EXEC モード コマンド
EXEC モードは、システム動作の設定、表示、テスト用に使用します。通常、ユーザ EXEC コマンドにより、リモート デバイスへの接続、一時的な端末回線設定の変更、基本的なテストの実行、システム情報の表示ができます。
EXEC モードは、ユーザ レベルと特権レベルの 2 つのアクセス レベルに分かれています。
ユーザ EXEC モードはローカルおよび一般的なシステム管理者が使用し、特権 EXEC モードはルート管理者が使用します。2 つのモード間での切り替えには、enable および disable コマンドを使用します。ユーザレベル EXEC コマンドラインのアクセスには有効なパスワードが必要です。
ユーザレベル EXEC コマンドは、特権レベル EXEC コマンドのサブセットです。ユーザレベル EXEC プロンプトはホスト名のあとに右山形カッコ(>)が続きます。特権レベル EXEC コマンドラインのプロンプトは、ポンド記号(#)です。EXEC コマンドを実行するには、EXEC システム プロンプトでコマンドを入力してから Enter キーを押します。
(注) ホスト名は、hostname グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して変更できます。
次の例では、ユーザ レベルから特権レベル EXEC コマンドラインにアクセスします。
EXEC モードを終了するには、システム プロンプトで exit コマンドを使用します。
cd
WAAS ソフトウェア内で、あるディレクトリから別のディレクトリに変更するには、 cd EXEC コマンドを使用します。
cd directoryname
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
ディレクトリ間のナビゲートやファイル管理に、このコマンドを使用します。ディレクトリ名は、すべての相対パスに対するデフォルトのプレフィクスとなります。相対パスはスラッシュ(/)で始まりません。絶対パスはスラッシュ(/)で始まります。
例
次の例は、相対パスを使用してディレクトリを変更する方法を示します。
次の例は、絶対パスを使用してディレクトリを変更する方法を示します。
関連コマンド
deltree
dir
lls
ls
mkdir
pwd
clear
ハードウェア インターフェイス、統計情報、およびその他の設定をクリアするには、 clear EXEC コマンドを使用します。
clear cdp {counters | table}
clear ip access-list counters [acl-num | acl-name]
clear logging
clear statistics {all | authentication | history | icmp | inline | ip | radius | running | tacacs | tcp | udp | windows-domain}
clear statistics tfo {all | auto-discovery | blacklist | filtering | peer | policy-engine | synq}
clear users administrative
clear windows-domain-log
シンタックスの説明
cdp |
Cisco Discovery Protocol(CDP)統計データをリセットします。 |
counters |
CDP カウンタをクリアします。 |
table |
CDP テーブルをクリアします。 |
ip access-list |
IP アクセス リスト統計情報をクリアします。 |
counters |
IP アクセス リスト カウンタをクリアします。 |
acl-num |
(任意)数値の ID(標準アクセス リストの場合は 1 ~ 99、拡張アクセス リストの場合は 100 ~ 199)により識別される、指定のアクセス リストのカウンタをクリアします。 |
acl-name |
(任意)文字で始まる最大 30 文字の英数字の ID で識別される、指定されたアクセス リストのカウンタをクリアします。 |
logging |
ディスク ファイルに保存されている Syslog メッセージをクリアします。 |
statistics |
指定されたとおりに統計情報をクリアします。 |
all |
すべての統計情報をクリアします。 |
authentication |
認証統計情報をクリアします。 |
history |
統計情報の履歴をクリアします。 |
icmp |
ICMP 統計情報をクリアします。 |
inline |
インライン インターセプト統計情報をクリアします。 |
ip |
IP 統計情報をクリアします。 |
radius |
RADIUS 統計情報をクリアします。 |
running |
実行中の統計情報をクリアします。 |
tacacs |
TACACS+ 統計情報をクリアします。 |
tcp |
TCP 統計情報をクリアします。 |
udp |
UDP 統計情報をクリアします。 |
windows-domain |
Windows ドメイン統計情報をクリアします。 |
tfo |
TCP Flow Optimization(TFO)統計情報をクリアします。 |
all |
TFO 統計情報をすべてクリアします。 |
auto-discovery |
TFO auto-discovery 統計情報をクリアします。 |
blacklist |
TFO blacklist 統計情報をクリアします。 |
filtering |
TFO フィルタ テーブル統計情報をクリアします。 |
peer |
TFO peer 統計情報をクリアします。 |
policy-engine |
TFO アプリケーションおよびパススルー統計情報をクリアします。 |
synq |
TFO SynQ モジュール統計情報をクリアします。 |
users |
認証されたユーザの接続(ログイン)をクリアします。 |
administrative |
リモート ログイン サービスを介して認証された管理ユーザの接続をクリアします。 |
windows-domain-log |
Samba、Kerberos および Winbind ログ ファイルをクリアします。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
clear logging コマンドは、 syslog.txt ファイルから現在のエントリをすべて削除しますが、ファイルのアーカイブは作成しません。次の例のように syslog.txt ファイルに「Syslog cleared」というメッセージを入れて、Syslog がクリアされたことを示します。
Feb 14 12:17:18 WAE# exec_clear_logging:Syslog cleared
clear statistics コマンドは、指定されたパラメータに該当するすべての統計カウンタをクリアします。このコマンドを使用して、キャッシュ オブジェクトや設定を失うことなく、一部またはすべての機能に対する最新の統計データをモニタします。
clear users administrative コマンドは、TACACS などのリモート ログイン サービスを介して認証された全管理ユーザの接続をクリアします。ローカル データベースを介して認証された管理ユーザは、このコマンドの影響を受けません。
clear windows-domain-log コマンドは、Windows ドメイン ログ ファイルから現在のエントリをすべて削除します。
例
次の例では、WAAS デバイス上の syslog.txt ファイルのすべてのエントリがクリアされます。
次の例では、WAAS デバイス上の認証、RADIUS、および TACACS+ 情報がすべてクリアされます。
WAE# clear statistics radius
WAE# clear statistics tacacs
WAE# clear statistics authentication
次の例では、WAAS デバイス上の Windows ドメイン ログ ファイルのすべてのエントリがクリアされます。
WAE# clear windows-domain-log
関連コマンド
show interface
show wccp
clock
クロック機能を設定するか、カレンダーをアップデートするには、 clock EXEC コマンドを使用します。クロック機能とカレンダーをクリアするには、このコマンドの no 形式を使用します。
clock {read-calendar | set time day month year | update-calendar}
シンタックスの説明
read-calendar |
カレンダーを読み込んでシステム クロックをアップデートします。 |
set |
時刻と日付を設定します。 |
time |
時刻を hh:mm:ss 形式(hh:00 ~ 23、mm:00 ~ 59、ss:00 ~ 59)で設定します。 |
day |
日(1 ~ 31) |
month |
月(January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、December) |
year |
年(1993 ~ 2035) |
update-calendar |
システム クロックとともにカレンダーをアップデートします。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
時刻サービス(NTP サーバなど)を提供する外部ソースがネットワークにある場合は、手動でシステム クロックを設定する必要はありません。クロックを設定する場合は、現地時間を入力します。WAAS デバイスでは、 clock timezone グローバル コンフィギュレーション コマンドによって設定された時間帯に基づいて UTC を算出します。
システムには、ソフトウェア クロックとハードウェア クロックの 2 つのクロックが存在します。ソフトウェアは、ソフトウェア クロックを使用します。ハードウェア クロックが使用されるのは、起動時にソフトウェア クロックを初期化する場合だけです。
ソフトウェア クロックは、 set キーワードで設定します。
例
次の例では、WAAS デバイスでソフトウェア クロックを設定します。
WAE# clock set 13:32:00 01 February 2005
cms
WAAS の Centralized Management System(CMS)組み込みデータベースのパラメータを設定するには、 cms EXEC コマンドを使用します。
cms {config-sync | database {backup | create | delete | downgrade [script filename ] | lcm {enable | disable } | maintenance {full | regular} | restore filename | validate} | deregister [force] | recover { identity word }}
シンタックスの説明
config-sync |
設定を WAAS Cenral Manager と同期化するためのノードを設定します。 |
database |
CMS 組み込みデータベース管理テーブルまたはファイルの作成、バックアップ、削除、復元または妥当性を検証します。 |
backup |
データベース管理テーブルをバックアップします。 |
create |
組み込みデータベース管理テーブルを作成します。 |
delete |
組み込みデータベース ファイルを削除します。 |
downgrade |
CMS データベースをダウングレードします。 |
script |
(任意)ダウングレード スクリプトを適用して CMS データベースをダウングレードします。 |
filename |
ダウングレードされたスクリプト ファイル名 |
lcm |
WAAS Central Manager に登録されている WAAS デバイスでローカル/中央管理を設定します。 |
enable |
デバイスの WAAS ネットワーク設定のローカル CLI コンフィグレーションとの同期化をイネーブルにします。 |
disable |
デバイスの WAAS ネットワーク設定のローカル CLI 設定との同期化をディセーブルにします。 |
maintenance |
組み込みデータベース テーブルをクリーンし、再度インデックスを付けます。 |
full |
組み込みデータベース テーブルのフル メンテナンス ルーチンを指定します。 |
regular |
組み込みデータベース テーブルの定期メンテナンス ルーチンを指定します。 |
restore |
バックアップ ローカル ファイル名を使用してデータベース管理テーブルを復元します。 |
filename |
データベースのローカル バックアップ ファイル名 |
validate |
データベース ファイルを検証します。 |
deregister |
CMS プロト デバイスの登録を削除します。 |
force |
(任意)ノード登録を強制削除します。 |
recover |
WAAS デバイスの ID を回復します。 |
identity |
回復したデバイスの ID を指定します。 |
word |
回復したデバイスの ID |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS ネットワークは WAAS デバイスと WAAS Central Manager ノードの集まりです。1 つのプライマリ WAAS Central Manager が WAAS ネットワーク設定を保持し、他の WAAS ネットワーク ノードにアップデートを提供します。ノード間の通信は Secure Shell Layer(SSL)プロトコルを使用してセキュア チャネルで行われ、WAAS ネットワーク上の各ノードは Rivest、Shamir、Adelman(RSA)認証鍵ペアを使用して他のノードと通信します。
cms config-sync コマンドを使用して、登録された WAAS デバイスとスタンバイ WAAS Central Manager が 5 分(デフォルト)のポーリング間隔の前にプライマリ WAAS Central Manager とただちに通信して getUpdate(コンフィギュレーション ポールの取得)要求を出せるようにします。たとえば、あるノードがプライマリ WAAS Central Manager に登録され起動されている場合、getUpdate 要求を送信するまで WAAS Central Manager GUI には Pending と示されます。cms config-sync コマンドにより、登録されたノードはすぐに getUpdate を送信し、ノードのステータスは Onlineに変わります。
CMS データベースの初期化には cms database create コマンドを使用します。ノードは WAAS ネットワーク加入前にまず登録して、そのあと起動する必要があります。 cms enable グローバル コンフィギュレーション コマンドは自動的にノードをデータベース管理テーブルに登録し、CMS をイネーブルにします。ノードは属性情報を SSL プロトコルを介して WAAS Central Manager に送信し、新しいノード情報を保存します。WAAS Central Manager は許可管理なしでこれらのノード登録要求を受け付け、登録確認とアップデート取得に必要な他の関連セキュリティ情報で応答します。ノードは WAAS Central Manager GUI を使用して起動します。
ノードは起動したあと、WAAS Central Manager から自動的にコンフィギュレーション アップデートおよび必要なセキュリティ RSA 認証キーペアを受信します。このセキュリティキーによりノードは WAAS ネットワーク内の他のノードと通信できます。 cms deregister コマンドは登録情報とデータベース テーブルを削除して WAAS ネットワークからノードを削除します。
WAAS Central Manager の現在の管理データベースをバックアップするには、 cms database backup コマンドを使用します。データベースのバックアップでは次の項目を指定します。
•
位置、パスワードおよびユーザ ID
•
PostgreSQL プレーンテキスト構文でのダンプ フォーマット
バックアップ ファイルのネーミング規則にはタイム スタンプが含まれます。
(注) WAAS Cental Manager での CMS データベースのバックアップおよび復元手順の詳細は、『Cisco Wide Area Application Services Configuration Guide』を参照してください。
損失した登録情報のリカバリ時、または故障したノードを同じ登録情報を持つ新しいノードと交換する際に cms recover identity word コマンドを使用する場合は、WAAS Central Manager GUI の System.device.recovery.key ウィンドウの Modifying Config Property で設定したデバイス リカバリ キーを指定する必要があります。
lcm コマンドを使用して WAE のローカル/中央管理(LCM)を設定します。LCM 機能を利用して、デバイス CLI または GUI を使用して設定される設定を WAAS ネットワーク全体の設定データ(イネーブルまたはディセーブル)の一部として保存できます。
cms lcm enable コマンドを入力すると、WAE とスタンバイ WAAS Central Manager で動作している CMS プロセスが CLI を使用してこれらのデバイスで行われた設定変更を検出し、その変更をプライマリ WAAS Central Manager に送信します。
cms lcm disable コマンドを入力すると、WAE とスタンバイ WAAS Central Manager で動作している CMS プロセスは CLI 変更をプライマリ WAAS Central Manager に送信します。デバイス CLI を使用して設定された設定はプライマリ WAAS Central Manager へ送信されません。
LCM がディセーブルである場合、WAAS Central Manager GUI から設定された設定は WAE から設定された設定を上書きしますが、この規則は、ローカル デバイス設定を設定したときに WAAS Central Manager により上書きされたローカル デバイス設定だけに適用されます。特定の設定が WAAS Central Manager により上書きされたあと、ローカル デバイス設定を(ローカル CLI ユーザとして)変更した場合、WAAS Central Manager が WAE からフル デバイス 統計情報アップデートを要求するまで(WAAS Central Manager GUI から Force full database update ボタンをクリックしてフル アップデートを開始する)、ローカル デバイス設定が適用されます。WAAS Central Manager がデバイスからフル アップデートを要求した場合、WAAS Central Manager の設定はローカル デバイス設定を上書きします。
例
次の例は、WAAS Central Manager、waas-cm 上の cms 管理テーブルをバックアップします。
waas-cm# cms database backup
creating backup file with label `backup'
backup file local1/acns-db-9-22-2002-17-36.dump is ready. use `copy' commands to move the backup file to a remote host.
次の例は、WAAS Central Manager、waas-cm 上の cms データベース管理テーブルを検証します。
waas-cm# cms database validate
Management tables are valid
関連コマンド
(config)cms
show cms
configure
グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、 configure EXEC コマンドを使用します。グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力するには、グローバル コンフィギュレーション モードを開始しておく必要があります。
configure
グローバル コンフィギュレーション モードを終了するには、 end または exit コマンドを使用します。 Ctrl-Z を押して、グローバル コンフィギュレーション モードを終了することもできます。
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドを使用してグローバル コンフィギュレーション モードを開始します。
例
次の例は、WAAS デバイスでグローバル コンフィギュレーション モードをイネーブルにする方法を示します。
関連コマンド
(config)end
(config)exit
show running-config
show startup-config
copy cdrom
CD-ROM からソフトウェア リリース ファイルをコピーするには、 copy cdrom EXEC コマンドを使用します。
copy cdrom install filedir filename
シンタックスの説明
cdrom |
CD-ROM からファイルをコピーします。 |
install |
ソフトウェア リリース ファイルをインストールします。 |
filedir |
ソフトウェア リリース ファイルのディレクトリ位置 |
filename |
ソフトウェア リリース ファイルのファイル名 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy compactflash
CompactFlash カード からソフトウェア リリース ファイルをコピーするには、 copy compactflash EXEC コマンドを使用します。
copy compactflash install filename
シンタックスの説明
compactflash |
CompactFlash カードからファイルをコピーします。 |
install |
ソフトウェア リリース ファイルをインストールします。 |
filename |
イメージ ファイル名 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy disk
ディスクから FTP を使用してリモート位置に、またはスタートアップ コンフィギュレーションに設定またはイメージ データをコピーするには、 copy disk EXEC コマンドを使用します。
copy disk {ftp { hostname | ip-address } remotefiledir remotefilename localfilename | startup-config filename }
シンタックスの説明
disk |
ローカル ディスクのファイルをコピーします。 |
ftp |
FTP サーバにファイルをコピーします。 |
hostname |
FTP サーバのホスト名 |
ip-address |
FTP サーバの IP アドレス |
remotefiledir |
ローカル ファイルのコピー先の FTP サーバ上のディレクトリ |
remotefilename |
すでに FTP サーバにコピーされているローカル ファイルの名前 |
localfilename |
コピーするローカル ファイルの名前 |
startup-config |
ディスクからスタートアップ コンフィギュレーション(NVRAM)に、コンフィギュレーション ファイルをコピーします。 |
filename |
既存のコンフィギュレーション ファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
SYSFS パーティションから FTP サーバにファイルをコピーするには、 copy disk ftp EXEC コマンドを使用します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルを NVRAM にコピーするには、 copy disk startup-config EXEC コマンドを使用します。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy ftp
FTP サーバからソフトウェア設定またはイメージ データをコピーするには、 copy ftp EXEC コマンドを使用します。
copy ftp {central { hostname | ip-address } remotefiledir remotefilename slotnumber [ username username password | proxy { hostname | ip-address } proxy_portnum [ username username password ] | port port-num | md5 md5sum ] | disk { hostname | ip-address } remotefiledir remotefilename localfilename | install { hostname | ip-address } remotefiledir remotefilename }
シンタックスの説明
ftp |
FTP サーバからファイルをコピーします。 |
central |
ソフトウェア アップグレード イメージ リポジトリにファイルをコピーします。 |
hostname |
FTP サーバのホスト名 |
ip-address |
FTP サーバの IP アドレス |
remotefiledir |
コピーするイメージ ファイルがある FTP サーバ上のディレクトリ |
remotefilename |
イメージ リポジトリにコピーするファイルの名前 |
slotnumber |
アップグレード イメージのコピー先のスロット位置(1 ~ 5) |
username |
(任意)FTP 認証を指定します。 |
username |
(任意)クリア テキストでのユーザ名 |
password |
(任意)FTP 認証用のパスワード |
proxy |
(任意)プロキシ アドレスを指定します。 |
hostname |
(任意)プロキシ サーバのホスト名 |
ip-address |
(任意)プロキシ サーバの IP アドレス |
proxy_portnum |
(任意)プロキシ サーバのポート番号 |
username |
(任意)プロキシ サーバの認証ユーザ名を指定します。 |
username |
(任意)クリア テキストでのユーザ名 |
password |
(任意)プロキシ サーバ認証用のパスワード |
port |
(任意)FTP サーバに接続するポートを指定します。 |
port-num |
(任意)FTP サーバのポート番号 |
md5 |
(任意)コピー元のファイルの MD5 シグニチャを指定します。 |
md5sum |
(任意)MD5 シグニチャ |
disk |
ローカル ディスクにファイルをコピーします。 |
hostname |
FTP サーバのホスト名 |
ip-address |
FTP サーバの IP アドレス |
remotefiledir |
コピーするファイルがある FTP サーバ上のディレクトリ |
remotefilename |
(任意)ローカル ディスクにコピーするファイルの名前 |
localfilename |
(任意)コピーされたファイルがローカル ディスクに表示されるときの名前 |
install |
(任意)FTP サーバからファイルをコピーして、ローカル デバイスにソフトウェア リリース ファイルをインストールします。 |
hostname |
(任意)FTP サーバの名前 |
ip-address |
(任意)FTP サーバの IP アドレス |
remotefiledir |
リモート ファイルのディレクトリ |
remotefilename |
リモート ファイル名 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
FTP サーバから WAAS デバイスの SYSFS パーティションにファイルをコピーするには、 copy ftp disk EXEC コマンドを使用します。
FTP サーバからイメージ ファイルを WAAS デバイスにインストールするには、 copy ftp install EXEC コマンドを使用します。イメージの内、一部はディスクに、一部はフラッシュ メモリにインストールされます。FTP サーバからリポジトリにソフトウェア イメージをダウンロードするには、 copy ftp central EXEC コマンドを使用します。
copy ftp install EXEC コマンドを使用して、転送を別の場所にリダイレクトすることもできます。ユーザ名とパスワードは、WAAS デバイスへのソフトウェア リリース ファイルの転送が許可される前に、primary domain controller(PDC; プライマリ ドメイン コントローラ)で認証を受けておく必要があります。
BIOS のアップグレード
WAE-511、WAE-512、WAE-611、WAE-612、WAE-7326 の BIOS はリモートでアップグレードできます。すべてのコンピュータ ハードウェアは、インターフェイスを介してソフトウェアと連動する必要があります。Basic Input/Output System(BIOS)は、そのようなインターフェイスを提供します。コンピュータに組み込まれたスタータ キットは、ハード ディスク ドライブから他のソフトウェアを実行します。BIOS は、基本命令セットを提供してコンピュータをブートする役割があります。Power-On Self Test(POST; パワーオン セルフ テスト)動作やハード ディスク ドライブからのオペレーティング システムのブーティングなど、起動時に実行する必要のあるタスクをすべて実行します。さらに、割り込みハンドラのライブラリの形式で、ハードウェアとオペレーティング システム間のインターフェイスを提供します。たとえば、キーが押されるたびに CPU は割り込みを実行してそのキーを読み取ります。これは、シリアルおよびパラレル ポート、ビデオ カード、サウンド カード、ハードディスク コントローラなどの他の入出力デバイスでも同様です。一部の旧式の PC では、最新のハードウェアとの相互運用を行えません。BIOS がハードウェアをサポートしておらず、オペレーティング システムが BIOS ルーチンを使用するためにコールできないためです。この問題は、新しいハードウェアをサポートする BIOS に交換するか、そのハードウェアに対応したデバイス ドライバをインストールすれば解決できます。
特定のハードウェア モデルの BIOS アップデートに必要なすべての BIOS ファイルは、1 つの .bin パッケージ ファイルとして Cisco.com で入手できます。このファイルは専用の
<WAAS-installable>.bin ファイルで、通常のソフトウェア アップデート手順でインストールできます。
BIOS のバージョン アップデートをサポートする WAAS デバイスの BIOS バージョンをアップデートするには、次のものが必要です。
•
ソフトウェア ファイルのある FTP サーバ
•
アップデートするデバイスとアップデート ファイルを格納するサーバ間のネットワーク接続
•
当該の .bin BIOS アップデート ファイル
–
511_bios.bin
–
611_bios.bin
–
7326_bios.bin
注意 フラッシュ BIOS をアップグレードする際は、
特に注意してください。BIOS アップグレード パッチが完全に正しいものであることを
しっかりと確認してください。適用したパッチが間違っていた場合、システムはブート不能になり、正しいパッチを適用し直しても回復不能になる可能性があります。
注意 フラッシュ BIOS アップデートの失敗で非常に深刻な結果がもたらされる可能性があるので、フラッシュ BIOS は必ず、最初にシステムを Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)に接続してからアップデートしてください。
BIOS アップデート ファイルをリモートでインストールするには、次のように copy ftp install EXEC コマンドを使用します。
WAE# copy ftp install ftp-server remote_file_dir 7326_bios.bin
BIOS アップデート ファイルをシステムにコピーしたら、次のように reload EXEC コマンドを使用してリブートします。
新しい BIOS は、システムをリブートしたあと、有効になります。
例
次の例は、FTP サーバからイメージ ファイルをコピーして、そのファイルをローカル デバイスにインストールする方法を示します。
WAE# copy ftp install 10.1.1.1 //ftp-sj.cisco.com/cisco/waas/4.0 WAAS-4.0.0-k9.bin
Enter username for remote ftp server:biff
Enter password for remote ftp server:*****
Initiating FTP download...
printing one # per 1MB downloaded
10.1.1.1 FTP server (Version) Mon Feb 28 10:30:36 EST
Password required for biff.
Entering Passive Mode (128,107,193,244,55,156)
Sending:CWD //ftp-sj.cisco.com/cisco/waas/4.0
Entering Passive Mode (128,107,193,244,55,156)
Sending:RETR WAAS-4.0.0-k9.bin
Opening BINARY mode data connection for ruby.bin (87376881 bytes).
###################################################################################
.................................................................
The new software will run after you reload.
次の例は、BIOS をアップグレードする方法を示します。すべての出力は、追跡できるように別のファイル(/local1/.bios_upgrade.txt)に書き込まれます。BIOS アップグレードのため Cisco.com からダウンロードされたハードウェア依存ファイルは、BIOS アップグレード手順の完了後、自動的に WAAS デバイスから削除されます。
WAE-7326# copy ftp install upgradeserver /bios/update53/derived/ 7326_bios.bin
Enter username for remote ftp server:myusername
Enter password for remote ftp server:*****
Initiating FTP download...
printing one # per 1MB downloaded
upgradeserver.cisco.com FTP server (Version wu-2.6.1-18) ready.
Password required for myusername.
Please read the file README_dotfiles
it was last modified on Wed Feb 19 16:10:26 2005- 94 days ago
Please read the file README_first
it was last modified on Wed Feb 19 16:05:29 2005- 94 days ago
User myusername logged in.
Entering Passive Mode (128,107,193,240,57,37)
Sending:CWD /bios/update53/derived/
Entering Passive Mode (128,107,193,240,146,117)
Sending:RETR 7326_bios.bin
Opening BINARY mode data connection for 7326_bios.bin (834689 bytes).
Fri Jan 7 15:29:07 UTC 2005
Do not turnoff the system till BIOS installation is complete.
Flash chipset:Macronix 29LV320B
0055000.FLS:280000 [80000]
Erasing block 2f:280000 - 28ffff
Erasing block 30:290000 - 29ffff
Erasing block 31:2a0000 - 2affff
Erasing block 32:2b0000 - 2bffff
Erasing block 33:2c0000 - 2cffff
Erasing block 34:2d0000 - 2dffff
Erasing block 35:2e0000 - 2effff
Erasing block 36:2f0000 - 2fffff
Programming block 2f:280000 - 28ffff
Programming block 30:290000 - 29ffff
Programming block 31:2a0000 - 2affff
Programming block 32:2b0000 - 2bffff
Programming block 33:2c0000 - 2cffff
Programming block 34:2d0000 - 2dffff
Programming block 35:2e0000 - 2effff
Programming block 36:2f0000 - 2fffff
SCSIROM.BIN:260000 [20000]
Erasing block 2d:260000 - 26ffff
Erasing block 2e:270000 - 27ffff
Programming block 2d:260000 - 26ffff
Programming block 2e:270000 - 27ffff
PXEROM.BIN:250000 [10000]
Erasing block 2c:250000 - 25ffff
Programming block 2c:250000 - 25ffff
Primary BIOS flashed successfully
Cleanup BIOS related files that were downloaded....
The new software will run after you reload.
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy http
HTTP サーバから WAAS デバイスに設定またはイメージ ファイルをコピーするには、 copy http EXEC コマンドを使用します。
copy http install { hostname | ip-address } remotefiledir remotefilename [port portnum ] [proxy proxy_portnum ] [username username password ]
シンタックスの説明
http |
HTTP サーバからファイルをコピーします。 |
install |
HTTP サーバからファイルをコピーして、ローカル デバイスにソフトウェア リリース ファイルをインストールします。 |
hostname |
HTTP サーバの名前 |
ip-address |
HTTP サーバの IP アドレス |
remotefiledir |
リモート ファイルのディレクトリ |
remotefilename |
リモート ファイル名 |
port |
(任意)HTTP サーバに接続するポート(デフォルトは 80) |
portnum |
HTTP サーバのポート番号(1 ~ 65535) |
proxy |
(任意)HTTP プロキシ サーバに要求をリダイレクトできるようにします。 |
proxy_portnum |
HTTP プロキシ サーバのポート番号(1 ~ 65535) |
username |
(任意)HTTP プロキシ サーバにアクセスするためのユーザ名 |
username |
ユーザのログイン名 |
password |
パスワード認証を確立します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
HTTP サーバからイメージ ファイルをインストールして、それを WAAS デバイスにインストールするには、 copy http install EXEC コマンドを使用します。転送プロトコルとして HTTP を使用して HTTP サーバから WASS デバイスにイメージを転送し、デバイスにソフトウェアをインストールします。イメージの内、一部はディスクに、一部はフラッシュ メモリにインストールされます。HTTP サーバからリポジトリにソフトウェア イメージをダウンロードするには、 copy http central EXEC コマンドを使用します。
proxy hostname | ip-address オプションを指定することで、 copy http install EXEC コマンドを使用して、転送を別の場所または HTTP プロキシ サーバにリダイレクトすることもできます。ユーザ名とパスワードは、WAAS デバイスへのソフトウェア リリース ファイルの転送が許可される前に、Primary Domain Controller(PDC; プライマリ ドメイン コントローラ)で認証を受けておく必要があります。
BIOS のアップグレード
WAE-511、WAE-512、WAE-611、WAE-612、WAE-7326 の BIOS はリモートでアップグレードできます。すべてのコンピュータ ハードウェアは、インターフェイスを介してソフトウェアと連動する必要があります。Basic Input/Output System(BIOS)は、そのようなインターフェイスを提供します。コンピュータに組み込まれたスタータ キットは、ハード ディスク ドライブから他のソフトウェアを実行します。BIOS は、基本命令セットを提供してコンピュータをブートする役割があります。Power-On Self Test(POST; パワーオン セルフ テスト)動作やハード ディスク ドライブからのオペレーティング システムのブーティングなど、起動時に実行する必要のあるタスクをすべて実行します。さらに、割り込みハンドラのライブラリの形式で、ハードウェアとオペレーティング システム間のインターフェイスを提供します。たとえば、キーが押されるたびに CPU は割り込みを実行してそのキーを読み取ります。これは、シリアルおよびパラレル ポート、ビデオ カード、サウンド カード、ハードディスク コントローラなどの他の入出力デバイスでも同様です。一部の旧式の PC では、最新のハードウェアとの相互運用を行えません。BIOS がハードウェアをサポートしておらず、オペレーティング システムが BIOS ルーチンを使用するためにコールできないためです。この問題は、新しいハードウェアをサポートする BIOS に交換するか、そのハードウェアに対応したデバイス ドライバをインストールすれば解決できます。
特定のハードウェア モデルの BIOS アップデートに必要なすべての BIOS ファイルは、1 つの .bin パッケージ ファイルとして Cisco.com で入手できます。このファイルは専用の
<WAAS-installable>.bin ファイルで、通常のソフトウェア アップデート手順でインストールできます。
BIOS のバージョン アップデートをサポートする WAAS デバイスの BIOS バージョンをアップデートするには、次のものが必要です。
•
ソフトウェア ファイルのある HTTP サーバ
•
アップデートするデバイスとアップデート ファイルを格納するサーバ間のネットワーク接続
•
当該の .bin BIOS アップデート ファイル
–
511_bios.bin
–
611_bios.bin
–
7326_bios.bin
注意 フラッシュ BIOS をアップグレードする際は、
特に注意してください。BIOS アップグレード パッチが完全に正しいものであることを
しっかりと確認してください。適用したパッチが間違っていた場合、システムはブート不能になり、正しいパッチを適用し直しても回復不能になる可能性があります。
注意 フラッシュ BIOS アップデートの失敗で非常に深刻な結果がもたらされる可能性があるので、フラッシュ BIOS は必ず、最初にシステムを Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源装置)に接続してからアップデートしてください。
BIOS アップデート ファイルを WAAS デバイスにインストールするには、次のように copy http install EXEC コマンドを使用します。
WAE# copy http install http-server remote_file_dir 7326_bios.bin
[portnumber]
BIOS アップデート ファイルをシステムにコピーしたら、次のように reload EXEC コマンドを使用して WAAS デバイスをリブートします。
新しい BIOS は、システムをリブートしたあと、有効になります。
例
次の例は、HTTP サーバからイメージ ファイルをコピーして、そのファイルを WAAS デバイスにインストールする方法を示します。
WAE# copy http install 10.1.1.1 //ftp-sj.cisco.com/cisco/waas/4.0 WAAS-4.0.0-k9.bin
Enter username for remote ftp server:biff
Enter password for remote ftp server:*****
Initiating FTP download...
printing one # per 1MB downloaded
10.1.1.1 FTP server (Version) Mon Feb 28 10:30:36 EST
Password required for biff.
Entering Passive Mode (128,107,193,244,55,156)
Sending:CWD //ftp-sj.cisco.com/cisco/waas/4.0
Entering Passive Mode (128,107,193,244,55,156)
Sending:RETR WAAS-4.0.0-k9.bin
Opening BINARY mode data connection for ruby.bin (87376881 bytes).
###################################################################################
.................................................................
The new software will run after you reload.
次の例は、BIOS をアップグレードする方法を示します。すべての出力は、追跡できるように別のファイル(/local1/.bios_upgrade.txt)に書き込まれます。BIOS アップグレードのため Cisco.com からダウンロードされたハードウェア依存ファイルは、BIOS アップグレード手順の完了後、自動的に WAAS デバイスから削除されます。
WAE-7326# copy ftp install upgradeserver /bios/update53/derived/ 7326_bios.bin
Enter username for remote ftp server:myusername
Enter password for remote ftp server:*****
Initiating FTP download...
printing one # per 1MB downloaded
upgradeserver.cisco.com FTP server (Version wu-2.6.1-18) ready.
Password required for myusername.
Please read the file README_dotfiles
it was last modified on Wed Feb 19 16:10:26 2005- 94 days ago
Please read the file README_first
it was last modified on Wed Feb 19 16:05:29 2005- 94 days ago
User myusername logged in.
Entering Passive Mode (128,107,193,240,57,37)
Sending:CWD /bios/update53/derived/
Entering Passive Mode (128,107,193,240,146,117)
Sending:RETR 7326_bios.bin
Opening BINARY mode data connection for 7326_bios.bin (834689 bytes).
Fri Jan 7 15:29:07 UTC 2005
Do not turnoff the system till BIOS installation is complete.
Flash chipset:Macronix 29LV320B
0055000.FLS:280000 [80000]
Erasing block 2f:280000 - 28ffff
Erasing block 30:290000 - 29ffff
Erasing block 31:2a0000 - 2affff
Erasing block 32:2b0000 - 2bffff
Erasing block 33:2c0000 - 2cffff
Erasing block 34:2d0000 - 2dffff
Erasing block 35:2e0000 - 2effff
Erasing block 36:2f0000 - 2fffff
Programming block 2f:280000 - 28ffff
Programming block 30:290000 - 29ffff
Programming block 31:2a0000 - 2affff
Programming block 32:2b0000 - 2bffff
Programming block 33:2c0000 - 2cffff
Programming block 34:2d0000 - 2dffff
Programming block 35:2e0000 - 2effff
Programming block 36:2f0000 - 2fffff
SCSIROM.BIN:260000 [20000]
Erasing block 2d:260000 - 26ffff
Erasing block 2e:270000 - 27ffff
Programming block 2d:260000 - 26ffff
Programming block 2e:270000 - 27ffff
PXEROM.BIN:250000 [10000]
Erasing block 2c:250000 - 25ffff
Programming block 2c:250000 - 25ffff
Primary BIOS flashed successfully
Cleanup BIOS related files that were downloaded....
The new software will run after you reload.
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy running-config
現在の設定から設定データまたはイメージ データをコピーするには、 copy running-config EXEC コマンドを使用します。
copy running-config {disk filename | startup-config | tftp { hostname | ip-address } remotefilename }
シンタックスの説明
running-config |
現在のシステム設定をコピーします。 |
disk |
ディスク ファイルに現在のシステム設定をコピーします。 |
filename |
ディスク上に作成するファイルの名前 |
startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーション(NVRAM)に、実行コンフィギュレーションをコピーします。 |
tftp |
TFTP サーバ上のファイルに実行コンフィギュレーションをコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバ上に作成されるコンフィギュレーション ファイルのリモート ファイル名。完全パス名を使用します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスの実行システム コンフィギュレーションを SYSFS パーティション、フラッシュ メモリ、または TFTP サーバにコピーするには、 copy running-config EXEC コマンドを使用します。 copy running-config startup-config EXEC コマンドは、 write memory コマンドと同等です。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy startup-config
スタートアップ コンフィギュレーションから設定データまたはイメージ データをコピーするには、 copy startup-config EXEC コマンドを使用します。
copy startup-config {disk filename | running-config | tftp { hostname | ip-address } remotefilename }
シンタックスの説明
startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションをコピーします。 |
disk |
ディスク ファイルにスタートアップ コンフィギュレーションをコピーします。 |
filename |
ローカル ディスクにコピーするスタートアップ コンフィギュレーション ファイルの名前 |
running-config |
スタートアップ コンフィギュレーションを実行コンフィギュレーションにコピーします。 |
tftp |
TFTP サーバ上のファイルにスタートアップ コンフィギュレーションをコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバ上に作成されるスタートアップ コンフィギュレーション ファイルのリモート ファイル名。完全パス名を使用します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
TFTP サーバまたは SYSFS パーティションにスタートアップ コンフィギュレーション ファイルをコピーするには、 copy startup-config EXEC コマンドを使用します。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy sysreport
デバイスからシステム トラブルシューティング情報をコピーするには、 copy sysreport EXEC コマンドを使用します。
copy sysreport {disk filename | ftp { hostname | ip-address } remotedirectory remotefilename | tftp { hostname | ip-address } remotefilename } [start-date { day month | month day } year [end-date { day month | month day } year ]]
シンタックスの説明
sysreport |
WAAS システム情報が含まれるレポートを作成し、ファイルに保存します。 |
disk |
ディスク ファイルにシステム情報をコピーします。 |
filename |
ディスク上に作成するファイルの名前なお、.tar.gz が指定したファイル名に付け加えられます。 |
ftp |
FTP サーバにシステム情報をコピーします。 |
hostname |
FTP サーバのホスト名 |
ip-address |
FTP サーバの IP アドレス |
remotedirectory |
システム情報ファイルが作成される FTP サーバ上のリモート ディレクトリ |
remotefilename |
FTP サーバ上に作成されるシステム情報ファイルのリモート ファイル名 |
tftp |
TFTP サーバにシステム情報をコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバ上に作成されるシステム情報ファイルのリモート ファイル名完全パス名を使用します。 |
start-date |
(任意)作成されたシステム レポート内の情報の開始日 |
day month |
開始の日付(1 ~ 31)および月(January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、December)。先に月、そのあとに日を指定することもできます。 |
year |
開始日の年(1993 ~ 2035) |
end-date |
(任意)作成されたシステム レポート内の情報の終了日。省略した場合、この日付はデフォルトにより本日の日付になります。レポートにはこの日の終わりまでのファイルが含まれます。 |
day month |
終了日(1 ~ 31)および月(January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、December)。先に月、そのあとに日を指定することもできます。 |
year |
終了日の年(1993 ~ 2035) |
デフォルト
終了日 を指定しないと、本日の日付が使用されます。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
copy sysreport コマンドはかなりの多くの CPU とディスク リソースを消費するので、実行中、システム パフォーマンスが低下する可能性があります。
例
次の例では、ローカル WAAS デバイスのファイル mysysinfo にシステム情報をコピーする方法を示します。
WAE# copy sysreport disk mysysinfo start-date 1 April 2006 end-date April 30 2006
次の例は、FTP サーバ myserver のルート ディレクトリにあるファイル foo に FTP によりシステム情報をコピーする方法を示します。
WAE# copy sysreport ftp myserver / foo start-date 1 April 2006 end-date April 30 2006
関連コマンド
show running-config
show startup-config
wafs
copy system-status
デバック目的でシステムからステータス情報をコピーするには、 copy system-status EXEC コマンドを使用します。
copy system-status disk filename
シンタックスの説明
system-status disk |
ディスク ファイルにシステム ステータスをコピーします。 |
filename |
ディスク上に作成するファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
ハードウェアおよびソフトウェア ステータス情報を格納する SYSFS パーティションにファイルを作成するには、 copy system-status EXEC コマンドを使用します。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy tech-support
Cisco TAC への問い合わせに利用するためシステムから設定またはイメージ データをコピーするには、 copy tech-support EXEC コマンドを使用します。
copy tech-support {disk filename | tftp { hostname | ip-address } remotefilename }
シンタックスの説明
tech-support |
テクニカル サポート用にシステム情報をコピーします。 |
disk |
テクニカル サポート用にシステム情報をディスク ファイルにコピーします。 |
filename |
ディスク上に作成するファイルの名前 |
tftp |
テクニカル サポート用にシステム情報を TFTP サーバにコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバ上に作成されるシステム情報ファイルのリモート ファイル名完全パス名を使用します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
TFTP サーバまたは SYSFS パーティションにテクニカル サポート情報をコピーするには、 copy tech-support tftp EXEC コマンドを使用します。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
copy tftp
TFTP サーバから設定またはイメージ データをコピーするには、 copy tftp EXEC コマンドを使用します。
copy tftp {disk { hostname | ip-address } remotefilename localfilename | running-config { hostname | ip-address } remotefilename | startup-config { hostname | ip-address } remotefilename }
シンタックスの説明
tftp |
TFTP サーバからのイメージをコピーします。 |
disk |
ディスク ファイルに TFTP サーバからのイメージをコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバからコピーするリモート イメージ ファイルの名前。完全パス名を使用します。 |
localfilename |
ローカル ディスク上に作成するイメージ ファイルの名前 |
running-config |
実行コンフィギュレーションに TFTP サーバからイメージをコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバからコピーするリモート イメージ ファイルの名前。完全パス名を使用します。 |
startup-config |
スタートアップ コンフィギュレーションに TFTP サーバからイメージをコピーします。 |
hostname |
TFTP サーバのホスト名 |
ip-address |
TFTP サーバの IP アドレス |
remotefilename |
TFTP サーバからコピーするリモート イメージ ファイルの名前。完全パス名を使用します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
TFTP サーバからディスクにファイルをコピーするには、 copy tftp disk EXEC コマンドを使用します。
関連コマンド
install
reload
show running-config
show startup-config
wafs
write
cpfile
ファイルのコピーを作成するには、 cpfile EXEC コマンドを使用します。
cpfile oldfilename newfilename
シンタックスの説明
oldfilename |
コピーするファイルの名前 |
newfilename |
作成されるファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用してファイルのコピーを作成します。SYSFS ファイルだけがコピーできます。
例
次の例は、ファイルのコピーを作成する方法を示します。
WAE# cpfile fe511-194616.bin fd511-194618.bin
関連コマンド
deltree
dir
lls
ls
mkdir
pwd
rename
debug
WAAS アプリケーション アクセラレーションおよびセントラル マネージャ機能をモニタおよび記録するには、 debug EXEC コマンドを使用します。 デバッギング をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します( undebug コマンドも参照)。
application-accelerator デバイス モードでは、 debug コマンドは次のとおりです。
debug authentication {content-request | user | windows-domain}
debug buf {all | dmbuf | dmsg}
debug cdp {adjacency | events | ip | packets}
debug cli {all | bin | parser}
debug cms
debug dataserver {all | clientlib | server}
debug dhcp
debug dre {aggregation | all | cache | connection {aggregation [ acl ] | cache [ acl ] | core [ acl ] | message [ acl ] | misc [ acl ] | acl } | core | lz | message | misc}
debug epm
debug logging all
debug ntp
debug print-spooler {all | brief | errors | warnings}
debug rbcp
debug snmp {all | cli | main | mib | traps}
debug stats {all | collections | computation | history}
debug tfo {buffer-mgr | connection [auto-discovery [ acl ] | comp-mgr [ acl ] | conn-mgr [ acl ] | filtering [ acl ] | netio-engine [ acl ] | policy-engine [ acl ] | synq [ acl ] | acl ] | stat-mgr | translog}
debug translog export
debug wafs {{all | core-fe | edge-fe | manager | utilities} {debug | error | info | warn}}
debug wccp {all | detail | error | events | keepalive | packets | slowstart}
(注) dre、epm、print-spooler、rbcp、tfo、translog、wafs、および wccp コマンド オプションは application-accelerator デバイス モードのみでサポートされます。
central manager デバイス モードでは、 debug コマンドは次のとおりです。
debug aaa accounting
debug all
debug authentication {content-request | user | windows-domain}
debug buf {all | dmbuf | dmsg}
debug cdp {adjacency | events | ip | packets}
debug cli {all | bin | parser}
debug cms
debug dataserver {all | clientlib | server}
debug dhcp
debug emdb [level [ levelnum ]]
debug logging all
debug ntp
debug rpc {detail | trace}
debug snmp {all | cli | main | mib | traps}
debug stats {all | collections | computation | history}
(注) emdb および rpc コマンド オプションは、central manager デバイス モードでのみサポートされます。
シンタックスの説明
aaa accounting |
(任意)AAA アカウンティング アクションをイネーブルにします。 |
all |
(任意)すべてのデバッグ オプションをイネーブルにします。 |
authentication |
(任意)認証デバッグをイネーブルにします。 |
content-request |
コンテンツ要求認証のデバッグをイネーブルにします。 |
user |
システム認証に対するユーザ ログインのデバッグをイネーブルにします。 |
windows-domain |
Windows ドメイン認証のデバッグをイネーブルにします。 |
buf |
(任意)バッファ マネージャのデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべてのバッファ マネージャのデバッグをイネーブルにします。 |
dmbuf |
dmbuf デバッグのみをイネーブルにします。 |
dmsg |
dmsg デバッグだけをイネーブルにします。 |
cdp |
(任意)CDP デバッグをイネーブルにします。 |
adjacency |
CDP ネイバ情報のデバッグをイネーブルにします。 |
events |
CDP イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
ip |
CDP IP のデバッグをイネーブルにします。 |
packets |
パケット関連 CDP のデバッグをイネーブルにします。 |
cli |
(任意)CLI デバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべての CLI のデバッグをイネーブルにします。 |
bin |
CLI コマンド バイナリ プログラムのデバッグをイネーブルにします。 |
parser |
CLI コマンド パーサーのデバッグをイネーブルにします。 |
cms |
(任意)CMS デバッグをイネーブルにします。 |
dataserver |
(任意)データ サーバのデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべてのデータ サーバのデバッグをイネーブルにします。 |
clientlib |
データ サーバ クライアント ライブラリ モジュールのデバッグをイネーブルにします。 |
server |
データ サーバ モジュールのデバッグをイネーブルにします。 |
dhcp |
(任意)DHCP デバッグをイネーブルにします。 |
dre |
(任意)DREデバッグをイネーブルにします。 |
aggregation |
DRE チャンク集約のデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべての DRE コマンドのデバッグをイネーブルにします。 |
cache |
DRE キャッシュのデバッグをイネーブルにします。 |
connection |
DRE 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
aggregation [ acl ] |
指定された接続の DRE チャンク集約のデバッグをイネーブルにします。 |
cache [ acl ] |
指定された接続の DRE キャッシュのデバッグをイネーブルにします。 |
core [ acl ] |
指定された接続の DRE コアのデバッグをイネーブルにします。 |
message [ acl ] |
指定された接続の DRE メッセージのデバッグをイネーブルにします。 |
misc [ acl ] |
指定された接続のその他の DRE デバッグをイネーブルにします。 |
acl |
トレースされた接続を制限する ACL |
core |
DRE コアのデバッグをイネーブルにします。 |
message |
DRE メッセージのデバッグをイネーブルにします。 |
misc |
その他の DRE デバッグをイネーブルにします。 |
epm |
(任意)DCE-RPC EPM デバッグをイネーブルにします。 |
logging |
(任意)ロギングのデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべてのロギングのデバッグをイネーブルにします。 |
ntp |
(任意)NTP デバッグをイネーブルにします。 |
print-spooler |
(任意)プリント スプーラのデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべてのデバッグ機能を使用して、プリント スプーラのデバッグをイネーブルにします。 |
brief |
簡潔なデバッグ メッセージのみを使用して、プリント スプーラのデバッグをイネーブルにします。 |
errors |
エラー条件のみを使用して、プリント スプーラのデバッグをイネーブルにします。 |
warnings |
警告条件のみを使用して、プリント スプーラのデバッグをイネーブルにします。 |
rbcp |
(任意)RBCP デバッグをイネーブルにします。 |
snmp |
(任意)SNMP デバッグ コマンドをイネーブルにします。 |
all |
すべての SNMP デバッグ コマンドをイネーブルにします。 |
cli |
すべての SNMP CLI のデバッグをイネーブルにします。 |
main |
SNMP のメイン デバッグをイネーブルにします。 |
mib |
SNMP MIB のデバッグをイネーブルにします。 |
traps |
SNMP トラップのデバッグをイネーブルにします。 |
stats |
(任意)統計情報のデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべての statistics デバッグ コマンドをイネーブルにします。 |
collection |
統計情報収集のデバッグをイネーブルにします。 |
computation |
統計情報計算のデバッグをイネーブルにします。 |
history |
統計情報履歴のデバッグをイネーブルにします。 |
tfo |
(任意)TFO デバッグをイネーブルにします。 |
buffer-mgr |
TFO バッファ マネージャのデバッグをイネーブルにします。 |
connection |
TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
auto-discovery [ acl ] |
自動探索モジュールの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
comp-mgr [ acl ] |
圧縮モジュールの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
conn-mgr [ acl ] |
Connection Manager の TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
filtering [ acl ] |
フィルタリング モジュールの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
netio-engine [ acl ] |
ネットワーク入出力モジュールの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
policy-engine [ acl ] |
アプリケーション ポリシーの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
synq [ acl ] |
SynQ モジュールの TFO 接続のデバッグをイネーブルにします。 |
acl |
TFO 接続を制限する ACL |
stat-mgr |
TFO Statistics Manager のデバッグをイネーブルにします。 |
translog |
TFO トランザクション ログのデバッグをイネーブルにします。 |
translog |
(任意)transaction logging デバッグ コマンドをイネーブルにします。 |
export |
トランザクション ログ FTP エクスポートのデバッグをイネーブルにします。 |
wafs |
(任意)WASS ソフトウェア コンポーネントとユーティリティからのメッセージがロギングされる通知レベル(debug、info、warn、error)をアンセットします。 |
all |
すべてのソフトウェア コンポーネントとユーティリティのロギング レベルを同時にアンセットします。 |
core-fe |
Core File Engine として機能する WAE のロギング レベルをアンセットします。 |
edge-fe |
Edge File Engine として機能する WAE のロギング レベルをアンセットします。 |
manager |
Device Manager のロギング レベルをアンセットします。 |
utilities |
WAAS ユーティリティのロギング レベルをアンセットします。 |
wccp |
(任意)WCCP 情報のデバッグをイネーブルにします。 |
all |
すべての WCCP デバッグ機能をイネーブルにします。 |
detail |
WCCP の詳細なデバッグをイネーブルにします。 |
error |
WCCP エラーのデバッグをイネーブルにします。 |
events |
WCCP イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
keepalive |
アプリケーションに送信される WCCP キープアライブのデバッグをイネーブルにします。 |
packets |
WCCP パケット関連情報のデバッグをイネーブルにします。 |
slowstart |
WCCP スロースタートのデバッグをイネーブルにします。 |
次の構文表では、central manager デバイス モードで使用するオプションについて説明します。
emdb |
(任意)組み込みデータベースのデバッグをイネーブルにします。 |
level |
(任意)EMDB サービスの指定されたデバッグ レベルをイネーブルにします。 |
levelnum |
(任意)ディセーブルにするデバッグ レベル(レベル 0 はデバッグをディセーブルにします) |
rpc |
(任意)リモート プロシージャ コール(RPC)ログをイネーブルにします。 |
detail |
プライオリティ レベルが「detail」以上の RPC ログをイネーブルにします。 |
trace |
プライオリティ レベルが「trace」以上の RPC ログをイネーブルにします。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると WAAS デバイスのパフォーマンスが低下するので、このコマンドはTAC から指示があった場合にだけ使用することを推奨します。詳細については、「マニュアル、サポート、セキュリティ ガイドラインの入手方法」 を参照してください。
Watchdog ユーティリティが動作していないと、「WAAS is not running」メッセージが出力されます。
イネーブル化された debug オプションを表示するには、 show debugging コマンドを使用します。
例
次の例は、ユーザ認証のデバッグ モニタリングをイネーブルにし、イネーブルになっているか確認し、続いてデバッグ モニタリングをディセーブルにする方法を示します。
WAE# debug authentication user
Debug authentication (user) is ON
WAE# no debug authentication user
次の例は、システム内の Core WAE のデバッグするためのロギング レベルを設定し、その後ロギング レベルをデフォルト(info)に戻す方法を示します。
all log level for all components
core-fe log level for Core FE
edge-fe log level for Edge FE
manager log level for Manager
utilities log level for Utilities
WAE# debug wafs core-fe ?
debug set log level to DEBUG
error set log level to ERROR
info set log level to INFO (default)
warn set log level to WARN
WAE# debug wafs core-fe debug
corefe log level set to DEBUG
関連コマンド
show debugging
undebug
delfile
現在のディレクトリからファイルを削除するには、 delfile EXEC コマンドを使用します。
delfile filename
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、WAAS デバイスのディスク ドライブの SYSFS パーティションからファイルを削除します。
例
次の例は、絶対パスを使用して /local1 ディレクトリから一時ファイルを削除する方法を示します。
WAE# delfile /local1/tempfile
関連コマンド
cpfile
dir
lls
ls
mkdir
pwd
rename
deltree
ディレクトリを、そのすべてのサブディレクトリおよびファイルとともに削除するには、 deltree EXEC コマンドを使用します。
deltree directory
シンタックスの説明
directory |
削除するディレクトリ ツリーの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用してディレクトリとそのディレクトリ内のすべてのファイルを、WAAS SYSFS ファイル システムから削除します。サブディレクトリおよびファイルを削除しているという警告は表示されません。
(注) WAAS が正常に機能するのに必要なファイルやディレクトリは、決して削除しないでください。
例
次の例は、/local1 ディレクトリから testdir ディレクトリを削除する方法を示します。
WAE# deltree /local1/testdir
関連コマンド
cpfile
dir
lls
ls
mkdir
pwd
rename
dir
ディレクトリの 1 つのファイルまたはすべてのファイルの詳細を表示するには、dir EXEC コマンドを使用します。
dir [ directory ]
シンタックスの説明
directory |
(任意)リストするディレクトリの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、名前、サイズ、作成時間など、作業ディレクトリ内部に含まれているファイルの詳細リストを表示します。lls EXEC コマンドも同じ出力を生成します。
例
次の例は、現在のディレクトリのすべてのファイルの詳細リストを示します。
size time of last change name
------------- ------------------------- -----------
4096 Fri Feb 24 14:40:00 2006 <DIR> actona
4096 Tue Mar 28 14:42:44 2006 <DIR> core_dir
4096 Wed Apr 12 20:23:10 2006 <DIR> crash
4506 Tue Apr 11 13:52:45 2006 dbupgrade.log
4096 Tue Apr 4 22:50:11 2006 <DIR> downgrade
4096 Sun Apr 16 09:01:56 2006 <DIR> errorlog
4096 Wed Apr 12 20:23:41 2006 <DIR> logs
16384 Thu Feb 16 12:25:29 2006 <DIR> lost+found
4096 Wed Apr 12 03:26:02 2006 <DIR> sa
24576 Sun Apr 16 23:38:21 2006 <DIR> service_logs
4096 Thu Feb 16 12:26:09 2006 <DIR> spool
9945390 Sun Apr 16 23:38:20 2006 syslog.txt
10026298 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.1
10013564 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.2
10055850 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.3
10049181 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.4
4096 Thu Feb 16 12:29:30 2006 <DIR> var
508 Sat Feb 25 13:18:35 2006 wdd.sh.signed
次の例では、 logs ディレクトリの詳細情報のみを示します。
size time of last change name
------------- ------------------------- -----------
4096 Thu Apr 6 12:13:50 2006 <DIR> actona
4096 Mon Mar 6 14:14:41 2006 <DIR> apache
4096 Sun Apr 16 23:36:40 2006 <DIR> emdb
4096 Thu Feb 16 11:51:51 2006 <DIR> export
92 Wed Apr 12 20:23:20 2006 ftp_export.status
4096 Wed Apr 12 20:23:43 2006 <DIR> rpc_httpd
0 Wed Apr 12 20:23:41 2006 snmpd.log
4096 Sun Mar 19 18:47:29 2006 <DIR> tfo
disable
イネーブル EXEC コマンドを無効にするには、disable EXEC コマンドを使用します。
disable
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS ソフトウェアの CLI EXEC モードは、システム動作の設定、表示、テスト用に使用します。このコマンド モードは、ユーザと特権の 2 つのアクセス レベルに分けられます。特権レベル EXEC モードにアクセスするには、ユーザ アクセス レベルのプロンプトで enable EXEC コマンドを入力し、パスワードの入力のプロンプトが表示されたら特権 EXEC パスワード(スーパーユーザまたは管理者相当のパスワード)を指定します。
Password :
disable コマンドにより、ユーザレベルの EXEC シェルに入ります(プロンプトが変わります)。
例
次の例では、特権 EXEC モードからユーザレベル EXEC モードに入ります。
disk
WAAS デバイスでディスクを設定するには、 disk EXEC コマンドを使用します。
disk delete-partitions diskname
disk mark diskname {bad | good}
disk reformat diskname
disk scan-errors diskname
delete-partitions |
指定されたディスク ドライブのデータを削除します。このコマンドの実行後は、指定されたディスク ドライブは WAAS ソフトウェアによってブランクとして取り扱われます。そのドライブの以前のデータは、すべてアクセス不能です。 |
diskname |
パーティションを削除するディスクの名前(disk00、disk01) |
mark |
ディスク ドライブが正常か不良かマーク付けします。 |
diskname |
マーク付けするディスクの名前(disk00、disk01) |
bad |
指定されたディスク ドライブを不良としてマーク付けします。このコマンドを使用すると、このディスクのデータはアクセス不能になります。このディスクをあとで正常としてマーク付けすると、WAAS ソフトウェアによってブランク ドライブとして取り扱われます。 |
good |
指定されたディスク ドライブを正常としてマーク付けします。 |
reformat |
SCSI ディスク ドライブのローレベル再フォーマットを行い、不良セクタをリマップします。
注意 このコマンドはデータを損失しないよう十分に注意して使用してください。
|
diskname |
再フォーマットするディスクの名前(disk00、disk01) |
scan-errors |
エラーがないか SCSI または IDE ディスクをスキャンし、未使用の場合は不良セクターをリマップします。 |
diskname |
エラーがないかスキャンするディスクの名前(disk00、disk01) |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスは保存容量の増加または信頼性の向上のため 2 つのディスク ドライブを使用できます。これは Redundant Array of Independent Disks(RAID; 独立ディスク冗長アレイ)とも呼ばれ、WAAS にソフトウェア フィーチャとして実装されています。
WAAS ソフトウェアを実行し、2 つ以上のディスク ドライブがある WAAS デバイスには、RAID-1 が自動的に適用されます。RAID-1 はディスク ミラーリングを提供します(データは 2 つ以上のドライブに重複して書き込まれます)。冗長性による信頼性の向上が目的です。RAID-1 の場合、1 つのディスク書き込みを 2 つのディスク ドライブに対して行う必要があるため、ファイル システムの書き込みパフォーマンスに影響を与えます。
RAID-1(ミラーリング)はデバイス上のすべてのファイル システムに使用されます。このセットアップにより、すべての場合でソフトウェアの確実な実行が保証されます。
(注) WAAS ソフトウェアは、Wide Area File Services(WAFS; ワイド エリア ファイル サービス)ファイル システムおよび、データ冗長性除去(DRE)キャッシュの両方に CONTENT ファイル システムを使用します。
WAE ディスク ドライブの手動でのマーク付けおよびマーク解除
WAAS デバイス上のディスク ドライブは、正常に動作し、使用できるものは正常なドライブとしてマーク付けできます。また、動作が異常で、 reload コマンドの実行後に使用しないドライブは不良ドライブとしてマーク付けできます。
disk01 を不良としてマーク付けし、WAAS デバイスをリロードして、その後 disk01 を正常としてマーク付けして再度使用できるようにする方法を、次のシナリオで説明します。
1.
次のように disk mark EXEC コマンドを入力して、disk01 を不良としてマーク付けします。
WAE# disk mark disk01 bad
It will be not used after reload.
2.
show disks details EXEC コマンドを入力し、ディスクに関する詳細情報を表示させます。disk01 は、ここでアスタリスク(*)付きで表示されます。WAAS デバイスのブート後にマーク付けされたためです。disk01 は、「Normal」(正常)としてレポートされています(現在使用中)。
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB)
disk01: Normal (h01 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB) (*)
(*) Disk drive won't be used after reload.
MOUNT POINT TYPE DEVICE SIZE INUSE FREE USE%
/ root /dev/root 34MB 28MB 6MB 82%
3.
reload EXEC コマンドを入力して WAAS デバイスをリロードします。問い合せされたら、 Enter を押してリロードを進めます。WAAS デバイスをリロードすると、不良ディスク ドライブとしてマーク付けされている disk01 は使用されなくなります。
Proceed with reload?[confirm]
4.
リロードが完了したら、 show disks details EXEC コマンドを入力してディスクに関する詳細情報を表示させます。disk01 はここでは「Not used (*)」(未使用)として表示されています。WAE のリブート後、不良として検出されたためです。
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB)
(*) Disk drive won't be used after reload.
5.
次のように disk mark EXEC コマンドを入力して、disk01 を正常としてマーク付けします。
WAE# disk mark disk01 good
disk01 is marked as good.
It will be used after reload.
6.
show disks details EXEC コマンドを入力して、disk01 が現在「Not used」としてマーク付けされていることを確認します。 reload EXEC コマンドを入力して WAAS デバイスをリロードします。問い合せされたら、 Enter を押してリロードを進めます。WAAS デバイスをリロードすると、正常なディスク ドライブとしてマーク付けされている disk01 は再度使用されます。show disks details EXEC コマンドを使用して、ディスクが正常に動作していることを確認します。
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB)
Proceed with reload?[confirm]
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB)
disk01: Normal (h01 c00 i00 l00 - DAS) 76324MB( 74.5GB)
SCSI ディスク ドライブの再フォーマット
WAAS デバイスの SCSI ディスク ドライブを再フォーマットするには、 disk reformat EXEC コマンドを使用します。このコマンドを実行するとき、SCSI ドライブは使用できません。
注意 データの損失を防止するため、このコマンドは十分に注意して使用してください。
(注) このコマンドは、SCSI ドライブを装備したシステム(WAE-611 および WAE-7326)でのみ有効です。
SCSI ドライブを再フォーマットする方法を、次のシナリオで説明します。
1.
SCSI ドライブを不良としてマーク付けします。この例では disk01 です。
WAE# disk mark disk01 bad
2.
WAAS デバイスをリブートして不良ディスクが使用されないようにします。
3.
ディスクを再フォーマットします。このコマンドが完了すると、ドライブはブランクになります。
WAE# disk reformat disk01
4.
WAAS デバイスをリブートします。通常のソフトウェア RAID リカバリが実行され、再フォーマットされたディスクは使用できるようになります。
1 つのディスク ドライブのすべてのパーティションの削除
WAAS デバイス上の 1 つのディスク ドライブのすべてのパーティションを削除するには、 disk delete-partitions EXEC コマンドを使用します。
注意
disk delete-partitions EXEC コマンドの実行後は、指定されたディスク ドライブは WAAS ソフトウェアによってブランクとして取り扱われます。そのドライブの以前のデータは、すべてアクセス不能です。
このコマンドは、新しいディスク ドライブを追加する場合に、そのドライブが以前に別のオペレーティング システム(たとえば、Microsoft Windows や Linux オペレーティング システム)で使用されていたときに使用します。ディスク上のすべてを消去するか尋ねられたら、次のように「yes」を指定して続けます。
WAE# disk delete-partitions disk01
This will erase everything on disk. Are you sure? [no] yes
関連コマンド
(config)disk
show disks
dnslookup
ホスト名またはドメイン名をIP アドレスに解決するには、 dnslookup EXEC コマンドを使用します。
dnslookup { hostname | domainname }
シンタックスの説明
hostname |
ネットワーク上の DNS サーバの名前 |
domainname |
ドメインの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の 3 つの例では、 dnslookup コマンドを使用して、ホスト名 myhost を IP アドレス 172.31.69.11 に解決し、 abd.com を IP アドレス 192.168.219.25 に解決し、ホスト名として使用されている IP アドレスを 10.0.11.0 に解決する方法を示します。
official hostname: myhost.abc.com
official hostname: abc.com
official hostname: 10.0.11.0
enable
イネーブル EXEC コマンドにアクセスするには、 enable EXEC コマンドを使用します。
enable
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS ソフトウェアの CLI EXEC モードは、システム動作の設定、表示、テスト用に使用します。このコマンド モードは、ユーザ レベルと特権レベルの 2 つのアクセス レベルに分かれています。特権レベル EXEC モードにアクセスするには、ユーザ アクセス レベルのプロンプトで enable EXEC コマンドを入力し、パスワードの入力のプロンプトが表示されたら特権 EXEC パスワード(スーパーユーザまたは管理者相当のパスワード)を指定します。
TACACS+ にはイネーブル パスワード機能があり、これにより管理者は、管理レベル ユーザごとに異なるイネーブル パスワードを定義できます。管理レベル ユーザが、管理者または管理者相当のユーザ アカウント(特権レベル 15)ではなく、標準レベルのユーザ アカウント(特権レベル 0)で WAAS デバイスにログインした場合、特権レベル EXEC モードにアクセスするには、管理者パスワードを入力する必要があります。
Password :
(注) この警告は、WAAS ユーザがログイン認証に TACACS+ を使用している場合でも当てはまります。
disable コマンドで、特権 EXEC モードからユーザ EXEC モードに移行します。
例
次の例は、特権 EXEC モードにアクセスする方法を示します。
exit
特権レベル EXEC モードを終了させてユーザ レベル EXEC モードに戻るには、 exit コマンドを使用します。
exit
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
すべてのモード
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドは、 Ctrl-Z または end コマンドと同じです。ユーザレベル EXEC シェルで発行された exit コマンドは、コンソールまたは Telnet セッションを終了します。
例
次の例では、特権レベル EXEC モードを終了してユーザレベル EXEC モードに戻る方法を示します。
find-pattern
ファイル内の特定のパターンを検索するには、EXEC モードで find-pattern コマンドを使用します。
find-pattern {binary reg-express filename | case {binary reg-express filename | count reg-express filename | lineno reg-express filename | match reg-express filename | nomatch reg-express filename | recursive reg-express filename } | count reg-express filename | lineno reg-express filename | match reg-express filename | nomatch reg-express filename | recursive reg-express filename }
シンタックスの説明
binary |
バイナリ出力を抑制しません。 |
reg-express |
照合する正規表現 |
filename |
ファイル名 |
case |
大文字小文字を区別するパターンを照合します。 |
count |
一致する行数を表示します。 |
lineno |
出力とともに行番号を表示します。 |
match |
一致する行を表示します。 |
nomatch |
一致しない行を表示します。 |
recursive |
ディレクトリを反復して検索します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、ファイル内の特定の正規表現パターンを検索します。
例
次の例は、大文字と小文字を区別するパターンについてファイルを反復して検索する方法を示します。
WAE# find-pattern case recursive admin removed_core
-rw------- 1 admin root 95600640 Oct 12 10:27 /local/local1/core_dir/
-rw------- 1 admin root 97054720 Jan 11 11:31 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.14086
-rw------- 1 admin root 96845824 Jan 11 11:32 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.14823
-rw------- 1 admin root 101580800 Jan 11 12:01 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.15134
-rw------- 1 admin root 96759808 Jan 11 12:59 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.20016
-rw------- 1 admin root 97124352 Jan 11 13:26 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.8095
次の例では、あるパターンについてファイルを検索し、一致する行を印刷する方法を示します。
WAE# find-pattern match 10 removed_core
Tue Oct 12 10:30:03 UTC 2004
-rw------- 1 admin root 95600640 Oct 12 10:27 /local/local1/core_dir/
-rw------- 1 admin root 101580800 Jan 11 12:01 /local/local1/core_dir/
core.cache.3.0.0.b131.cnbuild.15134
次の例では、あるパターンについてファイルを検索し、一致する行数を印刷する方法を示します。
WAE# find-pattern count 10 removed_core
help
コマンドライン インターフェイスのオンライン ヘルプを取得するには、 help EXEC コマンドを使用します。
help
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC およびグローバル コンフィギュレーション
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
コマンド内のどの位置でも疑問符( ? )を入力すればヘルプが得られます。一致するものがない場合、ヘルプ リストは空なので、利用できるオプションが表示されるまで、 ? の位置を前にずらして入力する必要があります。
次の 2 つのヘルプ スタイルが用意されています。
•
コマンド引数を入力する準備ができている場合、完全ヘルプを使って(たとえば show ? )、可能な引数を表示できます。
•
コマンドを簡略化して入力し、どんな引数がその入力に一致するか知るには(たとえば、 show stat? )、部分ヘルプを使用します。
例
次の例は、 help EXEC コマンドの出力を示します。
Help may be requested at any point in a command by entering a question mark '?'. If nothing matches, the help list will be empty and you must backup until entering a '?' shows the available options.
Two styles of help are provided:
1. Full help is available when you are ready to enter a command argument.
2. Partial help is provided when an abbreviated argument is entered.
install
新しいソフトウェア イメージ(WAAS ソフトウェアなど)を WAAS デバイス上のフラッシュにインストールするには、 install EXEC コマンドを使用します。
install imagefilename
シンタックスの説明
imagefilename |
インストールする .bin ファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
install コマンドは、システム イメージをフラッシュ メモリにロードし、オプションのソフトウェアのコンポーネントをソフトウェア ファイルシステム(swfs)パーティションにコピーします。
(注) 任意のソフトウェアを格納するシステム イメージをインストールする場合は、SWFS パーティションが disk00 にマウントされていることを確認してください。
システム イメージをインストールするには、 イメージ ファイルを SYSFS ディレクトリ local1 または local2 にコピーします。 install コマンドを実行する前に、現在の作業ディレクトリをシステム イメージのあるディレクトリに変更します。 install コマンドを実行すると、イメージ ファイルは拡張されます。拡張されたファイルは、WAAS デバイス上の既存のファイルを上書きします。システム イメージをリロードすると、新たにインストールされたバージョンが適用されます。
(注) installコマンドは .pax ファイルを受け付けません。ファイルのタイプは .bin(たとえば、cache-sw.bin)である必要があります。また、インストールするリリースが新しいシステム イメージを必要としない場合は、フラッシュ メモリに書き込む必要がないこともあります。新しいバージョンに変更が加えられており、そのために、新しいシステム イメージをインストールする必要がある場合は、install コマンドによって、フラッシュ メモリへの書き込みが実行される場合があります。
例
次の例は、 wae511-cache-300.bin ファイルに格納されたシステム イメージをロードします。
WAE# install wae511-cache-300.bin
less
LESS アプリケーションを使用するファイルを表示するには、 less EXEC コマンドを使用します。
less file_name
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
LESS は、テキスト ファイルを一度に 1 ページずつ表示するアプリケーションです。LESS を使用してファイルの内容を表示できます。ただし、編集はできません。LESS は、type などの従来のテキスト ファイル ビューア アプリケーションと比較した場合、追加機能を備えています。追加機能は次のとおりです。
•
後方移動 ― 表示されたテキストの後方に移動できます。後方移動には、 k 、 Ctrl-k 、 y 、 Ctrl-y を使用します。詳細は LESS コマンドの要約を参照してください。要約を表示するには、LESS でファイルを表示中に h または H を押します。
•
検索および強調表示 ― 表示しているファイル内のテキストを検索できます。前方と後方に検索ができます。LESS では検索に一致するテキストを強調表示して、一致している位置を見つけやすくします。
•
複数ファイルのサポート ― LESS では、異なるファイル間で切り替えができ、各ファイルでの位置を記憶しています。処理している全ファイルにまたがって検索を行うこともできます。
例
LESS アプリケーションを使用する syslog.txt ファイルのテキストを表示するには、次のコマンドを入力します。
lls
ディレクトリ名の長いリストを表示するには、 lls EXEC コマンドを使用します。
lls [ directory ]
シンタックスの説明
directory |
(任意)長いファイル リストを表示するディレクトリの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドは、現在の作業ディレクトリに格納されているファイルとサブディレクトリに関する詳細な情報(サイズ、作成の日付時刻、SYSFS名、ファイルのロング ネームなど)を提供します。この情報は、dirコマンドでも表示できます。
例
次の例は、現在のディレクトリ内のすべてのファイルの詳細リストを提供します。
size time of last change name
-------------- ------------------------- -----------
4096 Fri Feb 24 14:40:00 2006 <DIR> actona
4096 Tue Mar 28 14:42:44 2006 <DIR> core_dir
4096 Wed Apr 12 20:23:10 2006 <DIR> crash
4506 Tue Apr 11 13:52:45 2006 dbupgrade.log
4096 Tue Apr 4 22:50:11 2006 <DIR> downgrade
4096 Sun Apr 16 09:01:56 2006 <DIR> errorlog
4096 Wed Apr 12 20:23:41 2006 <DIR> logs
16384 Thu Feb 16 12:25:29 2006 <DIR> lost+found
4096 Wed Apr 12 03:26:02 2006 <DIR> sa
24576 Sun Apr 16 23:54:30 2006 <DIR> service_logs
4096 Thu Feb 16 12:26:09 2006 <DIR> spool
9951236 Sun Apr 16 23:54:20 2006 syslog.txt
10026298 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.1
10013564 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.2
10055850 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.3
10049181 Thu Apr 6 12:25:00 2006 syslog.txt.4
4096 Thu Feb 16 12:29:30 2006 <DIR> var
508 Sat Feb 25 13:18:35 2006 wdd.sh.signed
ls
ディレクトリ内のファイル名やサブディレクトリ名のリストを表示するには、 ls EXEC コマンドを使用します。
ls [ directory ]
シンタックスの説明
directory |
(任意)ファイル リストを表示するディレクトリの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
特定のディレクトリ内のファイル名やサブディレクトリをリストするには、ls directory コマンドを使用します。
現在の作業ディレクトリのファイル名やサブディレクトリをリストするには、ls コマンドを使用します。
現在の作業ディレクトリを表示するには、pwd コマンドを使用します。
例
次の例は、ルート ディレクトリ内でリストされたファイルとサブディレクトリを示します。
mkdir
ディレクトリを作成するには、 mkdir EXEC コマンドを使用します。
mkdir directory
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、WAAS ファイル システムに新しいディレクトリまたはサブディレクトリを作成します。
例
次の例では、新しいディレクトリ oldpaxfiles を作成する方法を示します。
関連コマンド
cpfile
dir
lls
ls
pwd
rename
rmdir
mkfile
新しいファイルを作成するには、 mkfile EXEC コマンドを使用します。
mkfile filename
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、WAAS デバイスの任意のディレクトリに新しいファイルを作成します。
例
次の例では、ルート ディレクトリに新しいファイル traceinfo を作成する方法を示します。
関連コマンド
cpfile
dir
lls
ls
mkdir
pwd
rename
ntpdate
NTP サーバを使用して WAAS デバイスのソフトウェア クロック(日付時刻)を設定するには、 ntpdate EXEC コマンドを使用します。
ntpdate { hostname | ip-address }
シンタックスの説明
hostname |
NTP ホスト名 |
ip-address |
NTP サーバ IP アドレス |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
NTP を使用して現在の時刻を検出し、WAAS デバイスの現在時刻を一致するように設定します。時刻は、リロード後復元する予定の場合は、 clock save コマンドを使用してハードウェア クロックに保存する必要があります。
例
次の例では、NTP サーバを使用して WAAS デバイスのソフトウェア クロックを設定する方法を示します。
関連コマンド
clock
(config)clock
show clock
show ntp
ping
ネットワーク上の基本ネットワーク接続を診断する目的でエコー パケットを送信するには、 ping EXEC コマンドを使用します。
ping { hostname | ip-address }
シンタックスの説明
hostname |
ping を実行するシステムのホスト名 |
ip-address |
ping を実行するシステムの IP アドレス |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
引数 hostname を指定してこのコマンドを使用するには、WAAS デバイスに DNS 機能が設定されていることを確認してください。応答のないホストを強制的にタイムアウトする場合、またはループ サイクルを解除する場合は、 Ctrl-C を押します。
例
次の例は、アドレスが 172.19.131.189 のマシンにエコー パケットを送信して、ネットワーク上でのそのアベイラビリティを確認する方法を示します。
PING 172.19.131.189 (172.19.131.189) from 10.1.1.21 : 56(84) bytes of
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=0 ttl=249 time=613 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=1 ttl=249 time=485 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=2 ttl=249 time=494 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=3 ttl=249 time=510 usec
64 bytes from 172.19.131.189: icmp_seq=4 ttl=249 time=493 usec
--- 172.19.131.189 ping statistics ---
5 packets transmitted, 5 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/mdev = 0.485/0.519/0.613/0.047 ms
pwd
WAAS デバイスの現在の作業ディレクトリを表示するには、 pwd EXEC コマンドを使用します。
pwd
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、WAAS デバイスの現在の作業ディレクトリを表示させます。
例
次の例は、現在の作業ディレクトリを表示する方法を示します。
reload
WAAS デバイスを停止してコールド リスタートを実行するには、 reload EXEC コマンドを使用します。
reload [force]
シンタックスの説明
force |
(任意)追加要求なしでリブートを強制実行させます。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスをリブートするには、 reload コマンドを使用します。フラッシュ メモリに設定が保存されていない場合は、再起動時にコンフィギュレーション パラメータの入力を要求されます。開いている接続がある場合は、このコマンドを発行するとドロップされ、ファイル システムは再起動時に再フォーマットされます。
再起動の前にファイルシステムの内容をメモリからディスクに保存するには、 cache synchronize コマンドを使用します。
例
次の例は、WAAS デバイスの動作を停止させ、フラッシュ メモリに保存されている設定でリブートする方法を示します。プロセス中に確認のプロンプトは出ません。
rename
WAAS デバイスのファイルの名前を変更するには、 rename EXEC コマンドを使用します。
rename oldfilename newfilename
シンタックスの説明
oldfilename |
元のファイル名 |
newfilename |
新しいファイル名 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、ファイルのコピーを作成しないで SYSFS ファイルの名前を変更します。
例
次の例では、ファイル名を errlog.txt から old_errlog.txt に変更する方法を示します。
WAE# rename errlog.txt old_errlog.txt
restore
デバイスを工場出荷時のデフォルト状態に戻し、ディスクとフラッシュ メモリからユーザ データを削除するには、 restore EXEC コマンドを使用します。
restore {factory-default [preserve basic-config] | rollback }
シンタックスの説明
factory-default |
デバイス コンフィギュレーションおよびデータを工場出荷時のデフォルト状態にリセットします。 |
preserve |
(任意)デバイスの設定とデータの一部を保存します。 |
basic-config |
(任意)基本ネットワーク コンフィギュレーションを選択します。 |
rollback |
直前に機能していたソフトウェアおよびデバイス コンフィギュレーションに設定をロールバックします。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、特定のタイムスタンプ評価データを保存しながら、ディスク上およびフラッシュ メモリ内のデータを工場出荷時のデフォルトに復元したり、直前に機能していたデータおよびデバイス コンフィギュレーションに設定をロールバックしたりします。
このコマンドは、デバイス上にある既存のコンテンツをすべて消去します。ただし、ネットワーク コンフィギュレーションは保存されており、リブート後、Telnet および Secure Shell(SSH; セキュア シェル)セッションを介してアクセス可能です。
Central Manager データベースのバックアップ
プライマリ WAAS Central Manager で restore factory-default コマンドを使用する、またはプライマリからスタンバイ WAAS Central Manager に切り替える前に必ず、WAAS Central Manager データベースをバックアップし、バックアップ ファイルを WAAS Central Manager から離れた安全な場所にコピーしてください。WAAS Central Manager の動作を停止してから、バックアップおよび復元コマンドを始める必要があります。
注意 このコマンドは、フラッシュ イメージに保存されているユーザ指定の設定を消去し、ディスクやユーザ定義のディスク パーティション上のデータ、およびCentral Manager データベース全体を削除します。削除されるユーザ定義のディスク パーティションには、SYSFS、WAAS、および PRINTSPOOLFS パーティションが含まれます。削除される設定には、デバイスの起動設定が含まれます。
WAAS Central Manager データベースを削除することによって、WAAS ネットワーク全体のすべての設定記録が削除されます。有効なバックアップ ファイルまたはスタンバイ WAAS Central Manager がない場合、以前に設定したデータはすべて失われるので、すべての WAE を WAAS Central Manager に登録する必要があります。
プライマリ Central Manager を再設定しながらスタンバイ WAAS Central Manager を使用してデータベースを保存した場合は、以前のプライマリを新しいスタンバイ WAAS Central Manager として登録するだけで済みます。
プライマリ WAAS Central Manager を設定しながらバックアップ ファイルを作成している場合は、バックアップ ファイルをこの新たに再設定された WAAS Central Manager にコピーできます。
設定のロールバック
restore rollback コマンドを使用して、WAAS デバイスのソフトウェアと設定を以前のバージョンにロールバックできます。ソフトウェアのロールバックは、通常、新たにインストールしたバージョンの WAAS ソフトウェアが正常に機能しない場合だけです。
restore rollback コマンドは最後に保存された WAAS.bin イメージをシステム ディスクにインストールします。ソフトウェア インストール中に WAAS.bin イメージが作成され、システム ディスクに保存されます。WAAS デバイスに保存されたバージョンがない場合は、ソフトウェアはロールバックされません。
(注) WAFS から WAAS への移行はサポートされていますが、WAAS から WAFS へのロールバックはサポートされていません。
例
次の 2 つの例は、 restore factory-default および restore factory-default preserve basic-config コマンドを使用する方法を示します。コンフィギュレーション パラメータとデータが失われるため、復元操作の前にプロンプトが示され、処理を進めて良いか確認を取ります。
WAE# restore factory-default
This command will wipe out all of data on the disks
and wipe out WAAS CLI configurations you have ever made.
If the box is in evaluation period of certain product,
the evaluation process will not be affected though.
It is highly recommended that you stop all active services
before this command is run.
Are you sure you want to go ahead?[yes/no]
WAE# restore factory-default preserve basic-config
This command will wipe out all of data on the disks
and all of WAAS CLI configurations except basic network
configurations for keeping the device online.
The to-be-preserved configurations are network interfaces,
default gateway, domain name, name server and hostname.
If the box is in evaluation period of certain product,
the evaluation process will not be affected.
It is highly recommended that you stop all active services
before this command is run.
Are you sure you want to go ahead?[yes/no]
(注) この時点、またはあとでコマンドライン インターフェイスの入力を通じて、基本のコンフィギュレーション パラメータ(IP アドレス、ホスト名、ネーム サーバなど)を入力できます。
次の例では、 restore コマンドの使用後 show disks details コマンドを入力し、 restore コマンドによって、データがパーティション化されたファイルシステム、SYSFS、WAAS、および PRINTSPOOLFS から削除されたことを確認します。
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 140011MB(136.7GB)
disk01: Normal (h00 c00 i01 l00 - DAS) 140011MB(136.7GB)
MOUNT POINT TYPE DEVICE SIZE INUSE FREE USE%
/ root /dev/root 35MB 30MB 5MB 85%
/swstore internal /dev/md1 991MB 333MB 658MB 33%
/state internal /dev/md2 3967MB 83MB 3884MB 2%
/disk00-04 CONTENT /dev/md4 122764MB 33MB 122731MB 0%
/local/local1 SYSFS /dev/md5 3967MB 271MB 3696MB 6%
.../local1/spool PRINTSPOOL /dev/md6 991MB 16MB 975MB 1%
/sw internal /dev/md0 991MB 424MB 567MB 42%
DEVICE NAME TYPE STATUS PHYSICAL DEVICES AND STATUS
/dev/md0 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/00[GOOD] disk01/00[GOOD]
/dev/md1 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/01[GOOD] disk01/01[GOOD]
/dev/md2 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/02[GOOD] disk01/02[GOOD]
/dev/md3 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/03[GOOD] disk01/03[GOOD]
/dev/md4 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/04[GOOD] disk01/04[GOOD]
/dev/md5 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/05[GOOD] disk01/05[GOOD]
/dev/md6 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/06[GOOD] disk01/06[GOOD]
Currently content-filesystems RAID level is not configured to change.
次の例では、WAAS ソフトウェアをアップグレードまたは古いバージョンに戻す方法を示します。最初の例では、バージョン Y のソフトウェアがインストールされています( copy コマンドを使用)が、管理者がまだ切り替えていないので、現在のバージョンはまだ X のままです。このあと、システムはリロードされ( reload コマンドを使用)、バージョン Y が現在稼働するバージョンであることを確認します。
最後の例では、ソフトウェアがバージョン X にロールバックされ( restore rollback コマンドを使用)、ソフトウェアが再度リロードされます。
WAE# copy ftp install server path waas.versionY.bin
Cisco Wide Area Application Services Software (WAAS)
Copyright (c) 1999-2006 by Cisco Systems, Inc.
Cisco Wide Area Application Services Software Release 4.0.0 (build b340 Mar 25 2
Compiled 17:26:17 Mar 25 2006 by cnbuild
System was restarted on Mon Mar 27 15:25:02 2006.
The system has been up for 3 days, 21 hours, 9 minutes, 17 seconds.
WAE# show version pending
Cisco Wide Area Application Services Software (WAAS)
フラッシュ メモリの設定は restore コマンドの実行後失われているため、 show startup-config コマンドでは、フラッシュ メモリのデータは何も返されません。 show running-config コマンドは、デフォルトの実行コンフィギュレーションを返します。
関連コマンド
reload
show disks
show running-config
show startup-config
show version
rmdir
WAAS デバイスのディリクトリを削除するには、 rmdir EXEC コマンドを使用します。
rmdir directory
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して WAAS ファイルシステムからディレクトリを削除します。 rmdir コマンドは空のディレクトリしか削除できません。
例
次の例は、 local1 ディレクトリから oldfiles ディレクトリを削除する方法を示します。
WAE# rmdir /local1/oldfiles
関連コマンド
cpfile
dir
lls
ls
mkdir
pwd
rename
scp
ネットワーク ホスト間でファイルをコピーするには、 scp コマンドを使用します。
scp [ 1 ][ 2 ][ 4 ][ 6 ][ B ][ C ][ p ][ q ][ r ][ v ] [c cipher ] [F config-file ] [i id-file ] [l limit ] [o ssh_option ] [P port ] [S program ] [[ user @ ] host : file ] [...] [[ user-n @] host-n : file-n ]
シンタックスの説明
1 |
(任意)このコマンドでプロトコル 1 を強制的に使用します。 |
2 |
(任意)このコマンドでプロトコル 2 を強制的に使用します。 |
4 |
(任意)このコマンドで IPv4 アドレスのみを強制的に使用します。 |
6 |
(任意)このコマンドで IPv6 アドレスのみを強制的に使用します。 |
B |
(任意)バッチ モードを指定します。このモードでは、 scp コマンドはパスワードまたはパスフレーズの入力を要求しません。 |
C |
(任意)圧縮をイネーブルにします。 scp コマンドはこのオプションを ssh コマンドに渡し、圧縮をイネーブルにします。 |
p |
(任意)ソース ファイルから、修正時刻、アクセス時刻、およびモードを保存します。 |
q |
(任意)進捗情報の表示をディセーブルにします。 |
r |
(任意)ディレクトリとそのコンテンツを繰り返しコピーします。 |
v |
(任意)詳細なモードを指定します。 scp コマンドと ssh コマンドにその進行についてのデバッグ メッセージをプリントさせます。このオプションは、接続、認証、設定問題のトラブルシューティングに役立ちます。 |
c |
(任意)コピー元のデータの暗号化に使用する暗号を指定します。 scp コマンドはこのオプションを ssh コマンドにそのまま渡します。 |
cipher |
コピー元のデータの暗号化に使用する暗号 |
F |
(任意)Secure Shell(SSH)の別のユーザごとの設定ファイルを指定します。 scp コマンドはこのオプションを ssh コマンドにそのまま渡します。 |
config-file |
コンフィギュレーション ファイルの名前 |
i |
(任意)RSA 認証の秘密鍵が格納されているファイルを指定します。 scp コマンドはこの情報を ssh コマンドにそのまま渡します。 |
id-file |
RSA 認証の秘密鍵が格納されているファイルの名前 |
l |
(任意)帯域幅の使用を制限します。 |
limit |
ファイルのコピーに使用する帯域幅(kbps) |
o |
(任意)オプションを ssh_config5 で使用されるフォーマットで ssh コマンドに渡します。 |
ssh_option |
利用できるオプションの詳細は、 ssh コマンドを参照してください。 |
P |
(任意)リモート ホスト上の接続先ポートを指定します。 |
port |
リモート ホスト上の接続先ポート |
S |
(任意)暗号化接続に使用するプログラムを指定します。 |
program |
暗号化接続に使用するプログラムの名前 |
user |
(任意)ユーザ名 |
host |
(任意)ホスト名 |
file |
(任意)コピーするファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
scp コマンドはホスト間のデータ転送に SSH を使用します。
このコマンドは、認証に必要な場合、パスワードまたはパスフレーズの入力を要求します。
script
シスコが提供するスクリプトを実行するか、エラーがないかスクリプトを確認するには、 script EXEC コマンドを使用します。
script {check | execute} file_name
シンタックスの説明
check |
スクリプトの有効性を確認します。 |
execute |
スクリプトを実行します。スクリプト ファイルは、現在のディレクトリの SYSFS ファイルである必要があります。 |
file_name |
スクリプト ファイルの名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
script EXEC コマンドはスクリプト ユーティリティを開き、これにより、シスコが提供するスクリプトを実行するか、このスクリプト内のエラーを確認できます。スクリプト ユーティリティは、実行するスクリプトがユーザからの入力を必要とする場合は、ユーザからの標準端末入力を読み込めます。
(注) スクリプト ユーティリティは、シスコが提供するスクリプトだけを実行するように設計されています。シスコのシグニチャがないスクリプト ファイルや、破損または変更されたスクリプト ファイルは実行できません。
例
次の例は、スクリプト ファイル test_script.pl にエラーがないか確認する方法を示します。
WAE# script check test_script.pl
setup
WAAS デバイスの基本構成設定(一般設定、デバイス ネットワーク コンフィギュレーション、およびディスク コンフィギュレーション)を設定する、または WAAS ソフトウェアへのアップグレード後に基本設定を完了するには、 setup EXEC コマンドを使用します。
setup
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
setup コマンドの使用方法は、『 Cisco Wide Area Application Services Quick Configuration Guide 』を参照してください。
例
次の例は、WAAS ソフトウェアを実行している WAAS デバイスで、 setup EXEC コマンドを実行したときの、ウィザードの最初の画面を示します。
Please choose an interface to configure from the following list:
Press the ESC key at any time to quit this session
show aaa accounting
WAAS デバイスの Authentication, Authorization, Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)アカウンティング設定情報を表示するには、 show aaa accounting EXEC コマンドを使用します。
show aaa accounting
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用し、次の AAA アカウンティング タイプの設定設定を表示します。
•
Exec シェル
•
コマンド(標準ユーザおよびスーパーユーザ)
•
システム
例
表3-1 では、 show aaa accounting 出力のフィールドについて説明します。
表3-1 show aaa accounting コマンドのフィールドの説明
|
|
Accounting Type |
次のユーザ アカウント タイプの AAA アカウンティング設定を表示します。 Exec コマンド レベル 0 コマンド レベル 15 システム |
Record Event(s) |
アカウンティング サーバに送信される AAA アカウンティング通知の設定を表示します。 |
stop-only |
WAAS デバイスは、指定されたアクティビティまたは TACACS+ アカウンティング サーバへのイベントの終了時に、終了レコード アカウンティング通知を送信します。 |
start-stop |
WAAS デバイスは、TACACS+ アカウンティング サーバへのイベントの開始時に開始レコード アカウンティング通知を、イベントの終了時に終了レコード アカウンティング通知を送信します。 アカウンティング開始記録はバックグラウンドで送信されます。要求されたユーザ サービスは、TACACS+ アカウンティング サーバがアカウンティング開始レコードを確認応答したかどうかに関係なく、開始されます。 |
wait-start |
WAAS デバイスは、開始および終了のアカウンティング レコード両方を TACACS+ アカウンティング サーバに送信します。ただし、要求されたユーザ サービスは、アカウンティング開始レコードが確認応答されるまで開始されません。アカウンティング終了レコードも送信されます。 |
disabled |
指定されたイベントでは、アカウンティングはディセーブルです。 |
Protocol |
設定されたアカウンティング プロトコルを表示します。 |
show adapter
EndPoint Mapper(EPM)アダプタのステータスと設定を表示するには、 show adapter EXEC コマンドを使用します。
show adapter epm
シンタックスの説明
epm |
Microsoft PortMapper アダプタを指定します。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドは、WAE application-accelerator アプライアンスで有効です。Central Manager(CM)アプライアンスでは有効ではありません。
例
表3-2 に、show adapter epm 表示の出力について説明します。
表3-2 show adapter epm コマンドのフィールドの説明
|
|
EPM (MS-PortMapper) adapter is enabled. |
EPM アダプタの設定ステータス |
EPM (MS-PortMapper) adapter is disabled. |
関連コマンド
(config)adapter
show statistics epm
show alarms
WAAS デバイスで各種のアラーム、そのステータス、および履歴を表示するには、 show alarms EXEC コマンドを使用します。
show alarms [critical [detail [support]] | detail [support] | history [ start_num [ end_num [detail [support]]] | critical [ start_num [ end_num [detail [support]]]] | detail [support] | major [ start_num [ end_num [detail [support]]]] | minor [ start_num [ end_num [detail [support]]]]] | detail [support] | major [detail [support]] | minor [detail [support]] | status]
シンタックスの説明
critical |
(任意)クリティカル アラーム情報を表示します。 |
detail |
(任意)各アラームの詳細情報を表示します。 |
support |
(任意)各アラームの追加情報を表示します。 |
history |
(任意)さまざまなアラームの履歴に関する情報を表示します。 |
start_num |
(任意)アラーム履歴の最初に出現するアラーム番号 |
end_num |
(任意)アラーム履歴の最後に出現するアラーム番号 |
major |
(任意)メジャー アラームに関する情報を表示します。 |
minor |
(任意)マイナー アラームに関する情報を表示します。 |
status |
(任意)さまざまなアラームのステータスとアラーム オーバーロード設定を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS ソフトウェアの Node Health Manager により、WAAS アプリケーションはアラームを発生させ、エラーまたは注意を要する状態であることを教えます。Node Health Manager は、このようなアラームのデータ リポジトリであり、WAAS デバイスでモニタされるアプリケーション、サービスおよびリソース(ディスク ドライブなど)のヘルスおよびアラーム情報を集約します。たとえば、この機能により、WAE が大量のアラームを受信しているかどうかを判別するメカニズムが提供されます。このようなアラームは「WAAS ソフトウェア アラーム」と呼ばれます。
WAAS ソフトウェアは、SNMP トラップを生成することにより、SNMP を使ってエラー状態を通知します。次の WAAS アプリケーションは、WAAS ソフトウェア アラームを生成できます。
•
Node Health Manager(アラーム過負荷状態)
•
System Monitor(sysmon)(ディスク障害用)
WAAS ソフトウェアには次の 3 つのアラーム レベルがあります。
•
クリティカル ― WAE を介して既存のトラフィックに影響を与えるアラームで、致命的とみなされる(WAE は回復して、トラフィックを処理し続けることができません)。
•
メジャー ― 主要なサービス(たとえば、キャッシュ サービス)が損傷したか失われたことを示すアラーム。このサービスを復元するには緊急の対策が必要です。ただし、他のノード コンポーネントは完全に機能するため、既存のサービスに対する影響は最小限です。
•
マイナー ― サービスに影響を与えない状況が発生しているが、重大な障害が発生しないように処置が必要なことを示すアラーム。
snmp-server enable traps alarms グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、アラームを設定できます。
show alarms critical EXEC コマンドを使用すると、WAAS ソフトウェア アプリケーションによって生成されている現在のクリティカル アラームを表示できます。 show alarms critical detail EXEC コマンドを使用すると、生成されている各クリティカル アラームの追加の詳細情報を表示できます。アラームが発生した状況に関する説明と問題の原因を検出する方法は、 show alarms critical detail support EXEC コマンドを使用すると、表示されます。同様に、メジャーおよびマイナー アラームの詳細情報も、 show alarms major および show alarms minor EXEC コマンドを使用して表示できます。
WAAS デバイス上で WAAS ソフトウェアによって生成され、クリアされたアラームの履歴を表示するには、 show alarms history EXECコマンドを使用します。WAAS ソフトウェアは、直近の 100 個のアラーム生成およびクリア イベントだけを保持できます。
現在のアラームのステータス、WAAS デバイスのアラーム過負荷状態およびアラーム過負荷設定を表示するには、 show alarm status EXEC コマンドを使用します。
例
次の show alarm history コマンドの出力例は、最後のソフトウェア リロード以降に WAAS デバイスで生成されたすべてのメジャー アラームを表示します。
Op Sev Alarm ID Module/Submodule Instance
-- --- -------------------- -------------------- --------------------
1 C Ma tfo_accl_wellness sysmon accl=CIFS
2 C Cr wafs_edge_down wafs
3 R Ma tfo_accl_wellness sysmon accl=CIFS
4 R Cr wafs_edge_down wafs
5 R Ma core_dump sysmon core
Op - Operation: R-Raised, C-Cleared
Sev - Severity: Cr-Critical, Ma-Major, Mi-Minor
次の show alarm history コマンドの出力例は、アラーム履歴イベント記録のアラーム 1 ~ 3 の完全な詳細情報を表示します。
WAE# show alarms history 1 3 detail support
Op Sev Alarm ID Module/Submodule Instance
-- --- -------------------- -------------------- --------------------
1 C Ma tfo_accl_wellness sysmon accl=CIFS
Apr 12 20:25:58.119 UTC, Processing Error Alarm, #000003, 1000:445005
The CIFS TFO Accelerator application has had a keepalive failure.
Its wellness is in question.
/alm/maj/sysmon/accl=XXXX/tfo_accl_wellness:
A TFO Accelerator application has had a keepalive failure.
The System Monitor issues this to indicate that one of the
TFO Accelerators is failing to perform a wellness update
within the allotted time. The implications are that some
connections may not be optimized properly by TFO and thus
optimization performance may be reduced.
Examine the status of the specified accelerator to verify it
is still operating properly and make adjustments to return
it to full health if necessary.
2 C Cr wafs_edge_down wafs
Apr 12 20:25:30.756 UTC, Processing Error Alarm, #000002, 10000:1000001
/alm/crit/wafs/wafs_edge_down:
This alarm is used to check if the Edge is working.
Please reactivate the Edge component on the device.
3 R Ma tfo_accl_wellness sysmon accl=CIFS
Apr 12 20:24:43.127 UTC, Processing Error Alarm, #000003, 1000:445005
The CIFS TFO Accelerator application has had a keepalive failure.
Its wellness is in question.
/alm/maj/sysmon/accl=XXXX/tfo_accl_wellness:
A TFO Accelerator application has had a keepalive failure.
The System Monitor issues this to indicate that one of the
TFO Accelerators is failing to perform a wellness update
within the allotted time. The implications are that some
connections may not be optimized properly by TFO and thus
optimization performance may be reduced.
Examine the status of the specified accelerator to verify it
is still operating properly and make adjustments to return
it to full health if necessary.
Op - Operation: R-Raised, C-Cleared
Sev - Severity: Cr-Critical, Ma-Major, Mi-Minor
次の show alarm status コマンドの出力例は、クリティカル、メジャー、およびマイナー アラームのステータスと、WAAS デバイスのアラーム過負荷状態およびアラーム過負荷設定を表示します。
Overall Alarm Status : Major
Device is NOT in alarm overload state.
Device enters alarm overload state @ 10 alarms/sec.
Device exits alarm overload state @ 1 alarms/sec.
Overload detection is ENABLED.
関連コマンド
(config)alarm overload-detect
(config)snmp-server enable traps
show arp
WAAS デバイスの ARP テーブルを表示するには、 show arp EXEC コマンドを使用します。
show arp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)のインターネットからイーサネットへのアドレス変換テーブルを表示するには、 show arp コマンドを使用します。フラグがない場合は、ホスト名の現在の ARP エントリが表示されます。
例
表3-3 では、 show arp 出力のフィールドについて説明します。
表3-3 show arp コマンドのフィールドの説明
|
|
Protocol |
プロトコルのタイプ |
Address |
ホスト名の IP アドレス |
Flags |
現在の ARP フラグ ステータス |
Hardware Addr |
コロンで区切られた 6 個の 16 進バイトで示されるハードウェア IP アドレス |
Type |
ワイドエリア ネットワークのタイプ |
Interface |
インターフェイスの名前およびスロット/ポート情報 |
show authentication
WAAS デバイスの認証設定を表示するには、 show authentication EXEC コマンドを使用します。
show authentication {print-services | user | content-request }
シンタックスの説明
print-services |
WAAS プリント サービスの認証設定を表示します。 |
user |
システムにログインするユーザの認証設定を表示します。 |
content-request |
切断モードでのコンテンツ要求認証の設定情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS ソフトウェアでは、Windows ドメイン サーバを介したプリント サービス要求認証をサポートします。プリント サービス要求は、WAAS デバイスによって処理されるユーザの要求を許可する前に、事前に設定された Windows ドメイン サーバでユーザのドメインとパスワードを認証します。プリント サービス要求の認証を表示するには、 show authentication print-services EXEC コマンドを使用します。プリント サービスのユーザ許可を表示するには、 show print-services admin-group EXEC コマンドを使用します。
WAAS デバイスが、NTLM、LDAP、TACACS+、RADIUS、または Windows ドメイン サーバを介してユーザを認証すると、認証の記録がローカルに保存されます。そのエントリが保存されている限り、同一ユーザによる制限されたインターネット コンテンツへのその後のアクセスで、再度サーバをルックアップする必要はありません。ユーザ ログインに対するローカルおよびリモートの認証設定を表示するには、 show authentication user EXEC コマンドを使用します。
例
WAAS デバイスの現在の管理ログイン認証および許可(認証設定)を表示するには、 show authentication user EXEC コマンドを使用します。出力例は、WAAS デバイスが管理ログイン要求の認証および許可に使用するように設定されている認証および許可方式(ローカル、RADIUS、TACACS+、または Windows ドメイン)を示します。
WAE# show authentication user
Login Authentication: Console/Telnet/Ftp/SSH Session
----------------------------- ------------------------------
Configuration Authentication: Console/Telnet/Ftp/SSH Session
----------------------------- ------------------------------
次の例は、WAAS プリント サービスの認証および許可情報を表示します。
WAE# show authentication print-services
Windows domain server authenticates the Print Services
WAE# show print-services admin-group
There is no configured administrator group for print-services.
次の例は、切断モードでのコンテンツ要求認証の設定情報を表示します。
WAE# show authentication content-request
The content request authentication in disconnected mode is disabled
関連コマンド
(config)authentication
clear
show statistics authentication
show auto-register
WAEの自動登録機能のステータスを表示するには、 show auto-register EXEC コマンドを使用します。
show auto-register
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
例
表3-4 に、 show auto-register 表示の出力について説明します。
表3-4 show auto-register コマンドのフィールドの説明
|
|
Auto registration is enabled. |
自動登録機能の設定ステータス |
Auto registration is disabled. |
関連コマンド
(config)auto-register
show banner
Message of the Day(MOTD; 日付メッセージ)、ログイン、EXEC バナーの設定を表示するには、 show banner EXEC コマンドを使用します。
show banner
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
表3-5 では、 show banner 出力のフィールドについて説明します。
表3-5 show banner コマンドのフィールドの説明
|
|
Banner is enabled. |
バナー機能の設定ステータス |
MOTD banner is:abc |
(日付メッセージ)その日に設定されたメッセージを表示します。 |
Login banner is:acb |
設定されたログイン バナーを表示します。 |
Exec banner is:abc |
設定された EXEC バナーを表示します。 |
関連コマンド
(config)auto-register
show bypass
WAE の静的バイパス設定情報を表示するには、 show bypass EXEC コマンドを使用します。
show bypass list
シンタックスの説明
list |
バイパス リスト エントリを表示します。最大 50 です。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
静的バイパス エントリの最大数は 50 です。
例
次の例は、バイパス リストのエントリ一覧を表示する方法を示します。
172.16.11.11:0 any-server:0 static-config
any-client:0 172.31.23.23:0 static-config
show cdp
CDP 設定情報を表示するには、 show cdp EXEC コマンドを使用します。
show cdp [entry neighbor [protocol | version [protocol]] | holdtime | interface [FastEthernet slot/port | GigabitEthernet slot/port ] | neighbors [detail | FastEthernet slot/port [detail] | GigabitEthernet slot/port [detail]] | run | timer | traffic]
シンタックスの説明
entry |
(任意)特定のネイバ エントリの情報を表示します。 |
neighbor |
CDP ネイバ エントリの名前 |
protocol |
(任意)CDP プロトコル情報を表示します。 |
version |
(任意)CDP のバージョンを表示します。 |
holdtime |
(任意)CDP 情報がネイバによって保持される時間の長さを表示します。 |
interface |
(任意)インターフェイスのステータスと設定を表示します。 |
FastEthernet |
(任意)ファースト イーサネット設定を表示します。 |
slot/port |
ファースト イーサネット スロット(0 ~ 3)およびポート番号 |
GigabitEthernet |
(任意)ギガビット イーサネット設定を表示します。 |
slot/port |
ギガビット イーサネット スロット(1 ~ 2)およびポート番号 |
neighbors |
(任意)CDP ネイバ エントリを表示します。 |
detail |
(任意)詳細なネイバ エントリ情報を表示します。 |
FastEthernet |
(任意)ネイバ ファースト イーサネット情報を表示します。 |
slot/port |
ネイバ ファースト イーサネット スロット(0 ~ 3)およびポート番号 |
detail |
詳細なネイバ ファースト イーサネット ネットワーク情報を表示します。 |
GigabitEthernet |
(任意)ネイバ ギガビット イーサネット情報を表示します。 |
slot/port |
ネイバ ギガビット イーサネット スロット(1 ~ 2)およびポート番号 |
detail |
(任意)詳細なギガビット イーサネット ネイバ ネットワーク情報を表示します。 |
run |
(任意)CDP プロセスのステータスを表示します。 |
timer |
(任意)CDP 情報がネイバに再送信される時間を表示します。 |
traffic |
(任意)CDP 統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、CDP パケットがネイバに再送信される頻度、ネイバによって CDP パケットが保持される時間、CDP バージョン 2 マルチキャスト アドバタイズのディセーブル化したステータス、CDP イーサネット インターフェイス ポート、CDP トラフィックの概要など、CDP に関する情報を表示します。
Sending CDP packets every 60 seconds
Sending a holdtime value of 180 seconds
Sending CDPv2 advertisements is not enabled
WAE# show cdp interface gigabitethernet 1/0
GigabitEthernet1/0 is up, line protocol is up
Sending CDP packets every 60 seconds
WAE# show cdp neighbors gigabitethernet 1/0 detail
Device ID: actona-core1-6513(L)
Platform: cisco WS-C6513, Capabilities: Router Switch IGMP
Interface: GigabitEthernet1/0, Port ID (outgoing port): GigabitEthernet5/30
Cisco Internetwork Operating System Software
IOS (tm) c6sup2_rp Software (c6sup2_rp-PS-M), Version 12.1(26)E, RELEASE SOFTWARE (fc1)
Technical Support: http://www.cisco.com/techsupport
Copyright (c) 1986-2005 by cisco Systems, Inc.
Compiled Fri 24-Dec-04 08:02
VTP Management Domain: 'actona'
Total packets Output: 188242, Input: 186151
Hdr syntax: 0, Chksum error: 0, Encaps failed: 0
No memory: 0, Invalid packet: 0, Fragmented: 0
CDP version 1 advertisements Output: 188242, Input: 93072
CDP version 2 advertisements Output: 0, Input: 93079
関連コマンド
(config)cdp
(config-if)cdp
clear
show clock
WAAS デバイスのシステム クロックに関する情報を表示するには、 show clock EXEC コマンドを使用します。
show clock [detail | standard-timezones { all | details timezone | regions | zones region-name }]
シンタックスの説明
detail |
(任意)詳細情報を表示します。クロック ソース(NTP)と現在の夏時間設定(ある場合)を示します。 |
standard-timezones |
(任意)標準時間帯に関する情報を表示します。 |
all |
すべての標準時間帯(約 1500 の時間帯)を表示します。各時間帯を個別の行でリストします。 |
details |
特定の時間帯の詳細情報を表示します。 |
timezone |
時間帯の名前 |
regions |
すべての標準時間帯の地域名を表示します。1500 の時間帯すべてが地域別にディレクトリに編成されています。 |
zones |
指定された地域内のすべての時間帯の名前を表示します。 |
region-name |
地域の名前 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスには、事前に定義されたいくつかの「標準」時間帯があります。夏時間情報が組み込まれている時間帯もあれば、そうでない時間帯もあります。たとえば、アメリカ合衆国(US)の東部地域にいる場合、夏時間情報を含んだ US/Eastern 時間帯を使用して、システム クロックが毎 4 月および 10 月に自動的に調整されるようにする必要があります。約 1500 の「標準」時間帯名があります。
標準時間帯が設定されている場合、厳密な確認により clock summertime コマンドはディセーブルになります。夏時間は、時間帯が標準時間帯でない(つまり、時間帯が「カスタマイズ」時間帯である)場合にしか設定できません。
show clock standard-timezones all EXEC コマンドにより、すべての標準時間帯を参照し、事前に定義されたこれらの時間帯から選択できます。これにより、標準時間帯の事前に定義された名前と競合しないカスタマイズ名を選択できます。大部分の標準時間帯の事前に定義された名前には、地域名とゾーン名の 2 つの要素があります。時間帯は、地域やゾーンなどいくつかの条件でリストできます。
例
次の例は、イスラエルの標準時間(UTC + 2 時間)を基準にした現地時間の曜日、月、時刻(hh:mm:ss)、年などの日付時刻情報を示します。
Local time: Wed Apr 6 20:03:56 IST 2005
次の例は、UTC を基準にした現地時間などの、オプションの詳細な日付時刻情報を示します。 show clock detail では、前の例で示す情報以外に、UTC オフセットおよび現地の時間帯も表示します。
Local time: Wed Apr 6 20:10:40 IST 2005
UTC time: Wed Apr 6 18:10:40 UTC 2005
Epoch: 1112811040 seconds
UTC offset: 7200 seconds (2 hours 0 minutes)
次の例は、 show clock standard-timezones all EXEC コマンドの出力の一部です。リストの一部を示します。各時間帯を個別の行でリストします。
WAE # show clock standard-timezones all
.
次の例は、 show clock standard-timezones region EXEC コマンドの出力の一部です。第 1 レベルの時間帯名とディレクトリがすべて表示されています。1500 の時間帯すべてが地域別にディレクトリに編成されています。
WAE # show clock standard-timezones regions
次の例は、 show clock standard-timezones zones EXEC コマンドの出力の一部です。このコマンドは、指定された地域(たとえば、US 地域)内のすべての時間帯名を表示します。
WAE # show clock standard-timezones zones US
次の例は、 show clock standard-timezones details EXEC コマンドの出力の一部です。時間帯は大文字小文字を区別します。このコマンドは、指定された時間帯(たとえば、US/Eastern 時間帯)に関する詳細情報を表示します。コマンドの出力には GMT からの標準オフセットも含まれています。
WAE # show clock standard-timezones details US/Eastern
US/Eastern is standard timezone.
Getting offset information (may take a while) ...
Standard offset from GMT is -300 minutes (-5 hour(s)).
It has built-in summertime.
Summer offset from GMT is -240 minutes. (-4 hour(s)).
関連コマンド
clock
(config)clock
show cms
WAAS デバイスの Centralized Management System(CMS)組み込みデータベースのコンテンツとメンテナンス ステータス、およびその他の情報を表示するには、 show cms EXEC コマンドを使用します。
show cms { database content { dump filename | text | xml } | info | processes}
シンタックスの説明
database |
組み込みデータベースのメンテナンス情報を表示します。 |
content |
ファイルにデータベースのコンテンツを書き込みます。 |
dump |
テキスト ファイルにすべてのデータベース コンテンツをダンプします。 |
filename |
local1 ディレクトリに保存するファイルの名前 |
text |
テキスト フォーマットのファイルにデータベース コンテンツを書き込みます。 |
xml |
XML フォーマットのファイルにデータベース コンテンツを書き込みます。 |
info |
CMS アプリケーション情報を表示します。 |
processes |
CMS アプリケーション プロセスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の 2 つの例は、WAAS デバイスで show cms info コマンドを使用した結果を示します。
Current CDM role = Primary
CMS services information :
Service cms_httpd is running
Service cms_cdm is running
次の例は、CMS アプリケーション プロセスを示します。
Service cms_httpd running
次の例は、テキスト フォーマットのファイルにデータベース コンテンツを書き込みます。
WAE# show cms database content text
Database content can be found in /local1/cms-db-12-12-2002-17:06:08:070.txt.
次の例は、XML フォーマットのファイルにデータベース コンテンツを書き込みます。
WAE# show cms database content xml
Database content can be found in /local1/cms-db-12-12-2002-17:07:11:629.xml.
show debugging
WAAS デバイスで以前にイネーブル化された各デバッグ オプションの状態を表示するには、 show debugging EXEC コマンドを使用します。
show debugging
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
使用上のガイドライン
このコマンドが表示するのはイネーブル化されたデバッグ タイプだけで、特定のコマンドのサブセットは表示しません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例では、 debug tfo buffer-mgr および debug tfo connection コマンドと組み合わせた show debugging コマンドが、 tfo buffer-mgr および tfo connection デバッグ オプションの状態を示します。
WAE# debug tfo buffer-mgr
WAE# debug tfo connection
tfo bufmgr debugging is on
tfo compmgr debugging is on
tfo connmgr debugging is on
tfo netio debugging is on
tfo statmgr debugging is on
tfo translog debugging is on
show device-mode
WAAS デバイスの設定された、または現在のデバイス モードを表示するには、 show device-mode EXEC コマンドを使用します。
show device-mode {configured | current}
シンタックスの説明
configured |
設定されたデバイス モードを表示します。ただし、まだ有効になっていません。 |
current |
現在のデバイス モードを表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS Central Manager は専用アプライアンスで展開する必要があります。デバイス モード機能により、WAAS デバイスは WAAS Central Manger または WAE のどちらかで展開できます。WAAS Central Manager は専用アプライアンスで展開する必要があるため、WAAS デバイスは
central-manager モードまたは application-accelerator モードのどちらか 1 つのデバイス モードで動作できるだけです。
設定されたデバイス モードと現在のモードが異なる場合、設定されたデバイス モードを有効にするにはリロードが必要です。
WAAS デバイスの現在のデバイス モードを表示するには、 show device mode EXEC コマンドを入力します。
WAAS デバイスが動作している現在のモードを表示するには、 show device-mode current EXEC コマンドを入力します。
WAE# show device-mode current
Current device mode: application-accelerator
まだ有効になっていない設定されたデバイス モードを表示するには、 show device-mode configured EXEC コマンドを入力します。たとえば、WAAS デバイスで device mode central-manager グローバル コンフィギュレーション コマンドを入力してデバイス モードを central manager に変更したあと、 copy run start EXEC コマンドを入力してデバイスの実行コンフィギュレーションをまだ保存していない場合、WAAS デバイスで show device-mode configured コマンドを入力すると、コマンド出力は設定されたデバイス モードが central-manager であることを示します。
WAE# show device-mode configured
Configured device mode: central-manager
例
表3-6 では、 show device-mode current 出力のフィールドについて説明します。
表3-6 show device-mode current コマンドのフィールドの説明
|
|
Current device mode |
WAAS デバイスが動作する現在のモード |
表3-7 では、 show device-mode configured 出力のフィールドについて説明します。
表3-7 show device-mode configured コマンドのフィールドの説明
|
|
Configured device mode |
設定されていますが、まだ有効になっていないデバイス モード |
関連コマンド
(config)device mode
show disks
WAAS デバイスのディスクに関する情報を表示するには、 show disks EXEC コマンドを使用します。
show disks {details | failed-sectors [ disk_name ] | SMART-info [details]}
シンタックスの説明
details |
現在有効な設定を詳細情報とともに表示します。 |
failed-sectors |
全ディスクの障害のあるセクターのリストを表示します。 |
disk_name |
(任意)障害のあるセクターが表示されているディスクの名前(disk00 または disk01) |
SMART-info |
ハードドライブ診断情報および近い将来のディスク障害に関する情報を表示します。 |
details |
(任意)詳細な SMART ディスク モニタリング情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
show disks details EXEC コマンドは、リブート後、各ファイル システムに割り当てられたディスク領域の割合や量、ディスク ドライブの動作ステータスを表示します。
WAAS ソフトウェアは、IDE、SCSI、および SATA ディスクの単一障害セクションに対する、複数の Syslog メッセージのフィルタリングをサポートします。全ディスク ドライブにおける障害のあるセクターのリストを表示するには、 show disks failed-sectors EXEC コマンドを入力します。
WAE# show disks failed-sectors
特定のディスク ドライブのみにおける障害のあるセクターのリストを表示するには、 show disks failed-sectors コマンドの入力時に、ディスクの名前を指定します。次の例は、disk01 における障害のあるセクターのリストを表示する方法を示します。
WAE# show disks failed-sectors disk01
ディスク障害がある場合は、メッセージが表示され、ログイン時にこの状況について通知します。
SMART によるディスク ヘルスの予防的モニタリング
SMART を使用すると、ディスク ヘルスの予防的モニタリング機能が利用できます。SMART は、ハードドライブ診断情報および近い将来のディスク障害に関する情報を提供します。
SMART はほとんどのディスク ベンダーによってサポートされており、ディスク ヘルスを判断する標準的な方法です。SMART の属性にはいくつかの読み取り専用属性があり(たとえば、稼動時間属性や、ロードおよびアンロード カウント属性)、これにより WAAS ソフトウェアに、近い将来のディスク障害を示唆する動作および環境状態に関する情報を提供します。
SMART のサポートは、ベンダーおよびドライブ テクノロジー(IDE または SCSI ディスク ドライブ)依存です。各ディスク ベンダーで、サポートしている SMART 属性セットは異なります。
SMART 属性はベンダーに依存しますが、ほとんどの SMART 属性を解釈する一般的な方法があります。各 SMART 属性には、正規化された現在値としきい値があります。現在値がしきい値を超えると、ディスクは「障害が発生した」とみなされます。WAAS ソフトウェアは SMART 属性をモニタし、Syslog メッセージ、SNMP トラップ、およびアラームを介して、将来の障害を通知します。
SMART 情報を表示するには、 show disks SMART-info EXEC コマンドを使用します。詳細な SMART 情報を表示するには、 show disks SMART-info details EXEC コマンドを入力します。 show tech-support EXEC コマンドの出力には、SMART 情報も含まれます。
例
次の例では、 show disks details EXEC コマンドを実行して、WAAS デバイスでの現在のディスク設定に関する詳細情報を表示します。
Physical disk information:
disk00: Normal (h00 c00 i00 l00 - DAS) 140011MB(136.7GB)
disk01: Normal (h00 c00 i01 l00 - DAS) 140011MB(136.7GB)
MOUNT POINT TYPE DEVICE SIZE INUSE FREE USE%
/ root /dev/root 35MB 30MB 5MB 85%
/swstore internal /dev/md1 991MB 333MB 658MB 33%
/state internal /dev/md2 3967MB 83MB 3884MB 2%
/disk00-04 CONTENT /dev/md4 122764MB 33MB 122731MB 0%
/local/local1 SYSFS /dev/md5 3967MB 271MB 3696MB 6%
.../local1/spool PRINTSPOOL /dev/md6 991MB 16MB 975MB 1%
/sw internal /dev/md0 991MB 424MB 567MB 42%
DEVICE NAME TYPE STATUS PHYSICAL DEVICES AND STATUS
/dev/md0 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/00[GOOD] disk01/00[GOOD]
/dev/md1 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/01[GOOD] disk01/01[GOOD]
/dev/md2 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/02[GOOD] disk01/02[GOOD]
/dev/md3 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/03[GOOD] disk01/03[GOOD]
/dev/md4 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/04[GOOD] disk01/04[GOOD]
/dev/md5 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/05[GOOD] disk01/05[GOOD]
/dev/md6 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/06[GOOD] disk01/06[GOOD]
Currently content-filesystems RAID level is not configured to change.
次の例は、 show disks SMART-info EXEC コマンドの出力を示します。
WAEA# show disks SMART-info
Device: IBM-ESXS ST3146707LW FN Version: B26B
Serial number: 3KS2YL00000000000CM3
Transport protocol: Parallel SCSI (SPI-4)
Local Time is: Fri Mar 31 13:06:08 2006 UTC
Device supports SMART and is Enabled
Temperature Warning Enabled
Device: IBM-ESXS ST3146707LW FN Version: B26B
Serial number: 3KS1ZTRH00000000CK61
Transport protocol: Parallel SCSI (SPI-4)
Local Time is: Fri Mar 31 13:06:08 2006 UTC
Device supports SMART and is Enabled
Temperature Warning Enabled
次の例は、 show disks SMART-info details EXEC コマンドの詳細な SMART 出力を表示します。
WAE# show disks SMART-info details
Device: IBM-ESXS ST3146707LW FN Version: B26B
Serial number: 3KS2YL94000000000CM3
Transport protocol: Parallel SCSI (SPI-4)
Local Time is: Fri Mar 31 13:06:53 2006 UTC
Device supports SMART and is Enabled
Temperature Warning Enabled
Current Drive Temperature: 33 C
Drive Trip Temperature: 65 C
Vendor (Seagate) cache information
Blocks sent to initiator = 4048936465
Blocks received from initiator = 100130496
Blocks read from cache and sent to initiator = 56503638
Number of read and write commands whose size <= segment size = 10124024
Number of read and write commands whose size > segment size = 0
Errors Corrected Total Total Correction Gigabytes Tot
delay: [rereads/ errors algorithm processed unc
関連コマンド
disk
(config)disk
show tech-support
show flash
WAAS デバイスのフラッシュ メモリのバージョンと使用状況の情報を表示するには、 show flash EXEC コマンドを使用します。
show flash
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、フラッシュ メモリ情報を表示します。新しいソフトウェア イメージがダウンロードされていますが、まだ導入されていません。
WAAS software version (disk-based code): WAAS-4.0.0-b340
System image: 107 sectors
Bootloader, rescue image, and other reserved areas: 24 sectors
256 sectors total, 125 sectors free.
show hardware
WAAS デバイスのシステム ハードウェアのステータスを表示するには、 show hardware EXEC コマンドを使用します。
show hardware
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、バージョン番号、起動した日時、起動後の実行時間、マイクロプロセッサのタイプと速度、利用可能な物理メモリの量、ディスク ドライブの一覧など、システム ハードウェアのステータスをリストします。
Cisco Wide Area Application Services Software (WAAS)
Copyright (c) 1999-2006 by Cisco Systems, Inc.
Cisco Wide Area Application Services Software Release 4.0.0 (build b340 Mar 25 2
Compiled 17:26:17 Mar 25 2006 by cnbuild
System was restarted on Mon Mar 27 15:25:01 2006.
The system has been up for 3 days, 21 hours, 15 minutes, 13 seconds.
CPU 0 is GenuineIntel Intel(R) Pentium(R) 4 CPU 3.00GHz (rev 4) running at 3002M
2048 Mbytes of Physical memory.
1 CD ROM drive (HL-DT-ST GCR-8240N)
2 GigabitEthernet interfaces
Manufactured As: WAE-611-K9 [8836PBN]
関連コマンド
show hardware
show version
show hosts
WAAS デバイスのホストを表示するには、 show hosts EXEC コマンドを使用します。
show hosts
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の show hosts コマンドの例は、ネーム サーバと対応する IP アドレスをリストします。また、ホスト テーブル サマリーとして、ホスト名、対応する IP アドレス、および対応するエイリアス(該当する場合)もリストします。
hostname inet address aliases
-------- ------------ -------
show inetd
WAAS デバイスの TCP/IP サービスのステータスを表示するには、 show inetd EXEC コマンドを使用します。
show inetd
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
show inetd EXEC コマンドは、WAAS デバイスで TCP/IP サービスがイネーブルであるか、ディセーブルであるかのステータスを表示します。Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)は WAAS ではサポートされないので、TFTP サービス ステータスを無視できます。
例
表3-8 では、 show inetd 出力のフィールドについて説明します。
表3-8 show inted コマンドのフィールドの説明
|
|
Inetd service configurations: |
ftp |
FTP サービスがイネーブルかディセーブルあるかのステータス |
rcp |
RCP サービスがイネーブルかディセーブルあるかのステータス |
tftp |
TFTP サービスがイネーブルかディセーブルあるかのステータス |
show interface
WAAS デバイスのハードウェア インターフェイス情報を表示するには、 show interface EXEC コマンドを使用します。
show interface {GigabitEthernet slot/port } | {ide control_num } | {InlineGroup slot / grpnumber } | {InlinePort slot / grpnumber / { lan | wan }} | {PortChannel port-num } | {scsi device_num } | { Standby group_num | usb}
シンタックスの説明
GigabitEthernet |
ギガビット イーサネット インターフェイスのデバイス情報を表示します(適切に装備されたシステム上のみ)。 |
slot/port |
ギガビット イーサネット インターフェイスのスロットおよびポート番号。スロットの範囲は 0 ~ 3 で、ポートの範囲は 0 ~ 3 です。スロットおよびポート番号はスラッシュ(/)で区切ります。 |
ide |
IDE インターフェイスのデバイス情報を表示します。 |
control_num |
IDE コントローラ番号(0 ~ 1) |
InlineGroup |
インライン グループ情報を表示します。 |
slot / grpnumber |
選択したインターフェイスのスロットおよびインライン グループ番号 |
InlinePort |
インライン ポート情報を表示します。 |
slot / grpnumber/ |
選択したインターフェイスのスロットおよびインライン グループ番号 |
lan |
LAN ポートのインライン ポート情報を表示します。 |
wan |
WAN ポートのインライン ポート情報を表示します。 |
PortChannel |
ポート チャネル インターフェイスのデバイス情報を表示します。 |
port-num |
ポート チャネル インターフェイスのポート番号(1 ~ 2) |
scsi |
SCSI インターフェイスのデバイス情報を表示します。 |
device_num |
SCSI デバイス番号(0 ~ 7) |
Standby |
スタンバイ グループ情報を表示します。 |
group_num |
スタンバイ グループ番号(1 ~ 4) |
usb |
USB インターフェイスのデバイス情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスに設定されたギガビット イーサネット インターフェイス スロット 1/ポート 0 の情報を表示します。
WAE# show interface GigabitEthernet 1/0
Ethernet address:00:0D:60:84:30:84
Internet address:10.56.41.180
Broadcast address:10.56.43.255
Maximum Transfer Unit Size:1500
Packets Received: 49288883
Input Packets Overruns: 0
Output Packets Dropped: 0
Output Packets Overruns: 0
Output Packets Carrier: 0
Flags:UP BROADCAST RUNNING MULTICAST
Mode: autoselect, full-duplex, 1000baseTX
次の例は、WAE インライン ネットワーク アダプタで設定されたスロット 1 の inlineGroup 0 の情報を表示します。
WAE612# show interface inlineGroup 1/0
Interface is in intercept operating mode.
Standard NIC mode is off.
Disable bypass mode is off.
Watchdog timer is enabled.
Timer frequency: 1600 ms.
Autoreset frequency 500 ms.
The watchdog timer will expire in 1221 ms.
次の例は、WAAS デバイスに設定されたポート チャネル インターフェイスの情報を表示します。
waas-cm# show interface PortChannel 1
Interface PortChannel 1 (0 physical interface(s)):
Ethernet address:00:00:00:00:00:00
Maximum Transfer Unit Size:1500
Input Packets Overruns: 0
Output Packets Dropped: 0
Output Packets Overruns: 0
Output Packets Carrier: 0
Flags:BROADCAST MASTER MULTICAST
次の例は、WAAS デバイスに設定された SCSI インターフェイスの情報を表示します。
waas-cm# show interface scsi 1
SCSI interface 0: LSI Chip sym00c000, device id 0xc, revision id 0x2
次の例は、WAAS デバイスのスタンバイ インターフェイスの情報を表示します。
WAE# show interface Standby 4
Description: This is an interface that acts as a backup
IP address: 10.10.10.4, netmask: 255.0.0.0
関連コマンド
(config)interface
show running-config
show startup-config
show inventory
WAAS デバイスのシステム コンポーネント情報を表示するには、 show inventory EXEC コマンドを使用します。
show inventory
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
show inventory EXEC コマンドにより、WAAS デバイスの UDI を表示できます。ID 情報は、WAAS デバイスの不揮発性メモリに保存されています。
UDI は、製品のオペレーティング システムまたはネットワーク管理アプリケーションによって電子的にアクセスされ、固有のハードウェア デバイスの識別を可能にします。UDI のデータ整合性はお客様に不可欠です。WAAS デバイスの不揮発性メモリにプログラミングされている UDI は、製品ラベルおよび輸送用カートンのラベルに記載されている UDI と同じです。また、電子的手段で表示できるもの、およびお客様の目に触れるシステムやツールの UDI とも同じです。現在は CLI でしか UDI にアクセスできません。SNMP がUDI 情報にアクセスすることはありません。
show tech-support EXEC コマンドを使用しても WAAS デバイスの UDI を表示できます。
例
表3-9 では、 show inventory 出力のフィールドについて説明します。
表3-9 show inventory コマンドのフィールドの説明
|
|
PID |
デバイスの製品識別(ID)番号 |
VID |
デバイスのバージョン ID 番号。バージョン番号が使用できない場合、0 と表示されます。 |
SN |
デバイスのシリアル番号 |
show ip access-list
WAAS デバイスの特定のインターフェイスまたはアプリケーションに対して定義、適用されるアクセス リストを表示するには、show ip access-list EXEC コマンドを使用します。
show ip access-list [ acl-name | acl-num ]
シンタックスの説明
acl-name |
(任意)文字で始まる最大 30 文字の英数字の ID を使用する、特定のアクセス リストの情報 |
acl-num |
(任意)数値の ID(標準アクセス リストの場合は 0 ~ 99、拡張アクセス リストの場合は 100 ~ 199)を使用する、特定のアクセス リストの情報 |
デフォルト
すべての定義済みアクセス リストに関する情報を表示します。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスで定義されているアクセス リストを表示するには、show ip access-list EXEC コマンドを使用します。名前または番号で特定のアクセス リストを識別しない限りは、次のセクションを含めて、すべての定義済みアクセス リストに関する情報が表示されます。
•
新しいリストおよび条件に利用可能なスペース
•
定義済みアクセス リスト
•
インターフェイスおよびアプリケーションによる参照
例
次に、show ip access-list コマンドによる出力例を示します。
492 access list conditions
Standard IP access list 1
1 permit 10.1.1.2
(implicit deny any: 2 matches)
Extended IP access list 100
1 permit tcp host 10.1.1.1 any
2 permit tcp host 10.1.1.2 any
3 permit tcp host 10.1.1.3 any
(implicit fragment permit: 0 matches)
(implicit deny ip any any: 0 matches)
Standard IP access list test
1 permit 1.1.1.1 (10 matches)
(implicit deny: 2 matches)
Interface access list references:
GigabitEthernet 1/0 inbound 100
Application access list references:
次に、testという名前のアクセス リストに対するshow ip access-list コマンドによる出力例を示します。
WAE# show ip access-list test
Standard IP access list test
1 permit 1.1.1.1 (10 matches)
(implicit deny: 2 matches)
(注) 条件文に一致したパケット数が、0 より大きい場合にのみ表示されます。
関連コマンド
clear
(config)ip access-list
show ip routes
WAAS デバイスの IP ルーティング テーブルを表示するには、 show ip routes EXEC コマンドを使用します。
show ip routes
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、IP ルーティング テーブルを表示します。
Destination Gateway Netmask
---------------- ---------------- ----------------
10.56.41.180 0.0.0.0 255.255.255.255
192.168.12.180 0.0.0.0 255.255.255.255
192.168.12.0 0.0.0.0 255.255.255.0
10.56.40.0 0.0.0.0 255.255.252.0
0.0.0.0 10.56.40.1 0.0.0.0
Number of route cache entries: 183
関連コマンド
(config)ip
(config-if)ip
show kerberos
WAAS デバイスの Kerberos 認証設定を表示するには、 show kerberos EXEC コマンドを使用します。
show kerberos
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスで発生したイベントに関する情報を表示するには、システム メッセージ ログを使用します。 syslog.txt ファイルは、 /local1 ディレクトリに格納されています。
例
次の例は、WAAS デバイスの Kerberos 認証設定を表示します。
Realm for DNS suffix: WAE.ABC.COM
Name of host running KDC for realm:
関連コマンド
clear
(config)logging
show logging
WAAS デバイスのシステム メッセージ ログ設定を表示するには、 show logging EXEC コマンドを使用します。
show logging
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
WAAS デバイスで発生したイベントに関する情報を表示するには、システム メッセージ ログを使用します。 syslog.txt ファイルは、 /local1 ディレクトリに格納されています。
例
次の例は、WAAS デバイス上の Syslog ホスト設定を表示します。
Syslog to host is disabled
Priority for host logging is set to: warning
Syslog to console is disabled
Priority for console logging is set to: warning
Syslog to disk is enabled
Priority for disk logging is set to: notice
Filename for disk logging is set to: /local1/syslog.txt
Syslog facility is set to *
Syslog disk file recycle size is set to 1000000
関連コマンド
clear
(config)logging
show sysfs
show memory
WAAS デバイスのメモリ ブロックおよび統計情報を表示するには、 show memory EXEC コマンドを使用します。
show memory
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は メモリ内のブロックに関する情報を表示します。
Total physical memory : 510164 KB
Total free memory : 43220 KB
Total memory shared : 0 KB
Total buffer memory : 12768 KB
Total cached memory : 344472 KB
Total free swap : 509940 KB
show ntp
WAAS デバイスの NTP パラメータを表示するには、 show ntp EXEC コマンドを使用します。
show ntp status
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
表3-10 では、 show ntp status 出力のフィールドについて説明します。
表3-10 show ntp status コマンドのフィールドの説明
|
|
NTP |
NTP がイネーブルかディセーブルかを示します。 |
server list |
NTP サーバ IP およびサブネット アドレス |
remote |
リモート NTP サーバの名前(最初の 15 文字) |
* |
remote の欄で、クロックを同期化するシステム ピアを識別します。 |
+ |
remote の欄で、NTP 同期化に有効または適格なピアを識別します。 |
space |
remote の欄で、ピアが拒否されたことを示します(ピアは NTP サーバに到達できないか、到達の際、過度の遅延が発生しています)。 |
x |
remote の欄で、失敗したティックを示します。NTP サーバは、これを無視します。 |
- |
remote の欄で、クロックの許容制限を超えた読み込みを示します。NTP サーバは、これを無視します。 |
refid |
リモート NTP サーバを同期化するクロック リファレンス ID |
st |
クロック サーバ ストラタムまたはレイヤ。この例では、ストラタム 1 は上位レイヤです。 |
t |
ピアのタイプ( l (ローカル)、 u (ユニキャスト)、 m (マルチキャスト)、 b (ブロードキャスト) |
when |
サーバから最後のパケットを受信したタイミングを秒単位で示します。 |
poll |
時間確認または相関ポーリング インターバル(秒単位) |
reach |
8 ビット到達可能性レジスタ。最後のポーリング インターバル中にサーバに到達可能な場合は 1 が記録され、そうでない場合は 0 が記録されます。8 進数値 377 以上は、ポーリングがすべてサーバに到達したことを示します。 |
delay |
要求側とサーバ間の推定遅延(ミリ秒単位) |
offset |
サーバを基準としたクロック オフセット |
jitter |
クロック ジッタ |
関連コマンド
clock
(config)clock
(config)ntp
show policy-engine application
WAE のアプリケーション ポリシー情報を表示するには、show policy-engine application EXEC コマンドを使用します。
show policy-engine application {classifier [ app-classifier ] | dynamic | name}
シンタックスの説明
classifier |
指定されたアプリケーション分類子に関する情報を表示します。分類子を指定しないと、このコマンドはすべての分類子に関する情報を表示します。単一一致を持つすべてのアプリケーション分類子が 1 行に表示されます。 |
app-classifier |
(任意)アプリケーション分類子の名前。名前は 30 文字以内です。 |
dynamic |
アプリケーション動的一致情報を示します。 |
name |
アプリケーション名リストを示します。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
リストに追加する自動検出 CIFS ファイル サーバを表示するには、 show policy-engine application dynamic コマンドを使用します。サーバは、アクティビティが終了したあと、制限された時間(デフォルトでは 3 分)の間ダイナミック リストに表示され、別のクライアント要求により再度自動検出されるまで、ダイナミック リストから廃棄されます。
例
次の例は、WAE の指定されたアプリケーション分類子、Oracle に関する情報を表示します。
WAE# show policy-engine application classifier Oracle
match (0, id=0) dst port eq 66
match (1, id=1) dst port eq 1521
match (2, id=2) dst port eq 1525
次の例は、アプリケーション ダイナミック一致情報を表示します。
WAE# show policy-engine application dynamic
Dynamic Match Freelist Information:
Allocated: 8192 In Use: 0 Max In Use: 0 Allocations: 0
Individual Dynamic Match Information:
--No Application Dynamic Matches are currently active.--
次の例は、アプリケーション名リストを表示します。
WAE# show policy-engine application name
Number of Applications: 12
6) Content-Management (21)
7) Directory-Services (6)
8) Email-and-Messaging (12)
9) Enterprise-Applications (13)
12) Instant-Messaging (22)
関連コマンド
(config)policy-engine application classifier
(config)policy-engine application map adaptor EPM
(config)policy-engine application map adaptor WAFS transport
(config)policy-engine application map basic delete
(config)policy-engine application map basic disable
(config)policy-engine application map basic insert
(config)policy-engine application map basic list
(config)policy-engine application map basic move
(config)policy-engine application map basic name
(config)policy-engine application map other optimize DRE
(config)policy-engine application map other optimize full
(config)policy-engine application map other pass-through
(config)policy-engine application name
(config)policy-engine config
show policy-engine status
WAE のポリシー エンジンに関する高度な情報を表示するには、show policy-engine status EXEC コマンドを使用します。この情報にはアプリケーション名、分類子および条件など利用可能なリソースの使用状況が含まれます。
show policy-engine status
コマンド モード
EXEC
例
WAE のポリシー エンジンに関する高度な情報を表示します。
WAE# show policy-engine status
policy-engine resources usage:
Application names 256 28 228
関連コマンド
(config)policy-engine application classifier
(config)policy-engine application map adaptor EPM
(config)policy-engine application map adaptor WAFS transport
(config)policy-engine application map basic delete
(config)policy-engine application map basic disable
(config)policy-engine application map basic insert
(config)policy-engine application map basic list
(config)policy-engine application map basic move
(config)policy-engine application map basic name
(config)policy-engine application map other optimize DRE
(config)policy-engine application map other optimize full
(config)policy-engine application map other pass-through
(config)policy-engine application name
(config)policy-engine config
show print-services
WAAS デバイス上の設定権限、プリント サービスまたはプリント サービス プロセスにアクセスできる管理ユーザを表示するには、 show print-services EXEC コマンドを使用します。
show print-services {admin-group | drivers user username | process }
シンタックスの説明
admin-group |
プリント サービス管理者グループ情報を表示します。 |
process |
プリント サーバおよびプリント スプーラに関する情報を表示します。 |
drivers |
このプリント サーバのプリンタ ドライバを表示します。 |
user username |
プリント管理グループに所属するユーザ名を指定します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
管理グループ別のプリント サービス設定情報を表示する方法を示します。
WAE# show print-services admin-group
Administrator Group for print-services is : cupsAdmin
管理グループが設定されていない場合、出力は次のようになります。
WAE# show print-services admin-group
There is no configured administrator group for print-services.
プリント サービス プロセス別のプリント サービス設定情報を表示する方法を示します。
WAE# show print-services process
Print server is not running.
Print spooler is not running.
関連コマンド
(config)authentication
(config)print-services
show authentication
windows-domain
(config)windows-domain
show processes
WAAS デバイスの CPU またはメモリ プロセスを表示するには、 show processes EXEC コマンドを使用します。
show processes [cpu | debug pid | memory | system [delay 1-60 | count 1-100 ]]
シンタックスの説明
cpu |
(任意)CPU 利用率を表示します。 |
debug |
(任意)指定されたプロセス ID のシステム コールと信号トレースを出力して、システムの進行状況を表示します。 |
pid |
プロセス ID |
memory |
(任意)メモリ割り当てプロセスを表示します。 |
system |
(任意)アップデートに関してシステムのロード情報を表示します。 |
delay |
(任意)アップデート間の遅延を秒単位で指定します(1 ~ 60)。 |
count |
(任意)表示されるアップデートの数を指定します(1 ~ 100)。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
ここに示す EXEC コマンドを使用して、システムの CPU 利用率を追跡して分析します。
show processes debug コマンドは、各プロセスによって作成された各システムコール(引数付き)の拡張内部システム コール情報と詳細なアカウント、および受信した信号を表示します。
show processes system コマンドを使用して、アップデートに関するシステムのロード情報を表示します。delay オプションは、アップデート間の遅延を秒単位で指定します。count オプションは、表示されるアップデートの数を指定します。このコマンドは次の項目を表示します。
•
ワイド形式でのすべてのプロセスのリスト
•
CPU リソースを利用するプロセスをリストした 2 つのテーブル。最初のテーブルは、CPU リソースの利用率の降順でのプロセスのリストを表示します。このリストは、プロセス システム(ps)出力が表示されたあとに取られたスナップショットに基づきます。第 2 のテーブルは、最初のスナップショットの 5 秒後に取られたスナップショットに基づいて同じプロセスを表示します。
•
対応するプロセスが、1 秒で区切った一連の 5 つのスナップショットで使用する仮想メモリ。
(注) これらのコマンドを使用すると、CPU 利用率とシステム パフォーマンスは深刻な影響を受けます。したがって、これらのコマンド、特に、show processes debug コマンドは、絶対に必要な場合以外には、使用しないようにしてください。
例
表3-11 では、 show processes 出力のフィールドについて説明します。
表3-11 show processes コマンドのフィールドの説明
|
|
CPU Usage |
ユーザ、システム オーバーヘッド、およびアイドルの各割合を示した CPU 利用率 |
PID |
プロセス ID |
STATE |
対応するプロセスの現在の状態 R =稼働中 S = 割り込み待機でスリープ状態 D = 割り込み以外の待機でスリープ状態またはスワッピング Z = ゾンビ T = 信号でトレースまたは停止 |
PRI |
プロセスのプライオリティ |
User T |
ユーザ時間の使用量(秒単位) |
Sys T |
システム時間の使用量(秒単位) |
COMMAND |
プロセス コマンド |
Total |
総利用可能メモリ(バイト単位) |
Used |
現在使用されているメモリ(バイト単位) |
Free |
利用可能な空きメモリ(バイト単位) |
Shared |
現在使用されている共有メモリ(バイト単位) |
Buffers |
現在使用されているバッファ メモリ(バイト単位) |
Cached |
現在使用されているキャッシュ メモリ(バイト単位) |
SwapTotal |
スワップ用途に利用可能な総メモリ(バイト単位) |
次の例は、システム全体の利用率に関する情報を表示します。
CPU average usage since last reboot:
cpu: 0.20% User, 0.47% System, 1.41% User(nice), 97.92% Idle
--------------------------------------------------------------------
PID STATE PRI User T SYS T COMMAND
----- ----- --- ------ ------ --------------------
次の例は、メモリ利用率に関する情報を表示します。
WAE# show processes memory
Total Used Free Shared Buffers Cached
2120081408 786411520 1333669888 0 56590336 614592512
PID State TTY %MEM VM Size RSS (pages) Name
------ ----- ------ ----- ---------- ----------- ----
1 S 0 0.0 1445888 135 (init)
2 S 0 0.0 0 0 (migration/0)
3 S 0 0.0 0 0 (ksoftirqd/0)
show radius-server
WAAS デバイスの RADIUS 設定情報を表示するには、 show radius-server EXEC コマンドを使用します。
show radius-server
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
表3-12 では、 show radius-server 出力のフィールドについて説明します。
表3-12 show radius-server コマンドのフィールドの説明
|
|
Login Authentication for Console/Telnet Session |
RADIUS サーバが、ログイン認証に対してイネーブルになっているかどうかを示します。 |
Configuration Authentication for Console/Telnet Session |
RADIUS サーバが、許可または設定認証に対してイネーブルになっているかどうかを示します。 |
Authentication scheme fail-over reason |
プライマリ管理ログイン認証方式が失敗した場合はいつでも、管理ログイン認証のセカンダリ方式に WAAS デバイスがフェールオーバーするかどうかを示します。 |
RADIUS Configuration |
RADIUS 認証設定 |
Key |
RADIUS クライアント(WAAS デバイス)と RADIUS サーバ間のすべての通信の暗号化と認証に使用するキー |
Timeout |
WAAS デバイスが、タイムアウトを宣言するまで、指定された RADIUS 認証サーバからの応答を待つ秒数 |
Servers |
WAAS デバイスが RADIUS 認証に使用する RADIUS サーバ |
IP |
RADIUS サーバのホスト名または IP アドレス |
ポート |
RADIUS サーバが受信しているポート番号 |
関連コマンド
(config)radius-server
show running-config
端末に WAAS デバイスの現在の実行コンフィギュレーション情報を表示するには、
show running-config EXEC コマンドを使用します。このコマンドは write terminal コマンドに代わるものです。
show running-config
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドは show startup-config コマンドと組み合わせて使用し、稼動中のメモリの情報と、起動中に使用されるスタートアップ コンフィギュレーションとを比較します。
例
次の例は、WAAS デバイスの 現在実行中のコンフィギュレーションを表示します。
device mode central-manager
primary-interface GigabitEthernet 1/0
関連コマンド
configure
copy running-config
copy startup-config
show services
WAAS デバイスのサービス関連情報を表示するには、 show services EXEC コマンドを使用します。
show services {ports [ port-num ] | summary}
シンタックスの説明
ports |
サービスをポート番号別に表示します。 |
port-num |
(任意)最大 8 つのポート番号(1 ~ 65535) |
summary |
サービス要約を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、サービスの要約を表示します。
WAE# show services summary
-----------------------------------------------------
show smb-conf
Samba コンフィギュレーション ファイル smb.conf の WAAS デバイスの現在値を表示するには、 show smb-conf EXEC コマンドを使用します。
show smb-conf
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドは、トラブルシューティングの目的で、 smb.conf ファイルの global、print$、および printers パラメータの値を表示します。これらのパラメータの説明とその値については、「(config)smb-conf」 コマンドを参照してください。
例
次の例は、現在の設定におけるすべてのパラメータ値を表示します。
Current smb-conf configurations -->
smb-conf section "global" name "ldap ssl" value "start_tls"
smb-conf section "printers" name "printer admin" value "root"
Output of current smb.conf file on disk -->
==============================================
# File automatically generated
winbind use default domain = yes
log file = /local/local1/errorlog/samba.log
socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192
template homedir = /local/local1/
template shell = /admin-shell
netbios name = MYFILEENGINE
password server = 10.10.10.10
path = /state/samba/printers
path = /local/local1/spool/samba
==============================================
関連コマンド
(config)smb-conf
windows-domain
(config)windows-domain
show snmp
WAAS デバイスの SNMP 通信のステータスを確認するには、 show snmp EXEC コマンドを使用します。
show snmp {alarm-history | engine ID | event | group | stats | user}
シンタックスの説明
alarm-history |
SNMP アラーム履歴情報を表示します。 |
engineID |
ローカル SNMP エンジンの ID を表示します。 |
event |
Event MIB を介して設定されたイベントを表示します。 |
group |
SNMP グループを表示します。 |
stats |
SNMP 統計情報を表示します。 |
user |
SNMP ユーザを表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドは、さまざまな SNMP 変数に関する情報と、SNMP 運用に関する統計情報を提供します。
例
表3-13 では、 show snmp alarm-history 出力のフィールドについて説明します。
表3-13 show snmp alarm-history コマンドのフィールドの説明
|
|
Index |
リストされているアラームのシリアル番号を表示します。 |
Type |
アラームが発生(R)したかクリア(C)されたかを示します。 |
Sev |
アラーム重大度のレベル:クリティカル(Cr)、メジャー(Ma)、マイナー(Mi) |
Alarm ID |
WAE によって送信されるトラップには、数値のアラーム ID が含まれます。 |
ModuleID |
WAE によって送信されるトラップには、数値のモジュール ID が含まれます(モジュール名をモジュール ID にマップする場合は、次の表を参照してください)。 |
Category |
WAE によって送信されるトラップには、数値のカテゴリ ID が含まれます(カテゴリ名をカテゴリ ID にマップする場合は、次の表を参照してください)。 |
Descr |
WAASS ソフトウェア アラームとアラームを生成したアプリケーションの説明を提供します。 |
表3-14 では、モジュール ID へのモジュール名のマッピングを要約します。
表3-14 モジュール名の ID 番号への要約
|
|
AD_DATABASE |
8000 |
NHM |
1 |
NHM/NHM |
2500 |
nodemgr |
2000 |
standby |
4000 |
sysmon |
1000 |
UNICAST_DATA_RECEIVER |
5000 |
UNICAST_DATA_SENDER |
6000 |
表3-15 では、カテゴリ ID へのカテゴリ名のマッピングを要約します。
表3-15 カテゴリ名の ID 番号への要約
|
|
Communications |
1 |
Service Quality |
2 |
Processing Error |
3 |
Equipment |
4 |
Environment |
5 |
Content |
6 |
次の例は、SNMP エンジン ID と SNMP 統計データを表示します。
Local SNMP Engine ID: 00000009000000A11A3829CE
Contact: username, system admin, user@cisco.com 555-1111
Location: Building 2, Floor 1, LabA
0 Bad SNMP version errors
0 Illegal operation for community name supplied
0 Number of requested variables
120 Number of altered variables
表3-16 では、 show snmp stats 出力のフィールドについて説明します。
表3-16 show snmp stats コマンドのフィールドの説明
|
|
SNMP packets input |
入力された SNMP パケットの総数 |
Bad SNMP version errors |
SNMP のバージョンが無効なパケットの数 |
Unknown community name |
未知のコミュニティ名の SNMP パケットの数 |
Illegal operation for community name supplied |
そのコミュニティで許可されていない動作を要求するパケットの数 |
Encoding errors |
誤って符号化されている SNMP パケットの数 |
Number of requested variables |
SNMP マネージャによって要求されている変数の数 |
Number of altered variables |
SNMP マネージャによって変更されている変数の数 |
Get-request PDUs |
受信した GET 要求の数 |
Get-next PDUs |
受信した GET-NEXT 要求の数 |
Set-request PDUs |
受信した SET 要求の数 |
SNMP packets output |
ルータによって送信された SNMP パケットの総数 |
Too big errors |
最大パケット サイズより大きな SNMP パケットの数 |
Maximum packet size |
SNMP パケットの最大サイズ |
No such name errors |
存在しない MIB オブジェクトを指定した SNMP 要求の数 |
Bad values errors |
MIB オブジェクトの無効な値を指定した SNMP SET 要求の数 |
General errors |
その他のエラーが原因で失敗した SNMP SET 要求の数(No such name error、Bad values error など特定されているエラー以外のエラー) |
Response PDUs |
要求に対応して送信された応答数 |
Trap PDUs |
送信された SNMP トラップの数 |
次の例は、「snmp trigger」 コマンドを使用して設定された SNMP イベントに関する情報を表示します。
(1): 01 , Comment: isValid == 0, Sample: Abs, Freq: 120
ObjectOwner: CLI, Object: CLI1
Value: 0, Cmp: 2, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(0): Thresh: , Exis: 1, Read: 0, OID: isValid.0 , val: 1
(2): 02 , Comment: daysLeft, Sample: Abs, Freq: 120
ObjectOwner: CLI, Object: CLI2
Value: 10, Cmp: 3, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(0): Thresh: , Exis: 1, Read: 0, OID: daysLeft.0 , val: 99999
(3): 03 , Comment: esConTabIsConnected, Sample: Abs, Freq: 60
ObjectOwner: CLI, Object: CLI3
Value: 0, Cmp: 2, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(4): 04 , Comment: esConnectedSessionCount, Sample: Abs, Freq: 120
ObjectOwner: CLI, Object: CLI4
Value: 80, Cmp: 5, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(5): 05 , Comment: esCifsOpenFiles, Sample: Abs, Freq: 60
ObjectOwner: CLI, Object: CLI5
Value: 4500, Cmp: 5, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(6): 06 , Comment: esEvictedAge, Sample: Abs, Freq: 60
ObjectOwner: CLI, Object: CLI6
Value: 120960000, Cmp: 3, Start: 1
ObjOwn: , Obj: , EveOwn: CLI, Eve: CLI_EVENT
(1)Name: CLI_EVENT, Comment: , Action: Notify, Enabled: 1 Status: 1
ObjOwn: , Obj: , OID: 0.0
Object Table:Failures: Event = 0, Trigger = 0
関連コマンド
(config)snmp-server community
(config)snmp-server contact
(config)snmp-server enable traps
(config)snmp-server group
(config)snmp-server host
(config)snmp-server location
(config)snmp-server mib
(config)snmp-server notify inform
(config)snmp-server user
(config)snmp-server view
snmp trigger
show ssh
WAAS デバイスの Secure Shell(SSH; セキュア シェル)サービスのステータスと設定情報を表示するには、 show ssh EXEC コマンドを使用します。
show ssh
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、SSH サービスのステータスと設定を表示します。
SSH server supports SSH2 protocol (SSH1 compatible).
Ssh service is not enabled.
Currently there are no active ssh sessions.
Number of successful SSH sessions since last reboot: 0
Number of failed SSH sessions since last reboot: 0
SSH key has not been generated or previous key has been removed.
SSH login grace time value is 300 seconds.
Allow 3 password guess(es).
関連コマンド
(config)ssh-key-generate
(config)sshd
show standby
WAAS デバイスのスタンバイ インターフェイスに関する情報を表示するには、 show standby EXEC コマンドを使用します。
show standby
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次のコマンド出力例では、1 つのスタンバイ グループ(Standby Group 1)がこの WAAS デバイスに対して設定されています。コマンド出力では、どのメンバー インターフェイスがアクティブなインターフェイスであるかも示しています。この場合、アクティブなインターフェイスはギガビット イーサネット スロット 1/ポート 0 インターフェイスです。
Description: This a backup for Gigabit Ethernet 1/0.
IP address: 192.168.10.10, netmask: 255.0.0.0
GigabitEthernet 2/0 priority: 100
Active interface: GigabitEthernet 1/0
Maximum errors allowed on the active interface: 500
(注) 特定のスタンバイ グループ設定に関する情報を表示するには、show interface standby standby group_num EXEC コマンドを入力します。
関連コマンド
show interface
show running-config
show startup-config
(config-if)standby
show startup-config
WAAS デバイスのスタートアップ コンフィギュレーションを表示するには、 show startup-config EXEC コマンドを使用します。
show startup-config
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
この EXEC コマンドを使用して、初期起動中に使用される設定(NVRAM [不揮発性 RAM] に保存)を表示します。このコマンドと、 show running-config コマンドの出力の違いに注意してください。
例
次の例は、WAAS デバイスの始動時に使用するために保存された設定を表示します。
device mode central-manager
primary-interface GigabitEthernet 1/0
interface GigabitEthernet 1/0
ip address 10.10.10.33 255.255.255.0
interface GigabitEthernet 2/0
関連コマンド
configure
copy running-config
show running-config
show statistics authentication
WAAS デバイスの認証統計情報を表示するには、show statistics authentication EXEC コマンドを使用します。
show statistics authentication
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
記録された認証アクセス要求、拒否、許可の数を表示するには、 show statistics authentication コマンドを使用します。
例
次の例は、WAAS デバイスでの認証に関連する統計情報を表示します。
WAE# show statistics authentication
Authentication Statistics
--------------------------------------
Number of access requests: 115
Number of access deny responses: 12
Number of access allow responses: 103
関連コマンド
(config)authentication
clear
show authentication
show statistics content-distribution-network
WAAS Central Manager に登録されている WAE またはデバイス グループのステータスを表示するには、show statistics content-distribution-network EXEC コマンドを使用します。このコマンドは WAAS Central Manager だけで利用できます。
show statistics content-distribution-network device status device_id
シンタックスの説明
device status |
WAAS Central Manager に登録されている WAE またはデバイス グループのスターテスを表示します。 |
device_id |
デバイスまたはデバイス グループの名前または ID |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
show statistics content-distribution-network EXEC コマンドを使用し、デバイス グループ内の WAE に関する ID 詳細情報を表示し、WAE がオンラインになっているか確認します。
例
次の例は、WAAS Central Manager に登録されている WAE の ID 詳細情報を表示します。
WAE# show statistics content-distribution-network device status edge-wae-11
Device id="CdmConfig_142" name="edge-wae-11" status="Online";
show statistics dre
WAE の Data Redundancy Elimination(DRE)一般統計情報を表示するには、show statistics dre EXEC コマンドを使用します。
show statistics dre
コマンド モード
EXEC
例
次の例は、DRE 統計情報を表示します。
Total disk: 47622 MB, RAM size: 297 MB, Status: Usable
Used disk: 28 MB, Oldest Data (age): 23 days 20 hours
Completed Connections: 2030
Overall: msg: 3620, in: 6181 KB, out: 5335 KB, ratio: 13.69%
DRE: msg: 3620, in: 6181 KB, out: 6352 KB, ratio: 0.00%
LZ: msg: 3619, in: 6321 KB, out: 5305 KB, ratio: 16.08%
Bypass: msg: 3252, in: 4901 KB,
Latency(Last 3 sec): max 3 ms, avg 0 ms
Overall: msg: 7162, in: 4969 KB, out: 209 MB, ratio: 97.69%
DRE: msg: 7162, in: 5056 KB, out: 209 MB, ratio: 97.65%
LZ: msg: 510, in: 1073 KB, out: 1160 KB, ratio: 7.46%
Bypass: msg: 29, in: 289 KB
Latency (Last 3 sec): max 1 ms, avg 0 ms
関連コマンド
debug
show statistics dre connection
show statistics dre peer
show statistics dre connection
WAE の Data Redundancy Elimination(DRE)接続統計情報を表示するには、show statistics dre connection EXEC コマンドを使用します。
show statistics dre connection [active [client-ip { ip_address | hostname } | client-port port | id connection_id | last | peer-no peer_id | server-ip { ip_address | hostname } | server-port port ] | client-ip { ip_address | hostname } | client-port port | id connection_id | last | peer-no peer_id | server-ip { ip_address | hostname } | server-port port ]
シンタックスの説明
active |
(任意)すべてのアクティブな接続の統計情報を表示します。 |
client-ip |
(任意)指定された IP アドレスまたはホスト名をもつクライアントの接続統計情報を表示します。 |
ip_address |
クライアントまたはサーバの IP アドレス |
hostname |
クライアントまたはサーバのホスト名 |
client-port |
(任意)指定されたポート番号をもつクライアントの接続統計情報を表示します。 |
port |
クライアントまたはサーバのポート番号(1 ~ 65535) |
id |
(任意)指定された識別子をもつ接続の接続統計情報を表示します。 |
connection_id |
接続を識別する 0 ~ 4294967295 の数字 |
last |
(任意)直近の接続の統計情報を表示します。 |
peer-no |
(任意)指定された識別子をもつピアの接続統計情報を表示します。 |
peer_id |
ピアを識別する 0 ~ 4294967295 の数字 |
server-ip |
(任意)指定された IP アドレスとホスト名をもつサーバの接続統計情報を表示します。 |
server-port |
(任意)指定されたポート番号をもつサービスの接続統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドは DRE 圧縮が適用されている個々の TCP 接続の統計情報を表示します。この情報はリアルタイムでアップデートされます。
オプションなしでこのコマンドを使用すると、DRE が適用される WAE 上のすべての TCP 接続のオンライン要約を表示します。ある接続の詳細統計情報を取得するには、コマンド オプションを使用して接続を絞り込みます。
例
次の例は、すべてのアクティブな接続の統計情報を表示します。
WAE# show statistics dre connection
Conn-ID Client-ip:port Server-ip:port Encode-in Decode-in PID Status
1151 10.10.10.10:2562 10.10.10.11:80 590 B 0 B 3 Closed-694s
1150 10.10.10.10:2561 10.10.10.11:80 590 B 0 B 3 Closed-694s
1149 10.10.10.10:2560 10.10.10.11:80 2440 B 0 B 3 Closed-694s
関連コマンド
debug
show statistics dre connection
show statistics dre peer
WAE の Data Redundancy Elimination(DRE)ピア統計情報を表示するには、show statistics dre peer EXEC コマンドを使用します。
show statistics dre peer { context context-value [ ip ip-address | peer-id peer-id | peer-no peer-no ] | ip ip-address [ context context-value | ip ip-address | peer-id peer-id | peer-no peer-no ] | peer-id peer-id [ context context-value | ip ip-address | peer-no peer-no ] | peer-no peer-no [ context context-value | ip ip-address | peer-id peer-id ]}
シンタックスの説明
context |
指定されたコンテキストのピア統計情報を表示します。 |
context-value |
コンテキスト(0 ~ 4294967295) |
ip |
(任意)ピアの IP アドレスを指定します。 |
ip_address |
ピアの IP アドレス |
peer-id |
(任意)ピアの MAC アドレスを指定します。 |
peer-id |
ピア ID(0 ~ 4294967295) |
peer-no |
(任意)ピア番号を指定します。 |
peer-no |
ピア番号 |
コマンド モード
EXEC
例
次の例は、DRE ピア統計情報を表示します。
WAE# show statistics dre peer
peer-no: 0 Hostname: dc-425-jsmith
Peer-IP: 10.10.10.40 MAC-address: 00:0d:00:11:41:8e
-----------------------------------------------------------------
Used disk: 24 MB, Age: 23 days 21 hours
Concurrent (Last 2 min): max 23, avg 22
Overall: msg: 278, in: 1290 KB, out: 1254 KB, ratio: 2.82%
DRE: msg: 278, in: 1290 KB, out: 1301 KB, ratio: 0.00%
LZ: msg: 277, in: 1271 KB, out: 1224 KB, ratio: 3.71%
Bypass: msg: 25, in: 12638 B,
Latency(Last 3 sec): max 3 ms, avg 0 ms
Overall: msg: 42, in: 34694 B, out: 147 KB, ratio: 77.05%
DRE: msg: 42, in: 121 KB, out: 147 KB, ratio: 17.62%
LZ: msg: 42, in: 34694 B, out: 121 KB, ratio: 72.14%
Latency (Last 3 sec): max 1 ms, avg 0 ms
関連コマンド
debug
show statistics dre connection
show statistics epm
WAE のEndPoint Mapper(EPM) 統計情報を表示するには、show statistics epm EXEC コマンドを使用します。
show statistics epm
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドは記録された要求と応答の総数を表示します。
例
次の例は、WAE の EPM 統計情報を表示します。
UUID not configured = 695
関連コマンド
(config)policy-engine application map adaptor EPM
show statistics icmp
WAAS デバイスの ICMP 統計情報を表示するには、show statistics icmp EXEC コマンドを使用します。
show statistics icmp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの ICMP 関連統計情報を表示します。
WAE# show statistics icmp
ICMP messages received = 1351
ICMP messages receive failed = 190
Destination unreachable = 431
Address mask requests = 0
ICMP messages sent = 2280
ICMP messages send failed = 0
Destination unreachable = 1551
Address mask requests = 0
show statistics ip
WAAS デバイスの IP 統計情報を表示するには、show statistics ip EXEC コマンドを使用します。
show statistics ip
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの IP 関連の統計情報を表示します。
Total packets in = 19959308
Total packets out = 44784
Fragments dropped after timeout = 0
Reassemblies required = 0
Packets reassemble failed = 0
関連コマンド
clear
(config)ip
(config-if)ip
show ip routes
show statistics netstat
WAAS デバイスのインターネット ソケット接続統計情報を表示するには、show statistics netstat EXEC コマンドを使用します。
show statistics netstat
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの インターネット ソケット接続統計情報を表示します。
WAE# show statistics netstat
Active Internet connections (w/o servers)
Proto Recv-Q Send-Q Local Address Foreign Address State
tcp 0 4 10.10.41.180:23 10.10.230.11:3105 ESTABLISHED
show statistics radius
WAAS デバイスの RADIUS 認証統計情報を表示するには、show statistics radius EXEC コマンドを使用します。
show statistics radius
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの RADIUS 関連の統計情報を表示します。
WAE# show statistics radius
-----------------------------------------------
Number of access requests: 0
Number of access deny responses: 0
Number of access allow responses: 0
Number of authorization requests: 0
Number of authorization failure responses: 0
Number of authorization success responses: 0
Number of accounting requests: 0
Number of accounting failure responses: 0
Number of accounting success responses: 0
関連コマンド
clear
(config)radius-server
show radius-server
show statistics services
WAAS デバイスのサービス統計情報を表示するには、show statistics services EXEC コマンドを使用します。
show statistics services
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの各ポートのサービス関連統計情報を表示します。
WAE# show statistics services
---------------------------------------------------------------
show statistics snmp
WAAS デバイスの SNMP統計情報を表示するには、show statistics snmp EXEC コマンドを使用します。
show statistics snmp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
表3-17 では、 show statistics snmp 出力のフィールドについて説明します。
表3-17 show statistics snmp コマンドのフィールドの説明
|
|
SNMP packets input |
入力された SNMP パケットの総数 |
Bad SNMP version errors |
SNMP のバージョンが無効なパケットの数 |
Unknown community name |
未知のコミュニティ名の SNMP パケットの数 |
Illegal operation for community name supplied |
そのコミュニティで許可されていない動作を要求するパケットの数 |
Encoding errors |
誤って符号化されている SNMP パケットの数 |
Number of requested variables |
SNMP マネージャによって要求されている変数の数 |
Number of altered variables |
SNMP マネージャによって変更されている変数の数 |
Get-request PDUs |
受信した GET 要求の数 |
Get-next PDUs |
受信した GET-NEXT 要求の数 |
Set-request PDUs |
受信した SET 要求の数 |
SNMP packets output |
ルータによって送信された SNMP パケットの総数 |
Too big errors |
最大パケット サイズより大きな SNMP パケットの数 |
Maximum packet size |
SNMP パケットの最大サイズ |
No such name errors |
存在しない MIB オブジェクトを指定した SNMP 要求の数 |
Bad values errors |
MIB オブジェクトの無効な値を指定した SNMP SET 要求の数 |
General errors |
その他のエラーが原因で失敗した SNMP SET 要求の数(No such name error、Bad values error など特定されているエラー以外のエラー) |
Response PDUs |
要求に対応して送信された応答数 |
Trap PDUs |
送信された SNMP トラップの数 |
関連コマンド
show snmp
(config)snmp-server user
(config)snmp-server view
show statistics tacacs
WAAS デバイスの TACACS+ 認証および許可統計情報を表示するには、show statistics tacacs EXEC コマンドを使用します。
show statistics tacacs
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの TACACS+ 関連の統計情報を表示します。
WAE# show statistics tacacs
-----------------------------------------------------------
Number of access requests: 3
Number of access deny responses: 1
Number of acess allow responses: 2
Number of authorization requests: 1
Number of authorization failure responses: 0
Number of authorization success responses: 1
関連コマンド
clear
(config)tacacs
show tacacs
show statistics tcp
WAAS デバイスの TCP 統計情報を表示するには、show statistics tcp EXEC コマンドを使用します。
show statistics tcp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの TCP 関連の統計情報を表示します。
Server connection openings = 12
Client connection openings = 194
Failed connection attempts = 0
Connections established = 0
Connections resets received = 0
Connection resets sent = 7791
Segments received = 11368
Bad segments received = 0
Segments retransmitted = 28
Retransmit timer expirations = 28
Server segments received = 135
Server segments sent = 143
Server segments retransmitted = 0
Client segments received = 3438
Client segments sent = 10752
Client segments retransmitted = 28
Sync cookies received = 0
Embryonic connection resets = 0
Packets pruned from receive queue = 0
Out-of-order-queue pruned = 0
Out-of-window Icmp messages = 0
Lock dropped Icmp messages = 0
Time-wait sockets recycled = 0
Time-wait sockets killed = 0
Delayed acks blocked by socket lock = 0
Listen queue overflows = 0
Connections dropped by listen queue = 0
TCP packets queued to prequeue = 0
TCP packets directly copied from backlog = 0
TCP packets directly copied from prequeue = 0
TCP prequeue dropped packets = 0
TCP header predicted packets = 324
Packets header predicted and queued to user = 0
TCP pure ack packets = 1340
TCP header predicted acks = 106
TCP fast retransmissions = 0
TCP forward retransmissions = 0
TCP slowstart retransmissions = 0
TCP Reno recovery fail = 0
TCP Sack recovery fail = 0
TCP receiver collapsed = 0
TCP DSACK old packets sent = 12
TCP DSACK out-of-order packets sent = 0
TCP DSACK packets received = 0
TCP DSACK out-of-order packets received = 0
TCP connections abort on sync = 0
TCP connections abort on data = 0
TCP connections abort on close = 0
TCP connections abort on memory = 0
TCP connections abort on timeout = 3
TCP connections abort on linger = 0
TCP connections abort failed = 0
関連コマンド
clear
show tcp
(config)tcp
show statistics tfo
WAE の Traffic Flow Optimization(TFO; トラフィック フロー最適化)統計情報を表示するには、show statistics tfo EXEC コマンドを使用します。
show statistics tfo [application app-name | pass-through | peer | saving app-name ]
シンタックスの説明
application |
(任意)アプリケーションごとに統計情報を表示します。 |
app-name |
アプリケーション名 |
pass-through |
(任意)パススルー統計情報を表示します。 |
peer |
(任意)ピア情報を表示します。 |
saving |
(任意)すべてのアプリケーションの保存情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
例
表3-18 では、 show statistics tfo コマンドのフィールドについて説明します。
表3-18 show statistics tfo コマンドのフィールドの説明
|
|
Total number of optimized connections |
最後の TFO 統計情報リセット以降に最適化された TCP 接続の総数 |
No. of active connections |
最適化された TCP 接続の総数 |
No. of pending (to be accepted) connections |
最適化されますが、現在はセットアップ段階である TCP 接続の数 |
No. of connections closed normally |
TCP FIN を使用して問題なく終了した、最適化された接続の数 |
No. of connections closed with error |
問題が発生して、または TCP RST を使用して終了した、最適化された接続の数 |
Total number of peers |
アクティブなピア WAE の数(接続ごとに 2 つの WAE [この WAE とピア WAE]の間で最適化されます) |
No. of entries into overload mode |
WAE が過負荷状態になった回数。過負荷状態では、新しい接続はパススルーに設定されます。この状態は、同時接続数が最大に達した場合など、さまざまな理由で発生します。 |
No. of connections reset due to |
エラーが発生して終了した接続数の詳細 |
Socket write failure |
ソケットでの書き込みに失敗しました(LAN 側または WAN 側)。 |
Socket read failure |
ソケットでの読み込みに失敗しました(LAN 側または WAN 側)。 |
Opt socket close while waiting to write |
書き込みが完了する前に終了した 2 つの WAE の間のソケット(WAN ソケット) |
Unopt socket close while waiting to write |
書き込みが完了する前に終了した、WAE とクライアント/サーバの間のソケット(LAN ソケット) |
Opt socket error close while waiting to read |
読み込みが完了する前に終了した 2 つの WAE の間のソケット(WAN ソケット) |
Unopt socket error close while waiting to read |
読み込みが完了する前に終了した、WAE とクライアント/サーバの間のソケット(LAN ソケット) |
DRE decode failure |
データのデコード中の DRE 内部エラー(発生してはいけません) |
DRE encode failure |
データの符号化中の DRE 内部エラー(発生してはいけません) |
Connection init failure |
自動検出は正常に終了しましたが、接続のセットアップに失敗しました。 |
Opt socket unexpected close while waiting to read |
読み込みが完了する前に終了した 2 つの WAE の間のソケット(WAN ソケット) |
Exceeded maximum number of supported connections |
WAE がスケーラビリティ制限に達したので、途中で終了した接続 |
Buffer allocation or manipulation failed |
内部メモリ割り当てエラー(発生してはいけません) |
Peer received reset from end host |
サーバまたはクライアントによって送信された TCP RST(通常の動作で、必ずしも問題を示すものではありません) |
DRE connection state out of sync |
DRE 内部エラー(発生してはいけません) |
Memory allocation failed for buffer heads |
内部メモリ割り当てエラー(発生してはいけません) |
関連コマンド
show tfo accelerators
show tfo bufpool
show tfo connection
show tfo status
show statistics udp
WAAS デバイスの User Datagram Protocol(UDP; ユーザ データグラム プロトコル)統計情報を表示するには、 show statistics udp EXEC コマンドを使用します。
show statistics udp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの UDP 関連の統計情報を表示します。
Packets received = 222616
Packets to unknown port received = 904
show statistics wccp
WAE の WCCP 統計情報を表示するには、 show statistics wccp EXEC コマンドを使用します。
show statistics wccp gre
シンタックスの説明
gre |
WCCP 総称ルーティング カプセル化パケット関連の統計情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
GRE は、WCCP 対応ルータでデータグラムを IP パケットにカプセル化し、その後 WAE(透過型プロキシ サーバ)にリダイレクトできるレイヤ 3 技術です。この中間宛先で、データグラムは非カプセル化されたあとオリジン サーバにルーティングされ、キャッシュ ミスが発生した場合に要求に応えます。そのとき、オリジン サーバへのトリップは内部データグラムに 1 ホップとして現れます。通常、GRE を使用してリダイレクトされたトラフィックは GRE トンネル トラフィックと呼ばれます。GRE を使用すると、すべてのリダイレクションはルータ ソフトウェアにより取り扱われます。
WCCP リダイレクションを使用した場合、Cisco ルータは接続の宛先ポートで WCCP がイネーブルになっているため、TCP SYN パケットを宛先に転送しません。その代わり、WCCP 対応ルータが GRE トンネリングを使用してパケットをカプセル化し、それをこの WCCP対応ルータからリダイレクトされたパケットを受け付けるように設定された WAE に送信します。
リダイレクトされたパケットを受信後、WAE は次のような処置を行います。
1.
パケットから GRE レイヤを取り除きます。
2.
このリダイレクトされたパケットを受け付けるべきか決定し、コンテンツの要求を次のように処理します。
a.
WAE が要求を受け付けた場合は、クライアントに TCP SYN ACK パケットを送信します。この応答パケットで、WAE は送信元アドレスとして指定された本来の宛先(オリジン サーバ)の IP アドレスを使用して WAE がクライアントに見えないよう(トランスペアレント)に、クライアントの TCP SYN パケットが到達しようとした宛先であるかのように動作します。
b.
WAE が要求を受け付けない場合は、TCP SYN パケットを GRE に再カプセル化し、それを WCCP 対応ルータに戻します。ルータは、WAE がこの接続に関心がないとみなし、パケットを本来の宛先(オリジン サーバ)に転送します。
たとえば、WAE は、特定のクライアントから発信されたり特定のサーバへ送信される要求をバイパスするように設定されている場合は、要求を受け付けません。
例
表3-19 では、 show statistics wccp gre 出力のフィールドについて説明します。
表3-19 show statistics wccp gre コマンドのフィールドの説明
|
|
Transparent GRE packets received |
WCCP により代行受信されたかどうかに関係なく、WAE により受信された GRE パケットの総数。GRE は、WAE へのパスにルータが何台あってもパケットが WAE に到達できるようにするレイヤ 3 技術です。 |
Transparent non-GRE packets received |
WAE に要求を透過的にリダイレクトするレイヤ 2 またはレイヤ 4 スイッチング(コンテント スイッチング モジュール [CSM])でルータ ハードウェアのトラフィック代行受信およびリダレクト機能のどちらかを使用して、WAE により受信された 非 GRE パケットの数 |
Transparent non-GRE packets passed through |
レイヤ 4 スイッチにより透過的に代行受信され、WAE にリダイレクトされる非 GRE パケットの数 |
Total packets accepted |
クライアントのコンテンツ要求に応えるため、透過的に代行受信され、WAE にリダイレクトされるパケットの総数 |
Invalid packets received |
リダイレクトされたパケットが GRE パケットで WCCP GRE ヘッダーのデータが無効である、またはリダイレクトされたパケットの IP ヘッダーが無効であるため、ドロップされるパケットの数 |
Packets received with invalid service |
無効な WCCP サービス番号が格納されている WCCP バージョン 2 GRE リダイレクト パケットの数 |
Packets received on a disabled service |
WAE でイネーブルになっていないサービスの WCCP サービス番号を指定する WCCP バージョン 2 GRE リダイレクト パケットの数。たとえば、HTTPS キャッシング サービス(サービス 70)がイネーブルになっていない場合に WAE にリダイレクトされる HTTPS 要求 |
Packets received too small |
WAE にリダイレクトされ、WCCP GRE ヘッダーに必要な最小限のデータが格納されていない GRE パケットの数 |
Packets dropped due to zero TTL |
リダイレクトされたパケットの IP ヘッダーの TTL がゼロのため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to bad buckets |
不良マスクまたはハッシュ バケット判定により WCCP フロー リダイレクションを実行できなかったため、WAE によりドロップされるパケットの数
(注) バケットは、WAE クラスタ内の各 WAE へ割り当てられた割り当てハッシュのある一部と定義されます。この環境に WAE が 1 つだけ存在する場合は、256 個のバケットが割り当てられています。
|
Packets dropped due to no redirect address |
フロー リダイレクションの宛先 IP アドレスを判別できなかったため、ドロップされるパケットの数 |
Packets dropped due to loopback redirect |
宛先 IP アドレスがループバック アドレスと同じ場合に WAE によりドロップされるパケットの数 |
Pass-through pkts dropped on assignment update |
TFO パススルー宛ですが、デバイスがバケットを所有していないので代わりにドロップされるパケットの数 |
Connections bypassed due to load |
WAE が過負荷の場合、バイパスされる接続フローの数。過負荷バイパス オプションがイネーブルになっている場合、WAE はバケットをバイパスし、過負荷トラフィックを再ルーティングします。負荷が高いままの場合、さらにもう 1 つのバケットもバイパスされ、WAE が負荷を処理できるようになるまでパイパスが続きます。 |
Packets sent back to router |
要求を受け取った WCCP 対応ルータに WAE により戻される要求の数。ルータはこのあとフローを、Web ブラウザから直接オリジン Web サーバへ送信し、WAE をバイパスします。 |
Packets sent to another WAE |
WCCP サービス グループの別の WAE にリダイレクトされるパケットの数。サービス グループは最大 32 個の WAE と 32 個の WCCP 対応ルータで構成されます。どちらのパケット転送方式でも、ハッシュ パラメータが、WCCP サービス グループの WAE 間でのリダイレクトされたトラフィックのロード バランシング方法を指定します。 |
GRE fragments redirected |
WAE により受信され、断片化された GRE パケットの数。これらのパケットはルータにリダイレクトされます。 |
GRE encapsulated fragments received |
WAE が受信する GRE カプセル化フラグメントの数。tcp-promiscuous サービスはポート情報を検査しないので、ルータまたはスイッチが IP フラグメントを GRE カプセル化し、WAE にリダイレクトします。これらのフラグメントはパケットに再構成されてから、処理されます。 |
Packets failed encapsulated reassembly |
再構成された GRE カプセル化パケットで、再構成健全性チェックに失敗したためドロップされた数。再構成された GRE カプセル化パケットは、複数の GRE カプセル化フラグメントで構成されます。このフィールドは、以前の統計に関連しています。 |
Packets failed GRE encapsulation |
GRE ヘッダー付きパケットのカプセル化中に問題が発生してリダイレクトできなかったため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to invalid fwd method |
GRE を使用してリダイレクトされたが、WCCP サービスでレイヤ 2 リダイレクションが設定されていたため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to insufficient memory |
GRE パケットの取り扱いに必要な付加メモリ リソースの割り当てに失敗したため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets bypassed, no conn at all |
受信待機中の TCP ポートがなかったため、存在するフローと関連付けできなかったパケットの数。WCCP は非対称パケット フローを取り扱うこともでき、WCCP サービス グループ(クラスタ内の最大 32 個の WAE と通信する最大 32 個のルータまたはスイッチ)で使用されるスイッチまたはルータの数に関係なく、常にキャッシュへの Web サーバの一貫したマッピングを維持します。 |
Packets bypassed, no pending connection |
初期ハンドシェイクが完了しなかったため、保留中の接続と関連付けできなかったパケットの数 |
Packets due to clean wccp shutdown |
クリーンな WCCP シャットダウンのためバイパスされる接続フローの数。WCCP の適切なシャットダウン中、WAE は処理中のフローについては引き続きサービスを提供する一方で、新しいフローのバイパスを開始します。フローの数が 0 になると、WAE は、リード WAE によって自分のパケットを他の WAE に再割り当てすることで、自分自身はクラスタから脱退します。 |
Packets bypassed due to bypass-list lookup |
バイパス リスト エントリによりバイパスされる接続フローの数。WAE はオリジン サーバからエラー応答を受信すると、サーバのエントリをそのバイパイス リストに追加します。バイパスされたサーバに存在するコンテンツの次の要求を受信した場合は、パケットをバイパス ゲートウェイにリダイレクトします。バイパス ゲートウェイが設定されていない場合、パケットはリダイレクトしているレイヤ 4 スイッチに戻されます。 |
Packets received with client IP addresses |
スプーフィングされている接続フローに関連するパケットの数。クライアントの IP アドレスをスプーフィングして WAE はクライアント IP(WAE 自身の IP アドレスとは別のもの)を持つパケットを受信し、そのパケットを待機している正しいアプリケーションに送信できます。 |
Conditionally Accepted connections |
条件付き受け付け機能のため、WAE によって受け付けられる接続フローの数 |
Conditionally Bypassed connections |
条件付き受け付け機能のため、WAE によってバイパスされる接続フローの数 |
Packets dropped due to received on loopback |
パケットがループバック インターフェイスで受信されましたが、デバイスのローカル アドレス宛ではなかったため、WCCP L2 インターセプト レイヤよってドロップされたパケットの数。パケットには有効でない、または使用しないルートがあります。 |
Packets w/WCCP GRE received too small |
レイヤ 2 で WCCP 対応ルータによって透過的に代行受信されたあとWAE に送信され、GRE を使用してパケットをリダイレクトするために断片化が必要なパケットの数。WAE は IP ヘッダーをカプセル化できないので、パケットをドロップします。 |
Packets dropped due to IP access-list deny |
WAE が WCCP GRE カプセル化パケットに適用する IP アクセス リストが WCCP アプリケーションのアクセスを拒否している場合( wccp access-list コマンド)、WAE によりドロップされるパケットの数 |
Packets fragmented for bypass |
IP ヘッダーを保持する十分なデータが格納されていない GRE パケットの数 |
Packet pullups needed |
パケットを処理の一部として統合する回数。パケットがフラグメントとして受信され、最初のフラグメントに処理に必要な情報がすべて含まれていない場合に、統合が必要になります。 |
Packets dropped due to no route found |
WAE がルートを発見できないため、ドロップされるパケットの数 |
関連コマンド
(config)wccp access-list
(config)wccp flow-redirect
(config)wccp router-list
(config)wccp shutdown
(config)wccp slow-start
(config)wccp tcp-promiscuous
(config)wccp tcp-promiscuous
show statistics windows-domain
WAAS デバイスの Windows ドメイン サーバ情報を表示するには、 show windows-domain EXEC コマンドを使用します。
show statistics windows-domain
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
how windows-domain EXEC コマンドを使用して Windows ドメイン サーバ統計情報を表示したあと、 clear statistics windows-domain EXEC コマンドを入力すると、これらの統計情報のカウンタをクリアできます。
例
次の例は、Windows ドメイン サーバ統計情報を表示します。
WAE# show statistics windows-domain
Windows Domain Statistics
-----------------------------------------------
Number of access requests: 9
Number of access deny responses: 3
Number of access allow responses: 6
Number of authorization requests: 9
Number of authorization failure responses: 3
Number of authorization success responses: 6
Number of accounting requests: 0
Number of accounting failure responses: 0
Number of accounting success responses: 0
関連コマンド
windows-domain
(config)windows-domain
show sysfs
WAAS デバイスのシステム ファイル システム(sysfs)情報を表示するには、show sysfs EXEC コマンドを使用します。
show sysfs volumes
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
システム ファイル システム(sysfs)はトランザクション ログ、Syslog、内部デバッグ ログなどのログ ファイルを保存します。システム イメージ ファイルとオペレーティング システム ファイルも保存します。
例
次の例は、ディスク ボリューム番号とそのサイズを表示します。
sysfs 00: /local/local1 17775600KB 96% free
sysfs 01: /local/local2 17782768KB 99% free
sysfs 02: /local/local3 17782768KB 99% free
sysfs 03: /local/local4 17782768KB 99% free
sysfs 04: /local/local5 15684592KB 99% free
show tacacs
WAAS デバイスの TACACS+ 認証プロトコル設定情報を表示するには、 show tacacs EXEC コマンドを使用します。
show tacacs
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
表3-20 では、 show tacacs 出力のフィールドについて説明します。
表3-20 show tacacs コマンドのフィールドの説明
|
|
Login Authentication for Console/Telnet Session |
TACACS+ サーバが、ログイン認証に対してイネーブルになっているかどうかを示します。 |
Configuration Authentication for Console/Telnet Session |
TACACS+ サーバが、許可または設定認証に対してイネーブルになっているかどうかを示します。 |
TACACS+ Configuration |
TACACS+ サーバ パラメータ |
TACACS+ Authentication |
WAAS デバイスで TACACS+ 認証がイネーブルかどうかを示します。 |
Key |
WAE が TACACS+ サーバとの通信に使用する秘密鍵。TACACS+ キーの最大文字数は、印字可能 ASCII 文字(タブは除く)で 99 文字を超えてはなりません。 |
Timeout |
WAAS デバイスが、タイムアウトを宣言するまで、指定された TACACS+ 認証サーバからの応答を待つ秒数 |
Retransmit |
TACACS+ タイムアウト インターバルを超過した場合に、WAAS デバイスが TACACS+ に接続を再送信する回数 |
Password type |
パスワード認証のメカニズム。デフォルトでは、Password Authentication Protocol(PAP; パスワード認証プロトコル)がパスワード認証のメカニズムです。 |
Server |
TACACS+ サーバのホスト名または IP アドレス |
Status |
サーバがプライマリまたはセカンダリ ホストであるかどうかを示します。 |
関連コマンド
clear
show statistics tacacs
show tacacs
(config)tacacs
show tcp
WAAS デバイスの TCP 設定情報を表示するには、 show tcp EXEC コマンドを使用します。
show tcp
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスの TCP 設定を表示します。
TCP keepalive timeout 90 sec
TCP keepalive probe count 4
TCP keepalive probe interval 75 sec
TCP explicit congestion notification disabled
TCP initial slowstart threshold value 2
TCP increase(multiply) retransmit timer by 1
TCP memory_limit - Low water mark: 360 MB, High water mark (pressure): 380 MB,
High water mark (absolute): 400 MB
関連コマンド
clear
show statistics tcp
(config)tcp
show tech-support
TAC のサポートを利用するのに必要な情報を表示するには、 show tech-support EXEC コマンドを使用します。
show tech-support [page]
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して、使用している WAAS デバイスについて TAC のサポートを得るのに必要なシステム情報を表示します。出力をディスク ファイルにロギングすることを推奨します(「(config)logging」 を参照)。
例
次の例は、テクニカル サポート情報を表示します。
(注) show tech-support コマンドの出力は長くなる可能性があるため、この例では一部を示します。
------------------ version and hardware --------------------
Cisco Wide Area Application Services Software (WAAS)
Copyright (c) 1999-2006 by Cisco Systems, Inc.
Compiled 18:08:17 Feb 16 2006 by cnbuild
System was restarted on Fri Feb 17 23:09:53 2006.
The system has been up for 5 weeks, 3 days, 2 hours, 9 minutes, 49 seconds.
CPU 0 is GenuineIntel Intel(R) Celeron(R) CPU 2.40GHz (rev 2) running at 2401MHz
512 Mbytes of Physical memory.
Version : -[PLEC52AUS-C.52]-
Physical disk information:
disk00: Normal (IDE disk) 76324MB( 74.5GB)
disk01: Normal (IDE disk) 76324MB( 74.5GB)
MOUNT POINT TYPE DEVICE SIZE INUSE FREE USE%
/ root /dev/root 31MB 26MB 5MB 83%
/sw internal /dev/md0 991MB 430MB 561MB 43%
/swstore internal /dev/md1 991MB 287MB 704MB 28%
/state internal /dev/md2 3967MB 61MB 3906MB 1%
/disk00-04 CONTENT /dev/md4 62539MB 32MB 62507MB 0%
/local/local1 SYSFS /dev/md5 3967MB 197MB 3770MB 4%
.../local1/spool PRINTSPOOL /dev/md6 991MB 16MB 975MB 1%
DEVICE NAME TYPE STATUS PHYSICAL DEVICES AND STATUS
/dev/md0 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/00[GOOD] disk01/00[GOOD]
/dev/md1 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/01[GOOD] disk01/01[GOOD]
/dev/md0 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/00[GOOD] disk01/00[GOOD]
/dev/md1 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/01[GOOD] disk01/01[GOOD]
/dev/md2 RAID-1 NORMAL OPERATION disk00/02[GOOD] disk01/02[GOOD]
Currently content-filesystems RAID level is not configured to change.
------------------ running configuration -------------------
------------------ processes --------------------
CPU average usage since last reboot:
cpu: 0.00% User, 1.79% System, 3.21% User(nice), 95.00% Idle
--------------------------------------------------------------------
PID STATE PRI User T SYS T COMMAND
----- ----- --- ------ ------ --------------------
関連コマンド
show version
show hardware
show disks details
show running-config
show processes
show processes memory
show memory
show interface
show cdp entry
show cdp neighbors
show statistics wccp
show alarms all
show statistics tfo
show statistics tfo application
show statistics tfo saving
show statistics tfo pass-through
show statistics tfo peer
show tfo auto-discovery
show tfo status
show tfo accelerators
show tfo bufpool accounting
show policy-engine status
show policy-engine application
show statistics dre
show statistics dre peer
show statistics tcp
show statistics ip
show statistics icmp
show standby
show statistics netstat
show disks SMART-info
show disks SMART-info details
show disks failed-sectors
show telnet
WAAS デバイスの Telnet サービス設定を表示するには、 show telnet EXEC コマンドを使用します。
show telnet
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、WAAS デバイスで Telnet がイネーブルになっているかどうかを表示します。
telnet service is enabled
関連コマンド
telnet
(config)telnet enable
(config)exec-timeout
show tfo accelerators
WAE の Traffic Flow Optimization(TFO)アクセラレータ情報を表示するには、show tfo accelerators EXEC コマンドを使用します。
show tfo accelerators
コマンド モード
EXEC
例
次の例は WAE の TFO アクセラレータ情報を表示します。
WAE# show tfo accelerators
Name: TFO State: Registered, Handling Level: 100%
Keepalive timeout: 3.0 seconds, Session timeouts: 0, Total timeouts: 0
Last keepalive received 00.5 Secs ago
Last registration occurred 11:21:43:38.4 Days:Hours:Mins:Secs ago
Name: EPM State: Registered, Handling Level: 100%
Keepalive timeout: 5.0 seconds, Session timeouts: 0, Total timeouts: 0
Last keepalive received 00.2 Secs ago
Last registration occurred 11:21:43:36.7 Days:Hours:Mins:Secs ago
Name: CIFS State: Not Registered, Handling Level: 0%
Keepalive timeout: 0.0 seconds, Session timeouts: 0, Total timeouts: 0
Last keepalive received -Never-
Last Registration occurred -Never-
関連コマンド
show tfo auto-discovery
show tfo bufpool
show tfo connection
show tfo filtering
show tfo status
show tfo auto-discovery
WAE の Traffic Flow Optimization(TFO)自動探索統計情報を表示するには、show tfo auto-discovery EXEC コマンドを使用します。
show tfo auto-discovery [blacklist {entries [netmask netmask ] [|] | statistics [|]}] [list] [| {begin regex [ regex ] | exclude regex [ regex ] | include regex [ regex ]}]
シンタックスの説明
blacklist |
(任意)ブラックリスト サーバ テーブルを表示します。 |
entries |
自動探索ブラックリスト サーバ テーブルのエントリすべてを表示します。 |
netmask |
テーブル出力をフィルタリングするネットワーク マスクを表示します。 |
netmask |
一致するアドレスを表示するネットワーク マスク(A.B.C.D/) |
statistics |
自動探索ブラックリスト サーバ テーブルの管理統計情報を表示します。 |
list |
(任意)WAE が現在最適化またはパススルーしている TCP フローをリストします。 |
| |
(任意)出力修飾子 |
begin |
正規表現と一致する行で開始します。 |
regex |
一致する正規表現。複数の表現を入力できます。 |
exclude |
正規表現と一致する行を除外します。 |
include |
正規表現と一致する行を含めます。 |
コマンド モード
EXEC
例
次の例は WAE の TFO 自動探索統計情報を表示します。
WAE# show tfo auto-discovery
Auto discovery structure:
Bind hash add failures: 0
Accept pair allocation failures: 0
Unix allocation failures: 0
Connect lookup failures: 0
Memory allocation failures: 0
Incorrect length or checksum received: 0
Invalid filtering tuple received: 0
Received for dead connection: 0
Ack dropped in synack received state: 0
Non Syn dropped in nostate state: 0
No peer or asymmetric route: 6604
Insufficient option space: 0
Invalid connection state: 0
Auto discovery success TO:
Auto discovery success FOR:
Auto discovery success SYN retransmission:
Auto discovery Miscellaneous:
SYNs found with our device id: 0
SYN retransmit count resets: 0
関連コマンド
show statistics tfo
show tfo accelerators
show tfo bufpool
show tfo connection
show tfo filtering
show tfo status
show tfo bufpool
WAE の Traffic Flow Optimization(TFO)バッファ プール情報を表示するには、show tfo bufpool EXEC コマンドを使用します。
show tfo bufpool {accounting | from-index index | owner-connection conn-id | owner-module {RElib | tcpproxy} [from-index index | owner-connection conn-id | state {free | in-use} [from-index index | owner-connection conn-id | to-index index ] | to-index index ] | state {free | in-use} [from-index index | owner-connection conn-id | to-index index ] | to-index index }
シンタックスの説明
accounting |
バッファ プール全体の使用状況を表示します。 |
from-index |
バッファ ユニットの開始インデックスを表示します。 |
index |
バッファ ユニットのインデックス(0 ~ 4294967295) |
owner-connection |
バッファ ユニットのオーナー接続を表示します。 |
conn-id |
接続 ID(0 ~ 4294967295) |
owner-module |
バッファ ユニットのオーナー モジュールを表示します。 |
RElib |
RE ライブラリが所有するバッファ ユニットを示します。 |
tcpproxy |
TCP プロキシが所有するバッファ ユニットを示します。 |
state |
バッファ ユニットの状態(フリーまたは使用)を表示します。 |
free |
フリーのバッファ ユニットを示します。 |
in-use |
使用中のバッファ ユニットを示します。 |
to-index |
バッファ ユニットの終了インデックスを表示します。 |
コマンド モード
EXEC
例
次の例は WAE の TFO バッファ プール情報を表示します。
WAE# show tfo bufpool accounting
Total buffer pool size: 80740352 bytes
Free buffer: 80740352 bytes, in 78848 units (unit size: 1024 bytes)
Used buffer: 0 bytes, in 0 units
Tcpproxy: using 0 bytes, in 0 units
RElib: using 0 bytes, in 0 units
LZlib: using 0 bytes, in 0 units
Buffer usage by connection:
関連コマンド
show tfo accelerators
show tfo auto-discovery
show tfo connection
show tfo filtering
show tfo status
show statistics tfo
show tfo connection
WAE の Traffic Flow Optimization(TFO)接続情報を表示するには、show tfo connection EXEC コマンドを使用します。
show tfo connection [[summary] | [client-ip host-address | client-port port | peer-id mac | server-ip host-address | server-port port ]]
シンタックスの説明
summary |
(任意)接続の要約 リストを表示します。 |
client-ip |
(任意)送信元 IP アドレス |
host-address |
ホスト名または IP アドレス |
client-port |
(任意)送信元クライアントのIP アドレス |
port |
クライアントまたはサーバのポート番号 |
peer-id |
(任意)特定ピアの接続統計情報を表示します。 |
mac |
ピア ホストの MAC(メディア アクセス制御)アドレス |
server-ip |
(任意)宛先サーバの IP アドレス |
server-port |
(任意)宛先ポート番号 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
オプションなしでこのコマンドを使用すると、WAE の TFO 接続それぞれに関する詳細情報を表示します。接続の要約 リストを表示するには、 summary オプションを使用します。
リスト中の F、D または L 最適化ポリシーをもつ接続では、 show statistics dre connection コマンドと特定の接続 ID を識別する id オプションを使用して DRE 統計情報に関する補足情報を検索できます。
例
次の例は、WAE の TFO 最適化接続の要約を表示します。
WAE# show tfo connection summary
Optimized Connection List
Policy summary order: Our's, Peer's, Negotiated, Applied
F: Full optimization, D: DRE only, L: LZ Compression, T: TCP Optimization
Local-IP:Port Remote-IP:Port ConId PeerId Policy
10.77.156.99:59950 10.77.156.106:10005 21 00:11:25:ac:3e:04 F,F,F,F
10.77.156.99:59951 10.77.156.106:10007 22 00:11:25:ac:3e:04 F,F,F,F
10.77.156.99:59952 10.77.156.106:10008 23 00:11:25:ac:3e:04 F,F,F,F
10.77.156.99:59953 10.77.156.106:10009 24 00:11:25:ac:3e:04 F,F,F,F
10.77.156.99:59954 10.77.156.106:10010 25 00:11:25:ac:3e:04 F,F,F,F
関連コマンド
show statistics dre connection
show statistics tfo
show tfo accelerators
show tfo auto-discovery
show tfo bufpool
show tfo filtering
show tfo status
show tfo filtering
WAE が現在持っている着信および発信 TFO フローに関する情報を表示するには、show tfo filtering EXEC コマンドを使用します。
show tfo filtering [list [| {begin regex [ regex ] | exclude regex [ regex ] | include regex [ regex ] }]] [| {begin regex [ regex ] | exclude regex [ regex ] | include regex [ regex ]}]
シンタックスの説明
list |
(任意)WAE が現在最適化またはパススルーしている TCP フローをリストします。 |
| |
(任意)出力修飾子 |
begin |
正規表現と一致する行で開始します。 |
regex |
一致する正規表現。複数の表現を入力できます。 |
exclude |
正規表現と一致する行を除外します。 |
include |
正規表現と一致する行を含めます。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
このコマンドは WAE が現在最適化している TCP フローをリストします。WAE によって最適化されず、パススルーされる TCP フローも含まれます。State 欄の「P」はパススルーされたフローを示します。
例
次の例は WAE の TFO 接続情報を表示します。
Number of filtering tuples: 2
Packets dropped due to ttl expiry: 0
Packets dropped due to bad route: 0
Syn packets dropped with our own id in the options: 0
Syn packets received and dropped on estab. conn: 0
Syn-Ack packets received and dropped on estab. conn: 0
Packets recvd on in progress conn. and not handled: 0
Packets dropped due to peer connection alive: 0
Packets dropped due to invalid TCP flags: 0
WAE# show tfo filtering list
E: Established, S: Syn, A: Ack, F: Fin, R: Reset
s: sent, r: received, O: Options, P: Passthrough
B: Bypass, T: Timedout, C: Closed
Local-IP:Port Remote-IP:Port Tuple(Mate) State
10.99.11.200:1398 10.99.22.200:80 0xcba709c0(0xcba70a00) E
10.99.11.200:1425 10.99.22.200:80 0xcba70780(0xcba707c0) E
10.99.11.200:1439 10.99.22.200:5222 0xcba703c0(0xcba70b40) Sr
10.99.11.200:1440 10.99.22.200:5222 0xcba70400(0xcba70440) Sr
10.99.22.200:1984 10.99.11.200:80 0xcba70600(0xcba70640) E
10.99.22.200:1800 10.99.11.200:23 0xcba70480(0x0 ) PE
10.99.11.200:1392 10.99.22.200:80 0xcba70f80(0x0 ) E
10.99.22.200:20 10.99.11.200:1417 0xcba701c0(0xcba70180) E
10.99.11.200:1417 10.99.22.200:20 0xcba70180(0x0 ) E
10.99.22.200:1987 10.99.11.200:80 0xcba70240(0xcba70200) E
10.99.11.200:1438 10.99.22.200:5222 0xcba70900(0xcba70580) Sr
10.99.22.200:1990 10.99.11.200:80 0xcba70100(0xcba70140) E
10.99.22.200:80 10.99.11.200:1426 0xcba70740(0xcba70700) E
10.99.22.200:80 10.99.11.200:1425 0xcba707c0(0xcba70780) E
10.99.22.200:1985 10.99.11.200:80 0xcba70a40(0xcba70a80) E
10.99.22.200:80 10.99.11.200:1410 0xcba70500(0xcba70540) E
10.99.22.200:80 10.99.11.200:1398 0xcba70a00(0xcba709c0) E
10.99.22.200:80 10.99.11.200:1392 0xcba70f40(0xcba70f80) E
関連コマンド
show tfo accelerators
show tfo auto-discovery
show tfo bufpool
show tfo connection
show tfo status
show tfo status
WAE のグローバル Traffic Flow Optimization(TFO)ステータス情報を表示するには、show tfo status EXEC コマンドを使用します。
show tfo status
コマンド モード
EXEC
例
次の例は WAE のグローバル TFO ステータス情報を表示します。
Configured: optimize full
TFO is up since Sat Feb 25 13:18:51 2006
TFO is functioning normally.
Total number of optimized connections since start: 0
Number of active connections: 0
関連コマンド
show statistics tfo
show tfo accelerators
show tfo auto-discovery
show tfo bufpool
show tfo connection
show tfo filtering
show tfo synq
SynQ モジュールの累積統計情報を表示するには、 show tfo synq EXEC コマンドを使用します。
show tfo synq [list [| {begin regex [ regex ] | exclude regex [ regex ] | include regex [ regex ]}]] [| {begin regex [ regex ] | exclude regex [ regex ] | include regex [ regex ]}]
シンタックスの説明
list |
(任意)SynQ モジュールでトラッキングした接続をリストします。 |
| |
(任意)出力修飾子 |
begin |
正規表現と一致する行で開始します。 |
regex |
一致する正規表現。複数の表現を入力できます。 |
exclude |
正規表現と一致する行を除外します。 |
include |
正規表現と一致する行を含めます。 |
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
SynQ モジュールで現在、トラッキングされている接続をリストするには、 show tfo synq list コマンドを使用します。
例
次の例は、 show tfo synq コマンドの出力を示します。
Synq structures allocations success: 0
Synq structures allocations failure: 0
Synq structures deallocations: 0
Synq table entry drops: 0
Synq table entry lookups: 0
Synq table entry count: 0
Packets received by synq: 0
Packets received with invalid filtering tuple: 0
Non-syn packets received: 0
Locally originated/terminating syn packets received: 0
Retransmitted syn packets received while in Synq: 0
Synq user structure allocations success: 0
Synq user structure allocations failure: 0
Synq user structure deallocations: 0
show transaction-logging
WAE のトランザクション ログ コンフィギュレーション設定とアーカイブされたトラクザクション ログ ファイルのリストを表示するには、 show transaction-logging EXEC コマンドを使用します。
show transaction-logging
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
使用上のガイドライン
WAE のトラクザクション ロギングの現在の設定に関する情報を表示するには、show transaction-log または show transaction-logging EXEC コマンドを使用します。この EXEC コマンドは両方とも同じ出力を表示します。HTTP と WMT MMS キャッシュ プロキシ トランザクションおよび TFTP と ICAP トランザクションのトランザクション ログ ファイル情報が表示されます。
(注) セキュリティ上、show transaction-log EXEC コマンドの出力にパスワードは表示されません。
例
次の例は、WAE 上のトランザクション ロギングの現在の設定に関する情報を表示します。
WAAE# show transaction-logging
Transaction log configuration:
---------------------------------------
TFO Archive interval: every-day every 1 hour
TFO Maximum size of archive file: 2000000 KB
TFO logging to remote syslog host is disabled.
TFO remote syslog host is not configured.
TFO facility is the default "*" which is "user".
Exporting files to ftp servers is disabled.
関連コマンド
clear
transaction-log
(config)transaction-logs
show user
WAAS デバイスの特定ユーザのユーザ識別番号とユーザ名情報を表示するには、show user EXEC コマンドを使用します。
show user {uid number | username name}
シンタックスの説明
uid |
ユーザの識別番号に基づいてユーザ情報を表示します。 |
number |
識別番号(0 ~ 65535) |
username |
ユーザの名前に基づいてユーザ情報を表示します。 |
name |
ユーザの名前 |
コマンドのデフォルト設定
デフォルトの動作や値はありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、ユーザ名またはユーザ識別番号それぞれに基づいたユーザ特有の設定情報を表示します。
WAE# show user username jdoe
Configured in : Local database
Configured in : Local database
関連コマンド
clear
show users administrative
(config)username
show users administrative
WAAS デバイスの管理特権を持つユーザを表示するには、 show users EXEC コマンドを使用します。
show users administrative
シンタックスの説明
このコマンドには引数やキーワードがありません。
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、管理特権を持つユーザを表示します。
WAE# show users administrative
関連コマンド
clear
(config)username
show version
WAAS デバイスで動作中の WAAS ソフトウェアのバージョン情報を表示するには、 show version EXEC コマンドを使用します。
show version [last | pending]
シンタックスの説明
last |
最後に保存されたイメージのバージョン情報を表示します。 |
pending |
保留中のアップグレード イメージのバージョン情報を表示します。 |
コマンド モード
EXEC
application-accelerator
central-manager
例
次の例は、最後に保存されたイメージのバージョン情報を表示します。
Saved version is WAAS 4.0.0-b330, built on 18:28:11 Mar 23 2006 by cnbuild
It can be restored by running restore rollback command
次の例は、保留中のアップグレード イメージのバージョン情報を表示します。
Cisco Wide Area Application Services Software (WAAS)
Copyright (c) 1999-2006 by Cisco Systems, Inc.
Cisco Wide Area Application Services Software Release 4.0.0 (build b340 Mar 25 2
Compiled 17:26:17 Mar 25 2006 by cnbuild
System was restarted on Mon Mar 27 15:25:01 2006.
The system has been up for 3 days, 21 hours, 26 minutes, 15 seconds.
show wccp
WAE の Web Cache Connection Protocol(WCCP)情報を表示するには、 show wccp EXEC コマンドを使用します。
show wccp file-engines
show wccp flows { tcp-promiscuous} [ summary ]
show wccp gre
show wccp masks { tcp-promiscuous} [ summary ]
show wccp modules
show wccp routers
show wccp services [detail]
show wccp slowstart { tcp-promiscuous} [ summary ]
show wccp status
シンタックスの説明
file-engines |
どの WAE がどのルータによって認識されているかを表示します。 |
flows |
WCCP パケット フローを表示します。 |
tcp-promiscuous |
TCP-PROMISCUOUS キャッシング サービスのパケット フローを表示します。 |
summary |
(任意)TCP-PROMISCUOUSキャッシング サービス パケット フローに関する要約情報を表示します。 |
gre |
WCCP 総称ルーティング カプセル化パケット関連の情報を表示します。 |
masks |
所定のサービスの WCCP マスク割り当てを表示します。 |
modules |
WCCP 登録モジュールの実行状態を表示します。 |
routers |
この WAE が認識するルータとそうでないルータを表示します。 |
services |
設定された WCCP サービスを表示します。 |
detail |
(任意)サービスの詳細を表示します。 |
slowstart |
選択したサービスの WCCP スロースタート状態を表示します。 |
status |
イネーブル化され、実行している WCCP のバージョンを表示します。 |
コマンド モード
EXEC
例
表3-21 では、 show wccp gre 出力のフィールドについて説明します。
表3-21 show wccp gre コマンドのフィールドの説明
|
|
Transparent GRE packets received |
WCCP により代行受信されたかどうかに関係なく、WAE により受信された GRE パケットの総数。GRE は、WAE へのパスにルータが何台あってもパケットが WAE に到達できるようにするレイヤ 3 技術です。 |
Transparent non-GRE packets received |
WAE に要求を透過的にリダイレクトするレイヤ 2 またはレイヤ 4 スイッチング(コンテント スイッチング モジュール [CSM])でルータ ハードウェアのトラフィック代行受信およびリダレクト機能のどちらかを使用して、WAE により受信された 非 GRE パケットの数 |
Transparent non-GRE packets passed through |
レイヤ 4 スイッチにより透過的に代行受信され、WAE にリダイレクトされる非 GRE パケットの数 |
Total packets accepted |
クライアントのコンテンツ要求に応えるため、透過的に代行受信され、WAE にリダイレクトされるパケットの総数 |
Invalid packets received |
リダイレクトされたパケットが GRE パケットで WCCP GRE ヘッダーのデータが無効である、またはリダイレクトされたパケットの IP ヘッダーが無効であるため、ドロップされるパケットの数 |
Packets received with invalid service |
無効な WCCP サービス番号が格納されている WCCP バージョン 2 GRE リダイレクト パケットの数 |
Packets received on a disabled service |
WAE でイネーブルになっていないサービスの WCCP サービス番号を指定する WCCP バージョン 2 GRE リダイレクト パケットの数。たとえば、HTTPS キャッシング サービス(サービス 70)がイネーブルになっていない場合に WAE にリダイレクトされる HTTPS 要求 |
Packets received too small |
WAE にリダイレクトされ、WCCP GRE ヘッダーに必要な最小限のデータが格納されていない GRE パケットの数 |
Packets dropped due to zero TTL |
リダイレクトされたパケットの IP ヘッダーの TTL がゼロのため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to bad buckets |
不良マスクまたはハッシュ バケット判定により WCCP フロー リダイレクションを実行できなかったため、WAE によりドロップされるパケットの数
(注) バケットは、WAE クラスタ内の各 WAE へ割り当てられた割り当てハッシュのある一部と定義されます。この環境に WAE が 1 つだけ存在する場合は、256 個のバケットが割り当てられています。
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Packets dropped due to no redirect address |
フロー リダイレクションの宛先 IP アドレスを判別できなかったため、ドロップされるパケットの数 |
Packets dropped due to loopback redirect |
宛先 IP アドレスがループバック アドレスと同じ場合に WAE によりドロップされるパケットの数 |
Pass-through pkts dropped on assignment update |
TFO パススルー宛ですが、デバイスがバケットを所有していないので代わりにドロップされるパケットの数 |
Connections bypassed due to load |
WAE が過負荷の場合、バイパスされる接続フローの数。過負荷バイパス オプションがイネーブルになっている場合、WAE はバケットをバイパスし、過負荷トラフィックを再ルーティングします。負荷が高いままの場合、さらにもう 1 つのバケットもバイパスされ、WAE が負荷を処理できるようになるまでパイパスが続きます。 |
Packets sent back to router |
要求を受け取った WCCP 対応ルータに WAE により戻される要求の数。ルータはこのあとフローを、Web ブラウザから直接オリジン Web サーバへ送信し、WAE をバイパスします。 |
Packets sent to another WAE |
WCCP サービス グループの別の WAE にリダイレクトされるパケットの数。サービス グループは最大 32 個の WAE と 32 個の WCCP 対応ルータで構成されます。どちらのパケット転送方式でも、ハッシュ パラメータが、WCCP サービス グループの WAE 間でのリダイレクトされたトラフィックのロード バランシング方法を指定します。 |
GRE fragments redirected |
WAE により受信され、断片化された GRE パケットの数これらのパケットはルータにリダイレクトされます。 |
GRE encapsulated fragments received |
WAE が受信する GRE カプセル化フラグメントの数。tcp-promiscuous サービスはポート情報を検査しないので、ルータまたはスイッチが IP フラグメントを GRE カプセル化し、WAE にリダイレクトします。これらのフラグメントはパケットに再構成されてから、処理されます。 |
Packets failed encapsulated reassembly |
再構成された GRE カプセル化パケットで、再構成健全性チェックに失敗したためドロップされた数。再構成された GRE カプセル化パケットは、複数の GRE カプセル化フラグメントで構成されます。このフィールドは、以前の統計に関連しています。 |
Packets failed GRE encapsulation |
GRE ヘッダー付きパケットのカプセル化中に問題が発生してリダイレクトできなかったため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to invalid fwd method |
GRE を使用してリダイレクトされたが、WCCP サービスでレイヤ 2 リダイレクションが設定されていたため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets dropped due to insufficient memory |
GRE パケットの取り扱いに必要な付加メモリ リソースの割り当てに失敗したため、WAE によりドロップされる GRE パケットの数 |
Packets bypassed, no conn at all |
受信待機中の TCP ポートがなかったため、存在するフローと関連付けできなかったパケットの数。WCCP は非対称パケット フローを取り扱うこともでき、WCCP サービス グループ(クラスタ内の最大 32 個の WAE と通信する最大 32 個のルータまたはスイッチ)で使用されるスイッチまたはルータの数に関係なく、常にキャッシュへの Web サーバの一貫したマッピングを維持します。 |
Packets bypassed, no pending connection |
初期ハンドシェイクが完了しなかったため、保留中の接続と関連付けできなかったパケットの数 |
Packets due to clean wccp shutdown |
クリーンな WCCP シャットダウンのためバイパスされる接続フローの数。WCCP の適切なシャットダウン中、WAE は処理中のフローについては引き続きサービスを提供する一方で、新しいフローのバイパスを開始します。フローの数が 0 になると、WAE は、リード WAE によって自分のパケットを他の WAE に再割り当てすることで、自分自身はクラスタから脱退します。 |
Packets bypassed due to bypass-list lookup |
バイパス リスト エントリによりバイパスされる接続フローの数。WAE はオリジン サーバからエラー応答を受信すると、サーバのエントリをそのバイパイス リストに追加します。バイパスされたサーバに存在するコンテンツの次の要求を受信した場合は、パケットをバイパス ゲートウェイにリダイレクトします。バイパス ゲートウェイが設定されていない場合、パケットはリダイレクトしているレイヤ 4 スイッチに戻されます。 |
Packets received with client IP addresses |
スプーフィングされている接続フローに関連するパケットの数。クライアントの IP アドレスをスプーフィングして WAE はクライアント IP(WAE 自身の IP アドレスとは別のもの)を持つパケットを受信し、そのパケットを待機している正しいアプリケーションに送信できます。 |
Conditionally Accepted connections |
条件付き受け付け機能のため、WAE によって受け付けられる接続フローの数 |
Conditionally Bypassed connections |
条件付き受け付け機能のため、WAE によってバイパスされる接続フローの数 |
Packets dropped due to received on loopback |
パケットがループバック インターフェイスで受信されましたが、デバイスのローカル アドレス宛ではなかったため、WCCP L2 インターセプト レイヤよってドロップされたパケットの数。パケットには有効でない、または使用しないルートがあります。 |
Packets w/WCCP GRE received too small |
レイヤ 2 で WCCP 対応ルータによって透過的に代行受信されたあと WAE に送信され、GRE を使用してパケットをリダイレクトするために断片化が必要なパケットの数。WAE は IP ヘッダーをカプセル化できないので、パケットをドロップします。 |
Packets dropped due to IP access-list deny |
WAE が WCCP GRE カプセル化パケットに適用する IP アクセス リストが WCCP アプリケーションのアクセスを拒否している場合( wccp access-list コマンド)、WAE によりドロップされるパケットの数 |
Packets fragmented for bypass |
IP ヘッダーを保持する十分なデータが格納されていない GRE パケットの数 |
Packet pullups needed |
パケットを処理の一部として統合する回数。パケットがフラグメントとして受信され、最初のフラグメントに処理に必要な情報がすべて含まれていない場合に、統合が必要になります。 |
Packets dropped due to no route found |
WAE がルートを発見できないため、ドロップされるパケットの数 |
次の例は、 show wccp services コマンドの出力を示します。
Services configured on this File Engine
次の例は、 show wccp services detail コマンドの出力の一部を示します。
WAE# show wccp services detail
Service Details for TCP Promiscuous 61 Service
Service Flags (in Hex) : 501
Security Enabled for Service : No
Multicast Enabled for Service : No
Weight for this Web-CE : 0
Negotiated forwarding method : GRE
Negotiated assignment method : HASH
Negotiated return method : GRE
Source IP mask (in Hex) : 0
Destination IP mask (in Hex) : 0
Source Port mask (in Hex) : 0
Destination Port mask (in Hex) : 0
Source IP mask (in Hex) : 0
Destination IP mask (in Hex) : 1741
Source Port mask (in Hex) : 0
Destination Port mask (in Hex) : 0
Service Details for TCP Promiscuous 62 Service