ソフトウェア パッチ インストールのガイドライン
ISE ノードにパッチをインストールすると、インストールの完了後にノードが再起動されます。再びログインできる状態になるまで、数分かかることがあります。メンテナンス ウィンドウ中にパッチをインストールするようにスケジュール設定し、一時的な機能停止を回避することができます。
インストールするパッチが、ネットワーク内に展開されている Cisco ISE のバージョンに適用されるものであることを確認してください。Cisco ISE はパッチ ファイルのバージョンの不一致とあらゆるエラーをレポートします。
Cisco ISE に現在インストールされているパッチよりも低いバージョンのパッチをインストールできません。同様に、あるバージョンのパッチの変更をロールバックしようとしたときに、それよりも高いバージョンのパッチがその時点で Cisco ISE にインストール済みの場合は、ロールバックはできません。たとえば、パッチ 3 が Cisco ISE サーバにインストール済みの場合に、パッチ 1 または 2 をインストールしたり、パッチ 1 または 2 にロールバックすることはできません。
分散展開の一部であるプライマリ PAN からパッチのインストールを実行するときは、Cisco ISE によってそのパッチが展開内のプライマリ ノードとすべてのセカンダリ ノードにインストールされます。パッチのインストールがプライマリ PAN で成功すると、Cisco ISE はセカンダリ ノードでパッチのインストールを続行します。プライマリ PAN で失敗した場合は、インストールはセカンダリ ノードに進みません。ただし、何らかの理由でセカンダリ ノードのいずれかでインストールに失敗した場合は、処理が続行され、展開内の次のセカンダリ ノードでインストールが実行されます。
2 ノード展開の一部であるプライマリ PAN からパッチのインストールを実行するときは、Cisco によってそのパッチが展開内のプライマリ ノードとセカンダリ ノードにインストールされます。パッチのインストールがプライマリ PAN で成功すると、Cisco はセカンダリ ノードでパッチのインストールを続行します。プライマリ PAN で失敗した場合は、インストールはセカンダリ ノードに進みません。