UCS C シリーズ ラックマウント サーバ

Cisco UCS C460 M4 ラック サーバ

データ シート





Cisco UCS C460 M4 ラック サーバ



製品概要


Cisco UCS® C460 M4 ラック サーバ(図 1)は、ミッション クリティカルなアプリケーションの実行や仮想化されたワークロードの処理といった、処理負荷やメモリ要件の大きなタスクを扱うのに必要なパフォーマンスと信頼性を提供します。旧モデルと比べて、処理性能とメモリ容量が向上しているため、搭載するメモリ量やメモリ アクセス性能の影響を大きく受ける依存性の高いアプリケーション(大規模な仮想化、巨大なデータベース アプリケーション、サーバの統合など)で特に力を発揮します。

Cisco UCS C460 M4 は 4 ラック ユニット(4 RU)のラック サーバで、Intel® Xeon® E7-4800/8800 v2、v3、および v4 プロセッサ ファミリに対応しています。この製品には次のような特長があります。

  • 96 の DIMM(メモリ)スロットで最大 6 テラバイト(6 TB)の DDR3 または DDR4 メモリを搭載可能
  • スモール フォーム ファクタ(SFF 2.5” サイズ)、ホットプラグ可能な SAS、SATA、SSD ディスク ドライブを最大 12 台搭載可能(2 台の PCIe SSD もサポート)
  • PCI Express(PCIe)Generation 3(Gen 3)を 10 スロット用意しており、潤沢な I/O 性能と拡張性。Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)にも対応、搭載可能。内蔵 1 スロットはハード ディスク ドライブ アレイのコントローラ カード用に予約済み
  • ギガビット イーサネット LAN-on-motherboard(LOM)ポート X 2、10 ギガビット イーサネット ポート X 2、ネットワーキング オプションを広げる専用のアウトオブバンド(OOB)管理ポート

図 1. Cisco UCS C460 M4 ラック サーバ


用途、利用想定アプリケーション


Cisco UCS C460 M4 ラック サーバは、処理負荷の非常に高い基幹系に匹敵するアプリケーションおよびミッション クリティカルなワークロード、大規模な仮想化、データベース アプリケーションに求められる、業界最高クラスの性能と優れた信頼性を提供します。スタンドアロンのシステムとしても Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)環境の一部としても使用できる Cisco UCS C460 M4 の優れたメモリ容量は、次のような用途で特に役立ちます。

  • SAP アプリケーション処理
  • データベース アプリケーションおよびデータ ウェアハウス
  • 大規模な仮想環境
  • リアルタイム処理が要求されるファイナンスアプリケーション
  • Java ベース アプリケーション処理
  • サーバの統合

機能と利点


Cisco UCS C460 M4 は、サーバ要件の厳しいデータセンターのさまざまな作業負荷やより多くの仮想化集約に対応できるだけでなく、膨大なデータ等を処理する単独アプリケーション処理のニーズも満たせます。ラック サーバ 筐体サイズを提供することによって、お客様のサーバ選択肢を増やし、データセンターの仮想化ニーズに対応できる製品がなかった商品市場に、差別化と新たな価値をもたらします。

表 1 は、Cisco UCS C460 M4 ラック サーバの機能と利点をまとめたものです。

表 1. 機能と利点

機能 利点
大容量メモリ(64 GB の DIMM 使用時で最大 6 TB*)
  • 搭載可能なメモリ容量を大幅に増やすことで、サーバ性能と集約率を強化し、要件の厳しい仮想化および大量データセットを処理するスタンドアロンの作業負荷に対応
  • 仮想と物理の統合比率が高いため、サーバ数が減らせることによる、物理、ライセンス コストを低減
10 Gbps ユニファイド ネットワーク ファブリック
  • 低遅延、ロスレスの 10 Gbps イーサネットと業界標準の Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックが選択使用可能
  • wire-once(配線は初回のみ)導入モデルにより、I/O 設定を変更しても、アダプタの取り付け直しや、ラックおよびスイッチの配線変更が不要
  • 費用と消費電力、設定や保守が必要なインターフェイス カード、ケーブル、アップストリーム ネットワーク ポート数をより少ない点数で構成可能
Cisco Data Center VM?FEX テクノロジーおよび Adapter FEX テクノロジー、I/O の仮想化、Intel Xeon プロセッサ E7-4800/8800 v2、v3、および v4 製品ファミリの採用による仮想化の最適化
  • ネットワークを仮想マシンまで直接拡張
  • 一貫性をもったスケーラブルな運用モデルの実現
  • 複雑さを軽減しセキュリティと効率性を向上
ホットスワップ可能な冗長電源装置 可用性の向上
最大 10 個の PCIe Generation 3.0 スロットのサポート
  • 柔軟性とパフォーマンスの向上、および業界標準技術との互換性を確保
  • 専用の内蔵スロットを用意し、オプションの LSI MegaRAID コントローラから RAID を設定可能
  • GPU 最大 2 個まで搭載可能なフル レングスのスロット
  • PCIe 3.0 スロットは 2.0世代の PCIe に比べて帯域幅が大幅に増大。PCIe 2.0 との互換性を維持しつつ、IO 性能を向上
マルチコア Intel Xeon プロセッサ E7-4800/8800 v2、v3、および v4 製品ファミリ
  • UCS の優れたハードウェアおよびソフトウェアは、最新の Intel プロセッサに対応し、拡張性、メモリアクセス、 および I/O キャパシティ強化により IT 課題への対処、企業の課題である ERP、CRM、データベース、解析、 およびさらなる仮想化などに貢献
  • ミッション クリティカルなビジネス ソリューションで優れたパフォーマンスを提供する、経済性と新たな可能性をもたらす Intel の最上位モデルのプロセッサ
  • Machine Check Architecture Recovery などの信頼性に関わる高度な機能と新しいセキュリティ機能を実装し、自動的にハードウェア エラーを管理して、悪意のあるソフトウェアの攻撃から保護するとともに、データの整合性の維持とミッション クリティカルなサービスの可用性を向上
  • 膨大なコンピューティングを必要とするスタンドアロン アプリケーションや仮想化環境の幅広いニーズに自動的に対応できる、インテリジェントなパフォーマンスを提供
  • インテル ターボ ブースト テクノロジーおよびインテル インテリジェント パワー テクノロジーによってアプリケーションの処理要求に応じたプロセッサ処理と利用状況に応じた電力使用量をインテリジェントに調節し、必要とされるパフォーマンスを提供しながらも消費電力コストを削減
ホットスワップ可能な SAS、SATA、または SSD ドライブ
  • 前面アクセスとホットスワップが可能な SFF SAS、SATA、SSD を最大 12 台サポート
  • 2 台の PCIe SSD をサポート
  • 価値と容量の両方を実現する 10,000 rpm ドライブをサポート
  • 優れたパフォーマンスを実現する 15,000 rpm ドライブをサポート
  • 大容量で経済的な SATA ドライブ、または高性能エンタープライズクラス SAS ドライブや SSD を選択し、ストレージ特性をアプリケーション要件に合わせることが可能
Cisco UCS Integrated Management Controller(IMC)
  • サーバ管理、アドミニストレーション、仮想メディア用の Web ユーザ インターフェイス
  • リモートの KVM、CD/DVD ドライブをローカル接続と同様に操作できる仮想メディアをサポート
  • サードパーティ製エンタープライズ管理システムを使用した OOB 管理用に IPMI 2.0 をサポート
  • サーバ管理用コマンドライン インターフェイス(CLI)
統合型デュアル ギガビット イーサネット
  • 優れたネットワーク I/O パフォーマンス、およびネットワーク効率と柔軟性を向上
  • フェールオーバー設定によるネットワーク可用性を向上


* 64 GB の DIMM(メモリ)を 96 枚使用した場合


製品仕様


表 2 に Cisco UCS C460 M4 ラック サーバの仕様を示します。

表 2. 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ
  • マルチコア Intel Xeon プロセッサ E7-4800/8800 v2、v3、または v4 製品ファミリ X 2 または X 4 搭載可能
  • プロセッサの選択肢:Intel Xeon プロセッサ E7-4800/8800 v2、v3、または v4 製品ファミリ
メモリ
  • DIMM 最大 96 枚
  • DDR3 Registered DIMM(RDIMM)および Load-Reduced DIMM(LRDIMM)対応
  • DDR4 Registered DIMM(RDIMM) および Load-Reduced DIMM(LRDIMM)対応
  • アドバンスト エラー訂正コード(ECC)
  • ミラーリング オプション
  • Double Device Data Correction(DDDC)
PCIe スロット
  • フル ハイトの PCIe 拡張スロット X 10:x4 の 3/4 レングス スロット X 1、x8 の 1/2 レングス スロット X 2、x8 の 3/4 レングス スロット X 2、x8 のフル レングス スロット X 2、x16 の 3/4 レングス スロット X 1、x16 のフル レングス スロット X 2
ハード ドライブ 前面アクセスとホットスワップが可能な 2.5 インチ SAS、SATA、SSD を最大 12 台搭載可能(2 台の PCIe SSD をサポート)
ハード ディスク オプション
  • 100 GB 〜 3.8 TB SSD、300 GB 〜 1.8 TB HDD、800 GB 〜 1.6 TB PCIe SSD
統合グラフィック ServerEngines Pilot-2 Baseboard Management Controller(BMC)に Matrox G200e コアを組み込み済み
Cisco UCS IMC
  • 統合型 ServerEngines Pilot-2 BMC
  • IPMI 2.0 に準拠した管理および制御
  • 10/100BASE-T OOB 管理インターフェイス X 2
  • 自動 Lights Out 管理用の CLI および WebGUI 管理ツール
  • KVM
前面パネル コネクタ アクセスしやすい前面パネル VGA ビデオ ポート、USB ポート X 3
前面パネル ステータス LED LED ステータス インジケータ X 5:CPU、メモリ、電源、LAN ステータス、およびシステム ID 用
その他の背面コネクタ その他のインターフェイス:VGA ビデオ ポート、シリアル ポート コネクタ、USB 2.0 ポート X 2
寸法(高さ X 幅 X 奥行) 4 RU:175 X 445 X 762 mm (6.9 X 17.5 X 30 インチ)
温度:動作時 10 〜 35 °C(50 〜 95 °F)
温度:非動作時 -40 〜 70 °C(-40 〜 158 °F)
湿度:動作時 5 〜 93 %(結露しないこと)
湿度:非動作時 95 %、25 〜 30 °C(77 〜 86 °F)で結露しないこと
高度:動作時 -30 〜 1500 m(-100 〜 5000 フィート)
高度:非動作時 12,000 m(40,000 フィート)


適合規格


表 3 は適合標準規格の情報です。

表 3. 適合標準規格:安全性および EMC

仕様 説明
安全性
  • UL 60950-1
  • CAN/CSA C22.2 No. 60950-1
  • EN 60950-1
  • IEC 60950-1
EMC:放射
  • FCC Class A 認定。CISPR 22 Class A、EN 55022 Class A および 89/336/EEC、VCCI Class A、AS/NZS 3548 Class A、ICES-003 Class A、および MIC Notice 1997-42 Class A、および BSMI CNS13438 テスト済み
EMC:イミュニティ
  • EN55024、CISPR 24、および MIC Notice 1997-41 への準拠を確認済み


構成情報


Cisco Ordering Tool への直接リンクおよび製品番号(表 4)は以下のとおりです。

購入方法については、購入案内を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Software Centerにアクセスしてください。

表 4. 発注情報

製品名 製品番号
UCS C460 M4 ラック サーバ(CPU/DIMM/HDD は含まない) UCSC-C460-M4


シスコ ユニファイド コンピューティング サービス:Cisco UCS C シリーズ ラック サーバ


シスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、Cisco UCS C シリーズ ラック サーバ ソリューションへの移行を促進するサービスを提供します。Cisco® ユニファイド コンピューティング サービスを利用することにより、サーバの配置や、ビジネス ニーズに応じた運用の最適化、シスコのユニファイド コンピューティング アーキテクチャへの移行を促進できます。詳細についてはシスコ パートナーもしくはシスコ営業担当にお問い合わせください。データセンター ネットワーキング サービス メニューは以下からも参照いただけます。http://www.cisco.com/jp/go/dcservices/

関連情報


http://www.cisco.com/jp/go/ucs/ を参照してください。