Cisco 共有ポートアダプタ/SPA インターフェイス プロセッサ

Cisco 2 ポート、4 ポート、および 8 ポート OC-12c/STM-4 Packet over SONET SPA

データ シート





Cisco 2 ポート、4 ポート、および 8 ポート OC-12c/STM-4 Packet over SONET 共有ポート アダプタ


Cisco® I-Flex は、Shared Port Adapter(SPA; 共有ポート アダプタ)と SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)から構成され、次世代ネットワーク要件の中核となる音声、ビデオ、およびデータのサービスに不可欠な高度で高品質な機能を提供します。このモジュラ ポート アダプタは、シスコのルーティング プラットフォーム間で共有可能となっているため、企業およびサービス プロバイダーのお客様において、投資保護の観点から効率的な運用を実現することができます。また、接続オプションを最大限に活用できる設計になっており、ラインレートのパフォーマンスを提供するプログラマブル インターフェイス プロセッサによる高度なサービス インテリジェンスを備えています。Cisco I-Flex は、サービス提供の迅速化により収益を向上させ、総所有コスト全体を効率的に削減しながら、プレミアム サービスを提供するための豊富な QoS(Quality Of Service)機能のセットを提供します。このデータ シートでは、Cisco 2/4/8 ポート OC-12c/STM-4 Packet over SONET SPA(Cisco 2/4/8 ポート OC-12 PoS SPA; 図 1 を参照)の仕様を示します。

図 1 Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA(SFP 光ファイバを装備)

図 1 Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA(SFP 光ファイバを装備)


製品概要

Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA は、ハイエンドのシスコシステムズ ルーティング プラットフォーム上で利用することができ、初期コストがかからずアップグレードが容易なネットワーク スケーラビリティの利点を提供します。Cisco I-Flex ポートフォリオは、一貫した機能のサポート、幅広いインターフェイス アベイラビリティ、最新のテクノロジーのほか、投資保護にも力を入れています。Cisco I-Flex ポートフォリオにより、同じインターフェイス プロセッサを使ってさまざまなインターフェイス(Packet over SONET/SDH [POS]、ATM、イーサネットなど)を導入できます。

これらの SPA の主要な機能は、マルチレート動作モードのサポートです。この機能により、OC-3 または OC-12 の速度でポートを設定できます。その結果、一部のポートを OC-3、残りのポートを OC-12 の速度で動作するように設定できる柔軟性がもたらされます。それには、モード別に異なる光ファイバが必要です。Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA には、Small Form-Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)インターフェイスが装備されています。SFP モジュールは、複数の光ファイバ範囲内(2 ~ 80 km)で使用できます。


アプリケーション

Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA は、次のようにさまざまな用途に使用できます(図 2)。

  • アクセスおよびアグリゲーション
  • WAN アップリンク
  • インターネット ピアリング
図 2 Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA アプリケーション

図 2 Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA アプリケーション


主な機能と利点

Cisco I-Flex は、次に示すさまざまな利点を備えています。

  • 業界で最もモジュラ性が高く、柔軟でインテリジェントなインターフェイス プロセッサ
    • アクセス テクノロジーに左右されない一貫したサービスを実現するために、同じインターフェイス プロセッサ上でさまざまなタイプのインターフェイスを提供する優れた柔軟性
    • 次世代ネットワークで要求されるサービス多様性に柔軟さをもたらす先駆的なプログラマブル インターフェイス プロセッサ
    • パフォーマンスを損なわずにインテリジェントなサービスを提供する革新的な設計
  • 収益の迅速化
    • 10 Gbps まで拡張可能で、将来の拡張にも対応可能なシスコのプログラマブル アーキテクチャは、お客様の密度を大幅に向上させ、プラットフォームごとの潜在的な収益を増加させます。
    • モジュラ インターフェイス プロセッサ上でさまざまなインターフェイス(銅線、チャネライズド、POS、ATM、およびイーサネット)を使用することで、サービス プロバイダーは新しいサービスをより迅速に展開し、すべてのお客様に一貫性のある安全な保証付きサービスを提供できるようになります。
    • 高密度の SFP インターフェイスは、柔軟性が高くポート数の多いアプリケーションに対応しています。既存の SPA を利用すれば、これから発展するオプティカル テクノロジーを将来的に取り入れることが可能になります。
  • ルーティング購入に要する費用の削減
    • スロットの経済性が改善し、密度が向上することにより、Capital Expenditure(CapEx; 資本コスト)が削減されます。
    • 新しいインターフェイスを簡単に追加できるため、「成長に合わせた投資」のビジネス モデルが可能になるとともに、高密度のソリューションも引き続き提供されます。
    • SPA は複数のプラットフォームで共有され、プラットフォーム間の移動が簡単なため、さまざまに変化するサービスのニーズに合わせて、一貫性のある機能のサポート、迅速な製品の提供、および共通スペアによる Operating Expense(OpEx; 運用コスト)の大幅な削減が可能です。

製品仕様

表 1 に Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA の仕様を示します。

表 1 Cisco 2/4/8 ポート OC-12 POS SPA の製品仕様

機能 説明
製品の互換性
  • Cisco 12000 ルータ(2/4/8 ポート OC-12c)
  • Cisco CRS-1 シリーズ ルータ(8 ポート OC-12c)
SPA 単位のポート密度
  • 2 ポート
  • 4 ポート
  • 8 ポート
物理インターフェイス
  • OC-12c/STM-4 SFP 光モジュール(表 2 の光パラメータを参照)
  • OC-3c/STM-1 SFP 光モジュール(表 2 の光パラメータを参照)
  • ビジュアル ステータス インジケータ(LED):
    • SPA ステータス LED
    • ポート別 LED
    • キャリアおよびアラーム
    • アクティブおよびループバック
プロトコル
  • RFC 1662 PPP(High-Level Data Link Control [HDLC; ハイレベル データリンク コントロール] 型のフレーミングを使用)
  • RFC 2615 Point-to-Point Protocol(PPP; ポイントツーポイント プロトコル)(SONET/SDH)
  • RFC 2427、マルチプロトコル インターコネクタト(フレーム リレー)
  • IPv4/IPv6
機能
  • マルチレート モードのサポート(OC-3 および OC-12)
  • 同期
    • ローカル(内部)またはループ タイミング(ネットワークから回復)
    • ポインタ アクティビティ モニタリング
  • ローカル(診断)および回線(ネットワーク)ループバック
  • ペイロード マッピング
    • POS、1 + x^43 自己同期スクランブラを使用
  • SONET/SDH 適合規格
    • Telcordia(Bellcore)GR-253-CORE(適用可能な場合)
    • ANSI T1.105、T1.231
    • ITU-T G.707、G.957、G.825(適用可能な場合)
  • サポートされる SONET/SDH アラームおよび信号イベント:
    • Signal Failure Bit Error Rate(SFBER; 信号損失ビット エラー レート)
    • Signal Degrade Bit Error Rate(SDBER; 信号劣化ビット エラー レート)
    • 信号ラベル ペイロード作成(C2)
    • パス トレース バイト(J1)
    • セクション
    • Loss of Signal(LOS; 信号消失)
    • Loss of Frame(LOF; フレーム損失)
    • B1 のエラー カウント
    • B1 の Threshold Crossing Alarms(TCA)
    • 回線
    • Line Alarm Indication Signal(LAIS; 回線アラーム検出信号)
    • Line Remote Defect Indication(LRDI; 回線リモート障害検出)
    • Line Remote Error Indication(LREI; 回線リモート エラー検出)
    • B2 のエラー カウント
    • B2 の TCA
    • パス
    • Path Alarm Indication Signal(PAIS; パス アラーム検出信号)
    • Path Remote Defect Indication(PRDI; パス リモート障害検出)
    • Path Remote Error Indication(PREI; パス リモート エラー検出)
    • B3 のエラー カウント
    • B3 の TCA
    • Loss of Pointer(LOP; ポインタ損失)
    • Positive Stuffing Event(PSE)
    • Negative Stuffing Event(NSE)
    • Path Unequipped Indication Signal(PUNEQ)
    • Path Payload Mismatch Indication Signal(PPLM)
ネットワーク管理
  • RFC 2558 MIB(SONET/SDH)
  • SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)
信頼性とアベイラビリティ
  • 活性挿抜(Online Insertion and Removal; OIR)
  • フィールド交換可能な SFP オプティカル モジュール
  • 1+1 SONET Automatic Protection Switching(APS)および SDH Linear Multiplexer Section Protection(MSP)プロトコル
  • 単一 SPA ソフトウェア リセット
物理仕様
  • 重量:0.34 kg(0.75 ポンド)
  • 高さ:2.03 cm(0.8 インチ)(シングルハイト)
  • 幅:17.15 cm(6.75 インチ)
  • 奥行:18.49 cm(7.28 インチ)
電力
  • 8xOC-12 の最大電力(光ファイバなし) = 10.0 W
  • 4xOC-12 の最大電力(光ファイバなし) = 7.0 W
  • 2xOC-12 の最大電力(光ファイバなし) = 6.0 W
環境条件
  • 動作温度:5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
  • 保管温度:-40 ~ 70°C(-38 ~ 150°F)
  • 動作湿度:5 ~ 85%(相対湿度)
  • 保管湿度:5 ~ 95%(相対湿度)
適合規格

安全性

  • UL 60950
  • CSA 22.2-No.60950
  • EN60950
  • IEC 60950 CB 方式
  • ACA TS001
  • AS/NZS 3260
  • EN60825/IEC60825 レーザー安全性(SR、IR-クラス 1)(VSR-クラス 1M)1
  • 21CFR1040 -FDA Code of Federal Regulations(CFR; 連邦法)(米国)レーザー安全性(SR、IR-クラス 1)(VSR-クラス 1M)1

EMC

  • FCC Part 15(CFR 47)
  • ICES 003
  • EN55022
  • CISPR 22
  • AS/NZS CISPR22
  • VCCI
  • EN55024
  • EN50082-1
  • EN61000-6-1
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3

Network Equipment Building System(NEBS)

この製品は、次の要件を満たすように設計されています(正式な要件は進行中のものもあります)。

  • SR-3580-NEBS:基準レベル(レベル 3 適合)
  • GR-63-Core-NEBS:物理的保護
  • GR-1089-Core-NEBS:EMC および安全性

ETSI

  • EN300 386/EN300 386-2 クラス B
  • ETS 300 019 Storage クラス 1.1
  • ETS 300 019 Transportation クラス 2.3
  • ETS 300 019 Stationary Use クラス 3.1


表 2 に、Cisco 1 ポート OC-12 POS SPA のオプティカル仕様を示します。

表 2 OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 POS SPA のオプティカル仕様

SFP 光ファイバ 最大距離
マルチモード(MM) 最大 500 m(0.25 マイル)
シングルモード(SM) 最大 2 km(1.2 マイル)
SM Intermediate Reach(IR-1; 中距離) 最大 15 km(9 マイル)
SM Long Reach(LR-1; 長距離) 最大 40 km(25 マイル)
SM Extended Reach(LR-2; 延長到達距離) 最大 80 km(50 マイル)



発注情報

シスコ製品の購入方法の詳細は、発注方法または表 3 を参照してください。

表 3 発注情報

製品名 製品番号
2 ポート OC-12c/STM-4 POS SPA SPA-2XOC12-POS
4 ポート OC-12c/STM-4 POS SPA SPA-4XOC12-POS
8 ポート OC-12c/STM-4 POS SPA SPA-8XOC12-POS
OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 SFP、MM
  • SFP-OC12-MM
  • SFP-OC3-MM
OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 SFP、SM、SR
  • SFP-OC12-SR
  • SFP-OC3-SR
OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 SFP、SM、IR-1
  • SFP-OC12-IR1
  • SFP-OC3-IR1
OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 SFP、SM、LR-1
  • SFP-OC12-LR1
  • SFP-OC3-LR1
OC-12c/STM-4、OC-3c/STM-1 SFP、SM、LR-2
  • SFP-OC12-LR2
  • SFP-OC3-LR2



サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワークサービスを最大限に活用するため、さまざまな新しいサービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。


関連情報

Cisco I-Flex ポートフォリオの詳細については、http://www.cisco.com/jp/product/hs/ifmodule/iflex/ を参照してください。