チームの管理の展開

チームの管理の展開

Prime Service Catalog はマルチ チーム環境をサポートする機能を提供します。マルチ チーム環境では、大規模な組織をチームと呼ばれる論理エンティティに分割できます。その結果、チーム間の論理的分離を実現でき、チームまたはプロジェクト全体にサービスをオーダーする権限を管理できます。チームの管理機能は、Prime Service Catalog とともにサービス パックとして提供されます。アクティブにすると、チームの管理機能を使用できます。

Prime Service Catalog は、次のような厳格な組織階層を提供します。
  1. プロジェクト(Project)

  2. チーム(Team)

  3. サブ チーム(Sub Team)

プロジェクトはルート チームであり、複数のチームを持てます。各チームは、複数のサブ チームを持てます。デフォルトでは、ユーザにはサービスをオーダーする権限がありません。統合または Service Designer を通じてプロジェクトまたはチームにサービスの権限を付与する役割は、サイト管理者またはサービス管理者の担当です。プロジェクト レベルで権限が許可されるときは、プロジェクトに属するすべてのユーザがサービスをオーダーできます。ただし、チーム レベルで付与されるサービスの権限は、同じ階層内の下にあるユーザのみが利用可能です。

たとえば、チーム A とチーム B というサブ チームがシステムにある場合、チーム A はチーム B に対して付与されたサービスをオーダーできません。チーム B はチーム A に対して付与されたサービスをオーダーできません。ただし、チーム A とチーム B はともに、プロジェクトで利用可能なサービスはオーダーできます。

Prime Service Catalog 側では、プロジェクトが作成されると、対応するアカウントが作成されます。そして、チームまたはサブ チームが作成されると、対応する OU が作成されます。OU は、チームとサブ チームに対する権限を活用するために使用されます。OU の名前は、対応するチーム/サブ チームと同じです。展開またはサーバ作成の結果として作成されたサービス項目の対する権限は、ユーザのチーム OU に割り当てられます。

チームの管理を有効にすると、Prime Service Catalog のすべてのユーザはサービスをオーダーできるようにチームに属する必要があります。ユーザがメイン メニューから最初に [チーム(Teams)] ページに移動すると、ユーザには 2 つのオプションが提供されます。ユーザは、既存のチームに参加するか、新しいチームを作成することができます。このリリースでは、ユーザはロールに関係なく 1 つだけのチームのメンバーになることができます。

次の表に、チームの管理における高レベルのロールとそれぞれのタスクの一覧を示します。ロールと機能の詳細については、アプリケーションのロールおよび機能を参照してください。
表 1 チームの管理における高レベルのロールとタスク:

ロール

タスク

Site Administrator チームの管理を展開またはアクティブ化します。Service Administrator ロールを作成します。
Service Administrator UCSD と CloudCenter の統合を作成し、UCSD と CloudCenter からエンティティおよびオブジェクトを検出します。サービスの検索ファセット、権限、およびプレゼンテーションを設定します。Create Service Admin サービスを使用して Service Admininstrator ロールを他のユーザに割り当てます。
Team administrator チームに参加する新しいメンバーの権限を承認したり、現在のチームの下にサブ チームを作成したりします。チーム階層全体のアセットと展開を表示します。
ユーザ 既存のチームに参加するか、新しいチームを作成します(この場合、このユーザが Team Administrator になります)。ユーザは、オーダーする権限のあるアプリケーションとサービスだけを展開できます。このユーザは、所有する展開またはサーバでライフサイクル操作を実行できます。

チーム管理のアクティブ化

チーム管理のしくみを理解したら、Day-0 設定として、チーム管理モジュールをアクティブにする必要があります。チーム管理をアクティブ化することができるのは Site Administrator ロールのみです。チーム管理をアクティブにしたときにのみ、他のすべてのユーザのメイン メニューで [チーム(Teams)] メニューが利用可能になります。


警告


12.0 リリースでは、チーム管理を有効にすると、無効にできません。


チーム管理をアクティブ化するには、次の手順を実行します。


    ステップ 1   サイト管理者としてログインします。
    ステップ 2   メイン メニューから [チーム(Teams)] を選択します。
    ステップ 3   [今すぐアクティブ化(Activate now)] をクリックし、ご利用条件を確認して同意します。 展開チームの管理サービス フォームが表示されます。
    ステップ 4   サービス フォームに詳細を入力し、[送信(Submit)] をクリックします。
    フィールド 説明
    名前(Name)

    チーム管理設定の名前を入力します。

    課金(Billing)

    請求がアクティブか非アクティブかを選択します。請求がアクティブとして選択されている場合は、選択できる次の 3 つのフィールドが表示されます。

    請求の種類(Billing type)

    ドロップダウン リストからチームの請求の種類を選択します。リストから複数のオプションを選択できます。

    請求部門(Billing Department)

    請求部門は自由形式のテキストにできることを示します。

    チーム管理者の承認が必要(Team admin approval required)

    チームの参加または作成アクションに承認が必要かどうかを指定します。

    部署名(Department)

    組織のユーザの部署を指定します。


    統合の作成

    サービス管理者は UCSD および CloudCenter との統合を作成し、サービスへのアクセス許可を管理します。UCSD および CloudCenter との統合に関する詳細については、UCS Director(UCSD)または VACS と Prime Service Catalog の統合およびCloudCenter と Prime Service Catalog の統合を参照してください。

    サービス管理者は、関連の OU を介して各チームに個別のサービスを割り当てることができます。詳細については、CloudCenter サービスの権限とプレゼンテーションの設定を参照してください。