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目次
Catalyst 6880-X スイッチ シャーシには 2 個のスロットがあり、以下の組み合わせの電源装置を搭載できます。
(注) |
いずれかの電源装置スロットが空の状態で使用する場合は、設計どおりの通気を確保するために、ブランク カバー(C6800-PS-CV)がそのスロットに取り付けられる必要があります。 |
この表は、電源装置のモデルを示しています。
部品番号 | 説明 |
---|---|
C6880-X-3KW-AC |
3000 W AC 電源装置 |
C6880-X-3KW-DC |
3000 W DC 電源装置 |
C6800-PS-CVR |
ブランク カバー |
電源装置は、次の 2 つのいずれかのモードで連携した動作ができます。
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置をシャーシに挿入するには、次の手順に従います。
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置ごとに 1 本の電源コードを使用して電源装置を電源に接続します。 電源装置に使用する電源の数は、電源装置の設置モードによって異なります。
電源装置を電源に接続する前に、次のことを確認してください。
注意 |
電源がオフであることを確認してください。 さらに予防策として、回路の作業をしている場合に誤って電源が再投入されないように、電源回路ブレーカーに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を設置するか、または回路ブレーカーのハンドルに粘着テープを貼り付けます。 |
警告 |
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。 ステートメント 1003 |
電源に接続するには、次の手順に従います。
警告 |
装置を電気回路に接続するときに、配線が過負荷にならないように注意してください。 ステートメント 1018 |
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||
ステップ 2 | 電源ケーブルを電源に差し込みます。 電源ケーブルのプラグの上に固定クリップを引き下げます。 | ||
ステップ 3 |
電源ケーブルのもう一方の端を、データセンターから供給される電源に差し込みます。
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ステップ 4 | 電源スイッチをスタンバイからオン(電源スイッチの 0 の位置から 1 の位置)に切り替えます。 | ||
ステップ 5 |
電源装置に電力が供給され、DC 電力が出力されていることを確認します。これは、電源装置の INPUT と OUTPUT の LED が点灯し、FAULT LED の点灯や点滅がないことで確認できます。 電源装置のすべての LED の説明および、およびそれらで示される状態については、「AC 入力電源モジュールの LED」(ページ 1 ~ 8)、および「DC 入力電源装置の LED」(ページ 1 ~ 9)を参照してください。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。 |
DC 電源装置を 1 つまたは 2 つの DC 電源に直接接続するには、次の手順に従います。
警告 |
次の作業を行う前に、電源が DC 回路から切断されていることを確認してください。ステートメント 1003 |
警告 |
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。 ステートメント 1075。 |
ステップ 1 | 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 | ||
ステップ 2 |
接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
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ステップ 3 |
電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
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ステップ 4 |
DC 電源装置前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します。
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ステップ 5 | 次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。 | ||
ステップ 6 |
次のように、DC 電源装置からの 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
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ステップ 7 | 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 | ||
ステップ 8 |
接続された DC 電源装置の電源スイッチをスタンバイからオン(各電源装置の電源スイッチを 0 の位置から 1 の位置)に切り替えます。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。 |
ステップ 1 | 取り外す電源装置の電源を次の手順でオフにします。 | ||
ステップ 2 | 次のようにして、電源およびアースのケーブルを取り外します。 | ||
ステップ 3 |
次のようにして、電源装置をシャーシから取り外します。
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シスコのテクニカル サポートに連絡する場合は、シリアル番号が必要です。 これらの図は、シリアル番号の場所を示しています。 show version 特権 EXEC コマンドを使用して、シリアル番号を確認することもできます。
目次
電源装置の概要
Catalyst 6880-X スイッチ シャーシには 2 個のスロットがあり、以下の組み合わせの電源装置を搭載できます。
- 2 台の AC 入力電源装置
- 2 台の DC 入力電源装置
- 1 台の AC 入力電源装置と 1 台の DC 入力電源装置
- 1 台の AC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
- 1 台の DC 入力電源装置(残りのスロットはブランク カバーのまま)
(注)
いずれかの電源装置スロットが空の状態で使用する場合は、設計どおりの通気を確保するために、ブランク カバー(C6800-PS-CV)がそのスロットに取り付けられる必要があります。
この表は、電源装置のモデルを示しています。
電源装置は、次の 2 つのいずれかのモードで連携した動作ができます。
電源装置の取り付け
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
はじめる前に
電源装置の取り付け
手順
ステップ 1 電源装置を取り付けるスロットのブランク カバーの固定ネジを外します。 ステップ 2 ブランク カバーを取り外します。ブランク カバーは将来の必要時に備えて保管しておいてください。 ステップ 3 新しい電源装置の前面にある電源スイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されており、電源装置に電源が接続されていないことを確認します。 ステップ 4 電源装置のハンドルを片手で持ち、もう片方の手で電源装置の重量を下から支えながら、空いている電源装置ベイに電源装置の後端を合わせます。 図の例を参照してください(図には例として AC 電源が示されていますが、DC 電源装置も同じ方法で取り付けできます)。 ステップ 5 電源装置を電源装置ベイの奥まで完全に押し込みます。すると、電源装置前面のリリース ラッチがカチッと閉まり、シャーシ内部や外部への電源装置の移動が防止されます。
電源への接続
AC 入力電源装置と DC 入力電源装置の取り付けは同じ手順に従いますが、それらを別々にアース接続する必要があります。
電源装置ごとに 1 本の電源コードを使用して電源装置を電源に接続します。 電源装置に使用する電源の数は、電源装置の設置モードによって異なります。
はじめる前に
電源装置を電源に接続する前に、次のことを確認してください。
- シャーシがアースに接続されていること。 システム アースの確立を参照してください。
- 電源ケーブルが届く範囲内の電源に対応したレセプタクルが付けられていること。
- 複数の DC 入力電源装置を設置する場合は、それぞれを専用の回路ブレーカーまたはヒューズで保護する必要があります。回路ブレーカーやヒューズは、電源装置の入力定格および地域や国で定められた法令に適合するサイズのものを使用してください。
- 電源の定格を次に示します。
- 電源装置がすでにシャーシに取り付けられていること。
注意
電源がオフであることを確認してください。 さらに予防策として、回路の作業をしている場合に誤って電源が再投入されないように、電源回路ブレーカーに適切な安全フラグおよびロックアウト装置を設置するか、または回路ブレーカーのハンドルに粘着テープを貼り付けます。
警告
次の手順を実行する前に、DC 回路に電気が流れていないことを確認してください。 ステートメント 1003
AC 電源への接続
手順
ステップ 1 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 ステップ 2 電源ケーブルを電源に差し込みます。 電源ケーブルのプラグの上に固定クリップを引き下げます。 ステップ 3 電源ケーブルのもう一方の端を、データセンターから供給される電源に差し込みます。
(注) 冗長モードを使用している場合、それぞれの電源装置を別々の電源に接続します。
ステップ 4 電源スイッチをスタンバイからオン(電源スイッチの 0 の位置から 1 の位置)に切り替えます。 ステップ 5 電源装置に電力が供給され、DC 電力が出力されていることを確認します。これは、電源装置の INPUT と OUTPUT の LED が点灯し、FAULT LED の点灯や点滅がないことで確認できます。 電源装置のすべての LED の説明および、およびそれらで示される状態については、「AC 入力電源モジュールの LED」(ページ 1 ~ 8)、および「DC 入力電源装置の LED」(ページ 1 ~ 9)を参照してください。
ヒント 初めて電源を入れたときは、それぞれの LED が数秒間オンになるので、LED の機能を確認できます。
Fault LED が赤色に点滅している場合は、電源スイッチをスタンバイ(0 の位置)に切り替え、電源装置および AC 電源に AC 電力が接続されていることを確認した後、電源スイッチをオン(1 の位置)に戻します。 接続した電源装置の Input および Output の LED がグリーンに点灯し、Fault LED はオフになります。
DC 電源への接続
手順DC 電源装置を 1 つまたは 2 つの DC 電源に直接接続するには、次の手順に従います。
警告
次の作業を行う前に、電源が DC 回路から切断されていることを確認してください。ステートメント 1003
警告
DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。 端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。 カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。 ステートメント 1075。
ステップ 1 電源装置前面のスイッチがスタンバイ(0 の位置)に設定されていることを確認します。 ステップ 2 接続している DC グリッド電源の回路ブレーカーで電源をオフにし、電源装置上のすべての LED が消灯していることを確認します。
ステップ 3 電源装置と DC 電源グリッドの間の距離に合わせて電源ケーブルの長さを調整します。 ケーブルを切断する必要がある場合は、DC 電源グリッドに接続する側を切断し、被覆を切断部から 0.75 インチ(19 mm)はがし、DC 電源システムに接続します。 必ずマイナス側のケーブルをマイナス側の回線に接続し、プラス側のケーブルをプラス側の回路に接続してください。
(注) すべての電源接続において 2 色に分かれたケーブルを使用する場合、すべてのプラス側回路に同一色のケーブルを使用し、すべてのマイナス側回路にもう一方のカラーを使用します。
ステップ 4 DC 電源装置前面の端子ボックスの保護カバーを留めている 3 本のネジを外し、カバーを取り外します。
(注) 端子ボックスには、4 つの電源端子に対応する 4 つのスロットがあります(マイナス [-]、プラス [+]、プラス [+]、マイナス [-] の順に並んでいます)。 各端子には 2 つのナットがあり、これらを使用して電源ケーブルを端子に固定します。
ステップ 5 次のように、4 つの端子スロットに 4 本のケーブル(2 本のプラス側ケーブルと 2 本のマイナス側ケーブル)を取り付けます。 ステップ 6 次のように、DC 電源装置からの 4 本のケーブルを DC 電源に接続します。
- 各電源ケーブルの未接続端の被覆が端から 0.75 インチ(19 mm)の長さでがはがされていない場合は、ワイヤ ストリッパを使用して被覆をこの寸法だけはがします。
- マイナス側のケーブルを DC 電源のマイナス端子に接続し、プラス側の ケーブルを同じ電源のプラス端子に接続します。
(注) 複合電源モードまたは電源装置の冗長モードを使用する場合は、シャーシ内のすべての電源装置を同じ電源に接続します。 入力電源の冗長モードまたは完全冗長モードを使用する場合は、それそれの DC 電源装置を別々の DC 電源に接続します。
ステップ 7 電源装置に接続された回路の電源がオフになっている場合、回路ブレーカーで電源を入れます。 接続された各電源装置の Input 1(IN1)の LED および Input 2(IN2)の LED が点灯します。 ステップ 8 接続された DC 電源装置の電源スイッチをスタンバイからオン(各電源装置の電源スイッチを 0 の位置から 1 の位置)に切り替えます。 LED が点滅し、Input LED のほかに、Output LED もオンになります。 FAULT LED が点灯または点滅する場合、Cisco TAC に連絡してください。
電源装置の取り外し
手順
ステップ 1 取り外す電源装置の電源を次の手順でオフにします。 ステップ 2 次のようにして、電源およびアースのケーブルを取り外します。 ステップ 3 次のようにして、電源装置をシャーシから取り外します。
- 電源装置の左側にあるイジェクタ ラッチを押します。
- ハンドルを使ってスロットから電源装置を途中まで引き出します。
- ユニットの下に片手を添えて電源装置の重量を支えます。
- 電源装置をスロットから完全に引き出します。
注意 空のスロットに別の電源を取り付けずにスイッチを稼動する場合は、システム内の適切なエアー フローを保証するためおよび安全上の理由から、空の電源装置スロットにブランク カバーを再度取り付ける必要があります。