データ シートCisco CPAK 100GBASE モジュール光ファイバ ライン カードは、競合モデルに比べ、電力消費量を最大 70 % 削減しながら、業界最高のポート密度を実現します。製品概要Cisco® スイッチおよびルータ対応の Cisco CPAK™ 100GBASE 光ファイバ モジュールは、選りすぐりの高密度 100 Gbps 接続ソリューションを提供します。モジュールは、特に、企業とサービス プロバイダーのデータセンター内、およびサービス プロバイダー エッジネットワーク内の接続に適しています。 ライン カードは、Cisco CPAK フォーム ファクタを採用しており、 C Form-Factor Pluggable 2(CFP2)モジュールに比べ 20 % 小さく、電力消費量は 40 % 少なく、CFP インターフェイスと比べると 70 % 少ない消費電力量です。Cisco CPAK モジュールは、競合製品に比べ、最大 20 % 増のポート密度とフロントパネル帯域幅を提供します。 網羅する必要のある距離、お使いの光ファイバ ケーブルのタイプ、お使いのシスコ ネットワーク製品に適合するモデルを選択してください。Cisco CPAK 100GBASE モジュールは、ASR 9000 シリーズ ルータ、CRS-X キャリア ルーティング システム、NCS 2000/4000/6000 シリーズ ルータ、Nexus 7000 および 7700 シリーズ スイッチ、および Cisco ONS 転送プラットフォームといったシスコ ネットワーク機器と連携動作します。 Cisco CPAK 100GBASE モジュールには、Cisco CPAK 100GBASE-LR4 モジュール、Cisco CPAK 10x10GBASE-LR モジュール、Cisco CPAK 100GBASE-ER4 Lite モジュール、および Cisco CPAK 100GBASE-SR10 モジュールの 4 種類があります(図 1)。 機能と利点Cisco CPAK モジュールには、市場で入手可能な中で、最高の密度と最大の帯域幅、さらに最低の電力消費を実現する機能が組み合わされています。投資を保護し、製品の選択の幅を広げるために、IEEE 準拠の 100GBASE-LR4 または 100GBASE-SR10 と相互運用可能です。Cisco CPAK 100GBASE-LR4 を含む一部のモデルは、シスコの相補型金属酸化膜半導体回路(CMOS)光テクノロジーを使用して、業界をリードする光統合、パフォーマンス、省力化、および拡張性を提供します。 Cisco CPAK 100GBASE モジュールの主な特長を表 1 に示します。 表 1 Cisco CPAK 100GBASE モジュールの機能と利点
Cisco CPAK 100GBASE-LR4 モジュールCisco CPAK 100GBASE-LR4 モジュール(図 2)の主な用途は、SC コネクタで終端された標準のシングル モード ファイバ(SMF、G.652)を経由した 100 Gbps 光リンクのサポートです。公称電力消費量は 5.5 W 未満です。 LR4 モジュールは、IEEE 802.3ba 準拠で、標準 SMF、G.652 経由で最大 10 km のリンク長をサポートします。LAN 波長分割多重(WDM)により、レーンあたり 25 Gbps(公称)の波長 4 つを使用して 100 Gbps の集約データ信号を伝送します。4 つの波長の光多重化および逆多重化は、モジュール内で管理されます。 Cisco CPAK 100GBASE-ER4 Lite モジュールCisco CPAK 100GBASE-ER4 Lite モジュール(図 3)の主な用途は、SC コネクタで終端された標準のシングル モード ファイバ(SMF、G.652)を経由した 100 Gbps 光リンクのサポートです。公称電力消費量は 7.5 W 未満です。 ER4 Lite モジュールは 100GBASE-ER4 標準との互換性を備え、標準 SMF、G.652 経由で最大約 25 km のリンク長をサポートします。LAN 波長分割多重(WDM)により、レーンあたり 25 Gbps(公称)の波長 4 つを使用して 100 Gbps の集約データ信号を伝送します。モジュールは、両端が CPAK-100G-ER4L モジュールで調整されたリンクで、より長い距離を経由するために使用できます。4 つの波長の光多重化および逆多重化は、モジュール内で管理されます。 Cisco CPAK 10x10GBASE-LR モジュールCisco CPAK 10x10G-LR モジュール(図 4)は、リボン SMF とデュプレックス SMF のブレークアウト ケーブルを併用して 10 X 10 Gb モードで使用すると、10 個の 10GBASE-LR 光インターフェイスとの接続が可能になります。標準 SMF、G.652 経由で最大 10 km のリンク長をサポートします。モジュールは、MPO/MTP コネクタで終端された 24 本の光ファイバ リボン ケーブル経由で 100 Gbps リンクを提供します。 Cisco CPAK 100GBASE-SR10 モジュールCisco CPAK 100GBASE-SR10 モジュール(図 5)は、MPO/MTP コネクタで終端された 24 本の光ファイバ リボン ケーブル経由で 100 Gbps リンクを提供します。また、リボン ファイバとデュプレックス ファイバのブレークアウト ケーブルを併用して 10 X 10 Gb モードで使用すると、10 個の 10GBASE-SR 光インターフェイスとの接続が可能になります。レーザーに最適化された OM3 と OM4 マルチファイバ ケーブルでは、それぞれ、100 m と 150 m のリンク長をサポートします。 プラットフォームのサポートCisco CPAK モジュールは、シスコのハイエンドのスイッチ、ルータ、および転送機器でサポートされています。
コネクタおよびケーブル:
注: サポートされるのは、PC または UPC コネクタ付きのパッチ コードの接続のみです (APC コネクタ付きのパッチ コードはサポートされていません)。使用されているすべてのケーブルとケーブル アセンブリが「適合標準規格」セクションに指定された標準に準拠している必要があります。 互換性の詳細については、Cisco 100 ギガビット イーサネット トランシーバ モジュールの互換性マトリクス [英語] を参照してください。 製品仕様表 2 と 3 は、Cisco CPAK ポートのケーブル配線とモジュールの仕様を示しています。 表 2 Cisco CPAK ポートのケーブル配線仕様
* 最小ケーブル長:LR4 モジュールは 2 m(IEEE 802.3ba に基づく) 表 3 は、Cisco CPAK 100GBASE モジュールの主な光特性と仕様を示しています。 表 3 送信および受信の光仕様
* 別途明記されていない限り、送受信のパワーは平均値です。 寸法Cisco CPAK モジュールの最大外形寸法(高さ X 幅 X 奥行): 通常の重量は約 127 g(4.48 オンス)です。 環境条件と所要電力
発注情報表 4 Cisco CPAK モジュールと関連ケーブルの発注情報を示します。 表 4 発注情報
保証
適合標準規格規格:
安全性:
次の手順Cisco CPAK 100GBASE スイッチおよびルータ モジュールの詳細については、販売担当者にお問い合わせください。または、http://www.cisco.com/jp/go/dcnm/ をご覧ください。 |
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