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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Catalyst 3560-CX および 2960-CX スイッチは、Cisco IP Phone、Cisco Wireless Access Point、ワークステーションなどのデバイス、およびサーバ、ルータ、その他のスイッチなどのネットワーク デバイスと接続できるイーサネット スイッチです。
これらのスイッチは、オフィスの作業場、ホテルの部屋、自動販売機、売店、教室などの従来のワイヤリング クローゼット環境外に配置できます。また、空間や電力の制約(電源コンセントの利用)がある配置に適しています。
スイッチの配置例については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
この章の内容は、次のとおりです。
スイッチ モデル |
ソフトウェア イメージ |
説明 |
---|---|---|
WS-3560CX-8PC-S |
IP Base |
8 10/100/1000 Power over Ethernet Plus(PoE+)ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 Small Form-Factor Pluggable(SFP)1モジュール アップリンク スロット。 |
WS-3560CX-8TC-S |
IP Base |
8 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 Small Form-Factor Pluggable(SFP)アップリンク モジュール スロット。 |
WS-3560CX-12PC-S |
IP Base |
12 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュールスロット。 |
WS-3560CX-12TC-S |
IP Base |
12 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
WS-3560CX-12PD-S |
IP Base |
12 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP+ 2 モジュール アップリンク スロット。 |
WS-3560CX-8PT-S |
IP Base |
8 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 146 W); 2 ギガビット イーサネット アップリンク ポート。 |
WS-3560CX-8XPD-S |
IP Base |
2 マルチギガビット 3100/1000/2500/5000/10000 PoE+ ポート; 6 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 SFP+ モジュール アップリンク スロット。 |
WS-C3560CPX-8PT-S |
IP Base |
8 ギガビット イーサネット PoE+ ポート; 2 SFP モジュール アップリンク スロット。 |
WS-C3560CX-8PD-S |
IP Base |
6 ギガビット イーサネット ポート; 2 マルチギガビット イーサネット PoE+ ポート; 2 SFP+ アップリンク スロット。 |
WS-2960CX-8PC-L |
LAN ベース |
8 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 124 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
WS-2960CX-8TC-L |
LAN ベース |
8 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
![]() (注) |
IP Base スイッチは RTU(使用権)ソフトウエア ライセンスを使用して IP Services にアップグレードできます。 |
1 |
Mode ボタン |
5 |
システム LED |
2 |
USB タイプ A ポート |
6 |
10/100/1000 PoE+ ポート |
3 |
RJ-45 コンソール ポート |
7 |
10/100/1000 アップリンク ポート |
4 |
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート |
8 |
SFP モジュール スロット |
1 |
Mode ボタン |
5 |
システム LED |
2 |
USB タイプ A ポート |
6 |
10/100/1000 PoE+ ポート |
3 |
RJ-45 コンソール ポート |
7 |
マルチギガビット PoE+ ポート |
4 |
USB ミニタイプ B(コンソール)ポート |
8 |
SFP モジュール スロット |
各ポートは、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、および ePoE に準拠した装置をサポートする PoE+ 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
スイッチの最大出力電力は、スイッチのモードによって 124 W または 240 W のどちらかになります。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。
供給電力が 124 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
供給電力が 240 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
IP フォンまたはアクセス ポイントを接続するときに、自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御することができます。
PoE ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 の UTP ケーブルを使用できます。
シスコのインテリジェント電源管理機能には、高度な電力ネゴシエーション、電力確保、およびポート単位の電力ポリシングが含まれます。PoE ポートの設定とモニタリングについては、Cisco.com でスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
![]() (注) |
PoE 回路の出力は、IEC 60950-1 の有限電源(LPS)として評価されています。 |
10/100/1000 ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。100BASE-TX トラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 の UTP ケーブルを使用できます。
マルチギガビット ポートは、スイッチ ポートで複数の速度を自動ネゴシエートするように設定できます。サポートされる速度は、カテゴリ 5e ケーブルでは 100 Mbps、1 Gbps、2.5 Gbps、および 5 Gbps、カテゴリ 6 およびカテゴリ 6a ケーブルでは最大 10 Gbps です。
マルチギガビット ポートはサポートされるすべての速度およびケーブル タイプで PoE および PoE+ をサポートします。次の表に、ケーブル タイプと速度を示します。
ケーブル タイプ |
100Mbps |
1G |
2.5G |
5G |
10G |
---|---|---|---|---|---|
カテゴリ 5e |
はい |
はい |
はい |
はい |
該当なし |
カテゴリ 6 |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい(55 メートル) |
カテゴリ 6a |
はい |
はい |
はい |
はい |
はい |
管理ポートは、Microsoft Windows を実行している PC またはターミナル サーバにスイッチを接続します。
USB ミニタイプ B ポートを使用する場合は、(Microsoft Windows での動作のため)コンソールに接続されたすべての PC に Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。Mac OS X と Linux には、特別なドライバは必要ありません。
4 ピン ミニタイプ B コネクタは 5 ピン ミニタイプ B コネクタと似ていますが、これらに互換性はありません。5 ピン ミニタイプ B 以外は使用しないでください。
次の図は、5 ピン ミニ タイプ B USB ポートを示しています。
Cisco Windows USB デバイス ドライバでは、Windows の HyperTerminal の動作に影響を与えることなく、USB ケーブルをコンソール ポートに接続または接続解除することができます。
コンソール出力は、常に RJ-45 および USB コンソール コネクタの両方に送られますが、コンソール入力は、一方のコンソール コネクタだけがアクティブになります。USB コンソールは、RJ-45 コンソールよりも優先されます。ケーブルが USB コンソール ポートに接続されているときは、RJ-45 コンソール ポートが非アクティブになります。逆に、USB ケーブルを USB コンソール ポートから取り外すと、RJ-45 ポートがアクティブになります。
コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、非アクティブ タイムアウトを設定できます。これを設定すると、USB コンソールがアクティブになっている場合、指定された時間内に USB コンソールで入力アクティビティが発生しないと、RJ-45 コンソールが再度アクティブ化されます。
非アクティブが原因で USB コンソールが非アクティブ化された後は、CLI を使用して再アクティブ化できません。USB コンソールを再アクティブ化するには、USB ケーブルを取り外して再接続してください。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法については、ソフトウェア ガイドを参照してください。
スイッチには、2 つの 1 ギガビット SFP または 10 ギガビット SFP+ モジュール スロットがあります。 SFP+ とマークされたスロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。
互換性マトリクスを含む、Cisco SFP および SFP+ モジュールのマニュアルについては、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
スイッチ システムおよびポートの LED を使用して、スイッチの動作やパフォーマンスをモニタできます。
STACK LED 4 |
|||
SYST LED(システム) |
コンソール LED |
||
4 |
9 |
アップリンク ポート LED(銅線) |
|
5 |
PoE LED 5 |
10 |
アップリンク ポート LED(SFP/SFP+) |
色 | システム ステータス |
---|---|
消灯 |
システムの電源が入っていません。 |
グリーン |
システムは正常に動作しています。 |
オレンジ |
システムは電力を受けていますが、正常に動作していません。 |
ポート LED は、グループ別または個別に、スイッチとそれぞれのポートに関する情報を表示します。
LED | ポート モード | 説明 |
---|---|---|
STAT |
ポート ステータス |
ポートのステータスを示します。これは、デフォルトのモードです。 |
SPEED |
ポート速度 |
ポートの動作速度(10、100、または 1000 Mb/s)。 |
PoE |
PoE ポートの電力 |
PoE のステータスを示します。 |
PoE モードが選択されていない場合でも、LED は、検出された PoE 障害を示します。PoE LED は、PoE をサポートするスイッチにのみ搭載されています。
色 | 説明 |
---|---|
消灯 |
PoE がディセーブルです。 |
グリーン |
PoE がイネーブルです。ポートは適切に動作しています。 |
オレンジに点滅 |
|
コンソール LED はコンソール ポートが使用中であることを示します。
ケーブルをコンソール ポートに接続している場合は、自動的に、そのポートがコンソール通信に使用されます。2 本のコンソール ケーブルを接続すると、USB-mini コンソール ポートが優先されます。
LED | 色 | 説明 |
---|---|---|
RJ-45 コンソール ポート |
グリーン |
RJ-45 コンソール ポートがアクティブです。 USB-mini コンソール ポート LED は非アクティブです。 |
消灯 |
ポートが非アクティブです。 USB-mini コンソール ポートはアクティブです。 |
|
USB-mini コンソール ポート |
グリーン |
USB-mini コンソール ポートはアクティブです。 RJ-45 コンソール ポート LED は非アクティブです。 |
消灯 |
ポートが非アクティブです。 RJ-45 コンソール ポートがアクティブです。 |
RJ-45 ポートおよび SFP モジュール スロットにはポート LED が装備されています。これらの LED はグループとして、または個別に、スイッチ情報および個々のポート情報を示します。
LED カラー | 説明 |
---|---|
消灯 |
リンクが確立されていないか、ポートが管理上の理由でシャットダウンされました。 |
グリーン |
リンクは存在しますが、データは送受信されていません。 |
緑色に点滅 |
アクティブな状態です。ポートがデータを送信または受信しています。 |
グリーンとオレンジに交互に点滅 |
リンク障害が発生しています。エラー フレームが接続に影響を与える可能性があります。リンク障害について、大量のコリジョン、CRC エラー、アライメント/ジャバー エラーなどのエラーがモニタされています。 |
オレンジ |
ポートがスパニングツリー プロトコル(STP)によってブロックされており、データを転送していません。ポートを再設定した後は、STP によってループが検索されるので、最大 30 秒間 LED がオレンジに点灯します。 |
セキュリティ スロット
AC 電源コネクタまたは電源アダプタ コネクタ(Catalyst 3560CX-8PT-S のみ)
ループ(オプションの電源コード保持具用)
ヒート シンクのフィン(PoE モデルのみ)
Catalyst 3560CX-8PT-S 以外のすべてのスイッチには、内蔵電源装置から電力が供給されます。内蔵 AC 電源装置は、入力電圧 100 ~ 240 VAC に対応するオートレンジング ユニットです。AC 電源コードを AC 電源コネクタと AC 電源コンセントに差し込みます。
スイッチの背面パネルには、セキュリティ スロットがあります。オプションのケーブル ロック(ラップトップ コンピュータを固定するのに使用されるようなタイプ)をスイッチに取り付けて固定することができます。
![]() (注) |
PoE モデルでは、セキュリティ スロットは、背面パネルの右側にあります。 |
Catalyst 3560CX-8PT-S スイッチへの電力供給は、PoE、PoE+、または UPOE スイッチから 10/100/1000 アップリンク ポート経由で、あるいは AC-DC または DC-DC 予備電源アダプタを使用して行うことができます。AC-DC 電源アダプタ(PWR-ADPT)または DC-DC 電源アダプタ(PWR-ADPT-DC)は、スイッチと一緒に発注することも、シスコの担当者にあとで発注することもできます。
1 |
電源アダプタ |
Cisco Network Assistant は、中小企業の LAN に適した、PC ベースのネットワーク管理 GUI アプリケーションです。この GUI を使用すると、スイッチ クラスタやスタンドアロン スイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistant は、次の URL から無料でダウンロードできます。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps5931/index.html
Network Assistant アプリケーションの起動については、Cisco.com にある『 Getting Started with Cisco Network Assistant』を参照してください。
スイッチ メモリ内の Device Manager を使用して、個々のスイッチやスタンドアロン スイッチを管理できます。この Web インターフェイスは、ネットワークの任意の場所から、設定およびモニタ機能を提供します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドおよび Device Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
CLI を使用してスイッチおよびスイッチ クラスタ メンバを設定し、モニタできます。CLI には、スイッチのコンソール ポートに直接管理ステーションを接続するか、リモート管理ステーションから Telnet を使用してアクセスします。詳細については、Cisco.com でスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
Cisco Prime Infrastructure は、Cisco Prime Network Control System(NCS)のワイヤレス機能および Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)の有線機能を、Cisco Prime Assurance Manager のアプリケーション パフォーマンス モニタリングおよびトラブルシューティングの機能と組み合わせます。詳細については、Cisco.com で Cisco Prime Infrastructure のドキュメントを参照してください。
スマート インストール機能により、ネットワーク内に単一の管理ポイント(ディレクタ)を用意できます。この機能を使用すると、新たに設置したスイッチのイメージと設定のアップグレードをゼロ タッチで行うことができ、すべてのクライアント スイッチに対してイメージと設定をダウンロードすることもできます。詳細については、Cisco.com で『 Cisco Smart Install Configuration Guide』を参照してください。
Auto Smartport マクロは、ポートで検出されたデバイス タイプに基づいてポートを動的に設定します。スイッチは、新しいデバイスを検出すると、そのポートに適切な Auto Smartport マクロを適用します。Auto Smartport の設定の詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ネットワーク構成の概念と、スイッチを使用して専用ネットワーク セグメントを作成し、ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネット接続で相互接続する例については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
目次
Catalyst 3560-CX および 2960-CX スイッチは、Cisco IP Phone、Cisco Wireless Access Point、ワークステーションなどのデバイス、およびサーバ、ルータ、その他のスイッチなどのネットワーク デバイスと接続できるイーサネット スイッチです。
これらのスイッチは、オフィスの作業場、ホテルの部屋、自動販売機、売店、教室などの従来のワイヤリング クローゼット環境外に配置できます。また、空間や電力の制約(電源コンセントの利用)がある配置に適しています。
スイッチの配置例については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
この章の内容は、次のとおりです。
スイッチ モデル |
ソフトウェア イメージ |
説明 |
---|---|---|
WS-3560CX-8PC-S |
IP Base |
8 10/100/1000 Power over Ethernet Plus(PoE+)ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 Small Form-Factor Pluggable(SFP)1モジュール アップリンク スロット。 |
WS-3560CX-8TC-S |
IP Base |
8 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 Small Form-Factor Pluggable(SFP)アップリンク モジュール スロット。 |
WS-3560CX-12PC-S |
IP Base |
12 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュールスロット。 |
WS-3560CX-12TC-S |
IP Base |
12 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
WS-3560CX-12PD-S |
IP Base |
12 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP+ 2 モジュール アップリンク スロット。 |
WS-3560CX-8PT-S |
IP Base |
8 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 146 W); 2 ギガビット イーサネット アップリンク ポート。 |
WS-3560CX-8XPD-S |
IP Base |
2 マルチギガビット 3100/1000/2500/5000/10000 PoE+ ポート; 6 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 240 W); 2 SFP+ モジュール アップリンク スロット。 |
WS-C3560CPX-8PT-S |
IP Base |
8 ギガビット イーサネット PoE+ ポート; 2 SFP モジュール アップリンク スロット。 |
WS-C3560CX-8PD-S |
IP Base |
6 ギガビット イーサネット ポート; 2 マルチギガビット イーサネット PoE+ ポート; 2 SFP+ アップリンク スロット。 |
WS-2960CX-8PC-L |
LAN ベース |
8 10/100/1000 PoE+ ポート(PoE バジェット 124 W); 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
WS-2960CX-8TC-L |
LAN ベース |
8 10/100/1000 イーサネット ポート; 2 ギガビット イーサネットおよび 2 SFP アップリンク モジュール スロット。 |
![]() (注) |
IP Base スイッチは RTU(使用権)ソフトウエア ライセンスを使用して IP Services にアップグレードできます。 |
各ポートは、IEEE 802.3af、IEEE 802.3at、および ePoE に準拠した装置をサポートする PoE+ 機能を備えており、Cisco IP Phone や Cisco Aironet アクセス ポイントをサポートするシスコ独自規格の PoE 機能も備えています。
スイッチの最大出力電力は、スイッチのモードによって 124 W または 240 W のどちらかになります。インテリジェントな電源管理により、すべてのポートで柔軟な電力の割り当てが可能です。
供給電力が 124 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
供給電力が 240 W のスイッチでは、次の PoE および PoE+ を給電できます。
IP フォンまたはアクセス ポイントを接続するときに、自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御することができます。
PoE ポートでは、イーサネット ピン割り当ての RJ-45 コネクタを使用します。最大ケーブル長は 328 フィート(100 m)です。10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T のトラフィックでは、カテゴリ 5、カテゴリ 5e、またはカテゴリ 6 のシールドなしツイストペア(UTP)ケーブルが必要です。10BASE-T トラフィックには、カテゴリ 3 またはカテゴリ 4 の UTP ケーブルを使用できます。
シスコのインテリジェント電源管理機能には、高度な電力ネゴシエーション、電力確保、およびポート単位の電力ポリシングが含まれます。PoE ポートの設定とモニタリングについては、Cisco.com でスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
![]() (注) |
PoE 回路の出力は、IEC 60950-1 の有限電源(LPS)として評価されています。 |
マルチギガビット ポートは、スイッチ ポートで複数の速度を自動ネゴシエートするように設定できます。サポートされる速度は、カテゴリ 5e ケーブルでは 100 Mbps、1 Gbps、2.5 Gbps、および 5 Gbps、カテゴリ 6 およびカテゴリ 6a ケーブルでは最大 10 Gbps です。
マルチギガビット ポートはサポートされるすべての速度およびケーブル タイプで PoE および PoE+ をサポートします。次の表に、ケーブル タイプと速度を示します。
管理ポートは、Microsoft Windows を実行している PC またはターミナル サーバにスイッチを接続します。
USB ミニタイプ B ポートを使用する場合は、(Microsoft Windows での動作のため)コンソールに接続されたすべての PC に Cisco Windows USB デバイス ドライバをインストールする必要があります。Mac OS X と Linux には、特別なドライバは必要ありません。
4 ピン ミニタイプ B コネクタは 5 ピン ミニタイプ B コネクタと似ていますが、これらに互換性はありません。5 ピン ミニタイプ B 以外は使用しないでください。
次の図は、5 ピン ミニ タイプ B USB ポートを示しています。
Cisco Windows USB デバイス ドライバでは、Windows の HyperTerminal の動作に影響を与えることなく、USB ケーブルをコンソール ポートに接続または接続解除することができます。
コンソール出力は、常に RJ-45 および USB コンソール コネクタの両方に送られますが、コンソール入力は、一方のコンソール コネクタだけがアクティブになります。USB コンソールは、RJ-45 コンソールよりも優先されます。ケーブルが USB コンソール ポートに接続されているときは、RJ-45 コンソール ポートが非アクティブになります。逆に、USB ケーブルを USB コンソール ポートから取り外すと、RJ-45 ポートがアクティブになります。
コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、非アクティブ タイムアウトを設定できます。これを設定すると、USB コンソールがアクティブになっている場合、指定された時間内に USB コンソールで入力アクティビティが発生しないと、RJ-45 コンソールが再度アクティブ化されます。
非アクティブが原因で USB コンソールが非アクティブ化された後は、CLI を使用して再アクティブ化できません。USB コンソールを再アクティブ化するには、USB ケーブルを取り外して再接続してください。CLI を使用して USB コンソール インターフェイスを設定する方法については、ソフトウェア ガイドを参照してください。
スイッチには、2 つの 1 ギガビット SFP または 10 ギガビット SFP+ モジュール スロットがあります。 SFP+ とマークされたスロットでは、SFP モジュールと SFP+ モジュールの両方がサポートされます。 SFP スロットでは SFP モジュールだけがサポートされます。
互換性マトリクスを含む、Cisco SFP および SFP+ モジュールのマニュアルについては、次の URL を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/products_device_support_tables_list.html
RJ-45 ポートおよび SFP モジュール スロットにはポート LED が装備されています。これらの LED はグループとして、または個別に、スイッチ情報および個々のポート情報を示します。
LED カラー | 説明 |
---|---|
消灯 |
リンクが確立されていないか、ポートが管理上の理由でシャットダウンされました。 |
グリーン |
リンクは存在しますが、データは送受信されていません。 |
緑色に点滅 |
アクティブな状態です。ポートがデータを送信または受信しています。 |
グリーンとオレンジに交互に点滅 |
リンク障害が発生しています。エラー フレームが接続に影響を与える可能性があります。リンク障害について、大量のコリジョン、CRC エラー、アライメント/ジャバー エラーなどのエラーがモニタされています。 |
オレンジ |
ポートがスパニングツリー プロトコル(STP)によってブロックされており、データを転送していません。ポートを再設定した後は、STP によってループが検索されるので、最大 30 秒間 LED がオレンジに点灯します。 |
Cisco Network Assistant は、中小企業の LAN に適した、PC ベースのネットワーク管理 GUI アプリケーションです。この GUI を使用すると、スイッチ クラスタやスタンドアロン スイッチを設定および管理できます。Cisco Network Assistant は、次の URL から無料でダウンロードできます。 http://www.cisco.com/en/US/products/ps5931/index.html
Network Assistant アプリケーションの起動については、Cisco.com にある『 Getting Started with Cisco Network Assistant』を参照してください。
スイッチ メモリ内の Device Manager を使用して、個々のスイッチやスタンドアロン スイッチを管理できます。この Web インターフェイスは、ネットワークの任意の場所から、設定およびモニタ機能を提供します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドおよび Device Manager のオンライン ヘルプを参照してください。
CLI を使用してスイッチおよびスイッチ クラスタ メンバを設定し、モニタできます。CLI には、スイッチのコンソール ポートに直接管理ステーションを接続するか、リモート管理ステーションから Telnet を使用してアクセスします。詳細については、Cisco.com でスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
Cisco Prime Infrastructure は、Cisco Prime Network Control System(NCS)のワイヤレス機能および Cisco Prime LAN Management Solution(LMS)の有線機能を、Cisco Prime Assurance Manager のアプリケーション パフォーマンス モニタリングおよびトラブルシューティングの機能と組み合わせます。詳細については、Cisco.com で Cisco Prime Infrastructure のドキュメントを参照してください。
スマート インストール機能により、ネットワーク内に単一の管理ポイント(ディレクタ)を用意できます。この機能を使用すると、新たに設置したスイッチのイメージと設定のアップグレードをゼロ タッチで行うことができ、すべてのクライアント スイッチに対してイメージと設定をダウンロードすることもできます。詳細については、Cisco.com で『 Cisco Smart Install Configuration Guide』を参照してください。
Auto Smartport マクロは、ポートで検出されたデバイス タイプに基づいてポートを動的に設定します。スイッチは、新しいデバイスを検出すると、そのポートに適切な Auto Smartport マクロを適用します。Auto Smartport の設定の詳細については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
ネットワーク構成の概念と、スイッチを使用して専用ネットワーク セグメントを作成し、ファスト イーサネットおよびギガビット イーサネット接続で相互接続する例については、Cisco.com にあるスイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドを参照してください。