アップグレードが失敗した場合にロールバックやリカバリを試みる前に、 backup-logs CLI コマンドを使用してアプリケーション バンドルを生成し、リモート リポジトリに保存する必要があります。
検出内容: コンソールおよび ADE.log に次のいずれかのメッセージが表示されている。
• ISE データ スキーマのアップグレードが失敗しました(ISE Database schema upgrade failed!)
• ISE グローバル データのアップグレードが失敗しました(ISE Global data upgrade failed!)
• ノード固有データの ISE データのアップグレードが失敗しました(ISE data upgrade for node specific data failed!)
ロールバック方法 :最後のバックアップから復元してロールバックします。
• 問題を特定し解決するためには、生成したアプリケーション バンドルを Cisco Technical Assistance Center(TAC)に送信します。
検出内容 :アプリケーション バイナリのアップグレードはデータベースのアップグレード後に発生する。バイナリのアップグレードで障害が発生すると、コンソールと ADE.log に次のメッセージが表示されます。
% システムでアプリケーションのインストール/アップグレードが失敗しました。破損したインストールを削除します(% Application install/upgrade failed with system removing the corrupted install)
ロールバック方法 :以前の ISO イメージを使用して Cisco ISE アプライアンスを再イメージし、バックアップから復元します。
• 問題を特定し解決するためには、生成したアプリケーション バンドルを Cisco Technical Assistance Center(TAC)に送信します。
検出内容 :SSH セッションまたはコンソールがアップグレード中に切断または中断される。
ロールバック方法 :以前の ISO イメージを使用して Cisco ISE アプライアンスを再イメージし、バックアップから復元します。
アップグレードの再試行方法 :アップグレードを再度実行します。新しい Cisco ISE リリース 1.1.1 でアプライアンスがセカンダリ ノードとして使用されている場合、新しい ISO バージョンを直接インストールして新しいプライマリ Administration ISE ノードとして登録します。