データベース テーブル概要
各 RDR は、JDBC アダプタまたは TA(トッパー/アグリゲータ)アダプタなどの適切なアダプタにルーティングされ、変換されて、データベース テーブル行に書き込まれます。RDR タイプごとに異なるテーブルが存在します(RDR フィールドごとにカラムが指定されています)。
各 RDR タイプに固有の RDR フィールドのほかに、テーブル RPT_NUR、RPT_SUR、RPT_PUR、RPT_LUR、およびRPT_TR には 2 つの一般的なカラムもあります。TIME_STAMP および RECORD_SOURCE です。これらの 2 つの一般的なカラム(それぞれフィールド番号 1 および 2)には、次の値が格納されます。
•
TIME_STAMP:SCMS-CM によって割り当てられた RDR タイムスタンプ。このフィールドは、1970 年 1 月 1 日の夜 12 時以降の秒数を表す UNIX time_t フォーマットの値です。
•
RECORD_SOURCE:RDR を生成した SCE プラットフォームの IP アドレスを含みます。
この IP アドレスは、32 ビット バイナリ フォーマット(4 バイト整数値で表示)です。
テーブル RPT_NUR
データベース テーブル RPT_NUR は、SUBSCRIBER_USAGE_RDR のデータを格納します。
(注) このテーブルは、デフォルト設定の一部ではありません。
これらの RDR のタグは 4042321920 です。
表4-1 テーブル RPT_NUR のカラム
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TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
PACKAGE_ID |
数値 |
SUBS_USG_CNT_ID |
数値 |
BREACH_STATE |
数値 |
REASON |
数値 |
CONFIGURED_DURATION |
数値 |
DURATION |
数値 |
END_TIME |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
SESSIONS |
数値 |
SECONDS |
数値 |
テーブル RPT_SUR
データベース テーブル RPT_SUR は、REALTIME_SUBSCRIBER_USAGE_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042321922 です。
表4-2 テーブル RPT_SUR のカラム
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TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
PACKAGE_ID |
数値 |
SUBS_USG_CNT_ID |
数値 |
MONITORED_OBJECT_ID |
数値 |
BREACH_STATE |
数値 |
REASON |
数値 |
CONFIGURED_DURATION |
数値 |
DURATION |
数値 |
END_TIME |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
SESSIONS |
数値 |
SECONDS |
数値 |
テーブル RPT_PUR
データベース テーブル RPT_PUR は PACKAGE_USAGE_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042321924 です。
表4-3 テーブル RPT_PUR のカラム
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TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
PKG_USG_CNT_ID |
数値 |
GENERATOR_ID |
数値 |
GLBL_USG_CNT_ID |
数値 |
CONFIGURED_DURATION |
数値 |
DURATION |
数値 |
END_TIME |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
SESSIONS |
数値 |
SECONDS |
数値 |
CONCURRENT_SESSIONS |
数値 |
ACTIVE_SUBSCRIBERS |
数値 |
TOTAL_ACTIVE_SUBSCRIBERS |
数値 |
テーブル RPT_LUR
データベース テーブル RPT_LUR は、LINK_USAGE_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042321925 です。
表4-4 テーブル RPT_LUR のカラム
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|
TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
LINK_ID |
数値 |
GENERATOR_ID |
数値 |
GLBL_USG_CNT_ID |
数値 |
CONFIGURED_DURATION |
数値 |
DURATION |
数値 |
END_TIME |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
SESSIONS |
数値 |
SECONDS |
数値 |
CONCURRENT_SESSIONS |
数値 |
ACTIVE_SUBSCRIBERS |
数値 |
TOTAL_ACTIVE_SUBSCRIBERS |
数値 |
テーブル RPT_TR
データベース テーブル RPT_TR は TRANSACTION_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042321936 です。
表4-5 テーブル RPT_NUR のカラム
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|
TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
PACKAGE_ID |
数値 |
SERVICE_ID |
数値 |
PROTOCOL_ID |
数値 |
SAMPLE_SIZE |
数値 |
PEER_IP |
数値 |
PEER_PORT |
数値 |
ACCESS_String |
ストリング |
INFO_String |
ストリング |
SOURCE_IP |
数値 |
SOURCE_PORT |
数値 |
INITIATING_SIDE |
数値 |
END_TIME |
数値 |
MILISEC_DURATION |
数値 |
TIME_FRAME |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
SUBS_CNT_ID |
数値 |
GLBL_CNT_ID |
数値 |
PKG_USG_CNT_ID |
数値 |
IP_PROTOCOL |
数値 |
PROTOCOL_SIGNATURE |
数値 |
ZONE_ID |
数値 |
FLAVOR_ID |
数値 |
FLOW_CLOSE_MODE |
数値 |
テーブル RPT_MEDIA
データベース テーブル RPT_MEDIA は MEDIA_FLOW_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042323052 です。
表4-6 テーブル RPT_MEDIA のカラム
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TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
PACKAGE_ID |
数値 |
SERVICE_ID |
数値 |
PROTOCOL_ID |
数値 |
PEER_IP |
数値 |
PEER_PORT |
数値 |
SOURCE_IP |
数値 |
SOURCE_PORT |
数値 |
INITIATING_SIDE |
数値 |
ZONE_ID |
数値 |
FLAVOR_ID |
数値 |
SIP_DOMAIN |
ストリング |
SIP_USER_AGENT |
ストリング |
START_TIME |
数値 |
END_TIME |
数値 |
SEC_DURATION |
数値 |
UPSTREAM_VOLUME |
数値 |
DOWNSTREAM_VOLUME |
数値 |
IP_PROTOCOL |
数値 |
FLOW_TYPE |
数値 |
SESSION_ID |
数値 |
UPSTREAM_AVERAGE_JITTER |
数値 |
DOWNSTREAM_AVERAGE_JITTER |
数値 |
UPSTREAM_PACKET_LOSS |
数値 |
DOWNSTREAM_PACKET_LOSS |
数値 |
UPSTREAM_PAYLOAD_TYPE |
数値 |
DOWNSTREAM_PAYLOAD_TYPE |
数値 |
テーブル RPT_MALUR
データベース テーブル RPT_MALUR は、MALICIOUS_TRAFFIC_PERIODIC_RDR のデータを格納します。
これらの RDR のタグは 4042322000 です。
表4-7 テーブル RPT_MALUR のカラム
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TIME_STAMP |
日時 |
RECORD_SOURCE |
数値 |
ATTACK_ID |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
ATTACK_IP |
数値 |
OTHER_IP |
数値 |
PORT_NUMBER |
数値 |
ATTACK_TYPE |
数値 |
SIDE |
数値 |
IP_PROTOCOL |
数値 |
CONFIGURED_DURATION |
数値 |
DURATION |
数値 |
END_TIME |
数値 |
ATTACKS |
数値 |
MALICIOUS_SESSIONS |
数値 |
テーブル RPT_TOPS_PERIOD0
TA アダプタは、より短い集約インターバル(デフォルトでは 1 時間)でデータベース テーブル RPT_TOPS_PERIOD0 を生成します。
表4-8 テーブル RPT_TOPS_PERIOD0 のカラム
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|
RECORD_SOURCE |
数値 |
METRIC_ID |
数値 |
SUBS_USG_CNT_ID |
数値 |
TIME_STAMP |
日時 |
AGG_PERIOD |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
CONSUMPTION |
数値 |
各トップ レポートでは、TA アダプタが、消費量の大きい方から順にサブスクライバと消費のペアをソートします。各レポートの最後には、このメトリックに対するすべてのサブスクライバの合計を示す統計情報が表示されます。
レポートが空である場合(通常は、集計期間中に指定のサービスおよびメトリックのペアに対するトラフィックがレポートされない場合)でも、DB は更新されますが、レポートされるのは合計消費量が 0 であることを示す最終行だけになります。DB が更新される理由は、誤動作が原因でレポートされなかったと SCA Reporter が認識する事態を回避するためです。
次の表に、Metric_ID フィールドの有効値を示します。
表4-9 Metric_ID の値
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|
0 |
Up Volume(アップストリーム ボリューム) |
1 |
Down Volume(ダウンストリーム ボリューム) |
2 |
Combined Volume(合計ボリューム) |
3 |
セッション数 |
4 |
秒数 |
テーブル RPT_TOPS_PERIOD1
TA アダプタは、より長い集約インターバル(デフォルトでは 24 時間)でデータベース テーブル RPT_TOPS_PERIOD1 を生成します。
表4-10 テーブル RPT_TOPS_PERIOD1 のカラム
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|
RECORD_SOURCE |
数値 |
METRIC_ID |
数値 |
SUBS_USG_CNT_ID |
数値 |
TIME_STAMP |
日時 |
AGG_PERIOD |
数値 |
SUBSCRIBER_ID |
ストリング |
CONSUMPTION |
数値 |
各トップ レポートでは、TA アダプタが、消費量の大きい方から順にサブスクライバと消費のペアをソートします。各レポートの最後には、このメトリックに対するすべてのサブスクライバの合計を示す統計情報が表示されます。
レポートが空である場合(通常は、集計期間中に指定のサービスおよびメトリックのペアに対するトラフィックがレポートされない場合)でも、DB は更新されますが、レポートされるのは合計消費量が 0 であることを示す最終行だけになります。DB が更新される理由は、誤動作が原因でレポートされなかったと SCA Reporter が認識する事態を回避するためです。
次の表に、Metric_ID フィールドの有効値を示します。
表4-11 Metric_ID の値
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|
0 |
Up Volume(アップストリーム ボリューム) |
1 |
Down Volume(ダウンストリーム ボリューム) |
2 |
Combined Volume(合計ボリューム) |
3 |
セッション数 |
4 |
秒数 |
テーブル INI_VALUES
データベース テーブル INI_VALUES は、サービス コンフィギュレーションが SCE プラットフォームに適用されると更新されます。このテーブルには、SCE IP アドレスごとに、サービス、パッケージ、および他のサービス コンフィギュレーション コンポーネントの数値識別子とテキスト表現の間のマッピングが含まれます。マッピングは標準プロパティ ファイルとしてストリング形式で表現され、各マッピング ファイルは 1 行に格納されます。SCA Reporter は、このテーブルに含まれるマッピングを使用します。
表4-12 テーブル INI_VALUES のカラム
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|
TIME_STAMP |
日時 |
|
SE_IP |
ストリング |
これらの値が適用される SCE プラットフォームの ID |
VALUE_TYPE |
数値 |
キー/値ファミリ タイプ 有効な値は、次のとおりです。 1:サービス ID/サービス名 2:パッケージ ID/パッケージ名 3:TCP ポート番号/ポート名 4:時間枠 ID/時間枠名 5:SCE アドレス(32 ビット)/ドット付き表記 6:IP プロトコル番号/IP プロトコル名 7:シグニチャ プロトコル ID/プロトコル名 8:P2P シグニチャ プロトコル ID/プロトコル名 11:グローバル サービス使用カウンタ ID/カウンタ名 12:サブスクライバ サービス使用カウンタ ID/カウンタ名 13:パッケージ使用カウンタ ID/カウンタ名 15:UDP ポート番号/ポート名 1002:VoIP シグニチャ プロトコル ID/プロトコル名 2001:P2P サブスクライバ サービス使用カウンタ ID/カウンタ 2002:VoIP サブスクライバ サービス使用カウンタ ID/カウンタ 3001:P2P グローバル サービス使用カウンタ ID/カウンタ 3002:VoIP グローバル サービス使用カウンタ ID/カウンタ |
VALUE_KEY |
ストリング |
キー名 たとえば、Gold、Silver、Adult Browsing など |
VALUE |
数値 |
数字 |
テーブル VLINK_INI
データベース テーブル VLINK_INI は、CM ユーティリティ update_vlinks.sh
が実行されると更新されます。このテーブルは、SCE プラットフォームで定義された各仮想リンクの名前と ID を格納します。SCA Reporter は Virtual Links レポートに、このテーブルに含まれるマッピングを使用します。
表4-13 テーブル VLINK_INI のカラム
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|
|
TIME_STAMP |
日時 |
|
SCE_IP |
ストリング |
これらの値が適用される SCE プラットフォームの ID |
VLINK_ID |
INT16 |
仮想リンク ID |
VLINK_DIRECTION |
INT8 |
仮想リンクの方向 |
VLINK_NAME |
ストリング |
仮想リンク名 |
テーブル CONF_SE_TZ_OFFSET
データベース テーブル CONF_SE_TZ_OFFSET は、select-sce-tz.sh スクリプトによって設定される SCE プラットフォームのクロックのタイムゾーン オフセットを分単位で格納します。
表4-14 テーブル CONF_SE_TZ_OFFSET のカラム
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|
TIME_STAMP |
日時 |
OFFSET_MIN |
数値 |