データ シート





Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット モジュール


Cisco Catalyst® 6500 シリーズ スイッチは、ハイグレードなモジュール型マルチレイヤ スイッチです。 ワイヤリング クローゼットからコア レイヤ、データ センター、WAN エッジまで、セキュアな統合サービスを提供します。

図 1 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール

図 1 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール

Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット モジュールは、Cisco Catalyst 6500 シリーズがネットワークで果たす役割を補完できるように設計されています。 企業やサービス プロバイダーは、これらのモジュールのなかから、最適なメディア、密度、パフォーマンス、インターオペラビリティ、シャーシを選択できます。光ファイバおよび銅線接続を同時にサポートする複合メディア環境での利用だけでなく、デスクトップへのギガビット イーサネット光ファイバ接続、ギガビット アップリンク、高密度 10/100 インターフェイスのアグリゲーション、メトロ イーサネット、バックボーン、高速サーバ ファームやデータ センターへの接続を必要とする場合にも最適です。Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット モジュールの利点は、次のとおりです。

  • あらゆる接続形態に対応できる柔軟な構成 - 接続要件に応じて、ポート密度、メディア、速度性能を選択できます。
  • メディアとコネクタ タイプの選択 - GBIC または Small Form-factor Pluggable(SFP)モジュール、または MT-RJ 固定光ファイバを使用して、マルチモード光ファイバまたはシングルモード光ファイバをサポートします。

注: 銅線のギガビット イーサネットが必要な場合は、Catalyst 6500 シリーズ 10/100 および 10/100/1000 イーサネット インターフェイス モジュールのデータ シートを参照してください。

  • 高密度の複合メディア ギガビット イーサネット ポート - 各モジュールで 8 ~ 48 ポート、システム全体では最大 410 の混合メディア/光ファイバ ギガビット イーサネット ポートをサポートします。
  • スケーラブルで予測可能なシステム パフォーマンス - スイッチへのファブリック接続およびスループットを柔軟に選択できます。帯域幅は 32 Gbps、256 Gbps、720 Gbps、システム スループットは 15 Mpps、30 Mpps、210 Mpps、400 Mpps(最大)の選択が可能です。
  • 一貫性のあるシステム運用 - 3、6、9、および 13 スロットのシャーシ タイプが選択可能な Catalyst 6500 シリーズ スイッチでは、Cisco IOS® ソフトウェアあるいは Cisco Catalyst OS ソフトウェアを使用することにより、他のすべてのインターフェイス モジュールおよびサービス モジュールとのインターオペラビリティが確保されます。 また、すべての Catalyst 6500 スーパーバイザ エンジンとの互換性も維持されています。
  • 最大限のネットワーク アップタイムおよび耐障害性 - シスコの拡張 Per-Virtual LAN(VLAN)Spanning-Tree Plus(PVST+)プロトコル、IEEE 802.1w Rapid Spanning-Tree Protocol(RSTP)および IEEE 802.1s Multiple Spanning-Tree(MST)プロトコル、Per-VLAN Rapid Spanning-Tree(PVRST)プロトコル、Hot Standby Router Protocol(HSRP)、Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)、Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)、Cisco EtherChannel®、IEEE 802.3ad リンク アグリゲーションをサポートし、フォールトトレラント接続を実現します。
  • 強力なトラフィック管理 - インターフェイス単位の大容量バッファおよび複数のプライオリティ キューを使用したトラフィックの優先順位付けやポリシングによって、きめ細かい SLA(サービスレベル契約)に対応できます。
  • 広範な管理ツール - CiscoWorks ネットワーク管理プラットフォーム、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)バージョン 1、2、3、および 4 つの RMON グループ(統計、履歴、アラーム、イベント)をサポートしています。

ギガビット イーサネットの用途および主要機能

Cisco Catalyst 6500 シリーズの複合メディア/ファイバ ベース ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、ディストリビューション レイヤやコア レイヤ、またはデータ センター、メトロ イーサネット アプリケーションなどに広範にお使いいただける製品です。これらのギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、ワイヤ スピードのスイッチ ファブリック接続およびトラフィック フォワーディング オプションを複数選択できるようになっています。選択できるオプションは、Classic、CEF256、dCEF256、および CEF720 です。これらのモジュールは、ポート密度や物理レイヤ インターフェイス モジュールの種類、トラフィック シェーピング用のパケット バッファ深度、Quality of Service(QoS; サービス品質)粒度(さまざまなキューの数および廃棄スレッシュホールドによる)についても、多様な選択肢を提供します。このような機能は、お客様のネットワーク アプリケーションに最適なモジュールを判断する上で重要な要素となります(表 1)。

表 1 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット インターフェイス モジュールの用途および主要機能

主な用途 製品番号 インターフェイス モジュール クラス ポート/光インターフェイスのタイプ 各ポートのキュー(Tx = 送信、Rx = 受信) * スケジューラ 各ポートのバッファ サイズ
高性能ディストリビューション レイヤ、コア レイヤ、データ センター WS-X6748-SFP CEF720 48、SFP
  • Tx-1p3q8T
  • Rx-1q8t(dCEF 使用時は 2q8T)
Deficit Weighted Round Robin(DWRR)
  • Rx-166 KB
  • Tx-1.17 MB
高性能ディストリビューション レイヤ、コア レイヤ、データ センター WS-X6724-SFP CEF720 24、SFP
  • Tx-1p3q8T
  • Rx-1q8t(dCEF 使用時は 2q8T)
DWRR
  • Rx-166 KB
  • Tx-1.17 MB
データ センターおよびサーバ ファーム WS-X6816-GBIC dCEF256 16、GBIC
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WRR 512 KB
データ センターおよびサーバ ファーム WS-X6516A-GBIC CEF256 16、GBIC
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WRR 1 MB
小規模 サーバ ファーム WS-X6516-GBIC * CEF256 16、GBIC
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WRR 512 KB
小規模 サーバ ファーム WS-X6416-GBIC Classic 16、GBIC
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WRR 512 KB
小規模 サーバ ファーム WS-X6408A-GBIC Classic 8、GBIC
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WRR 512 KB
* キューの表示例:1p2q2t = プライオリティ キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 2、スレッシュホールド× 2

Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット モジュールの高度なトラフィック管理およびキューイング特性

Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット モジュールは、QoS のポートごとに複数のキューをサポートしています。各ポートは、各キュー内の輻輳回避に Weighted Random Early Detection(WRED; 重み付きランダム早期検出)、キュー間のスケジューリングに Weighted Round-Robin(WRR; 重み付きラウンドロビン)、音声トラフィックに完全優先キューを適用することができます。また、複数のスレッシュホールドを設定して、さまざまなサービス レベルを管理できます。

Enterprise Resource Planning(ERP; エンタープライズ リソース プランニング)や音声アプリケーションなど、ミッションクリティカル、集中的、または低遅延が必要とされるトラフィックの処理に適しており、これらのインターフェイス モジュール(CEF720 ベースの WS-X6724-SFP を含む)を使用することによって、ネットワーク パフォーマンスおよびインテリジェント サービスを強化することができます。これらのモジュールは、送受信用のパケット バッファおよび完全優先送信キューもサポートしています。

Cisco EtherChannel テクノロジーによる強力なリンク復元力およびスケーラブルな帯域幅アグリゲーション

Catalyst 6500 は、シスコの Port Aggregation Protocol(PAgP; ポート集約プロトコル)または IEEE 802.3ad テクノロジーを使用して、最大 8 つの物理ファスト イーサネット、ギガビット イーサネット、または 10 ギガビット イーサネット リンクを 1 つのバーチャル リンクに集約できます。これは、キャンパス ネットワーク バックボーンにとって高速かつ信頼性の高いソリューションとなります。

Cisco Catalyst 6500 シリーズは、マルチ モジュール チャネリング テクノロジーにも対応しているので、同じシャーシ内の異なるモジュール上のポート間でチャネルを形成することにより、復元力はいっそう強化されます。その結果、たとえ 1 つのモジュール(および対応するポート)に障害が発生しても接続を維持することができます。これは、スケーラブルでフレキシブルな帯域幅を必要とするようなネットワーク構成に理想的です。Cisco EtherChannel には、その他にも、自動回復、および残りのリンク間での負荷の再分散、管理の簡易化、ネットワーク アプリケーションに対するテクノロジーの透過化など、有利な機能がいくつかあります。業界をリードするシスコシステムズの 10 ギガビット イーサネット モジュール全体に、同じ Cisco EtherChannel テクノロジーを利用できることも、リンク障害に対する復元力およびアグリゲーションの強化に貢献しています。


ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールのスイッチ ファブリックおよびフォワーディング特性

Cisco Catalyst 6500 Classic、CEF256、dCEF256、CEF720 インターフェイス モジュールは、さまざまな速度およびフォワーディング レートでギガビット イーサネットを提供します。

表 2 Cisco Catalyst 6500 Classic、CEF256、dCEF256、CEF720 インターフェイス モジュールの比較

機能 WS-X6416-GBIC、WS-X6408A-GBIC WS-X6516A-GBIC、WS-X6516-GBIC WS-X6816-GBIC WS-X6748-SFP、WS-X6724-SFP
サポート対象のスーパーバイザ エンジン
  • Supervisor Engine 1A
  • Supervisor Engine 2
  • Supervisor Engine 720
  • Supervisor Engine 1A
  • Supervisor Engine 2
  • Supervisor Engine 720
  • Supervisor Engine 2(SFM または SFM2 を搭載)
  • Supervisor Engine 720
  • Supervisor Engine 720
パフォーマンス/フォワーディング レート(Mpps)
  • 32 Gbps
  • システムあたり 15 Mpps
  • 256 Gbps、CEF 使用時:システムあたり最大 30 Mpps
  • dCEF にアップグレード時:スロットあたり 15 Mpps(DFC または DFC3 が搭載された、分散型フォワーディングに対応しているスロット)
  • 256 Gbps、dCEF 使用時:スロットあたり 24 Mpps(DFC または DFC3 が搭載された、分散型フォワーディングに対応しているスロット)
  • 720 Gbps、CEF 使用時:各システム最大 30 Mpps
  • dCEF にアップグレード時:スロットあたり最大 48 Mpps(DFC3 が搭載された、分散型フォワーディングに対応しているモジュール) *
フォワーディング エンジン アーキテクチャ スーパーバイザ エンジンの CPU がフォワーディングを決定
  • スーパーバイザの PFCx に搭載されている中央集中型 CEF エンジンがフォワーディングを決定
  • オプションの WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 によって dCEF スイッチングにアップグレード可能
WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 によって搭載された dCEF
  • スーパーバイザの PFCx に搭載されている中央集中型 CEF エンジンがフォワーディングを決定
  • オプションの WS-F6700-DFC3 によって dCEF スイッチングにアップグレード可能
DFC へのアップグレード(オプション) 対象外
  • Supervisor Engine 2、SFM(2)および WS-F6K-DFC を使用
  • Supervisor Engine 720 および WS-F6K-DFC3 を使用
いずれかを選択
  • Supervisor Engine 2、SFM(2)および WS-F6K-DFC を使用
  • Supervisor Engine 720 および WS-F6K-DFC3 を使用
  • Supervisor Engine 720 および WS-F6700-DFC3 を使用
バックプレーン/スイッチ ファブリック接続 32 Gbps の共有バス接続(Supervisor Engine 1A、Supervisor Engine 2、および Supervisor Engine 720)
  • スイッチ ファブリックへのシングル 8 Gbps チャネル接続(SFM が搭載された Supervisor Engine 720 または Supervisor Engine 2-MSFC2)および 32 Gbps の共有バス接続
  • スイッチ ファブリックへのデュアル 8 Gbps チャネル接続(SFM が搭載された Supervisor Engine 720 または Supervisor Engine 2-MSFC2)
  • スイッチ ファブリックへのデュアル 20 Gbps(合計 40 Gbps)チャネル接続(Supervisor Engine 720 搭載) **
シャーシ/スロット要件 任意のシャーシの任意のスロットに搭載可能 任意のシャーシの任意のスロットに搭載可能
  • 6503、6506、6509、6509-NEB の任意のスロット
  • 6513 のスロット 9 ~ 13
  • Catalyst 6506、6509、6509-NEB-A、および 6513 シャーシの任意のスロット(WS-X6724-SFP および WS-X6748-SFP)
  • 現時点では 6503 への搭載は不可
フォワーディング エンジン アーキテクチャ スーパーバイザ エンジンの CPU がフォワーディングを決定
  • スーパーバイザの PFCx に搭載されている中央集中型 CEF エンジンがフォワーディングを決定
  • オプションの WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 によって dCEF スイッチングにアップグレード可能
  • WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 によって搭載された dCEF
  • スーパーバイザの PFCx に搭載されている中央集中型 CEF エンジンがフォワーディングを決定
  • オプションの WS-F6700-DFC3 によって dCEF スイッチングにアップグレード可能
* WS-X6724-SFP はスロットあたり 26 Mpps(DFC3 が搭載された、分散型フォワーディングに対応しているモジュール)
** WS-X6724-SFP はスイッチ ファブリックへのシングル 20 Gbps チャネル接続をサポート(Supervisor Engine 720 搭載)、その他のすべての 67xx インターフェイス モジュールはスイッチ ファブリックへのデュアル 20 Gbps チャネル接続(合計 40 Gbps)をサポート

表示例:1p2q2t = 完全優先キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 2、スレッシュホールド× 2

図 2 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール WS-X6748-SFP

図 2 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール WS-X6748-SFP

図 3 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール WS-X6724-SFP

図 3 Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール WS-X6724-SFP


Cisco Catalyst 6500 シリーズ CEF720 ギガビット イーサネット モジュール

企業やサービス プロバイダーの高性能ディストリビューション レイヤ、コア レイヤ、データ センター、Web ホスティング、メトロ イーサネット アプリケーション向けに設計されている CEF720 複合メディア インターフェイス モジュールは、ツイストペアまたは光ファイバ ケーブルを使用して回線速度でのギガビット イーサネット フォワーディングを提供します。 このモジュールには、次のような利点があります。

  • バックプレーン接続 - デュアル全二重 20 Gbps スイッチ ファブリック チャネル(合計 40 Gbps)を使用してスイッチ ファブリックに接続します。シングル 20 Gbps チャネルは WS-X6724-SFP でサポートされます。
  • シャーシ/スロットのサポート - Cisco Catalyst 6506、6509、および 6509-NEB-A の任意のスロット、Catalyst 6513 のスロット 9 ~ 13 に搭載可能です。WS-X6724-SFP モジュールは、Catalyst 6513 のすべてのスロットでサポートされます。
  • スーパーバイザ エンジン - すべてのバージョンの Supervisor Engine 720 でサポートされます。
  • ベース フォワーディング モードとパフォーマンス - スーパーバイザ エンジン上の中央集中型 CEF エンジンを使用して、基本構成でシステムあたり最大 30 Mpps のフォワーディングを行います。
  • 分散型フォワーディング アップグレード オプションとパフォーマンス - フィールド アップグレード対応の WS-F6700-DFC3 dCEF フォワーディング ドータ カードを搭載すると、インターフェイス モジュールは、スロットあたり最大 48 Mpps の最適なパフォーマンスを提供します(WS-X6724-SFP の場合スロットあたり 26 Mpps)。
  • 光モジュール - ホットプラグ対応 SFP モジュールをサポートします。

注:複合メディア ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールはインライン パワーには対応していません。

表 3 CEF720 ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール

製品 トランシーバ タイプ ポート/インターフェイス/コネクタ ポート密度/シャーシ モデル 最大フレーム サイズ * 各ポートのキュー(Tx = 送信、Rx = 受信) **
WS-X6748-SFP SFP 48 ポート、1000BASE-SX、LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、LC コネクタ
  • 240 ポート(最大 410 GbE)/6513
  • 384 ポート(最大 386 GbE)/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p3q8T
  • Rx-1q8t(dCEF 使用時は 2q8T)
WS-X6724-SFP SFP 24 ポート、1000BASE-SX、LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、LC コネクタ
  • 288 ポート/6513
  • 192 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p3q8T
  • Rx-1q8t(dCEF 使用時は 2q8T)
* ジャンボ フレームのサポート
** キューの表示例:1p3q1t = プライオリティ キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 3、スレッシュホールド× 1。最適なパフォーマンスを得るために、DFC を装備することを推奨します。

図 4 オプションでフィールド アップグレード対応の CEF720 クラス用インターフェイス モジュール

図 4 オプションでフィールド アップグレード対応の CEF720 クラス用インターフェイス モジュール


Cisco Catalyst 6500 シリーズ dCEF256 ギガビット イーサネット複合メディア インターフェイス モジュール

ディストリビューション レイヤ、コア レイヤ、データ センター、Web ホスティング アプリケーション向けに設計されている Cisco Catalyst 6500 シリーズの dCEF256 オプティカル インターフェイス モジュールは、回線速度でのギガビット イーサネット フォワーディングを提供します。 このモジュールには、次のような利点があります。

  • バックプレーン接続 - スイッチ ファブリックへのデュアル 8 Gbps(16 Gbps)全二重シリアル チャネル接続(Supervisor Engine 720 または SFM/SFM2 モジュールを搭載)を使用します。
  • スロット要件 - 6513 シャーシを除く Cisco Catalyst 6500 シリーズ シャーシでは任意のスロットに搭載できます。 6513 ではスロット 9 ~ 13 に搭載しなければなりません(デュアル ファブリック接続のシャーシ スロットのみ)。
  • スーパーバイザ エンジン - Switch Fabric Module(SFM; スイッチ ファブリック モジュール)を搭載した Supervisor Engine 2、またはすべてのバージョンの Supervisor Engine 720 をサポートします。
  • 分散型フォワーディング モードとパフォーマンス - フィールド アップグレード対応の WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 dCEF フォワーディング ドータ カードに搭載されます。インターフェイス モジュールは、DFC/DFC3 ドータ カードに搭載された dCEF エンジンおよび dCEF テーブルを使用して、スロットあたり最大 24 Mpps の最適なパフォーマンスを提供します。
  • 光モジュール - ホットプラグ対応 GBIC をサポートします。

表 4 dCEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール

製品 トランシーバ タイプ ポート/インターフェイス/コネクタ ポート密度/シャーシ モデル 最大フレーム サイズ(ジャンボ フレーム) 各ポートのキュー(Tx = 送信、Rx = 受信) *
WS-X6816-GBIC GBIC 16 ポート、1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、-DWDM、SC コネクタ
  • 90 ポート/6513
  • 128 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
* キューの表示例:1p3q1t = プライオリティ キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 3、スレッシュホールド× 1

図 5 dCEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6816-GBIC

図 5 dCEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6816-GBIC


Cisco Catalyst 6500 シリーズ CEF256 ギガビット イーサネット複合メディア インターフェイス モジュール

データ センターおよびサーバ ファーム アプリケーション向けに設計されている Cisco Catalyst CEF256 オプティカル インターフェイス モジュールは、回線速度でのギガビット イーサネット フォワーディングを提供します。 このモジュールには次のような利点があります。

  • バックプレーン接続 - 8 Gbps 全二重接続を使用してスイッチ ファブリックに接続し、32 Gbps 共有バスへの接続もサポートします。
  • スロット要件 - すべての Catalyst 6500 シリーズ シャーシで任意のスロットに搭載できます。
  • スーパーバイザ エンジン - Supervisor Engine 1A、Supervisor Engine 2、または Supervisor Engine 720 でサポートされます。
  • ベース フォワーディング モードとパフォーマンス - スーパーバイザ エンジン上の中央集中型 CEF エンジンを使用して、インターフェイス モジュールの基本構成でシステムあたり最大 30 Mpps のパケットのフォワーディングを行います。
  • 分散型フォワーディング アップグレード オプションとパフォーマンス - オプションでフィールド アップグレード対応の WS-F6K-DFC または WS-F6K-DFC3 dCEF フォワーディング ドータ カードに搭載した場合、インターフェイス モジュールは、スロットあたり最大 15 Mpps の最適なパフォーマンスを提供します。MSFC2 に対応した Supervisor Engine 2 搭載の SFM/SFM2、または Supervisor Engine 720 を使用してシャーシに装備されたスイッチ ファブリックが必要です。
  • 光モジュール - ホットプラグ対応 GBIC をサポートします。

注:Supervisor Engine 720 は、256 Gbps モードで CEF256 インターフェイス モジュールと通信します。Supervisor Engine 720 を使用する場合、SFM は不要です。

表 5 CEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール

製品 トランシーバ タイプ ポート/インターフェイス/コネクタ ポート密度/シャーシ モデル 最大フレーム サイズ(ジャンボ フレーム) 各ポートのキュー(Tx = 送信、Rx = 受信) *
WS-X6516A-GBIC GBIC 16 ポート、1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、T、1000BASE-CWDM、DWDM、SC コネクタ
  • 192 ポート/6513
  • 128 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WS-X6516-GBIC GBIC 16 ポート、1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、-DWDM、SC コネクタ
  • 192 ポート/6513
  • 128 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
* キューの表示例:1p3q1t = プライオリティ キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 3、スレッシュホールド× 1

図 6 CEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール

図 6 CEF256 ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール


Cisco Catalyst 6500 シリーズ Classic ギガビット イーサネット オプティカル/複合メディア インターフェイス モジュール

ディストリビューション レイヤ、コア レイヤ、データ センター、Web ホスティング アプリケーション向けに設計されている Cisco Catalyst 6500 シリーズの Classic ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、回線速度でのフォワーディングを提供します。 このモジュールには、次のような利点および特徴があります。

  • バックプレーン接続 - 32 Gbps の共有バス接続を提供します。
  • スロット要件 - すべての Cisco Catalyst 6500 シリーズ シャーシで任意のスロットに搭載できます。
  • スーパーバイザ エンジン - Supervisor Engine 1A、Supervisor Engine 2、または Supervisor Engine 720 でサポートされます。
  • フォワーディング モードとパフォーマンス - スーパーバイザ エンジン上の中央集中型 CEF エンジンを使用して、インターフェイス モジュールの基本構成でシステムあたり最大 15 Mpps のパケットのフォワーディングを行います。
  • 分散型フォワーディングへのアップグレード - 不可。 Classic インターフェイス モジュールは、分散型フォワーディング用にアップグレードすることはできません。
  • 光モジュール - ホットプラグ対応 GBIC をサポートします。

表 6 Classic ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール

製品 トランシーバ タイプ ポート/インターフェイス/コネクタ ポート密度/Cisco Catalyst シャーシ モデル 最大フレーム サイズ(ジャンボ フレーム) 各ポートのキュー(Tx = 送信、Rx = 受信) *
WS-X6416-GBIC GBIC 16 ポート、1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、-DWDM、SC コネクタ
  • 192 ポート/6513
  • 128 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
WS-X6408A-GBIC GBIC 8 ポート、1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、-T、1000BASE-CWDM、-DWDM、SC コネクタ
  • 96 ポート/6513
  • 64 ポート/6509
最大 9216 バイト/フレーム
  • Tx-1p2q2t
  • Rx-1p1q4t
* キューの表示例:1p3q1t = プライオリティ キュー× 1、ラウンドロビン キュー× 3、スレッシュホールド× 1

図 7 Classic ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6416-GBIC

図 7 Classic ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6416-GBIC

図 8 Classic ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6408A-GBIC

図 8 Classic ギガビット イーサネット オプティカル インターフェイス モジュール WS-X6408A-GBIC


インターフェイスごとの対応距離

表 7 に、Cisco Catalyst 6500 シリーズのすべてのギガビット イーサネット モジュールについて、サポートするインターフェイスおよび距離をまとめます。

表 7 Cisco Catalyst 6500 シリーズのギガビット イーサネット モジュールがサポートするインターフェイスおよび距離

モジュール SFP/GBIC 波長(nm) ファイバ/ケーブル タイプ コアサイズ(ミクロン) モデル帯域幅(MHz/km) ケーブル長
WS-X6748-SFP
WS-X6724-SFP
WS-X6816-GBIC
WS-X6516A-GBIC
WS-X6516-GBIC
WS-X6416-GBIC
WS-X6408A-GBIC
1000BASE-SX 850 MMF 62.5
62.5
50.0
50.0
160
200
400
500
220 m(722 フィート)
275 m(902 フィート)
500 m(1,640 フィート)
550 m(1,804 フィート)
WS-X6748-SFP
WS-X6724-SFP
WS-X6816-GBIC
WS-X6516A-GBIC
WS-X6516-GBIC
WS-X6416-GBIC
WS-X6408A-GBIC
1000BASE-LX/LH 1300 MMF *
SMF
62.5
50.0
50.0
9/10
500
400
500
-
550 m(1,804 フィート)
550 m(1,804 フィート)
550 m(1,804 フィート)
10 km(32,810 フィート)
WS-X6748-SFP
WS-X6724-SFP
WS-X6816-GBIC
WS-X6516A-GBIC
WS-X6516-GBIC
WS-X6416-GBIC
WS-X6408A-GBIC
1000BASE-ZX 1550 SMF 9/10 - 70 ~ 100 km(43.4 ~ 62 マイル) **
WS-X6748-SFP
WS-X6724-SFP
WS-X6816-GBIC
WS-X6516A-GBIC
WS-X6516-GBIC
WS-X6416-GBIC
WS-X6408A-GBIC
1000BASE-T - カテゴリ 5 - - 100 m(328 フィート)
* モード調整パッチが必要です。MMF、1000BASE-LX/LH SFP/GBIC、および短いリンク距離(数十 m)の通常のパッチ コードを使用すると、トランシーバが飽和して、BER(ビット エラー レート)が発生する可能性があります。また、直径 62.5 ミクロンの MMF を搭載した LX/LH SFP/GBIC を使用する場合は、リンクの送信側と受信側の両方で、SFP および MMF ケーブル間にモード調整パッチ コードを取り付ける必要があります。リンク長が 300 m(984 フィート)を超える場合は、モード調整パッチ コードが必要です。
** 1000BASE-ZX-SFP は、分散シフト型 SMF または低減衰 SMF を使用することで、最大 100 km まで到達できます。距離は、ファイバの品質、スプライス数、およびコネクタによって異なります。
詳細については、Cisco GBIC および SFP のデータ シートを参照してください。


発注情報

表 8 Catalyst 6500 シリーズ シャーシの部品番号

製品番号 説明
WS-X6748-SFP 48 ポート ハイパフォーマンス混合メディア ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。 別途 SFP が必要。 CEF720。
WS-X6724-SFP 24 ポート ハイパフォーマンス混合メディア ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。 別途 SFP が必要。 CEF720。
WS-F6700-DFC3BXL 分散型フォワーディング カード( DFC-3BXL)。 WS-X67xx ラインカードを分散型フォワーディング(3BXL)にアップグレード。WS-SUP720-3BXL との組み合わせ使用。
WS-F6700-DFC3B 分散型フォワーディング カード( DFC-3B)。WS-X67xx ラインカードを分散型フォワーディング(3B)にアップグレード。WS-SUP720-3B との組み合わせ使用。
WS-F6700-DFC3A 分散型フォワーディング カード( DFC-3A)。WS-X67xx ラインカードを分散型フォワーディング (3A)にアップグレード。WS-SUP720-3A との組み合わせ使用。
WS-X6816-GBIC デュアル ファブリック チャネル インターフェイスおよび分散型フォワーディング機能付きの Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用 16 ポート CEF256 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。 GBIC および分散型フォワーディング カード(DFC)が必要。
WS-X6516A-GBIC シングル ファブリック チャネル インターフェイス付きの Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用 16 ポート CEF256 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。 GBIC が必要。アップグレードにより分散型フォワーディングのサポートが可能。ポートあたり 1 M のバッファ サイズ。
WS-X6516-GBIC シングル ファブリック チャネル インターフェイス付きの Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ用 16 ポート CEF256 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。 GBIC が必要。アップグレードにより分散型フォワーディングのサポートが可能。ポートあたり 512 K のバッファ サイズ。
WS-F6K-DFC3A 分散型フォワーディング カード(3A)。6816 モジュール用 。 SUP720 との組み合わせ使用。
WS-F6K-DFC 分散型フォワーディング カード。 65xx、6816 モジュール用。SUP2 との組み合わせ使用。
WS-X6416-GBIC Cisco Catalyst 6000 シリーズ スイッチ用の 16 ポート Classic ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。別途 GBIC が必要。
WS-X6408A-GBIC Cisco Catalyst 6000 シリーズ スイッチ用の拡張 QoS 機能付き 8 ポート Classic ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール。別途 GBIC が必要。
GLC-SX-MM 1000BASE-SX SFP(マルチモードのみ)デュアル LC コネクタ
GLC-ZX-SM 1000BASE-ZX SFP(シングルモードのみ)デュアル LC コネクタ
GLC-LH-SM 1000BASE-LX SFP(シングルモードのみ)デュアル LC コネクタ
GLC-T 1000BASE-T SFP(銅線ツイストペア)RJ-45 コネクタ
WS-G5487 1000BASE-ZX GBIC(シングルモードのみ)
WS-G5486 1000BASE-LX/LH GBIC(シングルモードまたはマルチモード)
WS-G5484 1000BASE-SX GBIC(マルチモードのみ)
WS-G5483= 1000BASE-T GBIC
CWDM-SFP-1470= * Cisco CWDM SFP 1470 nm、ギガビット イーサネットおよび 1G/2G FC
CWDM-GBIC-1470= ** Cisco 1000BASE-CWDM GBIC 1470 nm
DWDM-GBIC-60.61 *** 1000BASE-DWDM 1560.61 nm GBIC(100 GHz ITU グリッド)
* 1490、1510、1530、1550、1570、1590、1610 nm の波長でも提供されます。1470 をその他の波長に置き換えて、必要な波長を指定します。たとえば、CWDM-SFP-1590= は、1590 nm の波長をサポートする CWDM SFP モジュールの部品番号です。
** 1490、1510、1530、1550、1570、1590、1610 nm の波長でも提供されます。1470 をその他の波長に置き換えて、必要な波長を指定します。たとえば、CWDM-GBIC-1590= は、1590 nm の波長をサポートする CWDM GBIC モジュールの部品番号です。
*** その他の波長でも提供されます。60.61 をその他の波長に置き換えて、必要な波長を指定します。たとえば、DWDM-GBIC-30.33= は、1530.33 nm の波長をサポートする DWDM GBIC モジュールの部品番号です。追加情報については、DWDM GBIC のデータ シートを参照してください。


仕様

標準プロトコル

  • IEEE 802.1d、IEEE 802.1p、IEEE 802.1q、IEEE 802.1s、IEEE 802.1w、IEEE 802.3x、IEEE 802.3z、IEEE 802.3ab、IEEE 802.3ad
  • 1000BASE-T、1000BASE-X(GBIC)、1000BASE-SX、1000BASE-LX/LH、1000BASE-ZX、CWDM

物理仕様

  • Catalyst 6500 シリーズ シャーシのスロットを 1 つ使用
  • 寸法(高さ× 幅× 奥行):3.0 × 35.6 × 40.6 cm(1.2 × 14.4 × 16 インチ)

環境条件

  • 動作温度:0 ~ 40°C(32 ~ 104°F)
  • 保管温度:-40 ~ 75°C(-40 ~ 167°C)
  • 相対湿度:10 ~ 90%(結露しないこと)
  • 動作時高度:-60 ~ 4000 m
  • Mean Time Between Failure(MTBF; 平均故障間隔):システム構成に関して 7 年間

安全基準

Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、システム搭載時、次の安全基準に適合します。

  • UL 1950
  • CSA C22.2 No.950
  • EN 60950
  • EN 60825-1
  • IEC 60950
  • IEC 60825-1
  • TS 001
  • CE marking
  • AS/NZS 3260
  • 21CFR1040

EMC 基準

Cisco Catalyst 6500 シリーズ ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、システム搭載時、次の EMI 規格に適合します。

  • FCC Part 15(CFR 47)クラス A
  • VCCI
  • EN55022
  • EN55024
  • CISPR 22
  • CE marking
  • AS/NZS 3548

ネットワーク管理

  • ETHERLIKE-MIB(RFC 1643)
  • IF-MIB(RFC 1573)
  • Bridge MIB(RFC 1493)
  • CISCO-STACK-MIB
  • CISCO-VTP-MIB
  • CISCO-CDP-MIB
  • RMON MIB(RFC 1757)
  • CISCO-PAGP-MIB
  • CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB
  • CISCO-VLAN-BRIDGE-MIB
  • CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB
  • ENTITY-MIB(RFC 2037)
  • HC-RMON
  • RFC1213-MIB(MIB-II)
  • SMON-MIB

ステーション間の最大ケーブル長

  • 1000BASE-SX:62.5 μ m マルチモード ファイバ:最大 275 m
  • 1000BASE-SX:50 μ m マルチモード ファイバ:最大 550 m
  • 1000BASE-LX:62.5 μ m マルチモード ファイバ:最大 550 m
  • 1000BASE-LX:50 μ m マルチモード ファイバ:最大 550 m
  • 1000BASE-LX:9/10 μ m シングルモード ファイバ:最大 5 km*
  • 1000BASE-LH:62.5 μ m マルチモード ファイバ:最大 550 m
  • 1000BASE-LH:50 μ m マルチモード ファイバ:最大 550 m
  • 1000BASE-LH:9/10 μ m シングルモード ファイバ:最大 10 km
  • 1000BASE-ZX:9/10 μ m シングルモード ファイバ:最大 70 km
  • 1000BASE-ZX:分散シフト型ファイバ:最大 100 km
  • 1000BASE-T:カテゴリ 5 ケーブル:最大 100 m

* シスコの 1000BASE-LX/LH インターフェイスは、IEEE 802.3z 1000BASE-LX 標準に完全に適合しています。ただし、これらのインターフェイスは高品質のため、標準では最大 5 km と規定されているシングルモード ファイバを 10 km まで延長することができます。

インジケータおよびインターフェイス

  • Status:グリーン(正常動作)、レッド(障害)、オレンジ(モジュール起動中または診断実行中)
  • Link Good:グリーン(アクティブ)、オレンジ(ディセーブル)、オフ(非アクティブまたは未接続)、オレンジの点滅(診断エラーによるディセーブル)
  • 1000BASE-SX:GBIC(メス、マルチモード)
  • 1000BASE-LX/LH:GBIC(メス、マルチモード)
  • 1000BASE-LX/LH:GBIC(メス、シングルモード)
  • 1000BASE-ZX:GBIC(メス、シングルモード)
  • 1000BASE-ZX:GBIC(メス、分散シフト型)
  • 1000BASE-SX:MT-RJ(メス、マルチモード)
  • 1000BASE-T:RJ-45

サービスおよびサポート

シスコは、お客様のネットワークを支援するためのさまざまなサービス プログラムを提供しております。シスコの画期的なサービス プログラムは、スタッフ、プロセス、ツール、およびパートナーを統合した独自のサポート体制のもとに提供され、お客様から高い支持と信頼を得ています。シスコは、お客様のネットワークへの投資を最大限に活用し、ネットワーク運用を最適化するとともに、最新アプリケーションに対応できるようにネットワークを整備し、よりインテリジェントなネットワークを構築することによって、お客様の事業拡大を支援しています。シスコのサービスの詳細については、サービス プログラムをご覧ください。


その他の情報

Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチの詳細については、以下の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/jp/product/hs/switches/cat6500/