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シスコとソウル市、「Personal Travel Assistant」ソリューションを発表

新しいウェブベース サービスにより、住民一人ひとりの炭素排出量、交通費、移動時間の削減が可能に

  * 当資料は、米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。

2009 年 5 月 21 日、韓国ソウル発

第3回「Global Connected Urban Development Conference」の一環として、米国シスコ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CSCO、以下シスコ)とソウル市は本日、住民が時間、コスト、炭素排出量を基に、移動しながらにして交通手段を決定できるウェブベース サービス「Personal Travel Assistant(PTA)」の提供開始を発表しました。PTA は、地図ベースの経路検索サービスや乗換案内サービスとは異なり、「仮想アシスタント」機能、リアルタイムの情報へのアクセス、各ユーザの交通手段に応じた移動案内サービスを提供するもので、ウェブ対応デバイスを使えば、どこからでも利用することが可能です。ソウル版PTAは、http://TOPIS.Seoul.go.kr/PTA(韓国語)にてご利用いただけます。

概要

  • PTA は、ソウル市民がウェブ対応デバイスまたは通信チャネル(スマートフォン、PDA、ウェブサイト、駅、自動車、パソコンなど)を利用してどこからでもリアルタイムの交通情報にアクセスできるようにすることで、交通環境の改善と各個人の炭素排出量削減を可能にするサービスです。PTA の試験的導入は、「Connected Urban Development(CUD)」プログラムの一環として、ソウル市、アムステルダム市、シスコの戦略的グローバル コンサルティング部門であるシスコ インターネット ビジネス ソリューション グループ(IBSG)が共同で行う取り組みのひとつです。
  • PTA は、市民がそれぞれの目的に応じて交通手段を選択できるようにすることで生活の質の向上を可能にするもので、選択した交通手段が一人ひとりの炭素排出量に与える影響を独自の視点で示してくれます。PTA の主な機能は以下のとおりです。
    • Personal Travel Planner(パーソナル トラベル プランナー):ユーザの好み、利用可能な交通手段、予測される時間、距離、炭素排出量などを基に、移動単位毎により最適な交通手段を選択することができます。
    • Carbon Calculator(カーボン カルキュレーター):移動による炭素排出量を日、週、月、年単位で閲覧・管理できます。
    • Real-Time Router(リアルタイム ルーター):モバイル機器を使ってリアルタイムの交通情報にアクセスできるようにすることで、個人の好みや最短ルート、現在地から目的地までの予測炭素排出量を基に、移動ルートを簡単に割り出すことができます。
    • Transportation Information Service(交通情報サービス):地下鉄の時刻表や路線図、次のバスの到着時刻などの情報を移動しながらにして確認できるようにすることで、交通機関をより計画的に楽しく利用できるようにします。
  • PTA の試験的導入は、ソウルの中区(チュング)および鍾路区(チョンノグ)で実施されます。市全域への導入は今年中に行われる予定で、あらゆるIP対応デバイスからアクセスすることが可能です。PTA オンライン サービスは無料で利用できますが、モバイル機器の利用にはサービスプロバイダー料金がかかります。
  • シスコは、産業・行政・学術界をリードするソウル市、アムステルダム市、MIT Mobile Experience Lab、Victoria Transport Policy Institute、Y&H Engineering & Consulting Ltd. などと協力し、PTA の試験的導入に取り組んでいます。また、ソウル市の他にも、CUD の設立メンバーであるアムステルダムなどの都市が、PTA の試験的導入を今年中にも実施する予定です。
  • 世界の他の都市へのPTA導入は、シスコが「Smart+Connected Communities」構想と呼び、先見性のある政府、国、都市計画会社、情報通信技術(ICT)業界が目指す「Global Urban Services Platform」アプローチの一環となるものです。この種のプラットフォームに PTA を導入することで、都市は、経済発展や市民の生活の質の向上、炭素排出量削減を目指して、市民サービスを徐々に最適化し、自動車の代替となる移動手段の導入や地域サービスの刷新を促すことができます。

補足情報

  • PTAの試験的導入は、シスコが「Clinton Global Initiative」に参加し、炭素排出量の削減を公約したことから誕生した重要なプロジェクトのひとつです。2006 年にスタートした CUD は、都市圏特有の環境問題に対処し、世界中の都市のために ICT によるソリューションを開発することを目的とした官民のパートナーシップです。プロジェクトには他にも、サンフランシスコ市との各種システムの試験的導入、アムステルダム市との「Smart Work Center」の開発、リスボン(ポルトガル)との「Smart UrbanEnergy in Schools」プラットフォーム、マドリッド(スペイン)との「UrbanEnergy Management」の試験的導入などがあります。

コメント

  • ソウル市市長補佐兼交通局長、サンボン・キム
    「Connected Urban Development プログラムの設立メンバーであるソウル市はこの度、Personal Travel Assistant のプロトタイプ版を市民の皆様に提供できるようになりました。これにより、情報を基に環境に優しい交通手段を選択できるようになるため、移動時間を短縮し、生産性を向上させることができます。ソウル市が取り組む持続可能性目標への参加を市民に促すことができるほか、市の指導者や関係機関は、PTA によって、都市環境や交通システムのより良い管理が可能となります」
  • シスコIBSGグローバル パブリック セクター担当バイスプレジデント、サイモン・ウィリス
    「2008年2月に第1回の『Connected Urban Development Global Conference』が開かれて以来、CUD は世界中で試験的な持続可能性プログラムの導入を開始・実行することにより、多大な進歩を遂げてきました。私たちは、過去 20 年でインターネットをひとつのエコシステムとして普及させた開放性と同じ原理によって、都市を人々や製品、サービスのためのよりスマートなプラットフォームへと変えることができると考えています。オープンスタンダードを利用したグローバルなアプローチによってリアルタイムの情報を提供することにより、市民や地域社会、都市、国、企業が都市の持続可能性を向上させるための政策や具体的な試験的プログラムを策定できるようにするひとつの例として、ソウル版 PTA の提供を開始できたことをうれしく思います」

補足資料

シスコシステムズ合同会社について

シスコシステムズ合同会社は、米国シスコ(NASDAQ:CSCO)の日本法人です。シスコは、ビジネスの基盤となるインテリジェントなネットワーキングソリューションから、音声、映像、データ、ストレージ、セキュリティ、エンターテイメントをはじめとする新しい分野、そして、人々の仕事や生活、娯楽、学習のあり方を一変させることのできるネットワーク プラットフォームの提案を目指しています。 シスコの会社概要・詳細は以下のWebサイトでご参照頂けます。
<http://www.cisco.com/jp>

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