この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチで使用できる Cisco NX-OS Quality of Service(QoS)コマンドについて説明します。
キューにインターフェイス帯域幅の最小割合を割り当て、入力キューと出力キューの両方に帯域幅を設定するには、 bandwidth コマンドを使用します。帯域幅設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
キューイング タイプのポリシー クラス マップ コンフィギュレーション
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次に、特定のキューに対して残存帯域幅を割り当てる例を示します。
次に、特定のキューに割り当てた残存帯域幅を取り消す例を示します。
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ポリシー マップで既存の QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class [ type qos ] { class-map-name | class-default }
no class { class-map-name | class-default }
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次に、ポリシー マップで最後の QoS クラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、ポリシー マップで class-default クラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、ポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
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ポリシー マップで既存のネットワーク QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type network-qos コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type network-qos class-map-name
no class type network-qos class-map-name
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
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ポリシー マップで既存のキューイング クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type queuing コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type queuing class-map-name
no class type queuing class-map-name
キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、キューイング タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
次に、キューイング タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
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クラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map {[ type qos ] | type queuing } class-map-name
no class-map {[ type qos ] | type queuing } class-map-name
(任意)QoS タイプのクラス マップのコンポーネントを指定します。デフォルトでは、クラス マップ タイプは QoS です。 |
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QoS クラス マップに割り当てられた名前、またはシステム定義のキューイング クラス マップ名。class-default という名前は予約されています。 |
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QoS ポリシーで使用される各トラフィックのクラスにクラス マップを定義できます。
match コマンドでこのクラス マップに設定された基準のいずれかにパケットが一致した場合、このクラス マップがパケットに適用されます。キューイング タイプのクラス マップは、このオプションだけをサポートしています。
キューイング タイプのクラス マップを修正すると、すべての Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)に関して、指定したポート タイプの全ポートの設定が変更されます。
switch(
config)#
class-map my_class1
switch(
config)#
no class-map my_class1
switch(
config)#
class-map type queuing match-any 2q4t-in-q1
次に、QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_class1
switch(
config-cmap-qos)#
no class-map my_class1
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トラフィックのネットワーク QoS クラスを定義するクラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map type network-qos コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map type network-qos class_map_name
no class-map type network-qos class_map_name
クラス マップに割り当てられた名前。class-default という名前は予約されています。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
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次に、ネットワーク QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map type network-qos my_class1
次に、ネットワーク QoS クラス マップを削除する例を示します。
switch(
config-cmap-nq)#
no class-map my_class1
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クラス マップ、ポリシー マップ、またはテーブル マップに説明を追加するには、 description コマンドを使用します。説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ネットワーク QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
キューイング タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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switch(
config)#
class-map my_class1
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選択したインターフェイスの IEEE 802.3x リンクレベル フロー制御をイネーブルにするには、 flow-control コマンドを使用します。
flowcontrol [ receive { on | off }] [ transmit { on | off }]
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次に、インターフェイス上で受信されたトラフィックのフロー制御をイネーブルにする例を示します。
switch#
configure terminalswitch(config)#
interface ethernet 1/2switch(config-if)#
flowcontrol receive on
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特定の Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)グループをクラス マップの一致基準として識別するには、 match access-group コマンドを使用します。ACL 一致基準をクラス マップから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match access-group name acl-name
no match access-group name acl-name
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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(注) permit および deny ACL キーワードは、パケットの一致に影響を与えません。
次に、my_acl という ACL の特性を一致基準として使用し、QoS クラス マップを作成する例を示します。
switch(
config)#
class-map class_acl
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QoS タイプのクラス マップで、サービス クラス(CoS)値を使用してトラフィックのクラスを定義するには、 match cos コマンドを使用します。一致基準として指定した CoS 値を取り消すには、このコマンドの no 形式を使用します。
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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(注) このコマンドのオプションの not キーワードをサポートしているのは、QoS タイプのクラス マップだけです。キューイング タイプのクラス マップでは not キーワードがサポートされません。
次に、QoS タイプ クラス マップの一致基準として CoS 値を設定する例を示します。
switch(
config)#
class-map class_acl
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特定の Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値を一致基準として識別するには、 match dscp コマンドを使用します。一致条件として指定した DSCP 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no match [ not ] dscp dscp-list
一致基準として指定する DSCP 値または DSCP 値のリスト。有効な DSCP 値のリストについては、 表 5-1 を参照してください。 |
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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標準の DSCP 値については、 表 5-1 を参照してください。
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次に、DSCP 値 af21 を一致基準として設定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
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クラス マップで、Real-Time Protocol(RTP)ポートを一致基準として使用するよう設定するには、 match ip rtp コマンドを使用します。一致条件として指定した RTP ポートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] ip rtp port-list
no match [ not ] ip rtp port-list
一致条件として指定される、RTP を使用する UDP ポートまたは UDP ポートのリスト。有効値の範囲は 2000 ~ 65535 秒です。 |
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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次に、一致基準として RTP を使用するポートを指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
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クラス マップで、IP ヘッダーの Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)バイト フィールドに含まれる precedence 値を一致基準として使用するよう設定するには、 match precedence コマンドを使用します。一致条件として指定した precedence 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] precedence precedence-list
no match [ not ] precedence precedence-list
バイト単位で指定される、IP precedence 値または IP precedence 値のリスト。有効な値については、 表 5-2 を参照してください。 |
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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precedence 値のリストについては、 表 5-2 を参照してください。
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次に、一致基準として IP precedence 値を指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
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クラス マップで、特定のプロトコルを一致基準として使用するよう設定するには、 match protocol コマンドを使用します。一致条件として指定したプロトコルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] protocol protocol-name
no match [ not ] protocol protocol-name
指定されるプロトコル名。有効な値については、 表 5-3 を参照してください。 |
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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表 5-3 に、有効なプロトコル名のリストを示します。
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次に、一致基準として特定のプロトコルを指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
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クラス マップで、特定の QoS グループ値を一致基準として使用するよう設定するには、 match qos-group コマンドを使用します。一致条件として指定したプロトコルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] qos-group qos-group-list
no match [ not ] qos-group qos-group-list
一致基準として使用する QoS グループ値または QoS グループ値のリストを、バイト数で指定します。有効値は、2 ~ 5 です。 |
ネットワーク QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
キューイング タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
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QoS グループは内部ラベルであり、パケット ペイロードまたは任意のパケット ヘッダーの一部ではありません。QoS グループ値に数学的な意味はありません。たとえば、QoS グループ値の 2 は 1 より大きいことを意味せず、各 QoS 値は QoS グループを内部的に区別するためだけに使用されます。このように、QoS 値はローカルでの処理についてだけ使用されます。
QoS グループの値は入力ポリシー内で設定されるまで未定義になっているため、QoS グループについての照合は、出力ポリシー内でだけ行います。
次に、一致基準として特定の QoS グループ値を指定する例を示します。
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ポートで大きいフレームを転送するようにスイッチのインターフェイスを設定するには、 mtu コマンドを使用します。設定した Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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MTU の範囲が 1500 ~ 9216 に変更されました。 Cisco NX-OS Release 4.1(3)N2(1) 以前のバージョンを実行する Cisco Nexus 5000 シリーズ では、MTU の範囲は 1538 ~ 9216 です。 |
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのクラスに MTU 値を設定する例を示します。
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クラスを最適化して複数のパケットを送信するには、 multicast-optimize コマンドを使用します。
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、トラフィック クラスで最適化されたマルチキャストをイネーブルにする例を示します。
次に、マルチキャスト最適化をトラフィック クラスから削除する例を示します。
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ネットワーク QoS タイプのポリシー マップで参照されるクラスで、Class Based Flow Control(CBFC)ポーズ特性をイネーブルにするには、 pause コマンドを使用します。クラスの CBFC ポーズ特性をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
pause no-drop [ pfc-cos pfc-cos-list ]
no pause no-drop [ pfc-cos pfc-cos-list ]
カンマ(,)を使用して複数の値を区別するか、ハイフン(-)を使用して値の範囲を指定します。たとえば、0, 2, 3, または 2-5 のように指定します。 |
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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イーサネット インターフェイスは、プライオリティ フロー制御(PFC)を使用して、ロスレス サービスを no-drop システム クラスに提供します。PFC はクラス単位でポーズ フレームを実装し、IEEE 802.1p CoS 値を使用してロスレス サービスを必要とするクラスを特定します。
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップで参照されるクラスで pause no-drop をイネーブルにする例を示します。
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ポリシー マップを作成または修正し、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map type network-qos コマンドを使用します。ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map type network-qos policy-map-name
no policy-map type network-qos policy-map-name
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップに割り当てられる名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
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次に、QoS ネットワーク タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
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ポリシー マップを作成または修正し、QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map type qos コマンドを使用します。QoS ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map [ type qos ] [ match-first ] qos-policy-map-name
no policy-map [ type qos ] [ match-first ] qos-policy-map-name
(任意)パケット特性と一致する最初のクラスに関連付けられたポリシーが実行されるように指定します。これは、このオプションが指定されていない場合のデフォルトのアクションです。 (注) デフォルトのアクションのため、この変数を入力する必要はありません。これは、他のシステムとの互換性のための変数です。 |
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タイプを指定せずに policy-map コマンドを実行すると、QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードが開始されます。
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次に、QoS タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、QoS タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
switch(
config-pmap-qos)#
no policy-map my_policy1
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ポリシー マップを作成または修正し、キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map type queuing コマンドを使用します。ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map type queuing [ match-first ] queuing-policy-map-name
no policy-map type queuing [ match-first ] queuing-policy-map-name
(任意)パケット特性と一致する最初のクラスに関連付けられたポリシーが実行されるように指定します。これは、このオプションが指定されていない場合のデフォルトのアクションです。 (注) デフォルトのアクションのため、この変数を入力する必要はありません。これは、他のシステムとの互換性のための変数です。 |
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次に、キューイング タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
次に、キューイング タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
switch(
config-pmap-que)#
no policy-map type queuing my_policy1
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ポリシー マップのトラフィック クラスにプライオリティ キューを割り当てるには、 priority コマンドを使用します。マッピングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
キューイング タイプのポリシー クラス マップ コンフィギュレーション
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ポリシー マップのトラフィック クラスに完全優先キューを設定する場合、プライオリティ クラスは、他のクラス キューより優先されます。このキューは、キュー ゼロ(データ トラフィックではなく制御トラフィックを伝送)以外の他のすべてのキューより先に処理されます。
次に、トラフィック クラスを完全優先キューにマッピングする例を示します。
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選択されたインターフェイスの PFC(priority-flow-control)モードを設定するには、 priority-flow-control コマンドを使用します。
priority-flow-control mode {auto | on}
no priority-flow-control mode {auto | on}
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次に、インターフェイス上で PFC を強制的にイネーブルにする例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
priority-flow-control mode on
switch(config-if)#
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入力キューおよび出力キューの両方にキュー制限を設定してテール廃棄を設定するには、 queue-limit コマンドを使用します。キュー制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no queue-limit queue-size bytes
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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このコマンドを使用すると、ポリシー マップで設定されるクラス ポリシーに対してキューが保持できるパケットの最大数を指定または修正できます。設定したキュー サイズしきい値を超えるパケットは廃棄されます。
次に、キュー制限をネットワーク QoS クラス ポリシー マップに割り当てる例を示します。
次に、ポリシー マップ キューイング クラスからキュー制限を削除する例を示します。
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ポリシー マップをインターフェイスまたはシステム ポリシーに関連付けるには、 service-policy コマンドを使用します。インターフェイスまたはシステム ポリシーからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
service-policy {input | type {qos input | queuing {input | output}}} policy-map-name
no service-policy {input | type {qos input | queuing {input | output}}} policy-map-name
このインターフェイスに関連付けるポリシー マップの名前。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力および出力に関連付けることができるポリシー マップはそれぞれ 1 つだけです。 |
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ポートおよびポート チャネル タイプのインターフェイスに対して、キューイング タイプのポリシー マップの入力および出力をそれぞれ 1 つずつ関連付けることができます。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力に関連付けることができるポリシー マップは 1 つだけです。
次に、キューイング ポリシー マップをポート インターフェイスの入力パケットに関連付ける例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
次に、QoS タイプのポリシー マップをインターフェイスの着信パケットに関連付ける例を示します。
switch(config)#
system qos
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ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスにサービス クラス(CoS)値を割り当てるには、 set コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに CoS 値を割り当てる例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスから CoS 値の割り当てを削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
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QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てるには、 set qos-group コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no set qos-group qos-group-value
QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
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次に、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てる例を示します。
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ネットワーク QoS タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type network-qos コマンドを使用します。
show class-map type network-qos [ class-map-name ]
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次に、ネットワーク QoS タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
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QoS タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type qos コマンドを使用します。
show class-map type qos [ class-map-name ]
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次に、QoS タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show class-map type qos
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キューイング タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type queuing コマンドを使用します。
show class-map type queuing [ class-map-name ]
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次に、キューイング タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show class-map type queuing
switch(
config)#
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指定したインターフェイスのプライオリティ フロー制御の詳細を表示するには、 show interface priority-flow-control コマンドを使用します。
show interface [ ethernet slot/port ] priority-flow-control
(任意)イーサネット インターフェイス、およびそのスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
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次に、指定したインターフェイスのプライオリティ フロー制御の詳細を表示する例を示します。
switch#
show interface ethernet 1/2 priority-flow-control
============================================================
Port Mode Oper(VL bmap) RxPPP TxPPP
============================================================
Ethernet1/2 Auto On (9) 4088353 1890
switch#
インターフェイスとして Ethernet 1/2 が指定され、PFC モードは PFC 機能をネゴシエートするように設定されていて、動作がオンになっており、転送パケットは 1890 です。
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指定したインターフェイスのタグなしサービス クラス(CoS)値を表示するには、 show interface untagged-cos コマンドを使用します。
show interface untagged-cos [ module module_no ]
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次に、指定したインターフェイスのタグなし CoS 値を表示する例を示します。
switch#
show interface untagged-cos
switch#
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ポリシー マップおよび統計情報を表示するには、 show policy-map コマンドを使用します。
show policy-map [ type { qos | queuing | network-qos }] [ policy-map-name ]
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引数やキーワードを指定せずに show policy-map コマンドを入力すると、Control Plane Policing(CoPP; コントロール プレーン ポリシング)情報も表示されます。
次に、指定したネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示する例を示します。
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インターフェイスのポリシー マップおよびクラスごとの統計情報を表示するには、 show policy-map interface コマンドを使用します。
show policy-map interface [ ethernet { slot/port } | port-channel { channel-number } ] [ input | output ] [ type { qos | queuing }]
イーサネット インターフェイスのスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
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次に、指定したインターフェイスに割り当てられているポリシー マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show policy-map interface ethernet 2/10
次に、指定したインターフェイスに割り当てられている QoS ポリシー マップを表示する例を示します。
次に、指定したインターフェイスの出力トラフィックに割り当てられたポリシー マップを表示する例を示します。
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インターフェイスに適用されるポリシー マップの概要を表示するには、 show policy-map interface brief コマンドを使用します。
show policy-map interface brief
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次に、割り当てられているポリシー マップの概要を表示する例を示します。
switch(
config)#
show policy-map interface brief
switch(
config)#
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システムのすべてのアクティブ ポリシー マップを表示するには、 show policy-map system コマンドを使用します。
show policy-map system [ type { network-qos | qos [ input ] | queuing [ input | output ]}]
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次に、システムのすべてのアクティブ ポリシー マップを表示する例を示します。
次に、システムのアクティブなネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示する例を示します。
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システムで最大伝送ユニット(MTU)の上限を定義するには、 system jumbomtu コマンドを使用します。
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switch(
config)#
system jumbomtu 9216
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システム ポリシーを設定するには、 system qos コマンドを使用します。
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次に、キューイング ポリシーをシステムのすべてのインターフェイスに適用するようにシステム QoS を設定する例を示します。
switch(config)#
system qos
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選択したインターフェイスのサービス クラス(CoS)値を上書きするには、 untagged cos コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 4 を設定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
untagged cos 4
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