インベントリについて
インベントリ機能は、ホストの IP アドレス、MAC アドレス、およびそのデータベース内のデバイスに関するネットワーク アタッチメント ポイントなどの詳細を取得して保存します。
また、インベントリ機能は、デバイスの制御性機能と連携して、デバイスに必要なネットワーク設定を構成することもできます(ネットワーク設定がデバイスにまだ存在しない場合)。
インベントリは、必要に応じて次のプロトコルを使用します。
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リンク層検出プロトコル(LLDP)
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IP デバイス トラッキング(IPDT)またはスイッチ統合セキュリティ機能(SISF)(IPDT または SISF をデバイス上で有効にする必要があります)。
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LLDP Media Endpoint Discovery (このプロトコルは IP フォンや一部のサーバーの検出に使用されます)。
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ネットワーク設定プロトコル(NETCONF)デバイスのリストについては、ディスカバリの前提条件 を参照してください。
初期検出後、Cisco DNA Center は定期的にデバイスをポーリングすることでインベントリを維持します。デフォルトの間隔は 6 時間です。ただし、この間隔は、ネットワーク環境の必要性に応じて、最高 24 時間まで変更できます。詳細については、デバイスポーリング間隔の更新を参照してください。また、デバイスの設定変更によって SNMP トラップがトリガーされ、次にデバイスの再同期がトリガーされます。ポーリングはデバイス、リンク、ホスト、およびインターフェイスごとに実行されます。アクティブ状態が 1 日未満のデバイスのみが表示されます。これによって、古いデバイス データが表示されないようにします。500 個のデバイスのポーリングに約 20 分かかります。