概要
このドキュメントでは、モニタリング ノードのバックアップをバックアップ元のサーバとは異なるサーバに復元する方法を説明します。
前提条件
要件
このドキュメントに特有の要件はありません。
使用するコンポーネント
このドキュメントの情報は、Cisco Identity Services Engine(ISE)バージョン 1.1.x に基づいています。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
モニタリング ノードのバックアップの作成
- CLI または管理 GUI を使用して、現在のモニタリング ノードのバックアップを生成します。
- ターゲット モニタリング ノードで、オン デマンド完全バックアップを生成します。
- バックアップの保存先リポジトリで、以下のファイルがあることを確認します。
- Mntdbfull_hostname_date_time.tar.gpg
- ise_catalog.xml
- 現在のノードからのバックアップを、ise_catalog.xml ファイルがホストされているリポジトリにコピーします。
- 新しいノードに復元するバックアップ ファイルを参照するように ise_catalog.xml ファイルを編集します。この例では、ProductionMNT.gpgという名前のバックアップを復元します。
From:
<void property="fullImage">
<string>mntdbfull_ise-rec5_20130627_110059</string>
To:
<void property="fullImage">
<string>ProductionMNT</string>
- 管理 GUI で、[Administration] > [System] > [Maintenance] > [Data Management] > [Monitoring Node] > [Data Restore] に移動します。.前のバックアップに ProductionMNT.gpg ファイルが含まれていることを確認します。
- 復元するバックアップを選択し、バックアップの作成時に使用した暗号キーを入力してから [Restore] をクリックします。
- 復元が完了するまで待ちます。復元中は、GUI の別の場所に移動したり、変更を加えたりしないでください。このプロセスが完了するまでには時間がかかる場合があります。復元が完了すると、ノード上の ISE サービスが再起動します。