ユーザは、迅速なデータトラフィックを必要とするデバイスが1つのポートに接続できるように、ポートの速度を調整できます。一方、速度を必要としないデバイスは、別のポートに接続できます。帯域幅はポート上で適切に分散できます。フロー設定は、フローデータの制御に役立ち、さらに帯域幅管理にも役立ちます。この記事では、CVR100Wのポート管理設定の設定方法について説明します。
・ CVR100W
•1.0.1.19
ステップ1:Web構成ユーティリティにログインし、[Administration] > [Port Management]を選択します。[Port Management]ページが表示されます。
このページには、次の情報が表示されます。
・ポート:デバイスで使用可能なポートを表示します。可能なポートは次のとおりです。
- WAN:このポートは、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)の接続に使用されます。CVR100Wには1つのWANポートがあります。
- LAN:このポートは、建物、学校などのすべてのデバイスなどのローカルエリアネットワーク(LAN)を接続するために使用されます。CVR100Wには4つのLANポートがあります。
・リンク:リンクがアップ状態かダウン状態かを表示します。データを伝送するリンクはアップ状態と呼ばれ、そうでない場合はダウン状態と呼ばれます。リンクがアップ状態のときに、[リンク]列には、そのリンクのデータ容量が表示されます。
ステップ2:[Mode]ドロップダウンリストから、通信モードを選択します。可能なモードは次のとおりです。
・ Auto Negotiation:CVR100Wと接続されたデバイス間の共通速度を自動的に設定します。
・ 10Mbps半二重:データを10Mbpsで通信しますが、一度に一方向でのみ通信します。
・ 10Mbps全二重:10Mbpsのデータを双方向で同時に通信します。
・ 100Mbps半二重:データを100Mbpsで通信しますが、一度に一方向でのみ通信します。
・ 100Mbps全二重:100Mbpsのデータを双方向で同時に通信します。
ステップ3:(オプション)CVR100Wでデータ速度を調整し、高速な送信者が低速な受信者を圧倒しないようにするには、[フロー制御]チェックボックスをオンにします。
ステップ4:[保存(Save)]をクリックして変更を保存するか、[キャンセル(Cancel)]をクリックして変更を元に戻します。