Firepower Management Center Virtual のプラットフォームとサポート
Firepower バージョン 6.5.0 の新機能
Firepower Management Center Virtual では、バージョン 6.5 の初期セットアップが改善され、次の変更と機能拡張が行われました。
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管理の DHCP:管理インターフェイス(eth0)では、DHCP がデフォルトモードで有効になっています。
FMCv 管理インターフェイスは、DHCP によって割り当てられた IP4 アドレスを受け入れるように事前設定されています。DHCP が FMCv に割り当てるように設定されている IP アドレスを確認するには、システム管理者に問い合わせてください。DHCP が使用できないシナリオでは、FMC 管理インターフェイスは IPv4 アドレス 192.168.45.45 を使用します。
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Web インターフェイスの URL:FMCv Web インターフェイスのデフォルトの URL が https://<FMC-IP>:<port>/ui/login に変更されました。
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パスワードのリセット:システムのセキュリティやプライバシーを確保するために、FMC に初めてログインするときは、admin のパスワードを変更する必要があります。[バスワードの変更(Change Password)] ウィザード画面が表示されると、2 つのオプションが示されます。[新しいパスワード(New Password)] と [パスワードの確認(Confirm password)] テキストボックスに新しいパスワードを入力します。パスワードは、ダイアログに示された条件を満たす必要があります。
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ネットワーク設定:FMCv には、初期設定を実行するためのインストールウィザードが含まれるようになりました。
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完全修飾ドメイン名:デフォルト値が表示されている場合は、デフォルト値を受け入れるか、完全修飾ドメイン名(構文 <hostname>.<domain>)またはホスト名を入力します。
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IPV4接続のブートプロトコル:IP アドレスの割り当て方法として DHCP またはスタティック/手動のいずれかを選択します。
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DNSグループ:FMCv のデフォルトのドメイン ネーム サーバ グループは Cisco Umbrella DNS です。
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NTPグループサーバ:デフォルトのネットワーク タイム プロトコル グループは、Sourcefire NTP プールに設定されます。
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RAM要件:FMCv の RAM の推奨サイズは 32 GB です。
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VMware用FMCv-300:新しい拡張された FMCv イメージは、最大 300 台のデバイスを管理できてディスク容量が大きい VMware プラットフォームで使用できます。
サポートされるプラットフォーム
Cisco Firepower Management Center Virtual は、次のプラットフォームに導入できます。
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VMware vSphere Hypervisor(ESXi):Firepower Management Center Virtual を VMware ESXi 上のゲスト仮想マシンとして導入できます。
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カーネル仮想化モジュール(KVM):Firepower Management Center Virtual を、KVM ハイパーバイザを実行している Linux サーバに導入できます。
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Amazon Web Services(AWS):Firepower Management Center Virtual を AWS クラウドの EC2 インスタンスに導入できます。
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Microsoft Azure:Firepower Management Center Virtual を Azure クラウドに導入できます。
ハイパーバイザとバージョンのサポート
ハイパーバイザとバージョンのサポートについては、『Cisco Firepower Compatibility』を参照してください。