推奨される UCS 設定
RAID が設定された UCS サーバでは、パフォーマンスを向上させるために、RAID コントローラの [要求された書き込みキャッシュポリシー(Requested Write Cache Policy)] を [ライトスルー(Write Through)] ではなく [ライトバック(Write Back)] に設定することが推奨されます(デフォルト設定)。[ライトバック(Write Back)] オプションを使用する場合の欠点は、キャッシュ内のデータがディスクに書き込まれる前にシステム障害が発生した場合に、一部のデータが失われる可能性があることです。そのため、RAID コントローラの [要求された書き込みキャッシュポリシー(Requested Write Cache Policy)] を [良好なBBUのライトバック(Write Back Good BBU)] に設定することを推奨します。このモードでは、バッテリ バックアップ ユニット(BBU)が取り付けられ、充電されると、コントローラはライトバックキャッシングを有効にします。これにより、データ保護とパフォーマンスのバランスが良くなります。