ワールドニュース

ワールドニュース


シスコ、諸都市の気候変動対策への支援を強化

Climate Group と新設の Connected Urban Development アライアンスにより、さらなるコラボレーションとイノベーションを推進

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2009 年 9 月 24 日

ニューヨーク発
米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、Connected Urban Development(CUD)プログラムの成功を受け、情報および通信技術(ICT)によって都市部の気候変動とエネルギー問題に対処する方法を模索するため、サービス範囲を世界中のより多くの都市やビジネス パートナーに拡大することを発表しました。シスコと CUD パートナーの各都市は、Climate Group と協力してCUD アライアンスを立ち上げました。このアライアンスは、IP 対応ビルディング、交通機関、エネルギー管理などの分野で、統合された ICT に対応する都市気候変動ソリューションを提供するための持続可能なプログラムを作成することを目的としています。今回のプログラムは、Clinton Global Initiative(CGI)の年次会議にあわせて発表されたものです。

概要

Climate Group とシスコは、CUD アライアンスを設立し、CUD コミュニティの範囲を世界中のより多くの公共/民間セクターのパートナーへと拡大しました。

  • CUD アライアンスは、CUD の成功、Climate Group の都市部への注力、SMART2020 レポートの推薦に基づいて設立され、世界中にアピールするデモンストレーション プログラムを開発するフォーラムの開設を目指しています。このプログラムは、システム統合、ポリシー、および財務管理によって、CO2排出量を低減するためのソリューションを提供することに重点を置いています。
  • CUD アライアンスでは、都市レベルでパイロット プログラムを実施する新たなパートナーシップの獲得、都市型のCO2低減ソリューションを実現するための共通の ICT 規格を推進するプラットフォームの構築、および既存のプロジェクトやリソースの規模の適正化によるCO2排出量の低減を行う都市数の拡大、という 3 つの主要分野を柱としています。

シスコは CUD プログラムを通じて世界中の都市との連携を拡大します。

  • シスコは、CGI への取り組みの一環として、過去 3 年間に 1500 万ドルを CUD に投資しています。さらに、さまざまな規模に対応でき、繰り返し実行することが可能な ICT パイロット プロジェクトの開発を継続することで、プログラムの拡充を目指します。
  • シスコの Internet Business Solutions Group(IBSG)は、アムステルダム(オランダ)、サンフランシスコ(米カリフォルニア州)、ソウル(韓国)、バーミンガム(英国)、ハンブルク(ドイツ)、リスボン(ポルトガル)、マドリッド(スペイン)の 7 つの CUD 参加都市でパイロット プロジェクトを実施しています。
  • シスコは、これらの都市と関係を維持するとともに、他の都市との協力関係も拡大しています。特に、開発途上国や東半球の各都市との関係強化に努めています。
  • シスコの Smart+Connected Communities イニシアティブは、ネットワーク対応型の次世代型「スマート シティ」への道筋を提供することで、拡大を続ける持続可能エネルギーへのニーズに応えていくことを目的としていますが、これらのプロジェクトはそのエネルギーおよび環境面での推進力として期待されています。

CUD プログラムは、過去 3年間に 7 つのユニークで革新的なパイロット プロジェクトを成功に導きました。

  • Smart Transportation Pricing(STP):現在もソウルで技術パイロット プロジェクトとして進行中の STP は、技術ベースの価格再構成を含み、より効率的な運行運営と需要管理ソリューションを促進します。
  • Urban EcoMap:サンフランシスコ市と郡が共同開発したパイロット プロジェクトの Urban EcoMap は、温室効果ガスの主要要因(輸送、廃棄物、エネルギー)に関するデータを都市に提供し、排出量を削減するための住民の取り組みを支援します。Urban EcoMap は現在アムステルダムでも進行中で、これにより、このプロジェクトの適用範囲が世界規模にまで拡大します。
  • Personal Travel Assistant(PTA):PTA は、ソウルとアムステルダムで実施中の Web ベースのサービスで、住民が時間、費用、およびCO2排出量に基づいて移動方法を即座に判断できるようにしたものです。このサービスでは、任意の Web 対応デバイスを使用して任意の場所からユーザーの選択に基づいて交通をサポートする「バーチャル アシスタント」機能を提供します。
  • Smart UrbanEnergy for Schools:シスコ、リスボン、およびポルトガル教育省のパートナーシップによるこのプロジェクトは、ビルト環境とエネルギー ネットワークの両面で、技術によるグローバルなエネルギー効率の改善成果を示すことを目的としています。このパイロット プロジェクトでは、最初の数ヶ月間で 33.4%のエネルギー削減を達成しました。
  • UrbanEnergy Management:マドリッド市と推進しているこのパイロット プロジェクトは、エネルギーの生成、管理、消費状況の調査を目的としています。33 室のアパートに生物気候学を応用した革新的な設計を施すことで、75〜85 % のエネルギー削減を見込んでいます。
  • Smart Work Center(SWC):現在、アルメレとアムステルダムでテストが行われている SWC は、移動の仮想化をサポートし、業務のモバイル化を可能にする近隣プロフェッショナル業務およびコミュニティ センターの地域ネットワークで構成されます。SWC は、Cisco TelePresenceTM と仮想オフィス ソリューションを統合することで、住宅地域の近隣にプロフェッショナルな業務環境を提供し、エネルギーの消費とCO2の排出量削減に貢献します。これまでに、1 日あたり平均 66 分の通勤時間の短縮を達成しています。
  • Connected Bus:サンフランシスコ市と郡が行っているConnected Bus のパイロット プロジェクトは、住民、交通、および公共輸送機関の効率的な流れを実現する画期的なイノベーションです。

コメント

  • シスコ会長兼最高経営責任者、ジョン チェンバース
    「世界中の街で都市化が進む中、都市部から排出されるCO2は、全世界の排出量の 80% 以上を占めています。このため、都市には気候変動と環境問題解決の大きな可能性があると言えます。Connected Urban Development グローバル コミュニティは、コラボレーションを確実に推進し、ICT ソリューションによって環境問題を管理できることを明確に示しています。シスコは、この活動の推進に注力し、公共および民間セクターのパートナー様に参加を呼びかけています」
  • Climate Group 最高経営責任者、スティーブ・ハワード氏
    「世界中の都市でスマートなCO2の排出量低減技術を導入することは、あらゆる規模でエネルギー効率を高め、クリーンで環境に優しく健全な社会と経済に転換するための柱になります。新しい CUD アライアンスは、数百万人の市民のためのCO2排出量低減システム、ポリシー、プラクティスを試作し、その規模を調整するために必要な、イノベータ、政策立案機関、金融機関、企業のグローバルな環境を整えるでしょう」

関連リソース

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

# # #

*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)

お問い合わせ