目次
組み込み HTTPS Web インターフェイス(管理用 Web インターフェイス)およびオン スクリーン ディスプレイ(OSD)により、ユーザまたは管理者として Cisco VXC クライアントと対話できます。
ユーザは、セッションの接続または切断、診断の表示、およびユーザ パラメータの設定を行うことができます。 管理者は、設定値およびユーザ権限の表示と変更、PCoIP デバイスへのデータのアップロード、セッション診断情報の表示、および製品情報の表示を行うことができます。
学習曲線全体を低く抑え、使いやすさを高めるには、Web インターフェイスと OSD をできるだけ同じように構成し、タスク指向型で構造化します。
管理 Web インターフェイスおよび OSD の設定オプションを使用すると、デバイスのさまざまな部分を設定できます。 ここでは、設定オプションについてすべて説明します。
![]() (注) |
OSD 設定オプションは、管理用 Web インターフェイスで使用可能なオプションのサブセットです。 設定値を変更するには、管理用パスワードが必要です。 [Diagnostic] メニューおよび [Information] メニューを表示する場合は、パスワードは不要です。 |
[Initial Setup] Web ページには、クライアントを使用する前に設定できる設定パラメータが記載されています。 この Web ページにより、簡潔な手順ですぐに使用できるようになり、新しいユーザが PCoIP ゼロ クライアントとリモート仮想マシン間にセッションを構築する時間が短縮されます。 複雑な環境では、さらに設定が必要です。
![]() (注) |
このページを使用して Cisco VXC クライアントを設定するのはお勧めしません。 セッション パラメータの設定方法については、セッション設定を参照してください。 ネットワーク オプションの設定方法については、ネットワーク設定を参照してください。 オーディオ パラメータの設定方法については、オーディオ パラメータの設定を参照してください。 VMware View Connection Server との接続を設定するには、VMware View 接続の設定を参照してください。 |
ファームウェアをデフォルトに設定すると、最初にログインした際に [Initial Setup] ページが表示されます。 [Apply] をクリックすると、それ以降のセッションでは、ファームウェア パラメータをリセットしない限り [Home] ページが表示されます。
このページで設定を更新したら、[Apply] をクリックします。
パラメータ | コメント |
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Enable HD Audio | クライアントのオーディオ サポートを有効にします |
パラメータ | コメント |
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Enable DHCP | 手動設定ではなく、DHCP を有効にします |
IP Address | デバイスの IP アドレス |
Subnet Mask | デバイスのサブネット マスク |
Gateway | デバイスのゲートウェイ IP アドレス |
Primary DNS Server | デバイスのプライマリ DNS IP アドレス |
Secondary DNS Server | デバイスのセカンダリ DNS IP アドレス |
パラメータ | コメント |
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Identify Host by | ホストの識別方法を指定します |
Host IP Address | ホスト IP アドレスを指定します |
Host MAC Address | ホスト MAC アドレスを指定します セッション開始時に、[Host MAC Address] 値を 00-00-00-00-00-00 に設定して、このフィールドを無視できます。 |
[Network] ページからクライアントのネットワーク設定ができます。 このページでパラメータを更新したら、[Apply] をクリックして変更を保存します。
パラメータ | 説明 | ||
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Enable DHCP | 有効な場合:デバイスは DHCP サーバに接続し、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ IP アドレス、および DNS サーバが割り当てられます。 ファームウェアは、ドメイン名(オプション 15)、ホスト名(オプション 12)、およびクライアント FQDN(オプション 81)を要求します。 無効な場合:これらのパラメータを手動で設定する必要があります。 |
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IP Address | デバイスの IP アドレス。 DHCP が無効な場合は、このフィールドに有効な IP アドレスを設定する必要があります。 DHCP が有効な場合は、このフィールドを編集できません。 |
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Subnet Mask | デバイスのサブネット マスク。 DHCP が無効な場合は、このフィールドに有効なサブネット マスクを設定する必要があります。 DHCP が有効な場合は、このフィールドを編集できません。
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Gateway | デバイスのゲートウェイ IP アドレス。 DHCP が無効な場合、このフィールドは必須です。 DHCP が有効な場合は、このフィールドを編集できません。 |
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Primary DNS Server | デバイスのプライマリ DNS IP アドレス。 このフィールドは任意です。 Connection Manager を使用している場合に DNS サーバ IP アドレスが設定されると、Connection Manager アドレスは、IP アドレスの代わりに FQDN として設定される場合があります。 |
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Secondary DNS Server | デバイスのセカンダリ DNS IP アドレス。 このフィールドは任意です。 Connection Manager を使用している場合に DNS サーバ IP アドレスが設定されると、Connection Manager アドレスは、IP アドレスの代わりに FQDN として設定される場合があります。 |
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Domain Name | 使用するドメイン名です(たとえば、domain.local)。 このフィールドは任意です。 このフィールドは、クライアント ドメインを指定します。 |
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FQDN | クライアントの完全修飾ドメイン名(Fully Qualified Domain Name)。 デフォルトは pcoip-portal-<MAC> です。ここで <MAC> は、クライアント MAC アドレスです。 これを使用すると、ドメイン名が付加されます(たとえば、pcoip-portal-<MAC>.domain.local)。 このページで、このフィールドは読み取り専用です。
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Ethernet Mode | クライアントのイーサネット モードを次のように設定できます。 [10 Mbps Full Duplex] または [100 Mbps Full-Duplex] を選択して [Apply] をクリックすると、次の警告メッセージが表示されます。 「Warning: When Auto-Negotiation is disabled on the PCoIP device, it must also be disabled on the switch. Additionally, the PCoIP device and switch must be configured to use the same speed and duplex parameters. Different parameters may result in a loss of network connectivity. Are you sure you want to continue?」 [OK] をクリックしてパラメータを変更します。
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Maximum MTU Size | 最大伝送単位のパケット サイズを設定します。 PCoIP パケットはフラグメント化できないため、VPN トンネリングなどの状況では、より小さい MTU が必要となる場合があります。 [Maximum MTU Size] は、仮想マシンとクライアント間のエンドツーエンド接続用のネットワーク パス MTU よりも小さい値に設定します。 [Maximum MTU Size] 範囲は、すべてのファームウェア バージョンで 600 ~ 1500 バイトです。
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Enable 802.1X Security | ネットワークで 802.1X セキュリティが使用されている場合、ホストとゼロ クライアントそれぞれについて、このフィールドを有効にします。 有効な場合、[Authentication]、[Identity]、[Client Certificate] の各フィールドを設定します。 | ||
Authentication | このフィールドは、TLS(Transport Layer Security)に設定され、グレー表示されています。 TLS は、現在サポートされている唯一の認証プロトコルです。 | ||
Identity | デバイスをネットワークに識別させる場合に使用する ID 文字列を入力します。 | ||
Client Certificate | 802.1X デバイスに使用するクライアント証明書を選択するには [Choose] をクリックします。 表示される証明書のリストには、[Certificate Upload] ページからアップロードされ、秘密キーを含む証明書が記載されています。 [Network] ページから選択する証明書は、[Certificate Upload] ページの読み取り専用の [Client Certificate] フィールドにリンクされています。
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[IPv6] ページでは、IPv6 ネットワークに接続された PCoIP デバイスの IPv6 を有効にできます。
![]() (注) |
IPv6 は、現在 VMware View ではサポートされていません。 |
![]() (注) |
このページのいずれかの設定を変更する場合、デバイスをリブートして変更を有効にする必要があります。 |
パラメータ | 説明 |
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Enable IPv6 | PCoIP デバイスに IPv6 を有効にするには、このフィールドを有効にします。 |
Link Local Address | このフィールドには自動的に値が入力されます。 |
Gateway | ゲートウェイ アドレスを入力します。 |
Enable DHCPv6 | デバイスにダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル バージョン 6(DHCPv6)を設定するには、このフィールドを有効にします。 |
DHCPv6 Addresses | DHCPv6 が有効で、デバイスがリブートされると、サーバにより、これらのフィールドに自動的にデバイスのアドレスが入力されます。 |
Primary DNS | デバイスのプライマリ DNS IP アドレス。 DHCPv6 が有効な場合、DHCPv6 サーバにより、このフィールドに自動的に値が入力されます。 |
Secondary DNS | デバイスのセカンダリ DNS IP アドレス。 DHCPv6 が有効な場合、DHCPv6 サーバにより、このフィールドに自動的に値が入力されます。 |
Domain Name | ホストまたはクライアントに使用するドメイン名(例:'domain.local')。 DHCPv6 が有効な場合、DHCPv6 サーバにより、このフィールドに自動的に値が入力されます。 |
FQDN | クライアントの完全修飾ドメイン名。 DHCPv6 が有効な場合、DHCPv6 サーバにより、このフィールドに自動的に値が入力されます。 |
Enable SLAAC | デバイスにステートレス アドレス自動設定(SLAAC)を設定するには、このフィールドを有効にします。 |
SLAAC Addresses | SLAAC が有効で、デバイスがリブートされると、これらのフィールドに自動的に値が入力されます。 |
Enable Manual Address | デバイスのマニュアル(スタティック)アドレスを設定するには、このフィールドを有効にします。 |
Manual Address | デバイスの IP アドレスを入力します。 |
[Label] ページでは、クライアントのカスタム情報を追加できます。
パラメータ | 説明 |
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PCoIP Device Name | クライアントに論理名を付けることができます。 デフォルトは pcoip-portal-<MAC> です。ここで <MAC> は、デバイス MAC アドレスです。 |
PCoIP Device Description | デバイスの説明などの情報(エンドポイントの場所など)。 ファームウェアでは、このフィールドが使用されません。 このフィールドは、管理者専用に提供されています。 |
Generic Tag | デバイスの汎用タグ情報です。 ファームウェアでは、このフィールドが使用されません。 このフィールドは、管理者専用に提供されています。 |
この画面は、Cisco VXC クライアントには適用されません。
Cisco VXC には、SNMP マネージャへの管理情報のレポートをサポートする SNMP エージェントが含まれます。 [SNMP] ページでは、Cisco VXC SNMP エージェントを有効または無効にできます。
Cisco VXC は、SNMP コミュニティ ストリングとして「public」を使用します。
![]() (注) |
PCoIP SNMP エージェントの使用方法の詳細は、Teradici サポート サイトの SNMP のユーザ ガイドを参照してください。 |
パラメータ | 説明 |
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Enable SNMP | 有効な場合、クライアントで PCoIP SNMP エージェントが SNMP 要求に応答できるようになります。 SNMP エージェントを無効にすると SNMP 要求に応答できなくなり、PCoIP SNMP MIB にアクセスできなくなります。 |
[Session] ページでは、クライアント デバイスがピア デバイスに接続する方法、またはピア デバイスからの接続を受け入れる方法を設定できます。
[Session] ページから利用できる [Advanced] 設定オプションは、[Session Connection Type] フィールドで選択するオプションにより異なります。
*Cisco VXC ではサポートしていません。
[Session] ページでは、VMware View Connection サーバとともに使用するクライアントを設定できます。 [View Connection Server] を [Session Connection Type] として選択すると、特定の設定オプションが表示されます。
パラメータ | 説明 | ||||
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DNS Name or IP Address | VMware View Connection サーバの DNS 名または IP アドレスを入力します。 | ||||
Desktop Name to Select | セッションの開始時にゼロ クライアントによって使用されるプール/デスクトップ名を入力します。
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Port | デフォルトでは、このフィールドはブランクで、ポート 443 を使用して VMware View Connection サーバと通信します。 非標準ポートを使用してセキュア接続をするようネットワークを設定する場合、ポート番号を入力します。 | ||||
VCS Certificate Check Mode | サーバにセキュアな接続が確認できない場合のクライアント動作を選択します。
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VCS Certificate Check Lockout | OSD から [VCS Certificate Check Mode] 設定を変更できるようにします。 | ||||
Trusted View Connection Servers | クライアントが有効な証明書を受け取った VMware View Connection サーバを表示するには [Show] ボタンをクリックします。 このキャッシュをクリアするには [Clear] ボタンをクリックします。 | ||||
Auto Connect | クライアントが常に起動時に VMware View Connection サーバに接続するかどうか [DNS Name] フィールドまたは [IP Address] フィールドで指定します。 [Auto Connect] が有効な場合、クライアントは、クライアントの電源が入るたびに、または仮想デスクトップによるセッションが終了している場合に自動的に選択された VMware View Connection サーバに接続します。
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Connection Server Cache Mode | このフィールドは、次のように設定します。 | ||||
Enable Self-Help Link | 詳細は、VMware View 接続の設定を参照してください。 | ||||
Auto Launch If Only One Desktop | 有効にして資格情報を入力すると、ユーザは自動的に仮想デスクトップに接続されます。
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Login Username Caching | 有効にすると、ユーザ名テキスト ボックスに、最後に入力したユーザ名が自動的に表示されます。
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Use OSD Logo for View Banner | 有効にすると、VMware View バナーの代わりに PCoIP ゼロ クライアント OSD ロゴがログイン中に表示されます。 管理 Web インターフェイスからカスタム OSD ロゴをアップロードできます。 | ||||
Prefer GSC-IS | 選択すると、スマート カードが CAC(GSC-IS)や PIV エンドポイントなど、複数のインターフェイスをサポートしている場合に、GSC-IS インターフェイスが使用されます。 CAC や PIV エンドポイントのインターフェイスなど、スマート カードが 1 つのインターフェイスのみをサポートしている場合は、[Prefer GSC-IS] 設定に関係なく、CAC または PIV エンドポイント インターフェイスのみが使用されます。 これは、PCoIP セッションの外部で実行されるスマート カード アクセスにのみ影響を及ぼします。 デフォルトでは、[Prefer GSC-IS] が選択されています。 |
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Enable Peer Loss Overlay | 有効にすると、ネットワーク接続が失われたことを検出した場合に、ディスプレイ上に [Network Connection Lost] というオーバーレイが表示されます。 また、VMware View などの仮想デスクトップの場合にも表示されます。 このメッセージは、通常のハイパーバイザ スケジューリング遅延によって誤ってトリガされることがあります。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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Enable Preparing Desktop Overlay | 有効にすると、ログイン時にディスプレイ上に [Preparing Desktop] というオーバーレイが表示されます。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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Session Negotiation Cipher | PCoIP クライアントと仮想マシン間の TLS セッションをネゴシエートする場合に使用するトランスポート層セキュリティ(TLS)暗号を設定します。RSA キーと AES-256 または AES-128 暗号化を使用した TLS 1.0 です。
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Enabled Session Ciphers | クライアントの暗号化モードを有効または無効にします。 デフォルトでは、両方の暗号化モードが有効になっています。
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Disconnect Message Filter | このフィールドにより、セッションが切断されたときにどのようなメッセージを表示するか制御できます。 次の 3 つのカテゴリがあります。 [Information]:セッションに影響を与える、ユーザまたは管理者が開始したアクション
[Warning]:セッションに影響を与える、システムにより開始され、予想されたアクション。 セッションがリモートから切断される(グローバル タイムアウト値になる)と発生します。 [Error]:セッションの失敗の原因となる、予期しないシステムにより開始されたアクション。 次のような [Error] メッセージがあります。
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Disconnect Message Filter(続き) | [Error]:(続き)
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||||
Disconnect Message Filter(続き) | 次のいずれかを選択して表示できます。 |
[Self Help Link] オプションにより、[Connect] ウィンドウに表示されるユーザの self-help リンクを設定できます。 ログオンの詳細を設定すると、self-help リンクをクリックすれば、ユーザは仮想マシンに自動的にログインできるようになります。
パラメータ | 説明 |
---|---|
View Connection Server | self-help 仮想マシンをホストしている View Connection Server の名前を入力します。 |
Port | デフォルトでは、このフィールドはブランクで、ポート 443 を使用して VMware View Connection サーバと通信します。 非標準ポートを使用してセキュア接続をするようネットワークを設定する場合、ポート番号を入力します。 |
Username | self-help リンクの仮想マシンをパスワードで保護するには、このフィールドにユーザ名を入力します。 |
Password | self-help リンクの仮想マシンをパスワードで保護するには、このフィールドにパスワードを入力します。 |
Domain | self-help リンクの仮想マシンで使用されるドメイン名を入力します。 |
Desktop Name to Select | self-help リンクの仮想マシンで使用されるプール/デスクトップ名を入力します。 |
Link Text | [Connect] ウィンドウでハイパーリンクになったテキストとして表示するテキストを入力します。 |
VMware View セッションを開始する場合にユーザがユーザ名やパスワードを入力する必要がないように、クライアントを設定できます(つまり、通常のログイン詳細が、ユーザに代わって自動的に入力されます)。 [Session] ページの [Session Connection Type] フィールドで [View Connection Server + Auto-Logon] オプションを選択します。
この接続タイプを選択すると、パラメータは View Connection Server のパラメータと同じように表示されます。ただし、次の表で強調表示されたパラメータは除きます。
![]() (注) |
このセッションの接続タイプは、管理 Web インターフェイスからのみ使用できます。 OSD からは使用できません。 |
パラメータ | 説明 |
---|---|
Logon Username | クライアントのユーザ名を入力します。 |
Logon Password | パスワードを入力します。 |
Logon Domain Name | ドメイン名を入力します。 |
OSD または管理 Web インターフェイスの [Session] ページで [View Connection Server + Kiosk] オプションを [Session Connection Type] として選択することで、キオスク モードを設定できます。 Kiosk モードには、正しく設定された VMware View 環境が必要です。 詳細は、該当の VMware View のマニュアルを参照してください。
パラメータ | 説明 | ||||
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DNS Name or IP Address | キオスクの View Connection Server の IP アドレスと DNS 名を入力します。 | ||||
Username Type | View Connection Server のデバイスで使用する命名に一致するユーザ名のタイプを選択します。 | ||||
Password | キオスクの仮想マシンをパスワードで保護するために、このフィールドにパスワードを入力します。 このパスワードは、View Connection Server のデバイスに入力したパスワードと一致する必要があります。 | ||||
Port | デフォルトでは、このフィールドはブランクで、ポート 443 を使用して VMware View Connection サーバと通信します。 非標準ポートを使用してセキュア接続をするようネットワークを設定する場合、ポート番号を入力します。 | ||||
VCS Certificate Check Mode | サーバにセキュアな接続が確認できない場合のクライアント動作を選択します。
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VCS Certificate Check Lockout | OSD から [VCS Certificate Check Mode] 設定を変更できるようにします。 | ||||
Trusted View Connection Servers | クライアントが有効な証明書を受け取った VMware View Connection サーバを表示するには [Show] ボタンをクリックします。 このキャッシュをクリアするには [Clear] ボタンをクリックします。 | ||||
Use OSD Logo for View Banner | 有効にすると、PCoIP ゼロ クライアント OSD ロゴがログイン中に表示されます。 管理 Web インターフェイスからカスタム OSD ロゴをアップロードできます。 | ||||
Enable Peer Loss Overlay | 有効にすると、ネットワーク接続が失われたことを検出した場合に、ディスプレイ上に [Network Connection Lost] というオーバーレイが表示されます。 また、VMware View などの仮想デスクトップの場合にも表示されます。 このメッセージは、通常のハイパーバイザ スケジューリング遅延によって誤ってトリガされることがあります。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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Enable Preparing Desktop Overlay | 有効にすると、ログイン時にディスプレイ上に [Preparing Desktop] というオーバーレイが表示されます。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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Session Negotiation Cipher | PCoIP クライアントと仮想マシン間の TLS セッションをネゴシエートする場合に使用するトランスポート層セキュリティ(TLS)暗号を設定します。RSA キーと AES-256 または AES-128 暗号化を使用した TLS 1.0 です。
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Enabled Session Ciphers | クライアントの暗号化モードを有効または無効にします。 デフォルトでは、両方の暗号化モードが有効になっています。
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Disconnect Message Filter | このフィールドにより、セッションが切断されたときにどのようなメッセージを表示するか制御できます。 次の 3 つのカテゴリがあります。 [Information]:セッションに影響を与える、ユーザまたは管理者が開始したアクション
[Warning]:セッションに影響を与える、システムにより開始され、予想されたアクション。 セッションがリモートから切断される(グローバル タイムアウト値になる)と発生します。 [Error]:セッションの失敗の原因となる、予期しないシステムにより開始されたアクション。 次のような [Error] メッセージがあります。
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Disconnect Message Filter(続き) | [Error]:(続き)
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Disconnect Message Filter(続き) | 次のいずれかを選択して表示できます。 |
ゼロ クライアントを Imprivata OneSign システムから認証する場合、[Session] ページで [View Connection Server + Imprivata OneSign] オプションを [Session Connection Type] として設定します。
![]() (注) |
Cisco VXC 2111/2211 は、現在 View Connection Server + Imprivata OneSign 接続をサポートしていません。 |
パラメータ | 説明 | ||||
---|---|---|---|---|---|
Bootstrap URL | OneSign サーバのアドレスを入力します。 | ||||
OneSign Appliance Verification | このフィールドにより、クライアントを任意のアプライアンスに接続するか、確認済みの証明書があるアプライアンスにのみ接続するか設定できます。 | ||||
VCS Certificate Check Mode | サーバにセキュアな接続が確認できない場合のクライアント動作を選択します。
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VCS Certificate Check Lockout | OSD から [VCS Certificate Check Mode] 設定を変更できるようにします。 | ||||
Trusted View Connection Servers | クライアントが有効な証明書を受け取った VMware View Connection サーバを表示するには [Show] ボタンをクリックします。 このキャッシュをクリアするには [Clear] ボタンをクリックします。 | ||||
Login Username Caching | 有効にすると、ユーザ名テキスト ボックスに、最後に入力したユーザ名が自動的に表示されます。
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Use OSD Logo for View Banner | 有効にすると、PCoIP ゼロ クライアント OSD ロゴがログイン中に表示されます。 管理 Web インターフェイスからカスタム OSD ロゴをアップロードできます。 | ||||
Enable Peer Loss Overlay | 有効にすると、ネットワーク接続が失われたことを検出した場合に、ディスプレイ上に [Network Connection Lost] というオーバーレイが表示されます。 また、VMware View などの仮想デスクトップの場合にも表示されます。 このメッセージは、通常のハイパーバイザ スケジューリング遅延によって誤ってトリガされることがあります。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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||||
Enable Preparing Desktop Overlay | 有効にすると、ログイン時にディスプレイ上に [Preparing Desktop] というオーバーレイが表示されます。 このオプションは、デフォルトではディセーブルです。
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||||
Session Negotiation Cipher | PCoIP クライアントと仮想マシン間の TLS セッションをネゴシエートする場合に使用するトランスポート層セキュリティ(TLS)暗号を設定します。RSA キーと AES-256 または AES-128 暗号化を使用した TLS 1.0 です。
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Enabled Session Ciphers | クライアントの暗号化モードを有効または無効にします。 デフォルトでは、両方の暗号化モードが有効になっています。
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Disconnect Message Filter | このフィールドにより、セッションが切断されたときにどのようなメッセージを表示するか制御できます。 次の 3 つのカテゴリがあります。 [Information]:セッションに影響を与える、ユーザまたは管理者が開始したアクション
[Warning]:セッションに影響を与える、システムにより開始され、予想されたアクション。 セッションがリモートから切断される(グローバル タイムアウト値になる)と発生します。 [Error]:セッションの失敗の原因となる、予期しないシステムにより開始されたアクション。 次のような [Error] メッセージがあります。
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Disconnect Message Filter(続き) | [Error]:(続き)
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Disconnect Message Filter(続き) | 次のいずれかを選択して表示できます。 |
[Bandwidth] ページでは、PCoIP セッション中にデバイスによって使用される帯域幅を制御します。 これは、Cisco VXC クライアントとリモート仮想マシン間のセッションに適用されます。
このページのパラメータは、[Apply] をクリック後に適用されます。
VMware View 仮想デスクトップで使用する帯域幅を設定するには、PCoIP GPO セッション変数を調整します。
詳細は、Teradici サポート サイトの『WAN network guidelines for VMware View』を参照してください。
[Language] ページでは、管理者がユーザ インターフェイス言語を変更できます。
![]() (注) |
この設定は、ローカル OSD GUI に影響します。 |
パラメータ | 説明 |
---|---|
Language | OSD の言語を設定します。 この設定は、OSD の言語のみを決定します。 実際のユーザ セッションの言語設定には影響しません。 サポート対象言語の詳細は、言語およびキーボード レイアウトのサポートを参照してください。 |
Keyboard Layout | キーボードのレイアウトを変更します。 ユーザがセッションを開始すると、この設定が仮想マシンにプッシュされます。 Windows GPO がキーボード レイアウト設定を許可するように設定されている場合は、その設定がユーザ セッション中に使用されます。 Windows GPO が設定を許可するように設定されていない場合は、廃棄されます。 サポート対象キーボード レイアウトの詳細は、言語およびキーボード レイアウトのサポートを参照してください。 |
[OSD] ページでは、On Screen Display パラメータのスクリーンセーバーのタイムアウトを設定できます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
Screen-saver Timeout | クライアントが接続されているディスプレイを低消費電力モードに移行するまでの、スクリーンセーバー タイムアウトを設定します。 タイムアウト モードは、最大 9999 秒までの秒数で設定できます。 0 秒に設定すると、スクリーンセーバーが無効になります。 |
[Image] ページでは、PCoIP セッションの画質を変更できます。 これは、Cisco VXC クライアントと仮想マシン間のセッションに適用されます。
VMware View 仮想デスクトップで画質を設定するには、PCoIP セッション変数を調整します。
詳細は、Teradici サポート サイトの『WAN network guidelines for VMware View』を参照してください。
![]() (注) |
[Use Client Image Settings] フィールドが選択されていない場合、以下のようにこのページのテキストボックスがスライダに置き換わります。 |
![]() (注) |
このページは メニューから OSD で使用できます。 |
パラメータ | 説明 | ||
---|---|---|---|
Minimum Image Quality | ネットワーク帯域幅が制限されている場合に、画質とフレーム レート間のバランスを調整できます。 低画質で高フレーム レートに設定する必要がある場合や、高画質で低フレーム レートに設定する必要がある場合もあります。 ネットワーク帯域幅に制約がある環境では、スライダを [Reduced] に向かって移動することで、高フレーム レートを実現できます。 スライダを [Perception-Free] に向かって移動すると、画質をより高くすることができます。 ネットワーク帯域幅が制約されていない場合、PCoIP システムは、[Minimum Image Quality] パラメータに関係なく [Perception-Free] の画質を維持します。
[Minimum Image Quality] の設定の例については、帯域幅およびイメージの設定例を参照してください。 |
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Maximum Initial Image Quality | 画面のコンテンツが変化したことにより、ネットワーク帯域幅のピークを削減するには、スライダを使用します。 このパラメータは、画面変更の最初の表示フレームに対する初期画質を制限します。 変化のない画像領域は、このパラメータに関係なく、損失のない状態で構築されます。
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Image Quality Preference | ネットワーク帯域幅が制限されている場合、PCoIP セッション中にイメージを好みの鮮明なイメージと滑らかな動きに設定する場合は、スライダを使用します。
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Maximum Frame Rate | 最大フレーム レートにより、単一のネットワーク リンクで複数の PCoIP セッションを管理できます。 この設定により、ユーザが到達できる制限が決まります。 フレーム制限なしに設定するには、このフィールドを 0 に設定します。 値を設定すると、単一のユーザがその値に制限されます。 これは、すべてのユーザのユーザ エクスペリエンスを制御するのに便利です。
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Disable Build to Lossless | build to lossless を保持する場合、このフィールドをオフにしておきます。 この場合、イメージは引き続きロスレス状態で構築されます。 これは、推奨されるデフォルト設定です。 [Warning]:Disable build-to-lossless 機能をアクティブ化すると、ゼロ クライアントでユーザに表示されたイメージが劣化します。 ゼロ クライアントの管理者により、重要な機能を実行する際にユーザが最適な画質を必要としていないと判断されない限り、Disable Build to Lossless 機能をアクティブ化しないでください。 この判断は、ゼロ クライアントの管理者が単独で行います。 build to lossless を無効にする選択をした場合、PCoIP はただちにクライアント イメージを高画質ですが、知覚的にロスレス イメージに構築します。 build to lossless を有効にすると、イメージが一定のままの場合、PCoIP はイメージが完全にロスレス状態になるまでバックグラウンドでイメージ品質に磨きをかけ続けます。 イメージが「知覚的にロスレス(perceptually lossless)」段階になったときにビルド プロセスを停止すると、帯域幅を著しく節約できます。 このフィールドの設定に関するご質問は、Teradici テクニカル サポートにお問い合わせください。
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[Time] Web ページでは、ネットワーク タイム プロトコル(NTP)を設定し、NTP 時刻に基づいてクライアントのイベント ログ(イベント ログ メッセージの表示を参照)にタイムスタンプを設定できます。
![]() (注) |
システムのトラブルシューティングを簡素化するため、ユーザ イベントと関連する診断イベント ログ エントリの関連付けを許可するように NTP パラメータを設定します。 |
![]() (注) |
ゼロ クライアントが DHCP に設定されており、DHCP サーバが NTP サーバ アドレスを提供している場合、このアドレスは手動で設定したすべての NTP サーバを無効にします。 また、サーバが無効な場合は、NTP を有効にします。 注:ゼロ クライアントは、NTP サーバからタイム ゾーンまたは夏時間(DST)情報を取得しません。 |
パラメータ | 説明 |
---|---|
Current Time | NTP に基づいて時刻を表示します。 |
Enable NTP | NTP 機能を有効または無効にします。 |
Identify NTP Host By | NTP ホスト(NTP サーバ)を IP アドレスと FQDN のどちらで識別するか選択します。 NTP が無効な場合、このフィールドは必須ではなく、また編集できません。 無効な IP アドレスまたは DNS 名を入力した場合は、修正するように求めるメッセージが表示されます。 パラメータは、選択した方法によって異なります。 |
NTP Host Port | NTP ポート番号を設定します。 |
NTP Query Interval | クエリー インターバルを設定します。 最初のフィールドはインターバル期間用であり、2 番目のフィールドは分、時、日、および週の時間単位用です。 |
タイムゾーン | ローカル タイム ゾーンを選択します。 |
Enable Daylight Savings Time | 夏時間の自動調整を有効または無効にします。 |
[Password] ページでは、デバイスのローカル管理用パスワードを更新できます。 パスワードは、最大 20 文字で指定します。 PCoIP デバイスによっては、パスワード保護がデフォルトで無効になっているものがあります。 これらのデバイスでは、[Password] ページを使用できません。
パスワード保護を無効にするようにデバイスを設定した場合は、OSD の [Password] ページを使用できません。
![]() (注) |
このパラメータは、Web インターフェイスとローカル OSD GUI に影響します。 パスワードを紛失するとクライアントを使用できなくなることがあるため、クライアント パスワードの更新には注意が必要です。 |
![]() (注) |
OSD では、このページは [Options] > [Password] メニューから使用できます。 |
パラメータ | 説明 | ||
---|---|---|---|
Old Password | パスワードを更新する前に、このフィールドが現在の管理用パスワードに一致している必要があります。 |
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New Password | Web インターフェイスとローカル OSD GUI の両方の新しい管理用パスワード。 |
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Confirm New Password | このフィールドと [New Password] フィールドが一致していないと、変更が有効になりません。 |
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Reset | クライアント パスワードを紛失した場合、[Reset] ボタンをクリックして、クライアント ベンダーに応答コードを要求できます。 チャレンジ コードをベンダーに送信できます。 ベンダーは要求を判別し、認可された場合は応答コードを返します。 応答コードが正しく入力されると、クライアント パスワードが空の文字列にリセットされます。 新しいパスワードを入力する必要があります。
|
[Reset Parameters] ページでは、設定および権限をフラッシュに保存されている出荷時デフォルト値にリセットできます。
![]() (注) |
パラメータを出荷時デフォルト値にリセットしても、ファームウェアが元に戻ったり、カスタム OSD ロゴがクリアされたりすることはありません。 |
パラメータ | 説明 |
---|---|
[Reset] のパラメータ | このボタンをクリックすると、確認のプロンプトが表示されます。 これは、誤ったリセットを防止するためです。 |
Enable Keyboard Shortcut | 有効な場合、ユーザはキーの組み合わせを押して、自動的にデバイスのパラメータおよび権限をリセットできます。 |
Hide Keyboard Shortcut Sequence in OSD | [Enable Keyboard Shortcut] フィールドが有効な場合、このフィールドは次のようになります。 [Disabled]:キーボード シーケンスがゼロ クライアントの [Reset Parameters] ページに表示されます。 [Enable this field]:キーボード シーケンスがゼロ クライアントの [Reset Parameters] ページに表示されません。 ユーザは、キーボード シーケンスからパラメータをリセットできます。 |
[Display] ページでは、Extended Display Identification Data(EDID)上書きモードを有効にできます。
![]() (注) |
この機能は、OSD からのみ使用できます。 |
通常の動作状況では、仮想マシンが、モニタの機能を判断するために、ゼロ クライアントに接続されたモニタに問い合わせを行います。 これらは、EDID 情報にレポートされます。 状況によっては、何らかの KVM デバイスを介して接続している場合など、クライアントが EDID 情報を読み取れない方法でモニタがクライアントに接続される場合があります。 このページのオプションにより、デフォルト EDID 情報を仮想マシンにアドバタイズするようクライアントを設定します。
![]() 注意 |
ディスプレイ上書きを有効にすると、接続されたモニタに準拠しないデフォルトのモニタ ディスプレイ情報が強制的に適用され、モニタが空白になる可能性があります。 ディスプレイ上書きは、有効な EDID 情報が存在しない場合で、モニタのディスプレイ特性を理解している場合のみ有効にします。 ![]() |
パラメータ | 説明 |
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Enable display override | このオプションはレガシー システム向けです。 モニタが検出できない、またはクライアントに接続されていない倍に、デフォルト EDID 情報を仮想マシンに送信するようクライアントを設定します。 Windows 7 以前の Windows バージョンでは、仮想マシンに EDID 情報がなくなると、モニタが接続されておらず、再確認されないと見なされます。 このオプションにより、クライアントがセッション接続中は、仮想マシンには常に EDID 情報が存在します。 このオプションが有効な場合、次のデフォルト解像度がアドバタイズされます。
このオプションが有効な場合、クライアントに接続されたすべてのディスプレイは、本来の解像度である 1024x768 に設定されます。 |
Enable native resolution override | ディスプレイが接続されているものの、システムで検出できず、ディスプレイに好みの解像度を指定する場合にこのオプションを有効にします。 上記と同じデフォルトの解像度リストがアドバタイズされます。ただし、本来のデフォルト解像度である 1024x768 ではなく、ここでディスプレイに設定した本来の解像度が送信されます。 このオプションが有効な場合、クライアントに接続されたすべてのディスプレイは、その指定された本来の解像度に設定されます。 |
ファームウェア リリース 9.3(1) 以降で動作する Cisco IP Phone 8961、9951、または 9971 は、Cisco VXC 2111 の VPN 機能を内蔵した Cisco VXC VPN 機能を提供しています。 この機能を使用して、Cisco VXC 2111 クライアントが Cisco Unified IP Phone 8961、9951、または 9971 に接続されている場合に、それらの VPN トンネリングを有効にできます。 この機能は、Cisco VXC 2211 シリーズではサポートされません。
Cisco VXC クライアントでは、VPN をサポートするための設定は必要ありません。 すべての VPN 設定は電話に対してのみ行われます。
Cisco VXC VPN 機能をサポートするには、Cisco VXC 2111 クライアントが最低でも PCoIP ファームウェア リリース 4.0 以降を実行している必要があります。
詳細は、『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 Release Notes for Firmware Release 9.3(1)』を参照してください。