーバイザ モジュールの CMP をリロードして、アップグレードを完了します(ある場合)。 |
ステップ 7 |
show version 例: switch# show version |
CMP の BIOS およびソフトウェア イメージ バージョンを表示します。 |