グローバルなスマート グリッド開発で前進を続けるシスコ
25 以上のパートナーから構成される Smart Grid Ecosystem を発足、お客様向けの Technical Advisory Board とグリッド セキュリティ サービスも発表
2009 年 9 月 17 日
米カリフォルニア州サンノゼ発
米国シスコ(本社:カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:CSCO、以下シスコ)は本日、エンドツーエンドで高いセキュリティを誇るスマートグリッド通信インフラストラクチャの開発の実現化において新しい段階に入ったことを発表しました。このシステムは、エネルギー企業とそのお客様のエネルギー供給と需要の最適化、スマート グリッドのセキュリティと信頼性の向上、および運用コストの削減に役立ちます。
概要
シスコは、エネルギー産業や、企業、一般家庭にまで恩恵をもたらすスマート グリッドのインターネット プロトコル(IP)ベースの通信標準の導入を容易にする Cisco Smart Grid Ecosystem の開発に取り組んでいます。
- Cisco Smart Grid Ecosystem のメンバーとして、スマートグリッド インフラストラクチャのさまざまな要素を支える多数のシステム インテグレータ、テクノロジー ベンダー、電力およびエネルギー インテグレータ、サービス プロバイダー、サービスおよびセールス ベンダーが参加しています。
- Ecosystem のメンバーは、企業から一般家庭まですべての皆様が恩恵を受けられるような、スマート グリッドとエネルギー管理アプリケーションを提供する IP ベースのインフラストラクチャを提供するために、シスコと連携して相互運用性テストのサポートにあたり、業界の枠を超えたシステムの実現化を目指していきます。
- この取り組みでは、複数ベンダーのスマート グリッド通信インフラストラクチャ ソリューションの導入によるコストと複雑さを軽減できるため、エネルギー企業とEcosystem メンバーの双方に利益がもたらされます。
- このオープン エコシステムへの参加の第 1 陣として、Accenture、AeroScout、Arcadian Networks、AREVA T&D、Cable&Wireless Worldwide、Capgemini、Coleman Technologies、EMC、Echelon、EnergyHub、GE、GridPoint、Infosys Technologies、Itron、Landis + Gyr、OATI、Oracle、OSIsoft、Pulse Energy、Proximetry、Science Applications International Corporation(SAIC)、SecureLogix、Schneider Electric、Siemens、Skyline-ATS、Telvent、Verizon、Watteco、Wipro、World Wide Technology, Inc など多くの有力企業が名を連ねています。
シスコは、世界中のエネルギー企業と連携して、インテリジェントで高いセキュリティを誇る電力システム用通信アーキテクチャの定義と開発を進めています。
- シスコは、世界中の産業界をリードする革新的な電力企業やエネルギー企業で構成される Smart Grid Technical Advisory Board(TAB)を設立しました。
- TAB は、お客様固有のビジネスおよびミッション要件にシスコのサービス、サポート、および製品が適切に対応できるよう、その方向付けを支援します。TAB により、お客様はテクノロジーに重点を置いたフォーラムを通して、Cisco Smart Grid 製品およびソリューション開発のロード マップに影響力を持つことができます。
シスコは、スマートグリッドの開発をサポートするグリッド セキュリティ サービスおよびソリューションも提供しています。
- シスコが提供するスマート グリッド セキュリティ サービスおよびソリューションでは、統合された 1 つのアプローチによって、電気システムの物理的セキュリティ、サイバーセキュリティ、および信頼性を実現できるように支援します。
- これらのソリューションは、セキュリティ分野で業界をリードしてきたシスコのエンドツーエンドなセキュリティ アーキテクチャの設計と構築の豊富な経験に基づくプロフェッショナルなサービス群を土台に開発されたものであり、エネルギー規格の法令要件への準拠も支援し、また、グリッド オペレーション、システム、データ、および資産を保護する重要なインフラストラクチャ セキュリティも提供します。
- シスコのセキュリティ サービスには、エネルギーの法令準拠対応の評価、物理的サイトのセキュリティ脆弱性の評価、グリッド セキュリティ アーキテクチャの設計、物理的なセキュリティとネットワーク セキュリティの設計および導入などが含まれます。
シスコは、研究開発を継続し、スマートグリッドを構成するシステム、デバイス、およびアプリケーションの相互運用性を高め、IP ベースのスマート グリッド通信インフラストラクチャを実現します。
- シスコは、IP ベースの通信の導入を促進する ZigBee Alliance に参加しています。IP アーキテクチャの業界リーダーとして、シスコは、ZigBee Smart Energy の公共アプリケーション プロファイル テクノロジーと製品の開発をサポートし、参加していく予定です。
コメント
- シスコ エマージングテクノロジー グループ シニア バイス プレジデント、マーティン・デビア
「シスコは、エネルギー企業、一般企業、および一般家庭のエネルギー消費の管理と削減を支援するエンドツーエンドで高いセキュリティを誇るスマートグリッド通信インフラストラクチャを実現するための大きな一歩を踏み出しました。パートナー様と世界中のエネルギー企業の協力を活用し、シスコは、スマートグリッドとそのすべての恩恵の実現化をサポートするオープンな IP ベースのソリューションを開発していきます」 - ZigBee Alliance マーケティングおよび事業部門担当バイスプレジデント、ベンノ・リッター氏
「スマートグリッドの実現のために、シスコが ZigBee Alliance に参加していただいたことは、非常に大きな喜びです。シスコは IP ベースのテクノロジーの業界リーダーであり、その豊富な経験と知識は ZigBee のワイヤレス IP ベースの導入に幅広い選択肢をもたらしてくれるでしょう」
多くの業界リーダーやお客様から寄せられたコメントを末尾に追加しています。
関連リソース
- シスコのスマートグリッド戦略についてのマーティン・デビアのコメント
- シスコのスマートグリッド業務部門における新しいジェネラル マネージャの詳細
- シスコのスマートグリッド戦略の詳細
- シスコの Ecolibrium ブログ
シスコシステムズ合同会社について
シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。
シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>
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*Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0905R)
Cisco Smart Grid Ecosystem のメンバーのコメント
- Accenture & Cisco Business Group 取締役、アンドレ・ヒューズ氏
「アクセンチュアとシスコは、エネルギー企業がコストを削減し、スマート グリッドの恩恵を十分に得ることができるように設計されたスマート グリッド アーキテクチャを実現するために、相互運用性、オープン アクセス、および IP 標準の面で連携しています。この連携により、スマート グリッド アーキテクチャおよびプロセスの実装と設計において定評のあるアクセンチュアの豊富な経験を活用し、エネルギー企業のグリッドの信頼性の向上、エネルギー創出効率の最適化、グリッド セキュリティの向上、リアル タイムでのお客様への応答性の強化、および法令準拠要件への対応を支援します」 - AeroScout マーケティングおよび製品戦略担当バイスプレジデント、ギャビー・ダニエリ氏
「AeroScout は、オープンな IP ベース標準のスマートグリッドの導入を推進して業界をリードするシスコのこのプロジェクトに、Ecosystem のパートナーとして参加できることを非常に嬉しく思っております。当社は、電力企業とエネルギー企業を対象に、Wi-Fi ネットワークを活用して、資産の位置を追跡し、重要な資産とデバイスの状態を自動的に監視および検知するソリューションを提供しています」 - Arcadian Networks CEO、エド・ソーラー氏
「Arcadian Network の長年にわたるミッションはスマートグリッドのプラットフォームを実現して IP ベースの安全な通信を提供することでしたが、シスコと連携し、Cisco Smart Grid Ecosystem プログラムに参加することで、当社のミッションは大幅に強化されました」 - AREVA T&D 副社長、ジャン・ミシェル・コルニーユ氏
「企業から一般家庭まで、すべてのユーザに実用的な利益を提供できるより優れたスマート グリッドの画期的なプロジェクトに参加できることを、当社は非常に嬉しく思っております。
より優れたスマート グリッドは当社の世界規模での成長を目指した戦略の重要な柱であり、それは優れたテクノロジーとチームワークによって達成されると考えています。そのため、シスコとのパートナーシップは、IT 業界における単一のエコシステム分野でリーダーシップを握るシスコと、エネルギー アプリケーションおよびグリッド オートメーション ソリューション分野でリーダーシップを握る AREVA T&D が連携することなので、完全な組み合わせであると言えます。当社は、エネルギー効率の高い将来の創造に大きく貢献できるこの機会を得たことを喜ばしく思っています」 - Cable&Wireless Worldwide 運用担当ディレクタ、フィル・メイル氏
「エネルギー分野におけるビジネス クリティカル通信プロバイダーとしてリーダーシップを握る Cable&Wireless の強みは、Cisco Smart Grid Ecosystem への参加において重要な役割を担うことで発揮されます。当社は、この強みを活かしてシスコのプロジェクトに深く関与できることを非常に嬉しく思っております。また、当社のお客様も、この連携から非常に有用な恩恵を得ることができると確信しております」 - Capgemini エネルギー、ユーティリティ、および化学国際部門リーダー、コレット・ルウィナー氏
「Capgemini は、Cisco Smart Grid EcoSystem に参加できることを非常に嬉しく思っております。当社は、2001 年からスマート グリッドとスマート メーターの市場および関連テクノロジーに投資してきました。また、この分野におけるシステム インテグレータのトップ企業である当社は、欧州と米国の双方のクライアントに多くのソリューションを提供してきました。当社では、スマート グリッドの実現を促進する IP ベースの通信をサポートすることの重要性を強く認識しています」 - Coleman Technologies, Inc. ネットワーク ソリューション担当部長、イアン・ジョーンズ氏
「Coleman Technologies, Inc.(CTI)は、エネルギー産業にテクノロジーの大きな変革をもたらす Cisco Smart Grid Ecosystem に参加できることを非常に嬉しく思っております。エコシステムのメンバーとして、当社は、電力の発生源から一般企業や一般家庭にまでインテリジェント ネットワークを拡大する統合アプローチの開発を重点的に続けていく所存です。これらの統合アプローチは、IEC 61850-3 および IEEE 1613 標準で概説されている業界における高度な仕様に対応しており、また、有線か無線かを問わず、インフラストラクチャの物理的セキュリティとサイバー セキュリティの両方に対応する緊密に統合されたグリッド セキュリティ ソリューションの必要要件にも応えます」 - EMC 企業戦略担当部長、ロナ・ネムワーク氏
「当社のエネルギー企業のお客様は、より効率的なエネルギーの供給と消費を促すことで企業とお客様の双方に利益がもたらされる Smart Grid アーキテクチャに興味を持っています。 このアーキテクチャはエネルギー事業の IT と運用面を統合するものであるため、EMC は、Cisco Smart Grid Ecosystem に参加している他のベンダーと連携して、統合され自動化されたスマートグリッド情報インフラストラクチャの開発にあたる予定です。RSA 部門、リソース管理、ストレージ部門で活用されているセキュリティに関するテクノロジーを含め、EMC のさまざまなテクノロジーは、エネルギー産業の運営方法の変化によるリスクと複雑性を低減しながらコスト削減も促進する統合された情報インフラストラクチャに十分活用されることでしょう」 - Echelon Corporation 会長兼 CEO、ケン・オシュマン氏
「当社は長い間、スマート デバイスからインターネットへの情報の転送に IP 標準を活用するテクノロジーに携わってきました。当社は、スマート ビルディング、一般家庭、エネルギー インフラストラクチャ、および複数の組織や企業の連携が、スマート グリッドの導入の達成と業界を前進させるために必要な省エネルギーと効率の向上を実現するための重要な要素であるという共通のビジョンを持っています。すでに世界中で数千万台の IP アクセス可能なスマート デバイスがシステムに導入されており、当社はシスコのこのプロジェクトに参加できることを大変嬉しく思っております」 - EnergyHub CEO、セス・フレイダー・トンプソン氏
「スマート グリッドについて消費者の視点から考えると、オープンで実績のある標準を使用することが強く推奨されるべきことだと EnergyHub は考えています。他の業界の数十年にもおよぶ開発の成果を活用することが重要です。当社は、この重要で先進的なプロジェクトに参加できることを心から嬉しく思っております」 - GE Digital Energy 社長兼 CEO、ラリー・ソルレーチト氏
「シスコと GE は、21 世紀の社会に必要なエネルギーのニーズをサポートするパワー グリッドを強化するという共通のビジョンを持って連携しています。当社は、電力ネットワークに強化された通信と情報テクノロジーを導入することに関して、共通の理念を持っています。より優れたスマート グリッドは、知識と情報のリアルタイムな共有を通じて、消費者のエネルギーの使用とコストの管理能力を強化し、よりクリーンなエネルギー源の統合を最適化し、エネルギー効率の向上を促進します」 - GridPoint CEO、ピーター・L・コーセル氏
「ネットワークの経験と知識を豊富に持つシスコと連携して IP ベースのインフラストラクチャの開発にあたれることは、当社にとって非常に大きな喜びです。連携することで、エネルギー企業とそのお客様へのスマート グリッド アプリケーションの導入を力強く推進していくことが可能です」 - Infosys Technologies ハイテクおよび製造部門担当部長兼シスコ パートナーシップ担当エグゼクティブ スポンサー、サンジャイ・ジャローナ氏
「Infosys は、当社の Centers of Excellence for Smart Grid and Advanced Metering のリソースを活用しながら、エネルギー企業から一般企業、消費者にいたるまで恩恵を受けられるスマートグリッド ソリューションをシスコと共同で開発にあたっています。当社は、スマートグリッドのパフォーマンス、信頼性、セキュリティを向上させ、同時にお客様側の導入時間とコストを削減可能な相互運用性の高いソリューションを使用した、IP ベースのオープンなアプローチの共有ビジョンをシスコと連携しながら実現していきます」