Access Control Server(ACS)5.3/5.2 は、さまざまなバックアップ オプションを提供します。このドキュメントでは、このオプションの概要について説明します。
次の項目に関する知識があることが推奨されます。
5.3/5/2 バージョンが稼働する ACS
このドキュメントの情報は、次のハードウェアとソフトウェアのバージョンに基づくものです。
5.3/5.2 バージョンが稼働する ACS
リポジトリで設定された ACS
ACSは、設定とロギングの2つの部分に分かれています。どちらの部分も、CLI か GUI で個別にバックアップします。
ドキュメントの表記法の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
[System Administration] > [Operations] > [Distributed System Management]
選択した任意のインスタンスでバックアップをすぐに実行できます。
ここでは、ACS 設定をバックアップするか、ACS 設定と ADE-OS の両方をバックアップできます。
[System Administration] > [Operations] > [Scheduled Backups]
特定の日時に実行するようにバックアップをスケジュールできます。
ここでは、ACS 設定のみをバックアップできます。
[Monitoring Configuration] > [System Operations] > [Data Management] > [Removal and Backup] でアクセスできます。ACS AAA ログを含むデータベースは “View Database” です。
次の 3 つのオプションがあります。
Data Purging
この設定では、ビュー データベースからデータを削除できます。Monitoring and Report View データベースでデータを何ヵ月保存するかをドロップダウン ボックスから選択します。
View Full Database Backup Now
バックアップをすぐに実行できます。
Scheduled View Database backup
増分 view-database バックアップや完全 view-database バックアップの日時をスケジュールできます。
ACS 5.3 コンフィギュレーション ガイドの次のセクションには、AAA ログの削除とバックアップの動作方法、およびどの段階で削除が実行されるかについての分かりやすい説明があります。
ほとんどの場合は、バックアップの作成とスケジュールを GUI で行います。しかし、バックアップ コマンドを CLI から実行する場合は、次のコマンドを使用できます。
注:各コマンドでバックアップされる内容の詳細については、各リンクの情報を参照してください。
ACS 設定のみをバックアップするには、acs backup コマンドを使用します。
acs backup backup-filename repository repository-name
ACS 設定と ADE OS データをバックアップするには、backup コマンドを使用します。
backup backup-name repository repository-name
システム ログ(ビュー データベースではない)をバックアップするには、backup-logs コマンドを使用します。
backup-logs backup-name repository repository-name
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
28-Jul-2012 |
初版 |