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条件と一致する ARP トラフィックを許可する ARP ACL ルールを作成するには、 permit コマンドを使用します。ルールを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[ sequence-number ] permit ip { any | host sender-IP | sender-IP sender-IP-mask } mac any
no permit ip { any | host sender-IP | sender-IP sender-IP-mask } mac any
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(注) Cisco NX-OS Release 5.1(3)N1(1) 以降、ARP アクセス リストは、Control Plane Policing(CoPP)に対してだけサポートされます。permit コマンドは CoPP ARP ACL では無視されます。
新しく作成した ARP ACL には、ルールは含まれていません。
シーケンス番号を指定しないと、デバイスは ACL の最後のルールのシーケンス番号に 10 を加算したシーケンス番号を割り当てます。
パケットに ARP ACL が適用されると、ACL 内のすべてのルールに対してパケットが評価されます。パケットが条件に一致した最初のルールが施行されます。複数のルールの条件と一致する場合は、デバイスはシーケンス番号が最も低いルールを施行します。
次に、copp-arp-acl という名前の ARP ACL の ARP アクセス リスト コンフィギュレーション モードを開始し、192.0.32.14/24 サブネット内にある送信者の IP アドレスを含み、それを copp-arp-acl クラスに関連づける ARP 要求メッセージを許可するルールを追加する例を示します。
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条件と一致するトラフィックを許可する IPv4 アクセス コントロール リスト(ACL)ルールを作成するには、 permit コマンドを使用します。ルールを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[ sequence-number ] permit protocol source destination {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
no permit protocol source destination {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit icmp source destination [ icmp-message ] {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit igmp source destination [ igmp-message ] {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit ip source destination {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit tcp source [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] destination [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ] [ flags ] [ established ]
[ sequence-number ] permit udp source [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] destination [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] {[ dscp dscp ] | [ precedence precedence ]} [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
新しく作成した IPv4 ACL には、ルールは含まれていません。
シーケンス番号を指定しないと、デバイスは ACL の最後のルールのシーケンス番号に 10 を加算したシーケンス番号を割り当てます。
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スイッチは、パケットに IPv4 ACL を適用すると、ACL 内のすべてのルールに対してパケットを評価します。スイッチで、パケットが条件に一致した最初のルールが施行されます。複数のルールの条件と一致する場合は、スイッチはシーケンス番号が最も低いルールを施行します。
source 引数および destination 引数は、次のいずれかの方法で指定できます。各ルールでは、これらの引数の 1 つを指定する際に使用した方法が、他の引数の指定方法に影響を与えることはありません。ルールの設定時に使用できる source 引数および destination 引数の指定方法は、次のとおりです。
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アドレスおよびネットワーク ワイルドカード:IPv4 アドレスおよびネットワーク ワイルドカードを使用して、送信元または宛先とするホストまたはネットワークを指定できます。構文は次のとおりです。
次に、192.168.67.0 サブネットの IPv4 アドレスおよびネットワーク ワイルドカードを使用して、 source 引数を指定する例を示します。
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アドレスおよび Variable-Length Subnet Mask(VLSM; 可変長サブネット マスク):IPv4 アドレスおよび VLSM を使用して、送信元または宛先とするホストまたはネットワークを指定できます。構文は次のとおりです。
次に、192.168.67.0 サブネットの IPv4 アドレスおよび VLSM を使用して、 source 引数を指定する例を示します。
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ホスト アドレス: host キーワードおよび IPv4 アドレスを使用して、送信元または宛先とするホストを指定できます。構文は次のとおりです。
この構文は、 IPv4-address /32 および IPv4-address 0.0.0.0 と同じです。
次に、 host キーワードおよび 192.168.67.132 IPv4 アドレスを使用して、 source 引数を指定する例を示します。
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任意のアドレス: any キーワードを使用して、送信元または宛先として任意の IPv4 アドレスを指定できます。 any キーワードの使用例は、このセクションの例を参照してください。各例に、 any キーワードを使用した送信元または宛先の指定方法が示されています。
igmp-message 引数には、0 ~ 255 の整数である ICMP メッセージ番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
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administratively-prohibited :管理上の禁止
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general-parameter-problem :パラメータの問題
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host-precedence-unreachable :優先順位のホスト到達不能
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host-tos-redirect :ToS ホスト リダイレクト
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host-tos-unreachable :ToS ホスト到達不能
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mobile-redirect :モバイル ホスト リダイレクト
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net-tos-redirect :ToS ネット リダイレクト
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net-tos-unreachable :ToS ネット到達不能
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no-room-for-option :パラメータが必要だが空きなし
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option-missing :パラメータが必要だが存在しない
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packet-too-big :フラグメンテーションが必要、DF 設定
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parameter-problem :すべてのパラメータの問題
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precedence-unreachable :優先順位カットオフ
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protocol-unreachable :プロトコル到達不能
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reassembly-timeout :再構成タイムアウト
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router-advertisement :ルータ ディスカバリ アドバタイズメント
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router-solicitation :ルータ ディスカバリ要求
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source-route-failed :送信元ルート障害
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time-exceeded :すべての時間超過メッセージ
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timestamp-reply :タイム スタンプ付きの応答
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timestamp-request :タイム スタンプ付きの要求
protocol 引数に tcp を指定した場合、 port 引数として 0 ~ 65535 の整数である TCP ポート番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
•
bgp :Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)(179)
•
domain :Domain Name Service(DNS; ドメイン ネーム サービス)(53)
•
drip :Dynamic Routing Information Protocol(DRIP; ダイナミック ルーティング情報プロトコル)(3949)
•
ftp :File Transfer Protocol(FTP; ファイル転送プロトコル)(21)
•
hostname :NIC ホストネーム サーバ(11)
•
irc :Internet Relay Chat(IRC; インターネット リレー チャット)(194)
•
nntp :Network News Transport Protocol(NNTP)(119)
•
pim-auto-rp :PIM Auto-RP(496)
•
pop2 :Post Office Protocol v2(POP2)(19)
•
pop3 :Post Office Protocol v3(POP3)(11)
•
smtp :Simple Mail Transport Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)(25)
•
sunrpc :Sun Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)(111)
•
tacacs :TAC Access Control System(49)
•
uucp :UNIX-to-UNIX Copy Program(UUCP; UNIX 間コピー プログラム)(54)
protocol 引数に udp を指定した場合、 port 引数として 0 ~ 65535 の整数である UDP ポート番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
•
biff :BIFF(メール通知、comsat、512)
•
bootpc :Bootstrap Protocol(BOOTP; ブートストラップ プロトコル)クライアント(68)
•
bootps :ブートストラップ プロトコル(BOOTP)サーバ(67)
•
dnsix :DNSIX セキュリティ プロトコル監査(195)
•
domain :Domain Name Service(DNS; ドメイン ネーム サービス)(53)
•
isakmp :Internet Security Association and Key Management Protocol(ISAKMP)(5)
•
mobile-ip :モバイル IP レジストレーション(434)
•
nameserver :IEN116 ネーム サービス(旧式、42)
•
netbios-dgm :NetBIOS データグラム サービス(138)
•
netbios-ns :NetBIOS ネーム サービス(137)
•
netbios-ss :NetBIOS セッション サービス(139)
•
non500-isakmp :Internet Security Association and Key Management Protocol(ISAKMP)(45)
•
ntp :Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)(123)
•
pim-auto-rp :PIM Auto-RP(496)
•
rip :Routing Information Protocol(RIP)(ルータ、in.routed、52)
•
snmp :Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)(161)
•
sunrpc :Sun Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)(111)
•
tacacs :TAC Access Control System(49)
•
tftp :Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)(69)
次に、acl-lab-01 という IPv4 ACL を作成し、10.23.0.0 および 192.168.37.0 ネットワークから 10.176.0.0 ネットワークへのすべての TCP および UDP トラフィックを許可するルールを設定する例を示します。
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|---|---|
条件と一致するトラフィックを許可する IPv6 アクセス コントロール リスト(ACL)ルールを作成するには、 permit コマンドを使用します。ルールを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[ sequence-number ] permit protocol source destination [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
no permit protocol source destination [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number | no ] permit icmp source destination [ icmp-message ] [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit ipv6 source destination [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
Stream Control Transmission Protocol
[ sequence-number | no ] permit sctp source [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] destination [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
[ sequence-number ] permit tcp source [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] destination [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ] [ flags ] [ established ]
[ sequence-number | no ] permit udp source [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] destination [ operator port [ port ] | portgroup portgroup ] [ dscp dscp ] [ flow-label flow-label-value ] [ fragments ] [ time-range time-range-name ]
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新しく作成した IPv6 ACL には、ルールは含まれていません。
デバイスは、パケットに IPv6 ACL を適用すると、ACL 内のすべてのルールに対してパケットを評価します。デバイスで、パケットが条件に一致した最初のルールが施行されます。複数のルールの条件と一致する場合は、デバイスはシーケンス番号が最も低いルールを施行します。
source 引数および destination 引数は、次のいずれかの方法で指定できます。どのルールも、1 つの引数の指定方法によって、他の引数の指定方法が決まることはありません。ルールの設定時に使用できる source 引数および destination 引数の指定方法は、次のとおりです。
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アドレスおよび Variable-Length Subnet Mask(VLSM; 可変長サブネット マスク):IPv6 アドレスおよび VLSM を使用して、送信元または宛先とするホストまたはネットワークを指定できます。構文は次のとおりです。
次に、2001:0db8:85a3:: ネットワークの IPv6 アドレスおよび VLSM を使用して、 source 引数を指定する例を示します。
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ホスト アドレス: host キーワードおよび IPv6 アドレスを使用して、送信元または宛先とするホストを指定できます。構文は次のとおりです。
この構文は、 IPv6-address /128 と同じです。
次に、 host キーワードおよび 2001:0db8:85a3:08d3:1319:8a2e:0370:7344 IPv6 アドレスを使用して、 source 引数を指定する例を示します。
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任意のアドレス: any キーワードを使用して、送信元または宛先として任意の IPv6 アドレスを指定できます。 any キーワードの使用例は、このセクションの例を参照してください。各例に、 any キーワードを使用した送信元または宛先の指定方法が示されています。
igmp-message 引数には、0 ~ 255 の整数である ICMPv6 メッセージ番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
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destination-unreachable :宛先アドレスに到達不能
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mld-query :マルチキャスト リスナー ディスカバリ クエリー
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mld-reduction :マルチキャスト リスナー ディスカバリ リダクション
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mld-reduction :マルチキャスト リスナー ディスカバリ レポート
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nd-na :ネイバー探索のネイバー アドバタイズメント
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next-header :パラメータの次のヘッダーの問題
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parameter-option :パラメータ オプションの問題
•
parameter-problem :すべてのパラメータの問題
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reassembly-timeout :再構成タイムアウト
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renum-seq-number :ルータの番号付けのシーケンス番号リセット
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router-advertisement :ネイバー探索のルータ アドバタイズメント
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router-renumbering :すべてのルータの再番号付け
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router-solicitation :ネイバー探索のルータ送信要求
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time-exceeded :すべてのタイム超過メッセージ
protocol 引数に tcp を指定した場合、 port 引数として 0 ~ 65535 の整数である TCP ポート番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
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bgp :Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)(179)
•
domain :Domain Name Service(DNS; ドメイン ネーム サービス)(53)
•
drip :Dynamic Routing Information Protocol(DRIP; ダイナミック ルーティング情報プロトコル)(3949)
•
ftp :File Transfer Protocol(FTP; ファイル転送プロトコル)(21)
•
hostname :NIC ホストネーム サーバ(11)
•
irc :Internet Relay Chat(IRC; インターネット リレー チャット)(194)
•
nntp :Network News Transport Protocol(NNTP)(119)
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pim-auto-rp :PIM Auto-RP(496)
•
pop2 :Post Office Protocol v2(POP2)(19)
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pop3 :Post Office Protocol v3(POP3)(11)
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smtp :Simple Mail Transport Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)(25)
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sunrpc :Sun Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)(111)
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tacacs :TAC Access Control System(49)
•
uucp :UNIX-to-UNIX Copy Program(UUCP; UNIX 間コピー プログラム)(54)
protocol 引数に udp を指定した場合、 port 引数として 0 ~ 65535 の整数である UDP ポート番号を指定できます。また、次のいずれかのキーワードを指定できます。
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biff :BIFF(メール通知、comsat、512)
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bootpc :Bootstrap Protocol(BOOTP; ブートストラップ プロトコル)クライアント(68)
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bootps :ブートストラップ プロトコル(BOOTP)サーバ(67)
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dnsix :DNSIX セキュリティ プロトコル監査(195)
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domain :Domain Name Service(DNS; ドメイン ネーム サービス)(53)
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isakmp :Internet Security Association and Key Management Protocol(ISAKMP)(5)
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mobile-ip :モバイル IP レジストレーション(434)
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nameserver :IEN116 ネーム サービス(旧式、42)
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netbios-dgm :NetBIOS データグラム サービス(138)
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netbios-ns :NetBIOS ネーム サービス(137)
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netbios-ss :NetBIOS セッション サービス(139)
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non500-isakmp :Internet Security Association and Key Management Protocol(ISAKMP)(45)
•
ntp :Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)(123)
•
pim-auto-rp :PIM Auto-RP(496)
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rip :Routing Information Protocol(RIP)(ルータ、in.routed、52)
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snmp :Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)(161)
•
sunrpc :Sun Remote Procedure Call(RPC; リモート プロシージャ コール)(111)
•
tacacs :TAC Access Control System(49)
•
tftp :Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)(69)
次に、acl-lab13-ipv6 という IPv6 ACL を作成し、2001:0db8:85a3:: ネットワークおよび 2001:0db8:69f2:: ネットワークから 2001:0db8:be03:2112:: ネットワークへのすべての TCP トラフィックおよび UDP トラフィックを許可するルールを設定する例を示します。
次に、ipv6-eng-to-marketing という IPv6 ACL を作成し、eng_ipv6 という IPv6 アドレス オブジェクト グループから marketing_group という IPv6 アドレス オブジェクト グループへのすべての IPv6 トラフィックを許可するルールを設定する例を示します。
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条件と一致するトラフィックを許可する MAC アクセス コントロール リスト(ACL)ルールを作成するには、 permit コマンドを使用します。ルールを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
[ sequence-number ] permit source destination [ protocol ] [ cos cos-value ] [ vlan vlan-id ]
no permit source destination [ protocol ] [ cos cos-value ] [ vlan vlan-id ]
新しく作成した MAC ACL には、ルールは含まれていません。
シーケンス番号を指定しないと、スイッチで ACL の最後のルールのシーケンス番号に 10 を加算したシーケンス番号が割り当てられます。
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スイッチは、パケットに MAC ACL を適用すると、ACL 内のすべてのルールに対してパケットを評価します。スイッチで、パケットが条件に一致した最初のルールが施行されます。複数のルールの条件と一致する場合は、スイッチはシーケンス番号が最も低いルールを施行します。
source 引数および destination 引数は、次のいずれかの方法で指定できます。どのルールも、1 つの引数の指定方法によって、他の引数の指定方法が決まることはありません。ルールの設定時に使用できる source 引数および destination 引数の指定方法は、次のとおりです。
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アドレスおよびマスク:MAC アドレスの後にマスクを指定して、1 つのアドレスまたはアドレス グループを指定できます。構文は次のとおりです。
次に、MAC アドレス 00c0.4f03.0a72 を持つ source 引数を指定する例を示します。
次に、 destination 引数に、MAC ベンダー コードが 00603e のすべてのホストの MAC アドレスを指定する例を示します。
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任意のアドレス: any キーワードを使用して、送信元または宛先として任意の MAC アドレスを指定できます。 any キーワードの使用例は、このセクションの例を参照してください。各例に、 any キーワードを使用した送信元または宛先の指定方法が示されています。
protocol 引数には、MAC プロトコルの番号またはキーワードを指定します。プロトコル番号は、プレフィックスが 0x である 4 バイト 16 進数です。有効なプロトコル番号は 0x0 ~ 0xffff です。有効なキーワードは、次のとおりです。
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appletalk :Appletalk(0x809b)
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decnet-iv :DECnet Phase IV(0x6003)
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diagnostic :DEC 診断プロトコル(0x6005)
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etype-6000 :EtherType 0x6000(0x6000)
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etype-8042 :EtherType 0x8042(0x8042)
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ip :インターネット プロトコル v4(0x0800)
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lavc-sca :DEC LAVC、SCA(0x6007)
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mop-console :DEC MOP リモート コンソール(0x6002)
次に、2 つの MAC アドレス グループ間ですべての IPv4 トラフィックを許可するルールが含まれる mac-ip-filter という名前の MAC ACL を作成する例を示します。
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ユーザ ロール インターフェイス ポリシーでインターフェイスを追加するには、 permit interface コマンドを使用します。インターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
permit interface interface-list
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permit interface ステートメントを機能させるには、次の例のように、コマンド ルールを設定してインターフェイス アクセスを許可する必要があります。
次に、ユーザ ロール インターフェイス ポリシーでインターフェイス範囲を設定する例を示します。
次に、ユーザ ロール インターフェイス ポリシーでインターフェイスのリストを設定する例を示します。
次に、ユーザ ロール インターフェイス ポリシーからインターフェイスを削除する例を示します。
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ユーザ ロール VLAN ポリシーで VLAN を追加するには、 permit vlan コマンドを使用します。VLAN を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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permit vlan ステートメントを機能させるには、次の例のように、コマンド rule を設定して VLAN アクセスを許可する必要があります。
次に、ユーザ ロール VLAN ポリシーで VLAN の範囲を設定する例を示します。
次に、ユーザ ロール VLAN ポリシーで VLAN のリストを設定する例を示します。
次に、ユーザ ロール VLAN ポリシーから VLAN を削除する例を示します。
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ユーザ ロール VRF ポリシーで、Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび転送)インスタンスを追加するには、 permit vrf コマンドを使用します。VRF を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、ユーザ ロール VRF ポリシーで VRF の範囲を設定する例を示します。
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ユーザ ロールに VSAN ポリシーへのアクセスを許可するには、 permit vsan コマンドを使用します。ユーザ ロールのデフォルトの VSAN ポリシー設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ユーザ ロールがアクセスできる VSAN の範囲です。有効な範囲は 1 ~ 4093 です。 |
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このコマンドは、 vsan policy deny コマンドを使用して VSAN ポリシーを拒否した後にのみイネーブルになります。
次に、ユーザ ロールに VSAN ポリシーへのアクセスを許可する例を示します。
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