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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。 あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
SCE プラットフォームは、サブスクライバに対応します。つまり、トラフィックと使用状況を特定のお客様に関連付けることができます。このように IP フローと特定のサブスクライバ間をマッピングすることにより、システムで次のことが可能になります。
• プラットフォーム経由でトラフィックを伝送している各サブスクライバの状態を維持する
• サブスクライバ トラフィックで適切なポリシーを実施する(各サブスクライバがそれぞれ別のポリシーを持つことができます)
• 「サブスクライバ情報をインポートおよびエクスポートする方法」
• 「Service Control ソリューションのサブスクライバ モード」
• 「アノニマス グループおよびサブスクライバ テンプレート」
Service Control ソリューションでは、サブスクライバは、SCE プラットフォームのサブスクライバ側で管理され、アカウンティングおよびポリシーが個別に適用されるエンティティです。
次の表に、Service Control ソリューションにおけるサブスクライバの例を一覧表示します。
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SCMP ピア デバイスの IP アドレスまたは範囲マネージャ ID および GUID を含むサブスクライバ ID各サブスクライバには、サブスクライバを作成した管理エンティティに基づいて、マネージャ ID が割り当てられます。有効なマネージャは、SM、CLI、および SCMP ピア デバイスです。 |
Service Controlソリューションは、サブスクライバを処理するいくつかのモードをサポートしています。
すべての Service Control ソリューションがすべてのモードをサポートしているとは限らないので注意してください。
最も基本的なモードは、 サブスクライバレス モードです。このモードでは、システムでのサブスクライバの概念がなく、SCE プラットフォームが配置されているリンク全体が 1 つのサブスクライバとして扱われます。グローバル アプリケーション レベルの解析(p2p の総量、ブラウジングなど)のほか、グローバル制御(p2p の総量を指定した比率に制限することなど)を実行できます。設定側からすると、これはターンキー システムであり、サブスクライバ側の意向でシステムを統合したり、設定したりする必要はありません。
アノニマス サブスクライバ モードでは、SCE プラットフォームが各サブスクライバの anonymous/on-the-fly レコードを作成するときに、着信ネットワーク ID(IP アドレス VLAN または MPLS/VPN ID)で分析が実行されます。これは、個々の ネットワーク ID レベルでのトラフィック分析(たとえば、特定の「サブスクライバ」 IP が現在どのような状況にあるかを特定およびモニタする場合)のほか、このレベルでの制御(たとえば、各サブスクライバの帯域幅を指定値に制限したり、ブロックしたり、リダイレクトしたりする場合)を許可します。アノニマス サブスクライバによって、OSS 統合を使用せずに、アプリケーションとプロトコルの使用状況を迅速に表示することが可能になります。また、事前定義されたテンプレートを使用した一定の制御方式によるアプリケーションを許可します。
サブスクライバ アウェア モードは、2 種類存在します。これらのモードでは、SCE プラットフォームにサブスクライバ ID と現在使用されているネットワーク ID がプロビジョニングされます。そうすると、SCE プラットフォームが使用状況を特定のサブスクライバにバインドし、サブスクライバ単位のポリシーをトラフィックで実施します。名前付きレポート(OSS ID 付きのトップ サブスクライバなど)、クォータ トラッキング(ネットワーク ID が変わったときでも行われる長時間のサブスクライバ クォータのトラッキング)、およびサブスクライバへのパッケージのダイナミック バインディングがサポートされています。2 つのサブスクライバ アウェア モードは、次のとおりです。
• スタティック サブスクライバ アウェア :ネットワーク ID はスタティックです。スタティック サブスクライバは直接 SCE プラットフォームに定義できます。SCE プラットフォームの CLI を使用し、サブスクライバのリスト、ネットワーク ID、およびポリシー情報を定義して実行します(対話形式の設定のほか、インポート/エクスポート処理を使用します)。
• ダイナミック サブスクライバ アウェア :ネットワーク ID は各サブスクライバがサービス プロバイダーのネットワークにログインするたびに動的に変わります。この場合、ネットワーク ID とサブスクライバ ID 間のマッピングを動的に取得するために、外部プロビジョニング システムと統合し(直接または SM により)、それを SCE プラットフォームに配布することによってサブスクライバのアウェアを実現します。
MPLS/VPN サブスクライバは、ダイナミック サブスクライバ アウェア モードでのみサポートされます。システムは、PE の内部 MPLS ラベルおよび MAC アドレスを適切な VPN サブスクライバに動的にマッピングする必要があります。
SCE プラットフォームによって、サブスクライバを自動的にエージングさせることができます。「エージング」は、サブスクライバに適用されるトラフィック セッションが一定期間内検出されなかった場合に、そのサブスクライバを自動的に削除します。最も一般的なエージングの使用方法は、アノニマス サブスクライバです。これは、ネットワークからログアウトしたアノニマス サブスクライバが SCE プラットフォームから削除され、リソースを占領していないことを確認する最も簡単な方法だからです。エージング タイムは、導入済みサブスクライバとアノニマス サブスクライバに対して個別に設定できます。
ホットスタンバイでは、カスケードが完全冗長性で設定され、外部プロビジョニング サーバは、アクティブ SCE プラットフォームだけを更新します。ただし、スタンバイ SCE プラットフォームは、常に最新のサブスクライバ関連情報(ログイン、ログアウト)で更新されている必要があります。これは、フェールオーバーが発生した場合、情報の損失を最小限に抑えるために必要です。一般的には、スタンバイ SCE プラットフォームのサブスクライバ情報を変更できるエンティティは、アクティブ SCE プラットフォームだけです。スタンバイ SCE プラットフォームは、サブスクライバ操作を受け入れず(STANDBY_VIOLATION エラーになります)、非同期サブスクライバ通知(プル応答またはログアウト通知など)も生成しません。
• スタンバイ SCE プラットフォームは、デフォルト サブスクライバのサブスクライバ情報を変更できる
• スタンバイ SCE プラットフォームは、サブスクライバ エージングを実行できる
したがって、ペアで動作するとき、アクティブ SCE プラットフォームは、常にスタンバイ SCE プラットフォームを外部データ情報で更新しています。さらに、スタンバイ SCE プラットフォームは、常にアクティブ SCE プラットフォームから外部データ情報を要求します。同期は双方向で行われ、両方の SCE プラットフォームのサブスクライバ データベースが同じになるようにします。
外部データは、認識されたサブスクライバ(スタティックおよびダイナミックの両方)のみに関連性があります。アノニマス サブスクライバまたはデフォルト サブスクライバには意味を持ちません。フェールオーバーの場合、スタンバイ SCE プラットフォームにより、2 分の外部データ情報が失われます。
• マッピング(すべてのサポート対象タイプ -- IP、VLAN、MPLS/VPN)
アクティブ SCE プラットフォームだけが SM と通信します。SM は、各 SCE プラットフォームのアクティブ/スタンバイ状態を認識し、またフェールオーバーも認識します。
• プッシュ モードでは、SM がイベントをアクティブ SCE プラットフォームにプッシュし、スタンバイ SCE プラットフォームが更新されます。
• プル モードでは、アクティブ SCE プラットフォームだけが SM からサブスクライバをプルします。
• スタンバイ SCE プラットフォームは、アクティブ SCE プラットフォームから受け取った更新に基づいてアノニマス サブスクライバを作成できますが、プル応答を生成することはありません。
• SCE-SM 接続に障害が発生した場合、SM はアクティブ SCE プラットフォームの SCE 回復のみを処理します。アクティブ SCE プラットフォームは、情報をスタンバイ SCE プラットフォームに伝播します。
アノニマス グループは指定された IP 範囲(通常は割り当てられたサブスクライバ テンプレート)です。アノニマス グループが設定されている場合に、指定された IP 範囲内の IP アドレスを持つトラフィックが検出されると、SCE プラットフォームはこのグループのアノニマス サブスクライバを生成します。このグループにサブスクライバ テンプレートが割り当てられている場合、生成されたアノニマス サブスクライバには、このテンプレートの定義に従ってプロパティが設定されます。サブスクライバ テンプレートが割り当てられていない場合は、デフォルト テンプレートが使用されます。
SCE プラットフォームは、最大 1000 のアノニマス グループをサポートできます。サブスクライバ テンプレートは、0 ~ 199 の番号で識別されます。
サブスクライバ テンプレート 1 ~ 199 は、csv 形式のサブスクライバ テンプレート ファイルで定義されます。ただし、テンプレート #0 は変更できません。このテンプレートには、常にデフォルト値が含まれます。
(注) MPLS/VPN サブスクライバを、サブスクライバ ファイルによって定義、インポート、またはエクスポートすることはできません。
個々のサブスクライバ、アニノマス グループ、およびサブスクライバ テンプレートは、すべて csv ファイルに定義されます。csv ファイルは、カンマで値が区切られた形式のテキスト ファイルです。Microsoft Excel™ を使用して、このようなファイルを表示したり、作成したりできます。適切な CLI コマンドの使用によって、サブスクライバ データがシステムにインポートされます。SCEプラットフォームは、csv 形式のファイルに現在設定されているサブスクライバ、サブスクライバ テンプレート、およびアノニマス グループをエクスポートすることもできます。
サブスクライバの csv ファイルとサブスクライバ テンプレートの csv ファイルは、アプリケーションによって異なります。ファイル形式の定義については、該当するアプリケーションのマニュアルを参照してください。
csv ファイルの各行には、コメント(「#」の文字で始まる)またはカンマで区切られたフィールド リストが含まれている必要があります。
サブスクライバの csv ファイルはアプリケーションによって異なりますが、デフォルトの形式は SCE によって定義されます。この形式は、アプリケーションがこの形式を無効にしていない場合に使用されます。各サブスクライバまたはサブスクライバ テンプレートで追加のデータが必要な場合に、アプリケーションが形式を無効にすることがあります。アプリケーションが別の形式を定義しているかどうかを確認するには、該当する Service Control アプリケーションのマニュアルを参照してください。
サブスクライバ テンプレートの csv ファイルは、アプリケーションによって異なります。ファイル形式については、該当する Service Control アプリケーションのマニュアルを参照してください。
アノニマス グループの csv ファイルは、アプリケーションに特有のものではありません。この形式については、以下のセクションで説明します。
• Mappings -- 1 つまたは複数のマッピングを含みます。このサブスクライバにマッピングされているトンネル ID または IP アドレスを指定します。複数のマッピングは、セミコロンで区切られます。トンネル ID と IP アドレスおよび範囲を同一のサブスクライバに指定できません。次のマッピング形式がサポートされています。
–Tunnel ID -- 0~ 1023 の範囲の番号(例: 4) 4
–Tunnel ID range -- トンネル ID の範囲例: 4-8
–IP address -- ドット付き 10 進表記例: 10.3.4.5
–IP address range -- 有効ビット数があとに続くドット付き10進表記。マスクによって決定した無効ビットは、ゼロに設定されている必要があります。例:10.3.0.0/16. 悪い範囲の例:10.1.1.1/24(10.1.1.0/24 が必要)
• packageId -- サブスクライバが割り当てられるパッケージの ID
以下は、デフォルト形式によるサブスクライバの csv ファイルです。
name, IP-range, template-index, manager-name(optional)
• IP-range -- 有効ビット数があとに続くドット付き10進表記。例: 10.3.0.0/16
• template-index -- このアノニマス グループに属するサブスクライバによって使用されるサブスクライバ テンプレートのインデックスです。
• manager-name (オプション) -- SM または SCMP ピア名のいずれかです。SM(存在する場合)からサブスクライバをプルする場合は [SM] を使用します。指定されない場合は、[SM] と想定されます。
• 「オプション」
csv ファイルからサブスクライバ データをインポートしたり、csv ファイルにサブスクライバ データをエクスポートしたりするには、次のコマンドを使用します。
• subscriber anonymous-group import csv-file
• subscriber anonymous-group export csv-file
• subscriber template import csv-file
• subscriber template export csv-file
これらのサブスクライバ管理コマンドは、ラインカード インターフェイス コマンドです。ラインカード インターフェイス コマンド モードになっていることを確認します。
(注) MPLS/VPN サブスクライバを、サブスクライバ ファイルによって定義、インポート、またはエクスポートすることはできません。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber import csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ情報が指定したファイルからインポートされます。
インポートされたサブスクライバ情報が既存のサブスクライバ情報に追加されます。既存のデータは上書きされません。
インポートされたファイル内の情報が無効の場合、実際に適用される前の確認プロセスでコマンドが失敗します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber export csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ情報が指定したファイルにエクスポートされます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber template import csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ テンプレートが指定したファイルからインポートされます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber template export csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ テンプレートが指定したファイルにエクスポートされます。
• 「すべてのアノニマス サブスクライバ グループを削除する方法」
• 「トンネル マッピングを使用しているサブスクライバを削除する方法」
システムからすべてのサブスクライバ、アノニマス グループ、またはサブスクライバ テンプレートを削除するには、次のコマンドを使用します。
• no subscriber anonymous-group all
• default subscriber template all
システムから特定のサブスクライバまたはアノニマス グループを削除するには、次のコマンドを使用します。
• no subscriber anonymous-group name
これらのサブスクライバ管理コマンドはラインカード インターフェイス コマンドです(特権 EXEC コマンドである clear subscriber anonymous コマンドを除く)。ラインカード インターフェイス コマンド モードを開始しており、コマンドラインに SCE (config if)# プロンプトが表示されていることを確認してください。
• 「オプション」
• subscriber-name -- 削除するサブスクライバの名前
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber name
subscriber-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber all
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• group-name -- 削除するアノニマス サブスクライバ グループの名前
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber anonymous-group name
group-name を入力して、Enter キーを押します。
指定したアノニマス サブスクライバ グループが削除されます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber anonymous-group all
を入力して、Enter キーを押します。
すべてのアノニマス サブスクライバ グループが削除されます。
ステップ 1 SCE# プロンプトに、
clear interface linecard 0 subscriber anonymous all
を入力して、Enter キーを押します。
(注) clear subscriber anonymous コマンドは、特権 EXEC コマンドです。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
default subscriber template all
を入力して、Enter キーを押します。
すべてのアノニマス サブスクライバが、デフォルトのサブスクライバ テンプレートに割り当てられます。
トンネリング モードを変更するには、トンネル マッピングを使用しているすべてのサブスクライバをクリアする必要があります。MPLS/VPN または VLAN マッピングされているサブスクライバがあり、SM が何らかの理由で(SM と SCM プラットフォーム間で通信が行われていない場合など)これらを削除できない場合に、このコマンドを使用します。
このコマンドを使用すると、SM がダウンした場合にリロードせずに MPLS/VPN モードから切り替えることができます。
(注) このコマンドは、SCE プラットフォームが SM と接続していない場合にのみ使用してください。
ステップ 1 SEC(config if)# プロンプトに、
no subscriber all with-tunnel-mappings
を入力して、Enter キーを押します。
トンネル マッピングを使用しているすべてのサブスクライバがクリアされます。
• 「指定した SCMP ピア デバイスからサブスクライバを削除する方法」
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber sm all
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• peer-device-name -- サブスクライバをクリアする SCMP ピア デバイスの名前
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトで、
no subscriber scmp name
peer-device-name all
を入力し、Enter キーを押します。
指定した SCMP ピア デバイスからすべてのサブスクライバがクリアされます。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber anonymous-group import csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
指定した csv ファイルからアノニマス サブスクライバがインポートされ、アノニマス グループが作成されます。
インポートされたアノニマス サブスクライバ情報が既存のアノニマス サブスクライバ情報に追加されます。既存のデータは上書きされません。
SCE プラットフォームは、最大 1000 のアノニマス グループをサポートできます。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber anonymous-group export csv-file
filename を入力して、Enter キーを押します。
既存のすべてのアノニマス グループが指定した csv ファイルにエクスポートされます。
CLI は、サブスクライバをモニタできるいくつかのコマンドを提供しています。これらのコマンドを使用して、次の内容に関する情報を表示できます。
SCE プラットフォームの CLI または Subscriber Manager を介して、SCE プラットフォームにサブスクライバを導入できます。サブスクライバがシステムにどのように導入されているかに関係なく、モニタ コマンドを使用して、すべてのサブスクライバとサブスクライバ情報をモニタできます。
これらのコマンドは、すべてビューア モードです。正しいモードを開始しており、コマンドラインに SCE> プロンプトが表示されていることを確認してください。また、これらのコマンドに「linecard 0」を指定する必要があります。
• 「サブスクライバ データベース カウンタを表示する方法」
サブスクライバ データベースの統計情報を表示し、「 total 」および「 maximum 」カウンタをクリアするには、次のコマンドを使用します。
• show interface linecard 0 subscriber db counters
–アクティブ トラフィック セッションによるアクティブ サブスクライバの現在の数
ステップ 1 SCE# プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber db counters
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE# プロンプトに、
clear interface linecard 0 subscriber db counters
を入力して、Enter キーを押します。
「 total 」カウンタおよび「 maximum 」カウンタがクリアされます。
• 「サブスクライバの表示:現在のすべてのサブスクライバ名」
• 「サブスクライバの表示:サブスクライバ プロパティまたはプレフィクスを使用」
• 「サブスクライバを表示する方法:マッピング(IP アドレス、VLAN ID または MPLS/VPN)を使用」
• サブスクライバ プロパティが指定値と同等、または指定値より大きいまたは小さいサブスクライバ
• サブスクライバ名が特定のプレフィクスまたはサフィックスに一致するサブスクライバ
• 指定した IP アドレス範囲にマッピングされているサブスクライバ
• 指定した VLAN ID にマッピングされているサブスクライバ
• 指定した MPLS/VPN にマッピングされているサブスクライバ
• show interface linecard 0 subscriber all-names
• show interface linecard 0 subscriber [amount] [prefix ‘prefix'] [property ‘propertyname' equals|greater-than|less-than ‘property-val']
• show interface linecard 0 subscriber [amount] prefix ‘prefix' show interface linecard 0 subscriber [amount] suffix ‘suffix' show interface linecard 0 subscriber mapping IP ‘iprange'
• show interface linecard 0 subscriber [amount] mapping intersecting IP ‘iprange'
• show interface linecard 0 subscriber mapping VLANid ‘vlanid'
• show interface linecard 0 subscriber mapping MPLS-VPN PE-ID 'pe-id' BGP-label 'bgp-label'
現在SCE サブスクライバ データベース内にあるすべてのサブスクライバ名を表示できます。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber all-names
を入力して、Enter キーを押します。
現在 SCE サブスクライバ データベース内にあるすべてのサブスクライバ名が表示されます。
サブスクライバ プロパティのいずれかの指定値に一致するサブスクライバ、あるいは指定値より大きいまたは小さいサブスクライバをすべて検索できます。また、指定したプレフィクスに一致するすべてのサブスクライバを検索できます。実際のすべてのサブスクライバ名を表示させるのではなく、これらの基準のいずれかに一致するサブスクライバの数を調べることもできます。
• 「サブスクライバ プロパティに指定した値に一致するサブスクライバを表示する方法」
• 「サブスクライバ プロパティに指定した値より大きいまたは小さいサブスクライバを表示する方法」
• 「指定したプレフィクスに一致するサブスクライバを表示する方法」
• 「指定したサフィックスに一致するサブスクライバを表示する方法」
• 「指定したサブスクライバ プロパティの値に一致するサブスクライバの数を表示する方法」
• 「サブスクライバ プロパティに指定した値より大きいまたは小さいサブスクライバの数を表示する方法」
• 「指定したプレフィクスに一致するサブスクライバの数を表示する方法」
サブスクライバ プロパティに指定した値に一致するサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
• propertyname -- 照合するサブスクライバ プロパティの名前
• property-val -- 照合するサブスクライバ プロパティの値
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber property
propertyname equals
property-val を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ プロパティに指定した値より大きいまたは小さいサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
• propertyname -- 照合するサブスクライバ プロパティの名前
• property-val -- 照合するサブスクライバ プロパティの値
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber property
propertyname greater-than|less-than
property-val を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• prefix -- 照合するサブスクライバ プレフィクス
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber prefix
prefix を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• suffix -- 照合するサブスクライバ サフィックス
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber suffix
suffix を入力して、Enter キーを押します。
指定したサブスクライバ プロパティの値に一致するサブスクライバの数を表示する方法
• 「オプション」
• propertyname -- 照合するサブスクライバ プロパティの名前
• property-val -- 照合するサブスクライバ プロパティの値
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount property
propertyname equals
property-val を入力して、Enter キーを押します。
サブスクライバ プロパティに指定した値より大きいまたは小さいサブスクライバの数を表示する方法
• 「オプション」
• propertyname -- 照合するサブスクライバ プロパティの名前
• property-val -- 照合するサブスクライバ プロパティの値
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount property
propertyname greater-than|less-than
property-val を入力して、Enter キーを押します。
指定したプレフィクスに一致するサブスクライバの数を表示する方法
• 「オプション」
• prefix -- 照合するサブスクライバ プレフィクス
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount prefix
prefix を入力して、Enter キーを押します。
• 「指定した IP アドレスまたは IP アドレスの範囲にマッピングされているサブスクライバを表示する方法」
• 「所定の IP アドレスまたは IP 範囲に含まれる IP アドレスにマッピングされているサブスクライバを表示する方法」
• 「指定した VLAN ID にマッピングされたサブスクライバを表示する方法」
• 「指定した MPLS/VPN にマッピングされたサブスクライバを表示する方法」
• 「指定した VLAN ID にマッピングされたサブスクライバの数を表示する方法」
• 「マッピングされていないサブスクライバの数を表示する方法」
次のいずれかにマッピングされているサブスクライバを表示できます。
• 所定の IP アドレスまたは IP 範囲を交差する IP アドレス
また、実際のサブスクライバをリストするのではなく、指定したマッピングを使用するサブスクライバの数だけを表示することもできます。
指定した IP アドレスまたは IP アドレスの範囲にマッピングされているサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
• ip-range -- 照合する IP アドレス(x.x.x.x)または IP アドレスの範囲(x.x.x.x/y)
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping IP
ip-range を入力して、Enter キーを押します。
所定の IP アドレスまたは IP 範囲に含まれる IP アドレスにマッピングされているサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
• ip-range -- 照合する IP アドレス(x.x.x.x)または IP アドレスの範囲(x.x.x.x/y)
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping included-in IP
ip-range を入力して、Enter キーを押します。
指定した VLAN ID にマッピングされたサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping VLAN-id
vlanid を入力して、Enter キーを押します。
指定した MPLS/VPN にマッピングされたサブスクライバを表示する方法
• 「オプション」
• pe-id -- 関連する PE ルータのループバック IP アドレス
• bgp-label -- 関連する BGP LEG のラベル
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping MPLS-VPN PE-ID
pe-id bgp-label BGP-label を入力し、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping none
を入力して、Enter キーを押します。
指定した VLAN ID にマッピングされたサブスクライバの数を表示する方法
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount mapping VLAN-id
vlanid を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount mapping none
を入力して、Enter キーを押します。
• 「指定したサブスクライバのサブスクライバ プロパティ値を表示する方法」
• 「指定したサブスクライバの OS カウンタを表示する方法」
• マッピング(IP アドレス、VLAN ID または MPLS/VPN)
サブスクライバ情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
• show interface linecard 0 subscriber properties
• show interface linecard 0 subscriber name ‘name'
• show interface linecard 0 subscriber name ‘name' mappings
• show interface linecard 0 subscriber name ‘name' counters
• show interface linecard 0 subscriber name ‘name' properties
• show interface linecard 0 subscriber name ‘name' vas-servers
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber properties
を入力して、Enter キーを押します。
指定したサブスクライバのすべての情報(サブスクライバ プロパティのすべての値とマッピング)を表示するには、このコマンドを使用します。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber name
name を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber name
name properties
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber name
name mappings
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber name
name counters
を入力して、Enter キーを押します。
• 「現在設定されているアノニマス グループを表示する方法」
• 「現在設定されているアノニマス グループのテンプレートを表示する方法」
• 「指定したアノニマス グループの現在の設定を表示する方法」
• 「指定したアノニマス グループのサブスクライバを表示する方法」
• 「現在アノニマス グループにあるすべてのサブスクライバを表示する方法」
• 「指定したアノニマス グループのサブスクライバの数を表示する方法」
• 「すべてのアノニマス グループのサブスクライバの総数を表示する方法」
アノニマス サブスクライバ グループに関する次の情報を表示できます。
• エージング(アノニマス グループ サブスクライバのエージングを表示する方法 を参照)。
• 指定したアノニマス グループ、またはすべてのアノニマス グループのサブスクライバの数
アノニマス サブスクライバ情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
• show interface linecard 0 subscriber templates [index]
• show interface linecard 0 subscriber anonymous-group [all] [name ‘groupname']
• show interface linecard 0 subscriber amount anonymous [name ‘groupname']
• show interface linecard 0 subscriber anonymous [name ‘groupname']
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber anonymous-group all
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber templates
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• group-name -- アノニマス サブスクライバ グループの名前
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber anonymous-group name
group-name を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• group-name -- アノニマス サブスクライバ グループの名前
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber anonymous name
group-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber anonymous
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• group-name -- アノニマス サブスクライバ グループの名前
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount anonymous name
group-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount anonymous
を入力して、Enter キーを押します。
(注) Traffic Processor IP Range(TIR)機能は、IP ベースのサブスクライバにのみ関連します。この機能は、VLAN または MPLS/VPN サブスクライバには関連しません。
ケーブル環境では、SCE プラットフォームは、1 つのホーム ネットワーク(すなわち、1 つのケーブル モデムの背後)にあるすべての CPE マシンを 1 つのサブスクライバ コンテキストに関連付け、このサブスクライバ コンテキストに 1 つのポリシーを適用する機能をサポートしています。また、これは、NAT を実行して、すべての CPE マシンによる IP アドレスの共有を可能にするレジデンシャル ゲートウェイとは対照的に、各 CPE が複数のグローバル IP アドレスを使用する場合に適用できます。
SCE プラットフォームは、複数の IP アドレスを持つことができるサブスクライバ数に対して制限を設けていません。これを実行するには、各 CPE によって使用されているすべての IP アドレスが共通のアドレス プール(通常、ダウンストリーム CMTS デバイス/ブレードで割り当てられている)を使用し、これらすべての CPE を使用するサブスクライバを 1 つのトラフィック プロセッサ(SCE プラットフォームの 1 つの PPC)に設定する必要があります。
特定のトラフィック プロセッサへのサブスクライバの割り当ては、次のシナリオのどちらかで実行できます。
• 所定の CMTS/BRAS の IP 範囲がすべて同一のトラフィック プロセッサで処理されるように設定します。これは、1 つの SCE プラットフォームがいくつかの CMTS/BRAS を処理している場合にのみ行われます(それ以外の場合、ロードバランシングの問題が発生します)。
• サービス プロバイダーは、追加の基準(サブスクライバ タイプなど)に基づいてサブスクライバ IP アドレスが割り当てられる、IP 範囲を制御できます。この場合、SCE プラットフォームは、サブスクライバのネットワーク ID の定義に左右されずに、範囲を使用して、特定のトラフィック プロセッサにサブスクライバを割り当てることができます。
このような場合、管理設定に基づいた SCE プラットフォームは、各サブスクライバのさまざまな IP アドレス(範囲または単一 IP)が実際に同一のトラフィック プロセッサで処理されるようにすることができます。これは、設定された Traffic Processor IP Range(TIR)にサブスクライバ IP 範囲(または特定の IP アドレス)を割り当てることによって実現できます。各 TIR はトラフィック プロセッサに割り当てられるので、該当するサブスクライバの IP 範囲も一致するトラフィック プロセッサに割り当てられます。その時々で、特定のサブスクライバのすべての範囲および単一 IP を同一のトラフィック プロセッサに割り当てる必要があります。
TIR 設定の編集(追加または削除)はめったに行わないことを前提としています。実行する場合は、通常、該当する IP 範囲の使用前、または使用後に行います。
TIR 機能を導入することにより、2 つのサブスクライバ マッピング モードの使用が可能になります。
• レガシー サブスクライバ マッピング -- 内部手段で、1 つのサブスクライバのマッピングがすべて同一のトラフィック プロセッサに到達するようにします(必要な場合は、サブスクライバ IP のハッシュや IP/範囲の特定のサブスクライバ規則を使用します)。
• TIR サブスクライバ マッピング -- 一般的に、(該当するサブスクライバの)特定の範囲のマッピングがすべて同一のトラフィック プロセッサに到達するように設定し、サブスクライバ単位の特定の内部規則リソースに対する必要性を削減します。
TIR 機能は、すべてのサブスクライバに適用するわけではありません。そのため、ユーザは TIR(TIR サブスクライバ マッピング)を介して該当するサブスクライバをトラフィック プロセッサに割り当てることができますが、残りのサブスクライバは通常通りに処理されます(レガシー サブスクライバ マッピング)。
1 つの構成で両方のサブスクライバ マッピング モードを共存させることができますが、いずれかのサブスクライバを処理できるのは、どちらか一方のモードの場合だけであることに注意してください。TIR サブスクライバ マッピングとレガシー サブスクライバ マッピングを部分的に使用して、同一のサブスクライバを処理することはできません。矛盾したサブスクライバ マッピングは、拒否されます。
矛盾するサブスクライバ マッピングが起こる他の原因は、サブスクライバがすでに関連付けられているトラフィック プロセッサとは違うトラフィック プロセッサに関連付けられた、新規の範囲または単一 IP がサブスクライバに割り当てられているためです。
多数の予約済み規則を見込まれる TIR に設定できます。これは、明示的なサブスクライバ規則の使用可能数を減らして行われます。使用可能なサブスクライバ規則の総数は、約 8000 です。
• 予約済み規則を設定できる許容最大数は、4096 です。残りの規則は、明示的なサブスクライバ マッピング用に確保されています(トラフィック プロセッサへのサブスクライバの従来型内部 OS 割り当てを有効にするために、SCE プラットフォームが使用します)。
• デフォルトでは、TIR に対して予約されている規則の数は0(ゼロ)です。
• この設定の更新はシステムのメジャー イベントであるので、サブスクライバ マッピングまたは TIR が設定されていない場合にのみ実行できます。
TIR 用に規則を予約したり、デフォルトのサブスクライバ規則割り当てを復元したりするには、これらのコマンドを使用します。
• 「オプション」
• #rules -- TIR に予約するサブスクライバ規則の数
ステップ 1 SCE (config if)# プロンプトに、
subscriber TP-mappings max-TP-IP-ranges
#rules を入力して、Enter キーを押します。
指定数の規則が TIR に割り当てられ、明示的なサブスクライバ規則の使用可能数が減ります。
TIR に規則を予約せずに(デフォルト)明示的なサブスクライバ規則としてすべての規則を復元するには、次のコマンドを使用します。
• default subscriber TP-mappings
• 「オプション」
• tir-name -- この TIR に割り当てられる意味のある名前
• ip-address/mask -- IP 範囲を定義する IP アドレスおよびマスク
• traffic-processornumber -- この TIR が割り当てられるトラフィック プロセッサの番号
• remove-subscriber-mappings -- TIR を編集できるのは、該当する IP 範囲にサブスクライバ マッピングがない場合だけです。そのため、更新済みまたは既存の IP 範囲にサブスクライバ マッピングがすでに存在していると、デフォルトによって、コマンドが失敗します。ただし、このキーワードを使用して、IP 範囲内の既存のサブスクライバ マッピングを削除するように指定できます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber TP-IP-range name
tir-name IP-range
ip-address/mask target-TP
traffic-processornumber を入力して、Enter キーを押します。
• 作成 -- 指定した名前および IP 範囲で TIR を作成し、指定したトラフィック プロセッサに割り当てます。
• 更新 -- 指定した TIR の IP 範囲および割り当てられたトラフィック プロセッサ、またはその両方を更新します。
• IP 範囲の更新 -- 新規または既存の IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在していると、コマンドが失敗します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber TP-IP-range name
tir-name IP-range
ip-address/mask target-TP
traffic-processornumber remove-subscriber-mappings を入力して、Enter キーを押します。
新規または既存の IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在する場合、サブスクライバ マッピングが削除され、コマンドが正常に実行されます。
既存の TIR とサブスクライバ マッピングを削除するには、これらのコマンドを使用します。次の操作を実行できます。
• 指定した TIR に割り当てられたすべてのサブスクライバ マッピングの削除
• 指定した IP 範囲に割り当てられたすべてのサブスクライバ マッピングの削除
TIR を更新する場合、指定した IP 範囲にすでにサブスクライバ マッピングが存在していると、デフォルトによって、コマンドが失敗します。ただし、IP 範囲内の既存のサブスクライバ マッピングを削除するように指定できます(remove-subscriber-mappings キーワード)。この場合、サブスクライバ マッピングが存在していても、コマンドが実行されます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber TP-IP-range name
tir-name [remove-subscriber-mappings] を入力して、Enterキーを押します。
この IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在していると、このコマンドが失敗します。 remove-subscriber-mappings を指定して、この IP 範囲の既存のサブスクライバ マッピングを削除すれば、コマンドが正常に実行されます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber TP-IP-range all
[remove-subscriber-mappings] を入力して、Enter キーを押します。
この IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在していると、このコマンドが失敗します。 remove-subscriber-mappings を指定して、この IP 範囲の既存のサブスクライバ マッピングを削除すれば、コマンドが正常に実行されます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber mappings included-in TP-IP-range name
tir-name を入力して、Enter キーを押します。
このコマンドには、 remove-subscriber-mappings オプションを適用できません。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber mappings included-in IP-range
ip-address/mask を入力して、Enter キーを押します。
このコマンドには、 remove-subscriber-mappings オプションを適用できません。
csv ファイルから TIR 定義をインポートしたり、csvファイルに TIR 定義をエクスポートしたりするには、これらのコマンドを使用します。
• 「オプション」
range name, ip-address/mask-length, target-TP
• range name -- IP アドレスが割り当てられる範囲の名前
• ip-address/mask-length -- IP アドレス/マスクで表示される IP アドレスの範囲における個々の IP アドレス
• target-TP -- 指定した範囲が割り当てられるトラフィック プロセッサ
• remove-subscriber-mappings -- TIR 定義をインポートする場合、指定した IP 範囲にサブスクライバ マッピングがすでに存在していると、デフォルトによって、これらの IP 範囲がインポートで更新されません。ただし、このキーワードを使用して、IP 範囲内の既存のサブスクライバ マッピングを削除するように指定できます。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber TP-IP-range import csv-file
file-name [remove-subscriber-mappings]
を入力して、Enter キーを押します。
指定した csv ファイルから TIR 定義がインポートされます。
remove-subscriber-mappings キーワードを指定すると、指定した IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在する場合に、サブスクライバ マッピングが削除され、コマンドが正常に実行されます。それ以外の場合は、IP 範囲にサブスクライバ マッピングが存在していると、これらの IP 範囲が更新されません。
1. SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber TP-IP-range export csv-file
file-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber TP-IP-range export csv-file
file-name を入力して、Enter キーを押します。
指定した csv ファイルに TIR 定義がエクスポートされます。
このコマンドには、 remove-subscriber-mappings オプションを適用できません。
• 「トラフィック プロセッサ マッピングの状態を表示する方法」
• 「指定した TIR に関連するマッピングを表示する方法」
• 「指定した TIR に関連するマッピングを使用するサブスクライバの数を表示する方法」
• 「指定した IP 範囲にマッピングされたすべてのサブスクライバを表示する方法」
• 「指定した IP 範囲にマッピングされたサブスクライバの数を表示する方法」
TIR とサブスクライバ マッピングをモニタするには、これらのコマンドを使用します。次の内容を表示できます。
• トラフィック プロセッサのマッピング ステート(サブスクライバおよび TIR マッピング間の分配とそれぞれの利用率が含まれます)
• すべての TIR の指定した TIR コンフィギュレーションの設定
• 指定した TIR に関連したすべてのサブスクライバ マッピング
• 指定した TIR に関連したマッピングされているサブスクライバの数
• 指定したサブスクライバの情報(該当する場合には、割り当てられた TIR が含まれます)
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber TP-mappings statistics
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber TP-IP-range name
tir-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber TP-IP-range all
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping included-in TP-IP-range name
tir-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount mapping included-in TP-IP-range name
tir-name を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber name
name を入力して、Enter キーを押します。
すべてのサブスクライバ情報が表示されます(該当する場合は、サブスクライバが属する TIR が含まれます)。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber mapping included-in TP-IP-range
ip-address/mask を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber amount mapping included-in TP-IP-range
ip-address/mask を入力して、Enter キーを押します。
• 「アノニマス グループ サブスクライバのエージングをイネーブルにする方法」
• 「導入されたサブスクライバのエージングをイネーブルにする方法」
• 「アノニマス グループ サブスクライバのエージングをディセーブルにする方法」
• 「導入されたサブスクライバのエージングをディセーブルにする方法」
• 「アノニマス グループ サブスクライバのエージング タイムアウト期間を設定する方法」
• 「導入されたサブスクライバのエージング タイムアウト期間を設定する方法」
• 「アノニマス グループ サブスクライバのエージングを表示する方法」
前述のように(サブスクライバのエージング)、「エージング」は、サブスクライバに適用されるトラフィック セッションが一定期間検出されなかった場合に、そのサブスクライバを自動的に削除します。エージングはイネーブルまたはディセーブルにすることができ、エージングのタイムアウトの時間(分数)を指定できます。
エージングは、導入済みサブスクライバとアノニマス サブスクライバに対して個別に設定できます。
モニタ エージングを設定するには、次のコマンドを使用します。
• show interface linecard 0 subscriber aging
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber aging anonymous
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber aging introduced
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber aging anonymous
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber aging introduced
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• aging-time -- 時間間隔(分)。この時間を経過しても、非アクティブ サブスクライバは引き続きエージングされる
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber aging anonymous timeout
aging-time を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• aging-time -- 時間間隔(分)。この時間を経過しても、経過後に非アクティブ サブスクライバは引き続きエージングされる
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
no subscriber aging introduced timeout
aging-time を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber aging anonymous
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE> プロンプトに、
show interface linecard 0 subscriber aging introduced
を入力して、Enter キーを押します。
• 「オプション」
• 「SM で障害が発生したときに SCE プラットフォームの動作を設定する方法」
• 「SM-SCE プラットフォームの接続タイムアウトの設定方法」
ユーザは、Subscriber Manager(SM)で障害が発生したときの SCE プラットフォームの動作を設定できます。
• SM 機能が、システム動作にとって必要不可欠である場合 -- SM との接続損失が発生した場合の(SM の障害接続自体の障害から)SCE プラットフォームに必要な動作を設定します。
• SM 機能が、システム動作にとって必要不可欠でない場合 -- 設定する必要があるアクションはありません。
• action -- SCE プラットフォームまたは SM 接続に障害が発生した場合に実行されるアクション
– force-failure -- SCE プラットフォームの強制エラー。SCE プラットフォームは、障害ステートに設定された動作に従って動作します。
– remove-mappings -- 現在のサブスクライバ マッピングすべてを削除します。
– shut -- SCE プラットフォームはシャットダウンして、サービスの提供を中止します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber sm-connection-failure action force-failure|none|remove-mappings|shut
を入力して、Enter キーを押します。
ステップ 1 SCE(config if)# プロンプトに、
subscriber sm-connection-failure action timeout interval
を入力して、Enter キーを押します。