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目次
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
Cisco CleanAir は、CleanAir 対応のアクセス ポイントにのみ設定できます。
次のアクセス ポイント モードを使用して、Cisco CleanAir スペクトラム モニタリングを実行できるのは、Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントだけです。
Local:このモードでは、Cisco CleanAir 対応の各アクセス ポイント無線によって、現在の動作チャネルだけに関する電波品質と干渉検出のレポートが作成されます。
Monitor:Cisco CleanAir が監視モードで有効になっていると、そのアクセス ポイントによって、モニタされているすべてのチャネルに関する電波品質と干渉検出のレポートが作成されます。
SE-Connect:このモードを使用すると、外部の Microsoft Windows XP または Vista PC で実行されている Spectrum Expert アプリケーションを Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントに接続して、詳細なスペクトラム データを表示および分析できるようになります。 Spectrum Expert アプリケーションは、switchをバイパスしてアクセス ポイントに直接接続します。 SE-Connect モードのアクセス ポイントからは、Wi-Fi、RF、スペクトラム データがswitchに提供されません。 すべての CleanAir システム機能は、AP がこのモードになっていて、クライアントが実行されていない間、一時停止状態になります。 このモードは、リモート トラブルシューティングのみを対象としています。 Spectrum Expert のアクティブな接続は最大で 3 つまで可能です。
監視モードのアクセス ポイントは、Wi-Fi トラフィックまたは 802.11 パケットを送信しません。 これらは Radio Resource Management(RRM)計画から除外され、隣接アクセス ポイントのリストに含まれません。 IDR クラスタリングは、switchがネットワーク内の隣接アクセス ポイントを検出する機能に依存しています。 複数のアクセス ポイントから関係する干渉デバイスを検出する機能を使用できるのは、監視モードのアクセス ポイント間に限られます。
ローカル モード アクセス ポイント 5 つに対して監視モード アクセス ポイント 1 つという比率をお勧めします。これは、最適なカバレッジのためにネットワーク設計および専門ガイダンスによって異なる場合があります。
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)と AP 間では ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Cisco CleanAir は、共有ワイヤレス スペクトラムに関する問題に予防的に対応するスペクトラム インテリジェンス ソリューションです。 共有スペクトラムのユーザすべてを確認できます(ネイティブ デバイスと外部干渉源の両方)。 また、この情報に基づいてネットワークが対処できるようにします。 たとえば、干渉デバイスを手動で削除することも、システムが自動的に干渉からチャネルを変更することもできます。
Cisco CleanAir システムは CleanAir 対応アクセス ポイント、ワイヤレス コントローラ モジュール、モビリティ コントローラ、モビリティ アンカーと次世代のスイッチで構成されます。 アクセス ポイントは、直接またはモビリティ アンカーを介してモビリティ コントローラに加わります。 工業、科学、医療用(ISM)帯域で動作するすべてのデバイスに関する情報を収集し、それを潜在的な干渉源として識別、評価し、switchに転送します。 switchは、アクセス ポイントを制御し、スペクトラムのデータを収集し、これらの情報を要求に応じて Cisco Prime Infrastructure(PI)または Cisco Mobility Services Engine(MSE)に転送します。
すべてのネットワーキング設定はモビリティ コントローラでのみ実行でき、設定を MA モードで実行することはできません。 ただし、すべての CleanAir ワイヤレス レベル設定を、モビリティ アンカーを使用して実行できます。
ライセンス不要の帯域で動作するあらゆるデバイスについて、それが何であるか、どこにあるか、ワイヤレス ネットワークにどのような影響を与えるか、およびそれに対する対処方法が Cisco CleanAir によって示されます。 これにより RF が簡素化されます。
ワイヤレス LAN システムは、ライセンス不要の 2.4 GHz および 5 GHz ISM 帯域で動作します。 この帯域では電子レンジ、コードレス電話、Bluetooth デバイスなどの多数の機器が動作しているため、Wi-Fi の動作に悪影響が生じる可能性があります。
Voice over Wireless や IEEE 802.11n 無線通信などの非常に高度な WLAN サービスの一部は、ISM 帯域を合法的に使用する他の機器からの干渉によって、重大な影響を受ける可能性があります。 Cisco CleanAir 機能の統合により、この無線周波数 (RF) 干渉の問題に対処します。
Cisco CleanAir の基本的なアーキテクチャは、Cisco CleanAir 対応 AP およびswitchで構成されます。 Cisco Prime Infrastructure(PI)、Mobility Services Engine(MSE)、Cisco Spectrum Expert はオプションのシステム コンポーネントです。 Cisco PI と MSE は、履歴グラフ、干渉デバイスの追跡、ロケーション サービス、インパクト分析などの高度なスペクトラム機能のユーザ インターフェイスを提供します。
Cisco CleanAir テクノロジーを搭載したアクセス ポイントは、非 Wi-Fi 干渉源に関する情報を収集し、それを処理して MA に転送します。 アクセス ポイントはコントローラに AQR と IDR レポートを送信します。
モビリティ コントローラ(MC)は CleanAir 対応のアクセス ポイントを制御および設定し、スペクトラム データを収集し、それを処理して PI および MSE に提供します。 MC は CleanAir の基本機能およびサービスを設定し、現在のスペクトラム情報を表示するローカル ユーザ インターフェイス(GUI および CLI)を提供します。 また、MC は、RRM TPC と DCM を使用して、干渉デバイスを検出、マージ、および軽減します。 干渉デバイスのマージの詳細については、干渉デバイスのマージを参照してください。
Cisco PI は、機能のイネーブル化と設定、統合表示情報、履歴 AQ レコードとレポート エンジンを含む、CleanAir の先進的なユーザ インターフェイスを提供します。 また、PI は、干渉デバイス、AQ のトレンド、およびアラートのグラフも表示します。
Cisco MSE は、干渉デバイスの場所および履歴の追跡に必要となるもので、複数のコントローラにわたる干渉レポートを調整および統合します。 MSE は、包括的な Over-the-Air 脅威の検出、特定および軽減を行う適応型ワイヤレス侵入防御システム(WIPS)サービスも提供します。 また、MSE は、すべての干渉データをマージします。
スペクトラム アナライザで提供されるような RF 分析プロットの生成に使用できる詳細なスペクトラム データを入手するには、Cisco Spectrum Expert アプリケーションを実行している Microsoft Windows XP または Vista の PC に直接接続するように、Cisco CleanAir 対応アクセス ポイントを設定します。
用語 | 説明 |
---|---|
AQI | 電波品質の指標。 AQI は空気汚染物質に基づいた電波品質の指標です。 AQI が 0 の場合は不良で、AQI が 85 より大きいと良好です。 |
AQR | 電波品質レポート。 AQR には特定されたすべての発生源からの干渉全体に関する情報(AQI で表される)や、最も重大な干渉カテゴリの概要が示されます。 AQR は 15 分ごとにモビリティ コントローラに送信され、30 秒ごとに迅速モードで送信されます。 |
DC | デューティ サイクル。 チャネルがデバイスで使用される時間の割合。 |
EDRRM | EDRRM イベント駆動型 RRM。 EDRRM は、緊急事態にあるアクセス ポイントが、正常な RRM 間隔をバイパスし、すぐにチャネルを変更できるようにします。 |
IDR | アクセス ポイントがコントローラに送信する干渉デバイス レポート。 |
ISI | 干渉の重大度指標。 ISI は、干渉の重大度の指標です。 |
MA | モビリティ エージェント。 MA は、ワイヤレス モジュールが実行されているアクセス スイッチか、内部 MA が実行されている MC です。 MA は、モバイル クライアント(MA が実行されているデバイスへのアクセス ポイントに接続されている)用のクライアント モビリティのステート マシンを維持するワイヤレス コンポーネントです。 |
MC | モビリティ コントローラ。 MC は、ピア グループ間のローミング イベントのモビリティ管理サービスを提供します。 MC は管理用の一元的な接続ポイントを提供し、すべてのモビリティ エージェントのモビリティ設定、ピア グループ メンバーシップ、およびメンバーのリストのサブドメインに、設定を送信します。 |
RSSI | 受信信号強度インジケータ。 RSSI は受信した無線信号における電力の測定値です。 アクセス ポイントはこの電力で干渉デバイスを認識します。 |
Cisco CleanAir では、干渉を検出し、その干渉の発生箇所や重大度をレポートし、さまざまな緩和方法を推奨することができます。 これらの緩和方法には、Persistent Device Avoidance(PDA)と Event Driven RRM(EDRRM)という 2 つの方法があります。 新規(New)
(注) |
Event Driven RRM(EDRRM)は、Cisco CleanAir 対応でローカル モードにあるアクセス ポイントによってのみ動作します。 |
突発的干渉は、ネットワーク上に突然発生する干渉であり、おそらくは、あるチャネル、またはある範囲内のチャネルが完全に妨害を受けます。 Cisco CleanAir の Event Driven RRM(EDRRM)機能を使用すると、電波品質(AQ)に対してしきい値を設定できます。しきい値を超過した場合には、影響を受けたアクセス ポイントに対してチャネル変更がただちに行われます。 ほとんどの RF 管理システムでは干渉を回避できますが、この情報がシステム全体に伝搬するには時間を要します。 Cisco CleanAir では AQ 測定値を使用してスペクトラムを連続的に評価するため、対応策を 30 秒以内に実行します。 たとえば、アクセス ポイントがビデオ カメラからの干渉を受けた場合は、そのカメラが動作し始めてから 30 秒以内にチャネル変更によってアクセス ポイントを回復させることができます。 Cisco CleanAir では干渉源の識別と位置の特定も行うため、後からその装置の永続的な緩和処理も実行できます。
Bluetooth デバイスの場合、Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントで干渉の検出と報告を行うことができるのは、そのデバイスがアクティブに送信しているときだけです。 Bluetooth デバイスには、さまざまなパワー セーブ モードがあります。 たとえば、接続されたデバイス間でデータまたは音声がストリーム化されている最中に干渉が検出されます。
干渉デバイス(ID)メッセージはモビリティ コントローラ(MC)で処理されます。 モビリティ アンカー(MA)が AP から ID メッセージを転送するため、メッセージは MC で処理されます。 MC では、さまざまな MA に接続された AP 全体のネイバー情報を表示できます。
ID マージのロジックには AP ネイバー情報が必要です。 ネイバー情報が RRM モジュールから取得されます。 この api は直接 MC に接続された AP にのみネイバー情報を提供します。
現在、MA の AP ネイバー リストは 3 分に一度 MC と同期されます。したがって、この api が取得した AP ネイバー リストは最大で 3 分古いものである可能性があります。 この遅延により、検出時のデバイスのマージで遅延が生じます。 後続の定期的なマージが更新されたネイバー情報を受け取り、マージが発生します。
屋外型ブリッジや電子レンジなどの一部の干渉デバイスは、必要な場合にのみ送信を行います。 通常の RF 管理基準では短時間の定期的な動作はたいていは検出されないままになるため、このようなデバイスによってローカルの WLAN に対する大規模な干渉が引き起こされる可能性があります。 CleanAir を使用すると、RRM DCA アルゴリズムによって、この影響が検出、測定、登録、記録され、DCA アルゴリズムが調整されます。 このため、その干渉源と同じ場所にあるチャネル計画によって、その永続的デバイスによって影響を受けるチャネルの使用が最小限に留められます。 Cisco CleanAir では、永続的デバイスの情報を検出してswitchに保存し、チャネルの干渉の緩和に利用します。
CleanAir 対応で監視モードのアクセス ポイントでは、設定されているすべてのチャネルで永続的デバイスに関する情報を収集して、この情報をコントローラに保存します。 ローカル/ブリッジ モードの AP は、稼働チャネルでのみ干渉デバイスを検出します。
永続的デバイス(PD)が CleanAir モジュールで検出されると、MA の RRM モジュールに報告されます。 この情報は、RRM モジュールに送信される後続の EDRRM イベント駆動型 RRM(ED-RRM)により、チャネル選択で使用されます。
EDRRM は、緊急事態にあるアクセス ポイントが、正常な RRM 間隔をバイパスしてすぐにチャネルを変更できるようにするための機能です。 CleanAir アクセス ポイントは AQ を常に監視し、AQ を 15 分ごとに報告します。 AQ は分類された干渉デバイスのみを報告します。 EDRRM の主なメリットは極めて短期間の処理時間です。 干渉デバイスがアクティブ チャネルで動作しており、EDRRM をトリガーするのに十分な AQ の低下を引き起こした場合、クライアントはそのチャネルまたはアクセス ポイントを使用できなくなります。 チャネルからアクセス ポイントを削除する必要があります。 EDRRM はデフォルトではイネーブルになっていません。最初に CleanAir をイネーブルにしてから、EDRRM をイネーブルにします。
AQR は MC 上でのみ利用できます。 モード設定およびタイマーは MA の無線制御ブロック(RCB)で保持されます(MA に接続された AP の場合)。 EMS/NMS で利用できる最新の API の変更はありません。 RCB(スペクトラムの設定およびタイマー)はローカルで使用可能なため、直接接続された AP には変更は必要ありません。 リモート AP(MA に接続された AP)の場合は、3 つの新しい制御メッセージが追加されています。 この 3 つのメッセージは、特定の AP MAC アドレスおよびスロットに対するイネーブル、タイマーの再起動、迅速な更新モードのディセーブルについてです。
CleanAir の設定(ネットワークおよび無線)は、スイッチオーバー時にはステートフルです。 MC では、組み込みインスツルメンテーション コア(EICORE)により、アクティブおよびスタンバイ ノード全体でのネットワーク構成の同期が実現されます。 無線設定は、HA インフラストラクチャを使用して同期されます。 MA 上の CleanAir の設定は、join 時に MC から取得されます。 ネットワーク構成は MA 上の EICORE には保存されていないため、HA インフラストラクチャを使用して同期されます。
CleanAir データ(AQ と IDR)レポートはステートフルではありません。つまり、スタンバイとアクティブ ノードは同期されません。 スイッチオーバー時に AP が現在アクティブなスロットにレポートを送信します。 RRM クライアント(HA インフラストラクチャ クライアント)は CleanAir の HA 同期に使用されます。
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair
3. end
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value
3. ap dot11 24ghz cleanair alarm device {bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee }
4. end
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair device{bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee }
3. end
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair
3. end
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value
3. ap dot11 5ghz cleanair alarm device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile}
4. end
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile}
3. end
1. configure terminal
2. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event
3. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event [sensitivity {high | low | medium}]
4. end
1. configure terminal
2. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel device
3. end
ステップ 1 | [Configuration] > [Wireless] > [Access Points] > [Radios] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] の順に選択して、[802.11a/n Radios] または [802.11b/g/n Radios] ページを開きます。 | ||
ステップ 2 |
目的のアクセス ポイントの横にあるチェックボックスを選択し、[Configure] をクリックします。 [802.11a/n Radios] ページまたは [802.11b/g/n Radios] ページが表示されます。 [CleanAir Capable] フィールドには、このアクセス ポイントが CleanAir の機能に対応しているかどうかが表示されます。 対応している場合は、次の手順に進み、このアクセス ポイントに対して CleanAir を有効または無効にします。 アクセス ポイントが CleanAir の機能に対応していない場合は、このアクセス ポイントに対して CleanAir を有効にすることはできません。
|
||
ステップ 3 | [CleanAir Status] ドロップダウン リストから [Enable] を選択して、このアクセス ポイントに対して Cisco CleanAir の機能をイネーブルにします。 このアクセス ポイントで CleanAir の機能を無効にするには、[Disable] を選択します。 デフォルト値は [Enable] です。 この設定は、このアクセス ポイントに対するグローバルな CleanAir の設定より優先します。 | ||
ステップ 4 | [Apply] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Save Configuration] をクリックします。 |
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)とアクセス ポイント間で ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Spectrum Expert コンソールとアクセス ポイントとの間に接続を確立する前に、IP アドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。
アクセス ポイントは、2.4 GHz の周波数をポート 37540 で、5 GHz の周波数をポート 37550 でリスニングする TCP サーバである必要があります。 これらのポートは、Spectrum Expert アプリケーションが NSI プロトコルを使用してアクセス ポイントに接続するために、開かれている必要があります。
show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} コマンドを使用して、switch CLI から NSI キーを表示できます。
ステップ 1 |
Spectrum Expert コンソールに接続するアクセス ポイントで、Cisco CleanAir 機能が有効になっていることを確認します。
|
||
ステップ 2 | [Configuration] > [Wireless] > [Access Points] > [All APs] の順に選択して、[All APs] ページを開きます。 | ||
ステップ 3 | 目的のアクセス ポイントの名前をクリックして、[All APs > Details] ページを開きます。 | ||
ステップ 4 | [AP Mode] ドロップダウン リストから [SE-Connect] を選択します。 このモードは、Cisco CleanAir 機能にをサポートできるアクセス ポイントでのみ使用できます。 SE-Connect モードが使用可能なオプションとして表示されるには、アクセス ポイントに有効状態のスペクトラム対応無線が少なくとも 1 つ以上あることが必要です。 | ||
ステップ 5 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||
ステップ 6 | アクセス ポイントをリブートするように求められたら、[OK] をクリックします。 | ||
ステップ 7 | Windows PC で、次の URL から Cisco Software Center にアクセスします。 | ||
ステップ 8 | [Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi] の順にクリックし、Spectrum Expert 4.1.11 の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。 | ||
ステップ 9 | PC で Spectrum Expert アプリケーションを実行します。 | ||
ステップ 10 |
[Connect to Sensor] ダイアログボックスが表示されたら、アクセス ポイントの IP アドレスを入力し、アクセス ポイントの無線を選択し、認証のために 16 バイトのネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expert アプリケーションによって、NSI プロトコルを使用して、アクセス ポイントへの TCP/IP による直接接続が開かれます。 SE-Connect モードのアクセス ポイントがswitchに join すると、アクセス ポイントから Spectrum Capabilities 通知メッセージが送信され、これにswitchは Spectrum Configuration Request で応答します。 要求には、NSI 認証のためにswitchにより生成された 16 バイトのランダム NSI キーが含まれます。 switchはアクセス ポイントごとにキーを 1 つ作成し、アクセス ポイントはこのキーをリブートするまで保存します。
|
||
ステップ 11 | Spectrum Expert アプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor] テキスト ボックスを選択して、Spectrum Expert コンソールがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。 デバイスが 2 台接続されている場合は、このテキスト ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスが表示されます。 | ||
ステップ 12 | Spectrum Expert アプリケーションを使用して、アクセス ポイントからのスペクトラム データを表示および分析します。 |
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)とアクセス ポイント間で ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Spectrum Expert コンソールとアクセス ポイントとの間に接続を確立する前に、IP アドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。
アクセス ポイントは、2.4 GHz の周波数をポート 37540 で、5 GHz の周波数をポート 37550 でリスニングする TCP サーバである必要があります。 これらのポートは、Spectrum Expert アプリケーションが NSI プロトコルを使用してアクセス ポイントに接続するために、開かれている必要があります。
show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} コマンドを使用して、switch CLI から NSI キーを表示できます。
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、アクセス ポイントに SE-Connect モードを設定します。 ap name ap_name mode se-connect 例: Switch#ap name Cisco_AP3500 mode se-connect |
ステップ 2 | アクセス ポイントをリブートするように求められたら、「 Y」と入力します。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、アクセス ポイントの NSI キーを表示します。 show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} 例: Switch#show ap name Cisco_AP3500 config dot11 24ghz
<snippet>
CleanAir Management Information
CleanAir Capable : Yes
CleanAir Management Admin State : Enabled
CleanAir Management Operation State : Up
CleanAir NSI Key : 274F1F9B1A5206683FAF57D87BFFBC9B
CleanAir Sensor State : Configured
<snippet>
|
Windows PC で、Cisco Spectrum Expert をダウンロードします。
URL http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html から、Cisco Software Center にアクセスします。
[Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi] の順にクリックし、Spectrum Expert 4.1.11 の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。
PC で Spectrum Expert アプリケーションを実行します。
[Connect to Sensor] ダイアログボックスが表示されたら、アクセス ポイントの IP アドレスを入力し、アクセス ポイントの無線を選択し、認証のために 16 バイトのネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expert アプリケーションによって、NSI プロトコルを使用して、アクセス ポイントへの TCP/IP による直接接続が開かれます。
SE-Connect モードのアクセス ポイントがswitchに join すると、アクセス ポイントから Spectrum Capabilities 通知メッセージが送信され、これにswitchは Spectrum Configuration Request で応答します。 この要求には 16 バイトのランダム NSI キーが含まれます。このキーは NSI 認証で使用するためにswitchで作成されたものです。 switchはアクセス ポイントごとにキーを 1 つ作成し、アクセス ポイントはこのキーをリブートするまで保存します。
(注) |
Spectrum Expert コンソール接続は、アクセス ポイントの無線ごとに最大 3 つまで確立できます。 |
Spectrum Expert アプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor] テキスト ボックスを選択して、Spectrum Expert コンソールがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。 デバイスが 2 台接続されている場合は、このテキスト ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスが表示されます。
Spectrum Expert アプリケーションを使用して、アクセス ポイントからのスペクトラム データを表示および分析します。
コマンド | 説明 |
---|---|
show ap dot11 24ghz cleanair air-quality summary |
2.4 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)のデータを表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair air-quality worst |
2.4 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)の最悪のデータを表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair config |
2.4 GHz 帯域の CleanAir の設定を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type all |
2.4 GHz 帯域のすべての CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type bt-discovery |
2.4 GHz 帯域の BT Discovery タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type bt-link |
2.4 GHz 帯域の BT Link タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type canopy |
2.4 GHz 帯域の Canopy タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type cont-tx |
2.4 GHz 帯域の Continuous transmitter タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type dect-like |
2.4 GHz 帯域の DECT Like タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type fh |
2.4 GHz 帯域の 802.11FH タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type inv |
2.4 GHz 帯域の WiFi Inverted タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type jammer |
2.4 GHz 帯域の Jammer タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type mw-oven |
2.4 GHz 帯域の MW Oven タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type nonstd |
2.4 GHz 帯域の WiFi Inv. Ch タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type persistent |
2.4 GHz 帯域の Persistent タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type superag |
2.4 GHz 帯域の SuperAG タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type tdd-tx |
2.4 GHz 帯域の TDD Transmit タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type video |
2.4 GHz 帯域の Video Camera タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type wimax-fixed |
2.4 GHz 帯域の WiMax Fixed タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type wimax-mobile |
2.4 GHz 帯域の WiMax Mobile タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type xbox |
2.4 GHz 帯域の Xbox タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type zigbee |
2.4 GHz 帯域の zigbee タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair air-quality summary |
5 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)のデータを表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair air-quality worst |
5 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)の最悪のデータを表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair config |
5 GHz 帯域の CleanAir の設定を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type all |
5 GHz 帯域のすべての CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type canopy |
5 GHz 帯域の Canopy タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type cont-tx |
5 GHz 帯域の Continuous TX タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type dect-like |
5 GHz 帯域の DECT Like タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type inv |
5 GHz 帯域の WiFi Inverted タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type jammer |
5 GHz 帯域の Jammer タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type nonstd |
5 GHz 帯域の WiFi Inv. Ch タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type persistent |
5 GHz 帯域の Persistent タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type superag |
5 GHz 帯域の SuperAG タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type tdd-tx |
5 GHz 帯域の TDD Transmit タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type video |
5 GHz 帯域の Video Camera タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type wimax-fixed |
5 GHz 帯域の WiMax Fixed タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type wimax-mobile |
5 GHz 帯域の WiMax Mobile タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
また、switchの GUI を使用してアクセス ポイントの CleanAir のステータスを確認することもできます。
switchにアソシエートされているアクセス ポイントのリストを示す [Radios] ページが表示されます。 CleanAir の管理および CleanAir のステータスを確認できます。 Cisco CleanAir のステータスは次のいずれかになります。
|
CleanAir 対応のアクセス ポイントで干渉デバイスが検出されると、複数のセンサーによる同じデバイスの検出をマージして、クラスタが作成されます。 各クラスタには一意の ID を割り当てます。 一部のデバイスは、実際に必要になるまで送信時間を制限することによって電力を節約しますが、その結果、スペクトラム センサーでのそのデバイスの検出が一時的に停止します。 その後、このデバイスはダウンとして適正にマークされます。 ダウンしたデバイスは、スペクトラム データベースから適正に削除されます。 ある特定のデバイスに対する干渉源検出がすべてレポートされる場合は、クラスタ ID を長期間にわたって有効とし、デバイス検出が増大しないようにします。 同じデバイスが再度検出された場合は、元のクラスタ ID とマージして、そのデバイスの検出履歴を保持します。
たとえば、Bluetooth 対応のヘッドフォンが電池を使用して動作している場合があります。 このようなデバイスでは、実際に必要とされていない場合には送信機を停止するなど、電力消費を減らすための方法が採用されています。 このようなデバイスは、分類処理の対象として現れたり、消えたりを繰り返すように見えます。 CleanAir では、このようなデバイスを管理するために、クラスタ ID をより長く保持し、検出時には同じ 1 つのレコードに再度マージされるようにします。 この処理によってユーザ レコードの処理が円滑になり、デバイスの履歴が正確に表現されるようになります。
Cisco CleanAir は、CleanAir 対応のアクセス ポイントにのみ設定できます。
ステップ 1 | の順に選択し、[Cisco APs] > [Interference Devices] ページを開きます。 |
ステップ 2 | [Filter] アイコンをクリックするか、[Show] ドロップダウン リストから [Quick Filter] オプションを選択し、干渉デバイスに関する情報を特定の基準に基づいて表示します。 |
このページには、802.11a/n と 802.11b/g/n の両方の無線帯域の電波品質が表示されます。 このページは、次の情報を表示します。 |
次に、チャネルで動作する 2.4 GHz 帯域の CleanAir とアクセス ポイントをイネーブルにする例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair Switch(config)#exit Switch#ap name TAP1 dot11 24ghz cleanair Switch#end
次に、2.4 GHz 電波品質のしきい値 50 dBm および Xbox デバイス用に CleanAir アラームを設定する例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold 50 Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm device xbox Switch(config)#end
次に、5 GHz デバイスの干渉レポートを設定する例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair alarm device xbox Switch(config)#end
次に、2.4 GHz 帯域の EDRRM の cleanair-event をイネーブルにし、非 Wi-Fi 干渉に対する高い感度を設定します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event sensitivity high Switch(config)#end
次に、2.4 GHz 帯域で永続的非 Wi-Fi デバイスの回避をイネーブルにする例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel device Switch(config)#end
次に、SE-Connect モードのアクセス ポイントを設定する例を示します。
Switch#ap name Cisco_AP3500 mode se-connect
MC が稼働しているかどうかを確認するには、show wireless mobility summary コマンドを使用します。
次に、モビリティ サマリーを表示する例を示します。
Switch#show wireless mobility summary
Mobility Controller Summary:
Mobility Role : Mobility Controller
Mobility Protocol Port : 16666
Mobility Group Name : MG-AK
Mobility Oracle : Disabled
Mobility Oracle IP Address : 0.0.0.0
DTLS Mode : Enabled
Mobility Domain ID for 802.11r : 0x39b2
Mobility Keepalive Interval : 10
Mobility Keepalive Count : 3
Mobility Control Message DSCP Value : 48
Mobility Domain Member Count : 2
Link Status is Control Link Status : Data Link Status
Controllers configured in the Mobility Domain:
IP Public IP Group Name Multicast IP Link Status
-------------------------------------------------------------------------------
9.6.136.10 - MG-AK 0.0.0.0 UP : UP
switchがこれらのアクセス ポイントによって検出されたデバイスのマージを検討するためには、アクセス ポイントが RF ネイバーである必要があります。 アクセス ポイントがネイバー関係を確立するためには時間がかかります。 switchの再起動後、または RF グループの変更などのイベントの後は、クラスタリングがそれほど正確ではなくなります。
いいえ。switchを使用して 2 台のモニタ モード アクセス ポイントをマージすることはできません。 MSE を使用した場合にのみ、モニタ モード アクセス ポイントをマージできます。
ネイバー アクセス ポイントを表示するには、コマンド show ap ap_name auto-rf dot11{24ghz | 5ghz} を使用します。
次に、ネイバー アクセス ポイントを表示する例を示します。
Switch#show ap name AS-5508-5-AP3 auto-rf dot11 24ghz
<snippet>
Nearby APs
AP 0C85.259E.C350 slot 0 : -12 dBm on 1 (10.10.0.5)
AP 0C85.25AB.CCA0 slot 0 : -24 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0C85.25C7.B7A0 slot 0 : -26 dBm on 11 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DE.2C10 slot 0 : -24 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DE.C8E0 slot 0 : -14 dBm on 11 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DF.3280 slot 0 : -31 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0CD9.96BA.5600 slot 0 : -44 dBm on 6 (10.0.0.2)
AP 24B6.5734.C570 slot 0 : -48 dBm on 11 (10.0.0.2)
<snippet>
CleanAir のデバッグ コマンドは次のとおりです。
debug cleanair {all | error | event | internal-event | nmsp | packet}
debug rrm {all | channel | detail | error | group | ha | manager | message | packet | power | prealarm | profile | radar | rf-change | scale | spectrum}
アクセス ポイントが CleanAir 対応であり、CleanAir がアクセス ポイントとswitchの両方でイネーブルにされていることを確認します。
関連項目 | マニュアル タイトル |
---|---|
CleanAir コマンドと詳細 |
CleanAir コマンド リファレンス、Cisco IOS XE Release 3SE(Catalyst 3850 スイッチ) |
ハイ アベイラビリティ構成 |
ハイ アベイラビリティ構成ガイド、Cisco IOS XE Release 3SE(Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラ) |
ハイ アベイラビリティ コマンドと詳細 |
ハイ アベイラビリティ コマンド リファレンス、Cisco IOS XE Release 3SE(Cisco 5700 シリーズ ワイヤレス コントローラ) |
説明 | Link |
---|---|
このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。 |
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Errordecoder/index.cgi |
MIB | MIB のリンク |
---|---|
本リリースでサポートするすべての MIB | 選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
説明 | Link |
---|---|
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目次
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフトウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator には、http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
Cisco CleanAir は、CleanAir 対応のアクセス ポイントにのみ設定できます。
次のアクセス ポイント モードを使用して、Cisco CleanAir スペクトラム モニタリングを実行できるのは、Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントだけです。
Local:このモードでは、Cisco CleanAir 対応の各アクセス ポイント無線によって、現在の動作チャネルだけに関する電波品質と干渉検出のレポートが作成されます。
Monitor:Cisco CleanAir が監視モードで有効になっていると、そのアクセス ポイントによって、モニタされているすべてのチャネルに関する電波品質と干渉検出のレポートが作成されます。
SE-Connect:このモードを使用すると、外部の Microsoft Windows XP または Vista PC で実行されている Spectrum Expert アプリケーションを Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントに接続して、詳細なスペクトラム データを表示および分析できるようになります。 Spectrum Expert アプリケーションは、switchをバイパスしてアクセス ポイントに直接接続します。 SE-Connect モードのアクセス ポイントからは、Wi-Fi、RF、スペクトラム データがswitchに提供されません。 すべての CleanAir システム機能は、AP がこのモードになっていて、クライアントが実行されていない間、一時停止状態になります。 このモードは、リモート トラブルシューティングのみを対象としています。 Spectrum Expert のアクティブな接続は最大で 3 つまで可能です。
監視モードのアクセス ポイントは、Wi-Fi トラフィックまたは 802.11 パケットを送信しません。 これらは Radio Resource Management(RRM)計画から除外され、隣接アクセス ポイントのリストに含まれません。 IDR クラスタリングは、switchがネットワーク内の隣接アクセス ポイントを検出する機能に依存しています。 複数のアクセス ポイントから関係する干渉デバイスを検出する機能を使用できるのは、監視モードのアクセス ポイント間に限られます。
ローカル モード アクセス ポイント 5 つに対して監視モード アクセス ポイント 1 つという比率をお勧めします。これは、最適なカバレッジのためにネットワーク設計および専門ガイダンスによって異なる場合があります。
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)と AP 間では ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Cisco CleanAir は、共有ワイヤレス スペクトラムに関する問題に予防的に対応するスペクトラム インテリジェンス ソリューションです。 共有スペクトラムのユーザすべてを確認できます(ネイティブ デバイスと外部干渉源の両方)。 また、この情報に基づいてネットワークが対処できるようにします。 たとえば、干渉デバイスを手動で削除することも、システムが自動的に干渉からチャネルを変更することもできます。
Cisco CleanAir システムは CleanAir 対応アクセス ポイント、ワイヤレス コントローラ モジュール、モビリティ コントローラ、モビリティ アンカーと次世代のスイッチで構成されます。 アクセス ポイントは、直接またはモビリティ アンカーを介してモビリティ コントローラに加わります。 工業、科学、医療用(ISM)帯域で動作するすべてのデバイスに関する情報を収集し、それを潜在的な干渉源として識別、評価し、switchに転送します。 switchは、アクセス ポイントを制御し、スペクトラムのデータを収集し、これらの情報を要求に応じて Cisco Prime Infrastructure(PI)または Cisco Mobility Services Engine(MSE)に転送します。
すべてのネットワーキング設定はモビリティ コントローラでのみ実行でき、設定を MA モードで実行することはできません。 ただし、すべての CleanAir ワイヤレス レベル設定を、モビリティ アンカーを使用して実行できます。
ライセンス不要の帯域で動作するあらゆるデバイスについて、それが何であるか、どこにあるか、ワイヤレス ネットワークにどのような影響を与えるか、およびそれに対する対処方法が Cisco CleanAir によって示されます。 これにより RF が簡素化されます。
ワイヤレス LAN システムは、ライセンス不要の 2.4 GHz および 5 GHz ISM 帯域で動作します。 この帯域では電子レンジ、コードレス電話、Bluetooth デバイスなどの多数の機器が動作しているため、Wi-Fi の動作に悪影響が生じる可能性があります。
Voice over Wireless や IEEE 802.11n 無線通信などの非常に高度な WLAN サービスの一部は、ISM 帯域を合法的に使用する他の機器からの干渉によって、重大な影響を受ける可能性があります。 Cisco CleanAir 機能の統合により、この無線周波数 (RF) 干渉の問題に対処します。
Cisco CleanAir の基本的なアーキテクチャは、Cisco CleanAir 対応 AP およびswitchで構成されます。 Cisco Prime Infrastructure(PI)、Mobility Services Engine(MSE)、Cisco Spectrum Expert はオプションのシステム コンポーネントです。 Cisco PI と MSE は、履歴グラフ、干渉デバイスの追跡、ロケーション サービス、インパクト分析などの高度なスペクトラム機能のユーザ インターフェイスを提供します。
Cisco CleanAir テクノロジーを搭載したアクセス ポイントは、非 Wi-Fi 干渉源に関する情報を収集し、それを処理して MA に転送します。 アクセス ポイントはコントローラに AQR と IDR レポートを送信します。
モビリティ コントローラ(MC)は CleanAir 対応のアクセス ポイントを制御および設定し、スペクトラム データを収集し、それを処理して PI および MSE に提供します。 MC は CleanAir の基本機能およびサービスを設定し、現在のスペクトラム情報を表示するローカル ユーザ インターフェイス(GUI および CLI)を提供します。 また、MC は、RRM TPC と DCM を使用して、干渉デバイスを検出、マージ、および軽減します。 干渉デバイスのマージの詳細については、干渉デバイスのマージを参照してください。
Cisco PI は、機能のイネーブル化と設定、統合表示情報、履歴 AQ レコードとレポート エンジンを含む、CleanAir の先進的なユーザ インターフェイスを提供します。 また、PI は、干渉デバイス、AQ のトレンド、およびアラートのグラフも表示します。
Cisco MSE は、干渉デバイスの場所および履歴の追跡に必要となるもので、複数のコントローラにわたる干渉レポートを調整および統合します。 MSE は、包括的な Over-the-Air 脅威の検出、特定および軽減を行う適応型ワイヤレス侵入防御システム(WIPS)サービスも提供します。 また、MSE は、すべての干渉データをマージします。
スペクトラム アナライザで提供されるような RF 分析プロットの生成に使用できる詳細なスペクトラム データを入手するには、Cisco Spectrum Expert アプリケーションを実行している Microsoft Windows XP または Vista の PC に直接接続するように、Cisco CleanAir 対応アクセス ポイントを設定します。
用語 | 説明 |
---|---|
AQI | 電波品質の指標。 AQI は空気汚染物質に基づいた電波品質の指標です。 AQI が 0 の場合は不良で、AQI が 85 より大きいと良好です。 |
AQR | 電波品質レポート。 AQR には特定されたすべての発生源からの干渉全体に関する情報(AQI で表される)や、最も重大な干渉カテゴリの概要が示されます。 AQR は 15 分ごとにモビリティ コントローラに送信され、30 秒ごとに迅速モードで送信されます。 |
DC | デューティ サイクル。 チャネルがデバイスで使用される時間の割合。 |
EDRRM | EDRRM イベント駆動型 RRM。 EDRRM は、緊急事態にあるアクセス ポイントが、正常な RRM 間隔をバイパスし、すぐにチャネルを変更できるようにします。 |
IDR | アクセス ポイントがコントローラに送信する干渉デバイス レポート。 |
ISI | 干渉の重大度指標。 ISI は、干渉の重大度の指標です。 |
MA | モビリティ エージェント。 MA は、ワイヤレス モジュールが実行されているアクセス スイッチか、内部 MA が実行されている MC です。 MA は、モバイル クライアント(MA が実行されているデバイスへのアクセス ポイントに接続されている)用のクライアント モビリティのステート マシンを維持するワイヤレス コンポーネントです。 |
MC | モビリティ コントローラ。 MC は、ピア グループ間のローミング イベントのモビリティ管理サービスを提供します。 MC は管理用の一元的な接続ポイントを提供し、すべてのモビリティ エージェントのモビリティ設定、ピア グループ メンバーシップ、およびメンバーのリストのサブドメインに、設定を送信します。 |
RSSI | 受信信号強度インジケータ。 RSSI は受信した無線信号における電力の測定値です。 アクセス ポイントはこの電力で干渉デバイスを認識します。 |
Cisco CleanAir では、干渉を検出し、その干渉の発生箇所や重大度をレポートし、さまざまな緩和方法を推奨することができます。 これらの緩和方法には、Persistent Device Avoidance(PDA)と Event Driven RRM(EDRRM)という 2 つの方法があります。 新規(New)
(注) |
Event Driven RRM(EDRRM)は、Cisco CleanAir 対応でローカル モードにあるアクセス ポイントによってのみ動作します。 |
突発的干渉は、ネットワーク上に突然発生する干渉であり、おそらくは、あるチャネル、またはある範囲内のチャネルが完全に妨害を受けます。 Cisco CleanAir の Event Driven RRM(EDRRM)機能を使用すると、電波品質(AQ)に対してしきい値を設定できます。しきい値を超過した場合には、影響を受けたアクセス ポイントに対してチャネル変更がただちに行われます。 ほとんどの RF 管理システムでは干渉を回避できますが、この情報がシステム全体に伝搬するには時間を要します。 Cisco CleanAir では AQ 測定値を使用してスペクトラムを連続的に評価するため、対応策を 30 秒以内に実行します。 たとえば、アクセス ポイントがビデオ カメラからの干渉を受けた場合は、そのカメラが動作し始めてから 30 秒以内にチャネル変更によってアクセス ポイントを回復させることができます。 Cisco CleanAir では干渉源の識別と位置の特定も行うため、後からその装置の永続的な緩和処理も実行できます。
Bluetooth デバイスの場合、Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントで干渉の検出と報告を行うことができるのは、そのデバイスがアクティブに送信しているときだけです。 Bluetooth デバイスには、さまざまなパワー セーブ モードがあります。 たとえば、接続されたデバイス間でデータまたは音声がストリーム化されている最中に干渉が検出されます。
干渉デバイス(ID)メッセージはモビリティ コントローラ(MC)で処理されます。 モビリティ アンカー(MA)が AP から ID メッセージを転送するため、メッセージは MC で処理されます。 MC では、さまざまな MA に接続された AP 全体のネイバー情報を表示できます。
ID マージのロジックには AP ネイバー情報が必要です。 ネイバー情報が RRM モジュールから取得されます。 この api は直接 MC に接続された AP にのみネイバー情報を提供します。
現在、MA の AP ネイバー リストは 3 分に一度 MC と同期されます。したがって、この api が取得した AP ネイバー リストは最大で 3 分古いものである可能性があります。 この遅延により、検出時のデバイスのマージで遅延が生じます。 後続の定期的なマージが更新されたネイバー情報を受け取り、マージが発生します。
屋外型ブリッジや電子レンジなどの一部の干渉デバイスは、必要な場合にのみ送信を行います。 通常の RF 管理基準では短時間の定期的な動作はたいていは検出されないままになるため、このようなデバイスによってローカルの WLAN に対する大規模な干渉が引き起こされる可能性があります。 CleanAir を使用すると、RRM DCA アルゴリズムによって、この影響が検出、測定、登録、記録され、DCA アルゴリズムが調整されます。 このため、その干渉源と同じ場所にあるチャネル計画によって、その永続的デバイスによって影響を受けるチャネルの使用が最小限に留められます。 Cisco CleanAir では、永続的デバイスの情報を検出してswitchに保存し、チャネルの干渉の緩和に利用します。
EDRRM は、緊急事態にあるアクセス ポイントが、正常な RRM 間隔をバイパスしてすぐにチャネルを変更できるようにするための機能です。 CleanAir アクセス ポイントは AQ を常に監視し、AQ を 15 分ごとに報告します。 AQ は分類された干渉デバイスのみを報告します。 EDRRM の主なメリットは極めて短期間の処理時間です。 干渉デバイスがアクティブ チャネルで動作しており、EDRRM をトリガーするのに十分な AQ の低下を引き起こした場合、クライアントはそのチャネルまたはアクセス ポイントを使用できなくなります。 チャネルからアクセス ポイントを削除する必要があります。 EDRRM はデフォルトではイネーブルになっていません。最初に CleanAir をイネーブルにしてから、EDRRM をイネーブルにします。
AQR は MC 上でのみ利用できます。 モード設定およびタイマーは MA の無線制御ブロック(RCB)で保持されます(MA に接続された AP の場合)。 EMS/NMS で利用できる最新の API の変更はありません。 RCB(スペクトラムの設定およびタイマー)はローカルで使用可能なため、直接接続された AP には変更は必要ありません。 リモート AP(MA に接続された AP)の場合は、3 つの新しい制御メッセージが追加されています。 この 3 つのメッセージは、特定の AP MAC アドレスおよびスロットに対するイネーブル、タイマーの再起動、迅速な更新モードのディセーブルについてです。
CleanAir の設定(ネットワークおよび無線)は、スイッチオーバー時にはステートフルです。 MC では、組み込みインスツルメンテーション コア(EICORE)により、アクティブおよびスタンバイ ノード全体でのネットワーク構成の同期が実現されます。 無線設定は、HA インフラストラクチャを使用して同期されます。 MA 上の CleanAir の設定は、join 時に MC から取得されます。 ネットワーク構成は MA 上の EICORE には保存されていないため、HA インフラストラクチャを使用して同期されます。
CleanAir データ(AQ と IDR)レポートはステートフルではありません。つまり、スタンバイとアクティブ ノードは同期されません。 スイッチオーバー時に AP が現在アクティブなスロットにレポートを送信します。 RRM クライアント(HA インフラストラクチャ クライアント)は CleanAir の HA 同期に使用されます。
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair
3. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 24ghz cleanair 例: Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair Switch(config)#no ap dot11 24ghz cleanair |
802.11b ネットワークでの CleanAir 機能をイネーブルにします。 802.11b ネットワークでの CleanAir をディセーブルにするには、このコマンドに no を追加します。 |
ステップ 3 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value
3. ap dot11 24ghz cleanair alarm device {bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee }
4. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value 例:
Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold 50
|
すべての 2.4 GHz デバイスについて、電波品質のしきい値のアラームを設定します。 アラームをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を追加します。 |
ステップ 3 | ap dot11 24ghz cleanair alarm device {bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee } 例:
Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm device canopy
|
2.4 GHz デバイスのアラームを設定します。 アラームをディセーブルにするには、
no 形式のコマンドを追加します。
|
ステップ 4 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 24ghz cleanair device{bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee }
3. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 24ghz cleanair device{bt-discovery | bt-link | canopy | cont-tx | dect-like | fh | inv | jammer | mw-oven | nonstd | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile | xbox | zigbee } 例: Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device bt-discovery Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device bt-link Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device canopy Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device cont-tx Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device dect-like Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device fh Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device inv Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device jammer Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device mw-oven Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device nonstd Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device report Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device superag Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device tdd-tx Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device video Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device wimax-fixed Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device wimax-mobile Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device xbox Switch(config)# ap dot11 24ghz cleanair device zigbee |
switchに報告するように 2.4 GHz 干渉デバイスを設定します。 設定をディセーブルにするには、このコマンドの
no 形式を使用します。
|
ステップ 3 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair
3. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 5ghz cleanair 例: Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair Switch(config)#no ap dot11 5ghz cleanair |
802.11a ネットワークでの CleanAir 機能をイネーブルにします。 802.11a ネットワークでの CleanAir をディセーブルにするには、このコマンドに no を追加します。 |
ステップ 3 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value
3. ap dot11 5ghz cleanair alarm device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile}
4. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 5ghz cleanair alarm air-quality threshold threshold_value 例:
Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair alarm air-quality threshold 50
|
すべての 5 GHz デバイスについて、電波品質のしきい値のアラームを設定します。 アラームをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を追加します。 |
ステップ 3 | ap dot11 5ghz cleanair alarm device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile} 例:
Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair alarm device
|
5 GHz デバイスのアラームを設定します。 アラームをディセーブルにするには、このコマンドの
no 形式を追加します。
|
ステップ 4 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 5ghz cleanair device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile}
3. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 5ghz cleanair device{canopy | cont-tx | dect-like | inv | jammer | nonstd | radar | report | superag | tdd-tx | video | wimax-fixed | wimax-mobile} 例: Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device canopy Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device cont-tx Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device dect-like Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device inv Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device jammer Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device nonstd Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device radar Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device report Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device superag Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device tdd-tx Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device video Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device wimax-fixed Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair device wimax-mobile |
switchに報告するように 5 GHz 干渉デバイスを設定します。 干渉デバイスのレポートをディセーブルにするには、このコマンドの
no 形式を追加します。
|
ステップ 3 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event
3. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event [sensitivity {high | low | medium}]
4. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event 例: Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event Switch(config)#no ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event |
EDRRM の cleanair イベントをイネーブルにします。 EDRRM をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 3 | ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel cleanair-event [sensitivity {high | low | medium}] 例:
Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event sensitivity high
|
|
ステップ 4 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
1. configure terminal
2. ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel device
3. end
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | configure terminal 例: Switch# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | ap dot11 {24ghz | 5ghz} rrm channel device 例:
Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel device
|
802.11 チャネル割り当てでの永続的非 Wi-Fi デバイスの回避をイネーブルにします。 永続的デバイスの回避をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を追加します。 |
ステップ 3 | end 例: Switch(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 また、Ctrl+Z キーを押しても、グローバル コンフィギュレーション モードを終了できます。 |
ステップ 1 | [Configuration] > [Wireless] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] > [CleanAir] の順に選択して、[802.11a] または [802.11b] > [CleanAir] ページを開きます。 | ||
ステップ 2 | [CleanAir] チェックボックスを選択して、802.11a/n または 802.11b/g/n ネットワークで Cisco CleanAir の機能を有効にします。switchがスペクトラム干渉を検出しないようにするには、これを選択解除します。 デフォルトでは、Cisco CleanAir はディセーブルになっています。 | ||
ステップ 3 |
[Report Interferers]
チェックボックスを選択して、Cisco CleanAir システムで検出した干渉源をレポートできるようにします。switchが干渉源をレポートしないようにするには、これを選択解除します。 デフォルト値はオンです。
|
||
ステップ 4 | CleanAir で検出できる持続性デバイスに関する情報を伝播できるようにするには、[Persistent Device Propagation] チェックボックスを選択します。 永続的デバイスの伝搬を有効にすると、同じswitchに接続されている隣接アクセス ポイントに永続的デバイスの情報を伝播させることができます。 永続型の干渉源は、検出されない場合でも、常に存在し、WLAN の動作に干渉します。 | ||
ステップ 5 |
Cisco CleanAir システムによって検出およびレポートされる必要のある干渉源が [Interferences to Detect] ボックスに表示され、検出される必要のない干渉源は [Interferences to Ignore] ボックスに表示されるようにします。 [>]
および [<]
ボタンを使用して、これらの 2 つのボックス間で干渉源を移動します。 デフォルトでは、すべての干渉源が検出されます。 選択できる干渉源は、802.11a/n/ac または 802.11b/g/n の無線のタイプによって次のように異なります。
|
||
ステップ 6 |
Cisco CleanAir のアラームを次のように設定します。
|
||
ステップ 7 | [Apply] をクリックします。 | ||
ステップ 8 |
Cisco CleanAir 対応のアクセス ポイントで非常に高いレベルの干渉が検出された場合に、Event Driven Radio Resource Management(RRM)の実行をトリガーするよう設定します。
|
||
ステップ 9 | [Save Configuration] をクリックします。 |
ステップ 1 | [Configuration] > [Wireless] > [Access Points] > [Radios] > [802.11a/n] または [802.11b/g/n] の順に選択して、[802.11a/n Radios] または [802.11b/g/n Radios] ページを開きます。 | ||
ステップ 2 |
目的のアクセス ポイントの横にあるチェックボックスを選択し、[Configure] をクリックします。 [802.11a/n Radios] ページまたは [802.11b/g/n Radios] ページが表示されます。 [CleanAir Capable] フィールドには、このアクセス ポイントが CleanAir の機能に対応しているかどうかが表示されます。 対応している場合は、次の手順に進み、このアクセス ポイントに対して CleanAir を有効または無効にします。 アクセス ポイントが CleanAir の機能に対応していない場合は、このアクセス ポイントに対して CleanAir を有効にすることはできません。
|
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ステップ 3 | [CleanAir Status] ドロップダウン リストから [Enable] を選択して、このアクセス ポイントに対して Cisco CleanAir の機能をイネーブルにします。 このアクセス ポイントで CleanAir の機能を無効にするには、[Disable] を選択します。 デフォルト値は [Enable] です。 この設定は、このアクセス ポイントに対するグローバルな CleanAir の設定より優先します。 | ||
ステップ 4 | [Apply] をクリックします。 | ||
ステップ 5 | [Save Configuration] をクリックします。 |
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)とアクセス ポイント間で ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Spectrum Expert コンソールとアクセス ポイントとの間に接続を確立する前に、IP アドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。
アクセス ポイントは、2.4 GHz の周波数をポート 37540 で、5 GHz の周波数をポート 37550 でリスニングする TCP サーバである必要があります。 これらのポートは、Spectrum Expert アプリケーションが NSI プロトコルを使用してアクセス ポイントに接続するために、開かれている必要があります。
show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} コマンドを使用して、switch CLI から NSI キーを表示できます。
ステップ 1 | Spectrum Expert コンソールに接続するアクセス ポイントで、Cisco CleanAir 機能が有効になっていることを確認します。 | ||
ステップ 2 | [Configuration] > [Wireless] > [Access Points] > [All APs] の順に選択して、[All APs] ページを開きます。 | ||
ステップ 3 | 目的のアクセス ポイントの名前をクリックして、[All APs > Details] ページを開きます。 | ||
ステップ 4 | [AP Mode] ドロップダウン リストから [SE-Connect] を選択します。 このモードは、Cisco CleanAir 機能にをサポートできるアクセス ポイントでのみ使用できます。 SE-Connect モードが使用可能なオプションとして表示されるには、アクセス ポイントに有効状態のスペクトラム対応無線が少なくとも 1 つ以上あることが必要です。 | ||
ステップ 5 | [Apply] をクリックして、変更を確定します。 | ||
ステップ 6 | アクセス ポイントをリブートするように求められたら、[OK] をクリックします。 | ||
ステップ 7 | Windows PC で、次の URL から Cisco Software Center にアクセスします。 | ||
ステップ 8 | [Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi] の順にクリックし、Spectrum Expert 4.1.11 の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。 | ||
ステップ 9 | PC で Spectrum Expert アプリケーションを実行します。 | ||
ステップ 10 |
[Connect to Sensor] ダイアログボックスが表示されたら、アクセス ポイントの IP アドレスを入力し、アクセス ポイントの無線を選択し、認証のために 16 バイトのネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expert アプリケーションによって、NSI プロトコルを使用して、アクセス ポイントへの TCP/IP による直接接続が開かれます。 SE-Connect モードのアクセス ポイントがswitchに join すると、アクセス ポイントから Spectrum Capabilities 通知メッセージが送信され、これにswitchは Spectrum Configuration Request で応答します。 要求には、NSI 認証のためにswitchにより生成された 16 バイトのランダム NSI キーが含まれます。 switchはアクセス ポイントごとにキーを 1 つ作成し、アクセス ポイントはこのキーをリブートするまで保存します。
|
||
ステップ 11 | Spectrum Expert アプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor] テキスト ボックスを選択して、Spectrum Expert コンソールがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。 デバイスが 2 台接続されている場合は、このテキスト ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスが表示されます。 | ||
ステップ 12 | Spectrum Expert アプリケーションを使用して、アクセス ポイントからのスペクトラム データを表示および分析します。 |
Spectrum Expert(Windows XP ラップトップ クライアント)とアクセス ポイント間で ping が可能である必要があります。不可能な場合は正しく動作しません。
Spectrum Expert コンソールとアクセス ポイントとの間に接続を確立する前に、IP アドレスのルーティングが正しく設定され、途中にあるすべてのファイアウォールでネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)ポートが開かれていることを確認します。
アクセス ポイントは、2.4 GHz の周波数をポート 37540 で、5 GHz の周波数をポート 37550 でリスニングする TCP サーバである必要があります。 これらのポートは、Spectrum Expert アプリケーションが NSI プロトコルを使用してアクセス ポイントに接続するために、開かれている必要があります。
show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} コマンドを使用して、switch CLI から NSI キーを表示できます。
ステップ 1 |
次のコマンドを入力して、アクセス ポイントに SE-Connect モードを設定します。 ap name ap_name mode se-connect 例: Switch#ap name Cisco_AP3500 mode se-connect |
ステップ 2 | アクセス ポイントをリブートするように求められたら、「 Y」と入力します。 |
ステップ 3 |
次のコマンドを入力して、アクセス ポイントの NSI キーを表示します。 show ap name ap_name config dot11 {24ghz | 5ghz} 例: Switch#show ap name Cisco_AP3500 config dot11 24ghz
<snippet>
CleanAir Management Information
CleanAir Capable : Yes
CleanAir Management Admin State : Enabled
CleanAir Management Operation State : Up
CleanAir NSI Key : 274F1F9B1A5206683FAF57D87BFFBC9B
CleanAir Sensor State : Configured
<snippet>
|
Windows PC で、Cisco Spectrum Expert をダウンロードします。
URL http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html から、Cisco Software Center にアクセスします。
[Product] > [Wireless] > [Cisco Spectrum Intelligence] > [Cisco Spectrum Expert] > [Cisco Spectrum Expert Wi-Fi] の順にクリックし、Spectrum Expert 4.1.11 の実行可能ファイル(*.exe)をダウンロードします。
PC で Spectrum Expert アプリケーションを実行します。
[Connect to Sensor] ダイアログボックスが表示されたら、アクセス ポイントの IP アドレスを入力し、アクセス ポイントの無線を選択し、認証のために 16 バイトのネットワーク スペクトラム インターフェイス(NSI)キーを入力します。 Spectrum Expert アプリケーションによって、NSI プロトコルを使用して、アクセス ポイントへの TCP/IP による直接接続が開かれます。
SE-Connect モードのアクセス ポイントがswitchに join すると、アクセス ポイントから Spectrum Capabilities 通知メッセージが送信され、これにswitchは Spectrum Configuration Request で応答します。 この要求には 16 バイトのランダム NSI キーが含まれます。このキーは NSI 認証で使用するためにswitchで作成されたものです。 switchはアクセス ポイントごとにキーを 1 つ作成し、アクセス ポイントはこのキーをリブートするまで保存します。
(注) |
Spectrum Expert コンソール接続は、アクセス ポイントの無線ごとに最大 3 つまで確立できます。 |
Spectrum Expert アプリケーションの右下隅にある [Slave Remote Sensor] テキスト ボックスを選択して、Spectrum Expert コンソールがアクセス ポイントに接続されていることを確認します。 デバイスが 2 台接続されている場合は、このテキスト ボックスにアクセス ポイントの IP アドレスが表示されます。
Spectrum Expert アプリケーションを使用して、アクセス ポイントからのスペクトラム データを表示および分析します。
コマンド | 説明 |
---|---|
show ap dot11 24ghz cleanair air-quality summary |
2.4 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)のデータを表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair air-quality worst |
2.4 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)の最悪のデータを表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair config |
2.4 GHz 帯域の CleanAir の設定を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type all |
2.4 GHz 帯域のすべての CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type bt-discovery |
2.4 GHz 帯域の BT Discovery タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type bt-link |
2.4 GHz 帯域の BT Link タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type canopy |
2.4 GHz 帯域の Canopy タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type cont-tx |
2.4 GHz 帯域の Continuous transmitter タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type dect-like |
2.4 GHz 帯域の DECT Like タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type fh |
2.4 GHz 帯域の 802.11FH タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type inv |
2.4 GHz 帯域の WiFi Inverted タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type jammer |
2.4 GHz 帯域の Jammer タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type mw-oven |
2.4 GHz 帯域の MW Oven タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type nonstd |
2.4 GHz 帯域の WiFi Inv. Ch タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type persistent |
2.4 GHz 帯域の Persistent タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type superag |
2.4 GHz 帯域の SuperAG タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type tdd-tx |
2.4 GHz 帯域の TDD Transmit タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type video |
2.4 GHz 帯域の Video Camera タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type wimax-fixed |
2.4 GHz 帯域の WiMax Fixed タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type wimax-mobile |
2.4 GHz 帯域の WiMax Mobile タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type xbox |
2.4 GHz 帯域の Xbox タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 24ghz cleanair device type zigbee |
2.4 GHz 帯域の zigbee タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair air-quality summary |
5 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)のデータを表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair air-quality worst |
5 GHz 帯域の CleanAir 電波品質(AQ)の最悪のデータを表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair config |
5 GHz 帯域の CleanAir の設定を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type all |
5 GHz 帯域のすべての CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type canopy |
5 GHz 帯域の Canopy タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type cont-tx |
5 GHz 帯域の Continuous TX タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type dect-like |
5 GHz 帯域の DECT Like タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type inv |
5 GHz 帯域の WiFi Inverted タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type jammer |
5 GHz 帯域の Jammer タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type nonstd |
5 GHz 帯域の WiFi Inv. Ch タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type persistent |
5 GHz 帯域の Persistent タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type superag |
5 GHz 帯域の SuperAG タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type tdd-tx |
5 GHz 帯域の TDD Transmit タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type video |
5 GHz 帯域の Video Camera タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type wimax-fixed |
5 GHz 帯域の WiMax Fixed タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
show ap dot11 5ghz cleanair device type wimax-mobile |
5 GHz 帯域の WiMax Mobile タイプの CleanAir 干渉源を表示します |
また、switchの GUI を使用してアクセス ポイントの CleanAir のステータスを確認することもできます。
の順に選択します。
または [802.11 b/g/n] switchにアソシエートされているアクセス ポイントのリストを示す [Radios] ページが表示されます。 CleanAir の管理および CleanAir のステータスを確認できます。 Cisco CleanAir のステータスは次のいずれかになります。
|
CleanAir 対応のアクセス ポイントで干渉デバイスが検出されると、複数のセンサーによる同じデバイスの検出をマージして、クラスタが作成されます。 各クラスタには一意の ID を割り当てます。 一部のデバイスは、実際に必要になるまで送信時間を制限することによって電力を節約しますが、その結果、スペクトラム センサーでのそのデバイスの検出が一時的に停止します。 その後、このデバイスはダウンとして適正にマークされます。 ダウンしたデバイスは、スペクトラム データベースから適正に削除されます。 ある特定のデバイスに対する干渉源検出がすべてレポートされる場合は、クラスタ ID を長期間にわたって有効とし、デバイス検出が増大しないようにします。 同じデバイスが再度検出された場合は、元のクラスタ ID とマージして、そのデバイスの検出履歴を保持します。
たとえば、Bluetooth 対応のヘッドフォンが電池を使用して動作している場合があります。 このようなデバイスでは、実際に必要とされていない場合には送信機を停止するなど、電力消費を減らすための方法が採用されています。 このようなデバイスは、分類処理の対象として現れたり、消えたりを繰り返すように見えます。 CleanAir では、このようなデバイスを管理するために、クラスタ ID をより長く保持し、検出時には同じ 1 つのレコードに再度マージされるようにします。 この処理によってユーザ レコードの処理が円滑になり、デバイスの履歴が正確に表現されるようになります。
[Monitor]
> [Cisco CleanAir]
> [Worst Air-Quality] を選択して、[Air Quality Report] ページを開きます。
このページには、802.11a/n と 802.11b/g/n の両方の無線帯域の電波品質が表示されます。 このページは、次の情報を表示します。 |
次に、チャネルで動作する 2.4 GHz 帯域の CleanAir とアクセス ポイントをイネーブルにする例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair Switch(config)#exit Switch#ap name TAP1 dot11 24ghz cleanair Switch#end
次に、2.4 GHz 電波品質のしきい値 50 dBm および Xbox デバイス用に CleanAir アラームを設定する例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm air-quality threshold 50 Switch(config)#ap dot11 24ghz cleanair alarm device xbox Switch(config)#end
次に、5 GHz デバイスの干渉レポートを設定する例を示します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 5ghz cleanair alarm device xbox Switch(config)#end
次に、2.4 GHz 帯域の EDRRM の cleanair-event をイネーブルにし、非 Wi-Fi 干渉に対する高い感度を設定します。
Switch#configure terminal Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event Switch(config)#ap dot11 24ghz rrm channel cleanair-event sensitivity high Switch(config)#end
MC が稼働しているかどうかを確認するには、show wireless mobility summary コマンドを使用します。
次に、モビリティ サマリーを表示する例を示します。
Switch#show wireless mobility summary
Mobility Controller Summary:
Mobility Role : Mobility Controller
Mobility Protocol Port : 16666
Mobility Group Name : MG-AK
Mobility Oracle : Disabled
Mobility Oracle IP Address : 0.0.0.0
DTLS Mode : Enabled
Mobility Domain ID for 802.11r : 0x39b2
Mobility Keepalive Interval : 10
Mobility Keepalive Count : 3
Mobility Control Message DSCP Value : 48
Mobility Domain Member Count : 2
Link Status is Control Link Status : Data Link Status
Controllers configured in the Mobility Domain:
IP Public IP Group Name Multicast IP Link Status
-------------------------------------------------------------------------------
9.6.136.10 - MG-AK 0.0.0.0 UP : UP
switchがこれらのアクセス ポイントによって検出されたデバイスのマージを検討するためには、アクセス ポイントが RF ネイバーである必要があります。 アクセス ポイントがネイバー関係を確立するためには時間がかかります。 switchの再起動後、または RF グループの変更などのイベントの後は、クラスタリングがそれほど正確ではなくなります。
いいえ。switchを使用して 2 台のモニタ モード アクセス ポイントをマージすることはできません。 MSE を使用した場合にのみ、モニタ モード アクセス ポイントをマージできます。
ネイバー アクセス ポイントを表示するには、コマンド show ap ap_name auto-rf dot11{24ghz | 5ghz} を使用します。
次に、ネイバー アクセス ポイントを表示する例を示します。
Switch#show ap name AS-5508-5-AP3 auto-rf dot11 24ghz
<snippet>
Nearby APs
AP 0C85.259E.C350 slot 0 : -12 dBm on 1 (10.10.0.5)
AP 0C85.25AB.CCA0 slot 0 : -24 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0C85.25C7.B7A0 slot 0 : -26 dBm on 11 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DE.2C10 slot 0 : -24 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DE.C8E0 slot 0 : -14 dBm on 11 (10.10.0.5)
AP 0C85.25DF.3280 slot 0 : -31 dBm on 6 (10.10.0.5)
AP 0CD9.96BA.5600 slot 0 : -44 dBm on 6 (10.0.0.2)
AP 24B6.5734.C570 slot 0 : -48 dBm on 11 (10.0.0.2)
<snippet>
CleanAir のデバッグ コマンドは次のとおりです。
debug cleanair {all | error | event | internal-event | nmsp | packet}
debug rrm {all | channel | detail | error | group | ha | manager | message | packet | power | prealarm | profile | radar | rf-change | scale | spectrum}
アクセス ポイントが CleanAir 対応であり、CleanAir がアクセス ポイントとswitchの両方でイネーブルにされていることを確認します。
説明 | Link |
---|---|
このリリースのシステム エラー メッセージを調査し解決するために、エラー メッセージ デコーダ ツールを使用します。 |
https://www.cisco.com/cgi-bin/Support/Errordecoder/index.cgi |
説明 | Link |
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